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せいこりんさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-41
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せいこりんさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-41



DEATH - Symbolic ★★ (2007-07-15 20:02:00)

初期のデスメタルバンドとしても名高いDEATHの通算6枚目のアルバムが本作である。DEATHは一般的にはデスメタルバントとして扱われているが、サウンドヴォーカルに関してどうもデスメタルとはいい難い気がする。そもそもサウンドに関してはデスメタルサウンドと言うよりむしろスラッシュメタルサウンドと言った感じだし、ヴォーカルの方もデスヴォイスかも知れないが、個人的にはデスヴォイスとは言い難い。しかし聴く分にはそれほど問題はないし、そもそも問題点はデスメタルとして聴く場合のことであるので、興味があれば聴くのもいいだろう。只DEATHの真髄を味わいたければ前作の方をお勧めするが、前作が気に入ったのならば本作も是非!
今回の評価68P(聴く分には問題ないのでご心配なく・・)


JUDAS PRIEST - Demolition ★★ (2007-07-15 19:46:00)

未だにHMKAIの頂点に立つJUDAS PRIEST。そんなJUDAS PRIESTでも評価が低いアルバムがある。本作でもある通算14作目の「DEMOLITION」がその一つと言えるだろう。ちなみに本作の発表当時のJUDAS PRIESTは低迷期であった故に、ヴォーカルはロブ ハルフォードではなくティム リッパー オーヴェンであった。只ティムの歌謡力は申し分はなかったので本作の問題点はヴォーカルではなく、矢張りサウンドにある。本作を一通り聴けば分かることかもしれないが、JUDAS PRIESTにしては異色的な仕上がりと言う印象を受けるし、どうもPRIESTらしいエネルギッシュなナンバーが見当たらない。後にメンバーは本作を実験的なアルバムと公言しているが、その通りである。このサウンドを実験的なサウンドではなければ一体なんだというのだと思うし、出来栄えも今ひとつだ。矢張り本作はPRIESTの入門者にはお勧めできないが、PREISTを一通り語るには本作聴かずには語れないと思うので、PREISTファンはとりあえず購入することをお勧めする。
今回の評価68P


IRON MAIDEN - Virtual XI ★★ (2007-07-15 19:34:00)

今なおHM界のトップに君臨する、IRON MAIDEN、そんなIRON MAIDENアルバムの中で最も影が薄く、最も評価も低い作品がある。それは98年にリリースされた通算11枚目に当たる本作でもある「VIRTUAL XI」である。そもそも本作のヴォーカルをとっているのはブルースではなく、ブレイズベイリーと言うヴィオーカルであり、しかもIRONMAIDENの低迷時にリリースされた作品でもあるので矢張り評価が低いのも無理はない。全体的に本作を一通り聴けば分かるかもしれないが、IRON MAIDENのアルバムの中では最も散漫な出来栄えと言う印象が見受けられる。どちらかと言うと実験作的な印象も見受けられるし、矢張り本作を最高傑作としてあげるファンも少ないし、どちらかと言うと酷評されがちであり、個人的にも本作の完成度は今ひとつと言いざる得ないと思う。只本作を一通り聴けば分かるが、ステーヴ ハリスのベーステクニックは本作でも遺憾なく発揮されているし、本作の最も良いところだろう。しかし本作はMAIDENの入門者にはお勧めできないし、本作を購入するとしたらMAIDENの名盤を火ととり聴いてからでも遅くはない。
今回の評価58P


NOCTURNAL RITES - Shadowland ★★ (2007-07-15 19:20:00)

スウェーデンと言えば、ロックファンの間ではヘヴィメタルの大国の一つでもある事で有名だ!そんなNOCTURNAL RITESもスウェーデン出身のメロディックパワーメタルバンドの一つだ!初期のNOCTURNAL RITESといえばアルバムをリリースする度、メンバーチェンジを行っていたが、4thアルバムのリリース以降、今のメンバーで落ち着いている。通算5作目に当たる本作は固定メンバー第二弾となる作品だ。NOCTURNAL RITESはメロディックパワーメタルバンドではあるが、どちらかと言うと正統派メタル要素も色濃く見られ、純メタル要素とメロディック要素のバランスが良く取れたサウンドスタイルこそ彼らのサウンドだ!本作にはオープニングナンバーであり、エネルギッシュ且つインパクトが強い正統派寄りメロディックパワーメタルナンバーの①をはじめ、本作のタイトルトラックでもあり、本作の中では最も勢いがあるパワーメタルナンバーの②や、本作の中でも最も疾走感があるナンバーでもある⑦などと言ったインパクトが強いナンバーが収録されているが、ただその他の収録曲だが、さっき取り上げた曲があまりにもインパクトが強かったためか不満な印象を受けるし、全体的にも前半の勢いが強すぎる印象を受け、全体的に勢いにバラつきがあるような印象もあり、個人的にはかなりある程度満足できるものの、傑作とは言い難いと思う。しかし正統派メタルファンやメロディックパワーメタルファンなどには聴き応えはそれなりにあると思うし、聴く者によっては受け入れやすい仕上がりだと思うので、お勧めは出来る!
今回の評価82P


IRON MAIDEN - The X Factor ★★ (2007-06-11 19:20:00)

今なおHM界の頂点に立つIRON MAIDENだが、そんな彼らでもメタルファンの間で酷評されたアルバムもある。本作の「THE X FACTOR」(95年発表)がそのアルバムの一つとも言われている、そこで本作が何故ヘヴィメタルファンの間で酷評されたのかというと、実は本作のヴォーカルを務めているのはあのブルース ディッキンソンではなくブレイズ ベイリーなのであり、そのブレイズの声質が大の賛否両論となり本作の酷評につながったと考えられるがサウンドに関しては素晴らしい。只このサウンドにブレイズのヴォーカルは合わないとは思う。無論だが本作自体賛否両論作なのでしょうがないかも。ただサウンドに関しては高く評価するべきではないだろうか?問題点はヴォーカルなのだから、まずサウンドから評価するべきだと思う。でも個人的に本作は総合的に見ると最高傑作とはいえないが、隠れた傑作と言う評価は出来るとは思う。でもブレイズのヴォーカルと本作の傑作的サウンドがミスマッチ確かだ、がもしヴォーカルがブルースだったら本作はもっと高い評価を得てたことは確かだろう。確かに自分も本作よりもほかの作品を高く評価しがちで、本作をやや酷評気味な評価をしてしまうがそれは仕方がないことだと思う。但し本作はIRON MAIDENを語るには欠かせない作品かもしれないだろう。
今回の評価68P(但しヴォーカルがブルースだったら90P~95Pぐらい出したかも・・)


DARKTHRONE - Transilvanian Hunger ★★ (2007-06-11 19:01:00)

90年代前半、教会放火や殺人などでノルウェー中を震撼させた悪魔崇拝集団インナーサークル。メタル音楽の中では最も邪道と言われているブラックメタルはインナーサークルと深く関わっているジャンルなので、この世で最も危険な音楽ジャンルとも言われている。今回紹介するDARK THRONEもノルウェーの名ブラックメタルバンドの一つだ!そのDARK THRONEの最高傑作といわれブラックメタルの名盤でもあるのが、94年に発表された本作の「TRANSYLVANIAN HUNGER」である。
初期のDARK THRONEのサウンドスタイルはディムボガーなどと言ったメジャー系ブラックメタルサウンドとは異なり、アンダーグラウンド色が強く音質の悪さが印象的なプリミティヴなブラックメタルサウンドを作り出しているが、このサウンドこそ本来のブラックメタルサウンドそのものだ!本作もそういったサウンドスタイルではあるが、その音質の悪いサウンドにメロディが追加されたようなサウンドにサウンドに厚みを増したような印象を受け、プリミティヴなブラックメタルアルバムの中では最も聴き易いアルバムとも言われ言われているが、いざ聴いてみるとその答えが判るような気がする。プリミティヴなブラックメタルは音質が悪くて聴きづらいといわれているが、思ったよりかは聴き易く聴き応えもかなりあるが、矢張り音質の悪いという事は変わりはない。一通り聴いてみると音質の悪さよりベース音の強さが目立ったような印象を受けたが、とにかくサウンドプロダクションが目茶苦茶な印象を受けたようだ。まぁ自分は本作をはじめて聴いた時は、メジャーなブラックメタルバンドのアルバムなどを聴いていたので、かなりの聴き応えを感じたが、ブラックメタルの入門者にはお勧めできないのは確かだが、真のブラックメタルが聴きたい者はまず本作を聴くことをお勧めする。
今回の評価73P(音質がよければ85Pぐらい出したかも・・・)


