ドイツ語で「薔薇の剣」を意味する(ブックレットを見れば明解ですが)素晴らしいメロディーを持つ悶絶曲。このサビのメロディーはどうも頭について離れずに嬉しいやら困ったやら(笑
それぞれのパートが踊るように音を紡いでいく展開や 2 回目の B メロから直後のピアノソロにかけてが美し過ぎて涙が出そう。昔を思うとピアノソロが随分とかっこ良くなってきたように思う。その後のソロからサビへの繋ぎがノリノリで行けるし、各サビの先頭部分にタメがあるのもカッコイイ。

悶絶ものの素薔薇しい曲。
"この胸に刺さる"
美メロディの渦、押し寄せる切なさの嵐、切れ味のある演奏、
"出会い、痛み、哀しみ"をここまで現わしている曲はないだろう。
悶絶疾走系の曲と比較すれば、非常にコンパクトにまとまっているが、
その反面、サビが耳に残ってしかたがないし、
曲のどの部分からも歌いだせるほど全てがキャッチー。