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ジャズ
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解説 - ジャズ

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コメント



1. EnigmaSuite (2002-10-20 17:26:00)

たまに駄文を投稿させてもらっているEnigmaSuiteといいます。
少し前にここでジャズの話題が出ていましたが、今月の13日に渋谷AXでちょっとしたジャズコンサートを見てきました。
区の教育委員会が後援の、小中学生の親子を対象としたコンサートで、多分500人もいなかったと思いますが、運良く3枚当たったので父と妹と3人で見に行きました。
LINCOLN CENTER JAZZ ORCHESTRA with WYNTON MARSALISっていう、世界中で有名なジャズグループらしいですが、パンフによるとこのウイントン・マルサリスって人は「今世紀で最も完成され、絶賛されているトランペット・ジャズ・アーティスト、作曲家」だそうです。
前半一時間はウイントンによる簡単なジャズの説明と中学生演奏者らへの指導で、後半が一時間が生演奏でした。
ジャズっててっきりまったりした演奏だと思っていたのですが、けっこうハードなんでですね。
ロック顔負けのスリリングな演奏、そしてインプロの嵐でかなり楽しめました。
ドラムもロックとはスタイルが全然違いますけど、滅茶苦茶上手いってことがよく伝わってきましたし。
トランペットやピアノ、サックス他ももちろん素晴らしい演奏でした。
このような人たちを間近で見れて本当によかったと思います。
余談ですが、渋谷AXって地震が起きたらすぐに崩れそう。
正面から見たらプレハブの倉庫か車庫に見える(笑)。



2. YOSI (2002-10-20 18:08:00)

そのジャズの話題を前にしていた者です。WYNTON MARSALISは確かに凄いですよ。ジャズは結構古い音楽で、今世紀は初めに生まれて一般にピークは40年~60年代だといわれてます。それ以後はテクニックはどんどん向上しているのですが、ロックやクラシックとのクロスオーバー、つまりフュージョンが主体になり、メインストリームのジャズは衰退していったと嘆くオールドファンは多かった。それでお話のWYNTON MARSALISが80年代に出てきて、多くのファンに救世主、ジャズ本来の魅力を正統に受け継ぐ人なんて呼ばれる、「ジャズ中興の祖」みたいな人です。いいものみましたね。うらやましいです。
あと、僕はジャズドラムをかじってるのですが、皆さん知ってました? ドラムって楽器はジャズを演奏するために生まれた楽器なんですよ。ジャズのルーツの一つである鼓笛隊やマーチングバンド、吹奏楽等で使われるバスドラ、スネア、シンバルをなんとか1人の人間で演奏できないかと組み合わせたのがドラムセットのはじまり。ジャズドラムのテクニックは全てのドラムの基礎なんです。8ビートすら生まれていない時代にジャズの4ビートは完成されてました。
あと僕は、ジャズからの遺産はロックにもかなり伝えられてると思います。その一つがギターソロ、ドラムソロ、ベースソロ等の存在。あれは多分ジャズのインプロ、即興演奏のなごりですよ。あとリフというものも本来はジャズ用語だったはずです。それにロックミュージシャンってクスリやったり、奇行をやったり、ハチャメチャな言動だったり、そういうのがカッコイイとされてますよね。ああいうのってジャズ初期の天才ミュージシャンなんかがまさにそういうタイプで、破滅的な生き方、クスリ漬け、酒浸り等で、音楽以外は駄目人間な「夭折の天才」がジャズ黎明期にはたくさんいたんです。そうロックが不良の音楽、破壊的な音楽である以上に、ジャズも不良の音楽、破壊的で破滅的なものだったんです。予定調和をぶっ壊して、美しいテーマメロディを引き裂く即興、やってる本人達が1秒後を予想できないスリル。それがジャズの裏の顔です。



3. N (2002-10-20 20:16:00)

↑夭折の天才
ジャコ・パストリアスとか有名ですよね



4. YOSI (2002-10-20 23:10:00)

↑その通りっすね。
あと夭折の天才って偉そうにかいてしまったのはいいんですが、よく考えるとそんなにたくさん思いつかない。僕の中では「ジャズの神様」 チャーリー・パーカーのイメージが強すぎたんです。セロニアス・モンクもそうかな。でも「ジャズの帝王」マイルス・ディヴィスも、「ジャズ界の至宝」アート・ブレイキ-も40年代~90年代くらいまで君臨してたし。
まあ初期のジャズの人はデカダンで刹那的なイメージが強いです。僕の中では。