KISS - Love Gun - Love Gun ★★★ (2007-06-11 18:32:56)

KISSの名曲と言えば「DETROIT ROCK CITY」を挙げるのが一般的だが、この「LOVE GUN」もKISSの名曲中の名曲の一つなのだ!KISSらしいロックンロール系ナンバーとは異なるサウンドスタイルではあるものの、このノリの曲調は紛れもなくKISSそのものだ!ヘヴィなサウンドにKISS独特のロック要素が見事融合したかのようなサウンドが言葉で表現できぬほど素晴らしく、何度聴いても飽きないほどエネルギッシュなナンバーだ!ちなみにこの曲は「DETROIT ROCK CITY」などと同様、LIVEでも欠かせない存在でもあり、ベストアルバムでも欠かせない名曲でもあるのだ!この曲を聴いてKISSの素晴らしさを身にしみるがいい!


聖飢魔II - 恐怖のレストラン - 恐怖のレストラン ★★★ (2007-06-11 18:23:44)

聖飢魔Ⅱ史上どころか日本音楽史上最もクレイジーな作品と言われた「恐怖のレストラン」のタイトルナンバーであるが、サウンドや歌詞がなんとも猟奇的で問題的な表現そのものだ。だがそこがこの曲の魅力的なところではないだろうか?細かく言うと猟奇的というよりも只の悪質な悪ノリっぽい印象も受けるが、聖飢魔Ⅱらしさが強いナンバーでもある。但しこの曲と歌詞はあまりにも猟奇的なので15歳未満のガキは聴くな!まさにこの曲はR指定級の内容だ!


LORDI - Get Heavy ★★ (2007-06-04 18:57:00)

現在、世界中のHR/HMファンの間では大きな注目を集めているのがフィンランド出身のモンスターロックバンドのLORDIである!LORDIと言えばメンバー全員モンスター風のコスチュームを身にまとい、エキサイティングなロックサウンドを繰り出すバンドでも知られていおり、またLIVEに関しては高い評価をえている。そんな彼らのデビューアルバムが2002年リリースの本作でもある「GET HEAVY」である。
まずLORDIのサウンドスタイルを軽く説明すると、北欧出身のロックバンドとは思えぬほどハードでエキサイティングなロックサウンドと言えるようなサウンドスタイルと言えよう。そして本作には彼らの代表曲でもありフィンランドのシングルチャート1位を記録した(5)をはじめ、LORDIの名曲でもある(2)(3)などが収録されている。見かけも凄いがサウンドも見かけに似合うサウンドと言えよう!個人的には全体的には「全体的に新人臭いサウンドだなぁ」とは思うがデビューアルバムなのであるのだから当り前だが、どちらかと言えば新人にしては上出来と言えるような仕上がりだ。ヴォーカルの方は良いとは言えないが、かなりインパクトはある。逆にこのサウンドにこのヴォーカルはかえってインパクトが増してるとは思うのでこの点に関しては問題はない。本作はLORDIに興味があるものはもちろんのこと、HR/HMファンだったら一度でもいいから聴くべきかもしれない。
今回の評価94P


CANNIBAL CORPSE - Bloodthirst ★★ (2007-06-04 18:40:00)

正統派デスメタルバンドのCANNIBAL CORPSの最高傑作といわれているのが99年リリース通算7枚目の本作でもある「BLOOD THIRST」である。CANNIBAL CORPSのアルバムジャケットと言えば一言で言えば「この表現はまずくねぇ?」と思うほど超グロテスクなジャケットだ!本作のジャケットもさっき言った通り、まさにグロテスクなジャケットだ。ではサウンドの方はと言うと、一言で言えば正統的なデスメタルサウンドと言えよう。疾走間あふれるスラッシーなサウンドと、デスメタル特有のブラストビートが混ざり合ったような曲調だ!本作の場合はその純デスメタル要素を最大限に引き出したような印象を受けるほどの素晴らしい仕上がりだ!本作こそCANNIBAL CORPSの最高傑作というにふさわしいアルバムと言って納得できる内容であり、純デスメタルファン愛聴盤と言えるほどの出来栄えといえよう。本作はデスメタルファンだったら必聴すべきアルバムと言っても過言ではないかと思うので、デスメタル入門者だったら本作をまず聴くことをお勧めする。
今回の評価90P


KISS - Greatest KISS - Detroit Rock City ★★★ (2007-06-04 18:21:29)

KISSの代表曲でもあるこの曲は、シンプルなロックンロールナンバーではあるが、そこがKISSらしいロックンロールナンバーでありKISSの最高傑作曲と言っても過言ではない!とにかくこの曲はLIVEでは欠かすことは許されぬほど定番中の定番曲と言えよう!個人的にはこの今日を何度も聴いても飽きぬほど素晴らしいロックナンバーだと思う。シンプルさが強い反面エキサイティングな要素も備わっているし、この曲はまさにKISSそのものと言えるロックナンバーだと言うことは確かだ!


JUDAS PRIEST - Painkiller - Painkiller ★★★ (2007-06-04 18:08:02)

JUDAS PRIESTの最高傑作今日と言えばこの曲!言葉では表現できないほど素晴らしいメタルサウンドとJUDAS PRIESTらしい要素が見事融合したかのようなグレートなヘヴィメタルナンバーと言えよう!この曲を聴かずにJUDAS PRIESTどころかヘヴィメタルを語ることは出来ない!この曲を認めない奴はヘヴィメタルファン失格と断言できよう!そうそれほどこの曲は素晴らしいメタルナンバーだ!


MEGADETH - Countdown to Extinction ★★ (2007-02-26 19:08:00)

MEGADETHの最高傑作の一枚でもあり最大ヒット作でもあるのが5THアルバムの本作である。本作は世界的に成功収め作作品であり、今なお多くのメタルファンなどに語り継がれる名盤と言えるような傑作アルバムと言える。そこで本作のサウンドスタイルを簡単に言うと、MEGADETHらしいスラッシュメタルサウンに、ヘヴィネスサウンドを融合させたサウンドと言った感じであるが、スラッシュメタル要素よりもヘヴィネス要素の方が強く感じる面はあるものの、MEGADETHらしいサウンドに仕上げているので聴き応えがある。でも全体的に見るとスピーディーなナンバーがあんまり見当たらないのが個人的に残念だが、彼ら独特の容赦ないアグレッシヴさを押し出しているようなサウンドに関しては見事と言えるし、MEGADETHの最高傑作といって恥じない内容である。個人的にはオープニングを飾る①をはじめて聴いたときのインパクトが今でも鮮明に覚えている。でも個人的にはMEGADETHの最高傑作といえば前作の「RUST IN PEACE」を挙げるが、本作もそれなりに素晴らしい作品だと思うし、最高傑作として否定するつもりはないがそれは聴く者の好みの問題と言えよう。本作はメタルファンだったら絶対に聴くべきだろう。
今回の評価78P


