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United States Of Erika / ERIKA (失恋船長)
Nightbound / FIND ME (火薬バカ一代)
Far Beyoud the Sun / Blue Lightning / EVAN (ANBICION 11)
Kanto 宣戦布告 Kansai / V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS (失恋船長)
I Feel Fine / TZIMANI (失恋船長)
Blind Side / Virtual Empire / CRYSTAL BALL (cri0841)
Dance With the Devil / Virtual Empire / CRYSTAL BALL (cri0841)
Virtual Empire / Virtual Empire / CRYSTAL BALL (cri0841)


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ヘヴィメタル/ハードロック - 最近の発言
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United States Of Erika / ERIKA

なんか凄いアルバムタイトルですよね。そしてアンチェイジングのしすぎで、ちょっと怖い顔になっているのですが、高嶋ちさ子とかも怖いでしょ。カッパの親分さんみたいなんで、敬遠したくなるのですが、無料で聴ける環境なので簡単に手を出せます。
本日のオススメという事でしたが、エリカ嬢が北欧メロディックスタイルとハードなサウンドをハイブリッドさせた歌モノロックで大勝負。オーセンティックさと、現代的なテクノロジーを活かしたサウンドは、彼女の歌声とメロセンスを活かした独特の世界観を構築。

思わずエリカ様と、顔面を踏みつけられたくなるのですが、ダークでメランコリックなサウンドは高圧的で支配的な響きを持っており、聴き手をひれ伏すだけの迫力がある。あの顔を頭に浮かべると余計にそうなるのだが、やはり歌メロの持っていき方が彼女らしい。衰えを円熟味に変え、バラードなどでは、シットリと迫ってくれる。

テクノロジーの恩恵と発達を享受したサウンドは、ジャンルや時代を超越する魅力がある。なにより彼女のキャリアを総括するような硬軟交えたハードサウンドは、過去イチ攻めた印象を与えてくれた。4分を越える楽曲は1曲のみ、あとは3分代というのも聴きやすさに拍車を掛けている。

北欧メロディックスタイルとしては1stがイチオシとなるが、今作は彼女の代表作と言えるクオリティとバリエーションの豊富さを有している。なによりハードさに重心が掛っているのも、メタル系を愛する人にはありがたいだろう。

何を聴きたいかで評価も分かれそうだが、彼女の代表作となる強烈な一枚であろう。

失恋船長 ★★★ (2024-11-19 02:03:09)


Nightbound / FIND ME

次々とデビューを飾るも泡沫の如く一作限りで消えてしまうか、あるいは作を重ね主役と思っていたミュージシャンの首が突然挿げ替えられたりすることも珍しくない(例:SUNSTORM、KHYMERA等)FRONTIERS RECORDS発のメロハー・プロジェクト群の中にあって、ロビー・ラブランク(Vo)とダニエル・フローレス(Key)のコンビを中心に、立ち上げから既に10年以上の月日を数え、安定した人気と作品のクオリティを保ち続けるFIND MEが'24年に5thアルバムを発表してくれました。
名手アレッサンドロ・デル・ベッキオを筆頭に腕っこきのソングライター勢を結集、ロビーの伸びやかなで力強い歌声が映えるメロハー・チューンをズラリ取り揃える制作体制に変化はないため、当然今回も安心/安定の高品質を保証する仕上がり。特に高揚感に満ちたポップ・チューン②は全盛期のSURVIVORを彷彿とさせる名曲!…とか思ったら、実際に“I SEE YOU IN EVERYONE”のカヴァーだったという。前作でカヴァー曲“FAR FROM OVER”の素晴らしさが他の曲の存在を霞ませてしまっていた事実が一瞬脳裏を過りましたが、今回はその他にも爽快にアルバムのOPを飾る①、本家SURVIVORから馳せ参じたジム・ピートリック提供の⑦、後半戦をハードに駆け抜ける⑪等、優れた楽曲が要所を引き締めてくれているので大事には至らず。とりわけキャッチーでフックに富むサビメロに顔が綻ぶ⑥は、このプロジェクトの盤石ぶりを物語るような名曲ですよ。
前作には見当たらなかった「天使」が、再びアートワークにその姿が描かれていることにもホッと一安心(?)な1枚。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-11-19 00:48:39)


