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H・Wさんの同意された発言一覧 1-10
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H・Wさんの同意された発言一覧 1-10



BLUE MURDER - Nothin' But Trouble ★★ (2011-01-03 00:00:12)

最近聴きなおしたら、案外良かった、というアルバムのひとつ。

発表当時は、「スカっと垢抜けたサイクスなんぞ、誰が求めるものか。」と思っていた。
ファーストの持っていた荘厳で格調高い雰囲気はどこへいったのか、と涙したものである。
応募券で当選したジョンのビデオが唯一の救いではあったものの(あれ、どこへいったかなあ)、本当にこのアルバムには良い印象が無かったのだ。

あれからもう、15年以上経った耳で聴いてみると、まあ、そんなに目くじらをたてなくとも良いではないか、と、当時の僕を諭してみたくなるような出来。
確かに垢抜けてはいるが、だからと言って決してアメリカ人には作れない部類の「アメリカナイズ」ではある。

いや、そもそも、あの純英国産ホワイトスネイクをアメリカで爆発させた張本人に、僕らは一体何を求めていたというのだろうか。

同意者: スラッシャー少佐


BON JOVI - New Jersey ★★ (2002-09-07 00:24:00)

ハードロックが最も華やいだ、あの素晴らしき時代の空気がいっぱいに詰まった、宝物のようなアルバム。
どの曲もきらびやかなエネルギーに満ち溢れていて、しかもメロディーが素晴らしい。
したり顔のロックマニアは、マイナーで斜めに構えたような音楽ばかりを愛聴する傾向にあるが、いかなる「通好み」なロックバンドでも、これほど大量の良質メロディーを生産する事は出来ないだろう。
「LIVING IN SIN」や「BLOOD ON BLOOD」の、あの突き抜けていくような感動を前に、いかなる理屈も無力である。
「売れてるから聴かない」というひねくれものの諸君。わざわざ損をしてはいけない。
いけないぞおおお!
・・・失礼。

同意者: LAメタルこそ我が起源


GUNS N' ROSES ★★ (2002-10-22 01:44:00)

サマーソニック02・・・
メロコア、メロパンク、ミクスチャー、ヒップホップ。現在ロックシーンのメインストリームを代表するバンドたちがひしめく中で、堂々ヘッドライナーを務めたGN'R。
正統的HRが隅っこに追いやられている現在のシーンの中にあって、彼ら(彼?)の存在はむちゃくちゃ頼もしい。
そういえば、きらびやかで過剰装飾気味なHRシーンを、アウトロー的カッコよさとシンプルなノリでおもいっきり蹴り飛ばした彼らこそが、全ての始まりだったのかもしれない。
ウィザーのファンも、オフスプリングのファンも、ドラゴンアッシュのファンでさえ、「カッコいい!!」と口をそろえるガンズの圧倒的存在感。
「いかにも現代風」な若者がアクセルのカッコよさに震えるその姿に、ぼくは感動を禁じえなかった。
僕は声を大にして言いたい。
「GUNS N' ROSESはハードロックバンドだ!まじりっけなしのピュアロックバンドだ!!わかったか、おまえら!」と。

同意者: STREETNOISE


LAST AUTUMN'S DREAM - Saturn Skyline - Pages ★★ (2008-02-03 02:11:20)

これはもう、超合金ロボがギューンと飛んできて、くるくる回ってガシーンと合体する映像を重ねたくって仕方が無い。
サビのあたりで背後から後光をかざせば、たとえロボコンでもガンダムに見えるだろう。かっちょえー!

同意者:


MEGADETH - The World Needs a Hero ★★ (2002-12-01 01:50:00)

一撃必殺の名曲は、ここにはない。
しかし、どこを切っても味わいがあり、しかも噛めば噛むほどジワリと染み入る素晴らしいアルバムだ。
天才デイヴ・ムスティンの、「シニカル&キャッチー」という絶妙のセンスは全編で発揮されており、少なくとも駄曲はない。
さらに今回は、名人アル・ピトレリと変人デイヴ・ムスティンのギターが実にバランスよく配合されており、どちらのプレイも素晴らしく効果的だ。これならマーティー・フリードマン不在を嘆く必要は全くない。
いや、マーティの東洋風なよなよメロディーが出てこないぶん、ソリッドでストレートな味がして、個人的にはこちらの方がかなり好きだ。
・・・好きだったのに・・・。
とほほ。

同意者: AMASAG


RAINBOW - Stranger in Us All ★★ (2003-03-04 12:55:00)

80年代後期からHRを聴きはじめた僕にとって、リアルタイムに生きるリッチーはすでに「過去の人」だった。
「SLAVES AND MASTERS」はいいアルバムだったが、手癖一発のソロイングや、大人の薫り漂う落ち着いた作風に、「ロックミュージシャンが歳をとること」をちょっと寂しく考えさせられたものだ。
「BATTLE・・・」の時は本当に悲しかった。過去の作品が何枚もマイ・フェイバリットとして君臨していただけに余計つらかった。
そんななか、このアルバムを聴いた瞬間、爆発的に血圧が上昇した。
「盆と正月と誕生日とクリスマスがいっぺんに来て、ついでに奥歯の異物がとれた」
ぐらいの猛烈な感激だった。
冷静に過去の黄金作品群と比較して、「80点だな」などと評価する人もいるが、そういうレベルの話ではない。
ぼくにとっては、この作品ほど、深い思い入れのあるアルバムはない。

