大半はBURNING JAPAN LIVEにも収録された曲だがアレンジが違う、そこがライブの旨味。またオープニングナンバーがあの、第二期パープルの名曲中の名曲から幕開けというのも興味をそそられる。 歌われ継がれる③におけるグレンによる絶品のパフォーマンスに酔わされる。それは⑩でも同様。スタンダードなナンバーだからこそ、神がかったグレン・ヒューズのパフォーマンスに魅了。ラストはL.Aブルースアンソロジーからという美味しい選曲。ちなみに配信盤にはインタビューは割愛されているので13曲、ラストの三曲はアンプラグドライブという趣、でもFROM NOW ONが終わったらインタビュー始まるけどね。
グレンの未だにソロ最高傑作。 ちなみにヨーロッパのリズム隊はボーナストラック(パープルのカヴァー)のみ。 本編のドラムはジョン・ノーラムの名盤『FACE THE TRUTH』でも叩いているヘンポ・ヒルデンである。 正直、イアン・ホーグランンドのドラムはイマイチだ。ヨーロッパのアルバムを聴いてもそう思う。3rdなど、オカズのバリエーションも少ないし。 何はともあれゴスペル・バラードの「WHY DON'T YOU STAY」など、一生聴ける名曲の多いアルバムだ。次作の「SAVE ME TONIGHT」も涙もののバラード。
グレン・ヒューズの真の復活作ともいうべき'94年発表のアルバム。 目立った派手さはなく、全体的にアダルトな雰囲気が漂う作品ではあるが、実はバラエティに富んだ楽曲で構成されている。 ブリッジがBURNにも似たメロディのハード・ロック曲「PICKIN' UP THE PIECES」、ブルージーかつヘヴィなリフの「LAY MY BODY DOWN」、素晴らしい歌唱で哀愁を聴かせる「THE ONLY ONE」、ゴスペルのような「WHY DON'T YOU STAY」、メタリックなギター・リフの「THE LIAR」、HUGHES/THRALL時代に作られたポップな「YOU WERE ALWAYS THERE」、北欧ハード・ポップのような「HOMELAND」、アダルトな名バラード「FROM NOW ON...」等、良質の楽曲が絶品の歌唱で聴けるのだからたまらない。 ボーナス・トラックの「BURN」と「YOU KEEP ON MOVING」も素晴らしく、グレンの歌唱はオリジナルを超える出来栄え。 ちなみにリズム隊とキーボードは元EUROPEの3人。