この曲を聴け!
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300

MyPage

Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 201-300
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86
モバイル向きページ 


AKITSA - Aube De La Misanthropie - Guerre Eternelle ★★ (2007-03-29 00:41:37)

永久の戦争という物騒なタイトルですが、漣のようなギターのメロディが美しい。ノイジーなプロダクションも、不気味なヴォーカルも、そのメロディを彩る要素として成立している感じがします。


AKITSA - Aube De La Misanthropie - L'appel De Front Misanthropique ★★★ (2007-03-29 18:18:18)

悲しげなメロでしばらく聴かせた後、プリミティブブラックに変貌、ラストは人生終わってる感じのメロディで鬱に締める曲。ヴォーカルもキてるし、メロのセンスもなかなかである意味展開美すら感じる曲。私的にはこの曲がアルバムで一番良かったかも。


AKITSA - Aube De La Misanthropie - L'eltisme Quebecois (2007-03-29 18:26:50)

AKITSA的NS宣言!?歌詞が付いてないから何とも言えませんが…。


AKITSA - Aube De La Misanthropie - Nouveau Regne ★★ (2007-03-29 00:48:13)

ここから急に音圧が上がる為、普通に聴いているとかなりビックリします。前曲がダークアンビエント的なBURZUMカヴァーだっただけにキツいものが…。それを別とすれば、なかなかの曲かと。ヴォーカルのエフェクトが凄いです。ヴォーカルが入ると音圧が二倍になる感じ。


AKITSA - Aube De La Misanthropie - Pouvoir Desertique ★★ (2007-03-29 18:20:36)

ILDARNを思わせる低音質プリミティブブラック。
リフのノイジーさが気持ちいい…けど、リズムの音をもう少し目立たせて、全体的に音を少し大きめにしてくれたら尚良かったなぁ…リズム自体は好きですが。


AKITSA - Aube De La Misanthropie - Redemption (2007-03-29 00:36:48)

ディスク1を締める、約20分の大作。
雰囲気たっぷりの語りとノイズを組み合わせたもので、試みとしては面白いと思うんですが…ノイズが波長を変えたりする部分は来るものがあるんですが、このノイズの基本的の音色がちょっと苦手。なので★一個。


AKROTHEISM - Behold the Son of Plagues ★★★ (2015-08-03 19:19:23)

2014年発表の1st。

カヴァー曲を演るにしても、敢えてVED BUENS ENDEを選んでしまう辺り、何となく只者でなさが垣間見えますが…その期待を裏切らない、真性な雰囲気を醸し出すブラック。路線としては、初期~中期WATAINをもう少しRawにしたような、オーソドックスなブラックメタルで、切れ味の鋭いオールドスクールなフレーズやオカルト性を感じさせるメロディをリフの中に練りこんで聴かせる、カルト性たっぷりな作風。

この手のメタルはリフでどれだけ惹き付けられるかだと思いますが、このバンドは同系統のバンドと比べてもその部分のセンスがなかなか優れているように思います。アングラな熱気だったり、焼け付くような絶望感だったり、「カルト」な雰囲気を保ちつつ色々な情景を見せてくれる感じ。人間性を失ったような歪み切ったヴォーカル、やや歪みの強いプロダクションなど、ブラックとしてもやや過激な方に位置する音ですが、まあこのバンドもチェックしてるような人には何の問題もない、むしろプラスでしょう。

ギリシャには真性でオカルトな雰囲気を持つブラックが増えてきている印象ですが、このバンドもその流れを汲んでいるように思います。ACRIMONOUSやSEPTUAGINT辺りまでチェックしているようなブラックファンならばおそらく気に入るでしょう。


AL-KAMAR - Abstract Spread ★★★ (2011-06-14 00:07:02)

2011年発表の1st。

クリエイターやミュージシャンが、レーベル等の制約に縛られず、自身の創造性を発揮出来る場所として徐々に注目を浴び始めている同人音楽シーンですが…まさかそのシーンから、こんなアーティストが生まれるとは。なんとALCESTやAMESOEURS、LANTLOS辺りに影響を受けたと思しき、アーバニズムの危うく儚く、ダークな側面を描くシューゲイザー・ブラック。

このアーティスト、リフやメロディによって「儚さ」「鬱感情」などの微妙なニュアンスを表現出来てはいるんですが…思いっきりその感情に沿ったメロディを弾いてくれるので、ある意味キャッチーにすら聴こえるのが素晴らしいと思う。表現している、しようとしているものが、繊細さを要求されるものなのにも関わらず。

この手のバンドって、時々情景描写に重きを置きすぎるきらいがあって、リスナーが付いてこれるかどうかが二の次になってる(その分本格的とも言う)ことも少なくないんですが、AL-KAMARは1つ1つのフレーズに、「聴き手と絶対にこの情景を共有したいんだ」くらいの意志を感じるほどに、展開やメロディが分かりやすく鮮烈。特にKRALLICE並のトレモロ地獄パートや、儚いピアノと感情が磨耗するようなノイズリフを乗せて疾走するパートを含む「Hypocrisy Luna」が素晴らしい。

また、この手としては珍しく(というか唯一?)初音ミクを起用していますが、これも試みとしては大成功しているように思います。BorisのAtsuo氏はヴォーカロイドについて「人々の妄想は人間には最早担えない状態になっている」として、ヘヴィなものとしていましたが、この作品ではヴォーカロイドの声が逆説的に、妄想的で抽象的な情景にリアリティを与えるものとして機能しているように思えるんですよね。音像的には、少し前に出過ぎなので、もう少しミックス面でも抽象化してくれると聴きやすいですけど。

ただ、エフェクトに頼ったヴォーカルと、拙い英詩はちょっとマイナスですね…特に英詩。特定の人物へのディスにインスピレーションを受けたものも多いという世界観自体はいいとしても、「I doesn’t know」とか「You’re Die」とかふざけてるのかと思う。この手の音楽はどれだけ聴き手を没入させるかで価値が決まると言っても過言ではないと思うし、この世界観にこういうお馬鹿な感じは明らかに不要。こんな推敲の手間すら惜しんだような歌詞に、誰が心象を投影したがるのか…と単純に疑問。

と、最後は少し辛口でしたが、同人音楽リスナーがシューゲイザーブラックの入り口とするには、Neige関連よりも適切ではないかと思わせるほど、この手のジャンルの美味しい部分を強調したかのような作品。同人音楽シーンのギタリストって、ギターヒーローになろうとする人が多すぎなので、ギターをこういう風に聴かせられる人って貴重だし素晴らしいと思う。是非これからもコンスタントに活動していって欲しいですね。


ALCEST ★★ (2007-06-02 23:02:00)

フランス産メランコリック(ノスタルジック?)ブラック。
AMESOEURS、PESTE NOIRE、ex-MORTIFERAのNeigeによるワンマン・プロジェクト。
ここまで来ると、最早ブラックと言うよりセピアって感じです(笑)


ALCEST - Le Secret ★★★ (2007-06-02 23:22:00)

2005年発表の2曲入りEP。

…まず目を惹くのが、ジャケを含むアートワークの素晴らしさ。表、裏ジャケともに人物の写真をセピアで加工したノスタルジックさを感じるもので、特に森の写真とコラージュされた裏ジャケの美しさは特筆もの。歌詞カードの川や森、蛙の像などの写真はNeige本人の手によるものらしく、中でも蛙の像は何気ない情景で音楽性を示唆するもので、Neigeの繊細な感性が良く表れていると思います。美術は良く分かりませんが、アートワークだけでも元は取れたと思えるほど良いです。

もちろん音楽の方もアートワーク以上に素晴らしい。
クリーントーンでのアルペジオやキーボード、優しげな普通声などをフィーチャーした大作主義のドラマティック・ブラックなんですが、メロディにかなり個性的な美しさがあり、独特のサウンドになっていると思います。ブラックと言えばやはり「邪悪さ」ですが、この作品に登場するメロディは「邪悪」とは反対に位置すると言っても良い「清浄」かつ暖かなもので、聴いていると心が洗われていくような感じがします。この聴いていると浄化されるような感触は同じくNeigeのバンドであるAMESOEURSとも共通するものですが、こちらの方が更にそういう方向に特化したサウンドだと思います。

音質はギターの歪みがかなり強めである上に、2曲目ではBURZUMを更に悲痛にしたような絶叫がフィーチャーされていると言うのに、殆ど暴虐性や過激さを感じないのが面白い。両方とも、曲を「感情的」なものにしているという印象。確かに憂鬱(メランコリック)な音ではあるんですが、陰鬱(ディプレッシブ)ではないのがミソ。けれど人によってはこういう音の方により心を動かされるかもしれません。感受性が強い人が聴いたらNeigeの感情が曲から伝わって泣いてしまうのではないでしょうか。

