初めてアルバム単位で聴いたメイデンの作品。 ハッキリ言って最初は「これが名盤?てか、メイデンって凄いの?」なんてお馬鹿ちゃんなことを思ってしまったワタクシ。まぁ、今でも7,THE FALLEN ANGEL 8,THE NOMADはそこそこ程度ですが、それ以外は佳曲、名曲が並んでいる。 1,THE WICKER MANのようにストレートなもの、その1曲だけでハッキリとした起承転結のあるもの、バラード調のもの、その総てにメイデン印が刻印されている。 ライヴ映えしそうな「OUT OF THE SILENT PLANET」,ラストを飾るドラマティックな名曲「THE THIN LINE BETWEEN LOVE & HATE」が「ROCK IN RIO」で披露されなかったのは残念(後者はライヴ向きじゃなさそうだが前者はやった方が良かったんじゃなかろうか)だ。凄く良い曲だ。ライヴで披露された曲はどれも良いものだ。(となると一番上の方で述べた⑦⑧曲目以外全部だな) 最後の曲を聴き終えた時に俺が得られたのは気持ちの良い疲労感、そしてそこから派生する爽快感だった。 傑作でしょう、これは!
あれ?誰もいない…。 俺はこのメロディ、結構ツボなんだけどなぁ。 俺はメイデンの真骨頂は「FEAR OF THE DARK」とか「HALLOWED BE THY NAME」みたいな曲だと思うけど、「ACES HIGH」がこんなに人気あるのに、これには誰も入れてないのなんでだろう?まぁ、「ACES HIGH」の方が好きだけどね、俺も。 いや、別に「ACES HIGH」と似てるわけじゃないけど、どっちもシンプルな疾走曲ってことで、ね。
3,AFRAID TO SHOOT STRANGERSやタイトル曲は文句なしに名曲。特にタイトル曲は「ROCK IN RIO」のヴァージョンはより素晴らしく、その高騰感は最上級です!(確かに「ROCK IN RIO」ヴァージョンに聴き慣れるとこのスタジオ・ヴァージョンでは物足りなくなってしまう)6,WASTING LOVEも結構印象に残るバラード・タイプの名曲だと思ってます。 他にも「良いな」「なかなか良いな」と思えたのは1,BE QUICK OR BE DEADや5,CHILDHOOD'S ENDや10,JUDAS BE MY GUIDEですね。 こうしてみると全12曲中「良い」と思えたのは半分。残りは聴いててちょっとつまらなく、アルバムとして見ると物足りなさが結構ある。(7,THE FUGITIVEのヴァースはなかなか格好良いけど。他にも部分部分で「あ、ここ良いな」と思える箇所もなくはない) 良く言えば「バリエーションが豊富」、悪く言えば「散漫な印象」。…いや、散漫だという印象は受けなかったかな。でも、やっぱり曲の出来は俺には"良い"も"悪い"も半々くらいです。 ただし、これもIRON MAIDENに求めるレベルが余りにも高いからなんですよね。これがもし全く知らないようなバンドのアルバムならもっと素直に「タイトル曲は素晴らしい!!この曲を聴くためだけに買っても損はない!!他の曲も良い曲多いし!」と言っちゃうでしょうね、俺。ただ、メイデンには「名曲が沢山あって、そうでない曲もなかなか良く、捨て曲はあっても1,2曲」みたいなハードルが俺の中で出来上がってるのかもしれない。 そういったものを排除して考えれば、この作品も良い作品かも知れません。 ともかく、③⑥、そしてタイトル曲⑫はファンならずとも聴いて欲しい曲です!そう言える曲が収録されているんだから「このCDを買え!」です!
