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なPさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200

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なPさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 101-200
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MICHAEL SCHENKER GROUP - Rock Will Never Die ★★ (2003-03-26 02:48:00)

私、素人ギターを弾くんですけど、ヤングギター別冊の100%マイケルシェンカーというギタースコア+αがこのアルバムの選曲に近かったんで、結果自分が弾ける曲が多くて、
カセットを掛けっぱなしにしてシェンカリーなアドリブをぶち込んで楽しんだりすることが多っかたです。何年経っても上手くはならなかったけど、30回に1回くらいに名ソロを弾いてしまったりします(笑)
そんなこんなで「よく聴いたアルバム」というより「よく掛けながら弾いた」アルバム。Rainbowの「Difficult」やEuropeの「Final Countdown」とかGary Mooreの「Corridors of Power」もそれに当たる。いわゆるMyレパートリーかつギター的良盤のランクに位置しているのです。自分よりもずっと若いマイケルシェンカーファンとは一線を画す「好き」の度合いがあるので、HRの歴史においてどれほどの価値がこのアルバムにあるかは分からないけど、とにかく超愛聴盤。マイケルのきっちり歌ってる鬼神の如きアドリブソロも十分堪能出来るし、他の方が書いておられるようなオープニングのメドレーも秀逸。Doctor Doctorのイントロのブルーズフレーズもここでは完成形ですしね。
このアルバムでさらに出番が増えたデレク・セント・ホルムズのグレン・ヒューズを直球的にしたようなボーカルは好きじゃないし、今回のリミックスで入ったRock You to the Groundのゲイリーのパートはかなりの踏み絵。こんな感じで危なっかしいなんてもんじゃない我らがゲイリー・バーデンの歌も「慣れてますー」なので全然OKだもんね。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group ★★ (2003-03-26 03:06:00)

UFOという素のブリティッシュROCKバンドの哀愁要素をぶっこ抜きして作ったというのが前提。それじゃ泣き過ぎちゃってクドくなるところを器楽的にというかフュージョンっぽいというかそういうテクニカルなカラーを全体にまぶしてやや異色な音楽性に昇華させた素晴らしいHRアルバム。曲自体については色んな方が語ってくれてるし、そりゃもう20年以上何百回と完走聴きしてるんでさすがに飽きたかも。
このアルバムでとにかく耳につくのがサイモン・フィリップスのドラムス。ジャジーで70年代的な生っぽいテクニックが熱い。In to the Arenaを聴く限り武道館ライブにおけるコージーの解釈はイマイチだったりする。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Armed and Ready (2003-02-21 01:47:56)

この曲の場合、マイケルのソロでロックサイドのテクニックが網羅されているという点で楽しめば良いでしょう。失礼だがSmoke on the Waterのような初心者練習曲扱いというか・・・
意外とバックコーラスも厚いのだけど、全体的にメロディは後退気味なので、数ある名曲の中では光っていない。御本人も同じようなコメントをしておりました。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Bijou Pleasurette ★★★ (2003-02-08 21:54:50)

コメントしようがないな。
とにかく聴いて感動してくれ。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Cry for the Nations ★★★ (2003-02-21 00:31:58)

当時21Fまでしかないストラトキャスターを使用していた俺に22Fのギターを買わせた曲。ま、私は天邪鬼にエクスプローラにしてしまったわけですが。あのギター重かったなー。それだけあの22Fの1音チョークが強烈な印象でした。やや複雑な運指が必要なメインリフと、ハーモニックス ネックベンドという構成が絶妙でしたね。
後世で過大評価と言われた曲ですが、これもRed Skyと同様、聴き過ぎて飽きただけ。それだけ聴かされた名曲ってことさ。現在においても素晴らしいメタル曲は発表されるけど、こんなに何度も何度も同じ曲を聴き込まなくなったよね。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Tales of Mystery ★★ (2003-02-08 20:59:22)

ゲイリー・バーデンという男はスローなバラードなど
ここぞという時には、出来のいい歌唱を披露することもある。
これは丁寧に上手く歌えてると思う。
ちなみに元はUFOのインスト曲です。見事なボーカルアレンジ。


OLIVIA NEWTON JOHN ★★ (2003-03-27 01:55:00)

合言葉はヤングOHOH!!
へぇー、HRファンでオリビア・ニュートン・ジョンも好きって人もいるもんですね。Xanaduはイケすぎ。全編を支配する極上POPメロディ、鳥肌が立ちそうになるファルセットのパートとかエンディングの大団円で今だに感動してしまったりと。21世紀の現在でもちっとも色褪せていない。黒っぽいダンスソングでアメリカンヒットを飛ばす女性アーチストとは根本に違うんだよね。
他にもMagicとかLet's Get Physicalとか懐かしいなー。80年代のMTV時代にスマッシュヒットしたTwist of FateなんかHR疾走曲に通じる曲だよーとか言ってみる。
しかし彼女。今も美人なのだろうか。なんつーか結構なお年になってるはずなんだけど。映画の外のヘップバーンを見た時はそりゃ衝撃だったもんで。


OLIVIA NEWTON JOHN - Twist of Fate - Twist of Fate ★★★ (2003-12-09 01:35:32)

セカンドチャンスというタイトルで封切られた映画の方は見ちゃいないが、アップテンポなこの曲はまさしく80年代のサントラ系ロックの音でかなりカッコいい。Beat Itみたいにテクニカルなギターソロでも差し込んでくれたら言うことなしなんだけどな・・・
Xanaduでもやってたパターンだけど終わりの方でメロディ変えて歌われる部分のスリリング感がいいですね。初めてキャンディス・ナイトの声を聴いたときに真っ先にこの曲を思い出した。


OLIVIA NEWTON JOHN - Xanadu (soundtrack) - Xanadu ★★★ (2003-03-27 02:02:57)

これは名曲中の名曲。何しろ30年前ですぜ。
★50個ぐらいあげたい。
POPSだろうがなんだろうが、曲の最初から最後までPOPに振り切った音で表現してる極上の楽曲。オリビアのボーカルテクニックも素晴らしいし、ELOのジェフリンの唐突なコーラスも何もかもカッコ良い。


OZZY OSBOURNE - Speak of the Devil ★★ (2004-06-03 02:28:00)

正直に言うと私はそれほどオジーのファンではありません。引退するとかしないとか口に出した以降の彼には全く興味ありません。勿論過去を振り返ればギターキッズ的にランディ・ローズのプレーもアバンギャルドで面白いと思うし、ジェイクのCentre of EternityやBark at the Moonなんか普通に燃えます。ザック・ワイルドは登場当初から好きになれなかった。
んで、そのなかでも良く聴くアルバムは?と言われると、どういうわけかこれだったりします。現代的なサウンド(と言っても既に20年前だけど)で奏でられるBlack Sabbathの曲が、正しくヘヴィメタルの音だから耳馴染みが良いのですよ。初っ端のSyptom of the Universeに代表されるようなブラッド・ギルスのステレオアウトプットしたザクザクのディストーションサウンドが良い。全体的な選曲も正しい。ブラッドってSabbathの隠れファンだったのかね。良くもまあ上手いこと一仕事こなしてる。というわけで本家Sabbathも含めてOzzyのライブ盤ってあんまし良いのがないような気がするし、出来の良いこれを愛聴しちゃうんだよねー。


PRAYING MANTIS - A Cry for the New World ★★ (2004-04-21 23:13:00)

