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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 301-400
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ALI PROJECT - DALI - オフェリア遺文 ★★★ (2006-03-22 23:30:40)

古代の叡智をそのまま音で表現したかのような、堂々とした曲。
イメージ的には「バビロン・カフェ(こっちはインストだけど)」辺りとも共通する物があります。これを遺跡とかを調査する時にかけておいたら、オーパーツの発見率も上がりそうな感じがします(笑)


ALI PROJECT - DALI - サロメティック・ルナティック ★★★ (2006-03-09 11:16:16)

中近東的なメロディが特徴の、歌唱も曲調も威風堂々とした曲。
この重々しく荘厳な雰囲気、凄くかっこいいと思いますが魚屋のおじさんがやってそうな巻き舌が入ってるのは「何故?」と言いたい。それを差し引いても超名曲レベルですが…どうしても可笑しくなってしまいます。ライブでも「ぶるるるっ」てやるのかなー?


ALI PROJECT - DALI - 嵐ヶ丘 ★★★ (2006-03-08 14:40:52)

やっぱり、こういうこのユニットのシングル曲王道的なシンフォニックでキャッチーな曲いいですね。結構昔の曲ですが最近のシングルともスタイルが近いように思います。
メロディがハンガリア舞曲のような華麗さがあってかっこいい曲なんですが、特に「ねぇ~」「闇を~」からの可憐に駆け抜けてゆくパートが凄く良いです。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - Nous Deux C'est Pour La Vie ★★ (2006-03-12 18:43:18)

「雨のソナタ」の仏語ヴァージョン。
原曲は聴いた事がないのですが、確かに憂鬱な雨の日を楽しくしてくれるような曲調です。アリカさん自身はこの曲の歌い方を子供っぽいと言っていましたが、低音部には大人の色気があって、そのアンバランスさが大きな魅力になっていると思います。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - エスカルゴ嬉遊曲 ★★★ (2006-03-08 22:39:12)

歌詞も全てひらがなで書かれていて、可愛くて楽しげな雰囲気ですが、官能や奇妙さがそこはかとなく立ち上ってくるような感じの曲。「キッチュな曲」ってこういうのを言うのかな。そもそもタイトルからして変わってますし(笑)


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - メガロポリス・アリス -megalopolis Alice- ★★★ (2006-03-08 14:51:12)

いきなりラップ調の歌いだしなのでびっくりしました(笑)
でも、このサウンドとマッチして狂ったネオンサインの間から聞こえて来る甘いささやきの様で良い感じ。よく昔のプログレなんかを表現する時に「笑いながら狂ってる感じ」という表現を耳にしますが、この曲はそういうイメージですね。しかし一枚岩ではなく、SFチックだったり煌びやかだったりするセンスの良さが光ってます。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - ヴェネツィアン・ラプソディー ★★★ (2006-03-10 21:25:10)

これほどまでに「メロディが語る曲」って他に無いのでは…
もうメロだけで華麗さとそこに生ずる一抹の寂しさみたいなものが伝わります。そこに乗る歌詞の世界観とぴったり。やっぱり片倉さんとアリカさんって、内に秘めた世界観の相性がこれ以上ないほど合っているんだろうな~と思います。


ALI PROJECT - Deja Vu~the Original Best 1992-1995~ - 雪のひとひら ★★★ (2006-05-23 22:26:34)

このベスト盤で「共月亭」と対を成すバラード。
サビのヴォーカルが重なる部分なんて、雪がはらはらと舞い降りてくるような視覚効果を感じさせて凄くぐっと来ます。それにしても、ヴォーカルの声の素晴らしいことといったら…。高貴なのに切ない。アップテンポな曲でも勿論素晴らしいんですが、こういう曲は声の良さを充分堪能できますね。


ALI PROJECT - Dilettante ★★ (2005-11-10 22:38:00)

今年発表されたフルアルバム。
12月にはアルバム「神々の黄昏」の発売が控えているらしいですが…
こんな完成度の高いアルバムを発表した年にもう一枚とか良いんでしょうか(笑)?嬉しいけど。
しかし、このアーティストがつまらない曲を作るのって想像できないです。
前作にあたるのは「EROTIC & HERETIC」でしょうか?
まだ「E & H」、「Noblerot」しか持っていませんが、少しポップになったと思います。
ちょっと前に出た「禁じられた遊び」は結構売れたらしいので、その影響もあるのかも。
「夢魔の夜~」や「Schism」のような曲が入っていないのは少し淋しいですが、「愛と誠」
「昭和恋々幻燈館」のようなポップな曲も素晴らしいのでやっぱり良い作品です。
「人生美味礼賛」「北京LOVERS」のようなおどろおどろしい雰囲気の曲もありますが、
「夢魔の夜~」等と比べると、その怖さがより分かりやすい形で示されていると思います。
アリカさんの歌唱は…今回ちょっとアニメ声っぽいところが…。
素が上手いだけに、少しくどく感じてしまう所も。ただ、狂態と嬌態を行き来したり、
妖しく優雅に高音域で歌い上げたり、その表現力には少しの翳りも見えませんが。
調べてみると魔女の宅急便のヴォーカルアルバムに参加したり、童話を書いたりと多彩な
活動もしているようですし、日本の音楽業界がかしずくべき才媛であると思います。
まとめると、この作品もまた名盤といえるのではないでしょうか。
個人的にはやっぱり「E & H」(あっちは神盤だと思う)の方が好きなんですが、
「昭和恋々幻燈館」のような向こうでは味わえない曲もあるので買って損は無いです。
パチンコやお酒にお金を浪費する位なら、このアルバムを買い浸りなさい。命令です(笑)。


ALI PROJECT - Dilettante - ディレッタントの秘かな愉しみ ★★★ (2005-11-08 18:13:10)

サビのハイトーン、ファルセットながら何処までも上昇してゆくメロディが凄いですね…心をきりきりと締め付けられているかのような感じ。聴くだけなら良いけど、普通の人なら口ずさむだけで頭痛くなりそう(笑)


ALI PROJECT - Dilettante - 愛と誠 ★★ (2005-11-07 17:20:35)

シングルになりそうな路線の曲ですが、実際のシングル曲と比べるとちょっと毒は控えめで聴きやすいかもしれません。応援歌らしくメロディが勇壮でテンポも良いので、体育祭で流しても大丈夫…じゃないかな、やっぱ。


ALI PROJECT - Dilettante - 柔らかな肌(Instrumental) ★★ (2006-02-10 16:26:05)

「密猟区」「北京LOVERS」「鎮魂頌」の3連発で昂ぶった心をクールダウンしてくれるかのような、締めらしい雰囲気のインスト。「Produced by Ali Project…」みたいな感じでスタッフロールが頭の中に浮かんできます。


