今回のアルバムの中で一番最初にラジオで聴いた曲。 雰囲気はANGRAらしいまさに南米のそれです。曲が進むにつれて徐々にクラシカルな雰囲気も増してきます。 で、この曲のなにが素晴らしいってサビメロが絶品なんですよ!特にサビのアタマの「Sprouts of time~」とか「Hands on heart~」の部分、音符にしてたった3つのメロディですが、そこが余りにも感動的なものなんです。極々個人的な意見ですが…。勿論歌メロ全体も素晴らしい出来です。 「未来を作るのは今なんだ」と歌う歌詞も素晴らしい! ANGRAの懐の深さを実感できる曲。そして大好きな曲です!
インストに続くこの2曲目でもう既にやってくれてますね! 怒涛の展開!奇想天外なリフに絡むクリーンな音色のアルペジオが良い味出してます。 ランディの変態ヴォーカルも早速全開です! そのランディが怪しいハイトーンで叫ぶ「Sitting in the corner~」のところは、始めは「うわぁぁぁ」な感じだったけど(笑)、今ではカッコ良く思えてしょうがない。
ついさっきHMVのホームページを見たんですが、ついにアモット兄やんがやってくれました!! 今度出る来日記念盤「DEAD EYES SEE NO FUTURE」に、MANOWAR、MEGADETHのカヴァーと共にCARCASSの「硫酸どろどろなんでも溶かす」のカヴァーも収録されます!! 他にもライヴ音源が2曲(曲目未定)が収録されるそうです。でも、ついに兄やんがCARCASSのカヴァー。なんか感慨深いものがありますね。
B!誌のレビューで確か92点だったので結構期待していて、昨年ようやく機会があったので購入しました。 確かに良い作品ですね!音楽的にはSYMPHONY Xが良く比較対照として挙げられてますが、個人的にはDREAM THEATER:SYMPHONY X=6:4っていう感じです。(大して変わらねぇ、なんて言わないで下さい/笑) 1曲目『WORLD OF ILLUSION』はミステリアスな感じでミドル・テンポの曲で、疾走曲から始まった方が良い!って言う人も少なくなさそうだけど、俺はこういうオープニングも良いんじゃないか、と思いますね。少なくともバンドのイメージには合ってるんじゃないか、と。ジョン・ウェストの力強い歌唱が非常に映える曲ですね。 そう、仮にメロディ的に面白味に欠けても彼の歌唱でカヴァーし得ると思うんですよね、俺は。それだけ上手いと思うし、俺は好きだし。力強い歌唱は勿論、しなやかで伸びやかな歌唱も魅力的!ROYAL HUNTの『THE MISSION』の時よりは多少力んで歌う場面が多いように感じられるけど、やっぱりアグレッシヴな歌唱はカッコいい!!(勿論ROYAL HUNTでのしなやかな歌唱も良いですよ!) 他の曲に関しては、多少メロディがイマイチに感じる曲もあるにはあるんですが、テクニカルな間奏よりも、楽曲展開の面白味よりも、先程言ったようにジョン・ウェストの歌で乗り切れるっていう感じです。印象的なメロディがあったのは②INTO THE EYE OF THE STORM、⑦SONG OF DESERT。この2曲なんかはかなり良い印象です。他にも①WORLD OF ILLUSION,④THE WIND AND THE RAIN,⑤LOST MEMORY,⑨LET IT RIDEも良い感じです。 ただ、インスト曲⑧RED'S RECOVER,⑩I DON'T KNOWはあまり……。⑧は曲自体が悪い、というんじゃなくて⑦で盛り上がった気持ちをニョロニョロしたイントロで盛り下げられてしまったので…。⑩はクープリ先生の華麗なるキーボード捌きを堪能できるんですが、「自由にインプロしました」的な空気がちょっと"日本盤ボーナス"的。(しかし、しっかり本編!)でも、やっぱりクープリ先生は凄いわ…。 勿体無いのが音質で、ライヴ的で生々しいと言えば聞こえは良いけど、スタジオ盤と知った上でCDで聴くとなるとイマイチ。マイク・テラーナの折角の良いプレイもRAGEのアルバムで聴けるほど躍動感が得られずかなり残念。 まぁ、そこまで高い質を求めるのも音楽の質が高いから。 ⑦⑨以外はスピード・チューンはない、と言える内容なのでメロスピ大好き!!な人はその辺を踏まえて。 あぁそうそう、質は高いんですが、個人的に90点行くほどではないかなぁ…。(笑)