5. EnigmaSuite (2002-10-21 01:22:00)

丁寧な解説どうもありがとうございます。
ジャズの歴史が100年ぐらいあるっていうのは知っていましたが、ピークがとっくに過ぎていたというのは初耳でした。というか、ジャズに関しては何も知らないんですけど、ウイントンはそこまで偉大な人だったんですね。そんな人を間近で見れて良かったなぁ。ドラムセットの始まりがジャズっていうのもなんとなく納得できます。
会場でCDもいくつか売っていたので適当に一枚買ってみましたが、ライブアルバムで1曲目がTake The 'A' Trainって曲でしたが、なんかどっかで聴いた気がします。いずれ他のアルバムも集めてみようと思います。



6. YOSI (2002-10-21 02:06:00)

↑すいませんちょっと付足し。
説明不足でジャズのピークはすぎたというと本物のジャズファン及びジャズプレイヤーに怒られるので。上にも書いたんですが、ジャズミュージシャンは今でも凄く頑張ってて、技術や音楽理論の発展はかつての最盛期と比べ物にならないくらいあがってます。だてに数10年研鑚してません。
じゃあなぜピークはすぎたっていったかというと、現在においてジャズは音楽のメインストリームではないですよね。ジャズの最高峰ミュージシャンといってもそう一般に名が知れてるわけではなく、ジャズ作品がヒットチャートを駆け上るわけではない。でも、どうも40年~60年代には今よりもっとジャズはメジャーで、ジャズを聴くのの演るのもとにかくカッコよいというのが若い人の中でも当たり前ぽかったようです。かのタモリさんは早稲田(確か)のモダンジャズ研究会のOBだったはず。森田をひっくり返してタモリというのはもともとジャズミュージシャンの符丁。モダンジャズはダンモ、ジャズはズージャー、テナーサックスはナーテなんて感じです。僕のドラムの師匠は今でもそんな言葉を駆使します。TVの業界用語に近いですが。
話はずれましたけど、世界的な認知度のピークが40年~60年代くらいで、日本ではやや遅れて70年代くらいにはかなりジャズはメインストリームな音楽だったんじゃないかと。でもその後はなんかマイナーな感じですよね。知名度が。そういう意味でのピークは過ぎたってことで、音楽的には全然そんなことないですし、むしろレベルは向上してます。そして現在においてジャズは知名度的にも復活しつつあるという評論家もミュージシャンもいます。
ってことで、どうも。



7. C3 (2002-10-21 21:36:00)

へぇーージャズ業界用語があったんですか。知らなかった~。



8. ヴィレ (2002-10-24 13:00:00)

初めまして、ヴィレと申します。
モダンジャズ、とりわけマイルス・ディビスを一時期聴いていた者としては、ここを素通り出来ませんでしたので。
ウイントン・マルサリスって、最近度々TVの長時間番組でも取上げられてますよね。
ジャズの説明と指導、演奏だったようでした。
それと、BSデジタルやFMで、視・聴したバイオリンの寺井尚子さんも素敵でした。
ジャズとバイオリンとのセッション風なもので、今の活動の場もジャズのようです。
ビジュアル面でも美しく魅力的な人です。今後のジャズシーンの活性に欠かせない人と思います。
ジャズの研鑚をしたら、メタルと重なって来るように思えてきます。
100年余の歴史・時期というのは違っても、同じような途をたどっている(・・たどる)と思われますけど。
マイルス・ディビスって「ジャズの帝王」と言われましたが「モダンジャズ界のピカソ」とも称されましたね。




9. アゴ 勇 (2003-06-23 00:47:00)

こんばんは、はじめまして。アゴ 勇です。
自分もジャズは好きですが、すでに衰退しているジャンルと言っていいでしょうね。自分がジャズに惹かれた魅力は二つあり、ひとつはそれまでの当時の音楽と逆のシンコペーション(四拍子なら二と四にアクセントがくる)を持つ4ビートのリズムと、もうひとつは原メロディーを崩して自分なりに演奏するアドリブ(即興演奏)であります。
40年代にチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーのような天才達がビーバップと呼ばれるモダンジャズを生み出した頃が好きです。
他にも、レスター・ヤングやクリフォード・ブラウン、ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーン等が好きです。