ALI PROJECT - Dilettante - 昭和恋々幻燈館 ★★★ (2005-11-08 18:09:20)

キュートだけど、どこかほろりとくる世界観を持った曲。
他の曲って可愛らしく歌ってても、明らかに裏に黒い笑いが見えそうな曲が多いですが、この曲は普通に可愛いです。特に「♪文学の香り」の歌い方は要注目(笑)こういう世界なら、私も昭和に生まれ変わってみたいかも。
それにしても、この曲のオルガンは本当に最高中の最高…


ALI PROJECT - Dilettante - 人生美味礼讃 (2005-11-08 18:05:40)

この曲のAメロ、やけに可愛らしいような…なんかアリカさんが不二家のペコちゃんの表情でナイフとフォークを持って愉快な振り付けしながら歌ってる姿が浮かんでくる(笑)
しかしBメロからは緊張感を増し、ラストのサビのアカペラ部分なんて迫力ありすぎで怖くなる程。ユニークな曲です。


ALI PROJECT - Dilettante - 鎮魂頌 ★★★ (2005-11-07 17:17:07)

タイトルこそ「鎮魂頌」ですが、この曲のサビは、魂が鎮まるどころか「魂が震える歌」だと思います。このメロディにこの歌声で、あにドラマティックにならざらんや、といった感じ。ピアノも単なるバッキングでなく、印象に残るメロディを歌の合間に入れてきて良い雰囲気。


ALI PROJECT - Dilettante - 肉体の悪魔 (2006-01-21 21:38:23)

単なる18禁エロティシズムだけではなく、そこから生と死の哲学的問いに発展していくのはやはり彼等の才覚の成せる業でしょうか。神経迷走を誘発するようなシンセメロもかっこいいです。


ALI PROJECT - Dilettante - 北京LOVERS ★★★ (2005-11-07 17:12:52)

タイトルからは、中国で起こったちょっとロマンティックな悲恋、みたいなライトなものを想像してましたが…全然違いました。
最初は可愛く歌ってるなぁ、と思っていたら、いきなりドスの聴いた声になりそのままサビへ突入!!勇壮な男声コーラスを従え嬌声と威厳のある声を行ったり来たりするヴォーカルはかなり悪魔的。肌が粟立つような感覚を覚える程にかっこいいです。


ALI PROJECT - Dilettante - 密猟区 ★★ (2006-01-21 21:41:31)

サビ後に出てくるパート(大サビ部?)、メロディが素晴らしい上に歌の表現力が凄いです。まるで湖の水面にひとつの波紋を投げかけているみたい。明るさと狂気が混じったAメロも、最初はグロテスクな印象を受けましたが、何度か聴くうちに受け入れてました。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC ★★ (2005-10-28 16:39:00)

シングルがあまりにも良かったので、一日もしない内にアルバムを買ってしまった(笑)
…私は余りにも素晴らしいと思えるアルバムに出会ったときって、音楽が自由に聴ける環境に
生まれて、音楽を好きになって、そのアーティストと出会えたことなどに心から感謝したくなる
人なんですが、正にこのアルバムは久しぶりにそんな感覚を覚えさせてくれる作品でした。
このアルバムは、「名盤」どころか「神盤」だと思います。
どうしてこれがJ-POPシーンで話題にならないのか不思議なんですが…宣伝の問題?
曲調はシアトリカルなものから、ダンサブルな打ち込みや泣きそうになるメロディで
聞かせるものまで、結構バラエティに富んでます。アルバム中ほどはミディアムテンポが
続きますが、弦楽カルテットやキーボードを多用した優美なアレンジ、音楽史に残る名曲群すら
凌駕するような美しい歌メロ、そして宝野アリカさんの歌声によって作り出される世界観には
私たちリスナーはただ息を呑み固まり、鳥肌を立て、溜息をつきじっと耳を傾ける以外には
成す術がなくなってしまいます。酔い痴れているうちに一曲が終わり、二曲が終わり…
いつのまにか50分が経過してました。
もし住んでいる所が四畳半のアパートだとしても、これをかければ深窓の令嬢か荊の館に住む
お姫様にでもなった気分になる事請け合いです(笑)勿論、そこまではまりこみたくない人が
俯瞰して聴いてもちゃんとかっこいい音楽なので、安心して聴いてください(笑)。
詞はちょっとマリスミゼルと世界観が似ているかも。でもこっちの方が凄いと思います。
こういうと失礼かもしれませんが、マリスはどうも文学があまり好きではない人が頑張って
書いたという印象なのですが、こっちは文学にどっぷり漬かった人が心の赴くままに
書いたという感じで、言葉の端々からセンスの良さを感じさせます。
耽美系のV系を目指す人も、これくらい頑張ってくれれば文句はないんですけどね…
そしてヴォーカルも当然ながら素晴らしいです。
基本的に芯が通っていながらも、声の種類が多いという私としては理想的なタイプ。
偶にアイドル以上に可愛らしい歌声も披露しますが、裏に黒い笑いが見えるというか、
いつ裏切られるか分からない的な緊張感があって逆にクールな印象を強めています。
その一方ではいかにも妖しげなシアトリカルな歌い回しや、触ったら崩れそうな風化した
花びらを思わせる繊細で情感を込めたファルセットも使いこなしていて、ほんと凄いです。
音楽を少しでも愛する心がある人は、「宝野アリカ」の名前を覚えていて損は無いと思います。
…アルバムを買って、聴いて、感動してそのままに筆を走らせてしまったのでちょっと
大袈裟っぽい文章になってしまったかもですが、この作品の素晴らしさはこれでもまだ
言い表し足りないていないくらいです。っていうか、興味があるけどまだ持っていない人は
私のレビューなんか読んでないで、さっさとCDショップでゲットしちゃってください(笑)
「BUY OR DIE!!」「ALI PROJECT RULES!!」という表現を引用したくなる程素晴らしいですから。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Arabesque Romanesque ★★★ (2005-10-29 16:24:30)

クラシカルなインストですが、大抵のクラシック曲よりもコンパクトで聴きやすいのに、ダイレクトに心に響くかのような音…あまりに没入して聴いてたので、最初は2分くらいの曲だと思ってました。
ハイソな感じのドラマで、舞踏会のシーンか何かに使ったら映えそうだと思います。これを聴けば、歯医者へと通う自転車でも舞踏会へ急ぐ貴族になった気分で移動できるかも?


