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交響曲第4番 ハ短調 OP.43
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交響曲第4番 ハ短調 OP.43
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解説 - 交響曲第4番 ハ短調 OP.43
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Dr.Strangelove ★★★ (2008-03-09 22:12:46)

ショスタコの曲で最もメタルに近い作品である。
突然フルオーケストラが爆音を鳴り響かせたかと思えば
急に無音状態になったりととにかくせわしない。
第1楽章中間部はもはやスラッシュメタルといっても過言ではないだろう。
弦がザクザク、金管は悲鳴を上げ、打楽器がドコドコ打ち鳴らす壮絶な音楽。




2. うにぶ ★★★ (2016-03-20 21:21:29)

Dr.Strangeloveさんのおっしゃる通り、スラッシュ・メタルを連想させる超高速っぷりにのけぞる奇天烈な交響曲です(前の3作も変てこな交響曲ですが)。
そのまま発表すれば命の危険もあると考えつつ、作曲者が捨て去らずに初演まで20年以上温存した、大編成の超過激な自信作。ど派手なところもあるのですが、全体としてはとっつきにくさもあり、決して「キャッチーな疾走曲」ではありません。
慣れて魅力を感じられるようになるまではちょっと時間のかかるタイプの曲だと思いますが、良い演奏に当たった時の衝撃度も抜群です。
私のお気に入りはラトル/バーニンガム市響のもの。ものすごくクリアな録音で情報量が格段に多く、音の奔流に圧倒されます。得体のしれない恐ろしさという点には欠けるのですが、「え、こんな曲だった!?」と初聴で耳を疑いました。
コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、ゲルギエフといったロシアの指揮者で聴いていたときはスレイヤー的暴虐スラッシュだと思っていたんですが、英国のラトルで聴いたらドラゴンフォース的新世代メロスピだったので、びっくり。
あっけらかんと、新たな可能性を示してくれました。難解な曲のようでいて、今後も新たな顔で楽しませてくれそうな作品。



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