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今週のアルバム10選
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今週のアルバム10選
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666. 失恋船長 (2019-04-22 16:02:57)

①Guns N' Roses 『GN'R LIES』
彼らのルーツを垣間見れる企画ものアルバム
当時の勢いをそのまま感じられる
作り込み過ぎないラフさも逆にカッコいい



②Vicious Rumors   『Digital Dictator』
伝統的な様式を守るUS産パワーメタルの決定版
メロディアスだがメタリックさは一ミリも損なわない
ドラマティックなヘヴィメタルサウンドを堪能できる
カール・アルバートの歌いっぷりも堂に入ったものだ


③Yngwie J. Malmsteen    『Trilogy』
ミックスこそマイルドな音に仕上げられたが
メロディの質は今作が一番北欧だ
ギターも冴えまくっている
アメリカンマーケットを意識してコンパクト纏めたのも好印象
マーク・ボールズの美声にうっとりですよ

④Anthem   『Bound to Break』
ヘヴィメタルを聴くきっかけはラウドネスだったが
人生を決められたのはアンセムの今作
表題曲のカッコよさにチビリ掛けた
電気が走るって体験を本気でさせてもらった
ワタクシの求めるメタルの理想形の一つがこれだったんだろう


⑤Death Angel   『The Ultra-Violence

アルバムタイトルに偽りなしのスピーディかつヴァイオレントな一枚
危うさもあるがドラマ性の高い展開は十分スリリング
これぞスラッシュな魅力がある

  
⑥TT Quick    『Metal Of Honor』
唄うはマーク・トーニロ
サウンドもダイナミックでゴツゴツとした手触りが男臭さを誘発
アクセプトのUS盤と呼べるバンドだった
ギターはデイブ・ディピエトロです

⑦Laaz Rockit    『Know Your Enemy』 
このアルバムで一気にベイエリア風のスラッシュスタイルへと加速
クランチーなリフワークは当時としては新鮮だった
小技を聴かせつつもマッチョで破壊力のある楽曲は
スラッシュシーンの隆盛を支える存在としては実に大きいバンドでしたね

⑧E・Z・O    『E・Z・O』
ラウドネスに続き本格的に全米デビューを果たした国産メタル
一度の日本でライブを行われなかったのは残念だが
フラットバッカー同様
再結成して欲しいバンド第1位である
少々イメージが変わりすぎたけど音楽性は高いものだった


⑨Great White    『Once Bitten』
渋いアルバムである
めちゃくちゃ味わい深い
哀愁に満ちたメロディが目に染みます
大人の魅力満載のRock Meなんて
おっさんになればなるほど身に染みる
シャープな1stとブルージーなアダルト路線の2nd
その両方を上手くミックスしてきた


⑩Dokken   『Beast From the East』
バンド終末期に日本で行われたライブを収録
バランスの悪いアルバムだが
それが解散理由なんだと分かる
明らかにジョージ・リンチが顔を出し過ぎている
そしてドン・ドッケンは声が出ていない
ミック・ブラウンのドラムも不安定
それでも凄いを思えるパートが多々あり
このバンドらしい曲の良さも感じられる貴重なライブ盤だ




667. めたる慶昭 (2019-04-27 22:41:36)

色っぽいアルバムカバー10選
Symphony of sin by Eden's Curse
The devine conspiracy by Epica
Cocked and roaded by LA Guns
Transendence by Crimson Growly
Hooked by Greatwhite
炎の衝撃 by Strapps
Hot cakes by The Darkness
堕ちた天使 by Uriah Heep
炎の世界 by Be- Bop Deluxe
愛のかたち by Kate Bush




668. めたる慶昭 (2019-04-28 08:28:17)

特別企画平成30年間のアルバム30選(メタル編)
①Flesh evidence by Rory Gallahger
②Bag of bones by Europe
③Wake the sleeper by Uriah Heep
④Sault by Wuthering Hights
⑤獅子の咆哮 by Lionsheart
⑥In the middest of beauty by MSG
⑦Forevermore by Whitesnake
⑧Curse of the hidden mirror by Blue Oyster Cult
⑨Sin decade by Pretty Maids
⑩Blood Celemony by Blood Celemony
以下
Medicin man by Blackfoot
Kentucky by Black Stone Cherry
TYR by Black Sabbath
The skull collectors by Hibria
Funk O metal curpet ride by Electric Boys
Pleague house puppet show by Twilightning
Everything glows by D.A.D
Pinewood smile by The Darkness
Nothing's changed by Joe Lynn Turner
Nostradams by Judas Priest
TAAB 2 by Jethro Tull's Ian Anderson
北欧コルピひとり旅 by Kolpikrarni
Human zoo by Gotthard
The last dance by Ken Hensley
Rock the block by Krokus
Chyco city by Greatwhite
Mandillion by Gathering
No more tears by Ozzy Ozbourne
Hollywood vampire by LA Guns
Design your universe by Epica
綴りの間違いには突っ込まないでください(笑)




669. めたる慶昭 (2019-04-28 09:57:31)

特別企画平成30年間のアルバム30選(オルタナ編)
①Lights and sounds by Yellowcard
②Don't believe the truth by Oasis
③Now I'm a cowboy by The Autures
④Scarlet and other stories by All About Eve
⑤Realto by Realto
⑥Butcher and butterfly by Queen Adreana
⑦Pilglims progless by Kula Shaker
⑧Invitation by Thirteen Senses
⑨Cirkus head by Jeremy Days
⑩Everything last winter by Fields
以下
Ink by Fixx
Passhonoire by Black Box Recorder
Float by Flogging Morry
Ellie's suites case by Bearly Pink
Oyster by Heather Nova
The promise by T'pau
Fine lines by My Vitlioul
Wonderful by Madness
Making dens by Mystery Jets
Under grounds by Sniff And The Tears
The hipstars by Deacon Blue
Let's do this again next week by Deaf School
The worry by Little Mothers
5 scores & 7 years ago by Reliant K
All right still by Lilly Alen
Goodmorning Aztran by Los Lobos
An eye for the mainchance by Rozetta Stone
Deliverllance by Quiet Drive
黄金の午後 by The Church




670. めたる慶昭 (2019-04-29 17:53:51)

ヒープ関連アルバム10選
①Diary of a madman by Ozzy Ozbourne
(リー カースレイク参加)
②Little big band by Kief Hartley Band
(ゲイリー セイン参加)
③Grandprix by Grandprix
(バーニー ショウ、フィル ランゾン参加)
④誇り高き言霊 by Ken Hensley
(ケンのソロアルバム)
⑤Dark matter by Jhon Slowman
(ジョン スローマンのソロアルバム)
⑥Take no prisoners by David Byron
(デビッド バイロンのソロアルバム)
⑦On the rocks by Byron Band
(デビッド バイロンのバンド)
⑧革命と反乱 by Blackfoot
(ケン ヘンズレイ参加)
⑨Rough Diamond by Rough Diamond
(デビッド バイロン参加)
⑩Genesis by The Gods
(ケン ヘンズレイ、リー カースレイク参加)




671. めたる慶昭 (2019-04-30 08:42:10)

タル関連10選
①Acoustical driven by Uriah Heep
(イアン アンダーソンがゲスト参加)
②Turkey by Wild Turkey
(グレン コーニック参加)
③Train of events by Locomotive Breath
(バンド名がタルの曲名に由来)
④Stage left by Martin Barre
(マーティン バレのソロアルバム)
⑤Jewel in the clown by Fairport Convention
(デイブ ペグ在籍)
⑥Big towne 2061 by Paris
(グレン コーニック参加)
⑦A classic case by Dee Parmer
(デビッド パーマーが改名してタルの曲をカバー)
⑧Carmen by Carmen
(ジョン グラスコック在籍)
⑨Genesis by The Gods
(ジョン グラスコック在籍)
⑩Ruppies dance by Ian Anderson
(イアン アンダーソンのソロアルバム)




672. 失恋船長 (2019-05-08 00:20:01)

①Argument Soul 『Reviving the Truth』
テクニカルでパワフルな国産メタルバンド
ライブも強力だと評判を集めた
神谷のハイトーンも強烈
一部の海外のマニアも認める期待の若手だった


②Damzell    『War Song』
福岡が生んだ剛直重金属軍団
NWOBHM万歳バッキバキのメタルサウンドは迫力も十分
今なら認知してもらえるんじゃないかねぇ
再発してくんないかなぁ


③Kruberablinka    『Kruberablinka』
元テラローザの赤尾と鈴木の再タッグ
皆の期待に答える叙情派サウンドの悶絶
期待を裏切らない展開に涙が出ましたよ
待ってましたぁ

④Yuhkinen   『Far Beyond the Seven Seas』
アルハンブラやガルネリウスなどで活躍するキーボードプレイヤーのソロ
唄うはアークストームで共演している佐々井康雄
ネオクラプログレパワーメタルサウンドは強烈だ

⑤Burny Project   『Grass Wall Ain't Dead Yet』
スナイパーのギタリスト日下部バーニー正則のソロアルバム
スリリングなプレイは勿論だが
バンド編成に拘ったサウンドは聴きごたえタップリだ
バーニーの歌心溢れるエモーショナルなギターも火を噴くハードプレイも
どれもが超一流である


⑥Earthshaker    『The Story Goes On』
キーボードの永川敏郎も復帰して祝う35周年記念アルバム
西田昌史も上手く唄っているわ
広義的なスタイルを嫌みなく取り込める稀有なバンド
もっともJ-Rock映えするバンドだ

⑦Metalucifer    『Heavy Metal Bulldozer』 
大手メディアに取り上げられない為に一部のマニアを除いてほとんど知られていないが
海外のフェスにもゴリゴリ参加している
日本を代表するメタルバンドの一つである事に間違いない
アングラメタルシーンの王者
そろそろ日の当たる世界に出てきても良いのでは?
国産NWOBHMサウンドはカッコいいぞー
ニール田中氏が映り込むジャケがネタになるのかなぁ?