KISS - Kiss ★★ (2007-02-26 18:21:00)

今や大物バンドと言うべき存在となったKISSのデビューアルバムが1974年2月リリースした本作である。実は言うと本作はリリース当時あんまり話題にならず、セールスも良いとはいえない成績だったものの、初のLIVEアルバムの「ALIVE!」ヒット後にロングセラーと言った状況に至り、最終的にはプラチナディスク(ミリオンセラー)を記録した。また本作のサウンド面でも、KISSらしい軽快なロックサウンドと言えるような曲調であり、また彼らの原点と言うにふさわしい内容でもある。そう本作はこれまでのKISSのアルバムの中でも重要盤と言っても過言ではない内容と言える。また本作にはKISSの名曲が多く収録されており、今なおLIVEなどで演奏されている曲も少なくないので、まさに本作を聴かずにKISSを語ることは出来ないと言っても過言ではない。個人的に言うと、ファーストアルバムで自分達の方向性をこれほど具体的に示す作品に仕上げたことに関しては素晴らしいと思うし、本作をKISSの最高傑作に挙げるファンの気持ちも十分に分かる。でも個人的には本作を最高傑作として挙げるには至らないが、本作はKISSの名盤の一枚と言うことは確かだ。
今回の評価96P


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2007-02-19 18:56:00)

もはやHR/HM史には欠かせない存在となったBLACK SABATH。そもそもBLACKSABATHといえばオジー オズボーンやロニー ジェイムズ ディオなどが在籍してたバンドとしても名高く、ヘヴィメタルのパイオニアバンドとしても有名だ。そんなBLACK SABATHのデビューアルバムが本作の「BLACK SABATH」(邦題、黒い安息日)である。ちなみに本作は初めてヘヴィメタルサウンドを具体的に表現した作品としても名高く、元祖ヘヴィメタルアルバムと言えるが、本作がリリースされたのが1970年2月のことだと言うところを考えると、当時としてはとても画期的でインパクトの強さは計り知れなかったが、今でも十分通じる内容といえるし、まさにHM史に輝く名盤と言うよりもHM史にとっては記念すべき作品と言った方が正解かもしれない。本作は全体的にダークでヘヴィなメタルサウンドと言ったような感じで聴き応えもかなり良い、只当時ヴォーカルを勤めていたオジー オズボーンの歌唱力はまだまだ発展途上段階と言った感じで、80年代ほどのヴォーカルスタイルとは言えないが、それなりにインパクトがある。でも当時としてはかなり異色的なバンドだったことは確であり、世間の目も冷たかったが、今となってはヘヴィメタルの創立バンドとして親しまれている。本作はヘヴィメタルファンだったら絶対に聴くべき作品と言うほど、半紙の中では最も重要な作品といえるだろう。
今回の評価92P


IN FLAMES - Colony ★★ (2007-02-19 18:35:00)

現在、デスメタルバンドとしては最も勢いがあるバンドとして名高いのがIN FLAMESであることは確かだと言えるだろう。そんなIN FLAMESの最高傑作の一つとして挙げられているのが99年発表の4thアルバムである本作の「COLONY」である。IN FLAMESのサウンドスタイルはと言うと、大まかに言えばメロディックデスメタルと言った感じだが、どちらかと言うとメロディックデスメタルバンドの中でも正統派メタルよりの要素が強いサウンド表現もする。本作の場合は彼らのアルバムの中では最も正統派メタル要素が強いアルバムと言ってもいいだろう。さらに本作は優れた曲もかなり多く収録されており、聴き応えも良く、メロディ、正統派メタル要素、デスメタル要素などが見事融合したようなサウンドと言えることから、本作はデスメタルファンだけではなく正統派メタルファンはもちろん、メタル好きには満足出来るほどの仕上がりといえよう。只個人的にはデスメタル要素よりも正統派メタル要素の方が強い印象があり、またドラムの方もデスメタル独特のブラストビートとは言い難いし、大満足できるほどの仕上がりとは言えないが、傑作アルバムとしては十分な内容である。とにかく本作はIN FLAMESの最高傑作というにふさわしい出来栄えだと言うことは確かだし、メタル好きには満足できる内容なので、未だにIN FLAMESを聴いたことがないという者は是非本作を聴いてみてはいかがだろうか?
今回の評価87P


OBITUARY - Back From the Dead ★★ (2007-02-05 19:45:00)

アメリカを代表するデスメタルバンド、OBITUARYの通算5枚目のアルバムが本作である。彼らはデスメタル史の中では重要な存在だが、デスメタルファンの中には、彼らのサウンドスタイルはデスメタルではないと発言するものがいるが、ある意味そうかもしれない。サウンドに関してはデスメタルサウンド言っても違和感が特にないが、ドラムが他のデスメタルバンドのドラムよりもややスローな気もするが特にサウンドには問題がないが、ただヴォーカルがデスヴォイスと言えるのかが微妙なところだ!
デスメタルにとってデスヴォイスは重要なポイントでもあるので矢張りヴォーカルなどの声質よって、デスメタルかデスメタルではないのかを決めてしまうのかもしれない。本作のサウンドに関してはややスローなところがあるためどちらかと言うと満足できない。ただ音質は悪くはないので、特にデスメタルと言うジャンルにこだわんないで聴いたら、本作の素晴らしさが分かるかもしれない。

今回の評価62P(デスメタルと言えるのか言えないのがが微妙なところだ)


LORDI - The Arockalypse ★★ (2007-02-05 19:30:00)

今ヨーロッパで話題のハードロックバンドLORDIの通算3枚目のアルバムでもある本作は日本デビュー盤でもある。まず見た目では彼らのモンスターコスチュームが実にインパクトが強いが、サウンドもそれなりにインパクトがある。そこでLORDIのサウンドスタイルを説明するとフィンランド出身のバンドとは思えぬほどハード且つラウドなハードロックサウンドに80年代のロックを彷彿させるようなポップなキーボードサウンドがフィーチャーされており、豪快なハードロックサウンドが炸裂する曲調と言えよう。でも個人的にはヴォーカルの声質はお世辞でも最高とはいえないが、ヴォーカルを除けば一級品というにふさわしい出来栄えと言ってもいいだろう。またLORDIの中心人物でもあるMrLordiがKISSの大ファンでもあり、本人が根本的なところはKISSを手本にしていると公言しているのでKISSファンには一度は聴く価値がある作品と言ってもいいかもしれない。また彼らはサウンドよりもライヴの方がインパクトがあると言われているので、是非早く初来日公演を実現して欲しいものだ!それまで本作を聴きながら待ちわびようではないか。
今回の評価96P(ヴォーカル以外は文句なし!)


