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Recent 20 Comments
20.
ヴィレ
(2003-04-05 17:01:00)
HIGASHIさんも報道の仕方を言われていますが、北朝鮮拉致事件が連日テレビで放映されるのは"拉致 " が日本人の心情に訴え易いからだと思います(くさいメロディーにすぐ涙するのと同じ、つまり視聴率を取り易い等々です)。
小泉さんも"拉致 " で世論が盛り上がったので、ビビリ、腰が引けて方針を変えたと思います(何しろ世論頼みの小泉さんでしょう)。
最近は「世論に従って政治を行うと間違う場合もある。それは歴史の事実が証明・・・」と発言してますが"拉致 " での大衆に迎合した反省でも有ると思います。
HIGASHIさんの言われる
>アメリカ抜きで日本、韓国、ロシア、中国で極東アジアの安定を実現させなければならないと僕は思っています。
これもそうだと思います。多少ニュアンス的には違いますが、ヨーロッパにはEU(欧州連合)がある事ですし。
ところで「イラク戦争」を報道する時の最初の表現で、各メディアの、この戦争に対する姿勢を示しているように思われます。
日本の大手新聞は「イラク戦争」、CNN「WAR ON IRAQ」、ABC「WAR WITH IRAQ」、BBC「IRAQ WAR」・・・以上テレビ。
ワシントンポスト紙「WAR IN IRAQ」。
「WITH」 「ON」 「IN」 の使われ方での違いで、報道姿勢が垣間見えます。
それと、人間の盾は、今の状態では、盾には成りえず成ったとしても個々の犠牲としか思えてなりません。大規模な広がりに成れば、或いは盾にも成り得ると思いますが。
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21.
HIGASHI
(2003-04-13 01:02:00)
今回のイラク攻撃について僕なりにある程度まとめてみると、
・勝てば官軍では絶対にない!
アメリカ系のメディアを視聴していると、やはり米英の判断は正しかった、イラク国民は解放された、との論調に終始しているが、何を勘違いしているんだろうと感じる。
そもそもの大義名分は大量破壊兵器の廃棄をするためにフセイン政権を倒すはずだったのに肝心要の大量破壊兵器は一体何処にあったのだろう?
強引に家宅捜索しておいてなにもでなかったのに、家主をやっつけたからいいや、ですか?
だったらそんなこと強引にする必要はなかったんじゃないでしょうか。
・危険なアメリカのメディア
何事も勝てば嬉しいのはわかりますが、バクダットが陥落した時のABCの放送を観た時ビックリした。
「やあ、司令官お疲れさま、ってか今回は物足りなかったんじゃないの(笑)ついでにシリアもイランもやっつけてきたら?爆弾を使い切っちゃいなよ(笑)」
まあ昔日本も日清、日露戦争に勝利しすっかり力を過信して暴走してしまった訳ですが、今のアメリカはその時に一種近いものがあるんじゃないかと悪寒が走ります。
・新たな仮想敵国の創出
当然の如くフセインはロシアに逃げただの北朝鮮の金は中国を極秘訪問してただの要するに黒幕は旧東側、共産圏だとでも言いたげな報道がここ最近目に付く。子分を叩いてもダメだから、いっそのこと親玉を引っ張り出そう、という魂胆がみえみえです。
勘弁してくださいよ、北朝鮮、中国、ロシアを相手にケンカなんか売られたんじゃ日本と韓国は最前線じゃないですか!朝鮮半島の休戦状態をぶち破るのは北朝鮮側ではなくこちら側にでもするつもりなのでしょうか?