10. MP-4 (2003-06-23 01:59:00)

レスター・ヤング良いですね。クリフォード・ブラウンとヘレン・メリルの「You'd be so nice to come home to」最高です。この間ジャズセッションに行って歌っちゃいました。
(^^)
自分は一応VO.をやっているんですけれど、最近はジャズセッションに顔を出すことが多いので、今スタンダード勉強中です。次は音楽学校での授業の課題曲は「Summer Time」、王道ですね。



11. SCARECROW (2003-06-23 03:27:00)

皆さんこんにちは。自分もジャズ聴きます。
在り来たりですが、ジョン・コルトレーンのMy Favorite Thingsや
ハービー・ハンコックのMaiden Voyage等、愛聴してます。
父親がジャズ好きで自分が小さい頃とかよく流れていたので
ジャズを聞くと懐かしいような、望郷の念にかられます。
でもフュージョンはどうもしっくり来ない。




12. MP-4 (2003-06-23 13:53:00)

コルトレーンの「My Favorite Things」!!自分がジャズを好きになるきっかけとなった曲でした。今でも大好きです。



13. アゴ 勇 (2003-06-25 01:55:00)

こんばんは。
1960年頃に、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンが、モード奏法を生み出しましたよね。そこからフリー・ジャズが生まれ、ジャズはますます難解になってしまったと思います。ジャズってディープで味わい深いですよね。ブランデーを飲みながら聴くジャズってゴージャスでラグジュアリーでリッチネスなんだろうなぁ。




14. 銘菓ひよこ (2005-02-01 22:05:00)

今のご時世、JAZZっていうと、何かのBGMみたいに捉えられてんのはちょっと悲しいですね。
あと、フュージョンとJAZZを混同されたり。WEATHER REPORTとかは好きですけどね。
自分もチャーリー・パーカーとか、60年代頃のJAZZが好きなんですが、この頃って
伝説のJAZZの巨人達がひしめきあってた凄い時代ですよね。
もう15年ぐらい前かな、斑尾高原のJAZZフェスで生ディジー・ガレスピーの生ソルト・ピーナッツ
を観たときは感激しました。




15. メロパワメタル (2005-02-03 16:47:00)

ジャズでは、アートブレイキーを聞いていました。最近は聞いていませんが、アートブレイキーが初めて聞いたジャズです。大人が聞く深ーい音楽だなと思いました。
彼のドラムはとても好き。だいぶ前に山形に来たらしく、もしその時期に生まれてたら絶対見に行きたかったと思います。



16. Kamiko (2005-02-03 19:37:00)

John Zornをキッカケにコルトレーンに辿ったクチです。
オーソドックスなジャズは最近は殆ど買わなくなりましたが、Tom Brigandiはよく聴きました。現代風ハードバップといった感じです。1stはここ数年探し続けていますが発見できません。あとはMJQなども昔ハマった。
最近は、ジャジーな音は、どちらかというと、アヴァンギャルドな作品やクラブ系サウンドにジャズの要素が感じられるようなものをよく聴きますね。
Souliveのようなアシッドジャズも結構好きです。




17. ロージー (2005-02-05 09:49:00)

以前、社会人JAZZバンドに籍を置いていた自分としては、勉強のためにもいろいろ聴かなければいかなかったのかもしれないが、その手の音楽は吹くばっかりで、自分でお金を出してまでCDを買ったり、コンサートに行ったりは全く無し。
その頃から聴くのはやっぱりHR/HMのみ。
しかし先日、無性にアートブレイキーの「MOANIN」が聴きたくなり、ついにCDを買ってしまった。人生初めての(自分のお金で買った)記念すべきJAZZのCD。ちょっと大人になった気分。(笑)




18. ヴィレ (2005-05-21 23:06:00)