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - EROTIC & HERETIC ★★★ (2005-10-29 01:12:04)

某disk hell風にレビューするなら…
ヴォーカル録り中に録音ブースを覗いたら、ナイフを投げつけられそのまま失明させられてしまうかのような危うげなヴォーカルが見事です。GREAT!!オススメ!!って感じかな?とにかくヴォーカルのシアトリカルさが光る曲。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Lolita in the garret ★★ (2005-10-29 16:06:23)

タイトルは「屋根裏のロリータ」と結構きてる感じですが、そういう世界観から隔絶した人…例えば大工のおっさんとかが聴いたとしても、きっとメロメロになってしまうくらいに美しい曲です。ゆったり流れる川をぼーっと眺めながら聴きたい感じ。
それにしても、「どこにいても あなたの視線でなぞってるの」という部分は、自分にも思い当たる節がありすぎで苦笑が漏れてくる(笑)その前の「地下鉄 美術館」はmetro de le musee(メトロ・ド・ル・ミュゼ)と歌ってますね。流して聴いてたら何かと思った。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Nostalgia ★★★ (2005-10-29 16:15:40)

これを目覚ましにかけたら、一日を優雅な気分で過ごせそう…いや、むしろ2度寝しちゃうかも。しかしアルバムのラストだというのに、二度と日常に戻りたくなくなるくらいに魅惑的で、心地良い世界観。ある意味、危険な曲といえますね(笑)


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - schism ★★★ (2005-10-29 18:10:54)

幽玄かつ官能的なイメージの曲。
語義が矛盾してるかもしれませんが、理性が利いてるのに狂ってしまっているような感覚を覚えます。雰囲気に身を任せてもいいけど、バックの音にどんな音色が使われているか細かく聴くのもなかなか楽しいかも。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 時の森のソワレ ★★★ (2005-10-29 16:12:20)

糸車を回して紡ぎあげるかのような歌メロと、印象的なメロディを耽美な音色で奏でるシンセが絡むサビはありえないくらいに叙情的。挿入されるアコギソロも素晴らしすぎ。これは文句の付け所のない超名曲でしょう。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 赤と黒(Album Version) ★★★ (2005-10-29 01:18:51)

アルバム初聴き時、この曲だけで3回は鳥肌立った…
曲調的には「聖少女領域」同様、ダンサブルでシンフォニックなものですが、向こうよりもちょっとすっきりしてる感じ。サビは低めの声で歌ってますが、かなり色気のある声でほんと痺れます。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 戦争と平和 ★★★ (2005-10-28 21:48:51)

ブラックのトレモロリフフェチな私としては、この曲の細かく音程がアップダウンするサビの歌メロには抗い難い魅力を感じます。その複雑なメロでも表現力を失わないヴォーカルの力量もさすが。しかもアレンジもとてもドラマティックとくれば…リピート必至の超名曲です。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 熱帯性植物園 ★★ (2005-10-29 01:15:01)

確かにこのタイトルセンスは素晴らしい物があります。
曲や詞も元から良いんですが、このタイトルによって更に想像が掻き立てられ、思い入れも深くなってしまう感じ。それにしても、「ルビーの蛇」って…数ある寓意的表現の中でも、ここまで上手いのはなかなか無いかと思います。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 夢魔の夜、あなたを迎える者がある ★★★ (2005-10-29 01:24:59)

「夢魔に堕ちよ」「夢魔に耽よ」のスポークンパートから妖しげなサンプリング(多分)が入り、キーボードとストリングスで盛り上げていくパートは非常にスリリングでゾクゾクします。これ、ゴシックメタラーにはかなりツボなんじゃないでしょうか。ラストの駆け上がるようなメロディでも抜群の歌唱力を見せ付けてくれます。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 遊月恋歌 ★★★ (2005-10-29 01:29:23)

かなりの高音を優雅に、さらっと歌い上げるサビのヴォーカルが素晴らしい曲。まるで白鳥が人間に化身して最期の歌を歌ってるかのよう。この声でこのメロディを歌われると、あまりの綺麗さについ溜息が漏れてしまいます。


ALI PROJECT - Grand Finale ★★ (2007-12-12 14:29:00)

2007年末発表のストリングスアルバム。アップテンポの曲を中心に選曲。
「超絶シンフォニック・アリプロ」と銘打たれてリリースされたこの作品、シングルベスト
収録のストリングスアレンジ版「亡國~」が凄まじかった事からも、期待が高まりますが…。
まず1曲目の「月蝕グランギニョル」の、魔王の棲む城に招待されたかのような濃厚な雰囲気の
イントロに胸が高鳴りますが…歌が入ると、案外ヴォリュームが小さくて迫力に欠けます。
しかも、バラードでも歌がよく聞こえる位の音量で聴くとストリングスがうるさく感じて
しまい、ミックスはいまいち。クラシックを参考にしたミックスなのかもしれませんが…
これだけ歌謡的な作風には合わないと思います。迫力の無さが魔性を殺いでしまっている印象。
しかも、歌唱自体も原曲と比べてちょっと疲れ気味な感じが…オリジナルアルバムの制作や
それに伴うツアーで疲れてるのではないでしょうか…失礼ながら、コンディションの悪さを
歌唱力の高さや表現力でカヴァーしているような、苦しさを感じてしまいました。
アレンジは…アップテンポの曲が中心ながら、「亡國~」のストリングスアレンジと比べると、
どの曲も大人しめな感じ。正直「亡國~」ほど揺さぶられるアレンジは無かったかも…。
もちろんALI PROJECTのシングル曲が中心なだけあって、メロディは絶品ですし、「愛と誠」
辺りの曲は原曲よりも好きだし、決して楽しめないアルバムではなかったんですが…。
アップテンポ中心の選曲や「超絶シンフォ」というコピーから「亡國~」並の劇的さが
堪能出来る曲が幾つも含まれている作品を当然に期待してたので、かなり物足りない。
8月下旬にアルバムが出て、それから3ヶ月ちょっとでツアーとストリングスアルバムの
制作とかスケジュールに無理があったのではないでしょうか。ツアーでは今作収録の
アレンジでの演奏があったと聞きますし、ツアーの熱気を封じ込めるといった意図や、
今年の活動の締めとして今作を発売する意図もあったと思われますが、発売が遅れても
いいのでもっと濃厚なものが聴きたかったです。
…なんか、否定的なことばかり書いてしまいましたが…。
正直「このCDを絶対に買え!」と強くは言えないかも。テンション的には「このCDを買えば?」
くらい(苦笑)。こんなレビューを書いて信者失格でしょうか。この後に続くのが
このレビューの否定的な部分を完全否定するくらいの絶賛レビューである事を祈ります。


ALI PROJECT - Grand Finale - 愛と誠 ★★★ (2007-12-12 08:30:26)

今回のアレンジではこれが一番好きですね。
原曲はアップテンポですが、こっちはサビ部分で敢えてリズミックさを押さえたアレンジをする事によって、勇壮さの裏側にある、一抹の悲壮感までを表現している感じ。ネットで匿名で安全圏から隣国を嘲笑したくらいで愛国心気取ってる似非ナショナリストよ、この曲を聴いて大和魂を学べ!!


