これぞ一撃必殺!
疾走感は文句なし、歌い上げるサビの高揚感も抜群。
女性ソプラノ(NIGHTWISHの人?)や男性クワイヤなど
装飾もクラシカルなカラーを強く打ち出している。
畳み掛けるような激速ギターソロには気絶しそう。
エンディングが賛否両論だが、疾走力が全く落ちてないから
私はこれはアリだと思うのだが。

疾走感、メロディが上位の曲に比べ多少後退してるものの
それを補うには十分すぎるほどのヘヴィさだ。
とはいえギターソロはアレキシらしさに満ち溢れたうねりを伴う様な凄まじさだ。

地を這うようなイントロを抜けて爆走に突入した瞬間が最高。
ギターソロが本能むき出しの怪獣の如く大暴れしまくっており、
ストレス発散には持って来いだ。

ピアノがRAGEぽいが、それを除けばRAGEらしさが殆ど無いインスト曲。
緩急のつながりがめまぐるしく、ドラマティックな展開がぎっしり詰め込まれている。
サビとかないし歌メロは勿論無いのでメロディが覚えにくいが、
そういった点を払拭せんばかりにかなりテクニカルで、
プログレ要素を前面に押し出していてそのカッコ良さには圧倒される。