↑ 4-8 でも寺井尚子さんについて書きましたが
以前から気になっていた寺井尚子さんの LIVE (4月)に行ってきました。
3月にスタートした「寺井尚子ドリームダンシングツアー 2005 」です。
今では日本を代表する人気実力共に No.1 ジャズ・ヴァイオリニストだと思います。
美人の上にスタイルも抜群。思っていたよりも華奢な人でした。
赤のトップに黒のスカート、細くて高いハイヒール。
シンプルでいてシックな装いが美しさを際立ててました。
ジャズヴァイオリンって初めて生で聴いたけど、情熱がほとばしる感じで迫力も凄い。
ピアノも鍵盤を叩き付けるような演奏で圧倒されました。
「HM/HR」ライヴに勝るとも劣らないアグレッシヴさでした。
JAZZマニアではないので曲名まではあまり覚えていませんが「マイナー・スイング」「ムード・インディゴ」「マイ・ウェイ」オペラで有名な「ハバネラ」ほかでした。
プロフィール
4歳でクラシック・ヴァイオリンを始める。
1986年 ジャズヴァイオリニストとしてプロデビュー
2004年 アルバム「アンセム」が日本ゴールドディスク大賞
「JAZZ ALBUM OF THE YEAR」受賞
2005年 アルバム「ジャズワルツ」がスイングジャーナル誌ジャズディスク大賞
「日本ジャズ賞」受賞
私は、1回見ましたが
今年の夏は金鳥蚊取り線香の CM で 寺井尚子さん 浴衣姿!を披露です。




19. 蛇めたる (2005-05-22 10:59:00)

マイルス・デイヴィスの「ネフェルティティ」でドラム叩いてる人上手ですよね。
あの人の1番いいプレイが聞けるアルバムはどれでしょうか?
どなたか教えてください。




20. ERORIN (2005-05-22 11:03:00)

おはようございます。
奇遇ですけど、今朝のBSNHKで寺井尚子さんのスタジオ演奏見ました。
演奏も外見もホント綺麗な方ですよね。色気もあるし(所謂大人、熟女のお色気ってやつですね)。
業界では人気あるんだろうなあと思いました。
昔、知人に誘われてジャズのコンサートに行ったことがあったのですが、私もその意外な迫力に圧倒されましたね~。
静かな雰囲気のある音楽を予想してたので、情熱的な演奏にビックリでした。




21. ヴィレ (2005-05-23 00:24:00)

ERORINさん、こんばんは。

ERORINさんが見られたのは私もチェックしていた番組だったと思います。

5/21(土)放送・5/22(日)再放送のようでした。
(再放送が有るのは再放送後に知りました)
チェックしていたけど見逃してしまい残念でした。

蛇めたるさん、初めまして。
マイルス・ディヴィス好きで昔よく聴いていました。




22. ぬりかべメヒコっこ (2005-05-25 00:58:00)

日本の若手女性ジャズヴォーカリストのAKIKOさんとBILL EVANSはかなり聴きまくっています。AKIKOさんはこれまで5枚位アルバムを出したのですが最新作の[Mood Indigo]と前作の[Mood Swings]はかなりいいです。普通にいい曲が沢山入っているのでまあ聴いてみてください。BILL EVANSは1980年に死んだピアニストですが、1979年頃に発売したWE WILL MEET AGAINをよく聴きます。雨が降っている日、これを聴いて雨を楽しむのもなかなか面白いもんです。



23. 誠意って何かね? (2005-06-22 01:39:00)

アート・ペッパーの「ミーツ・ザ・リズム・セクション」は素晴らしい。
ビル・エヴァンスも大好きです。個人的にはリバーサイド時代よりもヴァーヴ時代が好きです。特に「モントルー~」が。しかもそのボーナストラックである「Quiet Now」が一番好き(笑)。



24. 銘菓ひよこ (2005-07-31 03:05:00)

マイルスが電子楽器を使い出した、あれ、何だっけかな?ビッチェズブリューだっけかな?
アレが名盤だっていうんで聴いてみたけど、なんか、ちょっと理解出来なかったですね。
歴史的名盤ってやつなのかな。JAZZの発展に寄与したとかの理由で。
あと、アドリブね、みなさんはどっからがアドリブなのか聞いて分かりますか?
繰り返し出てくるメインテーマ以外んとこは全部アドリブでやってんのかなぁ?
とは漠然と思って聴いてたりするんですけど、やっぱこういうのって、難しい音楽理論
知ってないと分からないもんなんですかねー?