…そういう訳で、ブラックに「邪悪さ」「暴虐性」「思想の過激さ」辺りを求める人には向きませんが、作り手の感情の発露みたいなものを感じたい人には本当にお勧め。そういう意味では、NARGAROTH辺りが好きな人であれば気に入るのではないかと思います。ちなみに、2曲と曲数は少ないので割高に感じるかもしれませんが、一曲が長くトータルで30分近く(27分)あるので、安心して買ってください(笑)。波長が合えば宝物になるかも…


ALCEST - Souvenirs d'un autre monde ★★★ (2007-08-15 18:14:00)

2007年発表の1stアルバム。

今作もまた、前EP同様、ブラックらしからぬジャケが目を惹きますね。今作のジャケは緑を基調としたものになっていますが、これは1曲目のタイトル「Primtemps Emeraude(エメラルド色の春)」を反映したものでしょうか。相変わらずセンスがいいです。今回デジパックに直接歌詞が書いてあるという形式のためブックレットが無いのはちょっと残念ですが、デジパック内側の自然の情景も音楽性にあったもので、やはり必見。

音楽性の方も変わらず独自のノスタルジーを貫いてます。
ただ、トレモロリフやノイジーなギターサウンドなどブラックの要素を使いながらも清浄な雰囲気を醸し出すサウンドの根幹は変わっていませんが、前作とは違いあの声帯の軋みが聴こえてくるような絶叫は排除され、代わりにNeigeは普通声で歌っていますが…これがより音のノスタルジックさに拍車を掛けるまろやかな声で、実に素晴らしいです。曲によっては女性Voも取り入れてますが、彼女の声もNeigeの声も本当に繊細。個人的には、聴いていて幼少の頃自然ので遊んだ情景の追憶だったり、妖精が出てきそうな森だったりと色々な景色が浮かんでくる作品。ある意味走馬灯っぽい情景です(笑)。

タイトルはフランス語で「異なる世界の記憶」という意味らしいですが、このサウンドはNeigeの心の中にある世界の景色を描いたものなのかもしれませんね。…ほんと素晴らしい感性を持った人だと思います。纏めると、ブラックは暴虐や鬱、寒々しさ等以外にももっと色々な情景を描く事が出来ると証明した名盤と言えるのではないでしょうか。そういう意味では、ブラックの様式が好きな人は
ともかく、ブラックそれ自体が好きな人なら必ず聴いた方が良い作品と言えるかもしれません。


ALCEST - Souvenirs d'un autre monde - Tir Nan Og ★★★ (2007-08-15 18:12:37)

パーカッシブなリズムに叙情的という言葉では済まされないくらい情感のあるメロディが乗る曲で、アルバム中最も民族色の強い曲でもあります。森の中、木漏れ日を浴びながら妖精たちと戯れているような雰囲気。
…と思ってたら、タイトルの「ティル・ナ・ノグ」って、調べてみたら本当に妖精の住む楽園の一つの事を言ってるみたいですね。予備知識が無い人にさえその情景を伝えてしまうNeigeの才能に脱帽…。


ALDIOUS - Dear Slave ★★ (2009-12-27 09:20:00)

2009年発表の4曲入りミニ。
展開こそ歌メロを主軸に据えた、キャッチーで普段メタルを聴かないリスナーにも
取っ付きやすいものながら、スラッシーなリフや、ツボを突いているリードギターのフレーズ、
要所要所でメロディアスに底を支えるベースと、メタルの各要素が押し引きを心得、かつ骨太な
もので聴き応えがある作風ですね。メタルのかっこよさが、ごく分かりやすく詰まっている感じ。
おそらく初音源だと思いますが、この時点でメジャーなジャパメタと比較しても劣らない魅力がありますね。
個人的に気に入ったのは、メタル要素が骨太なのにも関わらず、ブルージーな雰囲気や体育会系の
ヴォーカルなど、他の評価の高いジャパメタにありがちな要素をほとんど取り入れていない点。
歌メロは歌謡曲やクサメタルに近いし、それを歌うヴォーカルも伸びがある、サディスティックさと
繊細さを兼ね備えた、表現力の高いものでバンドのキャラに良く合っていると思います。
まあこの辺りは好みですが…こういう路線のバンドも、ジャパメタシーンで高く評価される
ようになってくれれば、個人的には嬉しいですね。


ALDIOUS - Dear Slave - Bind ★★★ (2009-12-27 09:23:18)

余りにもバンドのキャラと合いすぎている1曲目。
演奏は厚いにも関わらず、変に聞き苦しくない出音でミックスも素晴らしいと思う。サビ前やラストでのヴォーカルのハイトーンがめっちゃかっこいいです。


ALDIOUS - Dear Slave - 紫苑 ★★★ (2009-12-27 09:24:09)

歌メロがもう「クサメタラー殺し」ですよね(笑)。
ど派手なメロディをぶちまけるという訳ではないんですが、暗い情熱の篭もった、印象的なメロディを歌い上げるタイプで、(メロディ的に)静のクサメタルと言えそう…かも?


ALDIOUS - Deep Exceed ★★★ (2010-10-22 18:35:34)

2010年発表の1st。

…シングルを2枚リリースした時点で、決して見た目だけではない、
クオリティの高い音を出してるバンドだとは思ってましたが、想像以上に良かったです。
ハードロック風のリフで聴かせる曲やバラードを交えつつ、スラッシュ由来の刻みリフに、
歌謡曲(もしくはV系)的な歌メロが乗るスピードチューンを基調とした作風ですが、
歌メロや曲の構成がしっかりしているため、2~6が似たタイプ、後半も
同タイプの曲多めなのにも関わらず、全く飽きを感じない出来。

…世間的には、「アゲ嬢ルック」「嬢メタル」で注目を集めてますが、
(あくまで想像ですが)そういうキーワードに惹かれる人って、JUDAS PRIESTや
IRON MAIDENをリアルタイムに体験してきました的な筋金入りのメタラーよりも、
もうちょっとライトな層だと思うんですよね。このバンドは、そういう層にも
入りやすいであろう歌メロのキャッチネスと、入った人の心をしっかり掴む、
リフやリズムのかっこよさを両立させているのが素晴らしいです。


硬派過ぎない間口の広さ、軟派過ぎない演奏の骨太さを備えた作品。
しかし、1作目というのに、このバランス感覚のよさは何なんでしょう。
これなら話題になって当然、売り出されて当然という気がします。


ALDIOUS - Deep Exceed - Across ★★★ (2010-10-22 18:40:19)

バラードを演ると、メロディセンスの高さが際立ちますね…。
普通にドラマの主題歌になりそうというか、RPGのメインテーマに
歌詞を付けたような感じというか…哀切な中にも、ごく親しみやすい
キャッチーさがあるメロディがほんと素晴らしいです。


ALDIOUS - Deep Exceed - Bind ★★★ (2010-10-22 18:37:41)

第一弾シングルの一曲目。当然再録。
…でも、ハイトーン部分はシングル版の方が良かったかも。
ビブラート強くなった代わり、声が少し細くなってる感がある。


ALDIOUS - Deep Exceed - Deep (2010-10-22 18:43:04)

う~ん…凄くキャッチーなんだけど、少しアニソンっぽい気が…
バンドのイメージと比べて、明るすぎる曲調だと思う。
アゲハ嬢が(その格好のまま)太陽の下を歩いてるような違和感がある。


ALDIOUS - Deep Exceed - Dual Personality ★★ (2010-10-22 18:39:22)

曲タイトルに合わせるように、加工されたヴォーカルが印象的。
ただ、ヴォーカルのシャウトが妙に可愛らしいのが微妙かも。


ALDIOUS - Deep Exceed - Eversince (Metal Version) ★★★ (2010-10-22 18:41:36)

中~低音魅力のヴォーカルだと思ってましたが、ハイトーンもかっこいいですね。
絶対直立不動で歌ってなさそうな(笑)、テンションの高さがあると思う。
挑発的なルックスながら、良い意味で余裕なさそうというか、敢えて余裕を
持たないような出音なところが好きです。


ALDIOUS - Deep Exceed - Luft ★★★ (2010-10-22 18:36:11)

バンドのヴィジュアルイメージから入った人は、最初の激しいリフで驚くかも。
逆にルックスで売ってると思った人は「本気だ…」と思うかも。
でも、メタル耐性がない人で、一旦引いてしまった人でも、すぐに歌メロや
Gメロの華麗さで引き戻されると思う。オープニングから続く、掴みの曲らしい
分かりやすさと、演奏のテンションの高さを備えた名曲。