このままほっておいたらネオコンこそナチになるんじゃないか、と危惧します。
明治時代、日本は「脱亜入欧」をスローガンに富国強兵に努めましたが、21世紀は「脱米入亜」をスローガンに平和的な「大東亜共栄圏(東アジアの人達が共に栄える経済圏)」を構築したいものです。
同じ単語でも生きている時代の人の努力で素敵な意味に変えられると僕は思います。
今一度日本がどこにあるか世界地図をみたらいいんじゃないでしょうか。
誰もが戦争はイヤだけど、平和を保ち続けるのはそれ以上に忍耐と努力が必要だ。今度こそアメリカをちゃんと止めないと不幸な歴史はまた繰り返されるかもよ。
僕はのどかにいつまでもヘヴィメタル聴きたいからね、それを脅かす存在には声を上げていくよ、ずっとね。
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22. 雷車輪 (2003-04-16 05:46:00)
正直、日本はアメリカの暴走を止めることは出来ないでしょう。もし某国が攻めてきたらどうやって日本は防衛するの?さっさと憲法を改正しないと、まともに防衛出来ないよ。アメリカの核の傘に守られてる以上、日本はアメリカの植民地じゃん。アメリカの暴走を止め、日本が真に独立するためには、日本も核を持つしか手段は無いでしょう。現実的には無理だけど。反戦運動しても、戦争を起こす奴がいれば戦争は起きる。平和を唱えるだけで平和が守られるなら軍隊も自衛隊もいらないけど、現実はそうじゃない。
現実問題として極東3馬鹿トリオと日本は仲良くなれないよ。日本はそれらの国々に経済援助・技術援助をしているにもかかわらず、反日教育をしているじゃん。近隣諸国条項という不条理なモンもある。
とりあえず日本は憲法改正し、集団的自衛権を憲法で認め、友好国を増やし、アメリカとも対等な関係になれればいいね。
イラク問題だけど、俺はアメリカの空爆を望んでいるイラク国民は多いと思っていたけど、実際はどの程度だったんだろうね?平和の為には戦わなければならないこともあるよね。声を上げても無視されれば意味が無いし。
23.
KUZU
(2003-04-17 01:55:00)
集団的自衛権は、僕は否定しません。最悪の場合、自分の身を守る、自分の家族を侵略から守るのであれば、その敵に対し、銃を構えるのは厭わないです。
ただ、上で他の方が仰るように、問題なのは「自衛権の拡大解釈または暴走」で、時にそれは近隣諸国を不必要に刺激し、時に某国のように地球の裏の国まで「侵略」する事に繋がるケースがある事と思います。有事法案または先制攻撃を容認する法案を、今、これ幸いと、ろくな議論も無しに一気に可決してしまうと、あとでかなり危険な種になろうと思います。過去の日本が辿った、あの統制と緊張の時代が繰り返される事を、危惧します。
現実を直視し、解析するのに、やはり過去の歴史経緯を再認識せざるを得ないと思われます。現在の問題が過去の事実に基づくことを認識し、根本的歴史的問題点を直視し、平和的解決の方法論を、外交から模索することこそ、我々の生きる道と思います。テロ撲滅もそう、力では絶対解決できないのです。現実のみを見て、力の平衡こそ妥当との意見には、賛同しかねます。
イラク全土で、とりあえず大規模な戦闘が終結したのは、少し良かったと思います。問題はこれから。イラクの民に、国連(軍)監視下で、一日も早く統制が戻ることを祈りたいです。米英軍はとにかく最大の大儀(大量破壊兵器の発見と廃棄)を全うしなければならないでしょう。また、イラクが米英の傀儡にならないこと、石油資源の利権を米英に奪われないことを、祈りたいです。
正しいと思った意見は、例え一時それが無視されたとしても、声をあげ続け、賛同者を増やすことが大事と思います。過去に、声をあげ続けた結果、時代や世論が正しい方向に動いたいくつもの事例が、その有効性を雄弁に語っていると思います。
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24. 雷車輪 (2003-04-17 05:54:00)
まずあなたは、集団的自衛権についての解釈をどのように考えておられるのでしょうか?「自分の身を守る、自分の家族を侵略から守る」というのは、個別的自衛権のことであって、集団的自衛権というのは、日本と同盟関係にある国を救うときに必要な法です。現行憲法では、友好国つまり友人を暴漢から救うことは認めていないのです。
また近隣諸国を不必要に刺激しているのは、極東3馬鹿トリオです。日本はそれらの国に様々な援助をして友好を計ろうとしていますが、極東3馬鹿トリオの国々は反日じゃないですか。近隣諸国条項というのは、中韓は日本に口出し出来るのに、その逆は無いという狂った条項ですよ。これに関しては、一刻も早く撤廃しなければならないでしょう。
歴史経緯については、中朝韓の歴史認識を日本に押しつけるのを止めさせなければなりません。ナポレオンは、片方では侵略者ですが、しかしもう片方では英雄です。一方からの認識を押しつけは、偏った認識にしかなりません。
世界の警察というのは存在しません。自分のことは自分で守らなければなりません。日本に飛んできたミサイルは、どんなに声を張り上げてもミサイルを阻止することは出来ないのです。現実を見ずに、反戦と唱えるだけでは、他国の侵略を止めることは出来ないのです。現実として、反戦の声はありながらもアメリカはイラクに空爆をしましたし。
25. THINNER (2003-04-17 15:50:00)
もし、どこかの国が「明日日本に核を打ちます」といったとすると、私は積極的に攻撃しても良いと思います。「まだ攻撃していないから」などといって先制攻撃を容認しないならば、防ぐ手立てがない以上、日本は三度核の餌食になります。私はその犠牲者にはなりたくないので、さっさと有事法案をしっかり整えてもらいたいものです。
26.
