よくあるリフに乗ってピートのパワフル・ヴォーカルが無理矢理曲を引っ張るAメロを聴いて「またしても平均的に良い曲に陥るのか…?」と思ってたら、いやぁ、Bメロのカッコいいこと!!いきなりメロディが良くなったねぇ! サビも『Brave,brave new world』ってとこはイマイチだけど、そこ以外は勇壮なメロディで、ピートの無骨な声がまた良いんだ。 ホントは☆2つにしようかと思ったけど、ギターソロの後の歌メロがかなりカッコいいんで3つ。
JOURNEYの再結成アルバム。 なんとなくスティーヴ・ペリーの声が以前よりもハスキー度が増してる気がするけど、それでも歌の上手さは変わらず!やっぱり良い声してるよ、この人は。 曲はスティーヴが一番にクレジットされていることからも想像できるとおりバラードが多く、ロック・ファンにはちょっと退屈かも知れないけど、そこはJOURNEY、どの曲も基本水準を超えてますね。(まぁ、中には弱めな曲もなくはないけど…) ロック・ファンなら興奮せずにはいられない哀愁ロック・チューン①MESSAGE OF LOVEで再結成を高々に宣言! ③WHEN YOU LOVE A WOMANも落ち着いたバラードでこっちも「これぞJOURNEY!」な曲。 個人的にはあまり評価されてないが⑤FOREVER IN BLUEや⑦DON'T BE DOWN ME BABYも素晴らしいと思う。特に⑦DON'T BE DOWN ME BABYのサビは、曲レビューの方でも書いたけど、ジョン・ボン・ジョビが歌ってもハマりそうなメロディは絶品のバラード。BON JOVIででもソロででもどっちでもいいからジョンに歌ってほしいなぁ。(あ、でもリッリーのバック・ヴォーカルは必須なのでバンドでお願いします/笑) あと⑧STILL SHE CRIESも良いですね。 ただ、このアルバムを代表する曲はなにか?と聞かれるとちょっと返答に困ってしまうかも知れませんが…。言うなれば①MESSAGE OF LOVEでしょうけど、あまり"アルバムを象徴してる"とは思えないし…。 いやまぁ、先にも言ったように良い曲はしっかり詰まってるので、そこはご安心を。 バラードが多く、しかも75分とかなりの長丁場だけど、夜に聴くには最適のアルバムじゃないでしょうか?良い意味でBGMとして最適な気がします。部屋でゆっくりくつろいで、たまに「あぁ、この曲良いなぁ」なんていう風に音楽を意識したりして。
リッパーは上手い!このライヴ盤(DVDしか持ってないけど)でも圧巻の歌唱を披露してるね!スコットのドラムもタイトだしイアンのベースもガリガリいってるしギターの御2人はさすがだし名曲も入ってるし。 …だけど、どうもエキサイトメントに欠ける。それは多分セットリストのせい…か? 確かどこかで「始めはスローな曲で始めて徐々に曲のテンションを上げて行くんだ」とかなんとかバンドが言ってるインタヴューを読んだ気がするけど、いやいや、俺はハナっからガツンとメタルかましてくれた方が良いぞ!1曲目が「METAL GODS」なのは良いけど6曲目の「RUNNNING WILD」まで疾走感が無くてちょっと不満。(ビートが速い曲はそれまでにもあるんだけどあんまり疾走感を感じなかった) それでも12曲目の「BREAKING THE LAW」からはテンション上がりっぱなしなんだけど。てか、そこからがまさに圧巻!!「PAINKILLER」に「ELECTRIC EYE」に「LIVING AFTER MIDNIGHT」に「HELL BENT FOR LEATHER」と名曲が満載!! 正直全体の印象はスタートがイマイチだったのであんまり良くないんだけど、終盤が凄まじいので良いしとしましょう!(でも、なんで「THE SENTINEL」をカットするんだ!?) だけど、せめて1曲目のスコット、そのパーカー姿だけはどうにかならなかったんか?(笑)2曲目からはメタル・ドラマーらしい格好で大変よろしいけど。(笑) さてさて、新作に付いてくるというロブ復帰後のライヴ映像が早く観たくて堪らん!
「CENTER OF THE UNIVERSE」を生み出したKAMELOT。ホント、最高!! 早くアルバム出さないかなぁ。てか、ライヴしに日本に来て欲しい。去年は行けなかったから…。ライヴ観て感動してぇ!! ロイが「THE SPELL」歌ってるのを映像で観たけど、すんげぇオーラ放ちまくってた!!早くあれを生で体験してみたい!!