ALDIOUS - Deep Exceed - Premixed Flame ★★ (2010-10-22 18:42:14)

これ通常盤のみって勿体無くないですか?
ハードロックっぽいギターワークとか、テンションの落差が
激しいヴォーカルラインとか、明らかに他の曲とは差別化されてて、
しかもクオリティも他の曲に劣らないという。私は映像より曲が
欲しい派なので通常盤で即決でしたが、映像を欲しがるような
熱心なファンこそ聴きたいのでは。


ALDIOUS - Deep Exceed - Ultimate Melodious (Album Version) ★★★ (2010-10-22 18:40:52)

陰陽座の「陰陽師」的なポジションの曲でしょうか。
曲的にも、スラッシーな刻みリフに、美麗な歌メロが乗るもので
このバンドの王道といえるものですし。しかし、この曲は疾走曲の中でも、
メロが特に良いと思う。表題曲足りえる素晴らしさ。あからさまに
キャッチーというより、どこか優雅で雰囲気がある感じだと思う。


ALDIOUS - Deep Exceed - 紫苑 ★★★ (2010-10-22 18:38:25)

バックがスラッシュ由来の刻みリフでなく、掻き鳴らすタイプになると
急にV系っぽいテイストが感じられるようになりますね(笑)。
リードギターの入れ方とか、歌メロのシリアスな哀愁とか、
V系好きには堪らない曲。メリーがメロディを少し現代風に、
もっとメタルらしい音作りにしたらこんな感じかも。


ALDIOUS - Deep Exceed - 夜蝶 ★★ (2010-10-22 18:36:46)

イントロのGメロからして、微妙にレトロな感じが…
このレトロだけど華やかな感じがALDIOUS的にはアゲ嬢っぽいのかも。


ALGAION - ΕΧΘΡΟΣ ★★ (2013-07-13 19:24:44)

2010年発表の3rd。

何気に90年代前半から存在するバンドで、実はスウェディッシュブラックでも古株らしいですね。CDを再生すると打ち込みやパーカッションの入ったインストでちょっと驚きますが、すぐにストレートでかっこいいメロディック・ブラックに変貌。少しペイガン風味の入った叙情トレモロと、疾走しつつ緩急を付けた展開で聴かせる、年季に相応しいクオリティを持った音で、特に左右チャンネルからのトレモロ攻勢や、泣きの入ったリードなどが良い感じですね。

ただ、多くのメロブラバンドがそうであるように、このバンドも「引き」のパートの魅力がちょっと弱いかな…と。音の分離自体はクリアで聴きやすいものの、ドラムの音が大きめかつ、ギターのノイズ質に尖ったものを少々残したプロダクションが、メロディアスでないパートにおいて多少魅力を奪ってしまっている…という印象も。メロディ自体はかなり上質な分、この辺り引き締めてくれたらもっと話題になってもおかしくはない気がします。

スウェディッシュメロブラが好きであれば聴いておいて損は無いバンドだと思います…が、正直DISSECTIONやWATAIN、SORHIN辺りのバンドが未聴であればそちらを優先してもいいかも。


ALGHAZANTH - The Three-Faced Pilgrim ★★★ (2014-10-05 12:08:05)

2013年発表の7th。

このバンドは前々作にあたる「Wreath of Thevetat」を聴いていて、メジャーなメタルバンド以上にドラマティックでハイクオリティな曲作りと、ブラックメタルのダークな叙情性を両立させた、メロディック・ブラックの覇道を行くような作風で、かなり感銘を受けたんですが…今作は若干作風を変えてきてますね。若干鬱ブラック的なテイストが入ってきた感じでしょうか。

如何にもメロブラ然とした、土着的な叙情性を感じさせる、非常に魅力的なトレモロリフを主軸として、ドラマ性たっぷりに展開していくという部分は変わらないんですが、今作はアトモスフェリックなキーボードがバンドサウンドを覆うような場面が増えたこと、トレモロに込められたメロディの悲痛さが更にアップしている事で、より「哀愁」な側面がクローズアップされた印象。前々作の時点でこうしたパートはありましたが、メタリックな展開が減退しこうした部分によりスポットが当っているのが大きな違いですね。

巷のレビューを読んでみるとどうも賛否両論あるようですが、前々作がメロブラとして理想的なバランスだっただけに、それが崩れてしまった事に不満を覚えるのもまあ分からなくはないです。個人的には、相変わらず高品質なものを聴かせてくれますし、また別の魅力があるので賛否で言えば完全に「賛」の立場ですね。


ALGHAZANTH - Wreath of Thevetat ★★★ (2008-11-10 19:30:00)

2007年発表の5th。

北欧メロブラ特有の寒々しくメロウなリフを主軸としたバンドサウンドを、魔の光が差し込むような神秘的な音色のキーボードで包み込んだシンフォニック・ブラックで、私が思う「シンフォニック・ブラックの王道」な音。でもこの界隈の有名バンドを見渡してみると、COFはゴシック的ホラーな雰囲気、DIMMU BORGIRはメタリックな硬質さ、ANOREXIA NERVOSAは圧倒的なスケールの大きさに任せたブルータリティなどのウリがあったりして、案外こういう「北欧メロディックブラックの感性で」シンフォニック・ブラックを演っている王道のバンドっていうのは貴重なんですよね。

音質面でもクリアながら、どこかブラックメタル特有の繊細さやアナログ感(生々しさ)の感じられる音作りがなされていて、やっぱり根底の価値観がヘヴィメタル/エクストリームメタルではなく、あくまでブラックメタルにあることを感じさせてくれます。憎々しげにデスヴォイスを吐き出すヴォーカルも迫力があって良い(P行、B行の勢いのある発音がかっこいい・笑)し、変な聴きづらさのない音質やメロディックなリフなどもあってかなり取っ付きやすい作品だと思います。基本的な質も当然のように高く、7曲目なんかはベテランならではの確信に満ちたどす黒さを放ってると思います。

シンフォ好き、メロブラ好きなら必聴でしょう。個人的には、「これがシンフォニックブラックだ!」というお手本のようなアルバム…と言っても過言ではないくらいの作品だと思います。


ALI PROJECT ★★ (2005-10-27 17:26:00)

このアーティストについてV系好きにお勧め出来、今深夜のアニメで新曲「聖少女領域」が
オンエアされていると聞き、この間夜中まで起きてチェックしたんですが、素晴らしかったです。
あまりのかっこよさにテレビの前で固まり、曲が終わったあと出来ればもう一度
巻き戻しボタンを押してもう一回聴きたいと思ってしまったほど。
こんなかっこいいアーティストに出会えて嬉しいですが、今まで知らなかった
自分のアンテナの感度の悪さに少し腹が立ってしまいました(苦笑)
まだ「聖少女領域」のシングルしか持っていませんが、ジャケもかなりV系ファンに
受けそうですし、特にMALICE MIZERやMOI DIX MOISのファンならマストな音源だと思います。
しかし、あれがアニメソングなんですか…
陰陽座やPIERROTなんかもアニメに使われたようですし、最近のアニメソングって
随分かっこいいんですね…もはや「いざ進めやキッチン」の時代じゃないのかも(笑)
もはや「アニソン風」という単語が、最高の褒め言葉として響く日も近い!?
…まだシングルを一枚買っただけなのに、長々とすみません。
でも新しく良いアーティストを見つけたときって嬉しいですよね(笑)


ALI PROJECT ★★ (2005-10-28 22:03:00)

まだ知って一日なのに、アルバムも買ってしまいました。
ほんとにこのバンド(ユニットかな?)、素晴らしいですね。
上では書きませんでしたが、「聖少女領域」を聴いた時は深夜で眠かったせいか、
凄く良い曲という印象はあったものの、細部の記憶は曖昧で買いあぐねてました。
そんな時、偶然にもこのアーティストが追加され、レビューを読み購入の決心が固まりました。
登録してくださった野崎さん、こんな素晴らしい音楽と出逢わせてくれて本当にありがとうございます!!