KUZU
(2003-04-18 00:13:00)
僕は個別的自衛権のことを、「集団的」と冠してしまいました。いろいろ調べて見ました。
ただ、やはり残念ながら、「現状の対処療法」でしか物事を捉えられない、根本的問題への対応をおざなりにしたお話には、賛同できません。
僕や他の方々が反戦を唱えると言うことは、実力(武力)以外の方法で、危機を回避できないのか、多くの罪無き人民を殺め無いよう、当局はそれこそ「血が噴き出すような」苦労をしているのか、ということを言いたいのです。
友人が暴漢に襲われないで済む方法を、罪無き日本国民が落命することなく、外交努力その他で取れないのか?ということです。決して、現実を見ていないわけではありません。
今は、どうもその「友人」が暴漢と化した感が有ります。結局我が国は、国連憲章で認められている集団的自衛権を行使する代わりに、武力行使支持を表明したのでしょう。「友人」はあの9月11日に「攻撃」されましたが、友人は別の友人(中東です)を後ろ盾に、或いは黙認し、別の国を実力で分解し、攻撃してきた経緯と事実がありますね。大国が暴漢となった場合、集団的自衛権を行使して実力で大国を攻撃する事は、最終戦争となり得るため、事実上大国には当てはまらないようです。
片方で多くの人間を殺めている「友人」が、攻撃された。確かに、テロは犯罪で、非道で残虐です、絶対に合ってはならないのです。でも、我が国はその友人が行ってきた「事実」を、ただ黙認していただけです。現代のテロの根源が、過去の事実にあるのです。その根本対策を、我が国は、血の滲むような外交努力で解決に努めましたか?
近隣諸国条項については、有る意味「偏向思想を無くす」という意図が含まれているとすれば、多少自虐的で強引かも知れませんが、有る意味国外からの見方も伺える、他国に例を見ないユニークな見方とも思えます。仮にそれを撤廃した後、どういう見方が残るのでしょう?「客観的な」「科学的根拠に根付いた」「偏向のない」歴史観が得られるのなら、別に構わないとは思います。「一方からの押しつけ」にならないよう、祈るばかりです。ただ、撤廃論者の側から見たその理由が、単に「自虐的」「国民の尊厳を失う」といった、やや情緒的で偏向気味の論調が目に付きましたが。
国際援助は、我が国は沢山してきましたね。勿論近隣諸国にもしてきました。でも、本当に困っている人民や場所に、物資や人的資源を、本当に確実に届けることが出来たのですか?有る意味、多くの国へのODAに見るように、援助金額だけを見た、自己満足の域を出ていないのではありませんか?教育では例え反日感情を煽られても、他国民が直接我が国の人間に接する事こそが、本当の我々の心を判って貰える事ではないですか?
仮にお金だけを、向こうの国に渡して、そのお金の恩恵が彼の国の人民の末端に届かない場合、逆に例えば「結局日本は首領様とグルだったのか...」で終わって、却って反日感情を煽ることにはなりませんか?
積極的に「攻撃」と、随分簡単に言われるのですね。現状の日本国憲法はともかく、国際法でも禁じられている武力行使なのに、その「攻撃」しか手は無いのですか?有事法案、どういう適用が想定されるか、考えたことはありますか?
日本抜きで(中米朝)北朝鮮の核問題が話し合われることになりました。友人の実力のお陰で、北朝鮮の態度が軟化し、少しだけ脅威が弱まったのは有り難いことですが、皮肉なことです。友人にしっぽを振って応えた我が国は、お隣の韓国共々、国の存亡を左右し得る大事なテーブルに、付けないのですね。
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27.
エアロ酢飯
(2003-04-18 02:12:00)
わからない。そもそも何故人類が争うのか。その原因を作った人達は、大昔に死んでいるのに、なぜ現代までその因縁を引きずるのか。結局は当事者でないとわからないのでしょうか?それじゃ何の解決にもならない。俺には複雑すぎて、なにがなんだかわかりません。そもそも何が正義なのか。おれはクリスチャンじゃないからわからない。ただ一人の人間の命令が何十万人の命を消し去る、そのシステム自体が間違っていることはわかります。あのシステムが今回の戦争を引き起こしたんなら、俺はそこだけは変わるべきだと思います。
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28.
