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なPさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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HELLOWEEN - Master of the Rings ★★ (2003-05-16 02:14:00)

Sole Surviverのっけから贅沢なイントロがキまくりです。その昔、イアン・ペイスのBurnでのAメロ、フィル入れっぱなしってのを「掟破り。そんなのありかー???」と思ってたのだが、こいつのイントロもかなりすっげーです。
こんなんで掴んでしまえば、ゲームボーイだろうとなんだろうと、アルバム1枚強引に引っ張れるです。Why?とかSecret Alibiなんかもアンディの声にハマリまくっていて良く聴きました。基本的に次作と合わせて新生(?)Helloweenの一番美味しい時期でしょう。


HELLOWEEN - The Time of the Oath ★★ (2003-05-16 01:56:00)

初回はTシャツがCDに付いてましたね。さすがにカボチャは恥ずかしい。
同時期に出たAngraのHoly Landには地図だったけか。ま、少なくともこの2枚のアルバムは個人的にしばらく距離を置いていたHMの世界にグッと引きずり戻されたアルバムです。4,5年経つ間にアルバム全部ツーバスがドコドコ鳴ってるのが当たり前になってるのになんつーか衝撃を受けた(笑)昔のラウドネスとかもやってはいたけど速い曲はスラッシュメタルって言うんじゃなかったけか??ってな感じで20代後半にカルチャーショック再び。スラッシュメタルじゃないのに速い曲をちゃんとしたボーカルが歌ってるHMバンドね。おおおお、素晴らしいじゃないか。ま、今でこそメロスピなんて便利な言葉があるけどさ。あ、パワーメタルって言葉もあったけど、それはアメフトの面を付けたなんとかっていうバンドとかRIOTとかだし・・・
さて、疾走に継ぐ疾走で畳み掛ける前半。特にPowerが素晴らしい。パリの散歩道から持ってきたようなAメロを気付かぬフリをしながら感動し、ツインギターのハモリに感動し、私の彼女もお気に入りのForever Oneに感動し、ヘビーなリズムの曲も散りばめてやや疲れさせ、何故かボーナストラックがいい曲で一番に気に入ったりして。アンディのダーティな声の中に含まれる倍音成分が切なげでとても心を打つ。とにかく素晴らしいアルバムでした。
おかげさまで5年分のメタルのアルバム色々と買いまくっちゃいましたよ。


HELLOWEEN - Chameleon ★★ (2003-05-16 01:23:00)

やや実験的な作風で物議をかもしだした作品。マイケル・キスク在任のラストアルバム。シングルになったWhen the Sinner,I Don't Cry No More,Step Out of Hell等は目を見張るクォリティを持っている。だがHMとの乖離感以前につまんねー曲が多いことも事実。無理な話だが、これと前作のNumber OneとかKids of the Centuryなどの良曲を合わせて密度の濃い1枚で出せば、世紀の名作になってた思う。


RAINBOW - Difficult to Cure ★★ (2003-04-22 23:43:00)

いかんせん第9やラスバラードのカバーのインパクトが強いので、そればっかり注目してしまうがNo ReleaseやFreedom Fighter,Midtown Tunnel Vision辺りの渋い魅力もたっぷり。後世で分かったことだが、ボーカリスト二人分の素養を元に作られた楽曲集という事情から良い意味でバラエティに富んでいる。


RAINBOW - Straight Between the Eyes ★★ (2003-04-22 23:37:00)

何故か子供バンドのジックことうじきつよしがガキ心満点でライナーを書いたアルバムです。リマスターではどうなんだろ?
私は好きですね。ジャケットもカッコいいし・・・Death Alley Driverがトップにあることもあってギターキッズはこのアルバムが好きなはず。Stone ColdやMiss Mistreatedのギターソロがメロディアスで心を惹かれる。そうそう。評判の悪いPowerもギターキッズは結構好きよ。


RAINBOW - Finyl Vinyl ★★ (2003-04-22 23:27:00)

Somewhere Over the Rainbow~Spot Light Kidの流れがカッコいいですねー。Spot Light KidにしてもI Surrenderにしても例の短めのディミニッシュスケールを混ぜ込んだやけに上手いプレイが収められています。このアルバムってかなりスタジオでインチキ修正してねーか?逆にジョーはやっぱりスタジオの方が上手いのが分かってしまう。I Surrenderはこの半音下げのバージョンじゃないとキツいんだろうね。
ライブ盤というより、ライブ中心のアウトテイク集みたいなもんなのでやはりマニア向けか。


RAINBOW - Bent Out of Shape ★★ (2003-04-22 23:14:00)

中学生の時に新譜でした。POPなんで微妙に叩かれてましたよー。
ジョー・リン・ターナーの歌唱においての最高傑作。Can't Let You Goを聴いてあげてください。ハスキーな声なのに伸びやかで涙が出るほど上手いよねー。
ま、正直言うとリッチーのプレイにコレっつーのが少ないような気もするけど、それならAnybody There1曲あるだけでもいいじゃん?そういうアルバムなのです。
全体的にドライブ感を持続したままPOPに仕上げられていて、前2作で見られた古さと新しさの融合という方法論から1歩進められたアダルトでムーディな要素も散りばめられた究極の1枚ですね。


TEN - Ten - Close Your Eyes and Dream ★★★ (2003-03-28 01:01:05)

ま、元ネタあるんだろうな。いくらなんでも出来が良すぎですもん。
TENの音ってハイ上がりでリバーブがキツくて時にクドく感じることもあるけど、これは音像もソフトで耳馴染みする感動的なバラード。


TEN - Ten - Yesterday Lies in the Flames ★★ (2003-03-28 00:56:28)

Dream ONか・・・
私はイルカのなごり雪とASIAのThe Smile Has Left Your Eyesなんかを思い出しました。


TEN - Ten - After the Love Has Gone ★★ (2003-03-28 00:47:52)

元ネタはJOURNEYじゃないの??
TENというバンドの実力や個性を知らしめた曲です。Orchestra PlaysやらTapestryやらカッコイイ言葉が散りばめられていて全体的に哀愁たっぷり。


TERRA NOVA - MAKE MY DAY - LOVESICK ★★ (2003-03-28 00:29:00)

第3のLivin' It Up。うーん。何ともワンパターンだ。ドラムが不必要に頑張ってるがギターソロはTUBEの春畑を思わせてなかなかの聴き所。


TERRA NOVA - BREAK AWAY - THOSE WERE THE DAYS ★★★ (2003-03-28 00:20:30)

NIGHT RANGERで言えばSing Me Awayみたいな位置にあってドライブ感を押さえてメロディに振った曲。とても良い曲ですね。


TERRA NOVA - BREAK AWAY - BREAK AWAY ★★★ (2003-03-28 00:16:48)

第2のLivin' It Up。こちらの方が出来が良いかな。Break Away♪のとこのコーラスが厚い。バンジージャンプという歌詞がやけに耳に残りますね。シンプルながらスィープピッキングを交えたテクニカルなギターソロもこの手の音楽にピッタリでカッコイイ。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - LIVIN' IT UP ★★ (2003-03-28 00:11:26)

当然の如くTERRA NOVA初体験はこの曲でした。キーボードの使い方がNIGHT RANGERの初期の音を思わせて、メロディも良いので「これは当たりだ」と思いましたね。しばらく聴くことが出来なかったタイプのハードPOPドライビングナンバー1曲目から飛ばすよー!!って感じ。少年的なハスキーボイスも特徴的。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP - HEY BABE ★★ (2003-03-28 00:04:28)

これかなり惜しい名曲です。
イントロのピアノからAメロはクリストファー・クロス等のAOR系のヒットバラードに匹敵する極上の美しさなんだけど盛り上げきって突入するサビんとこが普通のPOPロックになっちゃうんですよね。ま、仕方が無いんだけど。


OLIVIA NEWTON JOHN - Xanadu (soundtrack) - Xanadu ★★★ (2003-03-27 02:02:57)

これは名曲中の名曲。何しろ30年前ですぜ。
★50個ぐらいあげたい。
POPSだろうがなんだろうが、曲の最初から最後までPOPに振り切った音で表現してる極上の楽曲。オリビアのボーカルテクニックも素晴らしいし、ELOのジェフリンの唐突なコーラスも何もかもカッコ良い。