ALI PROJECT ★★ (2005-10-29 01:53:00)

おすすめありがとうございます。
同系統もいいし、違う路線から攻めるのも面白そうですね。
とりあえず「EROTIC & HERETIC」を聴いた今はこのアーティストに対しては
べた惚れ状態なので、近いうちに何かまた買いたいと思います。
…お金が溜まったらですが(苦笑)
こういう凄い音楽との出会いがあるから、音楽聴くのは止められません。
ほんとにネットって凄いですよね。
ネットが無かったら、このアーティストを知ることもなかったかも…
タイアップ付いてても、あの時間起きてテレビ見てる事ってほとんど無いし。
でも、あんな名曲を使うなんて、あのアニメのスタッフって超慧眼なんですね…


ALI PROJECT ★★ (2005-10-29 22:49:00)

なるほど~、アニメソングの世界では有名なんですか~。
私は割と漫画は読むんですが、アニメにはあまり詳しくなくて…
今回ほどアニメファンを羨ましく思った事はありません(笑)
ぶっちゃけ妬ましい位かも(笑)もっと早くこの人達を知りたかった。
確かにALI PROJECTの音楽は、万人に絶賛されるには濃すぎるかもしれませんね。
なんか私はV系とブラックを中心に聴いてるせいか、どうも麻痺しがちで…。
でもFOOL'S MATEの編集者の中で話題になったりしないのかな。
しかし、秋葉原にはもしかしたら中古でこの人達のアルバムが落ちてるかも
しれないんですか…定期で行ける範囲だし、CD屋巡りに今度行ってみようかな。


ALI PROJECT ★★ (2005-11-04 16:09:00)

今日発売の「ORICON STYLE」読まれた方いらっしゃいますか?
「聖少女領域」、ウィークリーシングルランキング6位入ってました!!
めっちゃ人気あるんですね…これはもうアングラとは言えないのでは…
しかし、よく自称音楽通(笑)みたいな人が「日本の音楽チャートは終わってる」
的な事を言うのをたまに見かけますが、ああいうかっこいい曲が6位に
入るぐらいだし、まだまだ捨てたもんじゃないと思いますよ。
…でも、やっぱりちょっと、いやかなり驚きました。


ALI PROJECT ★★ (2006-01-04 23:19:00)

カラオケ好きのALI PROJECTファンに朗報です!!
JOYSOUNDにNoblerot以降の曲が殆ど入りました!!
少女貴族とか昭和恋々幻燈館とか、早く歌ってみたいなぁ…
それにしても、聖少女領域はオリコン雑誌を見るとかなり売れてますね。
初動6位も凄いけど、あれから伸びに伸びて3万枚突破したようです。
アリカさんは日本のリスナーの未熟さに嘆いていた事があるみたいですけど、
3万人以上も見る目(聴く耳?)ある好事家の人がいるなんて、
むしろ日本のリスナーって凄いと思いますよ。


ALI PROJECT ★★ (2006-02-15 22:47:00)

ALI PROJECTを知って約4ヶ月…
廃盤以外のアルバムは大体手に入れましたが、やっぱり「EROTIC & HERETIC」が一番好きです。
というかこのアルバム、生涯のベストアルバム10枚に余裕で入りますね。
2005年はFUNERAL MISTを筆頭に色々素晴らしいアーティストを知れて
またも実りの多い一年でしたが、一番良かったのはこのALI PROJECTを知れたことかも。
3月発売のベストも楽しみです。


ALI PROJECT ★★ (2006-02-18 18:37:00)

私もOPETHやSOLEFALDは大好きなバンドです(笑)
っていうかSOLEFALDとALI PROJECTを両方好きな人が他にもいるとは…
でもここってメタルファンが集まるコミュニティだし、ALI PROJECTは
プログレ好きにも高く評価されてるらしいし、そんなに珍しくないのかな?
そういえばアリカさんってRHAPSODYを始めとしてメタルも好きらしいけど、
SOLEFALDとかも好きなのかな~?なんか違和感なさそう。


ALI PROJECT ★★ (2006-02-21 20:05:00)

本当に、アルバムの帯などに書いてある「鬼才」が全く嫌味じゃないですよね(笑)
しかし、SOLEFALDは全く音楽性が違うようでいて、考えると案外共通点はあるかも。
そのジャンル(J POP、メタル)の「正統派」を愛する人からの評価や知名度が
イマイチな点(私も去年まで知らなかった…)、歌詞に母国語だけでなく仏語や
独語を取り入れてる点、メロディセンスが抜群な点、そしてなにより聴き手を
浸らせ、酔い痴れさせてしまう世界観…などなど。ちょっと苦しいかな(苦笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-05-23 22:39:00)

>カズチンさん
おお、カズチンさんもALI PROJECT聴かれましたか!
私は「亡國覚醒カタルシス」はタイアップは知ってたんですが、楽しみにしようと
今日まで敢えてチェックせず、買ってきて初めて聴いたんですが、やっぱり
このユニットは凄いと思いました。普通に聴いてる間ずっと鳥肌が立ってましたし(笑)
確かに「ナルシス・ノワール」のメロディって最高ですよね。
私も一発ではまりました。あれより良いメロがあるなら教えて欲しいくらい(笑)
歌詞も倒錯してますが、面白い(笑えるって意味ではなく)世界観で好きです。
しかし、信者って言われそうですが、J-POPのカテゴリでこのユニットより
凄い音楽グループって存在するんでしょうか…。
他に似た音楽性のバンドも知らないし、間違い無く最高クラスだと思います。


ALI PROJECT ★★ (2006-05-26 08:49:00)

>カズチンさん
「EROTIC & HERETIC」は本当に名盤ですよ~!!
たかが1ファンが言うのもおこがましいですが、感動をお約束します(笑)
私はムックのシングルも買ってきたけど、正直「亡國~」の方がリピート率が高いです。
特に買ってきた日はもうほんと猿のように聴いてました(笑)
アニメ本編は見ていないんですが、「聖少女領域」といい、「亡國~」といい、
こんな素晴らしい曲達がガンガン主題歌になっていってるのだから、
日本のアニメが海外で高く評価されているのは当り前なのかもしれませんね。


ALI PROJECT ★★ (2006-05-30 23:36:00)

>カズチンさん
いえいえ、とんでもないですよ(笑)
でもアニメじゃなくて確か漫画の評論か何かで読んだんですが、アメリカの
漫画やアニメは主役・脇役などがステレオタイプな物が多いのに対し、
日本のそれは遥かにバラエティに富んでるとか。確かに私もかなり漫画は
読むほうですが、スポーツ、ファンタジー、恋愛となんでもありますよね。
「EROTIC & HERETIC」気に入ってくれて私も嬉しいです。
プログレ的で幽玄な「幻想庭園」や更に音が絢爛になった「Dilettante」も
フェイバリットアルバムの一つなんですが、バランスのいいこのアルバムが
一番好きですね。昨日なんて聴いてて、もし死んだらこのアルバムを二度と
聴けなくなっちゃうんだよなぁ…とか思って、生きる喜びを噛み締めてました(笑)
ここまで言うと流石にキモイのかな…でもそれぐらい大好きってことで。
あと、昨日発売のゲーム雑誌「ARCADIA」に宝野アリカさんのインタビューが
載っているので、興味がある方は是非読んでみて下さい。
「愛と誠」が音ゲーに使われ、それについてのインタビューのようです。


ALI PROJECT ★★ (2006-06-04 22:18:00)

あとファミリーマートで販売している雑誌「プレザンテ」にも
ホラーなどを絡めたテーマのインタビューが載っています。
他にもこの雑誌には犬神サーカス団やRURUTIAなど、個性的な女性ヴォーカルの
インタビューも収録されていますので、こちらも是非。


ALI PROJECT ★★ (2006-06-10 02:32:00)

「亡國~」、かなり売れてるみたいですよ。
オリコン雑誌によると詳しい枚数は忘れましたが、既に3万枚以上を売り上げて
初動はもちろんトップ10に入ったとか。これだけ濃い曲がアニメに使われたり
売れたりする日本…最っっ高な国ですね(笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-06-16 21:54:00)

>カズチンさん
6時間リピートですか…(笑)
私も「聖少女」ではまった時は似たような感じでした。
買った日は30回は聴いたような気が…
この曲、100回単位で聴いてますが全然飽きない。ほんと凄いユニットです。
しかし、STALAGGHにSORTSINDにムックにALI PROJECT…
カズチンさんとは趣味被りすぎですね(笑)。
ちょっと愚痴っぽくなりますが…
上でも似たようなことを言ってますが、こんな曲が作られて、しかも売れるなんて
日本はアーティストもリスナーもレベル低くないと思いますね。
むしろこういう優れたアーティストを広められない音楽メディア、特に紙媒体は
ちょっと問題があるかも。Dir en greyがTOCに出た時も、主催者の話によると
日本側は「それはちょっと」と言う反応で、アメリカ側に強く頼まれて仕方なくと
言った感じで出演が決まったらしいし…自分の国の音楽の魅力くらいは…
商売だから仕方ないとはいえ、日本の音楽メディアはもう少し頑張って欲しいです。
と言っても私もネットが無ければALI PROJECTを知る事も出来なかったかもしれないし、
あまり偉そうな事は言えないんですが…(苦笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-06-18 18:22:00)