あえて批判的な意見を書きますが、ボーカルが上手すぎてつまんねーです。曲の出来は満点に近いけど元々POPなバンドだからこの組み合わせじゃ軽すぎる。
人に勧めるなら文句なしにこれだが、こと自分の愛した長きに渡るHRの流れで行くと、ゲイリーが歌ってる次作の方が胸を締め付けられそうになる場面が多いような気がする。胸ぐらを掴みたくなる場面も多いんだけど・・・しかし大人の愛とはそういうものなのだ。


PRAYING MANTIS - Captured Alive in Tokyo City ★★ (2003-12-31 01:55:00)

ハロガワザギドギヨー。今日も1杯引っ掛けて登場??
ははは。いい声してます。ところどころ歌ってません。Victoryなんてあんたの持ち歌じゃねーかっつー。
生ゲイリーがヤバイことは百も承知だが上手いコーラス隊がいなきゃ歌が成り立たないとこがなんとも言えず、ツインギターのハモリも何度も危なくなり、スリリングの連続でCD2枚分無茶苦茶楽しめます。なんせ大好きなアーチストの名作に参加しちゃってるもんだから、20年もこの人に付き合ってる。ヤバイ部分のフェィクっぷりが私の耳にまとわりついて離れないゲイリー節にここでもキッチリ収束してるのだ。
それにしてもBring on the Nightは良い曲だなー。
当然ベスト構成のショーなんでこれでもかと繰り出す数々の名曲の聴き応えは十分。ラストの方のArmed and Readyはあんまし面白くないけどねー。


PRAYING MANTIS - Forever in Time ★★ (2003-12-31 01:28:00)

Wasted Yearsはイントロがキますねー。
2曲目もカッコいい。が、これはまだ良くできたマンティス節。
とにもかくにもBest Years
このクサメロ具合はある意味衝撃的。ノスタルジックな青春ソング。
本気で愛し直しましたよ。
なんとなくゲイリー・バーデンに歌わせてみて破壊気味になりそうなバージョンも
聴いてみたい気もしたりして・・・


PRAYING MANTIS - Predator in Disguise - Can't See the Angels ★★ (2003-02-09 00:02:41)

2ndの中で光りまくってます。
歌謡曲にも良く使われる常套手段なんだけど、ブリッジの
Not just a game, not just way to be
のところのコード進行とか、
The Message is quite clearのコーラスが無茶苦茶良いねー。


PRAYING MANTIS - The Journey Goes On ★★ (2004-01-09 00:46:00)

バンド自体の大ファンなのですが、このアルバムは辛いです。音質も変だし、1stトラックのTONIGHTからして大して好きになれない。なんだか懐かしい名前の英国人ボーカルが歌ってたりするけど、この人の声はバンドに合っていない。
A Cry for the New WorldやForever in Timeが奇跡の出来栄えなのに対し、Demorabiliaとして後に発表されるような頃の音楽性に先祖帰りしてる感じ。中途半端な売れ線試行錯誤時代の空気。全体的にエッジが感じられなくてふにゃふにゃなのがなんとも歯がゆい。
本当にラストアルバムなのだろうか・・・何度も這い上がって来た彼らだからして,
やはり期待している。Rise up Again , Mantis !


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten ★★ (2003-02-08 23:38:00)

我らがゲイリー・バーデン参加アルバム。
彼らのアルバムの中では、捨て曲の多さとその捨て曲のどうしようも無さからクォリティの低いアルバムとされていますが、
やはり手が伸びてしまうのは、多分俺が無意識的なゲイリー・バーデンの大ファンだからであろう。
別に透明感のあるボーカルが絶対条件であるわけでもなく、
音楽的なマッチングとしては、MSG同様悪くないと思っている。
Don't Be Afraid of the Dark
Bring on the Night
Welcome to My Hollywood
Victory
Only the Children Cry
この辺りは彼らの代表曲の中に並べても見劣りしないでしょう。
Bring on the NightのPOPさを抑えて哀愁に振ったようなメロディラインはMSG時代から通じるゲイリー節と言え聴き所。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten - Bring on the Night ★★★ (2004-01-09 00:02:47)

この曲はとても自分の琴線に触れる。世にメロディアスなのは沢山あるし耳に優しいPOP風味もある。だがこういう哀愁味を出せるアーチストは限られている。シンセの優しい音に美しいツインギターのメロディが乗って来る上にMSGの2枚目のような隙間の多いバッキングが心地良い。
なにがいいってゲイリーが一生懸命丁寧に歌い上げてるからね。自身でコーラスを被せた部分とかすごくいいじゃん?
はっきりいってベース弾いてる弟が歌っても十分上手いし、前任ボーカルの方が透明感があってテクニックが上なのは間違いないけど、この黄昏気味の声が哀愁をかもし出して俺にはクるのよ。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten - Don't Be Afraid of the Dark ★★ (2004-12-09 03:46:14)

イントロの美しいキーボードのバッキングからツインリードの入りというこれもまた典型的マンティスソングなんですが、時に苦しそうに黄昏きっているゲイリーの歌が、胸キュンなナンバーです。いやー、やっぱりこの人好きだわ。
是非、胸を締め付けられすぎて窒息しそうになるライブバージョンも聴いてみてくれー。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten - Only the Children Cry ★★ (2004-01-09 00:30:37)

べらぼうめー。この曲はゲイリーバージョンもいいんだよ!!キーも高くて難しい曲なのに上手く歌えたからレコーディングしたんだ。・・・と思う。
感情を込めたビブラートを随所に掛けてて、ソロ前の長い伸ばしなんか感動すら覚える。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten - Victory ★★ (2004-01-09 00:22:02)

この曲を一聴してイメージしたのが、かつて大好きで聴きまくったROCK MY NIGHT AWAY。キーボードのリフからかな。ああいうPOPだかなんだかカッコいいかどうかすら分からんけど微妙なHRってずーーーーーっと求めてやまなかったんですよね。明るいんだけど、なんだか悲しい感じもして、マンティスだけにソフトに仕上がってます。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten - Welcome to My Hollywood ★★★ (2004-01-09 00:12:53)

典型的な早歩きテンポのマンティスソング。ちょっとキーが高いかなー??(笑)という感じで後半で転調までしちゃう暴挙に出るのですが、Systems Failingに比べりゃ全然大丈夫でしょ。
この曲はAメロがすごくいいです。2番の歌詞のHow I made my dreams come trueのとことか耳に残りますよね?


RAINBOW - Bent Out of Shape ★★ (2003-04-22 23:14:00)

中学生の時に新譜でした。POPなんで微妙に叩かれてましたよー。
ジョー・リン・ターナーの歌唱においての最高傑作。Can't Let You Goを聴いてあげてください。ハスキーな声なのに伸びやかで涙が出るほど上手いよねー。
ま、正直言うとリッチーのプレイにコレっつーのが少ないような気もするけど、それならAnybody There1曲あるだけでもいいじゃん?そういうアルバムなのです。
全体的にドライブ感を持続したままPOPに仕上げられていて、前2作で見られた古さと新しさの融合という方法論から1歩進められたアダルトでムーディな要素も散りばめられた究極の1枚ですね。


RAINBOW - Difficult to Cure ★★ (2003-04-22 23:43:00)

いかんせん第9やラスバラードのカバーのインパクトが強いので、そればっかり注目してしまうがNo ReleaseやFreedom Fighter,Midtown Tunnel Vision辺りの渋い魅力もたっぷり。後世で分かったことだが、ボーカリスト二人分の素養を元に作られた楽曲集という事情から良い意味でバラエティに富んでいる。


RAINBOW - Difficult to Cure - Difficult to Cure (Beethoven's Ninth) ★★ (2003-02-08 20:26:16)