OLIVIA NEWTON JOHN ★★ (2003-03-27 01:55:00)

合言葉はヤングOHOH!!
へぇー、HRファンでオリビア・ニュートン・ジョンも好きって人もいるもんですね。Xanaduはイケすぎ。全編を支配する極上POPメロディ、鳥肌が立ちそうになるファルセットのパートとかエンディングの大団円で今だに感動してしまったりと。21世紀の現在でもちっとも色褪せていない。黒っぽいダンスソングでアメリカンヒットを飛ばす女性アーチストとは根本に違うんだよね。
他にもMagicとかLet's Get Physicalとか懐かしいなー。80年代のMTV時代にスマッシュヒットしたTwist of FateなんかHR疾走曲に通じる曲だよーとか言ってみる。
しかし彼女。今も美人なのだろうか。なんつーか結構なお年になってるはずなんだけど。映画の外のヘップバーンを見た時はそりゃ衝撃だったもんで。


THE SNAKES - Once Bitten - All Dressed Up (2003-03-27 01:27:20)

ロバートプラントを真似するカヴァデイルを真似するヨルン・ランデという3世代同居のようなナンバー。
この手の曲でのフラット気味の歌唱は、そりゃもう曲の出来うんぬんじゃなく、こういった成り立ちのバンドの面白さだ。


THE SNAKES - Once Bitten - Showdown ★★★ (2003-03-27 01:21:05)

こいつは名曲ブルーズバラードだぞ。マジでカヴァデイルのレパートリーと騙して聴かせてもみんな信じてしまうだろう。
このボーカル。MASTERPLANでやたら褒められていたけど、これなんか素養にピッタシでないの?


THE SNAKES - Once Bitten - Gonna Find the Sun (2003-03-27 01:16:31)

ははは。1stの「Take Me With You」だ。これは。


THE SNAKES - Once Bitten - The Dancer (The Liar) (2003-03-27 01:14:13)

ズンズカズンズカというリズムとリフを聴くと、これはまさに「Walking In The Shadow Of The Blues」です。


THE SNAKES - Once Bitten - Real Faith (2003-03-27 01:12:37)

イントロがまんま「Ain't Gonna Cry No More」私的には歌に入る前にハーモニックスを入れて、もっと笑わせて欲しかった。


THE SNAKES - Once Bitten - What Love Can Do ★★ (2003-03-27 01:09:02)

「Here I Go Again」を「SLIP OF THE TONGUE」のバラードシングル的に現代的アレンジしてはみたが、肝心のサビは初期風の渋目になっちゃったという曲。やっぱり作曲者が古い人間なもんで、こうなると。I Been Wasting Too Much Time、I'm Making Up My Mindという歌詞にニヤリ。


THE SNAKES - Once Bitten - Can't Go Back (2003-03-27 01:03:18)

「Is This Love?」的なアルペジオをAメロにして静・動の
展開を楽しむ曲に仕上げた。


THE SNAKES - Once Bitten - Labour of Love ★★ (2003-03-27 00:55:10)

リフにアメリカンな雰囲気があり、SLIDE IT INアルバムか
その前のSAINTS & SINNERS辺りにあってもおかしくない楽曲と思いました。演奏自体は初期メンバーの彼らだから、スライドギターとか使いまくりで、初期サウンドに聞こえるけど、総合的な楽曲という点では中期以降のWS。歌メロはサーペンスのBad Boys辺りに通じるかな。


THE SNAKES - Once Bitten ★★ (2003-03-27 00:50:00)

白くない蛇だ。
バンドロゴなんですが裏カバーを見て下さい。相変わらずへびが絡まっていますが、何かが違う。1匹のへびじゃなく複数のへび。ここに彼らの回答があり。
「だって、WHITESNAKEはカヴァデイルのバックバンドじゃねーもん。みんなで曲作って、みんなで演奏したの。本当はカヴァデイルも呼んで再結成でも良かったんだけど。変わりにこいつ無茶上手いから使おう」と、政則のように深読みしておこう。
ま、こういったバンドです。過去の遺産で食い繋ぐ心情がミエミエでカッコ悪いことこの上なしなのだ。
だがしかし。ヨルン・ランデの真似っぷりも見事だし。かなりの秀作ブルーズROCKアルバム。サーペンス(を含め)以降のアンチ派には涙モノの路線。1曲目の渋めのドライブ感なんかは素晴らしいです。それに元ネタ探しが面白いんだよね。そちらは各曲投票の方にでも書きます。


THE SNAKES ★★ (2003-03-27 00:38:00)

The (Company of)Snakesが登録されていないのにビックリ。
バーニー・マースデン、ミッキー・ムーディの懐かしのWhitesnakeコンビが90年代に作ったセルフモノマネ(笑)バンド。
少なくとも1stのOnce BittenはブルーズRockの名盤と解釈しても全然構わないと思う。


MICHAEL SCHENKER GROUP - One Night at Budokan ★★ (2003-03-26 03:43:00)

飛翔コンチェルトーーーーー。飛翔伝説でございます。
今でこそ神で伝説ですが、新譜で出す時に堂々と「伝説」っつーのは凄いですね。
メンバー紹介でMR.をわざわざつけるとことか、コージーの大歓声に対して嫌味を言ってるMCを訳すと結構面白いです。途中で何故かポールレイモンドに交代してるし。
ボーカルすげ替えなんて言ったらUFOの名盤ライブはマイケルすげ替えらしいし。
ま、ROCKの世界の虚構部分なんて日常茶飯事か。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group ★★ (2003-03-26 03:06:00)

UFOという素のブリティッシュROCKバンドの哀愁要素をぶっこ抜きして作ったというのが前提。それじゃ泣き過ぎちゃってクドくなるところを器楽的にというかフュージョンっぽいというかそういうテクニカルなカラーを全体にまぶしてやや異色な音楽性に昇華させた素晴らしいHRアルバム。曲自体については色んな方が語ってくれてるし、そりゃもう20年以上何百回と完走聴きしてるんでさすがに飽きたかも。
このアルバムでとにかく耳につくのがサイモン・フィリップスのドラムス。ジャジーで70年代的な生っぽいテクニックが熱い。In to the Arenaを聴く限り武道館ライブにおけるコージーの解釈はイマイチだったりする。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Rock Will Never Die ★★ (2003-03-26 02:48:00)

私、素人ギターを弾くんですけど、ヤングギター別冊の100%マイケルシェンカーというギタースコア+αがこのアルバムの選曲に近かったんで、結果自分が弾ける曲が多くて、
カセットを掛けっぱなしにしてシェンカリーなアドリブをぶち込んで楽しんだりすることが多っかたです。何年経っても上手くはならなかったけど、30回に1回くらいに名ソロを弾いてしまったりします(笑)
そんなこんなで「よく聴いたアルバム」というより「よく掛けながら弾いた」アルバム。Rainbowの「Difficult」やEuropeの「Final Countdown」とかGary Mooreの「Corridors of Power」もそれに当たる。いわゆるMyレパートリーかつギター的良盤のランクに位置しているのです。自分よりもずっと若いマイケルシェンカーファンとは一線を画す「好き」の度合いがあるので、HRの歴史においてどれほどの価値がこのアルバムにあるかは分からないけど、とにかく超愛聴盤。マイケルのきっちり歌ってる鬼神の如きアドリブソロも十分堪能出来るし、他の方が書いておられるようなオープニングのメドレーも秀逸。Doctor Doctorのイントロのブルーズフレーズもここでは完成形ですしね。
このアルバムでさらに出番が増えたデレク・セント・ホルムズのグレン・ヒューズを直球的にしたようなボーカルは好きじゃないし、今回のリミックスで入ったRock You to the Groundのゲイリーのパートはかなりの踏み絵。こんな感じで危なっかしいなんてもんじゃない我らがゲイリー・バーデンの歌も「慣れてますー」なので全然OKだもんね。


ANGRA - Rebirth ★★ (2003-03-21 00:40:00)