>カズチンさん
略して頂いて全然結構ですよ~。
STALAGGH、ラスト近くの過剰轟音さえなければもっと聴くんですけどね…
ドゥームは最初敬遠してたんですけど、軽い気持ちで「NORTT」というバンドを
聴いてこの遅いテンポでしか表現できない世界観がある事を知ってしまいました。
まだ数バンドしか聴いてないですけど、結構ハマってるかもしれません。
今日もSUNN O)))のCDを買ってきてしまったし…(笑)
私も今は落ち着いてきてますが、ちょっと前くらいまでカズチンさんのように
ALI PROJECTばかり狂ったように聴いてました。ほんとドゥームメタルのもたらす
麻薬的快感とはまた違った意味で「麻薬的な音楽」ですよね(笑)
しかしリスナーの3つの分類、私は全部当てはまります…
でもALI PROJECTの曲、特にシングル曲ってテンポが速く、早口でメロが難しい為
歌い甲斐があるのでカラオケファンにもオススメ出来ると思います。
ベストに入ってる「嵐が丘」なんかは歌いやすく、メロの美しさを再確認できて
良い感じです。「亡國~」は…めちゃめちゃ難しかった(苦笑)
カズチンさんが仰っているのはカラオケにも本気じゃない人たちの事と思いますが
確かにそういう人たちにとってはALI PROJECTは厳しいのかもしれませんね。
でもBGMにはこれ以上無い位不向きですね(笑)意識が殆ど持ってかれてしまう…
ある意味、STALAGGHの方が全然BGMにしやすいかも。
確かに、アリカさんのサイトは結構過激ですよね(某ヨ○様への評価…)。
でも、ああいう過激な発言をする人だからこそ、例えどれだけ売れたとしても
大衆のニーズに迎合する事で自分たちの音楽性を変えたりなんて絶対しないと
安心できるんですけどね。
しかし盲目具合では私も全然負けてないですよ。
ALI PROJECTは日本で…いや世界でも最高のユニットだと思ってますもん(笑)
日本でも似たような音楽を知らないし、外人には出来ない世界観だと思います。


ALI PROJECT ★★ (2006-06-19 01:36:00)

>カズチンさん
う~ん…最高と言っても、幾つかベクトルがある中で、ですけどね。
流石にALI PROJECTの音楽とブラックを同じ土俵で評価するのは無理ですよ。
なのでFUNERAL MISTもムックも、志方あきこも最高…節操ないかも(笑)
ドゥームは体調によっては精神的にキツいっていうのは分かりますね…。
眠れないのでSUNN O)))のお経入りの曲を聴いてたら余計眠れなくなったり(苦笑)
でも、SUNN O)))とフューネラル系以外まだ聴いた事無いんですよ…。
他にも聴こうと思ってますが、初心者と言う事もあってかドゥームは他の
ジャンルより掴むまで時間がかかるんですよね…あとお金の問題も(苦笑)
カラオケで歌いたい歌が歌えない状況っていうのは厳しいですよね…。
私も付き合いで行った時はサザンとかB'zとか無難なの歌いますし。
周りを洗脳してみるとか…でもあんまり押し付けがましいと却って逆効果だし、
難しい所ですよね。といいつつ、何人かV系道に引き込んでますが(笑)
アリカさんの中での浜崎あゆみの評価が高いのって、やっぱりそこに感情、
敢えてクサイ言葉を使うと「魂」が込められているからかもしれませんね。
アルバム「Duty」の歌詞なんて、一読しただけで明らかに流行に乗って
一儲けしよう、なんて意図で書かれていない事が分かるほど悲痛ですし。
しかし、いつの間にか新譜(サントラ)の発売日が伸びてるけど、ちょっと安心。
流石にヴァルキリープロファイルの新作と被ると財布がキツイので(笑)
…ってめちゃめちゃ個人的理由ですが(汗)


ALI PROJECT ★★ (2006-06-21 23:30:00)

>カズチンさん
カズチンさんは布教面倒くさい派ですか…
私も流石に興味の全く無い人に布教したりはしないですが、少しでも興味を
持ってくれた人には結構熱心に布教してしまいます。何も知らない人がこの曲を
聴いたらどう思うんだろう?とか考えるのもなかなか楽しいです。
というより、好きな曲を他人と分かち合えるのって凄く嬉しいんですよ…。
ALI PROJECTでは遊月恋歌を友人に聴かせた所、かなり気に入ってくれたみたいです。
あとネタでブラック聴かせたら「案外かっこいい」とか言われたり(笑)
サントラ楽しみですね。
っていうか「亡國以上にグッときた曲」って書き込みを見て更に楽しみに
なってしまいました。AVENGER OSTは挿入歌は勿論、インストも素晴らしい
アルバムだったので今回もめっちゃ期待してます。


ALI PROJECT ★★ (2006-06-22 00:29:00)

>カズチンさん
やっぱり、自分の好きな曲を気に入ってもらえた時って楽しいですよね。
でもメタルに関しては、そんなに沢山は聴かせたことはないものの、
デス/ブラックしか知らないので逆に遠ざけてるかも…(苦笑)
あと、AVENGER OSTを買うつもりなら「月蝕~」のシングルは買わない方が
いいかもしれません。「月蝕」も、カップリングの「未來のイヴ」も両方とも
入ってるんですよね。ただ、オケを細かく聴きたいなら、カラオケヴァージョンが
入っているシングルも合わせて買うのもいいかもしれませんね。
「禁じられた遊び」は映像に合ってましたか…う~ん、見てみたい…。
「聖少女」も最初の一回しか見てないんですよね…折角なので、ゴシック要素が
あるらしいアニメも見ようと思ってたんですが…10分位で眠くなってしまって(苦笑)
この間も「エクソシスト」を借りてきたけど最初の10分位で飽きてしまい、
見ずに返してしまったし…アニメが苦手と言うより、モニターを何十分も
じっと見ているのが苦手です。…堪え性がないんでしょうね、きっと(笑)
漫画や小説、ゲームはめっちゃ好きですけど…ってどうでも良い話をすみません。
しかしスカパー羨ましいです。フジテレビがPRIDE放送しなくなってしまったので(笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-06-28 18:48:00)

私も昨日買ってきました。
まだ全て聴き込めている訳ではないんですが、GOD DIVAは素晴らしいですね…
この曲だけ何度もリピートして聴いてしまった(笑)。
しかし歌モノにだけ「/ALI PROJECT」の表記があったので、一瞬インストは
ALI PROJECTじゃないの!?と不安になりましたが、インストもちゃんと彼らの
作品のようで安心。しかし同封のシングルコレクションの告知…
普通に「禁じられた遊び」「阿修羅姫」「聖少女領域」あたりが入るのかと
思ってましたが、かなり廃盤音源も収録するみたいですね。
「亡國」の新バージョンも入るみたいですし、ほんとにリスナーのニーズに
答えてくれる素晴らしいユニットだと思います。


ALI PROJECT ★★ (2006-06-29 18:49:00)

>カズチンさん
それはバカなんじゃなくて、お金に余裕があるって言うのでは(笑)
私もプロモやライブ映像は捨てがたいけど…多分通常盤を買うと思います。
あのコメントを読んだ者としては、最早買わずにいられませんね。
ベスト私も考えようと思ったんですが…無理(笑)
バラードでもメロの良さなら遊月恋歌や春葬、星月夜辺りが候補なんですが、
ROSE MOONの暖かい雰囲気も、ナルシスの倒錯感も、鎮魂頌のドラマ性も、
ディレッタントの心を締め付けるような高音も捨て難い…なんか似たカテゴリでも
違った良さがあって、到底絞りきれないんですよね…(苦笑)なのでMDLPで2枚に
分けて持っている音源はほとんど外で聴けるようにしています。
っていうかやっぱり聖少女は1曲目なんですね。
私もMDではそうしてます。なんかそこしかハマらないんですよね…。
「共月亭」がラストもドラマティックで良いですね。
その構成だと、鎮魂頌までが第一部、少女貴族からが第二部って感じで展開が
良さそうです。私だったらあと2曲くらいバラードを入れたいし、初期の名曲の
「桜の花は狂い咲き」や「パラソルのある風景」も絶対入れたいし…
「北京LOVERS」「日曜日のシエスタ」「嵐が丘」「アンジェノワールの祭戯」…
このまま行くと、全ての曲を挙げてしまいそうなんですが(笑)
2枚組にしても足りなそうです。


ALI PROJECT ★★ (2006-07-07 21:41:00)