⑧Negarobo    『Emergency』
国産スラッシュの中でもトップクラスのクオリティを有する名盤
破壊力満点のスラッシュサウンドに身震いさせられます
このまま埋もれさせるのは惜しいバンドだなぁ
ドラムは鈴木アンパン政行
空港でみかけアンパンさんと声を掛けたら
物凄く睨みかえされた
一般人がアンパンと声を掛けるのはNGなんだろう
それでもサーベルタイガーの時も見ましたよと
声を掛け直したら手を挙げて答えてくれた
ちなみにラウドネスの山下さんはめちゃくちゃ気さくな人やったで~


⑨Hard Gear    『Episode of Realism』
サーベルタイガーのDNAを継いだ道産子メタル
デモ音源をCD化したある意味ベスト的なアルバム
Final Crisisなどストレートな疾走ナンバーは
多くのメタルファンを取り込む魅力がある



⑩Saber Tiger   『Invasion』
叙情派国産メタルバンドの1st
フルアルバムを出すのに時間が掛ったよなぁ
久保田陽子は女性だった為に
コアなメタルファンの間で彼女の評判が悪かった
今の女性シンガーブームを考えると信じられない話である
久保田陽子は稀代のメロディメイカーだ
彼女の歌メロは本当に魅力的だった
こういうバンドでまた唄って欲しいなぁ




673. めたる慶昭 (2019-08-16 22:02:49)

えー15選になりますが、00年以降で好きなジャケットです。
TABB2 by Jethro Tull
If you think I'm crazy by Phil Lanzon
Salt by Wuthering Heights
All light stilj by Lilly Allen
Secret society by Europe
桃源郷 by Uriah Heep
異端審問 by Uriah Heep
Blood Celemony by Blood Celemony
Puzzle by Biffy Crylo
One way ticket to hell ・・・and back by The Darkness
Crazy kids never learn by Tiger Bombs
贖罪の化身 by Judas Priest
Human zoo by Gotthard
You and others by Vega 4
Lift a sail by Yellowcard




674. 失恋船長 (2019-09-13 20:33:38)

『思い出の国産メタル100選その①』


①加瀬竜哉『SISTER LEESA』
おおげさではなく天才マルチプレイヤーと呼べる才人だった加瀬さん。後年はエンジニアとして活動していたが、へヴィメタル冬の時代にリリースした今作は、時代が時代ならインディーズ止まりなんてありえないクオリティがあった。
コンポーズ力も高いが、灼熱のヴォーカリスト、坂本英三を起用したチョイスやパフォーマンスのサジェスチョン力など、本当に優れた目をもっていたと思います。
加瀬さんはギター、キーボード、ベースを担当。ドラムはブリザードの村上が、一部ベースにMASAKIが参加。このチョイスも素晴らしいよね。歌心を大切にした楽曲は、正統性の強いものからアメリカンなものまで多彩なサウンドを用意。特にオープニングの『THE SINNER OF LOVE』は国産メタルの金字塔だと思っている。個人的いは坂本の完全復活を印象付けた事でも思い出深い。

②WOLF    『SOME ASPECTS OF THE MOMENT』
国産様式美系バンドのフルアルバム。リリースは1991年。時期も時期だけにひっそりとリリースされた感がある。デビュー期にBURRN!誌の広瀬さんが深くかかわっていた事でも有名なバンド。
歌心を大切にしたコテコテ感のそこそこのジャパニーズメタルサウンドは実に魅力的だった。
スリリングな黒木のソロも目玉。独特のメロセンスを発揮した稀代の名シンガー松本龍以のパフォーマンスは、国内のシーンでは頭一つ抜きんでていた。

③Concerto Moon『Fragments Of The Moon』
国産メタルはおろか、正統派メタル冬の時代に彗星の如くシーンに登場したバンドの1st。
リーダー島紀史のスーパープレイに目がいきがちだが、シンガー尾崎の歌メロも実に魅力的であり、
その卓越したパフォーマンスはライブでもレコーディング同様遜色なく聴かせてくれた。
ただ、同時に尾崎は国内レベルのシンガーである事を露呈する事でもあったのだが、それでもベースの三谷脱退までは頻繁にライブに足を運んだバンド。なんだかんだ言っても尾崎時代が一番好きだ。

④BAD LOSER『BAD LOSER』
ギターが寺石浩樹から鈴木広美に変更してリリースされたEP。Hurry Scuaryの南の温かみのある歌声の素晴らしさ。腕利きのギタリストが加わる事により、日本人の琴線に触れまくる叙情派ハード&キャッチネスサウンドは、一段上のステージへと登りつめた。4曲では物足りないと激しく思いましたね。

⑤Volfeed『Majesty』
国産様式美メタルの美点を詰め込んでいたスタイルが魅力のバンド。
その半面、個性は激薄だったが、Terra Rosa解散後のシーンにとっては救世主でしたよ。
リリースは1995年、極寒の時代にピュアなサウンドはオアシスのようだった。今でも懐かしい思い出です。


⑥EARTHSHAKER『FUGITIVE』
名曲MORE収録のアルバム。日本人ならではのメロディラインを駆使することで多くのファンに切り込んだバンド。
個人的には叙情的なメロディと歌謡テイストが絶妙な『22時』は何度聞いてもグッとくる。
ラストに収録された表題曲の泣かせも毎度唸らされる。ドラマ性の高いバラード調の『LOVE DESTINY』も、このバンドならではの味わいだ。マーシーの情念たっぷりの節回しに泣かされた。
ライブで鍛え抜かれた叩き上げのバンド。ステージは常に熱かったのも懐かしい思い出。
この路線を極め続けて欲しかったなぁ。

⑦松川RAN敏也『BURNING』
BLIZARDのギタリストRUNこと松川敏也のソロアルバム。
ランディ・ローズに捧げるというサブタイトルも懐かしいというかスベリ気味なのも思い出。
そして謎のシンガー、ミスター・クレイジータイガーもスベリ倒しだった。
リリース時は、完全に無視していたが、88年にCD化された今作を聴きノックアウト。
無理無理のキーでハイトーンを唄わされていると感じていが、ミスター・クレイジータイガーの歌声はBLIZARDの下村よりも遥かに魅力的だった。
東京X-RAYや、あのBLACKHOLEの曲まで収録された力作(RIO氏の貢献度も大きい?)
唄が強化された事により松川のギターワークは更なる魅力が深まった。まさにランディ・ローズに捧げるに相応しい。だからこそ、いまだに一度も再発がないことが悔やまれる。
一説には、ミスター・クレイジータイガーこと、今や国民的認知度を誇るシンガーが、版権を買い再発を許さないと言う都市伝説がある。もしそれが本当なら残念で仕方がない。
彼の唄は、荒削りだが、十分に魅力的だ。よう聴いたアルバムですよ。


⑧SABER TIGER『PARAGRAPH』
初期の音源を一まとめにしてCD化したアルバム。このバンドは、こういう音源集が多い。
メロディメイカーとして天賦の才を持ち合わせる御大木下のギターは既に確立。
その壮絶な泣かせ方に胸が焦がれます。日本人ならではの情念とメロディラインが炸裂するバンドの代表曲MABOROSHIは国産メタルの金字塔ですよ。
疾走ナンバーで聴ける、雄大な大地を駆け抜ける叙情的なメロディの数々、でもコテコテにならないのがこのバンドの魅力。スケールの大きいサウンドなのに、四畳半一間のフォークソング的な歌詞がマイナスでしょうね。それでも初期の代表曲が詰まった名盤だと断言しておきたい。


⑨HELLEN『TALON OF KING』
色んな意味で日本を感じさせるバンド。アナログ盤の板起しとはいえCD化された時は本当に嬉しかった。
華麗なキーボードもドラマを演出。清水保光のギターワークも洗練されたものだった。速いだけではない聴かせ方の上手さに耳が持って行かれます。流麗だよなぁ。
今作はボートラ入りの7曲。フルアルバムを出した実績がない。このまま埋もれるのかねバンドも清水さんも…表題曲はSHOW-YAがカヴァーしたことでも有名ですね。


⑩Crowley『Whisper of the Evil』
名古屋が生んだ伝説のサタニカルメタルバンドのEP。
インディーズ故のペらい音質からくる迫力不足は否めないが、それを差し引いても妖しげな魔力を纏った叙情的なフレーズが耳にこびりついて離れなった。
唄も説得力が高く、国産メタルにありがちなマイナスポイントを払拭と、青春時代を彩る一枚です。




675. 失恋船長 (2019-09-16 21:08:41)

『思い出の国産メタル100選その②』


①本城未沙子『13TH』
LOUDNESSのメンバーが完全バックアップ。高崎のフラッシーなギターワークが堪能できる一枚。
主役たる彼女のキャラが確立してきたのも印象的。カヴァー曲が多い1stもインパクトが大きいのだが完成度でこちらに軍配。
それにしてもバックの演奏は冴えに冴えわたっている。


②LAZY    『宇宙船地球号』
アイドルから一転、本格派のHRサウンドへと変貌を遂げる。
元々やりたかったスタイルに戻っただけなのだが、質の高さに舌を巻きますね。
まだまだ制約はあったのだろうが、高崎の火を吹くギターにぶっ飛びますよ。
それにメンバーもアイドルとは思えない巧者が揃っている。
LAZYを聴く度に思うのは、いつからまともに演奏出来なくともバンドと呼ばれる時代が始まったのだろう?
80年代のバブルかね?まだ10代なのに凄いメンバーだった。