トレードマークのアンドレ・マトスの声が聴けないのは残念だったけど、
「Nova Era」「Unholy Wars」のような曲はむしろファンサービスであると感じてしまうほどに「Millennium Sun」や「Heroes of the Sand」「Bleeding Heart」といった
アルバム全体を多彩にする楽曲が素晴らしい。こいつらは音楽性が深いから・・・


TEN - Far Beyond the World ★★ (2003-03-08 02:24:00)

才能の枯渇とかパクリ元ネタの限界とか言われたい放題だったようですが、このアルバムは起死回生の作品。日本以外でどれだけ売れたかは定かではないが、1st,2ndの次に好きです。ファンがTENに求める要素の肝になる部分ということを分かってくれたというか、とにもかくにも1,2曲目の掴みはバッチリ。Strange Landは久々に私の曲単位のヘヴィローテとなりました。Black Shadowsもカッコいいぞー。佳曲以上の曲も多い。
長らくTENの個性的な部分を大いに支えたヴィニーのこのアルバムを最後に脱退してしまったことは悲しいです。大いに功労者と言えるでしょう。ジョン・ノーラムが抜けてすっかりエッジが失われたEuropeのような失敗例もあるので後任選びは慎重にお願いしたいです。とにかく小奇麗なだけのギタリストを使うと危ない。
しかしまあ、こんだけ良いアルバムを出しても崖っぷちの状況が変わらないRockの世界もまた厳しいもんですねー。


TEN - Spellbound ★★ (2003-03-08 01:45:00)

実はこのアルバムもあまり自分の中での評価は高くない。後述。
印象に残るアルバムイントロの洋太鼓のリズム、それに続くFear the Forceは代表曲になり得るクォリティを持った曲でサビのコーラスなんかカッコ良いですね。相変わらずバラードは良くてパワーバラードのWe Rule the Night、ピアノバラードのTill the End of Time。元ネタはゲイリー・ムーアだろうけどアイリッシュ風のRedも面白いですね。
ただしSpellboundはネガティブに反応しました。古いネタなら愛情を込めてパクってもいいけど出来が悪けりゃ苦情を言わせてもらうぞ。
さすがにゲイリー・ヒューズの年齢だと(俺もだけど)Led Zeppelinの世代ではなく、Whitesnakeを直接的に取り入れたみたいで何故かヴィニーはStargazerまんまのアラブ音階使ってみたりと、なんだか上手に消化出来ていないような。Still of the Nightのジョン・サイクスが秀逸だったのはDazed and ConfuzedとかWhole Lotta Loveの中間部の幻想的な雰囲気を自分なりの表現方法で昇華させて演じきれたとこでしょ?
この曲をボツにしてアルバムタイトルをFear The Forceにしときゃ3rdまでの流れと均整も取れてたんじゃ?


TEN - Babylon ★★ (2003-03-08 01:16:00)

はっきりって、このバンド一番の駄作です。
1曲目でいきなり疑問符。キラーチューンの選定にすら困る。美しいバラードのSilent Rainぐらいであろうか。1stなんか全曲好きで嬉しい悲鳴だったのですが・・・
恐らく着想段階であんまし曲が出て来なかった時期なのであろう。心配していたことが現実になった。
サウンド的には若干洗練されて過剰なリバーブも抑えられ、ギターのサウンドも少しおとなしめと全体的に淡白なんですよね。だが、ボブ・カトレイのファンなどこのアルバムの大人びた雰囲気が好みの人も確実にいるはずで、あまり聴き込まなかった私にとっては今だ鮮度の高いアルバムだったりする。


TEN - The Robe ★★ (2003-03-08 01:02:00)

1st、2ndが良かっただけに心配された3rd。TENの音楽とさほど距離感があるわけでもないゲイリーのソロアルバムやこれまた同様にボブ・カトレイとの絡みが始まり、かなり精力的に活動していたため才能を絞りきってしまわれないかとヤキモキしてました。
確かに楽曲の粒の揃いがやや悪くなり始めました。不必要にハードな曲で曲数を稼いでいるような印象が強い。かといってCD帯に安売りされるメロディアスという文句に騙されて買わされる凡百のバンドよりはずっと良い曲が聴けるわけで、結局これも「買い」となる。Standing on the Edge of TimeやFly Like an Eagleなんかは以前の路線で素晴らしいです。松田聖子の「あなたに逢いたくて」にクリソツなYou're in My Heartも美しいバラードです。
ただしThe RobeのEPに入っていたGive Me a Piece of Your Heartには心底ガッカリしました。TENの場合、元ネタ探しみたいな作業もまた楽しみのうちなんだけど、1秒で見切られてどうする(笑)


TEN - The Name of the Rose ★★ (2003-03-08 00:32:00)

衝撃の1stから半年も経たぬうちに早くもリリースされた2nd。当然即買い。
マテリアル的には1stに収め切れなかった13曲(ボーナス含む)の発表となるが、まだこんなに良い曲が残っていたとは・・・
1stとの違いはメタリックな要素の増加。のっけから美しいアコースティックギターに始まりドラマチックに展開する疾走曲。だが声を張り上げて歌うこともなく、あくまでもソフトに渋く責め立てる。愛撫が優しいのである。
他にも聴き所は沢山。
今度のアルバムはちょっとハード過ぎないかな?と思わせた所に、Wildest Dreamsの美しいコーラスで安心させてくれたりとしっかりTEN印。Turn Aroundの低音ボイスやThrough the Fireの尋常じゃない愛情表現。女の子はたまらんだろうな。Stay with Meを継承したようなWait for You。Youが目的語かつ主語になる詩的な表現なんかも素晴らしいですね。例えが変だがほとんど内山田洋とクールファイブまで行ってしまいそうな「アー」とか「ウー」といった男声コーラスの作り込みに感心しきり。
The Name of the RoseのEPに入ってるWhen Only Love Can Ease the Painもお勧めバラードです。


TEN - Ten ★★ (2003-03-07 23:55:00)

TENの1stは衝撃でした。私の中で一番好きなバンドになってしまった時期もあります。
今は亡きZEROコーポ鬼の時代でした。
まだ聴いてない人がいたら絶対損しないんで買っておくれ。250円だったら10枚買って友達に配りなさい(笑)
とにかくメロディアスで素晴らしい曲のオンパレード。楽曲の粒で言ったら断然1st。
そのサウンドにおいて過去からのHRファンが想起するバンドとしては、ASIA、BAD ENGLISHの売れ筋キーボード装飾。WHITESNAKEが売れた時期のようなザクザクしたギターサウンド。Gary MooreやMSGのような泣きソロ、後期RAINBOWのようなロマンチシズム。これだけならともかく英国ニューロマンティックスをアダルティに進化させたようなSEXYな女ウケ要素まで込められていてとても完成された美学をもってして登場しました。歌詞もなかなか深みがあって素晴らしい。
珠玉の1曲としてはStay with Meかな。Aメロの裏バッキングが必要以上にハードで、その意外な組み合わせカッコ良すぎ。個人的にはEyes of a ChildやCan't Slow Downみたいな明るくPOPな2曲が無茶苦茶好き。っつーか全部好き。
TENのベストMDを作ろうとすると1曲目を入れるかどうか迷うぐらいで1stの曲全部入っちゃうので、ちっともベストにならないといったぐらいの神盤と言えるんじゃなくて?


