この曲を聴け!
TROUBLE OR NOTHIN' (1989年)
MyPage

TROUBLE OR NOTHIN'
モバイル向きページ 
解説 - TROUBLE OR NOTHIN'
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2012-07-10 22:39:41)

HOUSE OF LORDSのVoジェイムス・クリスチャンの奥様でも知られる女性シンガー、ロビン・ベックが1989年にリリースした2nd。クレジットにデスモンド・チャイルド、ダイアン・ウォーレンと来ればハードポップマニアなら食指が動くでしょう、その期待に答えてくれる女性ならではの艶と色気を伴うハスキーヴォイスがフックに富んだ哀愁のメロディを優美に力強くなぞるハードなAOR調の名盤です。ゲストにスティーブン・ルカサーの名前もあり豪華な雰囲気が滲み出ているのも今作の聴きどころ、ロック然とした豪快さと繊細なメロディを生かしたアレンジ、流石はデスモンドチャイルドといいたくなります。いわゆる唄モノです、ジャーニーのようなソフトケイスされたアメリカンロックですが、彼女の情感豊かな歌声と壮麗なメロディが極上の癒しを運んでくれますね



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-06-17 22:38:26)

長い下積み時代を経て、コカ・コーラのCMソングに起用された“FIRST TIME”が全英シングル・チャート№1の座に輝いたのを始め、ヨーロッパ各国で大ヒットを記録。遂に表舞台への切符を手に入れたロビン・ベック(Vo)が、'89年に発表した2ndソロ・アルバム。
そんな彼女を所属レーベルも積極的に援護。プロデューサー兼曲作りのブレインとして、当時話題作を次々に手掛けていたヒット請負人デズモンド・チャイルドを招聘し、その彼の伝手で売れっ子ソングライター/敏腕スタジオ・ミュージシャン(Bは現BON JOVIのヒュー・マクドナルド)が集結した本作が、捨て曲なしのハードポップ・アルバムの名盤に仕上がることは、まぁ自明の理であったと。
何より本作のヒロインたるロビン・ベックの、アイドル系とも歌姫系とも異なる、ロック・シンガー然としたダイナミズムとパッション迸る歌声が素晴らしい。ホリー・ナイトが作曲に関わり、先んじてKISSがヒットさせた①、ボニー・タイラーも歌っていたタフで都会的なHRチューン③、デズモンドとアリス・クーパーの共作曲④、パット・ベネターのカヴァー⑥、サビメロの息苦しい程の盛り上がりっぷりがいかにもダイアン・ウォーレン節の⑦、そして爽やかな感動を運ぶヒット・バラードの再録⑩といった、分厚いハーモニーと強力なフックを有するメロディに彩られたゴージャスなハードポップ・ナンバーの数々を、全身全霊を込めて熱唱する彼女のパフォーマンスには胸打たれずにはいられませんて。
残念ながらアメリカでは期待した程のセールスを上げられなかった本作ですが、ヨーロッパではスマッシュ・ヒットを記録。勿論、こちとら断然ヨーロッパ派ですよ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示