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まにやさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-31
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まにやさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-31



SPEED, GLUE & SHINKI - Eve ★★ (2020-09-08 09:17:12)

コレクター的な発言で恐縮ながら・・・・スミマセン
日本の70年代ロックの西の横綱がTOO MUCHだと思っていて、こちらは東の横綱

ドラムが少々もたつく場面もあるけれど細かいことは気にせず問答無用に突進する重戦車のよう。
露骨なブルースロックのA-2も加部さんのベースがヘヴィーだからどこまでも重たい。
遊び心あるジャケやインサートも含めて近年再発もされたのでアナログ盤で体験したいところ。


TOO MUCH - TOO MUCH - SONG FOR MY LADY (NOW I FOUND) ★★ (2020-09-08 09:03:31)

クリムゾンの引用そのまんまって最初は思っていたけれど
繰り返し聴いてみると「ちょっと違うかな」と思えるようになった。
ムード歌謡に大げさなアレンジを施した曲と考えると妙にしっくりくる。
無論、基本にクリムゾンがあったのは違いないだろうけどね。
リードギターのフレーズといい実は東洋的、日本的なテイストがちりばめられていたことを
再発見したらいま改めて楽しめています。


MAYHEM - Live in Leipzig ★★ (2014-09-02 18:05:09)

音質について過去に色々書かれているけれど、オフィシャルとして出た以上は音質も含めての一作品
として受け止めないといけないと思うんだよね。
ドラムがスカスカとかなんとか言ってる人いるけど・・・リズムの二人凄い。
個人的にはいちばん大したことないのはギターだと思うけれど、このテの音楽にテクニックを求める
こと自体ナンセンスだよね。
一つの歴史を作った作品として重要だと思うし、好き嫌いを問われれば相当に好き。


ANATHEMA ★★★ (2014-06-04 22:41:10)

なんと13年ぶりの日本盤となる『DISANT SATELITTES』が届いた。
その13年前の日本盤『FINE DAY TO EXIT』以来に聴く人がもし居るとすれば、もはや同じバンドとは思えないだろうし、人によっては一度聞いたきりで中古盤屋やヤフオク行きかも知れないけれど、地道にこのバンドのファンを自認してきた自分にとっては、十分に予想した範疇の作品であった。
鬼才STEVEN WILSONとの接近は『JUDGMENT』辺りからの流れからすれば至極自然であったと思うし、前作『WEATHER SYSTEMS』での何回目かの到達点から次はどうなるのだろう、との期待をもって今回の新作を聴くことができた。
このスペースはアルバム毎の感想や論評を述べる場所ではないので、新作について言及はしないけれど、最初の到達点は『SILENT ENIGMA』、中期は『JUDGEMENT』、後期というかここ数年では『WEATHER SYSTEMS』がこのバンドのそれぞれの時代で最も美しいと感じている。
同時期に登場したPRADISE LOSTはループ状態に陥っているように思えるしMY DYING BRIDEのように、登場以来ほとんど同じ場所に居続けるというのも潔いかもしれないが、ANATHEMAの凄い(と個人的に思っている)ところは、それぞれの時代において、どの作品も奇をてらうわけではなく、やりたいことを高次元で背伸びすることなく実現してしまう事だと思っていて、特にヨーロッパではかなりの評価と人気があるというのも納得してしまう。
初期の作品と今の作品を較べてしまうと、余りの違いに仰天してしまうかもしれないが、作品を順に追ってみれば初期から彼らがずっと持っていたいくつかの要素の配合バランスを実は変化させてきただけだというのが理解できる。決して芯はぶれていないのだ。
PEACEVILLEからの諸作品が日本で紹介されて以来、追っかけている数少ないバンドです。

余談:表面上は円満脱退と伝えられている前キーボードのLES SMITHさんの脱退の原因は、よくあるプロバンド内でのこじれだったようです。 → 私の英国人の友人がSMITHさんの友人なもんで、ANATHEMAもCRADLE OF FILTHも大好きだよ、てな話をしてたら教えてくれました。


