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様式美について詳しく知りたいのですが。
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様式美について詳しく知りたいのですが。

解説 - 様式美について詳しく知りたいのですが。

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コメント



1. ENK (2003-06-10 15:41:00)

また新スレ立ててしまいました。
私はかれこれ5年近くメタルを愛聴していますが、そこかしこで耳にする「様式美」なる用語の意味がいまいちよく分かりません。
他にそれと関係するものと思われるゴシック、シンフォニックなど、クラシックのあまり得意ではない私にはその意味や違いがちんぷんかんぷんです。
上記の専門用語について熟知している方がもしおられれば、教えてもらえませんか?




2. なおき (2003-06-11 00:43:00)

私は15年ほど聴いてますが、未だによーわからんです(^^)
もともと音楽において様式とはそのジャンルを決定するための、音楽的な特徴を表す言葉だったりします。例えばブルースなら、3行形式とか12小節の応答がそうであり、クラシックだったら主旋律の変形された繰り返しとか、ヘビーメタルだったら歪んだ音をすこーんと伸ばして、スピードと重さを追求してるとか、そういうことのようです。そうなると、様式美というのはそうした決まり事を守った上での美しさの追求という意味になります。
こんな意味、なんかなぁ。あ、白状しときますけど、決して専門用語を熟知している人間じゃありません(T_T)。
わたしは普段は、オーソドックスなへヴィメタル、あるいはもっと平たく言って「いかにもへヴィメタルらしいへヴィメタル」のことだと理解してます。



3. なおき (2003-06-11 00:44:00)

ごめん、嘘ついてました。数えてみたら15年じゃなかった。年齢のサバよんでるみたいなんで違うとだけいっときます(^^)



4. 空飛ぶ鍛冶屋 (2003-06-11 13:04:00)

私は10年ですが、やっぱりよくわかりません。ただ、DEEP PURPLEが様式美とよくいわれるのはしってるので、クラシックに関係があるとは思います。そこでクラシックの特徴を考えてみると、大抵の曲目に「ハ長調」「ホ短調」など、その曲の「調」(いわゆるKEYです)が明示されています。これは重要な意味を持っています。クラシックの場合「テーマ」(一番耳に残るメロディーのこと)を基準にして曲が成り立っています。(ここで語るには時間が無いのでもっと詳しいことは他の人に任せます)その形式をDEEP PURPLEは踏襲していると思われるので私の考えは「既製の音楽の枠の中(いわゆる音楽理論で説明が出来る範囲内の音楽)で表現を追求しつつも、常にそれを越えた斬新な表現に挑戦する」といったところでしょうか。
あれ、ということはやっぱりDEEP PURPLEはプログレだったのか^^



5. ひょうすべ (2003-06-11 18:36:00)

確か元々はロニー時代のRAINBOWの楽曲をDEEP PURPLEの楽曲と区別する為に使われたんじゃないかと記憶しています。
“ROCKに中世の雰囲気や音を持ち込んだ"ということで“中世様式美"がいつの間にか“様式美"と呼ばれるようになったような気がします。
「クラシックじゃないのか?」と思われがちですが、当時プログレ・ポンプロック関係がクラシックを取り入れた作品を作っていましたが、“様式美"とは呼ばれていなかったので“クラシック"ではないと思います。
また、私が中学生の頃、様式美系=RAINBOWタイプと言うことで意思疎通ができていました。
その後、様式美の解釈はどんどん拡大解釈されます。
まず、ロニー時代のRAINBOW楽曲からRAINBOWに在籍していた人であれば“様式美"と解釈されていきます。
特にリッチー=様式美と解釈される事が多く、かつて在籍していたDEEP PURPLEも“様式美"と呼ばれるようになりました。(このあたりはSILVER MOUNTAINが登場して、SILVER MOUNTAINは様式美だからDEEP PURPLEも様式美という説もあります)
その後、デヴュー当時リッチークローンと言われたイングウェイの登場で、いつの間にかネオクラシカルが“様式美"と呼ばれるようになり、この影響で、光速ギタリストがいるバンドを様式美系と呼ぶようになりました。
よく分類時に“様式美/クラシカル"と一括りにしているのは、ここら辺りからきているのだと思います。
また、様式美は上記の解釈とは別の解釈もされていきます。これは“様式"という言葉を辞書で引いていただくと判るのですが、「芸術作品・建築物などで、ある時代・民族、また流派などの中にみられる、特徴的・類型的な表現形式。」という文言通り解釈され、その為IRON MAIDENやJUDAS PRIEST、ジャーマン系のパワーメタル、“正統派"と呼ばれていたメタルまでもが“様式美系"として分類されている場合もあります。
現在では上記2つの解釈が入り混じっているので、とても判りにくいです。
以前「B!誌」で様式美の特集をやっていましたが、各編集者の解釈が様々な為、いろいろなバンドのアルバムが紹介されていた事は、興味深かかったです。つまりは専門誌ですら正確に把握していないのが現状ではないでしょうか?



6. 空飛ぶ鍛冶屋 (2003-06-11 22:25:00)

ひょうすべさん>
むむむ、な~るほど…勉強になりました。私も未熟でしたな。そうかクラシックの演奏形式とは無縁でしたか。
要するに「自分がそうだと思えば様式美、気にしなければそれでいい」んですかね^^



7. ENK (2003-06-16 11:35:00)

はぁ、思ったよりややこしいんですね。様式美って。
お礼のレス遅れて大変失礼いたしました。
大分謎が解けました。どうもありがとうございます。




8. 名無し (2011-03-02 19:40:11)

クラシックの上澄みだけ取り込んでさあどうだ聴けと差し出されるのが美と言えるのかね
聴く側もそんなカリソメで満足すべきではないと思う


9. めたる慶昭 (2020-10-24 20:32:49)

クラシックと無縁ではないと思います。
ギターだってリフよりメロディー重視だし、キーボードも必要だと思うし、ボーカルはがなっているようじゃ話にならないし、って事はクラシカル要素が有るって事でしょ。
ヒープは元祖になると思いますな。
パープルと共に。




10. めたる慶昭 (2020-10-24 20:32:51)

クラシックと無縁ではないと思います。
ギターだってリフよりメロディー重視だし、キーボードも必要だと思うし、ボーカルはがなっているようじゃ話にならないし、って事はクラシカル要素が有るって事でしょ。
ヒープは元祖になると思いますな。
パープルと共に。




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