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Read My Lips / Parasite of Society
イントロでカマされるGリフのカッコ良さだけで星3つは確定でしょう。
スラッシーなアグレッションとパワー・メタリックなメロディの絶妙なマリアージュ。
リフにリードに縦横無尽に駆け巡るシュムーデルのGが存在感を発揮しています。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-08 23:18:49)


Parasite of Society

DESTRUCTIONを追い出されたシュミーアが、元TALONのギタリスト、シュムーデルと、ドイツ屈指の腕利きドラマー、ヨルグ・マイケルを誘って結成したバンドHEADHUNTER。3枚のアルバムを残し解散した彼らが再結成を遂げ、'08年に発表した復活の4thアルバム。
まずオリジナル・メンバーの3人がちゃんと再結集してくれているのが嬉しい。そして音楽性も、ファン人気が最も高い1st『PARODY OF LIFE』(’90年)の作風をきっちり踏襲。映画『第三の男』のテーマ曲(エビスビールのCMソングとしても有名)の牧歌的なイントロをブチ破って、噛み付くように歌うシュミーアのVoとヨルグの激烈なドラミングが映えるゴリゴリのパワー・チューン②が炸裂するOP、その勢いを引き継ぐリーダー・トラック③、シュムーデルが全くブランクを感じさせない劇的なGプレイを披露する重厚な④という前半の立ち上がりだけで、アルバム全体の完成度を確信するには十分というもの。
以降も、SKID ROWが誇る慟哭のバラード“18 AND LIFE”や、JUDAS PRIESTが放ったスラッシュ・メタルのご先祖様的疾走ナンバー“RAPID FIRE”のカヴァー⑥⑫や、更にはシュミーアが日本語詞にチャレンジした⑬等、本編には多彩な楽曲が揃っており、中でも攻撃的なGリフを伴ってスラッシーに突進する怒涛の⑦と、エキゾチックなイントロに始める妖しくドラマティックな⑨は屈指の出来栄えを誇るアルバムのハイライト。
本業のDESTRUCTIONやら、サイド・プロジェクトのPANZERもあって何かと多忙なシュミーアですが、そろそろHEADHUNTERの新作もお願いできればなぁと。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-08 01:15:35)


Parasite of Society

2008年発表の4th。DESTRUCTIONのシュミーアがかつて組んでいた名パワーメタル・トリオの
前作から14年ぶりの復活作。遊び心のあるオープニング、『Silverskull』のシリアスさ、
バラード、Skid Rowの名曲のカヴァー等曲調は多彩。『Read My Lips』は是非聴いて頂きたい。
シュムーデルの華麗なギター、仕事人ヨルグ・マイケルのパワフルなドラム、まさに理想的な
トリオ作品。激烈スラッシュのDESTRUCTIONと違い、肩の力が程よく抜けたパワーメタル。
シュミーアは現在PANZERというパワーメタルバンドもやっているけど、味という面ではこちらに
分があると思うのだけどなぁ・・・。

cri0841 ★★★ (2019-06-08 08:22:05)


Read My Lips / Parasite of Society
これぞHEADHUNTER!これぞトゥルー・パワーメタル!

cri0841 ★★★ (2019-06-08 08:02:40)


Rebirth

DESTRUCTIONを追い出されたシュミーアが失意の中、結成されたバンドの3rd。まずは一聴して驚くのが、シュミーアの歌声の幅広さ、濁声で吠えまくるだけじゃないシンガーとしての成長ぶりに驚かされるのですが、曲調も実にバラエティに富んだモノが多く収録。パワーのみならずテクニックでも魅了する演奏力の高さも手伝い、聴き込むほどに新しい発見があったりと、いい意味での気難しとも言えるドイツ人気質が上手く楽曲に溶け込み、なんだかとても心地が良い気分を味わえます。
なんだろうか分からないが、とにかく楽しい雰囲気もあったりするのだが、凝ったリズムも軽々とキメるパワー漲るリズム隊が披露する独特のグルーブが気持ちエエ、そして変化自在のギタープレイで魅了する職人肌の技もキマッテおり、細かい部分まで配慮が行き届いた楽曲構成に唸らされます。そのパワーだけで押し切らない心地よい音作りは好感が持てますね。
DESTRUCTIONとは違うキレ味で勝負するシュミーアの新たなる可能性を垣間見せる力作。アグレッシブの中にキャッチーさが光るバランス感覚の上手さに魅入られますね。HM/HRの覇道を突き進むジャーマンメタルを聴き、バンド名通りKROKUSの代表曲を思い出しました。