ALI PROJECT - Grand Finale - 月蝕グランギニョル ★★ (2007-12-12 22:18:59)

アルバムのつかみの曲だけあって、オーケストレーションは壮麗極まりないし、その中にある魔性も確かに感じられるのですが…ちょっとプロダクションが煮え切らないのが不満。こういう曲調ならば、繊細さや上品さよりも、ダイナミズムを重視したミックスでリスナーを引きずり込んで欲しかったです…。


ALI PROJECT - Grand Finale - 人生美味礼讃 (2007-12-12 08:34:13)

この原曲からしてどぎつい曲調が、ストリングスアレンジで更にどぎつくなるのを期待してたんですが…ヴォーカルが引っ込んでるし、男声クワイアも無いしでどぎつさはむしろ減退してます。かといって美に徹している訳でもないし…正直、余り狙いが見えてこないアレンジで微妙です。


ALI PROJECT - Grand Finale - 恋せよ乙女 ★★★ (2007-12-12 08:25:32)

こっちのバージョンは「ジパング」のサブタイトルが取れてるんですね…そこから示唆される通り、見えてくる景色も洋風になってます。このアレンジだとメロディがバッハの小フーガを思わせて聴こえる。特にイントロはそれを狙ってやってるんじゃないでしょうか。


ALI PROJECT - Jamais Vu - 共月亭で逢いましょう ★★★ (2006-03-10 21:20:16)

ここや「Deja vu」に収録されているのがオリジナル・バージョンでいいのかな?先に月光嗜好症の方を聴いてましたが、オリジナルも当然名曲。実際に聴かなくても、頭の中で「♪今宵 今宵~」が流れるだけで鳥肌が立ってしまう…。


ALI PROJECT - Noblerot ★★ (2006-07-14 23:17:00)

現在通販以外で買えるオリジナルフルの中では最も古い作品。99年発表。
このアルバムは「堕落論」、「金いろのひつじ」「Labyrinth」等の可愛らしい曲や
「ROSE MOON」「ナルシス・ノワール」「月光夜」等の極上のメロディを誇るバラードが
含まれている為、ALI PROJECTの中でもポップなアルバムになっていると思います。
ただ掴みの2曲が「この音にこのヴォーカルを乗せますか…」って感じで結構マニアックだし
前述の可愛い系ポップな曲は「聖少女」や「亡國」等の最近のシングルとは全く違う路線だし
それら耽美でアップテンポな曲に惹かれた人が最初に聴くアルバムとしては微妙かも。
勿論どの曲もその手の曲に興味が無い人ですら虜にする位の魅力はあると思うんですが(特に
「ナルシス・ノワール」は歌詞がぶっ飛んでいる上に、メロディがもうありえないぐらいに
綺麗な名曲)ある程度ALI PROJECTの世界に浸かってから聴いた方がよりハマれると思います。
「ARISTOCRACY」同様、最初の取っ付き辛さはあるものの聴くごとに味わいを増していく作品。


ALI PROJECT - Noblerot - Halation ★★★ (2005-11-25 14:27:03)

Aメロなどで聴かれるキュートな歌いまわしと、サビの魔女のような歌い方のギャップが面白い曲。サビは先住民の呪いが降りかかってきそうなコーラスまで入っててとても雰囲気でてます。
ただ、一回目のサビが終わった後の「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ」て音はちょっと…なんか力が抜ける(笑)


ALI PROJECT - Noblerot - LABYRINTH (2005-11-12 09:38:12)

アルバム中、ある意味最も衝撃だったのがこの曲かも。
「愛と誠」や「赤と黒」などとは比べ物にならない程にポップ。ZARDあたりがカヴァーしても全く違和感なさそうな曲。さっきまで禁断の愛を歌い上げてたユニットとは、とても思えません(笑)


ALI PROJECT - Noblerot - LOST CHILD ★★ (2005-11-12 09:25:06)

最初は音作りの妙が理解出来ず「?」でしたが、サビ辺りで吸い込まれました。アコーディオンの音色なども入っているのに、全く牧歌的な感じがしなくて面白い曲です。最近のThe 3rd And The Mortalなんかが好きな人が聴いても結構ハマリそう。


ALI PROJECT - Noblerot - Rose Moon ★★ (2005-11-12 09:35:04)

「奪いたい あなたを/微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから」…この詞はもう分かりすぎて嫌になるくらいに良く分かる…この人は文学性に優れた詞だけでなく、心の機微を描く力量にも素晴らしいものがありますね。歌詞を先に読んでたので、もうイントロだけで涙腺がヤバかった(笑)


ALI PROJECT - Noblerot - ナルシス・ノワール ★★★ (2005-11-10 22:47:51)

私の友人もそうなんですが、ゴスロリとや○い好きって何か因果関係があるんでしょうか(笑)。…まぁそんな感じの、倒錯した歌詞です。曲の方は、一応バラードに入るのでしょうが、悲劇的なメロディで一本の糸が張り詰めたような緊張感があって、一度聴いただけでで気に入ってしまいました。
詞の世界はかなり好みが分かれそうですが、メロディは全ての人の頭の中に響かせてみたい位良いです。素晴らしい。


ALI PROJECT - Noblerot - 乙女の祈り ★★★ (2006-01-23 16:22:11)

タイトルとは裏腹に、ダークな世界観の曲。
…って書こうと思いましたが、「乙女」というフレーズはなんか無垢故の近寄り難さを感じますし、悪魔に「祈る」のも「祈り」ですし…ある意味タイトル通りの世界観なのかも?ベースのメロディも妙に耳に残ります。


ALI PROJECT - Noblerot - 金いろのひつじ ★★ (2006-06-10 17:35:23)

ALI PROJECTの中では日常的な感じのする曲。
夕方、家に帰る前、商店街で買い物をする時にでも聴いたらほろりときてしまいそうな一曲です。ラストの鼻歌っぽいスキャットも可愛い。


ALI PROJECT - Noblerot - 月光夜 ★★★ (2005-11-12 09:28:12)

サンプリングやキーボードの音は冷厳な雰囲気を醸し出していますが、歌やメロディのせいか同時に包み込むような、優しく暖かい雰囲気も感じさせる、深みのある名曲。歌詞も、読んでるだけで泣きそうになるくらいに良いです。