同意者: New Lynn Turner


VANDENBERG'S MOONKINGS - MoonKings ★★ (2014-04-21 02:40:26)

「彼」が動き出したと友人から聞き、懐かしさもあって久しぶりにCD屋に足を運んだ。
いやもうこれが本当に久しぶりで、最近は音楽と向かい合うことも減って、心もすっかりガビガビになっていたかもしれないが、そんな僕をふと我に返らせる力があるねえ、あの頃のミュージシャンの名前には・・・。
ふとクレジットを見ると「Sailing Ships」の曲名があり、ああ、やっぱりあの曲は彼にとって思い入れの深い曲であったのだなあと妙に納得しながら家路についた。

さて、内容だが、
彼が再始動するとして、いきなり初期VANDENBERGの方向性は無いだろうと覚悟はしていたが、やっぱりサプライズは無かったようだ。かといってMANIC EDENほど土臭い感じかというとそうでもなく、うーん何というか、安直な表現で申し訳ないが、WHITESNAKEとLED ZEPPELINの名前は誰が聴いても挙がるだろうと、まあそういうアルバムだ。(聴く人が聴いたらTHE BLACK CROWSの名前も出るかもしれない。)
だが、特筆したいのは④とか⑦で魅せるストリングス絡みのメロディックでスローな曲で、ここでの表現力ばかりは、単純に前出のバンドとごちゃ混ぜで語るのもはばかられる。

エイドリアンのギターについては、90年代以降の彼らしく、深くて速いヴィブラート以外特に強い個性を感じさせない、非常に楽曲オリエンテッドなプレイであり、何も知らずに聴いた人は、まさかこのバンドにギタリストの個人名が冠されているとは思わないかもしれない。
替わって存在感を示しているのはヴォーカル。
歌メロはそのまんま、デヴィッド・カヴァーデイルだと思えるところが無視できないほどたくさんあるのだが、声質の魅力がある。ちょっとハスキーで、例えるなら、クラウス・マイネ味のふりかけを薄ーくかけたような感じで、個人的には大変好き。
こういう感じはいつか昔に味わったことがあるぞ、と思ったら、ディオに対するトニー・マーティンの時だった。

最後に、やっぱり気になる「Sailing Ships」。
長い長いインターバルを経て、ようやく作曲者の意図通りの形で録音されたこの曲、
僕らが待ちわびた「正しい姿」であるはずで、確かに文句のつけようのない佳曲ではある。あるのだが、正直、こうやって聴いてみると、いや、ヴァイのアレンジも捨てがたいじゃないか、と思えてしまった。
こうなると、Slip Of The Tongueの他の曲も俄然興味がわいてきた。
あのアルバムはエイドリアンにとって、心残りな記憶なのだと思うので、ここはもういっちょ、Wings Of The Stormもお願いしたいところである。

・・久しぶりのことで意気込みすぎて長文になってしまったが、最後まで読んでくれた人がいたら、ありがとうございました。イロイロ理屈捏ねてますけど、良いアルバムだと思うので、買ってみてくださいw

同意者: ココココココココココ


WHITESNAKE - Slide It In - Guilty of Love (2003-11-15 23:46:46)

昔ポンキッキでやっていた「パタパタママ」に似ている。(わかる?)

同意者: ライキチ


YNGWIE MALMSTEEN - Marching Out ★★ (2003-05-07 00:50:00)

25回ぐらいテープにダビングしたのかと思うほどの、奇跡的な音の悪さは特筆。
ノイズもひどい。ドルビーBだ。(意味不明)
肝心の内容の方が、あまりに素晴らしいから始末が悪い。
保存状態の悪い国宝級文化財のようなもので、これは専門のプロジェクトチームを組織してちゃんと復元作業した方が良い。必要なら小遣い叩いて寄付する。

同意者: こ~いち


YNGWIE MALMSTEEN - Rising Force ★★ (2002-11-09 02:34:00)

天才イングヴェイ・マルムスティーンの記念すべきファースト・ソロ・アルバムは、彼が幼い頃からずーっと暖めていた構想を一気に具現化した一枚であり、そういう意味では協奏曲「新世紀」に匹敵する、エポックな作品である。しかも構想の実現レベルはこの時点ですでに完成形。決して「意あって力足りず」で終わっていないから凄い。(新世紀のほうは若干詰めが甘い気がする)
だから、その後の彼のHR作品にこのレベルの仕事を求めるのは酷だ。
何せ作品に費やした実質の時間が違いすぎる。
一年1枚のハイペースでは、二度と「ブラック・スター」は作れないと思うのだが・・・。

同意者: フラットドネス