中間の決めフレーズ。
割と簡単で綺麗な響きのフレーズなんで練習用に最適。
あそこはリッチーのオリジナルなはず。
実はグラハム時代にもやってて
ライブでアレンジを練り込みながらここに収録された。


RAINBOW - Difficult to Cure - I Surrender ★★ (2003-02-08 20:33:53)

Oh Darilng Come Back to Me♪
AをルートとしたCmのアルペジオの響き。
実はサビよりか、ここがハイライト


RAINBOW - Down to Earth ★★ (2003-07-02 00:13:00)

ヒット性の高いシングルが含まれてることとグラハムの喉から血が出そうなボイスが魅力。作曲にロジャー・グローバーが大きく関与していることにより、以前のロニー時代に見られた美しき偏狭趣味はだいぶ薄められている。ただしコージーもまだ叩いているのでHRとしては十分に迫力あるという賛否両論になってしかるべしの1枚。
当時の世界観で語るべきものだから難しいんだけど、Eyes of the WorldがGates of Babylonの線で書かれたとしたらこの2曲の印象の違いがそのままロニー時代と新Rainbowの作ろうとしたものの違いである。
Lost in Hollywoodの無茶弾き部分は狂気のギタリストぶりが発揮されていて面白い。Acceptのギターの奴なんかここパクリまくってたよねー(笑)


RAINBOW - Finyl Vinyl ★★ (2003-04-22 23:27:00)

Somewhere Over the Rainbow~Spot Light Kidの流れがカッコいいですねー。Spot Light KidにしてもI Surrenderにしても例の短めのディミニッシュスケールを混ぜ込んだやけに上手いプレイが収められています。このアルバムってかなりスタジオでインチキ修正してねーか?逆にジョーはやっぱりスタジオの方が上手いのが分かってしまう。I Surrenderはこの半音下げのバージョンじゃないとキツいんだろうね。
ライブ盤というより、ライブ中心のアウトテイク集みたいなもんなのでやはりマニア向けか。


RAINBOW - Long Live Rock 'n' Roll ★★ (2003-07-01 23:57:00)

Lady of the Lakeのロニーがいいですねー。緩急完璧なロニーワールド。
Kill the Kingはコージーですね。ズチャッチャッチャってね。この人のバスドラって、ギタリストが本来16分で刻むところを楽して8分でやったりすると、自分もすかさずそこは1蹴り。始めからそういう曲だったってことになる。ドラマーなのに曲を知ってますよね。
大作Gates of Babyronは何もかも良いでしょう。サビでフワンフワンと鳴るシンセの音もいいし、ソロの展開はリッチーの書いた曲の中でも群を抜いてドラマチック。ちょこっとスィープのとことかキますねー。時間を掛けただけあります。


RAINBOW - Long Live Rock 'n' Roll - Kill the King ★★★ (2003-07-26 10:08:09)

ギター奏法の話を・・・こいつは3本弦使用のオルタネイトだとかなり難しいです。自分はハナっから1弦の5F、9Fと2弦の7Fのエコノミーで妥協。帰りの1弦5Fのみアップ。これでいくと途中でキツいストレッチになるけど、ピッキングは遥かに楽です。Child in Timeもこの手でイケましたね。これで邪道というならイングヴェイのRising Forceも邪道になる。
Rainbow疾走曲の代表でコンパクトな中にドラマ性もたっぷりの名曲です。


RAINBOW - Rising ★★ (2003-07-01 23:41:00)

1stとの違いはより「HR」を強調した点。ドラムスのパターンまで含めた構築美みたいなものが表れた点。いいですねー、ギターみたいにリフを刻んでしまうドラムスが。A Light in the Blackのインストパートのキーボードとのユニゾンや不良によってたかって足蹴連打されてるような無茶なツーバスなど利き所満載。当時はこんな感じで激しい音楽の筆頭だったのです。コンサートで死んじゃう人まで出る始末。そして何より虹を掴んでしまっているインパクトたっぷりなジャケットは今でも色褪せませんね。
個人的にはTarot Womanが一番好きかな。


RAINBOW - Ritchie Blackmore's Rainbow ★★ (2003-07-01 23:24:00)

うむ。確かに現在のブラックモアズナイトとの距離感は近い。リッチーの本質的な音楽性を上手くRockのスタイルで表現されている。それにしてもロニーが上手いよなー。リッチーのソロワークはこの1stが一番良いかも知れませんね。カッコ良さを狙ってやってる感じが全くしなくて自然にメロディアスに弾いている。得意のアラビア音階やクド目のスタッカートなど独特のワンノートの煌きが随所に見られる。瞬間的に出て来る早いパッセージ時のトーンの色気ったらそりゃもう。16世紀のグリーンスリーブスのソロなんて何度聴いても飽きが来ない。


RAINBOW - Straight Between the Eyes ★★ (2003-04-22 23:37:00)

何故か子供バンドのジックことうじきつよしがガキ心満点でライナーを書いたアルバムです。リマスターではどうなんだろ?
私は好きですね。ジャケットもカッコいいし・・・Death Alley Driverがトップにあることもあってギターキッズはこのアルバムが好きなはず。Stone ColdやMiss Mistreatedのギターソロがメロディアスで心を惹かれる。そうそう。評判の悪いPowerもギターキッズは結構好きよ。


RAINBOW - Straight Between the Eyes - Stone Cold ★★ (2003-02-08 20:18:54)

バッキングのギター音色にクリアー感が足りず垢抜けない。
それならばもう少しKeyの厚みを押し出すべきだった。
ジョーのボーカル処理も中音域が出すぎ。
こんな感じでミックス段階での処理に洗練が足りないので損をした名曲。
が、リッチーのソロにおけるタメの利いたメロディや
3音単位の下降フレーズは美しいので必聴。


RAINBOW - Stranger in Us All ★★ (2003-07-02 00:26:00)

なんつーか超無難なボーカリスト選択が悲しい。来日ライブをブートで聴いたけど、ドゥギーがSpotlight Kidの歌い始めをジョーそっくりに歌った時の歓声に笑った。
Rainbow聴くときのボリューム設定で聴くと音がデカイ。時代の流れが感じられますね。このアルバムが出た頃って音源発表が数年サイクルだからWolf to the Moonのソロなんか聴いたときには奏法の変化にビックリしましたね。珠玉はBlack MasqueradeとHall of the Mountain King。力が入ってます。
自分もRainbowっぽさの具現化したCold Hearted WomanとかStand and FightとかToo Late for Tears辺りも十分楽しめてしまうわけでギタリスト向けというか、アドリブのぶち込む隙も多いし、「掛けながら弾く用」アルバムの一つだったりします。
ん?意外と名盤なんではないか!?