③VOLCANO『VIOLENT』
屍忌蛇とNOVがタッグと組んだ。これだけでも興奮するのだが、その期待値を遥かに超えてきた。
メタリックなのに泣かせまくるギターワーク。
その情熱が迸る泣かせのギターは、むせ返るほどに叙情的だ。ブラストビートよろしくの獰猛さ、剛直デスラッシュなスタイルも屍忌蛇の魅力。モダンさもあるが、やはり一筋縄ではいかない展開とメロディの練り具合に唸らされた。
類似性などものともしない力技も魅力。

④CASBAH『Reach Out』
勿論、初期の音源の方が有名だしシーンに与えたインパクトは大きい。また個人的にもダビングして貰ったデモや、シングルにEPを良く聴いていたのだが、2015年にリリースされた今作にはぶっ飛ばされた。とにかく全然、大人しくなっていない。コアでダイハードなのに血の通ったオーガニックサウンドに体中が否応なしに振い立たされる。
原始的なロックのダイナミズムが共鳴しているのか、とにかく凄いアルバムだ。紆余曲折を経て辿りついた境地、全てを超えてきたジャンル不問の一枚。羽鳥の衰え知らずの咆哮、挑発的なリフワークの殺傷力。恐れ慄きました。


⑤野獣『地獄の叫び / FROM THE BLACK WORLD』
野獣と書いて”のけもの”と呼ばせるセンスに赤面。しかし出している音は日本人らしいキメの細やかさが冴えわたる英国寄りの叙情派ハードサウンド。
そこに70年代的な四畳半一間のフォークソング的歌詞が絡み、やっぱり塩っ辛いなぁと思うのですが、79年代にこの音をリリースした実績は大きい。



⑥BOW WOW『WARNING FROM STARDUST』
B時代最後のスタジオアルバム。レディングフェスティバルでの伝説。ハノイロックスとの英国ツアー。そんな前後に起こったイベントを鑑みても、バンドは脂が乗り切っていた。
荒々しくも重厚なハードサウンドを堪能できる。
こういうロックは大好きではないのだが、影響は確実に受けている。


⑦KUNI『MASQUE』
単身渡米し、そこで培った人脈を経てアルバムを作り上げた覆面レフティ・スナイパーことKUNI。
豪華ゲスト参加の1stは、やや寄せ集め感が強いのだが、
それでもガチッとハマった時のスケールの大きさに唸ります。カル・スワンが参加した叙情派ナンバーは名曲。



⑧ANTHEM『GYPSY WAYS』
アンセムがいなければ、ここまでヘヴィメタルにのめり込んでいたのかと思う。このバンドのカタログ全てに影響を多大に受けているのだが、思春期のワタクシにとっては、今作のもつ影響度は計り知れない。
名曲①に電撃を受けるほどの衝撃を覚えた。
オブリガードをかました福田洋也のギターソロは完ぺきである。ホントに泣けたよ。
ヘヴィでダークな⑩もメチャクチャカッコいい。
森川でなければ成立しないと思わせる曲が多いのも印象的。
②の世界観も胸が焦がれる。甘く切ないハードサウンドにグッとくるよねぇ。


⑨SNIPER『QUICK & DEAD』
迸る熱情が激しくウネリを上げている。
ライブで叩き上げた演奏力の高さ。インディーズ止まりの為に認知度が上がり切らなかったのだが、単独でヨーロッパに出向きツアー行うなど、精力的な活動で知られる。特に今作はオランダのレーベルからもリリースされている。
エモーショナルな日下部のギターワークの凄味。北尾の唄も国内レベルだが、これが味わい深いものだった。
彼の魂を込めたパフォーマンスがバンドの顔として君臨しているのは間違いない。いまだに未CD化なのも残念。デジタルでも良いから再発して欲しいなぁ。


⑩44 MAGNUM『DANGER』
色んな意味で国産メタルの象徴のようなバンドだった。
ロックの持つ荒々しいさとキャッチネスさ。
少年少女にも伝わるストレートな歌詞。
色褪せる事のないバンドの代表曲が多数収録されている。




676. 失恋船長 (2019-09-23 19:44:55)

『思い出の国産メタル100選その③』


①聖飢魔Ⅱ『メフィストフェレスの肖像』
久しぶりにダミアン浜田の楽曲が収録されたアルバム。
ある意味、バンドとしての原点回帰とも言える意欲作。
聖飢魔Ⅱとはなんなのかを雄弁に物語っている。
ルーク篁とエース清水のツインギターコンビは国内最高峰と言えるだろう。
閣下の独特のハイトーンも魅力を増している。
制約のある中でもリズム隊は聴かせ方が上手かった。
リリースは1996年、正統派冬の時代にメジャーからリリースされた最強のヘヴィメタルアルバムだ。

②人間椅子『踊る一寸法師』
メジャーからドロップアウト後にリリースされた一枚。
制約のない中で作られたのか、彼らの魅力が凝縮されている。
狂喜乱舞する津軽弁の響き、日本文学に根差した歌詞。
70年代のハードロックやプログレから影響を受けたサウンド。どれもが猛烈な個性を光らせている。癖の強さも全カタログ№1だろう。

③LOUDNESS『8186 LIVE』
脂の乗り切ったバンドの高水準のライブを堪能できる名盤。性質上選曲的に偏ってはいるが、このバンドの代表曲が網羅。本当によく聴いた一枚だ。
スピードのエンディング長すぎるって(笑)
山下のベースソロ好きやったわ。ROCK SHOCKに燃える。
GERALDINEのライブも貴重ですよ。

④OUTRAGE『THE FINAL DAY』
ステファン・カウフマンをプロデュースに迎えドイツでもレコーディングが行なわれた一枚。
とにかく気合が入りまくっている。キャッチーさと激烈さが同居。彼らのルーツが濃密に抽出されているのも印象的。
①は何度聴いたか分からん。若い頃はキラーチューンだった。

⑤FATIMA HILL『VALHALLA』
日本を代表する暗黒様式美系HM/HRバンドの1st。
自主制作ゆえの音質の脆弱さ、方々で指摘される低音部の迫力不足など、メタル系としては致命傷を負っているのだが、そんなマイナス要素を払拭する濃密な世界観。神秘的な世界をキーワードに初期オジー時代に通ずるような叙情性と美意識、そしてサバスティカルなダークサイドの両面を見事に描き切っている。
今の時代、全く流行らない様式美系メタルだが、ワタクシの根幹となる世界観がここには存在している。
最近は、聴かなくなったが、このバンドの事を心にずっと止め置いているは間違いない。



⑥SABBRABELLS『DOG FIGHT』
この4曲入りは本当に良く聴いた。いまでも良く聴く一枚だ。名曲METAL SABERに始まり、泣かせのヘヴィブルースWATER NIGHTなど名曲が収録。BOXでの紙ジャケ再発に驚いたが、是非とも単体で復活させて欲しいね。


⑦FLATBACKER『戦争-アクシデント-』
ねじくれた飯田のギターワーク。高橋太郎のパンキッシュなアイデア。個性剥き出しの雅樹の歌声。器用なドラマーの本間。四人の個性がぶつかり合い、同じ方向を向くことで到達した唯一無二のサウンド。
日本はもとより、世界でも十分に通ずるクオリティを有する、歴史に名を残す名盤中の名盤。
スラッシーかつハードコアなメタルサウンドは今なを刺激的だ。


⑧MAKE-UP『HOWLING WILL』
歌心を大切にした瑞々しいメロセンスのアレンジが素晴らしい。山田信人の熱を帯びた歌声も強力に武器だった。
やや日本的な面は強めかもしれないが、それを補うだけの実力とセンスを持ち合わせていた稀有なバンド。
日本のメジャーシーンにおいては、純粋にロックを極める事が出来ないだけに、彼らのような器用なのバンドは辛かった。


⑨VOWWOW『BEAT OF METAL MOTION』
BからVへと生まれ変わった山本恭司率いるバンドの1st。
専任ヴォーカル人見元基の登場はシーンに絶大なインパクトを及ぼした。
この豊かな声量と表現力の高さは、今なお国内最高と言っても過言ではないだろう。
また、この時点で楽曲も確立。山本と厚見のバトルもスリリング極まりないものが多く、今聴いても興奮させる。
日本語詞はあるのだがバタ臭くないのも魅力的だった。


⑩EARTHSHAKER『EARTHSHAKER』
伊藤政則氏のバックアップを受けてデビューした1st。
派手さはないものの堅実なプレイは安定感抜群。
若さあふれるエネルギッシュさもあるが完成度の高いデビュー作だった。
今なお色褪せない名曲も多く、代表作に推す人も多いだろう。唄えるハードロックの先駆者は今だに現役であるのも素晴らしい。




677. 失恋船長 (2019-09-30 21:19:15)

『思い出の国産メタル100選その④』


①X-RAY『STRIKE BACK』
シーンを短期に駆け抜けたバンドの代表作。良い意味で大衆性を帯びているが、ロックなスタンスをキープしているがカッコいい。
先人たちの美味しいアイデアを再構築するのが上手いバンドだった。音楽性の幅を広げつつも、エッジを損なわなかったのは奇跡的と言えるだろう。湯浅のギターも良く練られている。レコード会社の思惑と彼らの理想が合致したのかな?

