R&Rの重鎮として君臨する彼らの1979年発表の作品。これが野性的ヴォーカリスト、ボン・スコット最後のアルバムで、この世界的成功の直後にアルコール中毒で他界する。 硬派で無武骨なR&Rバンドそのものであり、理屈抜きにロックン・ロールの格好良さを証明してみせた傑作。それにしてもボン・スコットが本当に煌びやかだ、一発のシャウトで悶絶させてしまうあの存在感は凄い。やはり偉大なシンガーとして刻まれるべきだろう。Vo,G,リズム全体の雰囲気はシンプルにしてキャッチー、聴く度に「縦ノリ」の魅力にゾクゾクさせられる。バンドから発散される猪突猛進なエネルギーはロック・ファン必聴としか言いようがない。 そして「Highway To Hell」ではイカれまくれ。
'97年発表のトリビュート盤。「Highway To Hell」から「T.N.T.」まで有名な曲を全12曲収録。ジョー・リン・ターナーが歌う「Back In Black」がなかなかカッコいい。 他にもセバスチャン・バックとか色々なアーティストが参加していて楽しい内容です。オリジナルと比較しながら聴くと面白いかも。
復活を機にエアロがライヴ・アルバム「Rockin' The Joint」をリリースするそうです。10/26に発売が予定されています。 HMVによると、2002年1月11日に行われたラスベガスのハード・ロック・カフェ内にあるライヴ・ハウス「THE JOINT」でのプレミアム・ライヴの模様を収録したものだそうです。初回限定盤にはDVD付きです。現時点では収録内容は未定とのこと。価格も未定。
ビッグネーム、AEROSMITHの代表曲、佳曲を全23曲、約2時間収録され た贅沢なライヴ盤。内容は、いきなり名曲「Eat The Rich」で始まり、 定番の「Love In An Elevator」へと掴みはばっちり。その後は名バラード 「Cryin'」「Angel」のライヴならではの臨場感を感じられる。そして、 その後もアルバム「PUMP」からのヒットナンバー「Janies's Got A Gun」、 それに続き「Amazing」と、中盤に至るまでの時点ではしっかりとまとめて きてるな、と思える充実した展開で畳み掛けてくる。で、初期エアロの 名曲中の名曲、痛快なロックナンバー「Back In The Saddle」で 第2章(?)の幕を開ける‥それにしてもここからの展開はとにかく凄い。 終盤までの流れを見てみると、初期エアロの名バラード「Dream On」、 それに続き「Crazy」、そして「Mama Kin」、その勢いで「Walk This Way」、 さらには「Dude(Looks Like A Lady)」、で、アルバム「PUMP」からの 名バラード「What It Takes」、ラストは定番ソング「Sweet Emotion」で締めくくる‥、前半もかなり充実してるけど、考えてみればその時点でやらなかったお楽しみを後半のために蓄えておいたのか、と思わせるほど凄いものがある。まぁバンドの大体は美味しいものを後半に用意しとくのが当たり前だと思うけど‥しかし、そうやって見てもここまでやるとは凄い。お馴染みのナンバーの連続で畳み掛けるとばかりに魅せまくってくれる。てか「畳み掛ける」のはまさに後半かな、って思う。音質も良好だし迫力のライヴ・サウンド、ライヴの臨場感、「熱気」が心地良い。個人的にロックライヴの醍醐味を味わえたこのライヴ盤は充実度が高い。まぁ、お気に入りな「Rag Doll」も演っているので嬉しかった。お見事。
「古巣」がエアロに無断で出したライヴ・アルバム。8曲収録されている。 選曲は、「Dream On」「Mama Kin」などの定番はたしかにいいけど、"アンコール"なナンバー#Train Kept A Rpllin'を一発目で演ってしまうあたりはちょっと強引な気がする。 …腹を立てたエアロが後に出した"エアロ公認"ライヴ・アルバム「CLASSIC LIVE Ⅱ」よりこっちが断然売れましたもんねぇ……。皮肉というか…。
「CLASSIC LIVE」の後に発売されたライヴ盤。 あんまり評価されてないなぁ、、現にあっちのほうが売れたんだけど。 にしても少ない。。決して悪くはない。 まさに初心者からマニアまで幅広く対応してる良い選曲だと思うし、STORMBRINGERさんが挙げているとおり、貴重な「Movin' Out」「Let The Music Do The Talking」まで聴けるんで個人的に嬉しかった。 まぁ、エアロファンでもそうじゃなくても聴く価値はあると思う。
個人的な印象、過去の熱気というよりはむしろ↑でも挙げられていたように爽やかで涼しい様子。まぁ、楽曲自体は悪くもなく、エアロだなぁと思えるものもあったり楽しめるんだけど。それに「Jaded」「Miss A Thing」はお馴染み、一般的にも受けが良いのも確か。アルバムの構成という面では‥ま、たまにはこんな感じもありかな、と/汗。
しっとりとした歌い出しから~サビで一気に盛り上がるエアロバラードの定番のようなバラードだけど、この曲はとにかくメロディが美しくて泣ける。サビに向かって解放していくタイラーのシャウトがたまらない。エアロの歴代バラードの中でも叙情な壮大さならかなり上位の曲だと思います。とっつきやすさもあるし、「Miss A Thing」とかと同様にPOP路線のエアロをアピールするバラードの一つ。「Miss A Thing」よりも「Jaded」よりもリピートしたJPPの感動的な一曲。