これは熱い!歌メロがとにかくいいんですよ。クサクサで。個人的には、最後のサビのラストに「True believer till my dying day」って叫んでいる、そこのバックの「ちゃ~~ら~ら~ら~」ってキーボードがなんか泣ける。この曲にいたっては、ドラムがサビでドコドコを効果的に使えていると思います。
私はこのバンドは、ディスクユニオンの鋼鉄魂で「真のヴァイキングメタルバンド」ということでその名を知りました。もっと人気があるのかなと思っていましたが、意外とそうでもないのかな?という印象を受けます。 ヴァイキングというと、私なんかはFF3をやって初めてヴァイキングという言葉を知りましたから、完全に海賊のことだと思っていました。しかし、どうもヴァイキングには「谷の人」だったか、「谷に住む人」だったかそういう意味があると聞いた事があります。Vikeというのがどうも「谷」という意味だそうな。 彼らの凄いところは、勇壮なコーラス等があればヴァイキングという「スタイル」ではなく、その精神性を表現するところだそうな…。これはおそらくあそこらへんの歴史を勉強しないと分からないことなのでしょう…。しかし、一聴して分かることは、「我々が抱いている海賊の音のイメージではない」ということです。とにかく、ブラックでもなければシンフォブラックでもない…メロデスでもない…。ではこれは?というそんな音です。初期の突進力は確かにメロブラ辺りに通じますが、やはりどことなく変わった雰囲気があります。そこがなんだか個人的に魅力です。最初に聴いたのがbelow the lightsでしたが、コレ一枚でその音世界に惹き付けられてしまいました。全体通して、大作が多めなバンドでもあります。