②陰陽座『鳳翼麟瞳』
妖怪メタルのイメージにピッタリのアルバム。
メジャー配給ということで、こなれているがメタルな面がしっかりと残っている。このバランス感覚が強みだ。
思慮深いメタルな世界観と面妖なる魑魅魍魎の世界。
それを艶のある男女ツインボーカルが彩りを添えるのだから、個性的という面から見ても日本でしか成し得ない音楽性であろう。安直な和を取り込んだ洋装でないのが凄いのだ。

③人間椅子『黄金の夜明け』
彼らのカタログの中でも最も音楽性が絞れた一枚。
英国的プログレ&ハードロックからの影響を巧みに取り込み、自分たちの世界観に投影。一歩間違えればパロディになるような模倣すらも、こうあるべきと思わせるアレンジセンスと、本気度に唸らされる。



④CHURCH OF MISERY『Master of Brutality』
日本が世界に誇れるサイケでドゥーミーなヘヴィロックバンドのEP。
シリアルキラーを題材にしたアイデアが賢い。
この深く沈みこむトリップミュージックにピッタリと言えよう。個人的にもシリアルキラー系の書物を愛読していただけに、共感する世界観だったのも大きいのだ。
アルバムジャケを飾るジョン・ゲイシーは本物のクソ野郎だ。

⑤早川めぐみ『SECRET POLICE-秘密警察-』
アメリカンポリスコスプレでほほ笑む彼女に首ったけ。
その麗しのルックスに股間を熱くさせた思春期のワタクシなのだが、それ以上にハードなサウンドのカッコよさに海綿体に集まった血が逆流と、色んな意味で刺激的なサウンドだった。
彼女の唄について言及してはいけない。
山本恭司、北島健二、松本考弘とギターヒーローもバックアップ。聴きどころの多い演奏に耳を集中させるべきでしょう。



⑥UNITED『BEAST DOMINATES』
リリース時は狂ったように聴いたEP。
日本語詞からの脱却&メンバーの変更もズバリとハマり、バンドのスケールが大きく変貌。彼らの歴史はここから始まったと言えよう。
リリースは1986年、ギターは原 "MARCHAN" 正樹、ドラムは滝沢 "JOURNEY TETSU" 哲夫。ちなみに横山はEXCITER YOKOと名乗っていたな(笑)


⑦BLAZE『BLAZE』
大阪の古典HM/HRバンドの1st。海外のマニアからも注目された逸材なのだが、知名度は低い。
ブリティッシュテイスト満載、哀愁のメロディとオーソドックスなハードサウンドは無くしてはならない永久保存な魅力に溢れていた。
音の持つ説得力の高さ、言い訳無用のカッコよさに痺れますね。
欧米人にな出せない日本ならではの繊細さ、それがハードサウンドの中に息づいている。そのワビサビのある哀切感に個性を見出しますね。


⑧DAMZELL『WAR SONGS』
ツインギター編成によりアンサンブルも強化、表現力の高まり重厚かつパワフルなメタルサウンドは益々強度を増していった。NWOBHMにも通ずる攻撃性と厳つさも魅力。
リリース当初は、線の細い金切りヴォイスがダメでバカにしていたが、今となっては、これしか出来ない不器用さが大好きだ。メタル特有のドラマ性、そのコテコテ感に胸焼けするが大好きなサウンドである。

⑨ANTHEM『BOUND TO BRAKE』
個人的にはヘヴィメタルの理想郷と言えるバンド。
今作がアンセム初体験だったのだが、その衝撃度は計り知れないものだった。
本当に表題曲を聴き、あまりのカッコよさにチビリ掛けた。
ギターソロに悶絶、暴れまくりたい衝動に駆られた。
全てにおいて起承転結のある展開、ヘヴィメタルのドラマ性とカタルシスの解放。比類なき名盤中の名盤。

当時、周りから日本のメタルなんて聴くなと釘を刺され、なんなら嘲笑されたくらいだ。
でも今作を知り腹を決めた事を今で覚えている。ワタクシの真のメタルライフを始めたきっかけはこれ。
国籍で音楽を聴く奴など一ミリも信用できませんね。


⑩LOUDNESS『撃剣霊化』
英語ヴァージョンの方が洗練されているが、思い入れで日本語ヴァージョンに軍配。
ブリティッシュ然とした欧州よりの音楽性、テクニカルさも益々磨きがかかり、バンドとして脂が乗りまくっていた。
後世の及ぼした影響は計り知れない。そして海外進出への後押しとなった世界的名盤の一つ。
CRAZY DOCTORのギターソロにぶっ飛ばされた。
ライブでの定番曲も多し。




678. 失恋船長 (2019-10-07 21:28:31)

『思い出の国産メタル100選その⑤』


①樋口宗孝『破壊凱旋録 -DESTRUCTION-』
ラウドネスのスタードラマー樋口宗孝のソロアルバム第一弾。彼の活きのいいドラミングをフィーチャーしつつも、豪華ゲストを際立たせるアレンジとバランスに感嘆。
山本恭司と樋口の共演ってのに興奮を覚えますね。
MAKE-UPの前身と言える樋口宗孝プロジェクトの存在意義も大きい。メタルバラードの金字塔④は名曲です。

②BLINDMAN『Being Human』
稀代のメロディメイカー中村達也率いる叙情派HM/HRバンドの2枚目。
中村のエモーショナルナギターに導かれ弾ける骨太なハードサウンドのカッコよさたるや。エッジが聴いているのにメロウさも完備と、一音一音に込められた渾身のプレイに激しく感情を揺さぶられます。
高谷アニー学の唄があるからこそ、エモーショナルサウンドがさらに光り出したのもポイントだ。


③44MAGNUM『STILL ALIVE』
音楽性が変わってしまった為にお蔵入りしてしまった。
本当はACTORの次に出る予定だったHM/HR時代のデモ音源集。
解散後にリリースされた為に、未消化の音源もそのまま収録されている。
完成品ではないので、批評するのはフェアではないのだろうが、もしこのアルバムは正式にリリースされていれば、44マグナムの評価も変わっていたろう。彼ららしい多様性のある一本筋の通った硬派な一枚だった。


④HURRY SCUARY『BRAKE IT UP』
タイアップも兼ねてメジャーリリースされた1st。
中間英明の表現力豊かなプレイに注目も集まるが、
リーダー南安秀の温かみのある唄声とパワフルなリズムプレイも耳を惹きます。
アルバム一枚で終わった為に、大物になり切れなかったが、伸びやかな歌声を生かした叙情派HM/HRサウンドは、ギターヒーロー中間の存在感と相まって、世界基準のサウンドへと昇華していた。

⑤MAVERICK『Unfolds the Way』
北海道を代表するヘヴィメタルウォーリアーの3曲入りCD-R。これと2ndデモは良く聴いた思い出深い一枚。
伝統的メタルと甘美なメロディの絡みは臭さも少ない独特のスタイルを築いていた。
観衆を煽る激しいステージングも話題に。メジャーデビューを果たした時はちょいと驚いたが、話題にならなかったのが残念。

⑥SILVERBACK『Native』
プログレッシブな展開と剛直なハードサウンドの融合。
ともすればパンキッシュと呼べるような場面もあるのに、豊かなドラマ性を感じさせる雄大なアイデアに唸らされます。
激しさの中にある刹那な響き。高い演奏力が結実した唯一無二の個性豊かなサウンド。
伊熊の野太い歌声もバンドサウンド後押しとフロントマンの重責を果たしている。
現在のトリオ編成も進化を遂げた素晴らしいサウンドを披露している。


⑦Precious『Singles Collection』
梶山章の名前を世に知らしめたシングル曲をまとめた企画モノ。特に①②はテラローザの岡垣と堀江が参加して話題に。
フルアルバムも素晴らしい内容だが、個人的なインパクトとしては①が一番だった。
日本のバンドあるあるの唄の弱さに悩まされた梶山。
そして彼本来のプレイではないと言われるプレシャス時代。
そんな自他共に認める逸話があっても、この時代のプレイも光り輝いていた。そして多くのギタリストに影響を及ぼしているのは間違いない。


⑧TERRA ROSA『THE ENDLESS BASIS』
メジャー盤とインディーズ盤があることでも知られる関西様式美メタルバンドの1st。
このバンドの代表曲が詰まった名盤中の名盤。
RAINBOWよりもRAINBOWしていたバンドとマニアから呼ばれ、国産様式美系バンドの権化ともいえる濃密な世界観を演出していた。
このバンド最大の問題点はメンバーチェンジの多さ。
レコーディングの度にギタリストが変わり、前任者のプレイをなぞると言うのは、問題だろうね。
赤尾和重女史のパワフルヴォイスとメロセンスは、様式美マニアの希望の星だった。


⑨ANTHEM『Tightrope』
福田洋也のカラーが一番出ていると言われる2枚目のアルバム。そのおかげで方向性は絞れているのにバラエティ豊かに聴こえる。その半面未消化に感じる場面もあるのだが、そんな事を差し引いても凄いパワーを内包したアルバムだった。
レコーディングもライブ感があって凄まじい。
思春期の少年は①を聴き、首がもげんばかりに頭を振っていましたよ。

⑩魔女卵『魔女卵』
4曲入りのEPのみで消えてしまった幻のバンド。
群像青春映画?ともタイアップされた事でも有名ですね。
いまだに未CD化ですが、是非とも正式な形でもう一度世に出て欲しいなぁ。
芝居掛った①はバンドとテーマソングに相応しい妖しさがある。エッジのたったギターが耳を惹くポップな②、メロディックに走る③、関西ブルースの流れを組むバラード④とどれもが耳馴染み良くスッと入ってくる。
関西メタルを語る上では外せないバンドだった。
MIZZYこと田中みずえさんは現在、何をやっているだろう?