Far Beyoud the Sun / Blue Lightning / EVAN
超有名曲のカヴァー。
オリジナルの良さを十分に残しつつVINNIE MOORE的な透明感と爽やかさを加味した感じに仕上がっていて、徹底的に弾き倒しているのに全然疲れない。とにかくフレーズ一つ一つが美しい。

ANBICION 11 ★★★ (2024-11-18 18:59:12)


Kanto 宣戦布告 Kansai / V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS

関東のバンドと関西のバンドが対峙する構図のオムニバスアルバムだと思っている。ちなみにアナログ盤しか存在しない1985年リリースの企画モノだ。

収録曲とバンドは下記に
1.Slayer - Shoot Down Tokyo
2.Slayer - Hurt Angel
3.麗's - Requiem
4.麗's - Resurrection
5.Storm Bringer - ラブ ファイヤー
Side B
6.Virgin Killer - Midnight Lady
7.Virgin Killer - Break Down
8.Pandora - Kiss and Kiss
9.Pandora - Romance Messenger
10.Storm Bringer - ダークスカイ


関西勢がSlayer (OCTAVE-4,若干17歳新生登場) Storm Bringer(ダークなHEARTに熱い想い) Pandora(KOBE LAST HERO)
関東勢が麗's(AGE16' HARD ROCK ROMANCER debut) Virgin Killer (女学生よ覚悟しな) 
ちなみに()の文章はジャケットに載せられた各バンド紹介文である。

若い本当の新人と、ある程度キャリアのある若手バンドによるオムニバス。全員17歳と思わないし、16才のハードロックロマンサーは誰なんだ言う気になる点が多すぎるのだが、出している音は日本じんらしい叙情派ハードサウンドである。○○風が満載なので、まるで○○みたいだと、天下統一した気分で大口を叩くメディア論者は空気を読んで自ら出禁してくれ。

まずSLAYERであるがツインギター編成の5人組、これぞジャパニーズメタルなShoot Down Tokyoで幕開け、小気味よく刻まれるリズムと甘めの歌声、さざ波ヴィヴラードは気になるが、上手いことやり切ってくれる、歌詞も80年代的だ。何もかもが懐かしい、これを楽しめるオールドスクール大好きマニアならば、なんか嬉しくなるだろう。もうこういうの新譜ではきけんもね。Hurt Angelは日本らしい叙情派ハードポップソング。こういうのは欧米では目に掛らない。

麗's はキーボードを効果的に使いスケールの大きさを見せつけた、構成もちょいクドめだが聴かせてくれるRequiem。そして甘い歌声を活かしたドラマティックなハードナンバー、北欧風味を上手く乗せジャパニーズメタル万歳な叙情派様式美スタイルを確立。若さよりも渋みと完成度に驚きますね。ハードロックロマンサーに偽り無しです。

RAINBOWスタイルのラブファイヤーを披露してくれたのはStorm Bringer。バンド名からも漂う音楽性、ここまで聴いて男性シンガーは皆、似たようなアプローチの歌とメロを披露することに驚く。これが80年代中期のジャパニーズメタル問題なんだなぁと感じる。個性不足は否めないが各バンド、楽曲で色を付けている。このバンドもキーボード入の5人組だ。

⑥⑦を担当するのは関東の女性シンガー大沢恵子を要する正統派メタルバンド。スコーピオンズ風味とジャパニーズメタルを上手く掛け合わせたスタイルは、バンド名に恥じない。NWOBHM風味も取り込みキレのあるリフワークとハードなリズムで安定感を見せつけた。歌い手も一番安定感がある。

神戸のラストヒーローは⑧⑨を担当。参加バンドの中で一番迫力が足りない。歌い手も一番弱い。丁寧に積み上げた楽曲は日本人らしい情緒があるのだが、薄っぺらい音のせいでアマチュア臭が漂ったのはマイナスだ。この手のオムニバスあるあるの、各自の音を寄せ集めたが故の問題だが、もう少し工夫して欲しい。このまま発売した方に責任を感じる。