「メイデンで一番好きな曲は何?」って聴かれたら多分この曲を挙げるでしょう、俺は。 イントロとアウトロの「静」の部分と中間部の「動」の部分のコントラスト、そして流れが絶妙で、しかも最高に格好良いメロディ・ラインと言う事なしの超名曲!! リフも最高だし2番以降のサビでのリズムも間奏も最高!!そしてライヴ・ヴァージョンでの大合唱!!これは堪らん!! 「ROCK IN RIO」ヴァージョンはテンポこそはスタジオ・ヴァージョンより多少遅いとは言えバンドの演奏はエネルギッシュだし、なにせオーディエンスの声が凄まじい!!25万人だもんなぁ。 お薦めは勿論「ROCK IN RIO」ヴァージョン!!
タイトル通り1992年のドニントンは『モンスターズ・オブ・ロック』でのライヴ音源。これが発売されたときには既にブルースは脱退してしまっていたという…。 選曲は言うまでもなく"いつものメイデン"のベスト的選曲。つまり"代表曲 新譜の曲"。故に『ROCK IN RIO』や『A REAL LIVE DEAD ONE』辺りのライヴ盤を持っている人には「大体同じ」と思えるかも知れない。(さすがに『ROCK IN RIO』とは収録時期がかなり違うのでそれなりに違いも出てくるけど)けど、曲は当然良いわけですよ。(笑)故に大した問題じゃありません!(笑)当時の新譜『Fear Of The Dark』の曲のライヴ・ヴァージョンが聴けるのは嬉しいですね! しかし、『ROCK IN RIO』に慣れてる俺にとっては2曲目にいきなり『NUMBER OF THE BEAST』は唐突過ぎますね。(笑)『FEAR OF THE DARK』の登場も早い!! それに最後のエイドリアン・スミスも参加しているという『RUNNING FREE』は曲自体があまり好きではないこともプラスには思えない。…けどまぁ、ライヴの出来自体がカッコいいので許せます。(笑) ただ、『CAN I PLAY WITH MADNESS』のハモリ(スティーヴか?)は微妙です。(笑) バンドの演奏はライヴ感に溢れ、熱く素晴らしいプレイを披露してます! 音も臨場感あっていいんですが、個人的にはギター・サウンドにもうちょっとだけリヴァーブ感があっても良いかなぁ。 とりあえず、カッコいいライヴ盤なんでどうぞ!
頭の2曲だけで後は残念な出来、みたいに言われる本作。 確かに「ACES HIGH」はメタル史上に残る名曲だし個人的にも最高に好きだ。「2MINUTES TO MIDNIGHT」も人気曲。(でもこの曲、聴き始めの頃は好きだったけど今じゃ結構普通かなぁ)やっぱ頭の2曲は強烈でしょう。 ただ、インストの③は俺はつまらなかったし、他も全部イマイチ。なかなか格好良い部分もあるんだけど…。頭の2曲と比べてどうこうじゃなくて、単に好きになれないなぁ。 唯一4,FLASH OF THE BLADEは個人的には「2MINUTES TO MIDNIGHT」よりも好きなんで、「頭の2曲」じゃなくて「前半は良い」と言ってもいいかな。 名盤と呼ぶには曲の出来が足りないけど、「ACES HIGH」を聴くためだけに買っても損はしないでしょう!それだけの名曲だからね! つまり名盤というより必聴盤!(どっちも同じような意味だけど、微妙に違うんです)
さすがはメイデンのライヴ!!しかもオーディエンスは25万人!!しかもそこは熱いサンバの国、ブラジル!!曲の声のデカさはハンパじゃない!!「FEAR OF THE DARK」は素晴らしい仕上がり!! それにセット・リストも名曲・超名曲勢揃いで圧倒的!!なのに聴きたい曲がまだ沢山あるんだから、いかにメイデンが良い曲を残して来たかってのが思い知らされます。 まだDVDしか持ってないけどCDも買いたい!!