25. うにぶ (2005-09-29 18:37:00)

ジャズはけっこう好きで、よく聴きます。
でもジャズが「わかる」リスナーってわけじゃないので、良し悪しの区別はつかないです。
特に好きでよく聴くのはやっぱり有名盤で、マイルス・デイヴィスの『KIND OF BLUE』と、ジョン・コルトレーンの『MY FAVORITE THINGS』です。何回聴いても飽きない。
最初はジャズなんて聴いててかったるくて、どこが良いんだろうって思ってました。
はまったのは、最初はテクノのドラムン・ベースが好きで、そこからリズムの面白さに興味を抱いて、その後チック・コリアのRTFの『第七銀河の賛歌』を聴いて、まるで人力ドラムン・ベースだなぁってびっくりしたのがきっかけでした。
ジャズを通過したら、昔のハード・ロックやプログレ、AORやポップスなんかもより楽しく聴けるようになりました。逆にノイズ/アヴァンギャルドとかにあんまり刺激を感じなくなったり。
>蛇めたるさん
『ネフェルティティ』って言うと、トニー・ウィリアムスがドラムですよね?
まあ「1番いいプレイ」がどれかは全部聴いてるわけじゃないので分かりませんが、THE TONY WILLIAMS LIFETIMEの1st『EMERGENCY!』はかっこよかったです。
解説にはこれが最高傑作だというようなことが一応書いてありました(でも解説者は皆そう書くから)。
トニーが叩きまくりなのはもちろん、ジョン・マクラフリンがエレキ・ギター弾きまくってて、かなりノイジーでメタル耳にも心地よいかと。マハヴィシュヌが好きなら聴けると思います。
でもトニーがヴォーカル入れてる曲はダルいです・・・。オルガン、ギター、ドラムのトリオ編成です。
>ヴィレさん
ジャズのヴァイオリンってかなり激しかったりしますよね。ゴシック・メタルの方がよっぽど穏やかに弾いてる(笑)。
寺井尚子さんも知らなかったけど、かっこよさそうですね。お金に余裕がある時、チャレンジしたいです。
>銘菓ひよこさん
『ビッチェズ・ブリュー』って難しいですよね。あれがロック・ファンが初めに聴くべきジャズの名盤って扱いになってるのが不思議です。
マリファナでトリップして聴くサイケデリック・ロックのファンには良いかもしれないけど・・・。
でも『ビッチェズ・ブリュー』と同時期('69-'70あたり)のライヴ盤は強烈です。
3枚くらい買いましたが、どれもぶっ飛んでて、かなり激しいです。私はグラインド・コアとかと同じ感覚で聴いてます。
大音量で再生すると、KING CRIMSONの『EARTHBOUND』を数枚同時に再生したかのような混沌が聴けます(言いすぎ?)。
アドリブに関しては・・・うーん、私も区別つきません。
専門家の人は区別つけて聴くんでしょうか?




26. んく (2005-09-30 20:29:00)

ビッチェズブリューはカインドオブブルーと並ぶ名盤ですね。
フリージャズ、ファンクロックをモダンジャズの形式に落とし込んでいます。
ノイズ、不協単音、テンションを整然と配置させながらモダンジャズの枠に
とらわれない作品になっています。


27. んく (2005-09-30 20:33:00)

サイケデリックロックはtripした状態を再現したものであって、
tripしながら聞くのは何でもいいかと思います。


28. うにぶ (2005-09-30 23:41:00)

>んくさん
ビッチェズ・ブリューはやっぱり名盤なんですね。
フリージャズやファンクロックはけっこう楽しめるんですが、ビッチェズ~はなかなかわけがわからないです。
特に最初の2曲は、集中が切れていつの間にか終わってしまいます。
「ノイズ、不協単音、テンションを整然と配置させ~」というのも素人な私には謎です(汗)
いつかは理解できるかも、と、また何度か挑戦してみます。
「サイケデリックロックは~」っていうのは、確かにそうですね。誤解を招く表現でしたm(__)m




29. ヴィレ (2005-10-08 22:23:00)

うにぶさんへ
どうもー こんばんは♪
最近お見かけしないなぁーと思っていたら少し前から、かなり豪快に書き込まれているので「あ、うにぶさんが完全復活されている!」と思っていました。
寺井尚子さんのアルバムも素敵ですけどアグレッシヴな LIVE も、お金と時間に余裕がある時一度チャレンジしてみて下さい。

「フィア・ファクトリー応援月間」←少し落ち着いた頃かな ?と思い、こちらに書き込みました。




30. うにぶ (2005-10-09 10:01:00)

>ヴィレさん
どうもー。
豪快でしたか(^^;
なんか、文章がいちいち長くなっちゃうんですよね。あはははは・・・。
そうですね、やっぱりLIVEが一番インパクトがあるから、お金と時間があれば、チャレンジしたいです。
買いたいCDと行きたいLIVEが多すぎて・・・。




31. k.s.m.2 (2005-10-11 21:50:00)