HAREM SCAREM - Mood Swings - Change Comes Around ★★★ (2003-03-07 00:24:22)

彼らの曲の中ではアップテンポな部類に入る。
これも素晴らしくメロディアスな曲でギターソロもかなり歌っている。
リズムがスローになる所の大仰さがたまらん。


HAREM SCAREM - Mood Swings - Saviors Never Cry ★★★ (2003-03-07 00:20:06)

前半1分はほとんど黒盤メタリカぐらいヘビーなDドロップチューン。1分過ぎ一気にPOPにキレます。全く違和感無しで綺麗に繋げてしまってます。
劇的なメロディックなソロも凄いが、この曲の肝中の肝のアカペラ部分。リズムが止まりうっすらとしたキーボードに乗せて哀愁を漂わせたサビが歌われ、一瞬全ての楽器の音が消えるや否や全開リズムON。ここの秀逸なアレンジに是非注目して欲しい。初めて聴いた時はカッコ良すぎて乳首が立った。


HAREM SCAREM - Big Bang Theory - So Blind ★★★ (2003-03-06 23:45:06)

元々POPな曲調とメタリックとも言える楽器の音を巧みに融合させていたバンドだが、この曲の登場にもまた驚いた。
下手すりゃBeatlesの書いたPOPナンバーにも匹敵するような、
美しいメロディラインに戦慄を覚えた。彼らにしてみりゃいつもよりちと良く出来た曲をラフ目に演ってみただけなのだろうが・・・
かなりの名曲。


浜田麻里 ★★ (2003-02-25 01:27:00)

T.O氏とは若干意見が異となりますが、POPサイド中心の視点で書かせて下さい。
初期のメタルクィーン路線はやはり強引であった。いくら彼女がパット・ベネターが好きだったからといってそれはメタルとは違う。あの時代に他の女性シンガーと差別化しつつ手っ取り早くデビューさせるのには都合が良かったとは思うが、樋口宗孝自体が自分達のバンドの世界的成功をイメージ出来ていなかった頃、そのゴタゴタした渦中に放り込まれたようでなんとも痛々しい。バラードは一歩間違えたらフォークか演歌だし、ハードな曲はヒステリックすぎて彼女の能力を引き出せているとは思わない。なにはともあれ、男性視点における虚構的な女性人称で書かれた歌詞を歌うことに違和感を感じていたようだ。樋口の手を離れた後も、松澤浩明、松本孝之らとタッグを組み着実に足場を固めていった。
運命なんか分からないもので、メジャーに成り切れぬ苦い経験が彼女の意思を強靭にしていった。
「もっと自分らしい曲を歌いたい」
インタビューを受ける度にそう漏らしていたのが印象深い。
自分が思う転機は化粧品のCMに採用されたReturn to Myself。
一流海外ミュージシャンの起用など売れ行きに対するコストの高さとかもあったろうが、我慢に我慢を重ねたマネージメント側の勝利だ。この曲やHeaven Knowsなどはチャーリー・セックストンやリチャード・マークスが演っていた様なビートの効いたハードポップ。氷室京介のAngelって曲とかのあの感じ。この時期の歌詞に頻繁に登場する「自分らしく」といった表現はこういった過去からの決別といった意味があるのだ。その後の活躍はちと前の(と言っても・・・もう10年前なのね)J-POP界でのスマッシュヒット連発でご存知の通り。少なくともそれ以降しばらくの間ヒットのコツを掴んだ彼女の音はメロディアスなHR好きにはかなり聴き応えがあるであろう。哀愁味なんて表現できる日本人女性シンガーって他にいないし、Pardadox、Nostalgia、Cry for the Moonの愁いを帯びつつPOPなムードや、Antiqueの壮絶な上手さは感動的である。この雰囲気が出せるまで沢山の恋をしたのであろう。ま、下世話か。
元メタル姉ちゃんってことでアンテナに引っ掛かった方も聴いて欲しい。
感じるものがあるはずだ。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★ (2003-02-22 14:43:00)

Sonata Arcticaの登場はいきなり完成されている感じでビックリした。
しかもメンバーは10代だとー!!俺よりも一回り以上の下かいな。
多くの欧州メロディック疾走バンドの中での個性としては、
レコードMIXの良さとRoyal Huntまで想起させられるようなキーボードのフィーチャー度ですね。1曲分かりやすいのが入ってましたね。
イチオシは8th Commandment。こりゃスゲー曲だ。Stratovarius的なんだけど、演奏自体があいつらより上手くない??いくらなんでもテンポが速過ぎる気もするがサビのメロがカッコ良すぎて、血尿が出ちゃいそ。


VANDENBERG - Alibi - Kamikaze (2003-02-21 04:21:38)

あんまり語れていないのが不思議だが、Yngwieが本格的にクラシカルなアプローチを始めてから、あのムードがハイテクギタリスト界を覆ってしまったせいか、MSGのInto the Arenaを直系とするリズム展開の機微に満ち、メロディアスな普通のHRインストは実は少ないような気がする。
Into the ArenaやCaptain Nemoを聴いた人に「あれみたいの聴きたいけどない?」と言われると、これってことになるのだ。
ただ個人的にはおなかいっぱい過ぎる。This is Warのようなボーカル曲にこのようなソロが入ってる方が、ドラマチックだと思う。


VANDENBERG - Alibi ★★ (2003-02-21 03:48:00)

問題作と言われ最終作になってしまった1枚。
巨大な米市場において結局頭一つ出るかどうかで争っていた英国を含む欧州のバンド郡
(MSG、Rainbow、Whitesnake等のベテランまで参戦という世にも豪華な激戦ね)
の中で制覇したのは、アイドル顔でAC/DCのノリにPOPを前面に出したDef Leppardとなりました。今でこそオデコが後退してるフィル・コリンなんかIbanezeの黒デストロイヤーに白のコットンパンツって感じで無茶苦茶カッコ良かったもの。MTV映えが良かった。
それに引き換え名作引っ提げたエイドリアンは何故か、蝶ネクタイ・・・
ここに危機感を感じたか、我らがVandenbergはモロに取り入れたのね。AlibiなんてそりゃもうPhotograph。Once in a LifetimeはEric Carmenの雰囲気。All the Wayの伸びやかな歌唱なんかはスティーブ・ペリーを意識した節もありと。なんつーか悲しげなショックは受けた。
とは言え、曲を作ってるのはエイドリアンなわけで概ねVandenbergなわけです。
今に思えばちょっと音が洗練されて一足飛びの売れ技を使われただけの単純な3rdアルバムってことでもいい。曲の粒も揃ってるしハードな曲ではちゃんとハードです。


VANDENBERG - Vandenberg - Ready for You (2003-02-21 03:23:09)

Spot Light Kidのイントロのイントロをメインリフにしたようなユニークな疾走曲。バートがロブ・ハルフォードを意識して歌ってる若々しい感じが良い。本家Judasの初期にこの手を模索しつつメタル表現への発想がまだ出て来なくて独特な音楽性を持っていた頃を彷彿させますね。
1stアルバムでは何故かこの曲にフックさせられて、何度も聴いていたんでさりげなく一票。


VANDENBERG - Heading for a Storm - Heading for a Storm (2003-02-21 03:15:17)

アルバムタイトル曲なのにイマイチ曲扱いになってしまうのですが、これまたソロがいい。
メロディ弾きではタメが大いに利いてるし、後半で瞬間的に出て来る普通のペンタトニックのアドリブも、Hiroshima Mon Amourにおけるイングヴェイ的なハッとさせられる要素。ややラフ気味に弾いてるので彼の本質が分かる。得意のホケキョー付きってのもポイント高い。


VANDENBERG - Heading for a Storm - This Is War ★★★ (2003-02-21 03:00:49)

なんとロンドンパンクかぶれの大貫憲章の琴線にも触れてしまった名曲。この曲のドラマ性は凄い。
Aメロやサビのビートの利いた16分もカッコイイが、Time After~のBメロ裏のアルペジオギター。ソロに入る前の盛り上げを担うブリッジとただでさえ曲全部がドラマチックに構築されているのに、ギターソロの中で最も美しい名場面を作ってしまう。オルタネイトで下降する早いとこなんかカッコ良すぎて鼻血出そう。
大作志向のHMやプログレ系がやるような冗長とも言える強引なドラマ演出とは違って4:01のコンパクトな楽曲の中でここまでのの起承転結ですか。コンポーザーとしてのエイドリアンの人生のハイライトですな。
★5つ付けたいんですが。


VANDENBERG - Heading for a Storm - Different Worlds ★★★ (2003-02-21 02:38:12)

バートの伸びやかな歌唱が素晴らしいバラードです。
俺のイチオシだとこの曲かな。
アコースティックから変化する劇的なソロがとてつもなくヴァンデン節ですな。3分19秒:ミュートフレーズと、3分28秒:ルート固定下降の早弾き萌え。これコピーしたらかなり浸れるよー。