「FUTUREAL」はブレイズも(スタジオでは)良い感じで歌えていると思っているのでブルースが歌ってもそんなに……との印象を受けたけど、「MAN ON THE EDGE」はやはりブルースに軍配! どっちの曲でもブルースが歌うと貫禄は100倍増し!!結果、ブルース・ヴァージョンがあるならそっちを聴きましょう、と。
「ROCK IN RIO」を聴けば余計に実感できるけど、「SIGN OF THE CROSS」はドラマティックな名曲です。「MAN ON THE EDGE」も勢いのある曲で良い。「THE EDGE OF THE DARKNESS」も非常にメイデンらしくて素晴らしい。 他にも俺が曲レヴューしているものは当然格好良いと思ってる曲だ。 しかし、やっぱりブレイズのヴォーカルは残念でならない。 ちなみに俺は次作「VIRTUAL ELEVEN」は好きだったりする。そちらではブレイズも悪くないと思ってる。でも、本作でのブレイズは酷いと思うぞ。音痴です。次作でも音痴な部分はあるけど、本作ではもっともっと音痴です。それに声質もメイデンに合ってない。「ザサイノヴァクロ~ス」と歌うはずが殆どパ行に聴こえ「パパイノパクロ~」と聴こえる、と言ったら言い過ぎだけど、イメージとしてはそんな感じ。"上手く"歌えてる部分も捜せばあるんだろうけど、大抵は残念な結果。("上手く"っていうのは勿論音程だけに限らない) 曲の方も、出来は良いにしてもちょっと暗い。もっと勢いのあるアルバムにしてブレイズのアグレッシヴな声を引き出せば良かったものを、なんでここまで暗くてプログレ的なアプローチを濃くしたのか…? それに、これは「VIRTUAL ELEVEN」にも言えるんだけど、なんでブレイズ在籍時のギター・サウンドは勢いが足りない音作りなんだろう?プログレ的アプローチ?生々しいドラム・サウンドは結構好きだけど。 初回限定盤の2枚目の曲は、デイヴ・マーレイの曲とかもあってなかなか良い曲が入ってる。でも、そのデイヴ作曲の「JUSTICE OF THE PEACE」でのブレイズの歌唱はメイデン在籍時の歌唱では最も醜いのではないか、と思えるくらいの歌唱。折角勢いがあって格好良い曲なのに…。 曲は格好良いですよ! とにかく、アルバム1枚通して聴くのは結構骨の折れる作業です。(作業って言い方は良くないな) でも、良い曲は入ってんだよなぁ。だから本当は聴いて欲しい。けど、この歌は…。ブレイズの歌が大丈夫だって言う人には勧められるけど…。
「THE X FACTOR」のボーナスCDの3曲目。 1曲目の「JUSTICE OF THE PEACE」では思わず笑ってしまうような、はたまた泣いてしまうような歌唱を披露してしまったブレイズだったが、この曲では大丈夫だった。 俺は後追いだから冗談っぽく言えるけど、発売当時の人たちにとっては「物凄いこと」だったんだろうなぁ、このシンガー交代は。
メイデンは大好きですが、数を聴いてないので(アルバムは「FEAR OF THE DARK」以降しか持ってません。あとDVDで「ROCK IN RIO」を持ってます)これは聴いたことない曲が多くて、一歩メイデンに近づけた感じがします。 カッコいいのから笑かしてくれるのまで様々なPVが詰まってます。 オマケ映像の見方ってのが未だにわからんけどね。(笑)それを見れてなくても十分満足の出来です!! 追記:↓の方法でようやく隠しトラックを観ることができましたが、ブッちゃけた話そんなに大したものではなかった。(笑)いやいや、それでも観れなくて気になってたんで観れただけでもありがたいです。ギターの国から2002.遺言さん、ありがとうございました!
IRON SAVIORらしい力強い曲ではあるけど、なんか今までよりも"メロディアス"な感じがする。 ブリッジの聴かせ方、どっかのフニャチン・ヴォーカリストが歌ったら『クサ・メタル』で片付けられてしまいそうなサビメロ(実はそんなにクサかないけど。ん?言ってること矛盾してる?)、と今までにこのバンドでは感じたことのない印象を受けた。 前作収録の「THUNDERBIRD」をもっと親しみやすくした、とでも言うべきか…。 とにかく、良い曲ですよ!サビのバックの鐘の音とか凄く気分を盛り上げてくれるし、ピートの"漢"ヴォイスも当然健在!!