渡り烏
(2003-04-18 02:26:00)
基本的に友人と我々の国家は決して対等の立場ではありません。
同盟国といえば聞こえはいいですが、
実際に我々の国家は友人の従属国家でしかないのです。
第二次世界大戦終結から数えて50年以上経つにもかかわらず、
我々の国家はその友人にいまだ依存し続けています。
こんな国家を果たして独立国家といえるのでしょうか。
本当に情けない話ですが、事実、我々はその友人の力を借りなければ、
自分の身すらも、もはや守ることは出来ないのです。
はっきり言ってそんな我々が反戦を唱えたところで、その友人の耳には一切届きません。
というよりかは唱えられないといったほうが正しいのかもしれません。
我々の国家はもはや先進国などではありません。
友人の後ろで尻尾を振っているいわば犬でしかないのです。
そんな国に一体何の権限があるのでしょうか?
また、何が出来るのでしょうか?
国民が平和ボケで腐りきっているこの国が、
いまさら自衛権?
笑わずにはいられません…
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29. 雷車輪 (2003-04-18 03:14:00)
現在の世界も、国連が正常に機能していず、世界の警察が存在していない状況では、外交努力なんて空虚なものに感じます。暴漢(ここでは法を守らない者という意味で)に外交(問うて聞かせる)が通じるでしょうか?力を押さえるものは結局力でしかありません。
何かの漫画で「正義無き力は暴力なり。力無き正義は無力なり。(うろ覚え)」というフレーズを目にしたことがありますが、その通りだと思います。
力が無く(あっても友人には使ってはならない)、友人がやられても助けることが出来ない卑怯な国の発言を誰が聞くでしょうか。もし俺が暴漢に襲われているとき、友人が「僕の家の決まりでは、集団的自衛権を認めていないから、君を助けることは出来ないんだ」といわれたら、その友人の発言なんてまともに相手しないでしょう。その友人が暴漢であれば尚更聞く耳持たないでしょうね。
また、こういう憲法があるから、誰も日本君と友達になりたいとは思わないでしょう。金は出すけど、侵略されたら助けてくれない日本君。あなたは友達になりたいですか?こういう憲法を、日本国民として、恥ずかしく思います。
近隣諸国条項については、?「客観的な」「科学的根拠に根付いた」「偏向のない」歴史観を、「相互に」与えあうのであれば、俺は構わないと思いますが、現実は「一方からの押しつけ」です。その押しつけられている歴史観は「客観的な」「科学的根拠に根付いた」「偏向のない」歴史観でしょうか?あなたが判断してみてはいかがでしょうか。
俺自身は、反日の国には援助をするべきでないと思っています。
経済援助に関していえば、その使い道に関してまで、日本があれこれいうことは内政干渉ではないでしょうか?本当に困っている人民や場所に届かないとしても、日本にその責任はあるのでしょうか?「日本は首領様とグルだった」と思われないためにも、反日の国には援助をするべきでないでしょう。日本が援助した金で核を作っていることも現実にあり得ます。
また技術援助について触れられていませんでしたが、資源のない日本は、技術やライセンスは絶対に失ってはならない財産です。その技術は国外に流れています。しかも反日の国に、です。
反戦とか綺麗事をいって、戦争が無くなるならば軍隊も警察も自衛隊も必要ありません。しかし、綺麗事では戦争を止めることは出来ません。日本は国土は小さくとも大国のひとつです。世界の平和の為に、綺麗事ではない、平和維持活動をするために、憲法改正を急ぐべきでしょう。
30. 雷車輪 (2003-04-18 03:26:00)
追記
日本が国の存亡を左右し得る大事なテーブルに付けないのは、実力が無いからです。アメリカと中国はテーブルに付けました。実力があるからです。実力が無いからアメリカにしっぽを振るしか無いのです。実力が無いから、国の存亡を左右し得る大事なテーブルに、付けないのです。何が皮肉なのでしょうか?当然ではないですか。だから俺は実力を付けるべきだと主張しているのです。実力=力です。
31.
うにぶ
(2003-04-18 18:24:00)
音楽の話以外をするのは控えようと思っていたのですが…。どうも話題がキナ臭くなってきたので。
憲法を改変して再度軍隊を持たねばならないみたいな話の流れになってきたようですが、現実的に考えて、日本が軍隊を持ったら、アジアの隣国には完全にそっぽを向かれるでしょうね。(自衛隊は既に世界有数の軍事費を投入された軍隊ですが、それは別として)
北朝鮮は言うまでもなく、中国、韓国は確実に、もちろん台湾、シンガポールその他アジア各国の猛反発を受け、日本は孤立してしまいます。かつて日本が軍事力で侵略戦争を行った時のことを、どの国も忘れていませんから。ロシアだって警戒を強めるでしょう。自国を守るためとか国際貢献とかいうお題目をアメリカあたりは支持してくれるかもしれませんが、アジアで弾き出されれば日本は立ち行きません。
極東3馬鹿トリオなんて言って、隣国を蔑むのは勝手ですが、その隣国との友好関係なしで日本が保たれると思ったら大間違いです。(やっと友好が深まってきたところに、舌禍事件やらなにやらを起こす政治家の皆様って、どういう外交感覚なんだか…)
では憲法を改正して自衛隊を含めた軍事力をなくしたらどうなるでしょう?