DIO - Sacred Heart - Hungry for Heaven ★★ (2014-05-15 12:06:48)

ありゃりゃ、みなさんご存じないのかしら?
このリフはTHE WHOの71年の名作『WHO'S NEXT』のオープニング曲
「Baba O'Riley」のまんまパクリなんだよね。

上のほうで ミナ竜1990 様がご指摘のとおり
 >どっかで聴いた事があるようなメロディー 
なのは当たり前の超有名曲なのです。

ロニーさんはELF時代にはステージでWHOのこの曲を演奏していたそうですので、
完全に確信犯でしょう。
もっとも、ロニーさんほどの有名人がこの時代にパクるということは、曲ができなくての
苦し紛れではなくTHE WHOをリスペクトしたうえでのことと思います。

かわかっこいい仕上がりで好きです!


DIO - Lock Up the Wolves (2014-05-13 22:14:33)

このバンドは相当に後追いで聴いているので、却って冷静に聴くことができています。
聴き手が何を求めるかによって評価は全く異なるものになるのではないかなと本作を初めて
聞いて感じています。
誰もが最初はRAINBOWやSABBATHの再現を求めてしまいがちなのはやむを得ないけれど、うまい
シンガーがいるひとつのバンドとして聞けば本作はそう悪いものではないと思いますね。

あのSABBATH時代だって、個人的には「HEAVEN AND HELL」より断然好きな「MOB RULES」
が発表された時には相当に叩かれていましたからねえ。今「MOB RULES」はそんなに評価低くない
ですよねえ?

結局のところ、ロニーさんにゃ失礼だけど、有能な社長の居る会社では頼れる名参謀役の専務として
抜群の能力を発揮するけれど、自分が社長業に就いてみるとワンマン経営しすぎて社員が付いて来ない、
という、ありがちな話のように思いますね。

さてさて、これ以降のアルバムに手を出すべきかどうか思案のしどころですな・・・中古で後悔しない
価格のものを見つけるまで待ちましょうかね。


MOTORHEAD - Bastards - Devils ★★★ (2013-12-08 14:57:56)

我が家の長男が3-4歳の頃、この曲のブレイクでやたら喜んで、はしゃいでました。今は既に成人してしまった彼に尋ねたら「そんなの覚えてねえよ」とうそぶくけれど、まあ一応ギタリストになったので親父としてはGOOD JOB!
本作が引き締まっているのはこの最終曲のおかげでしょ。


HELL - Curse and Chapter ★★ (2013-11-23 18:18:02)

ファーストで聴かれたアルバム全体を覆っていた人口着色料的な毒々しさや胡散臭さは若干後退したものの、仰々しいまでの演劇性は継承されていて、今回も堂々たる英国メタルの王道を邁進してくれた。

前作同様にめまぐるしく、しかし不自然すぎない変調や転調が盛り込まれた楽曲はプログレにも通じるし各パートの輪郭を強調するアンディ・スニープらしい手法も健在。

ファーストが余りに衝撃的だったので、次は苦労する(もしくは出ないのでは?)と思っていたが、意外にも短いスパンで二枚目が出たのは嬉しい限り。しかし、聴き進むに連れてファーストからの使い回し?もしくは残滓?と感じる部分が少々鼻につきだしたのも事実。凄すぎるアルバムを出しちゃうとその次が大変なのは過去の歴史でもくりかえされてるからね。それとファーストよりも曲の構成上でキーボードの比重が増してきているのは少し気がかり。このバンドにキーボードの使用は最低限で良いと思うから。

中盤に配された疾走ナンバーの8曲目がアルバムの核であり臍といったところか。少々、苦言めいた事も書いてしまったものの本作も期待に違わぬ力作であることには変わらない。

古くはボンゾ・ドッグ・バンド、アレックス・ハーヴェイ・バンド、ジェスロ・タルなどが大真面目に不真面目を演じ、近年ではクレイドル・オブ・フィルスにまで脈々と流れるジェネシス起源のシアトリカルな楽曲とステージの両面を継承するこのバンドからは、即ち英国人で在る事の誇りを強く感じてしまう。