はじめましての方は、始めまして。
アート・ブレイキーとジョン・コルトレーンは懐かしいです。サラ・ヴォーンやナット“キング"コール辺りになると今でも聴きますが、vo.ものなので、ポップスと境目があるのか、自信がさっぱりありません。
ただ、チック・コリア、マイルス・デイヴィスは、後年になってから、やたら理論を語られたついでに貸されたのもあってか、耳に馴染まずに通り過ぎてしまいました。ついでにマハヴィシュヌ・オーケストラと、タブラ(打楽器の)が入った題名不明のアルバムも手元に来て、……以下略で。
まぁ、その貸主のお陰でMORBID ANGELやDISMEMBERに出会ったのですが、“ジャズ・フュージョン"と書かれた棚よりHMかクラシックを優先してしまうのトラウマが未だ残っていたり。
静かというイメージは、近年“スターバックス・コーヒー"が作ったコンピレーションを聴かされて、初めて芽生えました。子供の頃は、むしろ“くどいor暑い"イメージでした(笑:MANOWAR?)




32. ヴィレ (2005-10-21 12:23:00)

アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」 の最大の被災地ニューオーリンズはジャズの発祥地でもあります。
私はニューオーリンズといえば「アニマルズ」の『朝日のあたる家』を思い出します。

シンプルだが印象的に繰り返されるオルガン。
シンセサイザーの発達で、ロックの世界ではあまり使われなくなってしまったオルガンですが、
ロックの世界で最初に、大々的にオルガンをフィーチャーしたバンドではないでしょうか。

「アニマルズ」はジャズ、ブルースをルーツとしたバンドで、曲のモデルになったニューオーリンズの娼婦(男娼 ?)の部屋は、一日中ずっと暗く『朝日しかあたらない家』だったそうです。
私は楽曲よりバンド名に時代を感じてしまいます。
THE ANIMALS の "The House Of The Rising Sun" は、非HR/HMアーティストに登録されてます。
ジャズをルーツにしたバンドのお話をしてしまいました。




33. SCARECROW (2005-10-30 15:54:00)

フリージャズのパイオニアであるオーネット・コールマンが
来年3月に来日するようです。うちの親父が好きだったので、
小さい頃訳も分からず聞いていたのが、今自分の聴いている
ジョン・ゾーンや、現代音楽のミュージシャン達に影響を与えた人だった
と言う事で、何か運命めいたものを感じずにはいられないミュージシャンです。
なんと来日は20年ぶりだそうですねぇ。チャンスのある方は是非行ってみて下さい。




34. 銘菓ひよこ (2005-10-30 21:41:00)

ほほぅ、オーネット・コールマンってまだ生きてたんですねー。
ソニー・ロリンズとかもまだ生きてたんでしたっけ?
何かその頃のジャズメンって、歴史の中の人、
っていうか、みんな早死にしたようなイメージあるんで。(笑




35. 銘菓ひよこ (2016-04-14 00:29:00)

このトピックスの11年ぶりの書き込みも自分だという(笑)。
何だかんだ離れてた時期もあるけど、このサイトにはほんと長いことお世話になってるなぁ。

で、アドリヴの話ですけど、ジャズはHM/HRと並行してずっと聴き続けてはいるんですけど、
未だに答えは見つからないですね~。
なんとなくチャーリー・パーカーなんかだと、メインテーマから外れて急にパラパパラパッパッパーと吹き始めると、
お、アドリヴに入ったな、みたいな感じがするんですけど、ソニー・ロリンズなんかだと、終始、大らかに雄大に
吹いてるんで、どこからがアドリヴなのか、判然としないですね。
で、一番アドリヴが分からないのがビル・エバンス、これは分からないでしょ(笑)。
分かるって人が居たら、ここ、この曲の何分何秒からアドリヴだよ、って教えて欲しいですよ。

いや、しかし、一口にアドリヴと言っても、それが即興なのか、事前に練られたソロなのかは、実は演奏してる本人にしか
分からないんじゃないか、なんて思ったりもします。
ジャズの本なんかでは、ここでこのアドリヴが、とか書いてありますけどね。

って、ジャズを語ったりなんかしてますけど、聴いてる90%はHR/HMですから(笑)。




36. 特撮X (2016-04-28 22:16:19)

う~ん、クラッシクが好きが
土台にある自分としては、
良さが判らない分野ですね。(涙)

元々、クラッシクをやっていた
上原ひろみは、ちょっとした
フレーズに「あー、こうきたか!」
と、感じる時がありました。(笑)