その途端に他国が攻め入って、どの国も助けてくれなくて日本は占領される?
それこそ私には妄想としか思えません。日本が他国に侵略を受けたとして、それを放っておけば世界経済が崩壊します。アメリカは正義のためになんか戦争はしないので、どこかの小国が隣国に侵略を受けたとしても、メリットがなければ救援などしないでしょう。しかし日本ぐらいの経済大国、自国の企業の利益に深く関わるような国となれば話は別です。国連にとっても、日本と親密なアジア諸国やロシアなんかにとってもそうです。
それに軍事力を持たない国を侵略する大義名分などありませんから、ルール違反をした国には国際社会からの制裁が必然的に発動します。そうでなければ秩序が保たれませんから。(ルール違反ができるとすればアメリカだけ)
仮に侵略をしてきた国が北朝鮮(それ以外に仮想敵国になる国なんてもういませんよね?)だったとすれば、もっと話は簡単。アメリカを中心とした西側諸国は彼の国を攻撃したくてうずうずしてますから、便乗しないでいることはまずあり得ません。
大体にして、軍隊を持っていれば攻撃を防げるのかと言えば、それも無理なんです。中長距離ミサイルを完全に防ぐことなんてアメリカにだって出来ないし、弾頭が核や細菌兵器なら、一発落ちれば終わりなんですから。軍隊があってもなくても同じです。(ただし使えばその国は世界的に孤立し、すぐに破滅しますが)
その後の反撃は自国の軍隊である必要はないのです。雨が降れば誤作動する戦闘機や、一般道でまともに使えない戦車を所有している必要はありません。
自ら血を流さなければ責任を果たしたことにならないと思う人もいるでしょうが、21世紀は軍縮と環境保全の時代です。軍事力がものを言う時代をいかに抜け出すかが課題です。血を流すことと別な形での貢献はいくらでもあるのです。軍事力の放棄こそが勇気を持たねば出来ないことであり、半世紀以上も戦争をせずにいられた日本こそが、率先してそれを行える最も恵まれた環境にあるのではないでしょうか。
もちろん以上のような私の考えこそが机上の空論であり、軍事力を持たなければ日本は駄目なんだと考える方もいらっしゃるでしょう。そうした方々の考えを否定はしません。
しかし私は平和憲法を持った日本という国を誇りに思っているし、軍国化には反対し続けます。仮に軍備放棄を選んだことによって、日本が攻撃を受け、死ぬことになっても、それに殉じます。そうすることが将来の平和の礎になると思いますから。(な~んて言って土壇場で意見変えちゃうかもしれないけど、まあそれが人間なので)
今は冷笑されても、力よりも薄っぺらなプライドよりも、徳を求める、そんな国であることを、自国には求めていきたいですね。
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32.
area51
(2003-04-18 19:55:00)
イラク戦がほぼ終わってよかったです.犠牲者は思ったより少なかったです.でも死んだり,怪我をした人達は,よかったなどとは,全然に思っていないでしょう.
さて,日本が軍事力を持ってはいけない,とか,このままでは軍事大国なるとか,言う人がいますが,すでに日本は世界数番目の軍事大国です.国防費は年間数兆円であり,多分中国より,お金をかけています.高価で優秀なF15戦闘機を100機以上持っている国って,アメリカと日本だけです.イージス艦,パトリオット等も,ほとんどの国は欲しくても持てません.
そもそも軍事力だけ特出した国って存在しません.経済が強いと軍事力も強くなります.日本が原爆をもっていませんが,やる気になれば1ヶ月で大量に作ることが可能でしょう.北朝鮮のミサイルは日本の部品で作られていますが,あの程度の低い国でもミサイルは作れるのです.
軍事大国になることを危惧するのなら,まず経済力を技術力をいかにして落とし,そして,日本ってどこ?と世界の人々から,忘れられるぐらいの小さな国になる必要があります.そして私達は自給自足の生活をするしかありません.