ボーナスディスクのDVDのステージが実に楽しい。来日したら老体に鞭打って見に行くだろうな。


KING CRIMSON - In the Wake of Poseidon - Cadence and Cascade ★★ (2013-02-02 17:07:15)

この曲を書いたのは俺だ、と主張しているMel Collinsさんは作曲者としてクレジットなし。(ToT)


TOO MUCH - TOO MUCH ★★★ (2013-01-26 17:43:29)

誰もいわなきゃ日本のバンドだとは思わないでしょう。いや、日本のバンドだよ、と教えても信じてもらえないかもしれません。

当時のオリジナルLPはまったく売れなかったらしく今では世界中のコレクターの垂涎の一枚。帯付きコンプリート盤なら50-80万というとんでもない代物である。
しかし、廃盤市場価格は内容とは殆ど関係のないところで設定がされるので、妥当かどうかなんて話は虚しいので止めておきましょう。

音楽的なプロットは明らかに当時のブリティッシュロックであることは疑いのないところであるがアルバムが発表されたのは1971年7月。その頃は本家ブリティシュだって混沌とした玉石混淆の時代だった訳であり、VERTIGO、NEON、HARVEST、CHARISMA、DERAM、DAWNなどの新興レーベルから得体の知れない不思議な音楽が続々と産み出されていた時代だ。

この音楽に50万以上の価値があるかどうかはさておき、確かにレアな初回盤が高値を呼んでいる理由は納得できる。この時代に無数にリリースされたマイナーレーベルからの英国勢のアルバム群と並べてみても遜色ないどころかヴォーカル、演奏、アレンジ、プロダクションなどは低予算の英国アルバムよりも頭一つは抜けている出来と言えるから。

基本はブルースベースのハードロックで、いかにも70年代初頭のヘヴィーな曲があるかと思えばインストとヴォーカルのバランスが絶妙なブルースロック、I Shall be Releasedのりラックスしつつも緊張感を失っていないアレンジも決してアルバムの流れを止めているとは言えないし、二曲目のスローブルースだって日本人とは思えない巧みさだ。確かにこの時代の日本人によるロックには、パクったオリジナルバンドや曲がすぐに判ってしまうような露骨な引用もありがちだが、このTOO MUCHはそれが希薄である(とあたしゃ思う)。
当時の日本で人気のSABBATH、PURPLE、ZEPP辺りからの大胆な引用は見えてこない(※1)。だからこそ、とんでもないプレミア付き価格での取引きが成立しえるのではないだろうか。唯一パクリと言われても仕方がない、日本人に一番人気の最終曲だけは苦笑ものだが、ここまでやれれば、それもむしろ立派だとすら今なら思えてしまう。
当時メロトロンはまだ日本にはほとんど入ってきていなかったので、本物のオーケストラを起用(オケ団員のバイトか?)したために、本家CRIMSONより大仰に聞こえたりもする。Youtubeのようなネット音源からこの最終曲をダウンロードするとメロトロンのように聞こえなくもないが、このアルバムにはメロトロンは使用されていない(※2)。

メンバー4人の消息は後に外道に参加する青木正行氏以外は不明(誰か知っている人がいたら教えてください)だが、オルガンとピアノでゲスト参加のミッキー吉野、最終曲のアレンジャーは巨匠、富田勲ということでメンバーではなく脇を固めた人物達に有名人がいるというのも、このアルバムの「幻の名盤化」に一役買っている要素だろう。

ヴォーカルのジュニ・ラッシュ(=ジュニオ中原)の声域は余り広くないので高域が苦しそうに聞こえる箇所もあるが最初に書いたように、玉石混淆のこの時代には本家ブリティシュ勢ですら、酷いヴォーカリストがいた時代だからね。