DEICIDE - The Stench of Redemption ★★ (2007-01-10 19:06:00)

約15年のキャリアを持つアメリカ出身のデスメタルバンドDEICIDEの通算8枚目の最新作が本作の「STENCH OF REDEMPTION」である。DEICIDEの中心人物でもあるグレン ベントン(VO、B)は悪魔思想を持つ人物でも有名であるため、DEICIDEのサウンドスタイルはブラックメタル系サウンドスタイルではないかと思う者のいるようだが、それは全然違うことだ。確かに歌詞とかはブラックメタル系バンドと共通点はあるようだが、DEICIDEのサウンドスタイルを簡単に言えばSLAYERを彷彿させるようなギターサウンドにデスメタル独特のブラストビートを追加させたいわば疾走系正統派デスメタルサウンドと言ったようなごく普通のデスメタルサウンドである。本作の内容を簡単に言うとややスローなナンバーはあるもののSLAYERを髣髴させるようなデスメタルナンバーも多いし、総合的に聴き応えがある。グレン ベントンのデスヴォイスも見事で、音質申し分ないし、今までのアルバムの中でも最も完成度が高いと言ってもいいだろう。でも個人的にアルバムの最初の方よりも後の方が勢いがあるのがちょっとあれかなぁとは思うが、大抵アルバムだったら最初の方に勢いがあって後の方が勢いが弱まると言うパターンが多いが、本作のパターンは少し珍しい。基本的な面はあんまり問題はないし、本作は総合的に最高傑作というにふさわしい出来栄えと言えるだろう。本作はデスメタルファンだったら・・・絶対に聴け!と言いたくなるほど素晴らしい。
今回の評価90P


DIMMU BORGIR - Death Cult Armageddon ★★ (2007-01-10 18:35:00)

現在、ブラックメタル界の頂点に立つDIMMU BORGIR通算6枚目のアルバムが本作である。DIMMU BORGIRのサウンドスタイルと言えばブラックメタルサウンドにラプソディーなどと言ったシンフォニックサウンドを追加させたようなサウンドスタイルである。そもそもブラックメタル系バンドと言えば、教会放火や殺人行為などと言った凶行を起こし、一般的にテロリスト系バンドと言ったような印象が強いが、彼らはそういった犯罪Nに手を染めてはないらしい。無論彼らだけではなく、スウェーデン出身のブラックメタルの中では最も人気があるDARK FUNERALのメンバーもそういった行為は行ってはいないし、ブラックメタル系バンドの中でもこう言った非道行為を行ったことがないものも多いようだ。本作を一通り聴いてみるとブラックメタル系バンドとは思わせないようなクリオリティが高いサウンドに仕上がっているのが分かり、聴き応えも申し分ない。さらにシンフォニックサウンドと見事マッチしており一曲一曲の奥深さがいやと言うほど伝わってきて、ブラックメタル系バンドNO1というにふさわしい出来栄えといえよう。まぁ個人的にはブラックメタルというよりシンフォニック系メロディックデスメタルと言ったような印象を受ける。ただシンフォニックサウンドと融合してるせいか、メロディック色があまりにも強すぎるような気がするし、暴言になってしまうがブラックメタルにシンフォニック要素を融合させるのは邪道ではないかと思ってしまう。無論、真のブラックメタル派のファンには賛否もあるようだが、真のブラックメタルサウンドを求める方がどちらかと言うとマニアックな印象があるので批判するデスメタルファンはごく一部じゃないかと思う。まぁ個人的にも、シンフォニックブラックメタルもしくはシンフォニックデスメタル系バンドにはやや敬遠気味だが、DIMMU BORGIRはシンフォニックブラックメタル系もしくはシンフォニックデスメタル系のバンドの中では頂点にたっていることは確かだろう。とにかく本作は完成度が高く聴き応えがあるのでデスメタル系ファンはもちろんのこと、ヘヴィメタルファンも興味があれが聴く価値は十分にある!
今回の評価80P(シンフォニックサウンドに賛否があるが素晴らしい・・・)


44 MAGNUM - Danger ★★ (2006-12-25 19:34:00)

日本が誇るヘヴィメタルバンドのひとつでもある44マグナムのデビューアルバムの「DANGER]はリリース当時メタルファンの間では大きな話題になった名作といえよう。サウンドの方は正統派メタルと言ったような感じだが、音質がいまいちでありヴォーカルの歌唱力不足などの点があり名盤と言う割にはどうもマイナーな印象を受ける。個人的にはインディーズ臭さが強く、出来栄えは良いとは言いがたい。だが彼らの初期の名曲の①⑧などが収録されているのでJ-METALファンだったら聞く価値は十分にある。
今回の評価67P


VIRTUOCITY - Secret Visions ★★ (2006-12-25 19:23:00)

今やメロディック系メタルの聖地でもあるフィンランド出身のメロディックパワーメタルバンドのVIRTUOCITYのデビューアルバムが本作であるが、どちらかと言うとこのバンドはヤーロン セバスチャン レイヴンと言う名のギターリストのソロプロジェクトバンドと言ったような感じだ。メタルファンの注目点はキーボードにはTAROT出身の名キーボーダーのヤンネ トルサが、ドラマーには現在最も勢いがあるメロディックデスメタルバンドCHILDREN OF BODOMのヤスカ ラーティカイネンが参加していることである。サウンドの方は正統派メタル化したCHILDREN OF BODOMといった印象を受ける。とにかく良質メロディックパワーメタルが炸裂し、聴き応えも抜群だ!まぁ個人的に大満足までには至らないがそれなりに良いとは思う。本作は名盤とまではいかないが興味があったり、メロディックパワーメタル好きだったら迷わず・・・聴け!
今回の評価87P


SLAYER - Reign in Blood ★★ (2006-12-25 19:10:00)

スラッシュメタルのトップクラスバンドでもあるSLAYERの最高傑作といえば本作でもある3rdの「REIGN IN BLOOD」か5thの「SEASONS IN THE ABYSS」を挙げるのが一般的だ。そう本作はSLAYER史どころかHM史に輝く名盤なのだ。ちなみに本作はメジャー作としては初のアルバムでもあるのだ。本作のサウンドスタイルを簡単に言うと、テクニカルでとてつもなくスピーディなスラッシュメタルサウンドに、ブラックメタル的な要素を加えたようなサウンドスタイルと言ってもいいだろう。また本作はメタルバンドややスラッシュメタルバンドに大きな影響を与えたことは確かだが、それよりもデスメタル系バンドやブラックメタル系バンドの方が大きな影響を与えたことでも名高い。そう考えると本作はデスメタル系ファンには必聴と言いたくなるほどダークな仕上がりと言えよう。しかし音質が今ひとつであり、完成度も今ひとつイと言った印象もあるが当時の状況から行くとそれは仕方ないことだとは思う。またドラマーのデイヴ ロンバードのスピーディなドラミングも見事だ!仮にヴォーカルのトム アラヤがデスヴォイスで熱唱したら、スラッシュメタルと言うより完全なデスメタルと言ったような感じになるだろう。全体的に統一感がるので聴き応えは抜群と言えるだろう。本作はHMファンやスラシュメタルファンなどはもちろんのことデスメタルファンには是非聴いてもらいたい作品だ!
今回の評価83P


DARK FUNERAL - Diabolis Interium ★★ (2006-12-25 18:48:00)

スウェーデン出身のブラックメタルバンドのDARK FUNERALはブラックメタル系バンドの中では最も人気があるバンドの一つと言っても過言ではない。そんな彼らの通算3枚目のアルバムでもある本作は日本デビュー盤でもあるが、彼らのこれまでの人気度などから考えると日本デビューが遅かったと言えよう。本作のサウンドスタイルを少し説明しすると、ブラックメタル独特の邪悪且つ凶暴的なサウンドに、最近流行のメロディックデスメタルの要素を追加したような感じであり、ブラックメタルファンはもちろんのことデスメタルファンでもかなり納得できるほどの出来栄えと言ってもいいかもしれない。また本作で加入したドラマーのマッテ モーディンのブラストドラミングもかなり素晴らしい。それに本作は前作と比較してみると音質やサウンドなど全体的にかなり進歩しており、さらに聴き易くなっているのが分かる。また全体的に聴いてみるとスピーディでマシンガンの連打を想起させるほどスピーディーなブラストドラミングが炸裂し、凶暴且つサタニックな不陰気がただならぬ程押し寄せてくる。只音質は悪くはないもののもうちょいと言った感じがするし、サウンドなどももう少し良く仕上げてもらいたかった気もするのが残念だが、全体的に聴き応えがあるので気になったら即聴くべきだろう。でもブラックメタルの入門者などには本作よりも次作の「復習の賛歌」の方がお勧めだ!但し本作を聴かずにブラックメタルを語ることは出来ないと思うのでブラックメタルファンだったら聴くべきだろう。
今回の評価86P