日本は平和憲法があり,周辺各国に迷惑をかけない,すばらしい国です.戦争をするアメリカやその他の国とは,違うんです,と言う場合は,私達の豊かな生活のもとの石油,食料,ガス,ウラン等の輸入も止める必要があります.特に世界のメジャー石油産業なんて,軍事の世界そのものですよ.買うことは買うが,戦争はしませんで,世界に通用するのでしょうか.引きこもる国は,滅びるしかありません.
私は戦争は嫌いですが,でも,武器がないとどうにもならないのも現実です.平和憲法がなくなると,日本は一気に軍事大国になって侵略すると思っている人は,認識不足で一種のヒステリーです.日本はグローバル世界の中に,完全に取り込まれています.日本は食料さえ自給できない貧しい国なのです.だから戦争しようがしまいが,積極的に他国と接触していくしかないと思います.
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33. 雷車輪 (2003-04-18 21:01:00)
まず、何故自衛隊を別とするのかが理解出来ません。あなたのおっしゃるとおり、自衛隊は既に世界有数の軍事費を投入された軍隊です。こういう力を持っていつつ、自衛隊などと欺く姿がアジアに信頼されないのです。既に日本は軍隊を持っているのです。
俺は軍隊を持つべきと言っているのではなく、すでに持っている軍事力を、法改正をして日本及び世界のため、友好国を増やす為に使うべきだと主張しているのです。
極東3馬鹿の国々には友好を計るためか、日本外交が弱い為か、様々な援助をしてきましたが、やっぱり反日です。既にそっぽを向いています。
その理由は、日本がアジアに進出したのも一因ですが、彼らの根っこには日本をアジアの端っこということで、日本人を野蛮な国として差別していること、そしてその差別している国、日本が発展したことにより、プライドが傷ついたことにあります。彼らの根っこの日本人差別が直らない限り、真の友好は望めないでしょう。
ならばそういう日本を差別する国々と積極的に友好を計ろうなどと無駄なこと考えるよりは、集団的自衛権を法で認めることにより、日本と友好を結びたい国が出てきたならば、それらの国と友好を結ぶべきだと主張しているのです。だからといって極東3馬鹿の国々と縁を切れといっている訳ではありませんよ。無駄金を使うなということです。そして、平和の為の発言力を上げる為に、友好国を増やし、世界平和の為に活動するべきなのです。その為の法改正なのです。
あなたが暴漢に襲われてそれに殉じるのは構いません。しかし、俺は全裸で街を歩いて(軍事力を放棄して)暴漢に襲われてそれに殉じたくはありません。日本は不況だとはいえ経済大国である限り、自分自身を防衛することは世界に対する義務だと考えます。あなたは自分の家のドアに鍵をかけないのですか?俺は泥棒に入られたくないので、鍵をかけます。
軍事力を持つことが軍国化ならば、大抵の国は軍国です。俺は軍国化には反対ですが、自分自身と友人を守る程度の国になってもらいたいと思っています。友人がいじめにあっているのに、助けない人間にはなりたくないですし。
日本はアメリカの核の傘の下にあります。そんな日本が核廃絶を唱えても、卑怯者扱いされるだけです。世界有数の軍事力を持つ日本が、軍事力の放棄を率先して行う恵まれた環境だとは到底思えません。世界にそんなこと発信したら笑われるだけです。
また、日本は被爆国です。被爆体験を発信すればするほど、他国は日本を反面教師にし、核の必要性を改めて再認識するでしょう。被爆国なのに懲りずに核武装しないなんて日本はマゾですか?と、俺は思っています。
日本は夢から覚め、幻想に酔うのを止め、現実を直視し、平和貢献して貰いたいものです。
平和を求めることは同意ですが、友人を助けることを憲法で禁じることを誇りに思う感覚だけは、人間として認めたくありません。
34.
鯵の素
(2003-04-19 02:39:00)
もう既に軍隊を持っているのに集団的自衛権を放棄するというのは
矛盾していると他の国々は思っていることでしょう。
個人的に、集団的自衛権を認めようとしない政府はおかしいと思います。
上で言われてるように既に持っている自衛隊という軍事力を平和の為に役立てるべきではないでしょうか。
あと、少し上の発言で気になった事が。
そのまま読むと、核=軍事力のような印象がありますが、それは違うと思います。
核廃絶を唱える事は世界で唯一の被爆国である日本にしかできない事ではないでしょうか。
核を使用するというのは人間が滅亡する最短経路ですし、戦闘員、非戦闘員、
老若男女問わずに大量に虐殺を行い、投下後も延々と人々を苦しめ続ける兵器ですよ?