ALI PROJECT - Noblerot - 堕落論 ★★ (2005-11-12 09:30:56)

とてもポップな曲ですが、「アイノコトバ」をわざわざカタカナ表記にした理由が分かった時ははっとさせられた…それにしても、この曲の歌声はほんとに夢見る乙女っぽいですね。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity ★★ (2007-10-18 14:43:00)

前作「Dilettante」からシングル数枚、ベスト3枚、ストリングスアルバム2枚、
それからサントラなどを挟んで発表された新作オリジナルフル。
上で挙げた殆どを買ってる私は、一体このユニットにいくら使ったんだろう…(笑)
まあファンクラブ入るくらい入れ込んでるファンはもっとつぎ込んでそうですが。
作風的には、シングルで言うと「阿修羅姫」「禁じられた遊び」辺りから顕著な、
毒々しさとキャッチーさを兼ね備えた、原色的なドギつさを更に押し進めた感じでしょうか。
帰ってきた男さんもおっしゃっている通り、「Dilettante」の続編的ではありますが、
そのドギつさや毒々しさが更に上がっており、タイトル通りサイケデリックな作品。
音色、メロディ共に中近東っぽいものを取り入れているのも大きな特徴ですね。
…大体において通ぶりたい人って、抽象的ムードの濃い物や聴きにくいものをやたらと称え、
キャッチーさを幼稚なものとして切り捨ててしまう傾向があると思いますが、そういう
自称音楽通(笑)な人をスパッと切り捨てるような、潔いキャッチーさが素晴らしいです。
89年の時点で「幻想庭園」のようなプログレッシブな大名盤を残している事を考えると、
この人たちは通受けする抽象的ムードたっぷりのものも簡単に作れてしまいそうな気が
するんですが、敢えてそれをしない所が彼等らしいですね。普通、年を経ると円熟の方向に
行きそうなもんですが…アリカさんも片倉さんも大人しくしてられない性質なんでしょう(笑)
デビューして15年以上経てこんな瑞々しい禍々しさのアルバムなかなか作れません。
そういう訳で、二人がやりたい事をやっているのが伝わってくる好盤。
でも、メロディも原色的なサイケさや中近東系に傾倒してるので、ちょっと
「EROTIC & HERETIC」のゴシック的耽美さが個人的には恋しくもあったり。
…こんな事書いてますが、もし彼等が抽象的ムードたっぷりでアンキャッチーな作品を
出してたら、それはそれで褒めてたと思います(笑)だって信者ですから(笑)


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - CYBER DEVILS ★★ (2007-08-22 15:58:33)

音色的なサイバーさが感じられるのは主にAメロですが、その後もストリングスが妖しく、サイバースペースに引き込まれていくような感覚を味わえますね。ピアノの低音が神経を圧迫するように響く、ダークな間奏も好みです。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - gai désespoir (instrument) ★★★ (2007-08-22 15:55:59)

タイトルは「快活なる絶望」という意味らしいです。
元は片倉さんのソロアルバム「Lento」に収録されていた曲で、パーカッションやアコーディオンを用いどこかお洒落な雰囲気だった原曲を、クラシック寄りに格調高くアレンジ。クラリネットが上品で良いですね。ACOUSTIC ASTURIAS辺りとも通じる叙情を感じられる曲。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 暗黒サイケデリック ★★ (2007-08-22 15:52:59)

可愛らしさとは裏腹のドスの利いた雰囲気、更にその奥にある優しさや信念…こうしたフィーリングが感じられる曲は今までもありましたが、この曲はコンセプトの「サイケデリック」によって、彼らの持つそうした要素が一層浮かび上がっていると思います。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 胡蝶夢心中 ★★★ (2007-08-23 22:16:57)

今作ではちょっと貴重なバラードナンバー。
詩的表現にしろ情景描写にしろ、または奥に秘めた哲学的テーマにしろALI PROJECTが恋を歌うと、必ず恋愛に留まらなく発展していきますよね。しかも歌声もメロディも綺麗だし、そりゃ並のバラードじゃ満足できない体になってしまう訳です(笑)。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 若い死者からのレクイエム ★★★ (2007-08-23 22:13:12)

バラード~上品なインストという流れでアルバムを締めるのは前作と同様ですが、今回のこのバラード曲はラテン語と日本語による詞も付いた混声クワイアを取り入れたもので、かなりスケールが大きい。クワイアも歌詞が付くと更に壮大になるなぁ…。
歌詞は、応援歌という言葉を拡大解釈すればそう取れなくもないですが、こういう視点で、説得力を持ったものを書くのは本当に凄いと思うし、信念を感じますね。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 青嵐血風録 ★★★ (2007-08-22 01:17:36)

アルバム1曲目は、シングル曲的な展開のキャッチーな曲でつかみはバッチリですね。タイトルからも分かる通り、「愛と誠」「勇侠青春謳」の流れを汲む、リズミックで勇壮な曲調。個人的には「勇侠」同様、サビ以上にその後に出てくるメロディが好き。
…Aメロの最初の歌詞、中島みゆきさんの「わかれうた」へのALI PROJECT流の解答と考えてもいいんでしょうか(笑)あの曲で歌われているような、恋愛で駄目になってしまう女性像と訣別し、誇りを持って生きよというメッセージ…な訳ないか。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 纏われし者ら ★★ (2007-08-23 22:19:30)

アリカさん曰く、「耳に心地良い韻文詩」。
その言葉通り、歌詞、メロディ、音響に至るまでが心地良さ(とややビザールな雰囲気も?)を重視して作られているかのよう。ドギツイのも大好きだけど、こういうのも魅力的ですね。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 暴夜layla幻談 ★★★ (2007-08-22 01:25:39)

名曲揃いのALI PROJECTですが、この曲はその名曲群の中にあっても一際妖しい光を放つ、正に悪魔じみているとでも表現したくなるような素晴らしい曲だと思います。
複雑な音程移動やファルセットを駆使したヴォーカルは、シングルに匹敵するほどに曲をフックのあるものにしているし、妖しく歌うアリカさんの後ろでベリーダンサーが踊ってそうな、独特の妖艶さが絡み付いてくるような魔性の雰囲気も感じられる。
…最近インディーズやアマチュアでもALI PROJECTに影響を受けたようなシンフォ系のアーティストが結構現れ始めていますが、こんなアングラ感溢れる曲なかなか聴けません。ALI PROJECTはもう万単位で売り上げるメジャーなアーティストなのに…元祖の底力を見せ付けられました。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 欲望 ★★★ (2007-08-22 16:01:58)