679. 失恋船長 (2019-10-14 21:03:50)

『思い出の国産メタル100選その⑥』


①MARINO『TARGET』
関西の重戦車と呼ばれた硬派なメタルバンド。ブリブリと唸るベース、タイトな板倉のパワーヒッティング、そしてストラトの魔術師と呼ばれた大谷の変化自在のギター、全てが世界レベルの演者が集結していた。
ハードの迫るのは勿論だが、泣かせの一級品の大谷の存在感は本当に凄かった。おチャラらけた要素がないのも好感が持てるバンドだった。インギーの前座も懐かしいなぁ。
吉田レオ隆の唄も味があって大好きだった。名曲INPACTは永遠に聴き続けるであろう。

②凱旋MARCH『闘魂行進曲』
BRAVE BOMBERから凱旋マーチへと変貌を遂げた。軍歌メタルバンドのEP。
その濃厚な世界観に、思わず噴き出す人もいるでしょう。
軟弱と書いて、うすっぺら、とかね。
シンガー齋藤正寿は本当にパワフルで唄が上手い。ライブでも、その実力に疑問など一切抱かせなかった。
漢メタルの代表作。フルアルバムは、楽曲の構成がコテコテ過ぎる為に肩が凝る、まずはミニアルバムで耐性をつけてから挑んで欲しい。日本男児の生きざまを唄い後世に伝える。魂のおくりびと、齋藤正寿は唯一無二の存在だ。


③LOUDNESS『The Birthday Eve-誕生前夜-』
人生で一番聴いたアルバムかも知れない。とにかくメタル初心者だった時代に聴きまくった。
エアーギターから、本物に持ち替えた時も真っ先にカヴァーしたのが①のリフだったもんね。そしてライトハンドにタッピングと、高崎晃は師匠ですよ。
メタルシーンに多大なる影響を及ぼしているバンドのデビュー作。今なお色褪せる事のない金字塔です。
上手いメンバーが奇跡的に揃ったのも世界へ羽ばけた要因だろう。

④ANTHEM『HUNTING TIME』
アンセムというバンドがいかに英国的かを知ることが出来るでしょう。CD時代なのに収録曲を厳選したことにより視聴感が抜群に良い。そのおかげで何度もリピートしたくなる。
坂本英三から森川へと進んだバンドは、それまでの音楽性を総括したような鋭い内容になった。
そして、このアルバムを完成出来たのは森川の唄があってこそ、獣性を帯びたストロングヴォイスは、歌心に溢れている。

⑤WILD FLAG『WILD FLAG』
VOWWOW解散後に山本恭司が結成したバンド。怪獣兄弟と呼んでいた満園兄弟のリズムプレイは、バンドの推進力となっている。音楽性は荒々しいB時代を思わせるものだったのも印象的。ライブでの凄味をパッケージ出来ていなかったのは残念。本当にライブはバンド名に負けない野性味あふれるものだった。

⑥SABER TIGER『BRAIN DRAIN』
魂の唄い人、下山武徳の登場はシーンにとって衝撃的だった。色々悪口を言う人がいるのだが、彼ほど、ライブでしっかりと唄える人は稀である。
下山を手に入れた事で北の狂獣は益々牙が研ぎ澄まされた。
バンド名に恥じない獰猛なヘヴィサウンドに対峙できる歌い手の加入は、このバンドを真のメタルバンドへと押し上げただろう。
バカで上等だと唄う下山は本当にカッコよかった。


⑦EZO『EZO』
FLATBACKERからEZOへと姿を変えジーン・シモンズの助力をへて全米デビューを果たしたバンドのデビュー作。
かつての姿とは違うが、このバンドならではの異形は残っている。山田雅樹のスクリーミングヴォイスは強烈だったし、飯田のギターは、やはりひねくれていた。
彼らの全米デビューにワクワクしましたよ。


⑧EBONY EYES『Hard Rock Renaissance』
今聴いてもドラムの音が可哀そうだ。迫力不足の低音にイライラするのだが、このコッテコテの濃厚な様式美ワールドに持って行かれます。
田中&金谷のツインリードも日本人好みのセンスを爆発。
やりすぎ感が逆にカッコいいと思わせてくれた。
欠点よりも愛でる部分を聴ける我が身の器用さを呪うこともあるのだが(だから散財してしまう)、
今でも年に一度は無性に聴きたくなる一枚である。

⑨JURASSIC JADE『誰かが殺した日々NEVER FORGET THOSE DAYS』
ジャケットを飾るHIZUMI女史の怖さに子供が見たら夜泣きするわを笑ってしまいましたが、出している音はそれ以上に狂気に彩られたダイハードなスラッシュメタルだった。
ただ突っ走るだけではない構成力も高まり、このバンドの個性がより明確にものとなった。
初期から現在への過渡期となる貴重な一枚だろう。

⑩ELIZA『SOMETHING LIKE HOT』
ヨーロピアン調の哀愁美とライトなアメリカンさが同居。
ノリの良いナンバーも多く収録され視聴感の満足度は高い。
青春時代、皆にバカにされながらも良く聴いた思い出深い一枚。ヘタウマボーカル伊藤竜五も今となっては大好きだ。
ドライブ感を押し上げるドラミングも好きですね。




680. 失恋船長 (2019-10-21 18:51:22)

『思い出の国産メタル100選その⑦』


①ANTHEM『NO SMOKE WITHOUT FIRE』
福田洋也ラスト作。プロデューサーもクリスからトニー・タヴァナーに変更され、さらにロンドン録音された一枚。
アンセム初のシングル曲もあったりと試行錯誤していた。
今作の思い出は作品云々よりもプロデューサーの変更の件である。
アンセムのレコーディングスケジュールにクリスが合わずにトニーになったという噂もあるのだが、当のクリスは、JPの復活作となった『PAINKILLER』のプロデュースを担当。
一躍時の人となる。そして国内のリリースはアンセムと同時期だったといのも皮肉だ。


②SACRIFICE『TEARS』
NWOBHMの流れを組むダークでミステリアスなムードに包まれた剛毅なパワー/スラッシュメタルバンドの3枚目。
少々癖の強いドスを聴かせた咆哮に評価も分かれそうだが、日本人らしいワビサビのある扇情的なソロなど胸を焦がすパートが多い。言い訳無用のヘヴィネスサウンド。この気合の漲りように身震いさせられる。


③SHELLSHOCK『Protest and Resistance 』
直線的なカラーの1stや前衛的なスタイルを繰り出した、今聴いても新鮮な3rdの間に挟まれている為に、イマイチ地味だと言われることもある2枚目のフルアルバム。
個人的には色んな意味で音楽性を拡散させつつもスラッシュという枠組みにはめ込んできた今作も彼らの豊かな音楽性を語る上では外す事の出来ない一枚と愛聴しています。
ツインボーカル体制も新鮮だったし、この摩擦度の高いリフワークはキリキリと切れ込んでいる。
再結成後も守りに入らず攻めの姿勢を崩さないのも彼ららしい。


④OUTRAGE『BLACK CLOUDS』
国内のスラッシュシーンを語る上では外せないバンドの1st。後の作品と比較すれば完成度は劣るがシーンに与えた影響は計り知れない。日本からメタリカへの回答と紹介されたのは有名な話だ。
橋本直樹のパフォーマンスは日本人離れしたものだった。
阿部洋介のギターワークの重厚でメタリックだが叙情味もある。弾け飛ぶヘヴィグルーブを打ち鳴らすリズム隊も超クール。
①②の流れに身震いしますね。③はFlower Travellin' Bandのカヴァー。そして④で昇天しますね。


⑤SABER TIGER『TIMYSTERY』
久保田陽子時代三部作のラスト。彼女の存在がバンドを各段にスケールアップさせていた。
この歌声とメロディセンスがあったから、久保田時代は優れたものになったはずである。
勿論、国内屈指のツインギターコンビ、木下&田中の存在感も同様なのだが、久保田の唄メロは凄かった。
当時、このアルバムの評価は必ずしもファンベースで高いものでなかったと言われている。理由は女性シンガーではダメだ、メタルは男だと言う意見が多かったと聴き、言葉を失いましたね。いまじゃ信じられないどうけど、久保田の登場は早かったと言うことなのだろう。


⑥SABBRABELLS『SABBRABELLS』
国産サタニカルバンドの自主製作盤。超絶レアもので、ダビングしたヘロヘロのテープしかもっていなかったので、2008年にボートラ入りで再発された時は小躍りして喜んだものです。国産メタルシーンに及ぼした影響は計り知れない。個性剥き出しのサウンドは、今なお色褪せません。
おどろおどろしさだけではないツインギターが暴れる疾走ナンバーもカッコよかったなぁ。


⑦X-RAY『摩天~HARD SECTION』
10代でデビューを果たしたスーパーギタリスト湯浅晋。
彼の扇情的なプレイの数々に恋い焦がれましたが、藤本のハイトーンの切れがあり、ここで聴ける英国寄りの叙情派ハードサウンドの絡みは上々だ。
藤本の歌声はJ-POPファンが聴いても嫌味を感じさせないクリアーさがあり、メタル系を以外の人からもウケたと言われる。


⑧VOWWOW『Ⅲ』
世界に名だたるテクニカル集団へと発展したV時代のVOWWOW。日本人離れした人見のパフォーマンスも益々磨きがかかり、海外の有名アクトと比べても遜色はないのが、このバンドの強みだった。新しいギタープレイを捻じ込みつつも、山本の武器は、エモーショナルさに尽きる。ロックなエナジーから情感たっぷりの泣きの世界まで自在に操る天賦の才に脱帽。BからVへ、外野の雑音を封じ込めた比類なき完成度。あらゆる音楽性を飲み込み進化したサウンドにスキなど見当たらない。今もって日本が世界に誇れる歴史的な名盤だ。


⑨SHOW-YA『Outerlimits』
商業ベースの活動が基準な為に、常に中途半端な印象を与えた彼女たち。今作は唄えるハードサウンドと呼べる充実度と方向性が絞れた為に、視聴感は悪くない。
プリンセスプリンセスと共にガールズバンドブームをけん引したのだが、どう見ての質が違うの不思議な気持ちだった。
限界LOVERSと私は嵐のヒットが大きかったのだろう?
どっちが先だったのかな?