VANDENBERG - Heading for a Storm - Friday Night ★★ (2003-02-21 02:30:38)

勿論POPで良い曲で俺もギターでコピーした曲です。
当時のVandenbergを取り巻く状況から言うと、この曲とDiffernt Worldとで米市場への大出世を狙ったキラーチューン予定でした。
俺はもしかしたらこいつらがホントに来るんじゃねーかと思ったのだが時はMTV時代。予算が足りなかったかPVが余りにヤバかった。当時の彼らのヒーローと言えばJudas Priest。彼らの初期のPVのあの感じです。
というわけでそのポジションはイモ臭さを取り払うことに成功したEuropeに見事掻っさらわれました。この辺りの欧州の新人バンドに関わるマネーゲームは80年代の話題において避けて通れません。非北欧っていう意味で欧州って項目があってもいいと思うのですが音楽的なジャンルと違うか・・・


MICHAEL SCHENKER GROUP - Assault Attack ★★ (2003-02-21 02:04:00)

どの曲も聴き込めば、ヘヴィな曲調の中に美しいメロディが息づいていることが分かるが、全体的な難易度は高い。3連のシャッフルナンバーが多いのが特徴。
その中でPOPサイドに振り切ったシングル曲Dancerの素晴らしい出来がとりわけ光っている。Ulcerはメロの繰り返しが多くマイケルのインストの中でもアイデアに乏しい駄曲の部類。
しかしまあ、燃えたぎるギターを槍のように抱えるジャケットはカッコイイですね。
マイケルもグラハムの素養の解釈をヘヴィネスか極端にPOPと捉えたようで、
Rainbowのブレーン達が取った方法論を取っているのが興味深い。
次のアルバムでPOP化が爆発してるので、Rainbow程度にPOPサイドを増やせばもっと名盤になったかも。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Armed and Ready (2003-02-21 01:47:56)

この曲の場合、マイケルのソロでロックサイドのテクニックが網羅されているという点で楽しめば良いでしょう。失礼だがSmoke on the Waterのような初心者練習曲扱いというか・・・
意外とバックコーラスも厚いのだけど、全体的にメロディは後退気味なので、数ある名曲の中では光っていない。御本人も同じようなコメントをしておりました。


MICHAEL SCHENKER GROUP - MSG - But I Want More (2003-02-21 01:35:06)

コージー・パウエルがかなりフューチャーされてる曲。
このテンポでこの曲調でツーバスをドコドコ鳴らすのが可笑しいんだか、凄いんだか。
特筆すべきはマイケルのバッキングの音色。この曲はサンプルとして分かりやすい。MSG時代のソロにおいては常に深めのリバーブとイコライジングが施されるわけだが、バッキングはUFO時代から一貫して、フライングVに素の50Wマーシャルを突っ込んだだけの音。Natural Thingなんかを対比で聴いても良いですね。年季が入ってるせいもあっていい鳴りしてますわ。今、楽器屋でフライングVを買っても大抵の場合、この音は出ませんのであしからず。


MICHAEL SCHENKER GROUP - MSG - On and On ★★ (2003-02-21 01:23:46)

全体的にハプシ系のキーボードが薄く鳴っており効果的に美的演出をしている。永遠に繰り返すようなサビもくどく感じない。
20年以上も前からこのアルバムに親しんでいる私のような人からすれば、「この部分でゲイリー・バーデンがヘロっとしてしまう」みたいなのまで知り尽くしてしまってるわけで、今更下手だとかどうのとかどうでもいいのです。しかも他の人が歌ってヘロっとしなけりゃそれはそれでつまらなく感じてしまうのでしょう。きっと。
この曲もまたエンディングがフェィドアウトしてしまうので、一番おいしそうなラインが段々聞こえなくなって、思わずボリュームを上げてしまいそうになるのだ。


MICHAEL SCHENKER GROUP - MSG - Looking for Love ★★★ (2003-02-21 01:11:19)

惜しみない泣きメロ押せ押せの3連ナンバー。
この手のリズムの曲はノリの良さで勝負するという既成概念を大いに崩しまくってくれました。
とりわけ3分26秒付近の水晶の如き繊細さと、溢れ出る感情の爆発ようなダイナミズムを持った美しいフレーズがたまらん。
イングヴェイがALCATRAZZで出て来た時はリッチー・ブラックモアをイメージするよりも、マイケルのこういった瞬間芸術美みたいなものを重ね合わせて楽しんだものです。


MICHAEL SCHENKER GROUP - MSG - Never Trust a Stranger ★★★ (2003-02-21 00:57:13)

Lights Outではハモンドギュワンギュワン、ギターに持ち替えてズンズカズンズカで有名なポール・レイモンドの(前置き長い)
ペンによる一世一代の名バラード。
HR界の数あるバラードをかき集めてランク付けした場合、上位に食い込んでもおかしくない曲。ゲイリー・バーデンもここぞとばかりに上手く歌えてる。あのルックスの彼がマイクを両手で抱えて大事に大事に歌う姿が想像出来て涙が止まらん。
その真摯な姿勢に答えるべくマイケルの早いペンタトニックのリピートフレーズが泣きまくる。
まったくもって俺も書斎派だな。


MICHAEL SCHENKER GROUP - MSG - Secondary Motion ★★ (2003-02-21 00:43:11)

例の裏声でGive Me A Chance
どうってことがないリフに美しいオブリが載せられている曲なのだが、こういった素朴な題材のHRに感涙のメロディで息づかせるのはマイケルの最も得意とする所。
コージーの一見不必要に思えるツーバスのパターンなど、
不思議な聴き所がある。このアルバムはそういうエッセンスが所々散りばめられていて彼らの作る独特なHRの魅力に覆われている。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Cry for the Nations ★★★ (2003-02-21 00:31:58)

当時21Fまでしかないストラトキャスターを使用していた俺に22Fのギターを買わせた曲。ま、私は天邪鬼にエクスプローラにしてしまったわけですが。あのギター重かったなー。それだけあの22Fの1音チョークが強烈な印象でした。やや複雑な運指が必要なメインリフと、ハーモニックス ネックベンドという構成が絶妙でしたね。
後世で過大評価と言われた曲ですが、これもRed Skyと同様、聴き過ぎて飽きただけ。それだけ聴かされた名曲ってことさ。現在においても素晴らしいメタル曲は発表されるけど、こんなに何度も何度も同じ曲を聴き込まなくなったよね。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Built to Destroy - Rock Will Never Die (2003-02-21 00:23:23)

この曲にはなかなかカッコ良いPVがありました。
英国だけかも知れませんが、シングルになったということか。
全部ではないかも知れないが、珍しくストラトキャスターを使用したということ。
うーーん。やっぱし普通の曲だなー。
マイケルはレイドバックしたブルーズギターも上手いという好例といっておこう。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Built to Destroy - Red Sky ★★ (2003-02-21 00:15:44)

発表当時は、アルバムのハイライトとされていたこの曲。
ヤングギター増刊の100%マイケル・シェンカーにもスコアが載ってました。イントロの終わりにネックを前に折り曲げてアームダウンと同じ効果を出したりしたもんです。(ビルトネックのギターでは危険なのでヤメましょう)
ギターソロの展開はドラマチックである。エンディングのソロもかなりの泣きでとても彼らしい。
ここでの順位同様、自分の中でも段々と曲としての人気が落ちたのは飽きもあるか。他の隠れた名曲の方が味があるからなのか。
新しくこの音に触れる方のコメントを読んでみたい。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Built to Destroy - Systems Failing ★★ (2003-02-21 00:04:30)

POPなこのアルバムの中でもとりわけPOPでキャッチー、かつ見事なアレンジメントを持つナンバー。アンディ・ナイも大活躍。
Dancer同様マイケルのPOP表現が見事。しかしボーカルレンジが合っているAメロ終了と同時にゲイリー・バーデンの弱点がモロに出てしまっててこいつは不味すぎます。リミックスでリードボーカルの差し替えを行うならStill Love That Little Devilよりか、こっちの方を優先すべきだったかと。すげーいい曲なんだけど・・・
いずれにしろこの曲を生かせない等、詰めの甘いリミックスは無駄骨だったと思う。


