いわずと知れた、日本でも人気を誇るデスメタルバンドの衝撃のデビュー作。 初期はブラックメタル色が強く、また現在では聴かれないネオクラ路線の曲がズラリと並んでいます。 まだ垢抜けていない感がありますが、“Lake Bodom"、“Touch Like Angel Of Death"といったライブでも重要な曲が収められていますので、これは買いでしょう! “In The Shaddows"は隠れた名曲。
Children of Bodomや Arch Enemyといったデスメタバンドにちょっと物足りなさを感じ始めていた頃になにげなく購入して、いきなり1曲目から戦慄を覚えました。 今までDark Tranquillityというと濃い~デス声にコテコテのメロディがくっついたようなイメージが勝手に自分の中にあって・・・。しかしそんな先入観はこの1枚で完全に消え去りましたね。 確かにミカエル=スタンネのデス声は濃い方だと思いますが、B級バンドのそれとは一線を画しておりむしろ聴きやすいと思ったくらい。全体的に聴かせるギターソロは少ないにも関わらず、リフのメロディがそれを補ってあまりあるほどで、退屈させないですね。キーボードの存在が気になるところですが、ネオクラ路線ではありません。時にはメインのメロディを奏で、時には引き立て役として随所でいい味を出してくれています。