GUNS初の公式ライヴ・アルバムにして全盛期のライヴ。 一曲目「Nightrain」で掴み抜群。それに畳み掛けるように「It's So Easy」「Mr.Brownstone」「Welcome To The Jungle」と、立て続けに定番揃いで、テンションの高さは圧巻。その後「It's Alright」、そして「November Rain」への展開が今作のハイライト。数多いブートより全体的にバランスも良くて最後まで充実したライヴ盤だと思う。(一応まだ聴きたい曲はあったけど)あえて言えば、同じくZEPの「伝説のライヴ」と比べるとどこか弱さを感じる‥まぁ、あのバンドと比べると仕方ないけど。 ともあれ、これはこれで聴き応え十分。ファンなら聴いておくべきですね。
このアルバムは素晴らしい。ここでは若い頃のBON JOVIで聴けた荒くれだった80年代の'華'の面影はなく、90年代に突入し、ここではむしろしっとりとした質感を重点におき、渋く哀愁のある'大人のロック'の苦み、感動を堪能させてくれる。「KEEP THE FAITH」も同様、彼らはこの時代から円熟期に突入する。
個人的な印象、過去の熱気というよりはむしろ↑でも挙げられていたように爽やかで涼しい様子。まぁ、楽曲自体は悪くもなく、エアロだなぁと思えるものもあったり楽しめるんだけど。それに「Jaded」「Miss A Thing」はお馴染み、一般的にも受けが良いのも確か。アルバムの構成という面では‥ま、たまにはこんな感じもありかな、と/汗。