>カズチンさん
いやいや、財布に5000と小銭(200円くらい)しか入っていないのに、
LIMBONIC ARTの限定4枚組BOXが中古5000円で落ちているのを見つけて
即購入した私よりは全然マシです(笑)。定期無かったら普通に帰れなくなってたし。
「少女殉血」は本当に名曲ですよね。
AVENGER O.S.T.のアップテンポはどれも大好きですが、あれが1番好きかも。
「飽食ノ森デ餓エル狼」というフレーズが、このユニットを表しているようで
特に気に入っています。やっぱりALI PROJECTって異端は異端でも、黒い羊じゃなくて
羊の群れを餌食にする狼って感じなんでしょうか。
というかこの表現、ULVERのCDの帯についてた表現の受け売りですけど(笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-07-26 01:58:00)

>カズチンさん
カズチンさんもフラゲされましたか。
「亡國」のプロモ、ドラーグクイーンや暗黒舞踊も登場してかなりダークな
仕上がりみたいですね。「月蝕」もライブ盤に入ってないので羨ましい…
でも、それでも通常盤を買って良かった。
そう思えるくらい「亡國」の新ヴァージョンが凄かったです。
詳しくは「この曲を聴け」で書きましたが、確かにこれは笑います(笑)。
しかしALI PROJECTが一番罪作りなのは、同じ発売日の他アーティストの
作品の印象をどうしても薄めてしまう事かも(笑)いや…だって他にこんな
絢爛ダークでキャッチーな曲やってるアーティストっていないですもん。
.hackのサントラは第2弾が出ると聴いたんですが、これもALI PROJECTが
音楽を担当するのかな?もしそうなら凄い楽しみです。


ALI PROJECT ★★ (2006-07-27 18:45:00)

>カズチンさん
「聴け」の書き込み拝見しました。
カズチンさんも相当気に入ったみたいですね。私も、KOFのアッシュの台詞を
借りるなら「久し振りに…ゾクゾクしたよ…」って感じでしょうか(笑)
もっともGOD DIVAや白堊病棟でもゾクゾクしてるので久し振りではないですけど。
アリカさんはいつも衣装のセンスが素敵ですが、今回は白塗り和服ですか…。
阿修羅姫とかも凄く良かったし、いつか見てみたいですね。
.hackのサントラ第二段の情報はベストの告知ペーパーで知りました。
「.hack//Roots O.S.T.2」9.21 ON SALEとありました。
そういえば、.hackとAVENGER以外にも「マリア様が見てる」と「wish」という
アニメもALI PROJECTが音楽を担当しているらしいですね。何故かこれらのCDは
ALI PROJECTのコーナーに無い事が多くて今まで知らなかったんですが…。
今はお金がピンチですが、そのうち聴こうと思ってます。
この2枚と「Pastel Pure」でALI PROJECTの現在流通している音源はほぼコンプです(笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-07-30 20:13:00)

>カズチンさん
そうは言っても、コンプはかなり先になりそうですけどね…
GORGOROTHやABORYMの新譜、AKERCOCKE、THORNS、ANAAL NATHRAKH、WHENなど
かなり気になるバンドが多い上に、PS2が今日臨終を迎えたんですよ…(苦笑)
「幻想庭園」はプログレ好きならきっと気に入ってくれると思いますよ。
路線としては、「Deja Vu」に入っている「メガロポリス・アリス」や
「恋せよ乙女」などに近い世界観を持っていると思います。
私的には「靑蛾月」や「パラソルのある風景」などは大好きですし、
今と昔どっちが好きか一概には言えない部分があるんですが、最近の
この人たちの曲の良さは異常だと思います(笑)。「亡國~」以降だけで3回も
「神曲」という表現を使ってしまったし(笑)。そういえばこの間道で聖書を
配ってたので貰ってちょっと読んでみたら、威厳のある声を「あれは神の声だ」と
褒められ、それを否定する事で神に栄光を帰す事をしなかったかどで天使に
滅ぼされてしまう王の話が書いてありましたが、最近のALI PROJECTの「神曲」は
そんな天使でさえ恐れて手が出せないぐらいのレベルでしょうね。
ここからは独り言ですが、ALI PROJECTの凄い所って、それこそエクストリーム
メタルと比べても世界観の濃さでは劣っていないというのに、歌のメロディが
綺麗で取っ付きやすく、激しいものや毒々しいものに触れた経験があまりない
リスナーに対しても世界観が開かれている事だと思うんですよね。
つまり、濃い世界に元から足を突っ込んでるリスナーも満足させられるし、
そうでないリスナーを濃い世界に引き込む可能性も高いという。
そういう風にリスナーを啓蒙出来る可能性のあるミュージシャンとしても、
他に並ぶものが無いくらいに凄いアーティストだと思ってます。


ALI PROJECT ★★ (2006-09-03 21:41:00)

オフィに.hack//rootsの2枚目とニューシングルの情報出てますね。
「埋葬の森の黄昏坂」…う~ん、早く聴きたい。
しかし今度はお気に入りの他アーティストと発売日被らないで欲しいです。
ALI PROJECTと被るとどうしても印象が薄くなって、良さが分かるまで
時間が掛かってしまう傾向があるので(苦笑)


ALI PROJECT ★★ (2006-09-28 19:27:00)

オフィの日記で情報出てましたね。
鎮魂頌、最近の曲だから再録の噂を聞いた時は半信半疑でしたが…。
やばい、今からめちゃめちゃ楽しみです。
しかし、「鎮魂頌」といい、「亡國」「KING KNIGHT」といい、最近の
アリカさんの詞って結構思想的な部分も現れてますよね。
ところで…某Amazonの「エトワール」の説明が凄い事になってます(笑)
興味がある方は、修正されない内に是非見てみて下さい。爆笑必至ですよ!


ALI PROJECT ★★ (2006-10-05 19:52:00)

オフィにストリングスアルバムやシングルの情報出てましたが、
その中に「ドラマCDの挿入歌」を担当、というのがありますね…。
正直言うと、ドラマCDのドラマ部分には全く興味が持てないんですが…どうしよう。
一曲の為に2000円強の出費はかなり痛い。ただでさえ最近CD買いすぎなのに。
やっぱりドラマCDだとレンタルには入らない事が多そうですよね…。
後でアルバムとかに収録されると嬉しいんですが。う~~ん…。
>野崎さん
楽しんで頂けたようでなによりです(笑)
あれは面白いので修正しないで欲しいかも。


ALI PROJECT ★★ (2006-11-05 23:24:00)

「遊月恋歌」ストリングスアレンジですか!!
あの曲はALI PROJECTのバラードの中でベスト3に入るくらい好きなので楽しみです。
「嵐が丘」もメロが美しいのでストリングスアレンジは合いそうですよね。


ALI PROJECT ★★ (2007-01-22 22:41:00)

1stが出たのが88年なので、それくらいにはなるでしょうね。
…あんまり言うと失礼な話題かな?
でも、個人的には片倉さんの年も気になる…見た目若そうなんだもん(笑)
私はジャケに関しては全然OKですね。
自分の綺麗に着飾った姿をジャケに用いるという自意識の高さは、このユニットの
過激さや魅力に繋がっていると思うので、それをレジに持っていくときとか
ある意味誇らしい気分にすらなります(笑)。って心酔しすぎでしょうか。
個人的にはあんまりアニメアニメしたジャケだと辛いかな…大分慣れましたが。


ALI PROJECT ★★ (2007-04-03 19:45:00)

PERSEFONEまで聴いてますか…かなりコアですね。
でもPERSEFONEはバンド名的にもアリカさんのキャラにハマり過ぎてる気が…(笑)


ALI PROJECT ★★ (2007-04-04 18:34:00)

昨日買ってきて聴いてて、いてもたってもいられず書き込んでしまいました(笑)
歴代のベスト盤でも一番ハマってると思います。
昨日だけで4、5回は聴いてる…一周約一時間だから、少なくても4時間以上…
道理で時間が経つのが早いわけです(笑)


ALI PROJECT ★★ (2007-06-12 12:04:00)

今日は午前中休みなので、速攻で買ってきて聴いてますが…
アートワーク、今回もドギツイですが、一見して「に×おかす×こ」を
連想してしまいました(笑)。まあ、あの人も何気に美形ですし…
あの人がCD出したと勘違いして買ってぶっ飛ぶ人とか…は流石にいないかな(笑)


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - Friendly Like in a Childhood ★★★ (2006-06-29 18:25:09)

何気に凄い好きです、この曲。
インストですがメロの雰囲気が大好きな「パラソルのある風景」とも共通する、上品さと可愛さがあってお気に入り。料理番組のBGMに使って欲しい(笑)


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - From Midst of Town ★★ (2006-06-29 18:27:28)

メロが優雅すぎて、とても日本の街は想像できない(笑)。
するとしたらやっぱり中世ヨーロッパかな?この曲はリズムトラックも好きです。音が連なる感じの部分が耳に気持ち良い。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - God Diva ★★★ (2006-06-28 18:41:42)