クラシカルなイントロのキーボードで「これだ!」と思う人は多いでしょうね、きっと。 歌メロに関してはAメロの力強さ、Bメロの抑揚は非常に好きなんですが、残念なことにサビメロがイマイチ個人的趣向と合わずに不完全燃焼。少なくともサビメロに関してはこのアルバム収録の『SONG OF THE DESERT』の方が俺は気に入ってます。 しかし、間奏終盤の「オオ~オオ~オ~、オオ~オオ~オ~」っていう暗い感じのメロディは好きです!その前のキーボードの音色も結構好きですね。 確かに個人的にサビメロはイマイチなんですが、ジョン・ウェストのヴォーカリストとしての実力は有無を言わせぬ迫力で、それだけでも「カッコいい!」と思わせてくれます。
前作はまだ聴いてないけど(タイトル曲『CLOUDBREAKER』はしっかり聴いた)、前作と同路線だろうと想像するのは難しくないですね。(笑)頑なに"古典的HR/HM"の現代版的なサウンドです。 まずは、このバンドを耳にする人にとって最も気になる(笑)ニルス・パトリック・ヨハンソンの歌唱ですが、当然素晴らしい、というか凄いです!!変わらずディオ・タイプの力強い、聴く人によっては暑苦しい歌唱がそこに存在しないはずもなく、非常に主張の強い存在感はまさしく"類稀なる逸材"!!前作ではどうなのか知らないけど、本作ではたまに"引き"の歌唱も披露してます。WUTHERING HEIGHTSでの"押し"と"引き"の声の使い分け程目立ってはいませんが。 楽曲は先述の通りで、スロー~ミドル~アップ・テンポを絡めて、時にはアコースティックなパートも盛り込み、オルガンが彩りを添え(オルガン奏者のクレジットが『キーボード』じゃなくて『オルガン』ってなってるのが良いね!)、ツイン・リードも的確に(⑨FROM THE CRADLE TO THE GRAVEではTHIN LIZZY風)決め、起伏のあるアルバム運びで飽きさせない。(メロスピ系が主食のメタラーには「疾走感が足らん!!」とか言われるかも)どの曲もレベルは高く、特に疾走チューン⑩THE FLAMEは本作のキラー・チューンだと言いたい。それを聴くだけでもカッコいいリフにヨハンソンの絶唱に乗って奏でられるフックがありつつも全く甘くないメロディを持つこの曲は絶品!! まぁホントはね、ここまでヨハンソンが際立つと他のメンバーにも"超絶"を望んじゃうんだけど、みんな良い仕事してますからね、実際に。このバンドにはリッチー・ブラックモアはいないしジョン・ロードもいない。イアン・ペイスもいませんよ。(ファミリーは違うけど)ギーザー・バトラーもいません。だけど、みんなカッコいいプレイしてます。そこは、リスナーの我々は黙っていようじゃありませんか。(笑)作曲にも大きく携わっているドラマー、この人のドラミング、かなり好きなタイプだし! 後は遅めの曲でも"圧倒的な名曲"を書いてくれれば万々歳ですね!!(勿論最強の疾走チューンもまだまだ書いてもらうわ!) 「ナヨナヨしたヴォーカルなんて聴いてられっか!!もっとこう、力強い、曲もヴォーカルも演奏も力強いサウンドを聴きたいんじゃぁ!!」っていう男気溢れるメタラー(老若男女問わず!!)は是非!!
"メロディアス"と言っても心地良いメロディがあるわけではなくあくまでアグレッシヴ。でもメロディアス。…なんとも形容しがたい。 とにかく、こんなリフを作った彼らに敬意を表さねばなるまい。素晴らしいぞ!! THE HAUNTEDのヴァージョンを先に聴いていたけど、どっちも良いところがあって片方を選べと言われても無理。テンポは本家であるこちらの方が速い。けど向こうはドラムがペル・モラー・ヤンセン。手数が増えてる。どっちも格好良いよ。
実質の1曲目である「REACH OUT FOR THE LIGHT」の、そしてアルバム全体のクラシカルなイントロ。 0:39辺りは凄く良いんだけど、0:57辺りからちょっと俺の思惑とは別の方向に行ってしまったのが残念。 でも、次の「REACH OUT FOR THE LIGHT」を良い感じに盛り上げてくれる。