REO SPEEDWAGON - Wheels Are Turnin' - Can't Fight This Feeling ★★★ (2003-02-10 03:36:45)

ひぇー、みんな★★★
売れ線中の売れ線。この完成度の前には何も申すまい。
ボーカルの線の細さはさすがにHR/HMとはかなりの距離感があるなー。
美しいバラードの中に、掠れた感じのピッキングハーモニックスがこの大ヒット曲に色を添えます。


ROBERT PLANT - The Principle of Moments ★★ (2003-07-01 23:00:00)

彼の場合ソロワークではあんまり成功しなかったみたいですが、このアルバムはPOPアルバムとして出来が良かったのでそこそこ売れた。私もタイムリーで愛聴しておりました。スマッシュヒットしたBig Logという曲があってアメリカの田舎町のガソリンスタンドを舞台にした渋いPVがTVKのミュートマでガンガン流れてましたね。Messin' With the MekonやWreckless Loveみたいな中期以降のLED ZEPPELIN的な曲もあるけど、全体的にThe Firmよりは曲調が馴染み易く良いと思った。この頃のバンドメンバーだったジョン・ボーナム的なものを踏襲するドラマーも面白いけど、ロビー・ブラントというギタリストが奏でるエレクトリックのクリーントーンのセンスが無茶苦茶良いのでギタリストはご参考に。メタル耳には新鮮この上ないでしょう。
で、是非聴いてみて欲しいのがアップテンポナンバーのHorizontal Departure。ロバートのボーカルもとてもイヤらしいし、サビに入るとこはなかなかカッコイイですよ。レゲーまで飛び出すセンス抜群のギターを味わってみてください。
長らくCD廃盤だったのだけど、再販時に15年ぶりにゲットして当時を懐かしんでおります。


ROLAND GRAPOW - Kaleidoscope ★★ (2005-02-26 01:00:00)

このアルバムをお勧めしちゃおうかなー。
とりあえず前作と比べると格段に音が良い。このアルバムのエンジニアは要チェックですね。1曲目のWalk on Fireが好きなんだけどコーラス部分のバランスが美しい。
マイクは力強さという武器を持っている上に時々ロングトーンで美しい伸ばし方をする部分とか結構実力の高いメタルボーカリストですよね。相変わらずいい仕事してんじゃん?ローランドって意外と「あ、奴のプレイだなー」と耳に引っ掛かるとこを持っているそこそこ個性的なギタリストだと思うのですよ。弾き切れていないクラシカルパッセージがなんとなくツボ。メロディ感は強いから粗悪なものじゃないよね。
でもプロのくせにイングヴェイのシグネーチャーモデル、しかもキャンディアップルレッドを買うなんて情けなかったなー。


SCORPIONS - Love at First Sting - Rock You Like a Hurricane ★★ (2003-07-15 22:50:59)

Scorpionsが全世界の市場においてピーク時期のシングル曲。なんといってもメタル然としたカッコいいリフに乗っかるリードギターという役割分担なんかを見て「バンドやろうぜ」状態の私の琴線に触れた。数々の名演を生んだクラウ・マイネのシンガーとしての魅力は何十分の1も伝えられていないのが残念だけどリズムもタイトでノリは最高。曲の一部として十分機能しているギターソロのフレージングも鋭い。


SENTENCED - The Cold White Light ★★ (2005-11-13 00:14:00)

結局、昔の歌謡曲でも'80年代のポップスでもメタルでもハードロックでもどことなく感じる「哀愁」というものに俺は弱いわけなんですよ。好きなバンドは大抵その手。やや早歩きのドライブ感程度のテンポでいいから、器楽的なカッコ良さも持ち合わせていればもう十分。逆にその哀愁が希薄な音楽には全くというほど入れ込めない。
このバンドの場合、その凝縮度から言って、このアルバムがベスト。
心から愛せるタイプの音楽です。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★ (2003-02-22 14:43:00)

Sonata Arcticaの登場はいきなり完成されている感じでビックリした。
しかもメンバーは10代だとー!!俺よりも一回り以上の下かいな。
多くの欧州メロディック疾走バンドの中での個性としては、
レコードMIXの良さとRoyal Huntまで想起させられるようなキーボードのフィーチャー度ですね。1曲分かりやすいのが入ってましたね。
イチオシは8th Commandment。こりゃスゲー曲だ。Stratovarius的なんだけど、演奏自体があいつらより上手くない??いくらなんでもテンポが速過ぎる気もするがサビのメロがカッコ良すぎて、血尿が出ちゃいそ。


STARSHIP - No Protection - Nothing's Gonna Stop Us Now ★★★ (2003-02-10 03:46:13)

なんつー出来栄え。元の曲のよさもあるけど、ゴージャスなキーボードサウンドの心地よさと言ったら・・・
その中においても音の隙間みたいのも見えてくる。
とにもかくにも良質な音楽をレコードに収める技術が光る。
80年代の音楽の一体どこが古臭いのだ???
メタル耳には女性の方がちょっと黒っぽい歌い方をしてるのがマイナスだが、SARAよりこれの方が良い曲だと思うのです。


STRATOVARIUS - Episode - Forever ★★★ (2004-09-18 01:22:30)

正直産業ロック系やメタルバンドのバラードなど山ほど聴いてそれなりに良い曲を沢山知ってるけど、その中でもハッとさせられるクォリティを持っていてかなり良いメロディを紡いでいます。とても感動的ですね。


TEN - Babylon ★★ (2003-03-08 01:16:00)

はっきりって、このバンド一番の駄作です。
1曲目でいきなり疑問符。キラーチューンの選定にすら困る。美しいバラードのSilent Rainぐらいであろうか。1stなんか全曲好きで嬉しい悲鳴だったのですが・・・
恐らく着想段階であんまし曲が出て来なかった時期なのであろう。心配していたことが現実になった。
サウンド的には若干洗練されて過剰なリバーブも抑えられ、ギターのサウンドも少しおとなしめと全体的に淡白なんですよね。だが、ボブ・カトレイのファンなどこのアルバムの大人びた雰囲気が好みの人も確実にいるはずで、あまり聴き込まなかった私にとっては今だ鮮度の高いアルバムだったりする。


TEN - Far Beyond the World ★★ (2003-03-08 02:24:00)

才能の枯渇とかパクリ元ネタの限界とか言われたい放題だったようですが、このアルバムは起死回生の作品。日本以外でどれだけ売れたかは定かではないが、1st,2ndの次に好きです。ファンがTENに求める要素の肝になる部分ということを分かってくれたというか、とにもかくにも1,2曲目の掴みはバッチリ。Strange Landは久々に私の曲単位のヘヴィローテとなりました。Black Shadowsもカッコいいぞー。佳曲以上の曲も多い。
長らくTENの個性的な部分を大いに支えたヴィニーのこのアルバムを最後に脱退してしまったことは悲しいです。大いに功労者と言えるでしょう。ジョン・ノーラムが抜けてすっかりエッジが失われたEuropeのような失敗例もあるので後任選びは慎重にお願いしたいです。とにかく小奇麗なだけのギタリストを使うと危ない。
しかしまあ、こんだけ良いアルバムを出しても崖っぷちの状況が変わらないRockの世界もまた厳しいもんですねー。


TEN - Far Beyond the World - Black Shadows ★★ (2004-07-20 02:48:22)

これはタイトルのイメージ通り素直にカッコイイでしょ。ヴィニーの泣きメロだらけで微笑ましい。アレンジがシンプル過ぎるかな。


TEN - Far Beyond the World - Far Beyond the World (2004-07-20 02:42:55)

Def Leppardのバラードの雰囲気ですね。綺麗にコーラスエフェクトが掛かってるサビとか。その裏の低音ボイスとか。


TEN - Far Beyond the World - Scarlet and the Grey ★★ (2003-02-09 01:31:51)

この不思議なコードの響きはなかなか新鮮です。
Aメロの不快な響きにドキッとするけど、
サビでPOPもPOPも大POP。これって彼らにしては新しい技でない??
強引なドラマ演出にフックされましたけど、皆様はいかが?
音楽的に似ていると言えば、ヘヴィネスとメロディアスを同居させるのが上手いHarem Scaremかな。


TEN - Far Beyond the World - Strange Land ★★★ (2003-02-09 00:53:27)