37. Ray-I (2016-04-28 23:12:52)

ジャズに関しては本格的なものはそれほど聴く機会が少ないのですが、
クラブジャズやエレクトロスウィングは結構聴く機会が多く、
このジャンルを聴いたあとに正統派ジャズに耳を傾けると
そのフリーな感性に驚かされることが多々あります。
やはり、彼らの中では既存のフォーマットに囚われない視点があるんでしょうね。
だからアドリブをごく自然にやってのけるんでしょう。




38. ウォーランツ (2016-05-20 22:19:01)

ジャズというのは大概 大人の音楽であるかのように思われているがジャズと言っても演奏だけのインストゥメンタルとヴォーカルものの2つがありまして、自分はそういったジャズを専門に流す喫茶店に結構行きますが喫茶店は比較的インストゥメンタルのジャズがリクエストされやすいものですね。皆さんはインストゥメンタルのジャズとヴォーカルジャズ・・・・どちらがより大人のように感じます?皆さんの意見待ってまーす。



39. ウォーランツ (2016-05-20 22:27:29)

ジャズはインストゥメンタルとヴォーカル・・・・どちらがより大人だと思いますか。それに対する意見だけが欲しいだけなので・・・・



40. Ray-I (2016-05-22 05:59:05)

>>ウォーランツさん
「大人だな」という基準によりますね。
ムーディーであればインスト、エロスならヴォーカル、
オシャレなら奏者によるといったところでしょうか。




41. うにぶ (2016-06-05 01:09:10)

>銘菓ひよこさん
私も11年ぶりの発言です。メタル一辺倒の時期も含め、本当にこのサイトにはお世話になっています。
アドリブの話ですが、私も以前からプラス200枚くらいはジャズを聴いたはずですが、未だに明確な区別は無理です。
ジャズ・ベーシスト(ピアニスト)の鈴木良雄さんの著書の説明が分かりやすく、ジャズは「簡単に言うと音楽の形式としては変奏曲で、最初にその曲のメロディー(主題)を演奏したあとそのメロディーのバックにある和音の進行に従ってプレイヤー達が変奏を繰り返し、最後はまた最初のメロディーに戻って曲が終わるという単純なもの」らしいのですが、それでも即興(変奏)か否かは判別し難いものがありますね。
聴く耳を磨くため、まだまだ修行が必要そうです。

>Ray-Iさん
私はプログレ、エレクトロニカを先に聴いてジャズを聴き、その後トーキンラウド系のジャズっぽいクラブ音楽(含ヒップホップ)という順番だったため、聴く順番が逆っぽいですね。
エレクトロスウィングはコンピ盤をひとつ聴いて終わっていて、今後探求するべきか迷い中です。クラブジャズは範囲が広すぎて、何がどれに入るか混乱しています。ハービー・ハンコックやロバート・グラスパー、ジャミロクワイやUS 3なんかも含むのでしょうか。ジャジーな踊れる音楽、もしくはクラブで踊れるジャズという感じでしょうか。現時点ではアシッドジャズもよく分からず、気持ち良いか否かだけで選別して聴いています。

>ウォーランツさん
20年近くジャズを聴いているはずなのに、未だにヴォーカルものがしっくりこない私としては、断然インストゥルメンタルよりも歌ものが「渋い! 大人っぽい!」という印象です。いつか心底楽しめるようになりたいものです。




42. Ray-I (2016-06-05 20:57:35)

>>うにぶさん
ジャミロクワイはどちらかといえばファンクですねw
ハービー・ハンコックに関してはアルバムにもよるので、一概にいえないのですが
『Fat Albert Rotunda』『Head Hunters』『Future Shock』『Dis Is Da Drum』『Future 2 Future』が
クラブジャズ(フューチャージャズ)と呼ばれる作品群ではありますね。
恐らく楽曲でわかりやすいのがGregory Porterの『1960 What』
『Holding On(Disclosure ft. Gregory Porter名義)』、
DJ Mitsu the Beatsの『Promise In Love feat. José James』などが該当しますね。
そして、アシッドジャズはファンクとジャズ、レアグルーヴを自由に行き来する音なので
一概にこうとは定義しにくいサブジャンルではありますが、
わかりやすいのがJAMES TAYLOR QUARTETの『Theme from Dirty Harry & Austin's Theme』でしょうね。




43. 極太うどん野郎 (2016-06-06 22:22:41)