個人的には、ここからの3曲がアルバムのハイライト。
この曲は歌メロが抜群に良いです。暗い情熱を秘めたそれは異国情緒を感じさせるようでもあり、昔の歌謡曲を思わせるメロウさを感じさせるようでもあり。このメロは一回聴いた時から心に残りました。


ALI PROJECT - Psychedelic Insanity - 六道輪廻サバイバル ★★★ (2007-08-22 05:37:42)

サビから始まる構成やアップテンポな曲調など、シングルになりそうな感じの曲ですが、実際のシングル曲よりももう少しドス黒いイメージ。それこそ「阿修羅姫」が六道輪廻を経て怪物的な強靭さを手に入れた感じというと近いでしょうか。パートによってはオーケストレーションが普通にシンフォブラより邪悪だったりして流石です。…最初タイトル見たときちょっと暴走族っぽいと思ったり(笑)


ALI PROJECT - Romance - L'oiseau bleu ★★ (2006-12-23 23:27:40)

ロワゾ・ブルー=青い鳥。
ストリングスアルバムの中の一曲でありながら、ピアノとヴォーカルによって綴られる楽曲。でもこの曲のアリカさんの歌声は、癖がなくて本当にストリングスのような清らかな上品さです。


ALI PROJECT - Romance - ダリの宝石店 ★★★ (2006-12-08 08:44:32)

この一見親しみやすそうなのに一度虜になったら離れられない感じ、正にALI PROJECTそのものを象徴しているかのよう。クラシカルで華美なメロディに惹きつけられたが最後、後は彼らの作り出す耽美の世界に取り込まれるより術は無し。もっとも、私は「心も肉体も売り捌いても」逃れられそうにありませんが(笑)。


ALI PROJECT - Romance - ビアンカ ★★★ (2006-12-07 04:49:02)

私的に「嵐ヶ丘」はどっちも同じくらい、「遊月恋歌」は原曲のほうが好きなんですが、ビアンカは絶対にこっち!!こっちの方がアリカさんの歌の表現力が増しているせいもあって、より可愛らしさやコケティッシュさと切なさが一緒になった世界観が強調されてる気がして良いんですよね。


ALI PROJECT - Romance - ロマンス [Instrumental] ★★★ (2006-12-08 08:40:20)

優雅さの中に可愛らしく取っ付きやすいメロディもフィーチャーした、オープニングを飾るインスト。この可愛らしいメロディが次曲「ビアンカ」のコケティッシュさと上手くつながってて良い感じです。「神々の黄昏」の、「Visconti Chic~病める薔薇」の病的なまでに美しい流れとはまた違った魅力。
…っていうか、メロディ自体は「今宵~」と一緒なんですよね。結構雰囲気が違っていて面白いです。


ALI PROJECT - Romance - 楽園喪失 ★★★ (2006-12-08 08:36:59)

タイトルはミルトンの著作から。
「失楽園」じゃなくて「楽園喪失」なのがらしいですね。
油絵の様に濃厚なオーケストレーションが堪能出来る曲。
時には狂気さえも感じられるほどです。


ALI PROJECT - Romance - 今宵、碧い森深く ★★★ (2006-12-08 08:33:31)

これは素晴らしい!!
歌メロはそこら辺の自称歌姫では歌い上げるどころか追う事さえ難しそうな複雑さですが、同時に非常に求心力の強い鮮烈さもあって抵抗することも出来ずに惹きつけられてしまいます。ほんと、寒気のするようなメロディセンスです。歌われる情景もメロに負けない美しさ。やっぱりALI PROJECTのバラードは最高…と、月並みな結論に落ち着くのでした(笑)。


ALI PROJECT - Romance - 嵐ヶ丘 ★★★ (2006-12-07 04:53:18)

ビートが無くなっているのと、歌い方が更に癖を強く押し出したものになっているため、ポップ性は減退してますがより情熱的なアレンジで生まれ変わってます。…ストリングスアルバムの曲なのに、サビメロのあまりのかっこよさに頭を振りそうになってしまった…悲しきメタラーの性(笑)


ALI PROJECT - Sympathy for the Belonephobia - サスパンデュー乙女 ★★ (2007-12-20 09:46:37)

妖しげなスキャットにエフェクトが掛かった歌声が印象的な小品。
「Previous Notice」と同様、30秒くらいしかないですが鮮烈なイメージを与えてくれます。


ALI PROJECT - Sympathy for the Belonephobia - サトゥルヌスの惨劇 ★★ (2007-12-20 09:49:17)

クラシックの名曲オムニバスに入っていても違和感無さそうな、そして見劣りしなさそうな、ストリングスによるインスト。しかし、この曲は特にそうですがメロディの主張が強すぎてBGMには不向きな感じがするんですが…実際の所はどうだったんだろう。


ALI PROJECT - Sympathy for the Belonephobia - ベロネフォビアに捧げるバラッド ★★ (2007-12-20 09:52:26)

ベロネフォビア=先端恐怖症。
そんな神経症っぽいタイトルが付けられているのに、曲調は優雅で上品。セレブの家に生まれて、芝生の生えた中庭で紅茶を嗜みながら戯れる愛犬を眺めているみたいな感じ。


ALI PROJECT - Wish - Wish ★★ (2006-01-18 16:35:04)

Labyrinth同様、正統派ポップスって感じの曲。
そこらへんの普通のOLのカラオケのレパートリーに入っててもおかしくないくらいポップですが、なかなか良い曲だと思います。本人達もタイアップだからポップにするというより、こういう曲を作るの結構楽しんでるのでは。
でもこのシングルの5トラック目…引くより先に笑ってしまいました(笑)これ、ALI PROJECTはノータッチ、ですよねぇ…


ALI PROJECT - エトワール - Diabolic Sequence ★★★ (2006-02-15 12:33:17)

「悪魔的連続」というタイトル通り、狂性たっぷりのメロディを含んだインスト。その狂気が優雅に、緩やかに溶けていくようなパートは悶絶モノです。ラストは少しタメ過ぎの気もしますが、かっこいいです。


ALI PROJECT - エトワール - わが恋は月光に散りぬ ★★ (2006-03-10 21:28:51)

失恋の歌とは思えないほどの、悲劇的な曲。
世界が足元から儚く崩れ落ちていくような感覚。でも、実際失恋した時は世界が消えるぐらい落ち込みますよね(笑)。そういう感情からこういった美しい曲を作ってしまうのは、やっぱり凄いとしか言えません。


ALI PROJECT - エトワール - 春葬 ★★★ (2006-02-15 12:26:51)

