こんなこと書くのどうかと思うけど、"Deathland"からこの曲への展開って、METALLICAの"Fight Fire With Fire"から"Ride The Lightning"に移行するところと似てない?というか、この曲、"Ride The Lightning"みたいじゃない?イントロのリフのインパクトとそのあとの刻みとか…。 メロディは全然違うし、曲としては凄い良い。摩訶不思議な展開をする。でも、リフから作った感じがします。
BON JOVIの"You Give Love A Bad Name"より前にあのイントロを三声コーラスで入れるパターンの楽曲をやっている。昔からあったのだろうけど。 リフがシンプルで、メロディがポップで、へヴィ・メタルであるけれど、ポップスかもしれない。 ギター・ソロは最高。PVもかっこよかった。 最高傑作の一つ。
LAメタルの中で、最も正統的なへヴィ・メタルであり、メタルの歴史の中でも最高峰の曲の一つだと思います。 リフ的には、オジーの"Bark At The Moon"を彷彿させるところもあるが、ともかく、リフの途中の異常なピッキング・ハーモニクスの音がヤバイくらいに音が外れているのに、それが、ギリギリのところでノイズにならないですんでいる。 ギター・ソロは、火を吹くように物凄い。歌メロも非常に綺麗である。 ただ、ライヴでやると、いつもあのイントロのリフがグシャグシャにきこえるので、今ひとつだ。 歌詞は、当時はまだ問題が深刻になっていないAIDSに関して歌っている。 現在('04年3月)、小学生が援助交際でHIV感染してしまうほど深刻になっている。 "She promise paradise with the kiss of death" ただし、キスではうつりません。(ちょっと蛇足が多すぎましたね。)
この曲は、詞もそうだけど、なんか、始めのアルペジオだけで、恐ろしくなる…。なんかひび割れた窓があって、そこから夕方の西日がさしてて、枯れた気があって…みたいな、なんかそういう感じの、不気味な雰囲気を感じる。 ロブのヴォーカルも理性と狂気の狭間を行き来していて、もう、なんともいえない。 RENAISSANCEの"Ashes Are Burning"とか、SCORPIONSの"Fly To The Rainbow"とかみたいな感じの大作なんだけれども、("Deceiver"と併せてね。)コレが一番コワイ。でも聴いちゃう。 '80年代以降の彼らには見られない、なんかやっぱり混沌としたサイケ的なものも感じる。 コワイ…。
昔は、そんなに人気あった曲でもなかったんだけどね。なんか、「NO PRAYER FOR THE DYING」の時あたりから、物凄く評価が高くなったような気がします。 僕は、このアルバムのエンディングを飾るにふさわしい終末感のあるリフが好きです。 今日も聴いたけど、このアルバムは、捨て曲が一曲もないので、これも当然、特別扱いではなく超名曲になりますね。
アコギからスタートするところは、METALLICAの"Fight Fire With Fire"や"Battery"的だが、セカンドの"Choir Of The Damned"~"Ripping Corpse"の展開にも同じものがあるから、ある意味、スラッシュの常套手段である。 このアルバムでKREATORはスラッシュ・メタルとしては飽和点に来てしまったとミレが言っていたが、それが分かるようなもう、ホントにアイディアを出しまくったという感じの完成度の高い正統派スラッシュ・メタルで、ある意味ではLED ZEPPELINの"Achiles Last Stand"的なてんこ盛り状態作品かもしれない。 ミドル8で嵐のSEの後にいきなりメジャー・キーになって変にポップになるところとか、もう、凄すぎるです…。
「生きるまで死ね!」とは、多分、「死ぬまで生きろ!」という歌詞も出てくる辺り、つまり全力で生きろということだと思います。 AIONのスピード・メタルの中では、かなり正統的です。エンディングのGun The Way~のところで、いきなりダークになる展開もいい。 ともかく、ギター・ソロは、物凄い気合の入りよう…。Izumiさんの速さはシャレじゃないですな。
METALLICAの"Thing That Should Not Be"のようなテンポで、超へヴィなナンバー。それまでのスピード一辺倒というYANKEESのイメージからは考えられないほど、スローな曲で、発表当時、ライヴでは「速い曲で盛り上がりたい」層からかなり不満が出ていた。 けれど、俺は、こういう楽曲が大好きなので、最高に燃えた。 リフがともかく、カッコイイ。
やっぱり、本当に北欧の冷たさを感じるイントロが凄まじくカッコイイ。このパートだけでもオーケストラ公演でやって欲しかった。 "I Am A Viking"系のヴァイキング・リフを持つ曲だが、(ヴァイキング・メタルではない!!)かなりのお気に入り。 従兄妹のバイオリニストとバンド仲間でコピー・バンドやれないか?と考えたけれど、従兄妹の方がクラシックしか興味ないから、やってくれないだろうな。 だって。ライヴではイングヴェイ、絶対やらないんだもん!自分でやってやるとか思ってしまう。
この曲は、実はサビの歌詞というか、タイトルそのまま、"So Many Tears"の同じメロディ部から持ってきているんですな。イントロは"Kiss Of Death"のようだし…だけど、それでもカッコイイ、というところが、ミソ。 それに、だからといって、全編、同じじゃなくて、別の楽曲として成立しているから…ドンも、意識して流用したのかもしれない。