「アナルにハズレなし」という名言とも結びつけたくなるこのバンドの最新作がすでに完成してるらしいですな。「DOMINE NON ES DIGNUS」というタイトルで11月に出るとか。日本でいつ手に入るようになるかわかりませんが、拒食症の新作と並んで今年後半の最大級の衝撃となることは間違いないでしょう。ウヒョー、たまんねえぜ。
ブラジルのゴアグラインドの、何枚目かのアルバム。「リンファテックフレム」と読めます。何語かと思ったらきっちり英語で、辞書引いたら学校ではこんな単語は習わないだろうな、というような意味。オフィシャルらしき場所で視聴サンプルらしきものを聴いて、「これはもしかしてカッコイイのでは」と思って買ってみたら期待どおりだった。曲が短めで、唐突に「ピタッ」とおわってしまう曲が多いです。下水道ボーカルですがこの世界の中ではあまりどぎつくないです。ドラムは打ち込みらしく常に大暴走しており、ボーカルの凄まじさに演奏が埋もれ気味の「LAST DAYS OF~」とは正反対の印象を受けました。ゴアの中ではまだ聴きやすいほうだとヘッポコリスナーのわたくしは判断しましたが、どんなもんでしょうか。 とにかくこのカッコイイ音を楽しむためには、明らかに被写体の許可を得ていないであろう激グロジャケは我慢しなくてはなりません。