JUDAS PRIEST - Sad Wings of Destiny ★★ (2003-02-18 04:23:00)

↑4名様、Judasのファンはさすがですね。
プロの評論家のものでもこんな上手い評を見たこと無い。
ダークで先鋭的なHRを表現したかったのかな。
ロッカローラはさすがにキツイが、2枚目のこれは聞きやすいですね。
Tyrantカッコイイと思う。音細いけど。


GARY MOORE - After the War - The Messiah Will Come Again ★★★ (2003-02-14 03:18:55)

これは絶品。
The Lonerはかなりまとまったアレンジでの発表だったのだが、
こちらはより表情が多彩で自由な感じの引き倒し。
彼の場合名演の数々あれど、これが一番感情に訴えるでしょう。
さんざん弾いた上で最後のメロディのとこで終わりを告げるように人間の死を表現してるみたいで。
いやあもう・・・泣いちゃいそうです。


GARY MOORE - Corridors of Power - Always Gonna Love You ★★★ (2003-02-14 03:04:35)

当時のゲイリーのコメントではTOTO等のAORを意識して書いたバラードだそうだ。当時の基準でのHRアーチストがこぞって挑戦していたヒット狙いの美しい曲である。
だがしかし。
TOTOにはこんな弦をブチ切ってしまいそうなギターソロは入ってないちゅの。おまけにソロが終わった後に入ってるモゾモゾした音はアナログディレイを踏んづける音か?なんたるリアリズム。
この曲だけ得意な俺は何本の1弦を犠牲にしたことか。
文句なしの★★★じゃーい。


JOE LYNN TURNER - Nothing's Changed ★★ (2003-02-13 03:22:00)

俺はこのアルバムが大好きです。良い曲だらけでないの。
Promise of Loveではポール・ロジャース+ブライアン・アダムスみたいな豪華な曲じゃん?普遍的なキャッチーさを上手く表現出来ている。
All or Nothing at Allは彼の曲の中で1,2を争うぐらいの名曲だと思う。さらりと流して聴けちゃうから気付かれないけど凄い曲ですよ。
Nothings Changedのようなアコースティックな曲ではBon Joviがやるような土着的なアメリカンROCKの雰囲気を出している。なるほどこの手でも上手いわけか。
うーん、借り物ばっかか(笑)しゃーねんやん。やっぱりHRの人なんだもん。
でもロニーもグラハムもこれは絶対出来ない。だからジョーは強い。
色々歌ってくれるからファンとしてはいつも期待して聴けるんですね。
さすがにRescue Youの時は大した曲もないのに産業ROCKの線を無理やり狙ったみたいな勇み足だったと思うけど、時代の流れとともにジョー自身が成長しもっと得意な部分を見つけることが出来た快作だと思います。
全然売れなかったけど諦めるな。
梶山とのコラも面白かったけど、徐々にこの路線に戻さないと行き詰るぞ。


YNGWIE MALMSTEEN - Rising Force - Icarus’ Dream Suite, Op. 4 ★★★ (2003-02-13 02:32:04)

その昔、M.S.G.の武道館ライブに入っていた飛翔コンチェルトなるギターソロの咽び泣くような音を聴いて、「あー、このムードでちゃんとした曲になってんのがあればなー」なんて思ってました。
で、実際に出してくれる人が現れたわけです。
短いっちゃ短いがそれこそ第何楽章みたいな感じで4曲ぐらい入ってる感じで、そういう待ち方をしていた俺のような人間にとってみりゃとても贅沢な曲となるのです。
発表当時はAlcatrazzで演っていたEvil Eyeのコピーにトライ中の人間が多く、そん次はFar Beyond the Sunかなって言う流れが主流でそれほど話題にならなかったはずです。


YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign - Crash and Burn ★★★ (2003-02-13 02:10:38)

足踏み行進スピードに落ちるリズムアレンジとか緩急の使い分けが良すぎ。マイク、そこまでキバって歌わなくても・・・と思わせつつBurn♪のとこで良く伸びる。そしてここ。この曲の最大のツボ。ソロ後のサビ1発後の声がクリアーになるとこがあまりに美しくてもう。


YNGWIE MALMSTEEN - The Seventh Sign ★★ (2003-02-13 02:08:00)

恐らくマイク・ヴェセーラの人生の中でのベストワークとなるであろうアルバム。
本人はLoudnessの方がBIGだったと言ってるが、イングヴェイに対する強がりのようなもので、実際はんなこたない。彼らとのパフォーマンスで本当に良かったのはSodier of Fortuneぐらいとしか思えん。
ヨラン・エドマンのような致命的に線の細いボーカルをクビにして、
ヘヴィな表現の出来る人材を入れて、なおかつ粒の揃った曲が上手いこと出来た時期の傑作。捨て曲も少ないしかなりのお買い得。


YNGWIE MALMSTEEN - Magnum Opus ★★ (2003-02-13 01:47:00)

一般的にはSeventh Signの線を単純に狙っただけの駄盤とされてるみたいです。
俺もそう思う。ヤケにインストの小曲が多いし・・・っつったら終わっちゃうか。
だがしかし。VengeanceとFire in the Skyはこのコンビならではのキラーチューン。マイク・ヴェセーラの起用はこういうのを上手くやるための人選なわけなのだから当然。バックの演奏も堅実だ。
Vengence
例のプログレっぽい展開かましてからクラシカルなソロに入るとことかキますねー。しかもリズムON状態でのクラシカルアンコールを初めて聴いた時にはビックリした。エンディングはFar Beyond the Sun以来の劇的なもの。とにかく全体のアレンジ構成がカッコ良すぎで涙出ちゃう。Never Dieより全然いいじゃん。
Fire in the Sky
イントロで既に涙。ボーカルのラインがとにかく素晴らしい。
Aメロからして美しいし、ブリッジのギターとの絡み、サビの音の飛び方の意外性、どれをとっても良い。ギターソロ後半はインプロヴァイズの割に劇的に収束している。
イングヴェイが良く豪語する「5分で書ける」というような曲では全く無いことは確かだ。


YNGWIE MALMSTEEN - Odyssey ★★ (2003-02-13 01:00:00)

Rainbowのラストアルバム同様、このアルバムの主役はジョー・リン・ターナー。
この男はプロである。Heaven Tonightのプロモなんて無茶苦茶Bon Jovi風アリーナ演出をかましてしまうぐらいでしたたかな商魂がミエミエ。アメリカンドリームのまっただなかにいた人だけにこのクセの強いギタリストとの競演で自分がどのように振舞えば良いのかが分かっていた。当時の我々の認識だとなんせリッチー・ブラックモアは雲のまた上みたいな存在なわけで、「今回は格下との競演」というイメージだったのだが、ジョーは妥協しませんでしたね。これはジョー自身が上手なギタリストの大ファンで、ある種の尊敬の念を抱くことを忘れない姿勢にあることが大きい。
時代が時代だけに少しエコー感が強すぎる感もあるが、ここで聴ける歌唱は彼のベストパフォーマンスの一つと言える。最近のソロ作ではクリーンとハスキーのどっちかに振れてしまい、微妙なコントロールを失ってしまった感があるのだが、その中間部のツボを押さえたメランコリックな歌唱は絶品である。
肝心のイングヴェイなのだが、事故後でスピードをMAXで出せないということが大いに吉ど出た。っつーか、これでも十分速いっちゅーの。彼がこのようにやや抑えて弾くとAlcatrazz時代のような水晶の如きメロディのきらめきが倍加されるので、こりゃもう一番良いアルバムになることは当然のことだったのだ。友人の言葉の引用なのだが、「ブルージーな歌唱と超速ストラトが意外と合う」噛み合わせが良いということなのである。例えばマーク・ボールズのような歌唱だとツインギターのインストみたいに感じちゃうのは俺だけではないと思う。


DIO ★★ (2003-02-11 12:19:00)