⑩LOUDNESS『SOLDIER OF FORTUNE』
二井原実先輩のクビに驚いたが、マイク・ヴェセーラの加入にも驚いた。ホンマもんの外国人の加入である。
話題性もありレーベルも動き日本のTV番組にも登場したラインナップ。高崎は態度が悪かったぞ(笑)。
レコーディングでは好調も生ではイマイチだったマイク。
お金をかけた割にセールス的に国内でも惨敗だった新生ラウドネス。
結局は彼らも日本のバンドという立ち位置だったんだろう。
よくよく考えると日本語ヴァージョンのアルバム出していたもんなぁ。
当時の最高峰のテクニックを詰め込んだ高崎のプレイの数々は今聴いても戦慄である。
ポール・ギルバートは欧州スタイルを捨てMR.BIGへと向かった。皮肉なものを感じる。ヨーロピアン調とアメリカンロックの融合。でもこの音は古臭すぎた。ミックスもしょぼいぞ。
でも渡米後のラウドネスを総括するような内容は傑作としか言いようがない。個人的に愛聴する名盤である。




681. 失恋船長 (2019-10-28 13:39:21)

『思い出の国産メタル100選その⑧』


①ANTHEM『BLACK EMPIRE』
再始動後のアンセムがいかに充実しているかを物語る傑作。
叙情的かつメロディアスだがロックの持つ躍動感とハードネスさが手抜きなしのガチンコ勝負。とにかく洗練されているのにメタリックなダイハードサウンドを両立させている。
ここで唄う坂本英三のパフォーマンスも、根強くある森川待望論を吹き飛ばす圧巻の歌声を披露。
多様性を含んだ音楽性を引っ提げ、アンセムは今作を機に確実に新たなるステージへと登りつめた。



②EARTHSHAKER『Pretty Good』
軟弱な音楽性になり下がったアースシェイカー。
その凋落ぶりは言葉に出来ないが、確か聖飢魔Ⅱがアメリカでライブをやった時にオープニングを務めたが、商品となったのは聖飢魔Ⅱだけだった記憶がある。
そんな状況下の中で原点回帰とは言わないがハードサウンドを取り戻そうと動き出した今作。
唄えるハードサウンドは健在、プロデュースにTOTOのジェフ・ポーカロを迎えアメリカンかつダイナミックなリズムを引っ提げ、復活の狼煙を上げた。
個人的にはノリがよくシンプルかつキャッチーなリフワークが耳を惹く③が好きだ


③EXCURIVER『In Hard Time』
日本人らしいキメの細やかな情緒のあるサウンドが好きだ。
演奏も堅実であり、無理やり感がないのも好印象。
少々ダーティーな声質の歌い手は、歌唱スタイルと合ってはいないが、やはりしっかりと唄おうという姿勢を示し好感が持てる。でも音楽性的に雰囲気重視の歌では場が持たない。
国産バンドが抱える問題点を露呈した形となったが、泣かせのメロディアスギターが出てきたら文句も出ません。
この手の叙情派路線に目がないのでね。



④二井原実『ONE』
ラウドネス脱退後、直ぐに動き出した二井原実先輩。
かれのバックボーンたるファンキーなサウンドやソウルフルな唄い回しを生かしたナチュラルなロックサウンドを披露。
歌モノが中心だけにハードなものを求めたマニアを落胆させたらしいのだが、メタルシンガーとしての呪縛から解放された自然に近い唄い回しは魅力的だった。
アメリカ時代の豪華ゲストも見逃せませんが作品に影響を残したかは不明。ライブでは中間英明も参加していましたね。
このアルバムを土台にデットチャップリンがあると思っている。


⑤JEWEL『JEWEL1』
関東のメタルシーンを支えたバンドのフルアルバム。
1とタイトルは付けられたが2は出なかった。
ギターの本間清司はヴィジュアル系に転身して成功。
腕のあるプレイヤーがどんな形でもよいから世に出れた事を喜ぶべきであろう。それでなくとも狭いシーンなんだからね、夢だけでは飯は食えないよ。そんな現実を思い知らせてくれたバンドでもある。
日本人的な情緒のあるメロディと哀愁美、臭くならないには関東のバンドだからか、勢いのあるハードな楽曲は聞きごたえ十分、大森の無理目のハイトーンが噛み合っていないと感じるが、それでも愛聴した一枚だ。

⑥MASTERMIND『The Way I Go』
ポニーキャニオンからリリースしたメジャー第一弾にて通産2枚目のアルバム。
歪んだ癖のあるハイトーンとパワフルかつクラシカルなサウンドは日本人好みのスタイル。臭さに走ることなく絶妙なさじ加減でパワーメタルマニアにメロディアススピードメタルマニアも喜ばせるサウンドであった。
海外のアクトのオープニングを務めるなど、期待をされていたがメンバーはオッサン臭かった。
当時は何度かライブに参戦させてもらいましたよ。
強力なツインギターだったなぁ。



⑦Nozomu Wakai's Destinia『Requiem for a Scream』
ロブ・ロックをゲストに迎えリリースされた若井望のバンド。ルックス的にも整っている若井がガチンコのメタルをやってくれるのが嬉しい。
お金の為にヴィジュアル系に進めば良いのにね。
そんな侍スピリットと洗練されたネオクラ風味のサウンドは、国内レベルを超える仕上がり。ロブ・ロックにとっても光り輝ける場所を提供して貰えたと自負できるだろう。
速さだけではないメロセンス、アレンジ力の高さなど、若井は稀代のギタリストであることを知らしめた名盤である。


⑧SABER TIGER『SABER TIGER』
下山武徳という牙を手に入れた事により北の狂獣は本領を発揮できた。ライブでもレコーディング同様、獰猛なパフォーマンスで魅了。本当に素晴らしい歌い手だった。
ある意味、最盛期を迎えたバンドは敵無に見えた。
当時は狂ったように聴いた一枚。頻繁にライブにも行かせてもらいました。それだけに思い入れは強い。


⑨SHE-JA『Stand Proud! All For Heavy Metal』
ヘヴィメタル極寒の時代にAVEXから突如リリースされた
慟哭のギタリスト屍忌蛇のソロというのか、かれが影響を受けたアーティストのカヴァーを中心としたコンピ作。
やはり個人的にはほぼ、アンセムのメンツが揃うなど、参加メンバーの充実度と屍忌蛇のプレイアヴィリティの興奮されっぱなし、素晴らしい作品を世に送り出してくれました。
これも小室にあゆのおかげならワタクシはお歳暮を贈りたい気分ですよ。
当時は良く聴いたアルバムですよ。一枚の作品に坂本英三に森川之雄、二井原実がいるんですよ。長い付き合いになるNOVも参加、小野正利先生もいる、興奮するわ。
それにしても森川ボネットは凄すぎるぞ。


⑩SOLITUDE『Virtual Image』
表現力に幅が出た杉内の咆哮。NWOBHMスタイルを継承するピュアなメタルサウンドには一点の曇りもありません。
2000年という厳しい時代に叩きつけた普遍のヘヴィメタルサウンドとその意義に胸が熱くなります。
こういう音を生涯愛し続けるだろう。男泣きの哀愁美と鋼鉄サウンドの目指す高み、我々も同じステージを見据えていますよ。メタルと呼ばれる音楽のあるべき姿に、何か行動をしなければと突き動かされずにはいられません。




682. 失恋船長 (2019-11-04 17:21:40)

『思い出の国産メタル100選その⑨』


①TERRA ROSA『PRIMAL』
貴重なデモ音源をCD化。希少価値の高いデモの製品化に興奮が止まりません。名曲①が復活したことに涙ですよ。
名曲『火の中に影』の元ネタも収録されていたりと興味が尽きない。また名手、島のギタープレイも聴けるし、各歴代ギタリストとの聴き比べも楽しめる。ドラマーも田野だしね。
メンバーチェンジの多いバンドだけに楽しみ方は楽曲以外にもありますよ。



②UNITED『HUMAN ZOO』
国内最強のスラッシュアルバムと言えるほど破壊力を持っている。タイプの異なる二人のギタリストが切磋琢磨している姿もエゲツナイほど興奮させる。
とにかく良く聴いた一枚だ。拡散傾向にあったスラッシュシーンの中にあって素早く対応してきたの印象が強いが、的外れにならないセンスが凄い。
古井の唄が弱いと言われがちだが、個人的には愛して止まないシンガーだ。



③5X『HUMAN TARGET』
ジョージ吾妻やカルメン・マキらが在籍した元祖スーパーグループ。80年代初頭のハードシーンを牽引していたのは間違いない。


④AROUGE『AROUGE暴虐の貴公子』
橘高文彦の名前を世に知らしめたバンドのデビュー作。
10代の若者にマント姿のコスプレは悪いアイデアではないのだが、戦隊ヒーロー感が出過ぎてしまった。
音は本格的なスタイルを披露している。それだけにちょっと残念だが、一枚のアルバムで解散したのはもっと残念だった。
後年幻の2枚目を含んだ再発盤が出た時は本当に嬉しかったし、しみじみ良かったなぁとメンバーの親族ばりに思った。



⑤BLIZARD『暗黒の聖書-BLIZARD OF WIZARD-』
英国寄りのサウンドとジャーニーのメンバーからの楽曲提供もあったりと、デビュー当時から拡散傾向の音楽性だった。でもジャーニーからの提供って凄い期待値だよね。
絵になるメンバーが揃う美系の本格派のグループ。そのせいで最後まで方向性が定まらずに試行錯誤していたように感じる。下村の無理目のハイトーンも懐かしい。
構築美溢れる叙情派ギタリストの松川敏也の存在感の強さにワクワクさせられる。

