敬遠されがちなこのアルバム。しかし、もっともヴィタリ節が楽しめるものの一つだと私は思います。歌が入っているのに、ここまでキーボードが聴こえまくるのはかえって貴重かと。なんていうか、キーボードメタルここにありですよ。しかも、疾走タイプの③、⑤、⑩と棄てるにはあまりにおしい曲がたくさんあります。テクニカルにリズムが切り替わるのもまた面白いです。特に⑤なんて、INTO THE BLUEなんかにも負けてないと思いますが。個人的には隠れた名盤です。ヴィタリのソロ作、VK3が好きな人なら気に入るかも?
先にフルアルバムの方を買ったら、ライナーに「曲はコンチェルトムーンしかかぶってないから、ミニアルバムと侮らず入手してほしい」とあったので、購入。そういうだけあって、これは買っても損しませんね!コンチェルトムーンの魅力がきちんと詰まったミニになっております。アルバムと合わせて聴けばゴージャス気分ですよ! フルアルバム「After the double cross」の②みたいな疾走曲が好きな方、このミニの⑤もぜひどうぞ!