個人的には「桜の花は狂い咲き」と少し共通する世界観を持った曲だと思います。「桜の花は~」は狂気を前面に押し出した感じですが、こちらはそれが内に向かっていて、美しいバラードナンバーになっている感じ。
ALI PROJECTのバラードでの歌ってどれも好きなんですが、この曲は特に好きです。特にサビは一音一音に込めた情感に圧倒されます。


ALI PROJECT - エトワール - 日曜日のシエスタ ★★★ (2006-02-15 12:30:38)

「甘く切ない」というフレーズはよく耳にしますが、そういう機微を音で表現できてる曲って案外少ない。それをよく表現している少ない曲のうちの一つではないでしょうか。
恋の幸せと、その裏にある不安を歌った名曲です。


ALI PROJECT - エトワール - 薔薇色翠星歌劇団 ★★★ (2006-02-17 22:46:58)

「共月亭」に匹敵する、名ストリングス・バラード。
タイトルの通り、サビのヴォーカルはまるで舞台でスポットを浴びて悲恋を歌い上げるオペラ女優みたいです。ストリングスが最高の舞台装置に思えてくる…


ALI PROJECT - コッペリアの柩 - Apres Le Noir ★★ (2005-11-04 16:02:19)

アコギとピアノをメインに、管楽器を少し加えただけのシンプルな演奏をバックに歌い上げるバラード。サビ部分の、語尾は殆ど吐息の様になってしまう、呼気を多く含む繊細な歌い方は名唱の域に入っていると思います。


ALI PROJECT - 阿修羅姫 - 阿修羅姫 ★★★ (2005-12-17 22:22:58)

「聖少女領域」「禁じられた遊び」などにも通じる展開を持った、いかにもALI PROJECTのシングルっぽい曲ですが、音作りは最もエキセントリックではないでしょうか。特にAメロの途中から出てくる攻撃的なシンセリフは燃えます。
個人的には、「龍虎の拳」みたいな格ゲーの主題歌にしたい曲(笑)


ALI PROJECT - 阿修羅姫 - 君がため、惜しからざりし命さへ ★★★ (2006-01-28 09:35:11)

歌詞からは狂おしい情熱が伝わってきますが、曲の方はまるで一つの奇妙な宇宙を形成してしまっているような変わった世界観。特にBメロからの歌メロなんて次元がねじれるみたい。
このグループは表題曲にキャッチーな曲、カップリングにスルメな曲を入れる傾向が強いのかな?この曲も第一印象は奇妙さ故にあまり良くなかったんですが、数回聴くうちにいつの間にか虜になってました。裏の名曲だと思います。


ALI PROJECT - 暗黒天国 - 暗黒天国 ★★ (2007-05-22 21:25:23)

まずジャケの余りのドギツさに目を反らしたくなりますが(苦笑)、曲の中身の方はもっとドギツい。…っていうかこれ、裏ジャケのイラスト見る限り、タイアップは少女漫画ですよね?ALI PROJECTはアニメを見るいたいけな子供たちを恐がらせるか、暗黒系音楽ファンに調教するつもりに違いない。
…ちなみに、私は発売日が同日だったSIGH(日本のブラック)の新譜と一緒に買って来たんですが…そのブラックメタルを聴いた後にこれを聴いても大して違和感無いのが笑えます(笑)。


ALI PROJECT - 暗黒天国 - 桃色天国 ★★★ (2007-05-22 21:28:37)

「暗黒天国」のドギツさに面喰ってしまった人でも安心して聴ける、可愛らしいポップチューン。世界観的にはどう考えてもこっちが少女漫画的です。基本的にALI PROJECTのこういう曲って、可愛らしくても媚び売っているわけではなく、私の好みに合っているのが嬉しい。


ALI PROJECT - 禁じられた遊び - あたしがアリスだった頃 ★★ (2005-11-08 18:16:33)

確かアリカさんは童話を書いて出版したこともあるんですよね…そんな彼女の感性が活かされた逸品でございます。歌詞の暗黒童話みたいな、意味深な雰囲気が凄く好き。この歌詞の下の、目が虚ろなアリカさんの写真が怖くも素敵です。


ALI PROJECT - 禁じられた遊び - 禁じられた遊び ★★★ (2005-11-08 18:21:59)

サビのメロディは一回聴いただけで大体頭に残ってしまうほど鮮烈なものですが、そこに乗るヴォーカルはひとフレーズごとに狂気を増していくかのよう。「あなたが憎らしい」の所なんて笑いながら人刺しそうなヤバさを感じてしまいます。
ちなみに、この曲も「聖少女領域」同様、深夜アニメ・ローゼンメイデンの主題歌で使われたようですが、大丈夫でしょうか?子供が間違ってテレビ付けた時こんな曲が流れたらビビるのでは(笑)深夜だし…。どういう映像と共に使われたのか、ちょっと見てみたかったな。


ALI PROJECT - 禁書 ★★ (2008-09-13 20:56:00)

「Psychedelic Insanity」に続くフルアルバム。
…彼らがこんなに間を置かずにフルレンスを出すのは珍しいのでは。
アートワーク的には前作よりも大人しめになった感じがしますが、中身の方は「Psychedelic
Insanity」アルバムのサイケな感覚に「Classics」アルバムの実験精神を掛け合わせて
更にサイケ色を強めたような作風になってますね。個人的な印象としては、前作が原色を
組み合わせた感じなら、今作は赤とか金とか元々ドギツイ色を組み合わせたような感じ。
アレンジもHM/HR的なリフやリズム、エスニックなパーカッションを大胆に取り入れたり、
優美な曲調の中に奇妙な音色のギターを滑り込ませるなど、今までになかった実験的な部分が
多いですし、歌メロも高音を美しさや綺麗さよりも、邪悪さやサイケ感覚を引き出すような
意図で用いたようなものが多く、総じて異形性が高まっているという印象。
最も王道っぽい「神風」でさえ意味不明・意図不明の掛け声がラストに入ってたりするし。
1曲目が前作、前々作同様の愛国心を鼓舞するキャッチーな曲だからといって、今までと
同じと見ると痛い目に遭うかもしれません。このアルバムのボートラに「月夜のピエレット」を
入れたのは大正解だと思います。本編に足りない、キャッチネスやノスタルジー、可愛らしさや
ロマンティックな雰囲気を補う役割を果たしているのではないでしょうか。
…やっぱり彼らってどんなに取り繕っても、根っこはプログレだと思います。
「聖少女領域」の優雅で揺るぎない世界観とキャッチー極まりないメロディに魅了され、
「Erotic & Heretic」の耽美さの虜となった事で彼らのファンになった私としては、
キャッチーさ(クサさ)や耽美さ、ゴスで退廃的な雰囲気をインフレさせる方向に向かって
くれなかったのは多少残念ではありますが、こういう彼らも魅力的だと思います。
もう十数年も活動してるのに、マンネリを嫌う姿勢は素晴らしいですね。
ああ、この開拓精神が陰陽座の「魑魅魍魎」にもあれば良かったのに…。