Far Beyond the Sunでは1曲目もいいけどこの曲がイチオシかな。久々グッと来ました。聴いたことのある感はLivin' without You♪のコーラス付近。MR.BigがカバーしてたWild Worldにも出てくるね。
才能の枯渇も何もボブ・カトレイやらなんやらに曲を提供しすぎて、元々モチーフを既存のヒット曲に求めて作曲する人だけに、
そりゃネタ切れるよとは思っていた。


TEN - Far Beyond the World - Strange Land (2003-02-13 23:44:18)

同じ人が書いてもいいのかなー。書き足りない。
組織票みたいになっちゃうので、★1個だけにしときます。
本当は上の★★★ね。
とりあえず、その「Livin' without You♪」に拘ります。
例えばWild Worldの場合は、この音階のままBaby I'm dreaming♪と歌われます。
ここを「オーウオウオ」と歌うとEven the Nights Are Better
というAir Supplyの曲になります。
その曲のサビのEven the Nights Are Better♪と歌っているといつのまにかクリストファークロスのCaught Between the Moon and New York Cityの歌い始めになってしまう。
聞いてもらえば分かりますが全て名曲なのですわ。
このような例においてはパクリというよりヒットメイクの常套手段と表現した方が良いですね。


TEN - Spellbound ★★ (2003-03-08 01:45:00)

実はこのアルバムもあまり自分の中での評価は高くない。後述。
印象に残るアルバムイントロの洋太鼓のリズム、それに続くFear the Forceは代表曲になり得るクォリティを持った曲でサビのコーラスなんかカッコ良いですね。相変わらずバラードは良くてパワーバラードのWe Rule the Night、ピアノバラードのTill the End of Time。元ネタはゲイリー・ムーアだろうけどアイリッシュ風のRedも面白いですね。
ただしSpellboundはネガティブに反応しました。古いネタなら愛情を込めてパクってもいいけど出来が悪けりゃ苦情を言わせてもらうぞ。
さすがにゲイリー・ヒューズの年齢だと(俺もだけど)Led Zeppelinの世代ではなく、Whitesnakeを直接的に取り入れたみたいで何故かヴィニーはStargazerまんまのアラブ音階使ってみたりと、なんだか上手に消化出来ていないような。Still of the Nightのジョン・サイクスが秀逸だったのはDazed and ConfuzedとかWhole Lotta Loveの中間部の幻想的な雰囲気を自分なりの表現方法で昇華させて演じきれたとこでしょ?
この曲をボツにしてアルバムタイトルをFear The Forceにしときゃ3rdまでの流れと均整も取れてたんじゃ?


TEN - Ten ★★ (2003-03-07 23:55:00)

TENの1stは衝撃でした。私の中で一番好きなバンドになってしまった時期もあります。
今は亡きZEROコーポ鬼の時代でした。
まだ聴いてない人がいたら絶対損しないんで買っておくれ。250円だったら10枚買って友達に配りなさい(笑)
とにかくメロディアスで素晴らしい曲のオンパレード。楽曲の粒で言ったら断然1st。
そのサウンドにおいて過去からのHRファンが想起するバンドとしては、ASIA、BAD ENGLISHの売れ筋キーボード装飾。WHITESNAKEが売れた時期のようなザクザクしたギターサウンド。Gary MooreやMSGのような泣きソロ、後期RAINBOWのようなロマンチシズム。これだけならともかく英国ニューロマンティックスをアダルティに進化させたようなSEXYな女ウケ要素まで込められていてとても完成された美学をもってして登場しました。歌詞もなかなか深みがあって素晴らしい。
珠玉の1曲としてはStay with Meかな。Aメロの裏バッキングが必要以上にハードで、その意外な組み合わせカッコ良すぎ。個人的にはEyes of a ChildやCan't Slow Downみたいな明るくPOPな2曲が無茶苦茶好き。っつーか全部好き。
TENのベストMDを作ろうとすると1曲目を入れるかどうか迷うぐらいで1stの曲全部入っちゃうので、ちっともベストにならないといったぐらいの神盤と言えるんじゃなくて?


TEN - Ten - After the Love Has Gone ★★ (2003-03-28 00:47:52)

元ネタはJOURNEYじゃないの??
TENというバンドの実力や個性を知らしめた曲です。Orchestra PlaysやらTapestryやらカッコイイ言葉が散りばめられていて全体的に哀愁たっぷり。


TEN - Ten - Can't Slow Down ★★ (2003-02-09 01:16:15)

↑書かれてしまった。これはモロ。
ただし曲自体は別。
コーラスのセンスが良い。1stの好きな曲の一つ。カーステで聴くとツィーターからキーボードのシークェンスフレーズが鳴りっぱなしなのが特徴かな。
最近はこの手の明るい路線の曲が少なすぎる。


TEN - Ten - Close Your Eyes and Dream ★★★ (2003-03-28 01:01:05)

ま、元ネタあるんだろうな。いくらなんでも出来が良すぎですもん。
TENの音ってハイ上がりでリバーブがキツくて時にクドく感じることもあるけど、これは音像もソフトで耳馴染みする感動的なバラード。


TEN - Ten - Eyes of a Child ★★★ (2003-02-09 01:22:54)

明るくていい。最近のTENに消えてしまった要素ですね。
本人達はASIAを意識したのかな?
山下達郎の音楽に匹敵するくらいの男声コーラスが良すぎ。
文句の付けようの無い良質POP曲です。
ギターもメジャーキーのユニークなやつが出てくるなど聴き所満載。
堂々と★★★差し上げます。


TEN - Ten - Lamb to the Slaughter ★★ (2003-02-09 00:40:55)

イントロはオーソドックスだが、ファルセットの所がセクシーでいい。
TENの1stなんて出来が良すぎて全部コメントしたくなる。


TEN - Ten - Stay With Me ★★★ (2003-02-09 01:00:02)

アコースティックギターの美しいイントロから始まるドライブナンバー。
サビ直前のダダダ、ダというブレイクも印象に残るし、「Give Us Together」「Go On Forever」っていう韻を踏んだ歌詞や、BABYSのジョン・ウェイト風の歌いまわしをする「So Wake Up Baby」のとこがグッと来ますね。モチーフはBAD ENGLISHかな。
かなりの良い曲。


TEN - Ten - The Torch ★★ (2003-02-09 01:42:40)

この曲のイントロのコード進行など、数100の類似曲があったりします。Let The Woman Inside You Pull Me Through♪のとこで、アイリッシュフレーバーまで使っております。
しかし彼らはそれを自分の曲に仕上げる能力は凄まじく、このような名曲になったりします。


TEN - Ten - Yesterday Lies in the Flames ★★ (2003-03-28 00:56:28)

Dream ONか・・・
私はイルカのなごり雪とASIAのThe Smile Has Left Your Eyesなんかを思い出しました。


TEN - The Name of the Rose ★★ (2003-03-08 00:32:00)

衝撃の1stから半年も経たぬうちに早くもリリースされた2nd。当然即買い。
マテリアル的には1stに収め切れなかった13曲(ボーナス含む)の発表となるが、まだこんなに良い曲が残っていたとは・・・
1stとの違いはメタリックな要素の増加。のっけから美しいアコースティックギターに始まりドラマチックに展開する疾走曲。だが声を張り上げて歌うこともなく、あくまでもソフトに渋く責め立てる。愛撫が優しいのである。
他にも聴き所は沢山。
今度のアルバムはちょっとハード過ぎないかな?と思わせた所に、Wildest Dreamsの美しいコーラスで安心させてくれたりとしっかりTEN印。Turn Aroundの低音ボイスやThrough the Fireの尋常じゃない愛情表現。女の子はたまらんだろうな。Stay with Meを継承したようなWait for You。Youが目的語かつ主語になる詩的な表現なんかも素晴らしいですね。例えが変だがほとんど内山田洋とクールファイブまで行ってしまいそうな「アー」とか「ウー」といった男声コーラスの作り込みに感心しきり。
The Name of the RoseのEPに入ってるWhen Only Love Can Ease the Painもお勧めバラードです。