こんなものを持つという事の方がよっぽどマゾのようだと俺は思いますが。
だいたい核を使う為に持っているのであれば戦後でももっと使われてたはずです。
それでも、持ってこそいるが使用はしないところを見ると、やはりどこも
核の恐ろしさを知っているからではないでしょうか?
確かに今、日本はアメリカの核の傘下にありますが、そのアメリカに対して
更に強固に核廃絶を訴えなければいけないのではないか、と俺は思います。
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35.
area51
(2003-04-19 13:25:00)
確かに核は最悪の武器です.数世代にその影響があらわれる恐怖の武器です.でも,いつも思うのですが,核で死傷した人と,ライフルで死傷した人と,弓矢で死傷した人となにがどのように違うのでしょうか?まったく同じだと私は思います.秀吉の時代は弓矢で殺しあいましたが,でも,一般市民(農民)が武士に食料をとられて,それでも荒地に生きていかなければならなかったその苦労は,核の後遺症で苦しむ人々の苦しみ以上だったのかもしれません.また武士でも,足や手を失っても生きてかねばならなかった苦しみは,相当なものだったでしょう.
核というとヒステリー的にダメだという人がが多いですが,でも日本以外の被爆国といったらロシア,イラク,そして北朝鮮やアメリカもあります.チェルノブイリ,劣化ウラン弾,核実験で被爆した人々は,間違いなく被爆者です.人数からいれば,広島,長崎以上になります.それと,核は経験上ダメという日本人は確かにすばらしい民族なのでしょうが,ある一部の人は広島等で被爆人達を差別しましたね.これは人道上,決して許されるものではありません.
後世まで残るのは,なにも核だけではありせん.ベトナム戦争でつかった枯葉剤は核よりすばらしい兵器なのでしょうか?奇形児やその他,今でも苦しんでいる人々を見ると,核の後遺症以上の苦しみに私は感じます.
核を持つと政治の発言権が一気に大きくなります.あの北朝鮮でも核の有無だけで,大国が相手にするのですから.それなら,核を持つだけもって,政治のカードにつかい,そして,軍事力が増したということで,自衛隊の軍備を大胆に行い,削減したお金で発展途上国や,核,枯葉剤に苦しむ人々等に使うというのはどうでしょうか.きっと世界の人々から喜ばれると思います.さすが日出る国,日本と!
最後に,この掲示板では,様々な意見がでて,興味深く読ませていただきましたが,でも,どれだけ議論しても,結局,このイラク戦には何の影響も及ぼせませんでした.また個々人の考えも,そう簡単には変わるものでもありません.結局議論してても何も前には進まないということは事実です.それなら考えないほうがいいのかもしれません.
戦争とは,やっぱり天罰のような気がします.個々人がもっと高い程度を目指して,生きるしか,戦争をやめることはできそうにありません.個々人の反戦意識というか,博愛主義が高まれば,戦争って何,という時代も,近いうちにくるように思います.
→
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36.
うにぶ
(2003-04-19 17:06:00)
うーん、area51さんのおっしゃるように、まあ確かにここで語ってても進展はないかもしれませんね。考えない方がいいとまでは思いませんが、語る場所にここを選ぶのは筋違いだったかも。
また長々反論でも書こうかと思ったけど、控えておきます。たぶん主張は延々平行線でキリがなくなるので(^^;
結局のところみなさん別に戦争自体を支持するのではなく、平和を望むけれども解決の手段として選ぶものが違うと言うことですね。
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37. 雷車輪 (2003-04-19 17:24:00)
鯵の素氏は、「軍事力を平和の為に役立てる」とおっしゃたように「抑止の為の軍事力」という観点をわかっておられるように思います。当然、「抑止の為の軍事力」は核にも当てはまります。誰でも核の恐ろしさは知っています。だからこそ持つ意味があるのです。核を持つことと持たないことでは、発言力が違ってきます。核の脅威を抑えるのは結局核なのです。日本は核を持っていないからこそ、核を持っている国に蹂躙されるのです。核を持つ国に戦争をしかけようとは誰も思いません。それは、核が怖いからです。はっきりいって、核で国際社会は動くのです。
凄い切れ味の日本刀+剣道の達人でも、機関銃には敵いません。日本の防衛力でさえも、核を持たない日本に北朝鮮は抑えられない。北の核に自力では対抗できない無力な日本。だから、アメリカに頼るしかない。だからアメリカの意見に逆らうことが出来ない。だからアメリカの暴走を止めることが出来ない。
日米安保で日本はアメリカに守られていますが、しかし日本はアメリカに何もいえず蹂躙される存在でもあります。アメリカは自分の利益しか考えない国ですが、だからこそ日本はアメリカに守られています。
持てるなら持った方がいいでしょう。現実的に、無理だけどね。
金は中国へのODAを無くせば、かなり友好に使えるよ。
それと、書き忘れてたけど、日本が憲法を改正すると軍事大国になるの?その論理、飛びすぎ。冷静になってください。
いくら議論しても何も進展しませんが、反論があれば反論してくださいよ。議論の中から、また違った解決策というのは出てくるでしょう。一人一人が議論することから、真っ当な世論がつくられていくのです。
38.