MARDUK - World Funeral ★★ (2006-12-04 19:46:00)

ブラックメタルと言えば一般的には危険的な見方をされているが、無理もない。90年代初頭にノルウェーでおきたブラックメタルバンドなどによる教会放火や殺人事件なと言った凶行的な事件が多発し、スウェーデンでは元DISSECTIONのジョン ノトヴェイトが殺人事件に関与する事件などもあり(DISSCTION在籍時に起こした)またイタリアではブラックメタルバンドによる猟奇的殺人事件を起こすなど、世間を脅かす事件を数々おきてるし、またブラックメタルバンドのメンバーの中には反キリスト教派や人種差別主義者がいたり、アドルフ ヒトラーやルドルス ヘスなどと言ったナチスの中心人物を崇拝するものもいれば、オカルトの信者などもいることも考えれば危険人物の集団としてみられても当然かもしれない。だがスウェーデン出身のブラックメタルバンドの中にはイメージだけを利用し、多くのメタルファンに提供しようとする者たちもいる。今回紹介するMARDUKもそのバンドの一つだ。MARDUKのメンバーの外見はKISSや聖飢魔Ⅱなどと言った白塗りバンド顔負けのメイクを施し黒と白のコスチュームに身にまとったバンドと言った感じだ。そして本作は通算8作目となるアルバムでもあり、日本デビュー作でもある。
MARDUKのサウンドスタイルと言えば凶暴的且つ残酷的なブラックメタルサウンドにゴリ押しといった感じの疾走感を加えたような曲調で、テンションがあるブラックメタルサウンドと言った感じだ。本作もそういった感じのサウンドスタイルであり、音質もかなり良い。オープニングでいきなり疾走感があふれるナンバーで始まり収録曲の殆どがスピーディーなブラックメタルナンバーで構成されており統一感がある作品に仕上がっているのが分かる。個人的に言えば凶暴性と残酷性が一気に炸裂したようなブラックメタルサウンドが聴く者の耳に襲い掛かってくるような勢いが凄いと思うし、ブラックメタルファンには満足できる内容かもしれない。しかしデスヴォイスの質がいまいちだし、デスヴォイスを期待して聴く者にはちょっときついかもしれない。またサウンドは悪くはないが同じスウェーデン出身のDARK FUNERALの方が上かもしれないし、ここ日本でもブラックメタルとしてはMARDUKよりDARK FUNERALの方が人気があるのも事実だし・・えっ何のことかと言いたいのかって?DARK FUNERALのサウンドスタイルはメロディックデスメタルを融合させたようなブラックメタルサウンドと言うような感じで、MARDUKのサウンドに関してはサウンドの質は悪くはないものの、個人的にはDARK FUNERALの方が聴き応えがあると思うし、MARDUKに関してはメロディックなサウンドとブラックメタルサウンドを融合したような作品を作ればもっと良かったたんではないかと思うし、是非MARDUKもメロディックなブラックメタルサウンドに挑戦して欲しいと思う。それとデスヴォイスの質も何とかしてほしいし、そこをクリアすればもっと良いブラックメタルアルバムに仕上げるんじゃないかと思う。とにかくブラックメタルの入門者には本作よりもDARK FUNERALやNAGLFARのアルバムの方がお勧めだが、本作をはじめMARDUKのアルバムを聴かない限り恐らくブラックメタルを語ることは出来ないだろう?それ程MARDUKはブラックメタル界では重要な存在でもあるのだ!
今回の評価73P(サウンドとデスヴォイスが何とかなればなぁ・・)


PARAGON - Revenge ★★ (2006-11-28 19:52:00)

ドイツ出身の正統派メタルバンドのPARAGONの通算8枚目のアルバムが本作の「リベンジ」である。PARAGONのサウンドスタイルを簡単に言うと正統派ジャーマンメタルサウンドと言ったやつであり、演奏力もかなり良い。本作のサウンドスタイルもそんな感じだ!只純ジャーマンメタルサウンドスタイルにはには申し分はないが、サウンドがしつこい為ちょっと聴き応えが今ひとつだなぁとは思う。しかしヴォーカルの声質は良いとは言いづらい。歌唱力が悪い訳ではないが性質があんまり良くないのがかなり残念だ。そこで聴くものの好みが大きく分かれてしまいPARAGONの一番のネックかも知れない。しかしサウンドの方は良いので純メタルファンだったら聴いてみるのも悪くはないが、ヴォーカルはあんまり期待しない方が良い・・・
今回の評価50P(ヴォーカルがのぉ・・・)


KISS - Destroyer ★★ (2006-11-28 19:41:00)

KISSの最高傑作アルバムと言えばLIVEアルバムの「ALIVE!」もしくは「ALIVEⅡ」をあげるのが一般的だと思うが、ではスタジオ盤でKISSの最高傑作と言えば本作の「DESTROYER」を挙げるのが一般的だろう。そう本作こそKISSをROCK界最高峰クラスへと押し上げるきっかけを作ったアルバムだと言うことだ!
KISSのサウンドスタイルと言えばノリの良いロックミュージックに彼ららしいサウンド要素などを追加させたようなサウンドであり、シンプルなサウンドだがどこか奥深い魅力が感じられるほど素晴らしい曲調だといっても良いだろう。本作のオープニングを飾るKISSの代表曲でもあり名曲中の名曲でもある①はアルバムヴァージョンという形で収録されており本作かつい最近リリースされた限定盤ベストアルバムの「KISSゴールド」でしか聴くことが出来ないロングヴァージョンである。個人的には①のシングルヴァージョンをボーナストラックに入れて欲しいと思ったりもする。しかし①の存在は本作にって最もおきな売りの一つかもしれない。軽快的なロックナンバーの②も名曲であり、現在LIVEでもプレイしてる曲の一つでもある。へヴィロックナンバーの③はオリジナルヴァージョンよりLIVEヴァージョンのほうが聴き応えがあるが、折り字練るヴァージョンでもそれなりに聴き応えもあり、KISSの名曲中の名曲のひつでもあるポップなロックナンバーの⑦も素晴らしいほど良い曲でもあり、LIVEでは絶対に欠かせない曲の一つでもある。KISS初のバラードナンバーの一つでもありこれも名曲中の名曲の一つでもある⑧はシングルヒットした曲でも有名でKISSらしさは感じられないものの名曲と言われて納得できる内容だということは確かだ!ラストを飾る⑨はシンプル且つ軽快的で本作の中では最も初期のKISSの要素が色濃く出ているロックナンバーであり、LIVEでプレイすれば凄く盛り上がる曲の一つでも有名だ。全体的に見ると本作はKISSの名曲が多く収録されているのが分かり、KISSの最高傑作というに相応しい内容だと思う。本作はKISSの入門者にはお勧めしやすいアルバムでもありロック史に輝く名盤に相応しいアルバムだ!そう本作を聴かずにKISSを語ることは出来ないほど素晴らしいアルバムと言ってもいいだろう。
今回の評価100P(満点)


IRON MAIDEN - Powerslave ★★ (2006-11-28 19:17:00)