TEN - The Name of the Rose - The Rainbow ★★ (2003-06-22 01:56:18)

彼らが演奏するバラードをヘヴィにアレンジしたような曲ですけど、非常に耳に残る秀逸なメロディを持っています。ギターソロも泣いている。


TEN - The Name of the Rose - Turn Around ★★ (2003-06-22 01:44:38)

低音を響かせるゲイリーの声がとても良い曲。Girlの発音がモノホンだ(当たり前)男の俺がカッコイイと思うんだからさすがに女はイチコロですね。後半のハモリも美しい。


TEN - The Name of the Rose - Wait for You ★★ (2003-06-22 01:52:45)

ミドルアッパーなテンポが心地よいドライブナンバー。リフがカッコ良いのでギタリスト諸氏はレパートリーにしてみては?1stのStay with Me系統の曲なんだけど、こっちもなかなかドラマチックで良いです。I Will Wait for YouのYouが次のフレーズで主語として扱われてるのがオシャレ。


TEN - The Robe ★★ (2003-03-08 01:02:00)

1st、2ndが良かっただけに心配された3rd。TENの音楽とさほど距離感があるわけでもないゲイリーのソロアルバムやこれまた同様にボブ・カトレイとの絡みが始まり、かなり精力的に活動していたため才能を絞りきってしまわれないかとヤキモキしてました。
確かに楽曲の粒の揃いがやや悪くなり始めました。不必要にハードな曲で曲数を稼いでいるような印象が強い。かといってCD帯に安売りされるメロディアスという文句に騙されて買わされる凡百のバンドよりはずっと良い曲が聴けるわけで、結局これも「買い」となる。Standing on the Edge of TimeやFly Like an Eagleなんかは以前の路線で素晴らしいです。松田聖子の「あなたに逢いたくて」にクリソツなYou're in My Heartも美しいバラードです。
ただしThe RobeのEPに入っていたGive Me a Piece of Your Heartには心底ガッカリしました。TENの場合、元ネタ探しみたいな作業もまた楽しみのうちなんだけど、1秒で見切られてどうする(笑)


TEN - The Robe - Give Me a Piece of Your Heart (2003-06-22 02:07:33)

こいつはいただけない。Runawayのキーボード リズムアレンジにLivin' on a Playerのレトロなギターワークを被せてYou Give Love a Bad Nameのまんまデスモンド節で歌われる曲なんだけど、そのまんますぎて笑えない。JourneyやAsiaならモロモロの事情でまだアリだけど、Bon Joviはやめてくれ。
ファンとして☆0個を食らわせてやりたいところ。


TEN - The Robe - Standing on the Edge of Time ★★ (2003-06-22 01:59:37)

この中途半端な明るさとエッジの効いたサウンドは彼らならでは。The Robeの中でも上位に位置しているはず。


TERRA NOVA - BREAK AWAY - BREAK AWAY ★★★ (2003-03-28 00:16:48)

第2のLivin' It Up。こちらの方が出来が良いかな。Break Away♪のとこのコーラスが厚い。バンジージャンプという歌詞がやけに耳に残りますね。シンプルながらスィープピッキングを交えたテクニカルなギターソロもこの手の音楽にピッタリでカッコイイ。


TERRA NOVA - BREAK AWAY - THOSE WERE THE DAYS ★★★ (2003-03-28 00:20:30)

NIGHT RANGERで言えばSing Me Awayみたいな位置にあってドライブ感を押さえてメロディに振った曲。とても良い曲ですね。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - HEY BABE ★★ (2003-03-28 00:04:28)

これかなり惜しい名曲です。
イントロのピアノからAメロはクリストファー・クロス等のAOR系のヒットバラードに匹敵する極上の美しさなんだけど盛り上げきって突入するサビんとこが普通のPOPロックになっちゃうんですよね。ま、仕方が無いんだけど。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - LIVIN' IT UP ★★ (2003-03-28 00:11:26)

当然の如くTERRA NOVA初体験はこの曲でした。キーボードの使い方がNIGHT RANGERの初期の音を思わせて、メロディも良いので「これは当たりだ」と思いましたね。しばらく聴くことが出来なかったタイプのハードPOPドライビングナンバー1曲目から飛ばすよー!!って感じ。少年的なハスキーボイスも特徴的。


TERRA NOVA - MAKE MY DAY - LOVESICK ★★ (2003-03-28 00:29:00)

第3のLivin' It Up。うーん。何ともワンパターンだ。ドラムが不必要に頑張ってるがギターソロはTUBEの春畑を思わせてなかなかの聴き所。


THE RASMUS - Dead Letters ★★ (2005-10-07 03:01:00)

みなさん絶賛ですね。はいはい、俺もね。ホントにこれはイイ。
ものすごーくはまってます。
自分には北欧っつーとEuropeの1st、2nd辺りだから、独特のというのはピンと来ないけど、スカンジナビア周辺って良い音楽市場があって昔からHRも流行ってたし、今もワールドワイドにいいバンドを輸出してますよね。日本のファンに分かるバンドだとHarem Scarem、Dizzy Mizz Lizzyなんかが持ってるヘヴィネス+メロディのツボをさらに推し進めた感じで、メロディアスな要素を最重点においてテクニカル要素をごっそり抜いて際立たせている。ギターソロなんてあったけかな?みたいな。なるほど、Stratovariusが変なサウンドになっちゃた訳が分かってきた。
新譜よりこっちのアルバムの方がサウンドが洗練されてるんで、Pop好きにはこっちの方がウケがいいかも。視聴して購入を決めるなら・・・っつーか、鉄板だから買っちゃえって感じなんだけど。このバンドのイメージ通りのFirst Day of My Lifeを推しておきます。1コーラス目の半分、30秒で購入決定じゃないの?
唯一ケチを付けるならHR/HMの精神性からすると嫌悪感必至のボートラの何ちゃらMIXとかは聴かないでスルーね。これ国内盤にも入ってるのかな??


THE RASMUS - Dead Letters - First Day of My Life (scream mix master) ★★★ (2005-10-07 01:55:11)

一風変わったイントロから想像出来ない展開をする哀愁メロディで歌われる典型的なRasmusナンバー。切ない歌声が胸を打ちます。なんて素敵な曲なんでしょう。


THE RASMUS - Dead Letters - In My Life ★★★ (2005-10-07 01:49:31)

Dead Lettersの中での好きな曲です。哀しいAメロでキュンとして、サビでPOPに弾けますね。彼らは珠玉のメロディメーカーなだけに良曲がバラードに偏ってしまいそうなので、この曲のようにアップテンポでノレる曲は貴重な存在でしょうね。


THE RASMUS - Dead Letters - In the Shadows (radio edit) (2005-10-07 02:00:00)

最初聴いたときは、昔ホンダのシティのCMソングをやってたThe Madnessというバンドを想起させました。俺にはなんかそんな感じがしたのよ。即効性はあると思うけど、彼らの場合もっといい曲もあるかな。


THE RASMUS - Hide From the Sun ★★ (2005-10-06 04:04:00)

