「HEAVEN AND HELL」、完璧すぎるストーリー。オリジナル・ラインナップ、あの圧倒的な存在はとにかく凄まじい。だけど、ロニーが歌うこの曲も、アイオミ、ギーザー、ビルという"神"がいる。ロニーの歌唱力の素晴らしさもさることながら、やはりアイオミ、ギーザー、ビルの存在がいかに偉大かを認識させられる。偉大なるアイオミのリフ、究極のリズム隊‥間然いれる所がない、凄すぎる。
2枚組ベスト。ファンにしてみればこの選曲はいただけない感じが。最も、入れるべき名曲が漏れているうえ、「何故これ?」という曲が圧倒的に多いのが痛い。DISC 2は正直「ダメ」だと思った。DISC 2こそ選曲を練ってほしかったし。個人的には穴埋め感が否めない。全体的にみてDISC 1の選曲が圧倒的に優先されている気もする。だからといってそこまで徹底したと思われるDISC 1の構成を考えてみても、収録すべき漏れ曲(入れて欲しい曲)はまだあっただろうと思う。たとえば、初期なら「I'm Alive」「March Of Time」とか、近年なら「All Over The Nations」「Salvation」、それに「We Burn」等々、定番ナンバーはもちろん・・。ちょっと隙アリかな、っていう中途半端な構成に残念な印象が拭えない。まぁ、それは第三者がどうこうできる問題じゃないと思うし、しょうがないが。ただ、単にそれは求めるファンの次元がわがままな場合だけであって、これから聴こうとしている人なら初期~近年までのハロウィンに手っ取り早く触れられるベスト盤なのは確かなので、まずそのへんはさほど、というか何ら気にならない範囲だとは思います(笑)正直アンディの存在を受け入れることに時間がかかったが(今はやっと免疫が付いてきたw)、やっぱりカイ、キスクから聴いた一ファンとしての思い入れの強さで、HELLOWEENは「守護神伝 完全版」こそベスト盤と称えたい(当然。それに実際好きな曲多いし)。←ここで言う事じゃないですね。。。
このアルバムでまず言えるのは、全編通して格好いい曲が多い、ってこと。 アニメ「INITIAL D」の劇場版「INITIAL D THE MOVIE」のバトル シーンでお馴染みのあのナンバーからこのナンバーまで、寄せ集めた感などさておきとにかく熱く、それに哀愁あり、と聴き応えのある疾走ナンバーが目白押しになっている。 これは初めて聴く人でも耳馴染み良く楽しめると思う。まぁ、個人的にも「ドライヴィング・アルバム」としてのノリの良さなら上々の出来映えだと思うし、なんと言っても魅力的なメロディの楽曲群に感動すらする。ナイト・ソングとしても雰囲気を一層醸し出してくれると思います(?)
ビッグネーム、AEROSMITHの代表曲、佳曲を全23曲、約2時間収録され た贅沢なライヴ盤。内容は、いきなり名曲「Eat The Rich」で始まり、 定番の「Love In An Elevator」へと掴みはばっちり。その後は名バラード 「Cryin'」「Angel」のライヴならではの臨場感を感じられる。そして、 その後もアルバム「PUMP」からのヒットナンバー「Janies's Got A Gun」、 それに続き「Amazing」と、中盤に至るまでの時点ではしっかりとまとめて きてるな、と思える充実した展開で畳み掛けてくる。で、初期エアロの 名曲中の名曲、痛快なロックナンバー「Back In The Saddle」で 第2章(?)の幕を開ける‥それにしてもここからの展開はとにかく凄い。 終盤までの流れを見てみると、初期エアロの名バラード「Dream On」、 それに続き「Crazy」、そして「Mama Kin」、その勢いで「Walk This Way」、 さらには「Dude(Looks Like A Lady)」、で、アルバム「PUMP」からの 名バラード「What It Takes」、ラストは定番ソング「Sweet Emotion」で締めくくる‥、前半もかなり充実してるけど、考えてみればその時点でやらなかったお楽しみを後半のために蓄えておいたのか、と思わせるほど凄いものがある。まぁバンドの大体は美味しいものを後半に用意しとくのが当たり前だと思うけど‥しかし、そうやって見てもここまでやるとは凄い。お馴染みのナンバーの連続で畳み掛けるとばかりに魅せまくってくれる。てか「畳み掛ける」のはまさに後半かな、って思う。音質も良好だし迫力のライヴ・サウンド、ライヴの臨場感、「熱気」が心地良い。個人的にロックライヴの醍醐味を味わえたこのライヴ盤は充実度が高い。まぁ、お気に入りな「Rag Doll」も演っているので嬉しかった。お見事。