ところでIRON MAIDENの最高傑作をあげるとしたら2ndアルバムの「KILLERS」や3rdの「THE NUMBER OF THE BEAST」をあげるのが一般的だろうが、個人的には本作の「POWERSLAVE」をIRON MAIDENの最高傑作として挙げる。そう本作もIRON MAIDENの傑作アルバムの一つでもあり名盤の一枚でもあるのだ!
本作を一通り聴いてみると以前にリリースされたアルバムに収録されてた曲などと比較すると音楽性が大幅に良くなっており、本作あたりから現在までに貫き通されている大作思考の要素が色濃く見え始めている。本作のオープニングを飾る①はエネルギッシュで鳥肌が立つほどインパクトがあるメタルナンバーでもありMAIDENの名曲の一つでもある。ちなみに①は個人的にはMAIDENの曲の中では最も気に入っている曲でもある。超名曲の②はややスローな曲ではあるがへヴィで音楽性も良く名曲と言うに相応しいナンバーだ!本作の田とるトラックの⑦は大作曲と言われているが、その大作曲の中ではどちらかと言うとシンプルな出来だと思いがちだが、サウンドも良くMAIDENらしい要素が色濃く出ており大作といわれて当然だと言うべきだろう。ラストを飾る⑧は収録時間が13分以上もありMAIDENの中心人物のスティーヴ ハリスのこだわりでもある大作思考が色濃く出ており、まさに本作の中では最も大作的なメタルナンバーと言うに相応しい。只①②⑦⑧以外は目立った曲はないがMAIDENが今後出すアルバムの大作要素と、初期のMAIDENの要素がバランス良く出ており、個人的には本作をMAIDENの最高傑作アルバムとして挙げたくなるほど素晴らしい!本作はMAIDENファンだったら絶対に聴くべきだろうが、最高傑作に相応しいか相応しくないなどの意見は聴いてから言え!最低でも本作はIRON MAIDENの名盤だと言うことは確かだからだ!
今回の評価100P(満点)


JUDAS PRIEST - Painkiller ★★ (2006-11-28 18:49:00)

JUDAS PRIESTの名盤でもあり最高傑作の一枚でもある本作はメヴィメタル系アルバムとしては無敵的な存在と言っても過言ではない!そう本作はメタルファンであれば何があっても認めるべきでもあるヘヴィメタル界最高傑作アルバムと言えよう!
とにかく本作の出来栄えは素晴らしすぎる!エネルギッシュ且つへヴィで、聴く者を虜にするほどインパクトがある純正統派メタルサウンドにJUDAS PRIESTらしい要素、そして迫り来る疾走感とメタルの帝王と思わせるような風格など、聴いただけでもJUDAS PRIESTの凄さが嫌というほど伝わってくる。そう本作はJUDAS PRIESTの最高傑作どころかヘヴィメタル史に輝く最高傑作でもあるのだ!オープニングを飾るJUDAS PRIEST否ヘヴィメタルの最高傑作曲でもある①は言葉では表現できない程素晴らしく、まさにヘヴィメタル音楽を象徴するかのような名曲だ!個人的に気に入っている②④は本作の中ではシンプルな仕上がりではあるが、JUDAS PRIESTらしいメタルナンバーだ!また⑤⑥なども本作の中ではベストに挙げるにふさわしい出来栄えで、ラストを飾るアグレッシブなメタルナンバーの⑩は名曲だが①程にはとどかないものの、超傑作曲というには十分な出来栄えだ!しかし①のインパクトが強すぎるせいかほかの曲はあまり目立たなくなっているが、全体的に聴き応えがありまさに極上のヘヴィメタルアルバムに言うに相応しい。もしヘヴィメタルファンで本作を批判したり否定的な意見を出すやつはそいつは真のメタルファンではない!メタルファンだったら本作を認めるべきだろう!
本作はヘヴィメタルファンやヘヴィメタルに興味があったら絶対に聴け!それほど本作はメタルファンにとって素晴らしすぎるメタルアルバムだからだ!
今回の評価100P(100P以上評価したいほど素晴らしい!)


IRON MAIDEN - A Matter of Life and Death ★★ (2006-11-25 21:01:00)

未だにヘヴィメタル界のトップに君臨するIRON MAIDENの最新作(本レビューを書いている時点では)が通算14枚目にあたる本作の「A MATTER OF LIFE AND DEATH」である。本作は母国イギリスでアルバムチャート4位にチャートインし、アメリカでは9位、日本では11位、そしてドイツ、スウェーデン、イタリアなどでは1位を記録するなど早くも商業的成功を収めることとなった。
まず個人的に言うと、本作の出来は期待はずれだが、ある意味、期待以上の出来栄えだと思う。どう意味かと言うと期待はサウンドはずれだったものの、内容的には期待以上だったことだ。何が期待はずれだったかというとIRON MAIDENといえばHM系バンドだからハードでエネルギッシュなメタルナンバーなどを期待していたのだから、そういった曲が見当たらないと言うところが期待はずれだった。では何が期待以上だったかというとこれまでのIRON MAIDENのアルバムは大作思考と言う方針でアルバムが作られていたので純メタル的なナンバーはなったものの大作と言うにふさわしい曲ばかり収録されていたのでその面では期待以上だった。そう本作には大作曲と言うにふさわしい曲ばかり収録されたような内容と言えよう。オープニングを飾る①はややシンプルなものの、オープニングを飾る曲には十分な出来栄えだ。またシングルカットされた大作曲と言えるような素晴らしいナンバーの⑦は今までリリースしたMAIDENのシングルの中では一番の大作曲でシングルの中では最高の出来栄えとと言えよう。そしてラストを飾る⑩はまさにMAIDENのお約束的な大作的ナンバーだ! 個人的には③や④なども気に入っている。本作を全体的に聴いてみると大げさな言い方だが、大作曲しか収録してないようなアルバムに思えてくるが、良くここまでこだわったなと思えてくる。しかし本作に伴う日本公演では本作に収録されていた曲を全部披露したが、これまでのMAIDENの名曲の披露を期待してた自分には不満なことだった。いくら大作曲だけを収録したようなアルバムとは言えどもそのアルバムの曲を全て披露するのは初期からのファンなどには「ちょっとね・・・」とは思う。ただヘヴィメタルの入門者には本作をお勧め出来ないが本作は大作アルバムだと言うことは確かなので興味があったら聴くべきだろう。
今回の評価93P(期待はずれと期待以上の面があるので満点は無理だが・・・素晴らしい)


MORIFADE - Imaginarium ★★ (2006-11-24 20:31:00)

スウェーデン出身のMORIFADEの2ndアルバムでもある本作は日本デビュー盤でもある。MORIFAIDの曲調はというといわば従来の北欧メタルといった感じだ。
えっ、どんな感じだって? 簡単に言えば哀愁漂うメロディアスなサウンドにメタルサウンドを追加させたようなサウンドといった感じだ。本作を全体的に聴いてみると統一感があって聴きやすいが、どうも「マニア向き」といった不陰気が強いが従来の北欧メタルを味わいたいというメタルファンだったら馴染めるだろう。普通に北欧メタルといったら疾走感があふれるメロディックメタルサウンドを思い浮かべる者が多いがそういった曲が見当たらないのが残念だ。個人的にももう少しエネルギッシュなナンバーが欲しいが純北欧メタルを楽しむには十分な内容だ。だが純メロディックパワーメタルファンだったら一度は聴いてみるのもいいかもしれない。
今回の評価86P(う~んもうちょっとね・・)


聖飢魔II - 聖飢魔II〜悪魔が来たりてヘヴィメタる ★★ (2006-11-24 20:10:00)

あのデーモン小暮が率いるヘヴィメタルバンド聖飢魔Ⅱのデビューアルバムが本作の「悪魔が来たりてヘヴィメタル」である。メタルファンの間ではヘヴィメタル系音楽雑誌の「BURRN」でもアルバムレビューで前代未聞の0点を取ってしまったが、それは音楽表現と歌詞に問題があるらしいし。ただ当時の聖飢魔Ⅱは演奏力はいまいちだったが、本作の出来が悪いというイメージは全く感じられない。そして本作には聖飢魔Ⅱの名曲中の名曲でもある「地獄の皇太子」や「悪魔組曲~」などが収録されており、「ROCK IN THE KINGDOM」は名曲中の名曲ではないが初期の名曲の一つだ。多少不満があるが聖飢魔Ⅱファンだったら絶対に聴け!
今回の評価85点(まぁこんなもんだろう・・)