ロニーが作る歌詞テーマやその歌唱についてはどこで誰とやっても不変だったので今さら語りませんが、初期のDIOには2つの重要な要素があります。
ヴィニー・アピスの過剰フィル。ご飯よりオカズが多い贅沢感。
ジミー・ベインのビンビン鳴る硬質なベース。
この辺りを武器にして強引にHMサウンドを演出しており、これがイコールDIOのイメージとなっております。
せっかくですから、この辺りにじっくり耳を傾けてあげてください。


STARSHIP - No Protection - Nothing's Gonna Stop Us Now ★★★ (2003-02-10 03:46:13)

なんつー出来栄え。元の曲のよさもあるけど、ゴージャスなキーボードサウンドの心地よさと言ったら・・・
その中においても音の隙間みたいのも見えてくる。
とにもかくにも良質な音楽をレコードに収める技術が光る。
80年代の音楽の一体どこが古臭いのだ???
メタル耳には女性の方がちょっと黒っぽい歌い方をしてるのがマイナスだが、SARAよりこれの方が良い曲だと思うのです。


REO SPEEDWAGON - Wheels Are Turnin' - Can't Fight This Feeling ★★★ (2003-02-10 03:36:45)

ひぇー、みんな★★★
売れ線中の売れ線。この完成度の前には何も申すまい。
ボーカルの線の細さはさすがにHR/HMとはかなりの距離感があるなー。
美しいバラードの中に、掠れた感じのピッキングハーモニックスがこの大ヒット曲に色を添えます。


FAIR WARNING - Fair Warning - Out on the Run ★★★ (2003-02-09 22:49:54)

アップテンポのメロディアスROCK。
イントロのメロディだけで十分に分かるように、彼らの曲の中でも1,2を争う出来であろう。
個人的にはお約束な展開の中にキラリと光る、007のテーマみたいなAメロの裏リフが個性的で素晴らしい。


EARTHSHAKER - MIDNIGHT FLIGHT - RADIO MAGIC (2003-02-09 04:12:44)

↑RESしたくなった。
マーシーったら芳村真理に「なんでそんなに痩せてるんですか」って聴かれて正直に「貧乏やから」と薄ら笑いかましちゃって・・・
ロッキンfとか読んでて良く知ってる自分はなんだか切なかった。
この曲も良く聴いたが、それほど好きじゃなかったんだけど、
デジタルディレイ買った時に試しに使ったけか。


EARTHSHAKER - FUGITIVE - 記憶の中 ★★ (2003-02-09 04:02:34)

タイトルも含めストレートな日本語なのにかっこいいじゃん。
アースシェイカーの歌詞には「お前期」と「君期」があるのだが、これは悩み途中で3人称に逃げた「あいつ期」と言えるか・・・
人称表現で一歩引いた感じが自分にダサイ日本語詩の中でギリギリ受け入れ得る要素となった。
ミュートマ・ジャパンで掛かってたPVもまずまずの出来でした。
ギターソロは強引泣かせは本当に強引。


JOE LYNN TURNER - Slam - Bloodsucker (2003-02-09 03:52:15)

んま、お下劣なタイトル。DPにもあったか・・・
この曲の場合、曲の出来もジョーの歌もどうでもいいんです。
梶山が梶山が梶山が・・・。
ピックスクラッチ、アーミング逝っちゃいすぎ。
こりゃ70年頃のリッチーだ。


JOE LYNN TURNER - Nothing's Changed - All Or Nothing At All ★★ (2003-02-09 03:42:14)

これ、とてもいい曲です。あんまし知られてないのかなー。
サビ前サビ中にあるユニークなメロディラインにフックされました。アル・ピトレリいい仕事してます。


JUDAS PRIEST - Defenders of the Faith ★★ (2003-02-09 03:26:00)

全世界のHMアルバムの中で一番HMを体現し、かつ本人たちですら超えられないであろう最高傑作。Freewheel Burning、Jawbreaker、The Sentinel・・・
疾走とか鋼鉄とか言葉は何でもいいけど、とにかく俺の棺桶アルバムだ。
発表当初から数えて一体何千回聞いたのだろうか・・・


VOW WOW - Beat of Metal Motion - Too Late to Turn Back ★★ (2003-02-09 02:53:00)

↑なんでジョージやねん。
タイムリーでした。1stアルバムはこれと3曲目のMasquradeが肝ですかね。
イントロのハードリフにオーストラリア産AORにあるような綺麗なメロディラインが乗っていていきなりフックされるんですよ。
まさか我ら日本人の中からキーボードのソロがあって英語で唄うバンドが出てくるなんてかなり驚きましたよ。ギターも上手いし。いずれにしろ、この曲が完成した時点で彼らの方向性が見えたわけですね。今でこそ人見元基が懐かしの人になっちゃってますけど、いきなりこの曲をかついで世に出て来た時の衝撃を想像しておくんなまし。


EUROPE - The Final Countdown ★★ (2003-02-09 02:34:00)

このアルバムに関しては、出世作として扱われていて、ハイライトのタイトル曲に興味が集中しがちだが、あまり語られていないことを・・・
ジョン・ノーラムのソロが良い。
彼はほっとくとコテコテのブルーズアドリブだらけのプレイになるわけだが、それを抑えてメロディアスなソロに徹っしている。これがとことん美味。
デヴィッド・ギルモアがやるようなシナリオのあるエセブルーズね。
ペンタトニックのラインを使いつつメロディ感の強いソロなのだが、どの曲も出来が良く、特に出だしの数音の並べ方にはハッとさせられる。1,2枚目とは遥かに違う力の入ったプロダクションによるところも多いのだろうが、ストラトのフロントPUのトーンも素晴らしい。同時期に同郷のあいつが出てきてしまった為に地味に映ったかもしれないが、このアルバムに収められている彼のプレイは名演と言えるであろう。コピーもしやすく素人ギタリストにもお勧め出来るアルバム。テクニカル志向の人の「クラシカルなパッセージだけがメロディアス」という意識も外せるであろう。
しかしジョンが何故このアルバムに不満を持って脱退したかが未だに謎。どう考えてもベストテイクだと思うが。


LANA LANE - Garden of the Moon - Under the Olive Tree ★★★ (2003-02-09 01:53:40)

凄い曲ですね。
あの弦楽器のイントロを一介のプログレキーボード奏者が書いてしまうことも驚きだし、ブリッジからサビの盛り上がりは素晴らしすぎる。彼らの最高傑作かな。
癒される。
こんないいもんがあんのになんでわざわざデスメタルとかを聴く人がいるんだろか(笑)


TEN - Ten - The Torch ★★ (2003-02-09 01:42:40)

この曲のイントロのコード進行など、数100の類似曲があったりします。Let The Woman Inside You Pull Me Through♪のとこで、アイリッシュフレーバーまで使っております。
しかし彼らはそれを自分の曲に仕上げる能力は凄まじく、このような名曲になったりします。


TEN - Far Beyond the World - Scarlet and the Grey ★★ (2003-02-09 01:31:51)

この不思議なコードの響きはなかなか新鮮です。
Aメロの不快な響きにドキッとするけど、
サビでPOPもPOPも大POP。これって彼らにしては新しい技でない??
強引なドラマ演出にフックされましたけど、皆様はいかが?
音楽的に似ていると言えば、ヘヴィネスとメロディアスを同居させるのが上手いHarem Scaremかな。


TEN - Ten - Eyes of a Child ★★★ (2003-02-09 01:22:54)

明るくていい。最近のTENに消えてしまった要素ですね。
本人達はASIAを意識したのかな?
山下達郎の音楽に匹敵するくらいの男声コーラスが良すぎ。
文句の付けようの無い良質POP曲です。
ギターもメジャーキーのユニークなやつが出てくるなど聴き所満載。
堂々と★★★差し上げます。


TEN - Ten - Can't Slow Down ★★ (2003-02-09 01:16:15)

↑書かれてしまった。これはモロ。
ただし曲自体は別。
コーラスのセンスが良い。1stの好きな曲の一つ。カーステで聴くとツィーターからキーボードのシークェンスフレーズが鳴りっぱなしなのが特徴かな。
最近はこの手の明るい路線の曲が少なすぎる。


TEN - Ten - Stay With Me ★★★ (2003-02-09 01:00:02)