⑥STEFFANIE『HIDEWAY』
日系人女性シンガー、ステファニー・レイコ・ボジャースのソロアルバム。名のあるバックメンバーを従えガチンコのHM/HRサンドを披露。その伸びやかな歌声はハードサウンドに一歩も譲らない逞しいものだった。
モデル上がりなんて色眼鏡など木端微塵に吹き飛ばす圧巻のパフォーマンス。ハズキルーペもぶっ壊れるな。後年、寺田恵子の後任としてSHOW-YAに参加。代表曲を英詩に変更して唄っていたな。


⑦人間椅子『頽廃芸術展』
ヘヴィメタル冬の時代にリリースされたフルアルバム。それだけに思い入れは強い。彼らの持つシニカルな世界観が破綻することなく機能。
バラエティに富んだ楽曲も曲順良く収録され視聴感の高さは随一だ。この作品以降、しばらくは和嶋の捻くれたポップソングなどが収録されたアルバムが出るため、統一感に欠けたものが増える。それだけに、今作は、そんなフラストレーションとは無縁の人間椅子サウンドを楽しめる。もう少しヘヴィで深みのあるミックスであれば、なお良かったのだが、彼らのファンベースを考えるといたしかたないのだが、ロックなんでね、歯応えが欲しいわなぁ。それでも、このバラエティ豊かな楽曲は、全てが個の魅力を存分に発散している。


⑧聖飢魔II『LIVING LEGEND』
解散を公表した後にリリースした最後のオリジナルアルバム。それだけに話題性は大きい。その前にリリースされたベスト盤との繋がりもある正統性の強い音楽性は、彼らの集大成と呼ぶべき傑作へと仕上がっている。これ一枚で終わるのが惜しいと思わせる内容だったが、これが最後だから、出し惜しみのないアイデアの結晶とも取れるのだろう。もし彼らが0点という批評を喰らっていなければ、どういうミュージシャン人生を歩んでいたのか、ふと頭ももたげたのが印象的だった。
初期の楽曲をセルフリメイクした傑作のベスト盤『1999 BLACK LIST』と併せて聴いてもらいたいね。


⑨DANCER『Dancer Memorial』
藤本泰司率いる叙情派バンドの音源を一まとめにして2枚組としてリリースされたアルバム。限定生産の為に中々手に入らないが、藤本が沢田泰司のD.T.Rに参加した際には、便乗商法丸出しのBest of Taiji Fujimotoのタイトルで12曲入りと曲数を減らし再発された事がある。
アメリカンな陽性サウンドからバラードにハードなナンバーまでとバラエティに富んだ楽曲を収録。アンセムで鍛えたトニーのハイトーンと藤本のギターワーク、そしてタイトなスケジュールながらも、パワフルなプレイを披露したリズム隊。ポテンシャルを秘めたグループだった。インディーズでも人気を博していたが突如解散。知名度を上げきれなかったのが、今の現状を示しているだろう。


⑩ANTHEM『BURNING OATH』
レーベルも移籍、新体制の中で気合漲る一枚をシーンに叩きつけてきた不動のヘヴィメタルバンド。ドラマーの本間の離脱のニュースもあったが、ピンチを見事とに乗り切っている。
哀愁美溢れる硬派メタルサウンドを継承するアンセム。今作も揺るぎない安定のブランドだが、個人的には、アルバム一発目の視聴中に、森川之雄の声で聴きたいなぁと、シンプルに思ったのが印象的だった。それゆえに、坂本英三の脱退劇に、驚きはあったが、遂に実現したかという気持ちの方が強かった。適切な表現ではないが、個人的には正夢でしたね。
ここで聴ける坂本英三の哀愁たっぷりの唄い回し、ギリギリのところで踏ん張る熱唱に胸打たれます。かれは間違いなくアンセムを支えた灼熱のヴォーカリストとして後世に名を残したことも揺るぎない事実である。この功績は認められるべきだ。




683. 失恋船長 (2019-11-11 20:51:33)

『思い出の国産メタル100選その⑩』


①ANTHEM『Engraved』
森川復帰後2枚目のアルバム。完全復活を印象付けた森川之雄のストロングヴォイス。その獣性を帯びつつも艶やかな歌声は唯一無二の個性を放っていた。
自らが築き上げたアンセム節。類型的な面も感じるが、今作は清水の曲を多く取り入れることでマンネリ打破を遂げてる。類似性と言っても高次元での再構築。付け焼刃やアイデア不足からくる、確信犯的なやり口とは無縁だ。
ここいらで外部からの血を取り入れるのもありだろう。



②DUEL『DEATH WISH』
男の哀愁を纏ったパワフルサウンドが信条のバンド。そのハードボイルド路線のサウンドはTANKに通ずるものがあるでしょう。チャールズ・ブロンソンに捧げると言うサブタイトルに胸が焦がれますが、それに負けない充実ぶりに目を見張りますね。男ならこの世界観に共感出来るでしょう。


③NEGAROBO『EMERGENCY』
北の大地から現れた殺戮スラッシュマシーン軍団。殺傷力抜群のリフと全てを飲み込むパワーリズム。その豪胆極まりないアグレッションと、切れ味鋭いスラッシュサウンドは、カリスマ性すら漂わせていた。フルアルバムが今作のみで終わった為に、認知度も低く再発もないだけに知る人ぞ知る存在になってしまったが、ドラマーの鈴木はラウドネスに参加したので、今ならもっと評価されるバンドとなるであろう。1997年というリリース時期に泣かされたとも言える。



④MOONSTRUCK『MOONSTRUCK』
ジャパニーズ様式美メタルの権化たるテラローザからの影響も著しい大阪のバンド。似て非なるものを作り出す才に日本人は秀でていると個人的には思うのだが、このバンドなど、その最たる例であろう。活動時期が90年代の為に、辛酸なめ尽くす形となったが、この手のバンドを応援するマニアは全国にいるはずなので、今なら、もっと評価される部分は多いはずだ。
YOU TUBEの影響は計り知れない。日本がダメでも世界がある。EPと手売り感のあるデモCD-Rだけで終わるバンドではないと思っているのでね。



⑤MEPHISTOPHELES『METAL ON METAL』
メジャーデビューに最も近いバンドと言われつつも解散の道を選んだ彼らが突如復活。梅原のもう一つのプロジェクト、ERASERHEADの曲と抱き合わせでのリリースとなっているが、なんら違和感や遜色のない同系列のサウンドを披露。これぞメフィストフェレスと言いたくなるような勢いに満ちた、ヘヴィメタルサウンドを轟かせてくれた。ゲストで清水昭男やガーゴイルのメンバーが参加、話題性もありました。


⑥MAZERAN『MAZERAN』
関西出身の彼らが、知らないうちに日米英の混合バンドになっていた。プロデュースに白田一秀を迎え、日本的な解釈を交えた本格派のハードサウンドを披露。粗さもあるが、ガチッとハマった時に感じさせるスケールの大きさが好きだった。シンガーはジェフ・スコット・ソートがいたパンサーで唄っていたのも、個人的にはテンションアップ材料だった。


⑦FASTKILL『INFERNAL THRASHING HOLOCAUST』
2004年にリリースされた1st。無駄を省いたコンパクトな楽曲は、とにかく勢いに満ち溢れている。スラッシュ由来の攻撃性とスピード感、ハイピッチなヴォーカルと全てのテンションが高い。その清いまでの裏切りのない謹製スラッシュサウンドを奏でる新人が日本から出てきた事が何よりも嬉しい出来事だった。日本には根強く残る海外志向。何をやっても海の向こうのバンドは凄いいうバイアスが掛った輩は無視して、世界に向けて精力的に発信して欲しい。このポテンシャルを埋もらせるは惜しい。

⑧HARD GEAR『INFINITIVAL ABILITY』
元サーベルタイガーの田中康治と渡辺徹らが中心となりバンド結成。サーベルとの類似性も高い、キメまくり高度な演奏とフックに富んだメロディ。田中のソングライティング力の高さを思いっきり堪能できる。スケールの大きいバンドサウンドを引っ提げ精力的に活動していたらしいが、竹内聡と青柳慎一郎、礒田良雄は下山と合流。なんだかついていないバンドだった印象が強い。ドラムは水野泰宏を発掘したのは、このバンドですよ。本当にサーベルタイガーファミリー感が強いバンドです。


⑨Jill's Project 『Last Contract』
岡垣正志の様式美プロジェクトなのだが、元はパチンコ関連の楽曲制作がスタートだと言うのだから驚きだ。知らないうちにパチンコライターに転職していたアニカツこと関勝美がキーパーソンなのだが、参加メンバーがエグイ。スナイパー、テラローザ、ウルフ、ハリースキュアリーなどの歴戦の兵が顔を揃える形となった。この豪華ラインナップが繰り広げる様式美ワールドの充実ぶりに驚きましたね。パチンコ関連という色眼鏡で見ていた自分が恥ずかしい。スキのない完璧なアルバムだった。このアルバム以降はゲーム関連のメタルアレンジで金を稼いでいるようですね。これが国内のメタルシーンの現状かと思うと胸が痛くなります。


⑩KRUBERABLINKA『KAIZU』
テラローザの赤尾和重が本腰を入れて動かしたバンドの2枚目。相棒はテラローザの鈴木広美。両者が表現してくれたのはテラローザに通ずる古典HM/HRサウンドを披露。メロディアスかつテクニカルな鈴木のギター、そして老獪なテクニックを駆使して唄い上げる艶やかな唄、これぞ様式美メタルの醍醐味と言える味わいがある。なんと言っても若々しい感性と勢いを完全に取り戻してる現役感たっぷりの音色に驚いた。古さに埋没しないフレッシュ感を導入させているのも凄い。これぞ現代まで脈々と連なる様式美メタルの血脈なんだろう。