NAPALM DEATH - Order of the Leech ★★ (2006-11-24 19:19:00)

ベテラン級デスメタルバンドのひつでもあるナパーム デスの通算10作目にあたるのが本作である。ナパーム デスのサウンドスタイルはとにかく曲が速い!そうスピーディーなメタルサウンドにデスヴォイスを追加させたようなサウンドスタイルである。デスヴォイスも質が良くかなり良い。只このサウンドスタイル・・・メタルサウンドもしくはデスラッシュサウンドと言えるのかと言う疑問がある。曲は速いがなんだかメタルサウンドにしてはへヴィさが弱い気もする。個人的に言ってみれば、本作のサウンドはメタルサウンドと言うよりメタル風パンクサウンドと言ったような曲調にも聞こえてくる。
えっ・・・それがどうかしたって?
実は自分はパンクが駄目なんである。どちらかと言う本作はパンクが駄目だと聞きづらいところがある。無論パンクが大丈夫なメタルファンだったら特に違和感なく聴けるだろうが、パンクが駄目なメタルファンにはちょっと本作を聴くには厳しいかもしれない。だがパンクが大丈夫なメタルファンだったら聴いてみるのも悪くはないが個人的にはかなり不満だ・・・
今回の評価36P(パンク風メタルサウンドを何とかしてくれ~)


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution ★★ (2006-11-23 14:10:00)

ロブ ハルフォードを復帰しH再び大きな注目を浴びたヘヴィメタル界のトップクラスバンドのJUDAS PRIEST。そのロブ ハルフォードの復活作でもあり現時点では最新作でもあるのが本作の「ANGEL OF RETRIBUTION」である。本作は欧州各国でアルバムチャート上位にランクインし日本でもアルバムチャート8位まで上昇するなど世界中で話題になった作品でもある。
まさに本作のサウンドスタイルは純ヘヴィメタルサウンドというにふさわしいサウンドスタイルと言うにふさわしく、黄金期のJUDAS PREISTを髣髴させるようなエネルギッシュなメタルサウンドが炸裂するかのような曲調といえよう。オープニングを飾る①の時点でロブの復活を認識するようなエネルギッシュな純メタルサウンドが炸裂し本作のベストナンバーの一つでもある。ややシンプルなメタルナンバーの②は少し地味なイメージがあるが聴き応えがあり本作に伴うツアーでも披露された曲だ。ビデオクリップナンバーでもある③はスローなナンバーだがそこが良く聴き応えもばっちりで、また⑧はアノ名曲のPAINKILLERを髣髴させるようなエネルギッシュなメタルナンバーであり無論本作のベストナンバーの一つでもあるだろう。またバラードナンバーの⑦は初期のPRIESTを髣髴させるようなナンバーだ。聴くものの意見によっては賛否があるようだが個人的には一通り聴くと黄金期のJUDAS PRIESTを髣髴させるような作品だと思うことからまさに本作はJUDAS PRIESTの名盤というにふさわしいだろう。とにかく全体的に聴き応えがあるのでヘヴィメタルファンだったら聴くべきだろう。
今回の評価100P(満点)


HAMMERFALL - Threshold ★★ (2006-11-23 13:43:00)

スウェーデンの代表的なメタルバンドの一つでもあるHAMMERFALLの最新作が本作の「THRESHOLD」である。HAMMERFALLは欧州では絶大な人気を誇り、特に母国のスウェーデンでは3rdアルバムの「RANEGADE」がアルバムチャート1位を記録し、これまでのアルバムもチャート上位にランクインするなど爆発的なな人気があるのにかかわらず、日本ではあまりにも反応が悪く過小評価状態であるため、皮肉な話になるが日本での反応は欧州と比べたらあまりにも低すぎると言うのは言いざる得ない。
HAMMERFALLのサウンドスタイルと言えば純ジャーマンメタルサウンドにメロディックなサウンドを追加させたようなサウンドスタイルであり、正統的メタルサウンドとメロディックメタルサウンドのバランスが取れたサウンドスタイルだったが、4thの「CRIMSON THNUDER」では正統的メタルサウンド重視的なサウンドスタイルであったし、前作ではメロディックメタルサウンド色が強かったりもしたためファンの間では賛否があったが本作は4thや5thの長所を見事混ぜ合わせ正統派メタルサウンドとメロディックメタルサウンドのバランスが取れたサウンドスタイルになっている。オープニングを飾る①はメロディアスな曲調のイントロの後疾走感があふれるメタルサウンドが炸裂する傑作ナンバーであり、サビのコーラスが印象的な純ジャーマンメタルナンバーの②も聴き応えがあって良い。また④はシングルカットされたナンバーであり、サビのコーラスがなんとも印象的でサウンドも見事良い味を出している⑦も聴き応えがあるナンバーだ。そのほかにも本作の中では最も疾走感がある⑩や、ラストを飾る⑪は「CRIMSON THUNDER」髣髴させるようなスロー且つヘヴィなメタルナンバーなどと言った傑作曲も多く収録されている。個人的に言うと本作は全体的に聴き応えがリ純ジャーマンメタルとメロディックメタルの長所が混ぜ合わされたようなサウンドスタイルがとても良く素晴らしい仕上がりと言えよう。本作はHAMMERFALLファンはもちろんのこと正統派メタルファンだったら是非聴いてもらいたいアルバムだ!
今回の評価100P(満点)


ACCEPT - Russian Roulette ★★ (2006-11-19 22:54:00)

ドイツを代表するメタルバンドと言えばHELLOWEENを挙げるものが多いが、このACCEPTもかつてドイツを代表するメタルバンドの一つでもあった。そしてACCEPTの最高傑作といえば通算4作目の「RESTLESS AND WILD」(83)もしくは通算6作目に当たる前作の「METAL HEART」を挙げるのが一般的だろうが、本作の「RUSSIAN ROULETTE」もそれに次ぐ傑作アルバムでもある。
まずはじめに本作の曲調を簡単に説明すると、前作の「METAL HEART」の流れを受け継ぐような曲調であり、純ジャーマンメタルサウンドとメロディックなサウンドが融合したかのようなサウンドスタイルと言えよう、本作のオープニングを飾る①はACCEPTの名曲のひつとしても名高いエネルギッシュなメタルナンバーをはじめ優れた曲も多く収録されているので聴き応えは申し分ない。だた前作と比較するとインパクトがやや薄い印象があり、サウンドスタイルも前作と酷似したような印象も強いが、作品自体は傑作アルバムというにはふさわしい内容と言ってもいいだろう。中には本作を最高傑作としてあげるファンもいるらしいいが、個人的には最高傑作というより「RESTLESS AND WILD」と「METAL HEART」に次ぐ傑作と言う評価として挙げる。ただACCEPTの入門者には本作よりもまず「RESTLESS AND WILD」もしくは「METAL HEART」をまず聴くといいがそれらの次に聴くとしたら是非本作を聞いてみては以下香だろうか?
今回の評価95P


DARK FUNERAL - Attera Totus Sanctus ★★ (2006-11-18 22:45:00)

