1993年にスペイン王国マドリードにて結成された、ネオクラシカル/シンフォニック・パワーメタルバンド。
3作のデモをリリースした後、イタリアのArise Recordsと契約を果たし、1999年「SHADOWLAND」でデビュー。
翌2000年にリリースした2nd「THE HALL OF THE OLDEN DREAMS」は、メロディック・メタル新世代が台頭し、ここ日本でも大きな話題となる中、この作品も日本のファンのハートを掴むことに成功。続く3rd「THE GATES OF OBLIVION」も高評価を得たが、2003年に次作の制作を開始する段階に於いて、メンバー内で意見が対立。これまでバンドの顔役ともなっていた女性ヴォーカリストのElisa C.Martinら3人のメンバーが脱退してしまう。
残ったEnrik Garciaは、ヴォーカリストに男性のAlfred Romeroを迎える。他のメンバーも迎え再興したバンドは、4thアルバム「DARK MOOR」、5th「BEYOND THE SEA」をリリース。2007年にはタロット・カードを題材にした6th「TAROT」、2009年には7th「AUTUMNAL」を発表。シンフォニック・メタルを基本にしながらも、Alfred Romero加入後の憂いのあるメロディを強調した曲調が主軸の音楽性が完成。以後も、この路線でアップデートしており、メンバー交代を繰り返しながら現在に至る。
Current Members (リーダーはEnrik Garcia)
Alfred Romero - vocals (2003–present)
Enrik Garcia - guitar (1993–present)
Ricardo Moreno - bass (2015–present)
Roberto Cappa- drums (2007–present)