アコースティックギターの美しいイントロから始まるドライブナンバー。
サビ直前のダダダ、ダというブレイクも印象に残るし、「Give Us Together」「Go On Forever」っていう韻を踏んだ歌詞や、BABYSのジョン・ウェイト風の歌いまわしをする「So Wake Up Baby」のとこがグッと来ますね。モチーフはBAD ENGLISHかな。
かなりの良い曲。


TEN - Far Beyond the World - Strange Land ★★★ (2003-02-09 00:53:27)

Far Beyond the Sunでは1曲目もいいけどこの曲がイチオシかな。久々グッと来ました。聴いたことのある感はLivin' without You♪のコーラス付近。MR.BigがカバーしてたWild Worldにも出てくるね。
才能の枯渇も何もボブ・カトレイやらなんやらに曲を提供しすぎて、元々モチーフを既存のヒット曲に求めて作曲する人だけに、
そりゃネタ切れるよとは思っていた。


TEN - Ten - Lamb to the Slaughter ★★ (2003-02-09 00:40:55)

イントロはオーソドックスだが、ファルセットの所がセクシーでいい。
TENの1stなんて出来が良すぎて全部コメントしたくなる。


まんが道 - ボヨヨンロック - ボヨヨンロック (2003-02-09 00:38:07)

まさか★は沢山は付けられないが、
日本印度化計画の前アイデアみたいな作品で、
歌詞にカレー好きのヒデキが既に登場してた。


浜田麻里 - Persona - Antique ★★★ (2003-02-09 00:31:28)

極端なソフトサイドの哀愁曲。
いやー、無茶苦茶いい声出してますねー。
声を聴いてるだけで、女として好きにさせられちゃうような。
エンディングの喘ぎで抜ける奴は抜けるぞー。凄い力量だ。
なんか、「ダイナマーン!!」
みたいなメタル時代の曲もランクインしてますが、歌謡曲だろうとなんだろうと、これ聴いちゃったらあれで終わらせるには勿体ないと思うでしょ。


浜田麻里 - TOMORROW - Paradox ★★★ (2003-02-09 00:22:20)

この曲だけ取り上げてみれば自分達が普段聞くHMよりもずっと良い音楽な気がしてきてしまう。
第一演奏が上手すぎる。
メタルは勿論のことJ-POPで割とオシャレなのを聞いても、粗を見つけちゃったりするんだけど、ここで聴ける演奏は超一級品だ。
全篇を支配する哀愁味を帯びた歌詞もセンスあるし、
サビのドラマチックな展開なんて・・・もう。完全にプロの仕事。


浜田麻里 - COLORS - Nostalgia ★★★ (2003-02-09 00:14:46)

これとParadoxは珠玉の2曲。
哀愁味なんて曖昧なニュアンスを出せる女性ボーカルが日本人で
そうそういるわけも無い。
ギターのカッティングと厚いキーボードで始まる演奏は文句のつけようが無く、メタル時代とは違い無理なく歌い上げつつ、随所にテクニカルな唄法をイヤミなく散りばめている。言葉にはし難いが、オシャレな映像も浮かぶ。
センスが高いっつーかカッコイイんですよね。


PRAYING MANTIS - Predator in Disguise - Can't See the Angels ★★ (2003-02-09 00:02:41)

2ndの中で光りまくってます。
歌謡曲にも良く使われる常套手段なんだけど、ブリッジの
Not just a game, not just way to be
のところのコード進行とか、
The Message is quite clearのコーラスが無茶苦茶良いねー。


PRAYING MANTIS - To the Power of Ten ★★ (2003-02-08 23:38:00)

我らがゲイリー・バーデン参加アルバム。
彼らのアルバムの中では、捨て曲の多さとその捨て曲のどうしようも無さからクォリティの低いアルバムとされていますが、
やはり手が伸びてしまうのは、多分俺が無意識的なゲイリー・バーデンの大ファンだからであろう。
別に透明感のあるボーカルが絶対条件であるわけでもなく、
音楽的なマッチングとしては、MSG同様悪くないと思っている。
Don't Be Afraid of the Dark
Bring on the Night
Welcome to My Hollywood
Victory
Only the Children Cry
この辺りは彼らの代表曲の中に並べても見劣りしないでしょう。
Bring on the NightのPOPさを抑えて哀愁に振ったようなメロディラインはMSG時代から通じるゲイリー節と言え聴き所。


WHITESNAKE - Slide It In ★★ (2003-02-08 23:05:00)

ちょっとMIXが悪い(からリミックスされたんだけど)ボリュームを大きくすりゃ同じようなもんだ。
んで、断然こいつは名盤です。全時代を通じて一番曲の質が良い。
サーペンスはレコードとしてはサウンド的に良い仕上がりで、実績は完璧にあっちが上になったわけだけど、曲自体には魅力が薄かったりしてジョン・サイクスの独善的要素がクドい。
1,2曲弱いのも入ってるけど、このアルバムの曲の良さは聴きゃ分かるよね?
古臭いものと新しいものの合わせ方、伝統的なブリティッシュROCKとアメリカニズム商業路線との合わせ方。非常にバランスが取れていると思う。
Slow&EasyのPVの斜に構えたコージーもカッコ良かったなー。
デヴィッド本人は詳しく語っていないので勝手に想像するが、当時アメリカンドリームに酔いっぱなしのQuiet Riotとのブッキングツアー(なんと前座ですぞ)をしていたのだが、クソ生意気なケヴィン・ダブロウに色々とからかわれていたらしく、その悔しさがバネになりサーペンスアルバスのようなゴージャスな音を作る決意へとつながったらしい。結果は見えていた。
勿論このアルバムの楽曲を抱えてツアーしたわけだからその後の成功は、
このアルバムがもたらしたと言えるわけです。
というわけで、ケヴィンにピザ投げつけてやれよー。


WHITESNAKE - Slide It In - Love Ain't No Stranger ★★★ (2003-02-08 22:45:01)

だから、なんでこんな下なんだよー。
少なくともこのような掲示板に集まる人たちはマニアなのだろうから、実はSlide It inはサーペンスアルバスより優れていたことに気付いて欲しいですね。
この曲に関しては、ドラマッチクなキーボードのイントロからして最高だし、コージーのプレイも冴えてる。メロディにおける古臭さと売れ筋の融合も狙い通り。
このアルバムですら評価されなかったアメリカという国の
「マーケット」の壁には当時の日本人HRファンも本人も驚いたことであろう。


WHITESNAKE - Slide It In - Standing in the Shadow ★★ (2003-02-08 22:35:35)

なんでこの曲がこんな下なんだよー。
初期からボチボチ存在していた哀愁路線。
さらにアメリカ市場を意識しまくりで、
ブルーズ臭の抜き方の微妙なラインを心得た時期の最高レベルの曲。とはいえ音像のスカスカな感じが、
ブリテッィシュを感じさせるとこがすごくいいのだ。
ThunderのRiver of Painなんかもこのムードですよね。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Assault Attack - Dancer ★★ (2003-02-08 22:14:54)

なんともPOPで良い曲な上に、ちゃんと狂おしいギターソロ入り。
しかしPVで口をパクパクさせてるのはゲイリー・バーデンだった。
こんな例を持ち出すまでもなく、
クリス・グレンが脱退した時にベーシスト不在でライブを強行したり、
モッコリ時代のコンセプト不明のツインギター。
あげくの果てにはCD手売り。
再結成UFOでは途中で帰っちゃったりと、
「ほんとにあんたプロか?」と思わせる不思議なエピソードの数々。
やっぱりマイケル・シェンカーは「神」なのだ。


MICHAEL SCHENKER GROUP - The Michael Schenker Group - Bijou Pleasurette ★★★ (2003-02-08 21:54:50)

コメントしようがないな。
とにかく聴いて感動してくれ。


MICHAEL SCHENKER GROUP - Built to Destroy - The Dogs of War ★★ (2003-02-08 21:39:35)

イントロのギターも泣いてるし、ミドルアッパーなテンポに迫力も感じる。短いけどギターソロに狂気な部分もある。
こういった中途半端にPOPな雰囲気を継承しているバンドがいそうでいないので結局未だに聴いてしまう。