ラストは再びStorm Bringer。その前2曲が弱かったので、ラストはガツーンと決めて欲しかったが、そういうタイプの曲ではなく甘いメロウな曲であったが、彼らが悪いわけではない。ジャパニーズ様式美メタルとしては上々の出来映え、フルートのような音色がアクセントになっている。


この作品。未CD化だ。レーベルもよく分からない。それだけに再発なんて考えられないし、そもそも当時でも売れたのか?という疑問が強いが、とにかくマニアしか手は出ないだろう。

似たような曲調と歌唱スタイル。個性は薄めだが、それが日本の様式美メタル系ということなのだろう。資料としては実に貴重な一枚である。そして年に1回は通して聴きたくなる一枚だ。

くれぐれも類似性と稚拙な面を攻撃する輩は出入り禁止でお願いしたい。こういう音は好きモノ以外には受け入れられないものがある、その小さい共感性を大切にするマニアと楽しみたい作品だ。でもこれ、オークションサイトでは結構な値段が付いていたんだよね。いるんだよなぁ。好きモノがさぁ。まぁメディアに踊らされないヤツがホンモノですからね。

失恋船長 ★★★ (2024-11-17 18:01:22)


I Feel Fine / TZIMANI

エディとセバスチャンのバスケス兄弟によるメタルプロジェクト。ドラムを担当するセバスチャン以外のパートはエディが担う方式ですね。ありがちなメタルプロジェクト。もはやテクノロジーの発達は目まぐるしい進化を遂げており、以前よりもズッと楽に録音することが可能。そういうテクノロジーの恩恵があるからこそ、お金も掛けずに簡単にレコーディングができて、才能さえあれば容易に作品をリリースすることが可能。現在は配信のみというのも現代らしい。

アイアンメイデンを初めにメタルの聖典に則ったマナーはまさにNWOTHMというスタイルそのもの、先人達の足跡を見定め古典サウンドを思いっきり踏み鳴らしている。なので、○○に似ているや、まるで○○だなどと、類似性をあげつらい、得意げになる自意識過剰な、いかにもライナーノーツ読み込んでいますなメディア論者は出入り禁止。

こういう古典を楽しみ作法を知らないと言うのはある意味可哀想ですが、相手には出来ません。正統派メタルとは似て非なるものを、どの角度と切り口によって構成するのか、押えるところは押え、自分たちの目指す方向性を明確にすることで指示が得られます。このバンドのご多分に漏れず、その王道路線を堂々と闊歩することで自らのアイデンティティを誇示、正統派メタルファンを大いに喜ばせるでしょう。

アメリカのバンドですから湿り気はありませんが、叙情味のあるメロディを奏でリリードギター、ザラついた歌声は専任シンガーではないので強弱という点では一歩劣るが、けしてクオリティを下げるモノではありません。ドラムはシンプルだが、ツボを押えたプレイで堅実なサウンドをより、強固な枠組みに仕上げており、硬軟交えたサウンドを支えている。

有名無名国籍問わず世界中に有数なバンドは数多います。問題は自分がなんに興味をもって音に触れているのかに尽きるでしょう。毎月発売されるメディア情報に踊らされる老害にはなりたくない。

失恋船長 ★★★ (2024-11-17 17:13:31)


Blind Side / Virtual Empire / CRYSTAL BALL
とってもハロウィーンっぽいっスwキーボードが安っぽく聴こえるけど、
お約束って大切ですネ、このバンド曲はホント良いんですよ

cri0841 ★★★ (2024-11-17 05:57:43)


Dance With the Devil / Virtual Empire / CRYSTAL BALL
ハードでメタリックな曲!カッコイイぜ!酷いヴォーカルで台無しだが・・・w

cri0841 ★★★ (2024-11-17 05:50:38)


Virtual Empire / Virtual Empire / CRYSTAL BALL
極めてプリティ・メイズっぽい疾走曲wちょっと笑える

cri0841 ★★★ (2024-11-17 05:40:15)