IRON MAIDENの曲のようなリズムだと思った。最初は。(というか、こっちの方が先なのだが。) LED ZEPPELINの曲の中では最もマトモ、かつ正統派。さらに、「様式美」という言葉も想起させる。 ZEPPELINはへヴィ・メタルと呼ぶには、あまりにも音楽的に広がりがありすぎるけれど、この曲は、純粋にへヴィ・メタルと呼んでも良いような、そんなマトモさがある。 ただ、プラントの「あ~ああ、あ~ああ」とかああいった部分は、やっぱり、ヘンな部分があってZEPPELIN的だとおもうけど。(笑) ギター・ソロにしろなんにしろ、全て完璧、最高傑作のひとつ。
元々は、「LIVE AT EXPLOSION」に収録されていたナンバーで、その頃はイントロにへヴィなパートがついていたが、このヴァージョンでは、いきなり切り込んでくる。 物凄くストレートなスラッシュ・メタルだが、その直接的な歌詞とともに、非常に鋭い感触を持つ曲だ。 のちにSABBATがカヴァーすることになった。
この曲がこのアルバムのハイライトです。物凄い即興の嵐で、ヴォーカル・ラインにはまだブルーズ的な部分も残っていますが、その質感は、まさにメタルのそれです。 BLACK SABBATHのように、形が整ったリフというものはないですが、なんとなく、リフっぽいものが出てきます。 ともかく、イントロを聴いただけでメタル者なら血が沸き立つはずです。いや、メタル者だけではない、これは、パンクスにもオススメです。まあ、どちらにとってもご先祖様ですからね!
「偏執狂」という名前にピッタリと言えるほど、ライヴでは欠かせない曲。「REUNION」のヴァージョンでは、オジーのライヴでのパターン、「ヘイ!」をやるため、アイオミ先生がギターのトーンをかえて、ちょっとジャズっぽいフレーズを入れてやっているけど、やっぱり、この曲は、オジーの盛り上げ方をアイオミ先生も認めたのではないかと思います。というのも、オジー脱退後のBLACK SABBATHのエゴを持ってくれば、おしりに"Heaven And Hell"のリフがくっついてしまうから…。 楽曲はシンプル・イズ・ザ・ベスト!!ZEPPELINの"Rock And Roll"と双璧を成すか?! ちなみに、ト二ー・マーティン時代のライヴも私はいいと思ってます。アイオミ先生が弾くと全然違う!もちろん、「REUNION]で完全になったとはおもいますが…。
スロー・ヘッド・バンギングには最適なナンバー。 リフの血液が逆流しそうな雰囲気とそれに拍車をかけるシュミーヤのヴォーカル。ソロもメロディアスで凄く良い。(「LIVE WITHOUT SENSE」の方はいただけなかったが。) そして、これの歌詞がいい。というか、考えさせられる。「どうして俺じゃなく、君に起こってしまったんだ。俺だったら自殺を決め込んでいただろうに。」というのは、METALLICAの"One"以上に心に響いた。内容がどういうことを歌っているのかは、翻訳してみるか、訳詩をみてください。
"In The Mirror"と、この曲のリフが最高ですね。メロディもいいし、第一期LOUDNESSの最後のアルバムのトップを飾る、超名曲。アルバム発売後、ライヴでやらなかったことはあまりないんではないでしょうか? イントロのドラム・ソロはそれほど難しくはないんですけど、楽曲として次のリフと繋げる時には、一つのドラム・ソロ単体として考えてしまうと、リズムがよれてしまいます。ドラムのイントロからすでに楽曲の一部と考えて叩かなければいけないという部分で難しいですね。 あとミドル8のパートのデス声がいい味を出している。展開もよく練られている。 歌詞も本格的に、当時の核兵器の問題を書き始めているのが凄く良い。タイトルもズバリですからね。