上記の方々の絶賛の通りで、自信をもって紹介したくなるバンドです。かくいう私もアンテナに引っ掛かって以来ヘヴィローテーションになってます。やっぱり音楽はメロディがいいのが一番。基本的に聴き込み不要!!そんなこと思う間もなく何度もリピート掛けしちゃうってば。HRな人以外にも十分アピール可能で、ドラマの主題歌にでも使えば日本でも人気出るんじゃないの??ハネ気味のリフ+ダークなPOP感覚等、以前スマッシュヒットしたDizzy Mizz Lizzyなんか思い出させますね。あれが好きだった人は100%気に入るはず。彼らの'70要素やテクニカル性を省いて、哀愁メロディを過激にアップした感じ。
①Shotで既に哀愁爆発。このレベルの楽曲でアルバムの中位ぐらいだもんな。アップテンポな②Night After Night (Out of the Shadows)もいいし、かなりBon Jovi(日本人ならサザンも)を思わせる③No Fearも最初は「狙ってるなー」という印象だったけど、2回目から既にAメロの美しさに引きずり込まれた。2コーラス目後半のメロディを変えるとこなんかグッと来すぎて逝っちゃいそうですよ、マジで。歌詞まで覚えてしまった。⑤Last Generationはややベタだけど、Aメロもサビもすごくいい。個人的にはこれをベストチューンに推す。⑥Dead Promisesはサビの力強さがHarem Scaremっぽいかな。これも良曲です。⑨Keep Your Heart Brokenは美しいイントロもさることながら、じわりじわり盛り上がってくるBメロからサビの展開なんてホントに感動するよー。
とにかく'2005年のベストアルバム間違いなし。どうせ自分たちの大好きなメタル勢の連中はいいアルバム出してくれやしねーだろーし、ヘビメタさんも終わっちゃったし。


THE RASMUS - Hide From the Sun - Last Generation ★★★ (2005-10-07 02:18:34)

何故にこの曲でこのヘヴィなリフ??という感じなんですが、これが典型的なRasmusアレンジメント。文句なしの哀愁メロディ曲です。


THE RASMUS - Hide From the Sun - No Fear ★★★ (2005-10-07 02:14:05)

即効性が非常に高い。極端にシンプルでヒットを狙いすぎの感もあるけど、メロディが無茶苦茶いい曲ですねー。2ndコーラスのClose your eyes for the one last time~とメロディラインを変えて歌う部分が特にキましたね。ちゃんとあるんだけどないようなギターソロも少しは注目しておきます。


THE SNAKES ★★ (2003-03-27 00:38:00)

The (Company of)Snakesが登録されていないのにビックリ。
バーニー・マースデン、ミッキー・ムーディの懐かしのWhitesnakeコンビが90年代に作ったセルフモノマネ(笑)バンド。
少なくとも1stのOnce BittenはブルーズRockの名盤と解釈しても全然構わないと思う。


THE SNAKES - Once Bitten ★★ (2003-03-27 00:50:00)

白くない蛇だ。
バンドロゴなんですが裏カバーを見て下さい。相変わらずへびが絡まっていますが、何かが違う。1匹のへびじゃなく複数のへび。ここに彼らの回答があり。
「だって、WHITESNAKEはカヴァデイルのバックバンドじゃねーもん。みんなで曲作って、みんなで演奏したの。本当はカヴァデイルも呼んで再結成でも良かったんだけど。変わりにこいつ無茶上手いから使おう」と、政則のように深読みしておこう。
ま、こういったバンドです。過去の遺産で食い繋ぐ心情がミエミエでカッコ悪いことこの上なしなのだ。
だがしかし。ヨルン・ランデの真似っぷりも見事だし。かなりの秀作ブルーズROCKアルバム。サーペンス(を含め)以降のアンチ派には涙モノの路線。1曲目の渋めのドライブ感なんかは素晴らしいです。それに元ネタ探しが面白いんだよね。そちらは各曲投票の方にでも書きます。


THE SNAKES - Once Bitten - All Dressed Up (2003-03-27 01:27:20)

ロバートプラントを真似するカヴァデイルを真似するヨルン・ランデという3世代同居のようなナンバー。
この手の曲でのフラット気味の歌唱は、そりゃもう曲の出来うんぬんじゃなく、こういった成り立ちのバンドの面白さだ。


THE SNAKES - Once Bitten - Can't Go Back (2003-03-27 01:03:18)

「Is This Love?」的なアルペジオをAメロにして静・動の
展開を楽しむ曲に仕上げた。


THE SNAKES - Once Bitten - Gonna Find the Sun (2003-03-27 01:16:31)

ははは。1stの「Take Me With You」だ。これは。


THE SNAKES - Once Bitten - Labour of Love ★★ (2003-03-27 00:57:28)

連続すみません。
淡谷先生もびっくりの苦笑どころは1コーラス目の
♪Ain't Got No Need To Be Sorry(ウッ)←ここね
♪Ain't Ever Done You No Wrong(ノーロゥオーン)←あとここ
この歌い回し。ここだけで私は完全にこの曲にフックされました。


THE SNAKES - Once Bitten - Labour of Love ★★ (2003-03-27 00:55:10)

リフにアメリカンな雰囲気があり、SLIDE IT INアルバムか
その前のSAINTS & SINNERS辺りにあってもおかしくない楽曲と思いました。演奏自体は初期メンバーの彼らだから、スライドギターとか使いまくりで、初期サウンドに聞こえるけど、総合的な楽曲という点では中期以降のWS。歌メロはサーペンスのBad Boys辺りに通じるかな。


THE SNAKES - Once Bitten - Real Faith (2003-03-27 01:12:37)

イントロがまんま「Ain't Gonna Cry No More」私的には歌に入る前にハーモニックスを入れて、もっと笑わせて欲しかった。


THE SNAKES - Once Bitten - Showdown ★★★ (2003-03-27 01:21:05)

こいつは名曲ブルーズバラードだぞ。マジでカヴァデイルのレパートリーと騙して聴かせてもみんな信じてしまうだろう。
このボーカル。MASTERPLANでやたら褒められていたけど、これなんか素養にピッタシでないの?


THE SNAKES - Once Bitten - The Dancer (The Liar) (2003-03-27 01:14:13)

ズンズカズンズカというリズムとリフを聴くと、これはまさに「Walking In The Shadow Of The Blues」です。


THE SNAKES - Once Bitten - What Love Can Do ★★ (2003-03-27 01:09:02)

「Here I Go Again」を「SLIP OF THE TONGUE」のバラードシングル的に現代的アレンジしてはみたが、肝心のサビは初期風の渋目になっちゃったという曲。やっぱり作曲者が古い人間なもんで、こうなると。I Been Wasting Too Much Time、I'm Making Up My Mindという歌詞にニヤリ。


TNT - Realized Fantasies ★★ (2003-03-06 23:30:00)

「TELL NO TALES」「INTUITION」は、さすがにPOP方向を狙い過ぎだった。音も曲も素晴らしいのだが、いくらなんでも爽やかすぎてBGMになってしまい飽きが来やすい気がする。あの手の路線にありがちな歌詞のチープさがそれに拍車を掛ける。Tonight♪とかじゃなーさすがに。おま、あれも好きなんだけどさ。
だが、このアルバムのほんのりダークな要素を込めた楽曲群のバランス感覚は良い。どことなく深淵なイメージで大人びたカッコ良さというか・・・
Downhill Racer
Mother Warned Me
Hard to Say Goodbye
Purple Mountain's Majesty
ちゃんと既存のPOP感覚を残しながらもこのアルバムの空気に染まる素晴らしい曲たちである。たっぷりダークな感じになったら最悪でしたが・・・


UFO - Misdemeanor ★★ (2003-10-09 00:18:00)