失恋船長 ★★★ (2017-09-01 14:01:42)


Rebirth

1994年発表の3rd。日本盤は何故かゼロ・コーポレーションから発売。
トレンド完全無視のパワーメタル。当時はモダン・ヘヴィネス全盛期だから
セールス的には流石に厳しかろう。FANはDestructionの復活を望んだろうし。
シュミーアの「パワーメタルこそ本当にやりたいコト」の台詞は頼もしくはあるが。
シュムーデルのギターは交通事故にあった後とは思えないほど冴え渡っている。
ヨルグ・マイケルは当時Grave Digger, Running Wildと掛け持ちでやってた様だが、
やはり変則的なパワーメタルには彼のドラムが欠かせない。
『UNHUMAN WORLD』はこれぞパワーメタル!な出色の出来。『Adrenalin』も
素晴らしい。シュミーアのヴォーカルはほぼ現在のスタイルに落ち着いた。
所謂メロディック・パワーメタルとは一線を画すピュア・パワーメタルなので、
違いのわかる?方は是非!
シリアスさよりコミカルさの方が勝っているのが彼らの個性。とても楽しそうに
プレイしている様が伝わってくる。

cri0841 ★★★ (2017-04-29 18:44:48)


A Bizarre Gardening Accident

1992年発表の2nd。邦盤名『制覇への誓い』。幅広い音楽性のパワーメタル。
トリッキーなシュムーデルのギターと、パワフルなヨルグ・マイケルのドラムが実に
聴き応えがある。シュミーアのヴォーカルスタイルも現在の彼にかなり近くなっている。
パワフルだけど、どこか人を食ったようなコミカルな印象。
アメリカのスラッシュシーンがモダン・ヘヴィネス一辺倒になっていったのに対し、彼らは
自分のやりたいコトを付き詰めていき、そして散っていった・・・素晴らしいトリオ作品!

cri0841 ★★★ (2017-04-27 21:56:21)


Cursed / Parody of Life
DESTRUCTION時代よりも歌心を感じさせるようになった
シュミーアのシャウト(あとBプレイ)から、
ゲスト参加のカイ・ハンセンのGプレイまで
参加ミュージシャンの見せ場を盛り込んでアルバム後半の
山場を飾る、ぐっとくる名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-23 21:38:33)


Force of Habit / Parody of Life
忙しなく駆け巡るスピード・メタリックなGリフのカッコ良さといい
(シュムーデルのGソロも構築美を感じさせて◎)
ウリ・カッシュが怒涛の勢いで刻むビートといい
その上に乗っかるキャッチーなシュミーアのシャウトといい
いずれも本編のハイライトに推したいカッコ良さ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-23 21:30:51)


Parody of Life

後ろから刺されるような形で、古巣DESTRUCTIONを追ん出されてしまったシュミーアが、燃え盛る怒りを胸に新たに立ち上げたバンドが'90年に発表した1stアルバム。
随所で欧州風味満点のメロディを閃かすギタリストは、元TALON(結構好きなバンドでした)のウヴェ・ホフマンことシュムーデルで、地鳴りのような疾走ビートで畳み掛けるドラマーは名手ヨルグ・マイケル。彼ら腕利き揃いの面子が三位一体となり攻撃的且つスピーディに繰り出すのは、カレ・トラップ謹製の整理された音作りと、狂性を抑制したシュミーアのシャウトとが相俟って(スラッシュ色は然程でもない)、DESTRUCTIONよりぐっと聴き易い印象のパワー・メタル・サウンドという。ちなみに今回のシュミーアの歌唱スタイルは、DESTRUCTION時代に他のメンバーからの「もっと幅広く歌えるようになってくれ」との要望に応えるべく頑張って身に着けたものだそうな。にも拘らず解雇されてしまったのだから何とも切ないお話ですよ…。(今はすっかり仲直りしてハッピーですけども)
人を食ったイントロで幕が上がり、怒涛の突撃ナンバー②がその直後に続く本編は、起伏に富んだ曲展開を飲み込む⑤、スピード・メタリックな⑥、そして技巧とドラマ性を織り込んだ曲展開に、ゲスト参加のカイ・ハイセンのGプレイが華を添える⑧を経て、ラストに置かれたDESTRUCTIONの楽曲と異名同曲⑩に至るまで、ひたすらソリッドな疾走曲の固め打ち。アクが薄まってしまい「これ」というキメ曲が見当たらない本編に対するこっちのちょっとした不満は、このパワフルさによって強引に蹴散らされてしまいましたね。
DESTRUCTIONがダメだったという方も、本作なら案外イケるのではないか?と。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-23 21:24:03)