684. 失恋船長 (2019-11-25 22:34:42)

『思い出の北欧メタル100選その①』


①MADISON『Best in Show』
青臭さの残るデビュー作から比較すると洗練度も増してきた。ただその分、まとまり過ぎたとの印象を与えるのだが、聴き手の趣味嗜好にもよるのでしょう。
個人的には、まだまだ粗さの残る北欧クリスタルサウンドが放つ眩い輝き、寒々しい夜空には満点の星空が広がっているように感じる。
マディソンならではの魅力が満載だ。是非とも再結成して欲しいバンドである。アルバム2枚で終わったなんて悲しすぎるよ。

②SILVER MOUNTAIN『Roses & Champagne』
オープニングからあまーいと叫ばずにはいられません。北欧ならではの甘美でメロウ、そしてロマンティック、その花園サウンドにクラクラします。
初期のアグレッシブなパープルスタイルも素晴らしいが、この路線も大いに支持したい。

③HAEVY LOAD『Stronger Than Evil 』
地図を見ればスウェーデンが英国からのムーブメントの影響を受けないわけがないでしょうね。NWOBHMを通した北欧スタイル。攻撃的だが、北欧ならではのクリアーなサウンド。
この空気感がこのバンドの魅力。日本ではイモ臭いバンドの代表格扱いで終わっている感があるが、ムサ苦しいジャーマン勢とはチョイと違う、ある意味、リアルヴァイキングメタルというのはこういうのを言うんじゃないかと思わせる、気骨で荒々しいメタルサウンドを堪能できる。でも北欧なので透明度が高いと言うのが面白い。




④ALIEN『ALIEN/US MIX』
このアルバムのオリジナルはジム・ジヘッドが唄うヴァージョンが存在するのだが、最初に聴いたのがワールドワイド盤のピート・サンドベリが唄う方だったので思い入れが強い。両者とも唄の巧さに問題はないが、ジムの方が北欧色の強い楽曲が多く、正直、ワールドワイド盤からカットされた曲など強烈だった。北欧メタルと言えば、という世界観を具現化した一枚。まずはこれから聴いて欲しいね。



⑤UNIVERSE『UNIVERSE』
オープニングナンバーのカッコ良さに悶絶です。メタリックなリフがカッコいい疾走ナンバーへと繋がる展開に早くも昇天と、マイナー臭さはあれど、北欧ブランドと言えばこれでしょうと断言したくなるような魅力が満載。これ一枚で解散した為に幻のバンドと言われ、認知度も上がることはなかったが、こういう日蔭のバンドに光を照らし再考される機会を与えて欲しいね。何度聴いても①にメタルのカタルシスを感じますよね。


⑥BLACKSMITH『Gipsy Queen』
華麗に舞う北欧クラシカル風味満点のオープニングナンバー、先人たちの影響を飲み込み研磨したクリスタルサウンドの眩い光。唄はヘタだし強引さも目立つが、これから大成する可能性を秘めたバンドだったが、これ一枚で80年代の歴史に幕を閉じてしまう短命なバンドだった。近年ボートラ入りで復活した時は家族のような気分で喜んだね。
世界中のマニアにとっては待望の一枚だったはずだ。



⑦220VOLT『POWER GAMES 』
まだまだ洗練されてはいないが、北欧らしい凍てついたダイアモンドダストサウンドを披露。ホットなメタルサウンドなのにクールというのは実に面白い。同じ火傷でも凍傷なんだろうねぇ。この野暮ったさもハマれば癖になりますよ。名盤EYE TO EYEはメタルという観点から批評すれば、贅肉を削ぎ落しオシャレになりすぎた。このバンドの入門編はあちらだろうが、ガチンコ北欧サウンドを愛する方なら、こちらも大いに楽しめますよ。


⑧Pretty Maids『Future World』
パワーメタル色の強かったデビュー作から早くも脱却。洗練度の増した北欧スタイルを踏襲。この音楽性を推し進めるような形でバンドは動き出すのだが、ワールドワイドな成功を掴むための路線変更というところだろう。プロデュースにエディ・クレイマーを招聘。グラハム・ボネットがコーラスで参加と話題性もあった。


⑨Midnight sun『Metal Machine』
シンガーをピート・サンドベリからヤコブ・サミュエルに交代してリリースされたラストアルバム。北欧らしい甘美なメロディとサイバーチックな世界観を活かしたキレのあるシャープなメタルサウンドとの融合。流石はヨナス・レインゴールドといった歌心を生かしたメロディックメタルサウンドに悶絶です。個人的には大好物な一枚だ。甘いのにメタルしている。やりたくでも出来るものではない、北欧の血がそうさせるのだろう。コンパクトな楽曲のでもマグナス・カールソンのギターは光っている。
この音は世に出るのが少し早かったのかも知れない。


⑩Europe『Wings of tomorrow』
北欧メタルと言われ真っ先に思い出されるのが、このアルバム。甘美でスウィートなのにメタリックさも加味させた今作は、彼らの代表作と言えるだろう。青臭いデビュー作から一気にメジャー感を増してきた。そんな中でもハードなスクリームオブアンガーなどは一際異彩を放っている。ジョン・ノーラムのギターもクレイジーぶりが顔を覗かせているのも印象的。硬軟交えたバランス感覚に秀でた一枚。彼らのカタログの中でも一番好きなアルバム。




685. 失恋船長 (2019-12-02 17:35:17)

『思い出の北欧メタル100選その②』


①TAROT『The Spell of Iron』
フィンランドのメタルシーンを語る上では外すここの出来ないバンドのデビュー作。まだまだ青臭さは残っているものの、先人たちの影響を包み隠さずに再構築して熱演する様にヘヴィメタルに対する猛烈な愛を感じますね。暗黒様式を身にまとった叙情派メロディアスサウンド。トニー・マーティン時代のサバスの暗黒面を濃くしたようなサウンドが魅力だ。



②John Norum『Total Control』
ヨラン・エドマンがゲストで3曲リードを担当。ジョンのソロなのだから問題はないが、
ジョンには是非ともヨランと本気で、この当時の音楽性を突き詰めたアルバムを一枚出して欲しい。
熱いエナジーが迸るギタークレイジーぶりも微笑ましいです。
フックのあるメロディとハードなギター、ロックの持つ豪胆さと北欧ならではの繊細さ、両面から楽しめる傑作だ。



③Glory『Danger In This Game』
叙情的なメロディとキラキラとしたオーロラサウンドを奏でるTHE北欧スタイルのバンドのデビュー作。
歌い手がイマイチ唄いきれていない面はあれど、ギター巧者のヤン・グランウィックのプレイは鮮烈なるインパクトを残しています。
キーボードの使い方も上手くマニアのツボをつきましたね。
個人的には北欧と言えば真っ先に思い出されるバンドの一つだ。
リリース当時も良く聴いたが、今の方がグッとくるんだよなぁ。

④Yngwie J. Malmsteen『Trilogy』
アメリカ市場を狙った為に楽曲はコンパクト。音質もマイルドなものになったが、
メロディの質感はネオクラ一直線の高品質。まさに水晶の如きと比喩されたクリスタルメロディを堪能できる。
マーク・ボールズのハイトーンも今作を名盤の域に押し上げる事に成功。
世界中のネオクラ様式美の素晴らしさを広める形となった。
インギーも事故前の超絶プレイを轟かせている。そしてインギーは楽曲中心でも素晴らしい曲を書けると証明した。


⑤Stormwind『Rising Symphony』
今作で唄うは超が付くほどの実力派シンガーとして知られるトーマス・ヴィクスとローム。
冴えわたるネオクラサウンドにはピッタリの逸材だ。
今作がラストになるのは残念だが、最終作にて最高傑作を世に送り出した。
緊張感溢れるネオクラサウンドには上手い唄が必要だ。
主役たる空手家のギタリストは今なにをやっているんだろう?

⑥kirka『THE SPELL』
フィンランドを代表する国民的シンガーのHM/HRよりの音楽をやっていた時代のソロ。
後期RAINBOWあたりに通ずる大衆性と普遍的なメロディ、そこに流れるロックなエナジー。
硬軟のバランスが整う優れた歌モノアルバム。


⑦Erika『Cold Winter Night』
インギーの奥さんとして知られる女性シンガーのソロアルバム。
大げさな展開の曲を聴くと大映ドラマを見せられている気分になるが、
北欧らしいクリアーなサウンドとメロディを思いっきり堪能できるハードポップの名盤。
彼女の歌声も透明感があり、また弾けるようなポップスをしっりと唄上げている。

⑧FORTUNE『MAKING GOLD』
2ndアルバムで大コケしたが、デビュー作である1stはメロディ派にとっては名盤中の名盤となっている。
青臭いベニー・スドペリの唄もイマイチだったりすのだが
叙情的なメロディがキュンキュンと泣かせまくるのがポイント


⑨Snake Charmer『Smoke And Mirrors』
シルバーマウンテンのベースだった、パー・スタディンが新たに立ち上げたバンドの1st。
唄うはミスターAORと呼ばれるピート・サンドベリ。彼の切ないハスキー系のハイトーンが映える甘美な哀メロナンバーが目白押し。
派手さはないが堅実な作りがビンビンと耳に響きます。甘いだけじゃないハードさもあったりと、北欧の美点が詰まっていますね。




⑩King Diamond『FATAL PORTRAIT』
Mercyful Fateが分裂。あの恐ろしい世界観はキングが引き継いだ。漆黒の闇から堕天使が降臨。
禍々しくも美しい闇の世界へ誘う暗黒様式美サウンドの誕生。その濃密な世界観はキングのファルセットヴォイスのおかげで不気味さもアップ。
唯一無二の音楽性を作り出している。



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