この曲が1曲目ということに疑問がある方が多いようですが、僕はこういった少しムーディーな曲で始まったことが凄く良かったです。ほとんどこういう意見の方はいませんが。 楽曲的にも好きですし、リフは大元はIRON MADENの「THE NUMBER OF THE BEAST」のボーナス・トラックにある"Total Eclipse"という曲だと思います(笑)。 ともかく、この雰囲気が好きです。もし、"Motherless Child"とかで始まっていると、このアルバム特有の浮遊感みたいなものがなくなるような気がします。 ホントに天邪鬼の意見ですが、僕は自然にそう思いました。
あのブレイクのあとの「ウッ、ウッ、ウッ!」というのは、ライヴでどう表現していたのだろうか? ファースト・ライヴである浅草の時に、"Starlight"というタイトルで2曲目にやっている。 ソロは、"S.D.I."と同じようにサビの「お~まえは~♪」の部分のメロディを途中に絡ませていることで非常に印象深くなっている。このアイディアは、イングヴェイの"I Am A Viking"にもあるが、結構、ソロ作りのなかでは重要な手法の一つである。 楽曲としては、少し平凡だが、このアルバムは最も好きなので、飽きることはない。
この曲は、YoshikiさんがCINDERELLAの"Don't Know What You Got(Till It's Gone)"を聴いて、「これは凄いバラードだ!」と思い、対抗して書いたという発言がありましたが、僕はどちらかというとCINDERELLAの曲の方が好きです。 初めにこの曲を聴いた時は、へヴィ・メタル(いや、スラッシュ・メタル)バンドがこんな曲をやっていいのか?とか思ってました。(合唱祭でやるようなバラードだな、と)しかし、ライヴで何度も聴き、また社会に出て、営業マンを1年やった時に、いろいろな社会の構造を見たときに、何故、この曲が説得性をもっているのかが分かった気がしました。 今でも"Unfinished"、"Longing~跡切れたメロディ~"とかの方が好きではありますが、この曲がバンドの手を離れてもずっとファン、そして、日本人の心にずっと宿り続けることは間違いないでしょう。 ライヴでの延々と続くあのサビの合唱は、本当に凄かった…。もう思い出ですが…。
この曲をまだライヴで聴いたことがないです。日本では、ロニー時代に来てやったのかな? BLACK SABBATHで最も好きな曲は、コレと"War Pigs"ですが、ともかく、この曲は予備校時代('87年ごろ)、狂ったように聴いた。リフも、ギター・ソロも、ヴォーカル・ラインもかなりキャッチーなのだが、イントロのベース・ソロを忘れてはならない。 ちなみに歌詞の内容は、人間に恋した悪魔の曲とギーザーが言ってました。「デビルマン」か??(笑)
迷盤の誉れ(?)高いこのアルバムですが、'80年代から聴いている私ですが、はっきりいってやりすぎではありますが、好きです。 多分、嫌いだと言っている作った本人たちよりも、結構気に入っている人たちがいるのではないかと思うのです。"Bitter Regret"のような往年のナンバーを彷彿させる曲も入っていますが、他に"Puppet On A String"、"Convenience Store Messiah"、"Hard To Believe"のような佳曲がかなり入っています。 もう少し煮詰めたら、もっとよくなったのと、曲を減らした方がよかったかもしれませんが。 DOKKENファンとしては、かなり異端だと思われるでしょうが、私は、好きです。 どういうスタイルでもDOKKENはイケてます。 METALLICAとの比較になってしまうけど、「LOAD」、「RELOAD」で実験に走った事がMETALLICAにプラスになったと思うけど、あの作品群は、あまり好きではなかった。 それなら、このDOKKENのアルバムの方がずっといいと思ってます。個人的には、ですが。