HIGASHI
(2022-02-27 08:53:32)
またこのスレッドに書き込まなければならなくなった事に気が滅入る。
20年前のアメリカに続いて今度はロシアだ。全く自分勝手な大義名分でウクライナに侵攻。
力づくで現ウクライナ政権をつぶし、傀儡政権を作って自国に組み込もうという魂胆が丸見え。こんな暴挙が21世紀もまかり通るなんて、人類は歴史から何も学ばないのか!?
今はウクライナ政権に粘ってもらって、世界やロシア国内から反戦運動が高まるまで時間を稼ぐしかない。その為にウクライナ国民の命が失われるなんて無情としか言えない。
まあ我が国としては当然軍事的なフォローなんてできない訳だから、欧米に賛同してついていくしかできない情けない状況。平和国家を自認するのならば、今こそ先頭になってロシアを食い止める行動をするべきだと思うけどな。安倍ちゃん、プーチンと本当に仲良しなら止めにモスクワに行ってよ、林外相をいじめる暇があったら(笑)
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39.
HIGASHI
(2022-03-13 08:11:39)
「情報化社会における国家(NATION)の限界」
現在ロシアがウクライナに侵攻している。結果がどうなるかまるで見通せない。ただ昨今の状況を見るにつけ20世紀のように世界大戦が起こるのか僕は疑問に思っている。
20世紀ならば、日本がそうであったように「大本営発表」を鵜のみに国民が信じて盲目的に戦争に加担していくことが起きただろう。しかしその後20世紀後半に世界に情報化社会が訪れて、いくら国が制御して「大本営発表」を繰り返しても、SNSを通じて国外からいくらでもそんなプロパガンダは容易く論破される時代が訪れている。
人々の社会の基礎は地縁(近所の知り合い)・血縁(家族・親戚)集団であり、その拡大化した集団が国家(NATION)だった。
それゆえ国家へ対する信頼も忠誠も厚かった言える。しかしこの基礎集団の次に機能集団が発展した。機能集団とは地縁血縁とは関係なくある一定の目的を持っていろんなところから集まった集団の事。わかりやすく例えると甲子園出場を目指す人を全国から集める私立高校や一定の利益を得るために集まった企業なんかがこれに当たる。
この機能集団はだんだん基礎集団を凌駕していった。地元民ばかりの公立校が全国から集めた私立校に県代表を奪われることは今や普通の出来事になっている。会社の都合を優先させて家族や親せきの付き合いを断るのも日常茶飯事だ。そんな機能集団は国家(NATION)をより高度化させた。
そしてそんな状況に情報化社会が訪れグローバル化が進んだ。その国家(NATION)の価値観だけではもう判断できずにいろんな考え方がその国家(NATION)の人びとの耳に入ってくるようになったのだ。複雑化したことで、ひとつの国家(NATION)の考え方では人々を制御できなくなってきている。
で、ロシアである。未だに20世紀よろしくメディア統制をして国民を盲目にして国家(NATION)を信じさせようとしている。考え方にカビが生えている。
いくらメディア統制してもこのグローバル化した時代にはロシアの外にいるロシア人からいくらでもロシア国内の人たちに真実は伝わる。
以前、戦争には大義名分が必要だと書き込んだ。自分たちこそ正義で悪を打倒する!っと思えてこそ兵士は自信を持って戦える。逆に大義名分がなければ兵士の士気は上がらない。今、ロシアの侵攻は思い通りに捗っていないと報道されている。もしかしてロシア兵の中にそこに対する疑心暗鬼が生まれているのだとしたら納得もできる。
ロシアは今、四面楚歌である。まるで第二次世界大戦の頃の日本と同じ。だけど、21世紀のロシアはあの頃の日本のようには戦えない。国家(NATION)は情報化社会の中では以前ほど力を持てないからだ。ナショナリズムはグローバリズムの中で弱体化しているのである。このままロシアが今の道を進んでいけば国家が崩壊するかも知れない。ロシアはウクライナや西側諸国に短期的に勝てたとしても、いずれ情報化社会・グローバリズムに敗れる。それが21世紀の摂理なのかも知れない。
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