「神曲」とは、こういう事をいうのでしょう…。
壊れた小鳥のロボットのような声で毒のある言葉を歌い上げるヴォーカル、神経を逆撫でするようなシンセ等かなり狂気的な要素を含むのに、奇跡的なまでにキャッチー。このありえないくらいのバランス感覚の良さ、右に出る物はいないのではないでしょうか。タイトル通りの「神の歌姫」との邂逅、感受性の合う者にはそんな恍惚感をもたらしてくれる、素晴らしい楽曲です。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - In the World ★★ (2006-06-30 17:19:52)

こういう英語キーワードを軸に進行していく曲って何気に珍しいかも。
ストリングスだけでなくブラスも使われているせいで、バラードなのに力強い印象があるんですよね。「鎮魂頌」なんかもそうだけど、バラードでは理想的な音質。楽器の音色自体は静かで、繊細でもあるのに、ダイナミズムを感じるミックスです。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - Young Knight and Priestess (2006-06-29 18:30:34)

若き騎士と女司祭…というタイトルですが、個人的なイメージは競馬(笑)
といってもおっさんが生活賭けてやってるようなアレじゃなくて、どこかの村で子供たちがはしゃぎながら馬に乗ったりとかそんなイメージ。青空と草原、子供たちとそして馬、みたいな。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - 殉教者の指 ★★★ (2006-06-30 12:55:32)

中近東の夜を思わせる、妖しげな雰囲気を感じる曲。
しかし、メロディ、アレンジ、歌い方に至るまで全てが粘着質に纏わりついてくるようで、醸し出す空気感がかなりマニアック(笑)。こういう曲、最初は中てられたようになってしまうんですが、慣れてくると段々好きになってきます。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t. - 白堊病棟 ★★★ (2006-06-30 12:51:41)

個人的には「GOD DIVA」と並んで神曲。
ある音楽ライターが、メロディは最も作曲者の感情が表れやすい部分、という大意の事を言ってましたが、このメロディは正に感情の奔流そのもの。そこにやはり感情の篭もった、気魄すら感じるヴォーカルが乗り、曲の持つ力が2倍どころか2乗ぐらいになっていると思います。流石に、オフィで本人が詞を書くときにちょっと泣いたと言うだけの事はある曲です…。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - Early Times ★★ (2006-10-11 08:55:59)

「少女趣味」とはまた違った可愛さを持ったインスト。
お洒落でキュートな雰囲気のカフェで流れてそうな曲…かな。
コーラスもメロディも可愛らしくて好きです。♪わわわわ、わわわわ~


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - Get Gold (2006-10-11 08:49:27)

ALI PROJECT流トランス・チューン?
シンセリフもそれっぽいし、らしくない感じはしますがギターの妖しげな音色なんかはやっぱり彼らの流儀なのかもしれません。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - King Knight ★★★ (2006-09-22 10:08:39)

ALI PROJECTのアップテンポな曲の中では、アレンジもメロディ自体もトリッキーな感じ。メロディがやや難解ですが、もうイントロの高音が冴え渡るクラシカルメロなスキャットから、耽美な音色に移行するオープニングの時点で、リスナーを異世界に引き込んでいくような凄みを感じる曲です。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - Obliged with Virus ★★ (2006-10-11 08:53:24)

「ウィルス」の語源はラテン語の「virus(毒)」から由来している事からのイメージなのか、ピアノも弦も凄く毒々しい印象を残していく曲。この毒蛇とかが潜んでいそうな雰囲気、堪らないです。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - Previous Notice ★★★ (2006-10-11 08:47:01)

30秒の曲なのに、★3つで「ドラマティック」にチェック入れてしまった…(笑)。短い中にキャッチーさやゴシック性を詰め込んだ名曲。短いながらアルバムの締めくくりとして申し分なく機能してますね。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - 汚れなき悪意 ★★★ (2006-09-22 10:03:31)

この曲は歌詞が特に好き。
決して「悩みを抱える主人公が、君に出会って何かを悟りました」みたいな無害でありがちなものじゃなく、もっと精神的な領域に踏み込んでいるのが素晴らしい。何故このタイトルが付けられたか考えると、更に深みが増しますね。和なのか洋なのか良く分からない、不思議なメロディのAメロ部分も良いです。


ALI PROJECT - .hack//roots O.s.t.2 - 埋葬の森の黄昏坂 ★★★ (2006-09-22 09:59:31)

幽玄の極み。
スローテンポで聴かせる曲ですが、まるで逢魔ヶ刻の樹海の中で、幽霊の声とも自分の心の声とも知れないような音を聴いているかのような異様に張り詰めた雰囲気のある曲。ファルセットから表声に優雅に舞い降りるように歌い上げるサビがなんとも耽美です。


ALI PROJECT - Aristocracy ★★ (2006-07-14 23:00:00)

次作である「EROTIC&HERETIC」やその次のアルバム「DILETTANTE」は毒性がありながらも、
そのメロディの美しさ、キャッチーさから世界観が開かれている、入りやすいものに
なっていると思うんですが、このアルバムはゴシック要素が強くアングラな印象です。
オープニングが終わっていきなり強烈なマニフェストを掲げる「少女貴族」で始まりますし、
キャッチーなのにアレンジがマニアックな「コッペリアの柩」、ALI PROJECTの中でも
耽美さやそれに伴う酩酊感は随一と言っていい「病める薔薇」と繋がっていきますからね…。
しかも歌もののラストが狂性たっぷりの「SACRIFICE」。
正直アクが強すぎるので1番最初に聴くアルバムとしてはお勧めはしませんが、彼らの
音楽性に惹かれている方ならば絶対に聴くべきアルバムであると断言します。
特に個人的に歌詞の面でALI PROJECTの中でももっとも気に入っているかもしれません。
前述の「少女貴族」の主張は過激ですが、流石に100%ではないけど95%くらいは
歌われている内容に同意(笑)。「閉ざされた画廊」「絵画旅行」辺りの情景も素敵です。


ALI PROJECT - Aristocracy - MALICE ★★ (2006-01-20 13:52:42)

ALICEに一文字加えただけでMALICE(悪意)…
なんだか、深いですね。


ALI PROJECT - Aristocracy - Sacrifice ★★★ (2005-12-07 18:39:31)

破壊衝動をそのまま芸術へと昇華したかのような曲。
ファルセットを交えた妖しすぎる歌メロ、響き渡る魔女の哄笑、壊れたようなピアノのフレーズなど全てのベクトルが狂気へ向いているかのよう。「月蝕グランギニョル」からポップ性を除いて、狂性を高めていったらこうなりそう。まぁある意味キャッチーですけどね。


ALI PROJECT - Aristocracy - Un Tableau Blanc~絵画旅行~ ★★ (2005-12-07 18:43:38)

タイトルの意味は「白い絵画」。
「病める薔薇」とは対照的に、高貴さや気高さといったものはありつつも親しみやすい曲調。どこかあったかいような感じ。特にAメロでフルートがちょっと歌メロをなぞるようなところが凄く好き。


ALI PROJECT - Aristocracy - コッペリアの柩 ★★ (2005-11-04 15:59:12)

打ち込みの機械的な音色が、何故か私の中ではストリングスやヴォーカルの高貴な響きと融け合わず、確かにキャッチーなのになんだか妙な雰囲気を感じてしまいます。
私の持っているシングルのジャケはアニメタッチの女性がこちらに向けて銃を構えているという物なんですが、それからは全く想像の付かない音。


ALI PROJECT - Aristocracy - プラタナスの葉末に風は眠る(instrumental) ★★★ (2005-12-24 00:12:12)

穏やかなパートと狂気溢れるパートを交互に繰り返すインスト。
最初は分裂症的な曲調にびびりましたが、曲が終わる頃にはかっこいいと思えるように。最初「プラタナス」を「プラナタス」だと思ってて、間違えてそれで登録しそうになってしまいました(汗)…危ない、危ない。


ALI PROJECT - Aristocracy - 少女貴族 ★★★ (2005-11-25 14:21:46)

これ、そこらへんの過激をウリにしているバンドの曲よりもよっぽどロックしている曲なのではないでしょうか。過激さのベクトルにすらオリジナリティがあって非常にポリシーを感じられる曲。
でも、この歌詞が普通に共感できる自分は結構やばいかもしれない(笑)
「恥を知らぬ奴は葬れ」…かっこよすぎ。


ALI PROJECT - Aristocracy - 病める薔薇 ★★★ (2005-12-07 18:35:22)

