イジー脱退直前のアメリカ公演の一つ。2枚組。 1992年の公演と、93年の公演が何曲か収録されている。 一発目から「Right Next Door To Hell」とか勢いあって良い。 アクセルの喉も93年の「F*CKIN~」より全然調子良いから聴いてて苦にならなかった。 それに演奏もまあまあ聴き取れるし、選曲もほぼ文句が付かないくらい良い。 後半の「Estranged」と「Sweet Child O' Mine」なんかが個人的に特に良かった。 「Estranged」の臨場感がたまらない。さすがに「LIVE ERA」より音が軽いけど、目の前で歌ってるような錯覚がある。「Sweet~」が始まる前のアクセルのパフォーマンスも何気に聴きどころ。
GUNS初の公式ライヴ・アルバムにして全盛期のライヴ。 一曲目「Nightrain」で掴み抜群。それに畳み掛けるように「It's So Easy」「Mr.Brownstone」「Welcome To The Jungle」と、立て続けに定番揃いで、テンションの高さは圧巻。その後「It's Alright」、そして「November Rain」への展開が今作のハイライト。数多いブートより全体的にバランスも良くて最後まで充実したライヴ盤だと思う。(一応まだ聴きたい曲はあったけど)あえて言えば、同じくZEPの「伝説のライヴ」と比べるとどこか弱さを感じる‥まぁ、あのバンドと比べると仕方ないけど。 ともあれ、これはこれで聴き応え十分。ファンなら聴いておくべきですね。
HANOI ROCKS再結成の第1弾アルバム。実質は再結成ですが再結成という感じがしないですね。彼等に相応しい先行シングル「PEOPLE LIKE ME」を筆頭に、「OBSCURED」などのマイケルのソロを思わせる痛快なR&R、「IN MY DARKEST MOMENT」といったメロディアスなバラードも素晴らしい。バンドの17年以上の空白を思わせない程の作品で、進化しつつもバンドの根本を崩さないところに「再結成ではなく再生」と語ったバンドの意気込みが伝わってくる。むしろマイケルとアンディの強烈な2人の個性あって成立する不思議なマジックが自然とそうさせているのだろう、という気もする。痛快無比のHANOI ROCKSのR&Rスピリットと特徴的な哀切のメロディが健在している。
今更ながら、キスク時代最後にして衝撃の名盤。ただ、よく名盤名盤と騒がれる作品に対して、この作品はその中の稀な本当の名盤だと思った。'格'が違う。#Invitation~#Eagle Fly Free,#March Of Time,#I Want Out,#Keeper Of The Seven Keysを著頭に、どれをとっても「守護神伝」。今尚数多くの尊敬を受け、孤高の域を誇る完璧なる画期的作品。妥協のない歌唱、演奏、展開、構成、全てが輝かしくドラマティックで神秘的な歴史的名盤。
訂正。「キスク時代最後にして」と書けば「他にもアルバム出しただろ」と突っ込まれるだろうと察知し、誤解を解きます。変な話、自分にとってあの作品がキスク時代の最後だった。大半の方々がそう思われているのでは、と思いますが。。以降のキスク作は正直駄作と呼ばれても納得せざる得ないのだが‥決してここで駄作呼ばわりするわけではないし、そのつもりもない。むしろ守護神伝の存在の重さがその比にならないものだったので、ということが言いたかったのです。。。 「March Of Time」‥久々に聴いてみた、やっぱハロウィンだなぁ。。