音も曲調も非常に80年代的なアルバムである。
はっきり言ってB級の出来なのは否めないしセールスもその通りになったのだが、POPというかソフトと言うか売れ線というか、産業ROCKっぽいシンセワークが心地良い。数々の名演を生んだUFOがこれをやるから面白いのだ。アトミック・トミー・Mのギターにも不思議な魅力が詰まっていて、強引なエフェクトで強引な早弾きをぐしゃっとアーミングして強引なメロディアスフレーズでまとめる。
ともかく買って損しないアルバムです。廃盤になってそうだが。


VANDENBERG - Alibi ★★ (2003-02-21 03:48:00)

問題作と言われ最終作になってしまった1枚。
巨大な米市場において結局頭一つ出るかどうかで争っていた英国を含む欧州のバンド郡
(MSG、Rainbow、Whitesnake等のベテランまで参戦という世にも豪華な激戦ね)
の中で制覇したのは、アイドル顔でAC/DCのノリにPOPを前面に出したDef Leppardとなりました。今でこそオデコが後退してるフィル・コリンなんかIbanezeの黒デストロイヤーに白のコットンパンツって感じで無茶苦茶カッコ良かったもの。MTV映えが良かった。
それに引き換え名作引っ提げたエイドリアンは何故か、蝶ネクタイ・・・
ここに危機感を感じたか、我らがVandenbergはモロに取り入れたのね。AlibiなんてそりゃもうPhotograph。Once in a LifetimeはEric Carmenの雰囲気。All the Wayの伸びやかな歌唱なんかはスティーブ・ペリーを意識した節もありと。なんつーか悲しげなショックは受けた。
とは言え、曲を作ってるのはエイドリアンなわけで概ねVandenbergなわけです。
今に思えばちょっと音が洗練されて一足飛びの売れ技を使われただけの単純な3rdアルバムってことでもいい。曲の粒も揃ってるしハードな曲ではちゃんとハードです。


VANDENBERG - Alibi - Kamikaze (2003-02-21 04:21:38)

あんまり語れていないのが不思議だが、Yngwieが本格的にクラシカルなアプローチを始めてから、あのムードがハイテクギタリスト界を覆ってしまったせいか、MSGのInto the Arenaを直系とするリズム展開の機微に満ち、メロディアスな普通のHRインストは実は少ないような気がする。
Into the ArenaやCaptain Nemoを聴いた人に「あれみたいの聴きたいけどない?」と言われると、これってことになるのだ。
ただ個人的にはおなかいっぱい過ぎる。This is Warのようなボーカル曲にこのようなソロが入ってる方が、ドラマチックだと思う。


VANDENBERG - Heading for a Storm ★★ (2004-06-03 03:53:00)

はっきり言って今聴くと音質が辛い。CD化された時に悪化したのかなー。それを除くと言うまでもなくエイドリアンの独特な技が満載の素晴らしいアルバムです。1stアルバムよりも上手くなってる。ミュートしての駆け上がりとかの古臭ぁい早弾きがなんともツボにハマリますね。ホケキョー奏法とか・・・そうそう。この時期のようなVan Halen以降のギタリストの間でアホな奏法を発明するのが流行ってました。いずれにしろそういうギミックにしても下地に正確なオルタネイトでメロディアスに弾き切る力量があってこそ映えたということですね。自分もこういう風に綺麗にギターが弾けたらなーと思わせます。
Different Worldsの1stソロ後半のペダル奏法とかThis Is Warのメロディアスな展開からミュート掛かった無茶苦茶早いところとかの劇的なソロイングだけでご飯何倍も食べられる感じ。いまだにCDを引っ張り出してきては早送りしてこの辺のソロだけ聴いて気色悪い笑みを浮かべちゃうくらいだもんな。


VANDENBERG - Heading for a Storm - Different Worlds ★★★ (2003-02-21 02:38:12)

バートの伸びやかな歌唱が素晴らしいバラードです。
俺のイチオシだとこの曲かな。
アコースティックから変化する劇的なソロがとてつもなくヴァンデン節ですな。3分19秒:ミュートフレーズと、3分28秒:ルート固定下降の早弾き萌え。これコピーしたらかなり浸れるよー。


VANDENBERG - Heading for a Storm - Friday Night ★★ (2003-02-21 02:30:38)

勿論POPで良い曲で俺もギターでコピーした曲です。
当時のVandenbergを取り巻く状況から言うと、この曲とDiffernt Worldとで米市場への大出世を狙ったキラーチューン予定でした。
俺はもしかしたらこいつらがホントに来るんじゃねーかと思ったのだが時はMTV時代。予算が足りなかったかPVが余りにヤバかった。当時の彼らのヒーローと言えばJudas Priest。彼らの初期のPVのあの感じです。
というわけでそのポジションはイモ臭さを取り払うことに成功したEuropeに見事掻っさらわれました。この辺りの欧州の新人バンドに関わるマネーゲームは80年代の話題において避けて通れません。非北欧っていう意味で欧州って項目があってもいいと思うのですが音楽的なジャンルと違うか・・・


VANDENBERG - Heading for a Storm - Heading for a Storm (2003-02-21 03:15:17)

アルバムタイトル曲なのにイマイチ曲扱いになってしまうのですが、これまたソロがいい。
メロディ弾きではタメが大いに利いてるし、後半で瞬間的に出て来る普通のペンタトニックのアドリブも、Hiroshima Mon Amourにおけるイングヴェイ的なハッとさせられる要素。ややラフ気味に弾いてるので彼の本質が分かる。得意のホケキョー付きってのもポイント高い。


VANDENBERG - Heading for a Storm - This Is War ★★★ (2003-02-21 03:00:49)

なんとロンドンパンクかぶれの大貫憲章の琴線にも触れてしまった名曲。この曲のドラマ性は凄い。
Aメロやサビのビートの利いた16分もカッコイイが、Time After~のBメロ裏のアルペジオギター。ソロに入る前の盛り上げを担うブリッジとただでさえ曲全部がドラマチックに構築されているのに、ギターソロの中で最も美しい名場面を作ってしまう。オルタネイトで下降する早いとこなんかカッコ良すぎて鼻血出そう。
大作志向のHMやプログレ系がやるような冗長とも言える強引なドラマ演出とは違って4:01のコンパクトな楽曲の中でここまでのの起承転結ですか。コンポーザーとしてのエイドリアンの人生のハイライトですな。
★5つ付けたいんですが。


VANDENBERG - Vandenberg - Ready for You (2003-02-21 03:23:09)

Spot Light Kidのイントロのイントロをメインリフにしたようなユニークな疾走曲。バートがロブ・ハルフォードを意識して歌ってる若々しい感じが良い。本家Judasの初期にこの手を模索しつつメタル表現への発想がまだ出て来なくて独特な音楽性を持っていた頃を彷彿させますね。
1stアルバムでは何故かこの曲にフックさせられて、何度も聴いていたんでさりげなく一票。


VOW WOW - Beat of Metal Motion - Too Late to Turn Back ★★ (2003-02-09 02:53:00)

↑なんでジョージやねん。
タイムリーでした。1stアルバムはこれと3曲目のMasquradeが肝ですかね。
イントロのハードリフにオーストラリア産AORにあるような綺麗なメロディラインが乗っていていきなりフックされるんですよ。
まさか我ら日本人の中からキーボードのソロがあって英語で唄うバンドが出てくるなんてかなり驚きましたよ。ギターも上手いし。いずれにしろ、この曲が完成した時点で彼らの方向性が見えたわけですね。今でこそ人見元基が懐かしの人になっちゃってますけど、いきなりこの曲をかついで世に出て来た時の衝撃を想像しておくんなまし。