ブラックメタルバンドとしては最も人気があるバンドの一つとしても知られているDARK FUNERALの現時点では最新作である本作の「復讐の賛歌」は通算4枚目にあたるブラックメタルアルバムだ。ブラックメタルサウンドと言ったら音質が悪いと言うイメージが強いが、DARK FUNERALのサウンドスタイルは一味違う。簡単にDARK FUNERALのサウンドスタイルを説明するとブラックメタルサウンドにIN FLAMESやCHILDREN OF BODOMなどといったメロディックデスメタルの要素を付け加えたようなサウンドスタイルで、肝心の音質も申し分ないほど良く、個人的に言えばメロディックブラックメタルと言ってもいいサウンドスタイルだ。無論本作のサウンドスタイルはそんな感じだ。オープニングを飾る①はメロディック且つ純ブラックメタルサウンドが炸裂しインパクトがあるエネルギッシュなナンバーであり、本作のタイトルトラックの③も出来栄えが良くブラックメタルらしいサウンドも見事だ。また個人的には②④⑤⑥がお気に入りだ。とにかく本作は全体的に統一感があり、聴き応えも良くブラックメタル系アルバムの最高傑作の一枚と言っても過言ではないかと思う。只デスメタルの入門者だったら本作よりもIN FLAMESやCHILDREN OF BODOMなどの名盤の方をまず聴いた方が良いが、ブラックメタルを聴いたことがないメタルファンだったら是非本作を聴いてみてはどうだろうか?
今回の評価90P


HAMMERFALL ★★ (2006-11-18 22:29:00)

スウェーデン出身の正統派ヘヴィメタルバンドのHAMMERFALLは現在のヨーロッパを代表するヘヴィメタルバンドの一つでもある。デビューアルバムの「GLORY TO THE BRAVE」(97)で欧州を中心に話題になり、2ndの[LEGACY OF KINGS」(98)ではさらに人気を高め初の日本公演を行うなど本作は彼らの代表作になった。3rdの[RENEGADE]ではスウェーデンのアルバムチャート1位を記録したが、賛否両論作にもなってしまった。4thの「CRIMSON THUNDER」はHAMMERFALLのアルバムの中では最も正統派メタル色が強いアルバムとなりさらに5thの「CHAPTERⅤ~」では正統派ジャーマンメタル色よりもメロディックパワーメタル色を重視したアルバムとなり、このレビューを書いてる時点では最新作になる6thの「THRESHOLD」では正統派ジャーマンメタルサウンドを意識しつつもメロディックメタルサウンドを打ち出した傑作アルバムになった。そこで改めてHAMMERFALLのサウンドスタイルを簡単に説明すると、ACCEPTを彷彿させるようなジャーマンメタルサウンドにHELLOWEENなどと言った正統派メタルとメロディックサウンドを融合させたようなサウンドスタイルであり、またJUDAS PRIESTやIRON MAIDENなどといったブリティッシュメタル要素なども見られる。とにかく正統派メタル好きにはたまらないバンドと言えよう。欧州では絶対的人気を誇っており特に母国スウェーデンではJUDAS PRIESTやIRON MAIDENに次ぐほどの人気がるのにかかわらず、日本では過小評価され人気メタルバンドとは言いがたい状況なのは腹立たしい程皮肉なことだ。HAMMERFALLをこのような評価の仕方では日本人のメタル魂は本物とは思えないし、大半の日本のメタルファンはかなり見る目がないとしか言えない。そうとにかくメタル好きだったらHAMMERFALLを受け入れろ、特に正統派メタルファンだら必聴せよと言いたいのが本心だ。そうHAMMERFALLのメタルサウンドは本物といっても過言ではない!そんなHAMMERFALLを過小評価するようじゃ真のメタルファンとは絶対に言わせない!そうHAMMERFALLは正統派メタルバンドとしてはJUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、HELLOWEENなどに次ぐほどの実力があるんだ!HAMMERFALLを認めてこそ真のメタルファンといえよう。さてHAMMERFALLの入門者にはまず「GLORY OF THE BRAVE」か「LEGACY OF KINGS」がお勧めだ。その次に聴くとしたら「CRIMSON THUNDER」か最新作の「THRESHOLD」を聴くといいだろう。これらを聴いてHAMMERFALLの素晴らしさを味わおうではないか。


DEEP PURPLE - Fireball ★★ (2006-11-15 18:54:00)

DEEP PURPLEの最高傑作といえば「IN ROCK」や「マシンヘッド」を上げるが本作の「FIRE BALL」は最高傑作と言うより隠れた傑作と言った感じだ。どちらかと言うと最高傑作級にはさまれているからこそ影が薄い作品になってしまっただけのことだ。名曲の①、③以外は目立ったような曲はないものの、じっくり聴けばそれらの曲の良さが分かる。ただ①と③のインパクトが強すぎてその他の収録曲が過小評価状態になってしまってるのも否めないものの、出来栄えの方が少し不満があるものの傑作の一枚と言うには十分な内容だ。DEEP PURPLEの中心人物のリッチー ブラックモアが本作に対して「製作時間に余裕がなかったから不満が残る」と言うことを言ったが、まぁ個人的には理解できるが、しかし時間に余裕がなくてこれだけの作品に仕上がると考えればこれは凄いことではないと思う。本作は最高傑作ではないが短時間で作ったことに関してはは最高傑作以上の評価を与えるべきかもしれない。
今回の評価92p


LED ZEPPELIN - Houses of the Holy ★★ (2006-11-15 18:33:00)

レッド ツェッペリンの最高傑作の「Ⅳ」の次作に当たる本作はどちらかと言うと傑作と言うより賛否両論作と言う印象が強いが、本作の収録曲があまりにもバラエティー性を重視してしまった点が原因と言う見方が強いことであろう。だがよく聴くと音楽性の良さなどが分かり、じっくり練りこんだような印象を受ける。確かに本作の出来栄えはいいとは思うんだが、レッド ツェッペリンのアルバムとして聴くとかなり厳しい評価になってしまう。まず個人的に最も大きな不満な点は「Ⅱ」や「Ⅳ」などに収録されてたハードな曲が一曲もないことだ。これはハードロックファンやツェッペリンの初期派にとっては致命的なマイナス点になってしまいかねない。せめて一曲でもいいから「ハード ブレイカー」や「ブラック ドック」に匹敵するほどのハードな曲を入れていたらもっと良かったんではないかと思う。本作はツェッペリンの初期派には親しみにくいかも知れないが、音楽性に関しては申し分ない。只本作は一般的には名盤とも言えるが最高傑作とは言いがたいかもしれない。
今回の評価60P


KISS - Greatest KISS ★★ (2006-11-10 21:18:00)

1996年にリリースされた、KISSのベストアルバムでもある本作の「GREATEST KISS」は初期メンバーの復活などの話題中にリリースされたことから本作は復活記念作と言うにふさわしいベストアルバムと言えよう。
収録曲の殆どが74年から79年に発表された初期のKISSの名曲ばかりだと言うことから本作は飢KISSの入門盤と言えるような内容だが、個人的に贅沢な話だが曲順を古い順から並べていった方がもっと良かったんではないかと思うしそうした方が入門者などには分かりやすかったんではないかと思うが、長年のファンには大きな支障はないと思う。名曲「DETOROIT ROCK CITY」はもちろん「LOVE GUN「ROCK AND ALL NITE」などといったKISSの定番曲ばかり収録されている。自分的には聴き応えがあるべストアルバムだと思うが、KISSファンによっては不満を抱くものもいるだろうがそこは好みの問題となる。ただ入門者には本作よりも後にリリースされた別のベストアルバムの「地獄の宝石~THE VERY BEST OF KISS」の方がお勧めだが、ただ本作もベストと言える内容なので入門者などは「地獄の宝石~」の次に聴くとしたら本作がお勧めだ。誤解を恐れずに言えば本作はKISSの最高のベストアルバムの一枚だと言うことは確かだ!
100p