サビこそバラード的な泣きメロで一聴で良いと思ったものの、そこ以外の難解なメロディやリズムトラックにノイズを配したりといった人を寄せ付けない雰囲気のアレンジに始めは近寄り難い印象を受けましたが、何度も聴くうちに「これは凄い名曲なのでは…」と自分の中で評価が変わっていきました。
取っ付きづらさはちょっとあるかもしれませんが、かなり浸れる楽曲です。


ALI PROJECT - Aristocracy - 閉ざされた画室 ★★★ (2005-12-24 00:08:15)

淡々としたリズムに、物語性のある詞が載った名曲。
「ナルシス・ノワール」あたりが映画だとすると、この曲は小説、それも小説を読んでいる事を忘れるくらいの名作って感じ。アウトロを長く取っているのも、想像力を掻き立てられますね。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - Mother ★★ (2006-01-28 09:37:56)

愛や恋を超越した想いを歌うラブソング。
曲や歌詞に込められた感情の濃さに引く人もいるかもですが、私的にはラブソングはやはりこうでないと!!って感じです。ラスト我に返るような所も含めて好きです。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - アガペー ★★ (2006-06-09 08:49:57)

アガペー=献身の愛。
音の世界観がちょっと宗教っぽいのは、「アガペー」を神への愛として解釈しているからなのかも。といっても、インストなのでどうとでも解釈できますが(笑)


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - バビロン・カフェ ★★★ (2006-02-10 16:23:08)

「カフェ」といっても喫茶店と言うより、古バビロニアの腹に一物持った権力者達が会食しているような、怪しげな雰囲気のインスト。雰囲気の良さもかなりのものですが、リリカルなピアノソロも良いですね。
でも、途中のコーラス(?)みたいなの、「ゲッツ!!」って聞こえるんですが(笑)


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - 禁欲と美 ★★ (2006-03-10 21:32:29)

このサウンドトラック、そこいらの歌モノなんか比べ物にならない程素晴らしいインストが幾つも入ってますが、中でもこれは素晴らしい逸品。個人的にチェンバロの音色が好きなので、もろにツボでした。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - 幸福の臓篦 ★★★ (2006-06-04 22:15:51)

「息が詰まるほどに美しい」とは良く聞く表現ですが、この曲のピアノのメロディは正にそれ。しかもインストなのに口ずさめそうなくらいメロが分かりやすく、かつ華麗で愁いも湛えている…完璧。片倉さんのメロディセンスはやばいです…。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - 少女殉血 ★★★ (2006-01-28 03:24:18)

もうタイトルの付け方や片仮名と漢字により構成された、イメージに富む歌詞だけでも雰囲気ばっちりです。もちろん音には歌詞から伝わる以上の雰囲気がありますね。
夜中の城に蝋燭が灯ってアンティークな装具が照らされているような、暗く美しいロマン性が伝わってきて、酔い痴れてしまいます。


ALI PROJECT - Avenger O.s.t - 地獄の季節 ★★★ (2006-01-28 03:19:11)

シングルでは無いですが、このキャッチーさや展開は他のシングルにも通じる物があります。でもシングルと比べるとより妖しげな雰囲気が濃いかな?
フランス語パートのメロディが耳をついて離れなくなる印象の深さですが、「la chasse(ラ・シャセ)」って「いらっしゃいませ」を超崩して言ったように聞こえる…とか言ったら怒られちゃうかな(笑)


ALI PROJECT - CLASSICS - 桜の花は狂い咲き ★★★ (2006-03-22 23:23:51)

ここに収録された原曲バージョンはシンセ一台で録音されたものらしく、音質は流石にチープなのですが…これが深淵からの音の様で物凄い雰囲気を醸し出してます。故意に音質を落として深遠な邪悪さを表現するプリミティブブラックと同じ感触かも。もしALI PROJECTの曲をこういうアレンジで聴かせる特別アルバムとか出たら絶対買います。


ALI PROJECT - CLASSICS - 宵待草 ★★★ (2006-01-21 21:34:59)

竹久夢二さんが作詞で有名な唱歌のカヴァー。
みとせのりこさんや黒色すみれなど、ポップスでも色々なアーティストがカヴァーしている曲みたいですが、ALI PROJECTが一番壊れてる(壊してる?)ような気がします。最早大正ロマンじゃないのでは…(笑)


ALI PROJECT - CLASSICS - 妄想水族館 ★★ (2006-01-18 00:07:52)

ポップすぎるが故にアルバムに収録されなかった曲との説明がありましたが、普通に「変な曲」だと思います(笑)。特に、本当は何と言っているのか分かりませんが、修行僧のような声で「喝!喝!喝、喝!」というコーラスは笑っちゃうくらい印象深いです。最後は「喝!烈!」で締め。
メロディ自体はポップながら流石に彼らが作っただけあってかなり良いので、変わったポップスが聴きたい方は是非どうぞ。


ALI PROJECT - Collection Simple Plus ★★ (2006-07-26 01:50:00)

2006年発表のベスト盤。
主に「wish」~「月蝕グランギニョル」のシングルとそのカップリングを収録。
初回限定盤には「月蝕~」のライブ映像と「亡國覚醒カタルシス」のプロモーションビデオ、
通常盤には「亡國覚醒カタルシス」の新ヴァージョンを収録。
このアルバム、曲順を追って聴いていくと面白いですね。
最初は「wish」「ピアニィ・ピンク」などキュートとも表現できるほど乙女チックな
ポップな曲が中心なのに、ターニングポイントとなる「コッペリアの柩」からは
まるで封印を解かれたように、夢魔の本性を現したダーク・ゴシック・耽美な楽曲が並びます。
もちろんALI PROJECTはこれ以前にもシングルでも「恋せよ乙女」などマニアックなアレンジの
曲をリリースしているんですが、この時期のシングルを並べたら何故かコンセプトアルバムの
趣が現れているのが面白いです。この曲順で聴くと「コッペリア」がかなり怖い(笑)
あと選曲も良い、というかリスナーに対して親切だと思います。
殆どの曲はオリジナルアルバムに未収録だし、「赤と黒」はアルバムとは別ヴァージョン、
「コッペリア」はサビから始まるシングルヴァージョンになっているため、アルバムを
全部持っている人でも未聴の曲が多いのではないでしょうか。また最近のシングルも
省いているため、最近になってアニメタイアップで知り、シングルを購入してはまった人も
曲が被らなくて済みます。かなりセールスが良かった「聖少女領域」なんかを入れた方が
売り上げ自体は伸びそうですが…。このユニットはやはりリスナーフレンドリーですね。
ちなみに私は通常盤を買ったんですが…
「亡國」の新ヴァージョン、感動するほどに圧倒的です。お勧め!!


ALI PROJECT - Collection Simple Plus - Anniversary of Angel (2007-02-17 01:53:54)

「ピアニィ・ピンク」と並んで、ALI PROJECTのシングルでは異色かつ個人的には微妙な路線の曲(笑)。シンフォですが、普通にポップです。特にヴォーカル面で一般的な「アニメソング」のイメージに沿って作ってる感じ。


ALI PROJECT - Collection Simple Plus - 月夜のピエレット ★★★ (2006-10-11 05:55:29)

曲自体は月明りの下で子供たちがワルツを踊っている風景が浮かぶような、可愛らしいものですがどこかノスタルジックというか、懐かしさも感じさせる曲ですね。そうかと思えば、時折背筋に寒気が走るほどの耽美さの表情を見せる事も。
…一曲でここまで色々な感情を刺激するのは、やっぱりALI PROJECTならではだと思います。


ALI PROJECT - Collection Simple Plus - 亡國覚醒カタルシス(orchestral Crowd Ver.) ★★★ (2006-07-26 01:29:51)

ストリングスメインの演奏だと言うのに、このテンションの高さ!!
まるでミケランジェロの最後の審判を思わせるような壮麗な演奏をバックに、皮膚の下で蠢く蛇の幻覚の如き危うさを伴うアリカさんのヴォーカルが…こんな曲を聴いた日にはもう精神が高揚しすぎで血管が沸騰しそうです(笑)。この管楽器が黙示録の天使のラッパに聴こえてしまう程のダークさ、もう末代まで語り継ぎたいぐらいの名曲、いや神曲です。この曲は初めて聴いたらほんと言葉を失うくらいの衝撃を受けると思います。


ALI PROJECT - Collection Simple Plus - 夢のあとに Apres Un Reve ★★ (2006-01-18 16:39:34)

神聖な雰囲気を醸し出す、チャーチオルガンの音色が印象的なバラード。
歌詞の世界観は夜みたいですが、個人的なイメージは教会のステンドグラスを通して朝日が差し込んでくるような、荘厳な感じ。本当に二度と目覚めない眠りに引き込まれていきそう。