今ならまだ、再発CD、再発LPともに頑張れば入手可能なので、70年代ブリティッシュロックに惹かれている方は是非お試しいただきたいところだ。

当時、売れた枚数、発売されていた期間ともに、同じワーナー・パイオニア(現ワーナー・ミュージック・ジャパン)のFLOWER TRAVELLIN BANDには遥かに劣るものの、確かに本格的なロックがかつて日本にもあったことを証明する貴重かつ重要な一枚だと断言できる。

(※1)LED ZEPPELIN/IIIの名曲「貴方を愛し続けて」は米国のMOBY GRAPEの「The Lake」、DEEP PURPLEの「チャイルド・イン・タイム」も米国のIT'S A BEAUTIFUL DAYの名曲「Bombay Calling」をそのまんまパクって訴訟にまでなっている。ロック/ポップスの世界ではパクリや模倣は当たり前なのに、なぜ当時の日本のロックファンは日本人バンドを英米のマネとか模倣の一言で片づけていたのだろうか。日本でロックが市民権を得なかったのは結局ところ(自分も含めて)リスナーによる差別だったんだと強く感じる。同じ敗戦国のドイツ、イタリアは英米と並ぶロック輸出国になったのにね・・・・後悔先に立たずです。

(※2)1971年当時 円:ドルは固定相場制だったので、英国製のメロトロンなんて楽器はとてつもなく高額だったと思われるし、変圧器がなければ日本の電源もそのままでは使えなかっただろう。操作や調整がやたら面倒くさいメロトロンを無理して使うよりはオーケストラ員をバイトで雇った方が安価だったのは想像に難くない。と言うより、当時の日本では”めろっとろん”て読むのかな、これってなに?楽器なの?打楽器?のような状態だったと思われる。


GENTLE GIANT - Gentle Giant ★★ (2012-10-14 21:18:33)

顔面ジャケならCOMUSの1stも併せて3大顔面ジャケかと・・・

月並みですが、この1stとTHREE FRIENDSが聞きやすくて好き。


CATHEDRAL - Guessing Game (2012-10-06 17:23:53)

リーもしくはギャリーあるいは両名が、ちいとばかりやりすぎのように感じるのは私だけ?
70年代初頭のVERTIGO、HARVEST、DAWNあたりから登場したバンドのレコードが好きなのは判るけれど自らの音楽にあまりに不自然な形で取り込み過ぎているんじゃないか?
原点回帰というには決して若くない人たちなので酷かもしれないが、もうちょいシンプルでも良いんじゃないかなあ、2nd、3rdの頃のように。
GRACIOUS、COMUS、TITUS GROANなんかは好きだけど、カテドラルの音楽には少なくともおいらは求めていないんだけどなあ。


CARCASS - Symphonies of Sickness ★★ (2012-10-06 17:05:26)

好きdeath。
まあいろいろ言われているSWANSONGも好きな自分deathが、このバンドから一枚選べと問われたらこれをえらぶdeath。
この時点で、孤高の存在であることを知っていたかどうかはどうでも良いことdeath
1stでの問題点を整理しCARCASSという新たなジャンルを自らが切り開いたアルバムなのdeath
次作でギタリストを一名追加して幅を持たせようとの試みも、このアルバムで自分たちが目指していたものがいったんケジメ/節目に達したと思ったからなのかもしれません。
自分の中ではdeathというジャンルを代表するのがこのアルバムdeath


CARCASS - Swansong ★★ (2012-10-06 16:14:54)

僕は1970年代初頭から英国ロック主体に、いろいろなものを聞いてたけど、このアルバムは大好き。
このバンドの1stは余りに音が悪くて絶句したものの2ndでそうした問題点を整理したらバンドのやりたいことがかなり見えてきたように思います。
3rdは自分にとっては中途半端だし4thは一般的に絶賛されているものの僕にはデスというキーワードを逆手に取った作品のように思えています。
むしろ、初期からの彼らのファンからは嫌われている本作の方が、この時点でのやりたいことを思い切り吐出した気合が感じられます。捨て曲ないですよ、これ。
それに、この後にブラックスターとファイアバードに分裂するメンバーたちの心境が、ここにぎりぎりの形で凝縮されていると思うな。


