「EXCITER」は、本当に「PAINKILLER」の先祖って感じの曲。 「BEYOND THE REALMS OF DEATH」のギターソロは悶絶必至。 この2曲を聴くためにも買いましょう。 そういえば、B!誌の奥野氏も「この2曲を聴かずしてメタル云々を語るとは甚だ能天気だ」って言ってたっけ。 あと、政則氏のレヴューを読むためにも買いましょう。(笑)
売れに売れ、後にこのようなスタイルで出てくると「KORNのフォローワー」と呼ばれ、「売れ線」のレッテルが貼られた。 KORNが最初は非主流であったヘヴィロックをメインのロックに持ち上げたバンドだと思う。 LINKIN PARK、LIMP BIZKITなどのバンドの驚異的なセールスも大きく機能したけれどもKORNが1番の立役者。 そのKORNの巨大化の原因(?)は、この作品である。 ALICE IN CHAINSとかRAGE AGAINST THE MACHINEが創った土台の上に KORNが新たなものを創り上げたという感じだ。 重いリフに変な声やラップを交えたそこまで暗くないヴォーカル、まさに「お手本」だと思う。 ヘヴィロックのヴァイブル、もちろんヘヴィロック好きは通らなくてはならない作品である。