たぶんこれが黒夢で「LIKE A ANGEL」よりよく聴いた曲だと思う。初めて聴いたときの衝撃から、今でも思い出深い一曲。歌詞に途轍もない説得力があった。何といっても清春と人時のケミストリーあってこそ成立したこれぞ「黒夢」な一曲。カッコつけた歌詞とかルックスだけじゃなくて、思春期の苛立ちを思いのままに歌詞に叩き込んだところに等身大な感じがもろに滲み出ていて胸が焦がされる。それがどんなタイプの曲であっても説得力があるのは凄いところ。そこがこのバンドの魅力の大部分で、個人的にそれこそ「カッコいい」と感じた部分だったし、気に入ったのもそれだったかもしれない。ある意味一番尖ってて魅力的だった頃だと思う。ただ「カッコいい」だけで聴くのも自由だけど、「LIKE A ANGEL」とかその他、↑でも挙げられていたように突き刺さるように痛い歌詞に共感したとき間違いなく感動する曲が多いことに気付くと思う。聴けば聴くほど親近感湧いてくる、そんなバンドのなかでも一つ外れて特別だった存在。それにしても懐かしい・・PVは今見ても素晴らしい。
DRUG TREATMENTのイメージを、Sadsの「紫」みたく印象付けるかのような曲であり(ここまではただ各個人の捉え方)、ライヴジェリックな一曲。ライヴではさらに暴虐度が増している。中毒性あり。「See Yead Can See Yead・・・DESTRUCTIONーー!!!」(新宿LOFT) この曲間がたまらない。