Parody of Life

90年のDESTRUCTIONはシュミーア不在で
CRACKED BRAINなるつまらないアルバムを出してしまったため、
代わりに本アルバムを聴くことをお薦めしたい

本家よりちょっと明るい雰囲気になっちゃったけど
CRACKED BRAINよりこっちの方がらしさが出てると思う

全体的にキャッチーで取っつきやすいし当時は結構聴いてたけど
残念ながら次作以降がイマイチだった事と
後にDESTRUCTIONが復活したことを考えると
結果として不在の間の息抜きみたいな位置付けになってしまったかも

ex_shimon ★★ (2017-02-12 20:48:02)


Read My Lips / Parasite of Society
うん、これは良質のパワーメタル。
メタルチャーチのカートVみたいなリフセンスに
ガガガガ、ドコドコと主張の強いリズム隊がGOOD。
シュミーアがVoだけれど純粋なスラッシュメタルから正統系にシフトしたようなスタイルなので
どちらかというとスラッシャー向けではなくパワーメタラー向けだと思います。 スレイヤーやメタリカとは全然かけ離れています。あくまでパワーメタル好きにオススメ。

アムァヒーラァー ★★ (2009-08-15 09:58:06)


Parody of Life

DESTRUCTIONを追い出されたシュミーアが新たに結成したバンドの1st
メンバーは元DESTRUCTIONのシュミーア(v,b)、シュムーデル(g)、元MEKONG DELTA、RAGEのヨルグ・マイケル(d)
曲調はパワーメタル寄りであまりスラッシュ要素は感じないが、アルバムの出来は秀逸でリズム隊もヨルグは相変わらずすばらしいドラミングを披露しているし
シュムーデルも無名ながら安定したギタープレイだし、これといった欠点はない、唯一シュミーアが抑え気味な歌唱なのでDESTRUCTIONの時のような狂気を期待すると肩透かしを食らう。
爆発力は無いがまとまりのある完成度の高い楽曲がほとんどなので個人的には十分楽しめた。
後本作にはGAMMA RAYのカイ・ハンセンが8曲目にゲストギターとして参加している。

メタル伝道師 ★★ (2008-10-12 00:27:00)


A Bizarre Gardening Accident

ブックオフの500円コーナーで発見して買って持ってました。
当時はとにかく速い曲を求めていたので、すぐ売っちゃいましたが、今思えば持っとけばよかったなぁ・・・。

ICECLAD RAGE ★★ (2007-05-12 19:43:00)


A Bizarre Gardening Accident

92年,2nd
駄作
無理してるシュミーアが痛い

ex_shimon (2006-11-02 13:13:00)


Force of Habit / Parody of Life
めちゃくちゃカッコエエ!!!リフ。
最高です。

なかじ ★★★ (2005-09-07 01:09:51)


Parody of Life

このアルバムの中にはメチャ好きな曲が一曲だいけありました。
曲名は失念・・・。

キタ・千里 ★★ (2005-06-30 01:31:00)


Parody of Life

曲も良く練られており、捨て曲がない。
特に中盤のあの曲はかなりやばい。
ヘッドハンターの他のアルバムは好きでないけど、これはかなり好き。

なかじ ★★ (2005-05-05 12:46:00)


Force of Habit / Parody of Life
このアルバムの中ではこの曲が一番印象に残る。
遊び心もあって爽快感もある、ネアカスラッシュなのである(笑)

HIGASHI ★★★ (2004-07-04 23:29:51)


Parody of Life


確かにDESTRUCTIONの様な狂気は感じないが、この作品自体は完成度の高いパワーメタルだと思う。メルパルクだったかな?来日公演見に行きました。もう十何年も前ですか。でも一番盛り上がったのはやっぱりMAD BUTCHERだったなあ。

ぱぷぱぷ ★★ (2004-05-26 20:39:00)