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VICIOUS ATTACK (1985年)
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VICIOUS ATTACK
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解説 - VICIOUS ATTACK
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2011-04-09 01:28:23)

AGENT STEELのジョン・サイリース(Vo)、EVILDEADのフォアン・ガルシア(G)を含むラインナップでレコーディングされ、『METAL MASSACRE Ⅳ』に提供した名曲“SCREAM FOR THE GRAVE”が評判を呼んでCOMBAT RECORDSとの契約を手に入れたABATTOIRが、Voを現ANGER AS ARTのスティーヴ・ゲインズに変えて'85年に発表した1stアルバム。
自分は2nd『THE ONLE SAFE PLACE』を先に聴き、そのJUDAS PRIESTやIRON MAIDENを更に攻撃的にしたかのようなパワー/スラッシュ・サウンドに感銘を受け、後に遡って本作を購入したのだが、ある程度ドラマティックな整合性も感じさせてくれた『THE ONLY~』に対し、こっちはMOTORHEADに通じる破天荒なノリが全編に渡って炸裂。「ハードコアHM」とでも表したくなるヤケッパチ感溢れる作りに思いっきり意表を突かれましたよ。(実際にMOTORHEADの代表曲“ACE OF SPADES”をカヴァーしており、しかも半端ないハマリっぷり)
野卑に叫びまくるスティーヴ・ゲインズのVoに、レミーばりの豪快さでのた打つメル・サンチェスのB、けたたましく耳をつんざくツインGと、とにかく全力投球なDsとが破れかぶれ気味に突っ走るサウンドは、チープっちゃチープだし音質は劣悪、楽曲も(“SCREAM FOR THE GRAVE”を除けば)どれもドングリの背比べ状態なのだが、それでも、バンドの剥き出しの初期衝動と、その熱量の高さには圧倒されざるを得ないわけで。
スラッシャーなら案外「ABATTOIRは1stアルバムの方が好き」という人も多かったりするんじゃなかろうか。




2. 失恋船長 ★★ (2015-12-01 13:40:33)

最近、オフィシャルの再発盤もリリースされたUS産パワー/スピードHM/HRバンドの1st。④ではモーターヘッドのカヴァーを収録したように頭からド派手に突っ走ってきます。けたたましく鳴り響くパンキッシュなビート、時には欧州風味の湿り気すら感じさせる荒れ狂う緩急をつけたツインギター、これらが一体となり突破力を魅せる様のカッコ良さにグイグイと引き寄せられますが、少々似たような曲が続きだれそうになるのが難点。しかし光沢のあるコンクリートサウンドの持つヤサグレ感はこの時代ならでは、小手先のテクニックに頼らない一点勝負な姿勢にマニアなら胸が焦がれますね。ちなみに今作でボーカルを務めるスティーブ・ゲインズさんの弟はストライパーのベーシスト、ティモシー・ゲインズですよ。


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