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昨日、EMPERORの「EMPERIAL LIVE CEREMONY」買いました。なんかむしょうに欲しくなっちゃったんで。
そいで感想はデスね、泣けるほどカッコよかったっす。
デス系におけるシンセの使い方はこうあるべきだと思います。
オペラチックな部分がいい味出してます。デス系にオペラは合いますね(もっともEMPERORだからかも)。テクニカルでブルータルで、絶望の中にも“美"は存在していて。
voもデス/普通声ともにカッコよく歌い上げてくれるし、またドラムが凄い。ブラストでとても切れ味があって、ツーバスなんかもかなり正確。
へたしたらデス系バンドのなかで一番好きかも。
はまりました。参りましたよ、ホント。これから単なるメロデスより、エンペラー路線で行きそうな気がします。スタジオのも聴いてみたいから、とりあえず4thはチェックだな(スタジオの方がもっとシンフォニックにドラマチックに仕上がってそうだし)(←こないだまでシンフォニックなデスを敬遠してたのが嘘みたい)。
大当たりでした。

EMPERORのメンバーに、殺人経験のあるメンバーっていませんでした?

ブラック・メタルは何故そのような犯罪行為を犯したりするのでしょうか?もちろん皆がみんなそうではありませんが。どこだっけ、ライブ中に爆弾テロされたバンドもあったような。なんでも歌詞がキリスト教をかなり言いたい放題はいた歌詞とか・・・。
ミュージシャンは自分が思うことや感じること、伝えたいことなどを歌詞にたくしますが、彼らが、教会を破壊したり、殺人まで起こして訴えたいことっていったいなんなんでしょう?
これはかなり興味をそそられますね。どなたかご存知やお考えのあるお方いましたら是非教えてください。お願いします。

僕が考えるに、ロックにおける悪魔主義ってのもいろんなパターンがあるんです。一つは5150さんの仰る「社会や思想や親や宗教に対する反逆」の意味。「悪魔=反抗者」ということ。僕は今ROLLING STONESにはまりまくってますけど、名曲「悪魔を憐れむ歌」で登場する悪魔はまさに反逆のロックスター、悪のヒーローって感じです。その意味ではブラックメタルだけではなくロック全般が悪魔の音楽ですね。KISSとかZEPとかBEATLESですら。あとこれに似てるんですが、「悪魔」を象徴的な意味で使うもの、「犯罪」とか「戦争」とか「ドラッグ」とか「人間の持つ闇」の象徴としての悪魔。基本的にSABBATH、SLAYERなんかもそうですね。あとは本当に悪魔主義な人たち。キング・ダイアモンドなんかそうですけど、でも彼は意外と良識人。昔のインタヴューで読みましたけど、「俺は誰にも迷惑をかけないし、ファンに悪魔主義を強要したりしない。むしろ神を信じなければ罰を受けるとか脅してるやつのほうが思想的に危険だよ」とか言ってました。あとはこれらの混合パターン、マリリン・マンソンなんか全部ありだと思います。
でもこれらの人たちは殆ど良い人。少なくともインタヴューで読む限りはものすごくまともなこと言ってます。
問題の「犯罪・殺人まで犯すミュージシャン」ってのは、むしろ少数派。悪魔的な音楽を演奏したり聴いたりするから、そういう犯罪者になったのではなく、「実践を伴う真性の悪魔主義者」がたまたま音楽もやっていたってことでは。まあそういう「本物」の人がやってる音楽には確かに「怖さ」、「迫力」が伴っているかもしれませんが、それはそういう予備知識があるからかも知れません。知らない人が聴いたらデスメタルなんてみんな「異常者の音楽」、周りの人に何でも良いからデスメタルを聴かせて、「このバンドは全員前科百犯、殺人、強姦、放火なんでもありの猛者ぞろい」とかいったら多分みんな信じるし、そんな音を聴いてる僕も白い目で見てくれると思います。僕の結論としては、音楽そのものに罪はない、犯罪者の音楽を聴いていても、悪魔主義を標榜するバンドをやっていても、自分がそんな犯罪に無縁でいればよいと思うんですが。

5150さん、YOSIさん、早々ご返答くださいましてありがとうございました。
なるほど、宗教に対してですか。教会をつくるために人を殺すような過去があったのか～
ならなんとなく教会を破壊するような動機も分からなくもないですね。確かにキリスト教を“真面目に"批判するような考えを持った人にとっちゃ、彼ら(キリスト教信者)の行った過去は許せるものじゃないです(本当に教会つくるために人殺しをしたのかは分かりませんが)。
それから、なにもブラック・メタルだけが歌詞にそのような悪魔的なことを歌うわけではないのですね。あらゆるミュージシャンが抱えるこの世の絶対矛盾や宗教に対する考え、戦争、犯罪などに対する思いを歌っている。それはプラスなことでもマイナスなことでも。
まぁどうにしろ、そのような犯罪行為をしている音楽だからといって、聴きもせずにその音楽を批判するのはとてもむなしいことです。彼らの音像を聴き、はかれる訴えに耳をかたむけ、彼らの“音楽"を聴く。そういうしかるべき事をした上で彼らに対し評価を与えて欲しいです。なのでデス・メタルやブラック・メタルを、そのジャンル名だけを見て敬遠する人は、その順序が間違っていますよ。ちゃんと彼らの音楽を受け止めてから、あとは個人の好みの問題ですので、どうぼろくそに言おうが勝手です。
でもかと言って、彼らの犯罪行為もまた絶対許せることではないのです。
今はどっちかっていうと音楽側の意見を述べましたが、でも宗教側にたってこのような音楽を聴いた時、やはりそれは宗教を中傷しうるように聴こえると思います。そうなるとバンドと宗教(例として)との間に摩擦が消えることは無いと思います。う～ん、やっぱりむずかし～な～。
いや～それにしてもお二人は凄いです。音楽の深いところまで考えていて。
この度は貴重なご意見どうもありがとうございました。これからも何とぞおたの申します。

２７時間テレビ、火薬田ドンが観たかったのに、歴史がメインか。

まぁ、歴史も好きだからいいけど。

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