ジャズも大概「なんでもあり」ですもんね。あれこれクロスオーヴァーしていて。

自分もうにぶさんと同じようにプログレ、エレクトロニカを経験してジャズに接近していったクチです。
まだジャズをガッツリ掘り下げようと思ってから数年なので、聴きたいものがわんさかあります。
最近フライングロータス絡みでカマシ・ワシントンのThe Epic聴いたんですけど良かったです。
「宇宙にもさもさヘアーの黒人テナー」ジャケで即買いでした。
3枚組というのもThe Epicというタイトルの如く大仰で(笑)




44. うにぶ (2016-06-11 20:04:50)

>Ray-Iさん
色々、勉強になります。
ハービーはアルバムによって「誰?」ってくらい変化するので、やはり分類は難しいですね。まあ作品によってはクラブジャズに入ると言えるということでしょうか。
Gregory PorterとDJ Mitsu the Beatsをネットで聴いてみましたが、想像してたよりもおしゃれ系でした。ジャジーなR&B/ソウルといった印象です。
なるほど、こういうのをクラブジャズと言うのですね。
JAMES TAYLOR QUARTETは、以前好きでよく聴いていた系統の音楽でした。アシッド・ジャズは、だいぶ好みに合うようです。

>極太うどん野郎さん
カマシ・ワシントン、ネットで聴いてみましたが、これはかなり好みです。ドビュッシーまで演っていて、面白い。そのうち買ってみたいです。しかし3枚組とは・・・濃厚ですね。
伝統的本家ジャズも、聴いていない有名どころがわんさかいて、私も色々聴いてみたいとは思っていますが、掘り下げると切りがなさそうで、まだ狭い範囲を手探り中です。




45. ウォーランツ (2016-07-20 17:12:32)

一般的にジャズのインストは外見が綺麗で甘そうに見えるだけで実言って毒のあるヤツ多いらしいですよね。もっと言うとモダンジャズ全盛時代のアーティストは麻薬などをやっていた人も結構いるから最早「健康的」という言葉が程遠くなるものですね。音楽において「見た目で判断するな」的なジャンル・・・・それがジャズだという事。確かにインストのジャズは正にそうですよね。



46. ウォーランツ (2016-09-11 17:49:37)

で、因みにチャーリーパーカーやスタンゲッツ、キャノンボールアダレイあたりのジャズサックスはいわゆる女性ヴォーカルとマッチしやすいと思いますが、その中でも白人・黒人どちらの方が皆さんは良いですか?ジャズにおいてマッチする場合....白人女性のヤツはセクシー/ムーディー それに対し黒人女性のヤツはディープでブルージー という事で皆さんの意見が聴きたいです。



47. 蔵人 (2016-11-08 19:13:45)

それならジャズ喫茶でもよく流れるサラヴォーンやカーメンマクレエあたりで。この辺は王道ですから。



48. 銘菓ひよこ (2017-07-26 01:24:10)

禅問答のような話になるが、「JAZZが分かる」とは、どういうことなのか?
例えば、初期のモダンジャズはチャーリーパーカーがコード進行に則ったアドリヴを行うことで
大きな進歩をしたわけだが、では次にマイルス・デイヴィスがモード・ジャズで、コード進行に頼らず、モード?
で、もっと自由なインプロビゼーションを行った、と、されてるわけですよね?
そのへんが分からないとJAZZが分かった、っていうことにならないのか?
ただ単にメロディーを聴いてるだけじゃ駄目なのは確かなんだけど、そのへんがJAZZの難しさなんだよなぁ。
自分は未だに、JAZZが分かった、とはとても言えないな。分からないけど楽しんで聴いてる。




49. 浮かれ者 (2020-06-03 07:12:21)

ジャズの中にあるムーディーな曲 または HR/HMのバラード····どちらがより甘い・甘ったるいモノなのか疑問に思いますがジャズのムードはサックスであったりスローテンポのピアノであったり女性ヴォーカルによるものであったり····それに対しHR/HMのバラードは例えばストライパーがやったようなバラードやハート「ジーズドリームス」バッドイングリッシュ「ホエンアイシーユースマイル」ヨーロッパ「キャリー」ウォレント「ヘヴン」などですがスタンダードナンバーという名で曲を展開するジャズの世界と時にドラマティックな一面を出したハードロック/ヘヴィメタルのメロディアスさ····甘ったるさはどちらが上なのかな?



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