SLAMMER - The Work of Idle Hands... ★★ (2012-10-06 15:58:29)

これ、好きです。
XENTRIXのWHOSE ADAVANTAGEと並んで英国産のスラッシュを象徴する一枚かと。


PINK FLOYD - Animals (2012-10-06 14:38:11)

かれこれ10年以上も前だけんど、ネットで知り合った英国人に出張ついでに会いに行ったんだわ。
土曜日にヤツは英国のたぶん国鉄と思われる列車においらを乗せてくれて、ロンドン中心街の駅から、
今となってはよく覚えてないけど・・・そうだな日本で例えるなら東京駅から電車に乗って、大船か平塚あたりまで連れてってくれんだ。結構英国では知られた中古レコ屋にね。
その列車がロンドンを経って間もない頃、ヤツが窓の外を見ろといって、指差したのがこのアルバムのジャケ写の発電所跡だったっけ。感動して涙が出そうだった。
未だに全然面白くないアルバムだけんど、ジャケットだけはその時の感動的な思い出とあいまって死ぬまで記憶に残るだろうな。


CRESSIDA ★★ (2012-10-06 13:48:32)

本国英国以上に日本においては不幸なバンドだったと思う。
1970年にビクターから独立し発足したばかりの日本フォノグラム社は目玉として英国VERTIGOレーベルの発売権を獲得し、その第一弾としてコラシアム、ジューシー・ルーシー、マンフレッド・マンC3を発売した。第二弾はブラック・サバス、ロッド・スチュアートにフェアフィールド・パーラーだった。英国での発売順に従うなら、このクレシダがフェアフィールド・パーラーの代わりに入るべきだったのだに、見事にクレシダの1stは日本発売が見送られた。あげく多くのプログレコレクターが絶賛する2ndアルバム「アサイラム」も1stを発売しなかったため、日本発売が見送られた。
日本フォノグラムは当時1stをとりあえず発売して売れ行き次第で2ndを出すか出さないか判断していたフシがある。1stのみ発売し、それ以降発売しなかったアーティストはユーライア・ヒープ(のちにコロムビアから発売)、メイ・ブリッツ、パトゥー、グレイヴィー・トレイン、ウォーホース、ジェントル・ジャイアント、そして極めつけは(VERTIGOレーベルではないが)ジェネシス。
かくして1stがパスされたこのバンドはついに日本発売されることなく80年代以降のコレクターの内でのみ語られるバンドとなっていた。
70年代初頭のブリティッシュプログレをそれなりに聴こうとするならクレシダの2ndアルバム「アサイラム」は外すべきではない。


BLACK SABBATH - Live at Last ★★ (2012-10-06 12:14:07)

このアルバム、もっと評価されても良いんじゃないかな?
音が悪いとか、バランスが悪いとか、ジャケが意味不明とか、確かに問題は多いけどね。
1973年に俺はサバスの初来日公演が決まったと聞いて、後日キャンセルされたとは知らないままに
ウドー(だったか?)のチケット売り場に並びに行ったんだよね。
あの時、もし来日公演が実現していたらと思うと、このアルバムと同じ構成だったんだろう。
そんな意味も込めて思い出の一枚。


BLACK SABBATH - Vol 4 - Wheels of Confusion / The Straightener ★★★ (2010-08-22 23:24:08)

この曲構成はサバス版の「レイラ」ですな。


EMPEROR - Anthems to the Welkin at Dusk ★★ (2010-01-30 12:47:00)

日本盤のボートラ2曲は不要というか邪魔。


BLACK WIDOW - Sacrifice ★★ (2010-01-30 12:20:00)

アナログ時代にはこの1stだけが国内盤でも紹介されていたが、その後の作を無理に聴くまでもないか・・・
70年代初頭のブリティッシュが持つマジックがこのアルバムにも溢れていて、万人受けは無理だけど、駄作と名作の境界線に無数存在する中の一枚として存在価値は高い。
サバスとの比較は余り意味がなくって、むしろ錬金術にコンセプトを求めたサード・イヤー・バンドとの精神性での共通点を感じてしまう。


ANATHEMA - Judgement ★★★ (2010-01-30 12:07:00)

これ、一番好きだな。
ちょうどこのアルバムをヨーロッパ出張中に良く聴いていたけれど不思議な位にヨーロッパの淀んだ曇り空にマッチしたのが忘れられない。
彼らのピンク・フロイドへの傾倒が露骨に出た面もあるけれど、楽曲はバンドのピークに達していると思う。
何で、これほどの作が日本で紹介されなかったのか本当に残念。
日本盤も出た次作よりこちらが上でしょ。


BLACK SABBATH - Born Again ★★ (2010-01-25 23:05:00)

おっさんなんで、このアルバムはやっぱ余り好きくない。
でも、このアルバムでアイオミの作曲能力の高さを実感した。
だって、その時々のヴォーカリストの特性を最大に生かす曲作りができるんだもん。
それが良いか悪いかは別だけど並大抵の作曲家にはできない、アイオミさん、凄いッス。


BLACK SABBATH - Sabotage ★★ (2010-01-25 22:46:00)

これね、実はすごく好きなんだけど発売当時、とにかくジャケがひどくて・・・・買わなかったなあ。
ビルワードのもっこり赤タイツに絶句。
とてもオリジナルアルバムとは思えない質の悪いコンピレーションのようなジャケのせいで正しい評価を未だにされてないんじゃないかなあ。


BLACK SABBATH - Heaven and Hell ★★ (2010-01-25 22:38:00)

悪いがサバスの中で最低の作品。このあとのMOB RULESの方がぜんぜん良いし
サバス史から消されようとしているトニーマーティン時代にもこれより良い作品はたくさんある。
普通にメタルアルバムとしてはとても良いけれど要はサバス名義で出しちゃったのがまずかった。


DEEP PURPLE - Deep Purple in Rock ★★ (2010-01-25 22:08:00)

もう何枚かの代表作、MachineheadやBurnがオーバープロデュースに聴こえる荒削りな音作りが何よりの魅力となったリッチーの執念が実った奇跡の一枚。


HOLOCAUST - Covenant ★★ (2008-09-01 20:47:00)

音は相変わらずチープではあるけれど、何で今まで誰もこのアルバムに触れないのかな?
もはやNWOBHMではまったくない上に、プログレではなくメタルでもない中途半端な
時代遅れのコンセプト作品と言えなくもないが、70年代からの伝統的な憂いに満ちた
堂々たる英国路線を継承する出来だと思う。
惜しむべきはNEATのプロデュース力の低さ、即ち予算不足に尽きる。
70年代の混沌としたアングラ英国ロックを愛するリスナーなら満足できるはず。


DEMON - Taking the World by Storm ★★ (2008-03-29 15:45:00)

言い忘れました。
Dave Hillのヴォーカルって決して上手い訳でもないし、声域は中域だけで、むしろ狭いのだけど、デビュー当時から、ひたすら一所懸命なところに惹かれます。
UFOのPhil Moggと並びすぐにこの人と判る個性を確立しているところに男の美学を見た。


SABBAT - Mourning Has Broken ★★ (2007-12-22 23:00:00)

唯一、国内盤が出たということもあって、聴いたことある人が一番多いんだろうけど・・・
曲は良い。歌もまあ及第点。でも何かしっくりこない。
あっさり魚介系醤油スープ(=歌)で極太麺(=演奏)を食ってるかのような違和感が拭えないなぁ。


MOTORHEAD - Bastards ★★ (2007-12-19 22:38:00)

デビューから80年代、90年代、そして00年代と、あえて区切ると間違いなく90年代代表は、これ。


SIKTH - Death of a Dead Day ★★ (2007-12-19 10:17:00)

1stも霞む出色の出来。30年以上rockを聴いてきたけれど、ロックという音楽のフォーマットの中で、まだまだ新たにやれる事がある事を提示した快作。それにしてもvocalistが二人揃ってバンドを脱退!したらしいが、大丈夫だろうか?