ALI PROJECT - 月下の一群 - 空宙舞踏会 ★★★ (2006-03-12 18:46:26)

この曲、メロディこそ明るめですが、彼等の曲の中でも夢想性の強い一曲だと思います。芥子の花畑の中の遊園地のメリーゴーランドがスローモーションで回転しているような、中毒性の強い音世界に是非耽溺してしまってください。


ALI PROJECT - 月下の一群 - 恋せよ乙女-Love story of ZIPANG- ★★★ (2006-03-08 14:45:19)

タイトルも「JAPAN」でなく「ZIPANG」だし、実際の日本というよりもイデア的な日本といったイメージの曲。確かにシングルにしてはアレンジがマニアックな感じがします。「妄想水族館」同様、イントロから「喝・喝」コーラスまで入ってますし…
やっぱり修行僧=日本のイメージなんでしょうか。このコーラスを片倉さんがやってたらちょっと面白いかもしれない(笑)


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - コッペリアの柩 ★★★ (2006-03-22 23:27:10)

個人的にはコッペリアはこっちの方が好き。
桜の花は~同様、ストリングスアレンジになっても大人しくならない、狂気的なアレンジがとても良い感じ。ライブ盤でもこっちのアレンジで歌われていました。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - ナルシス・ノワール ★★★ (2006-01-28 03:12:25)

個人的にALI PROJECT有数の美メロだと思う曲が原曲なだけあり、ストリングスでのアレンジは映えます。原曲は噎せ返るような耽美さがありましたが、こちらは悲劇性が増したような世界観ですね。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - 共月亭で逢いましょう ★★★ (2006-02-17 22:43:39)

七夕が題材らしい、美しいバラード曲。
この曲のサビメロ、ちょっと気軽には口ずさめない難しいメロなんですけど…それでも思い入れたっぷりに、伸びのある声で歌い上げていて素晴らしいです。ライブ盤「月光嗜好症ギグ」ではトリを飾った名曲です。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - 月のなかの少女 ★★ (2006-02-01 05:10:01)

「ROSE MOON」のメロディを使ったインスト。
「ROSE MOON」のインストは「Noblerot」にもピアノヴァージョンが収録されていましたが、個人的にはこっちかな?どっちも好きなんですが、メロディの柔らかさとストリングスの優美さがほどよくマッチしていると思います。焼菓子とか作るときのBGMに最適かも。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - 紅い睡蓮の午後 ★★★ (2006-02-15 12:23:08)

この曲は原曲よりこっちの方が好きかもしれないです。
単純に歌が表現力を増しているというのもありますが、ストリングスのアレンジが綺麗。特にAメロで歌と弦がユニゾンするところなんて、1足す1が2以上の結果を生んでいるように思います。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - 桜の花は狂い咲き ★★★ (2006-01-28 03:08:28)

ストリングスアレンジで大人しくなるのかと思いきや、相変わらずの狂気ただよう名曲です。特にヴォーカルは声量がかなり増してるし、メリハリの付け方もあの頃の比ではないので更に怖い。けどやっぱりこういう変わってるけど叙情的なメロディ好きですね。


ALI PROJECT - 月光嗜好症 - 星月夜 ★★★ (2006-01-18 00:03:36)

原曲ではオルゴールだったイントロのメロディが、こちらでは少し中世のファンタジー的世界観を連想させる音色で表現されていてとても好み。歌詞はファンタジーと言うより、誰か(恋人?)を悼んでいるかのようですが…
よく星空や宇宙の映像なんかを見ると吸い込まれそうになりますが、この曲は音楽でそういう感覚が味わえます。


ALI PROJECT - 月光嗜好症gig - 共月亭で逢いましょう ★★★ (2006-03-22 23:18:58)

ライブ盤のラストを飾るのはこの曲ですが、これは反則でしょう…
サビで歌とストリングスが入ってくると、歌詞の情景が頭の中にぶわーっと広がってきます。おそらく、ライブ会場では少なくない人数の観客達が泣き崩れているに違いありません。


ALI PROJECT - 月光嗜好症gig - 病める薔薇 ★★★ (2006-01-28 09:41:48)

アリカさんはライブでも上手いですが、この曲は特に凄い。
まず歌唱に込められた情の濃さが半端ではないし、原曲にないスキャットなどもあって陶酔感や優美さが更にアップしています。アルバムのテイクより好きかもしれません。


ALI PROJECT - 月蝕グランギニョル - 月蝕グランギニョル ★★★ (2005-10-31 16:43:03)

タイトルにもなっている「グランギニョル」はモンマルトルの猟奇専門の劇場との事ですが、メロディはフランスの他に微妙に中国混じってるような…?
カラオケファン的に言わせて貰えば(笑)、こういうアップダウンが激しく譜割りの細かいメロってばっちり決まると気持ち良いんですよね~。きっと歌ってるときは楽しかったに違いない。


ALI PROJECT - 月蝕グランギニョル - 未來のイヴ ★★★ (2005-10-31 16:50:45)

「解剖学的」とかいて「アナトミック」ですか…「月蝕~」の「死と生」を「タナトスとエロス」と読ませたり、やはり言葉の使い方のセンスは非凡です。
曲の方は、いきなりAメロの途中からベースラインも歌メロも妖しくなる部分からテンション上がります。サビでもファルセットまで行かないきゃいきゃいした声質を交ぜてアクセントを付けるヴォーカリゼーションで、他の有象無象を寄せ付けない素晴らしい歌い手である事をまたしても証明。…ほんとカップリングとは思えないかっこよさです。このシングルは買うべき。


ALI PROJECT - 幻想庭園 ★★ (2006-01-21 21:31:00)

88年発表の1stアルバム。2002年に再発されました。
このアルバム、現在(2006年一月)流通している物では最古のアルバムの「Noblerot」以降の
作風と比べると、確かに全然違いますね。プログレ好きからも高い評価を受けているだけあって
ぐにぐにしたような、変わった、でも想像力を掻き立てるようなアレンジが面白いです。
ヘッドフォンで聴きながら、その喚起されるイメージに身を任せているだけでも非常に
心地良い作品であると思います。メロディも癖が強く、和風だったり明るい中に狂気を
漂わせていたりと個性的な物が多いです。それでも、やはりALI PROJECTが作っただけあって
プログレ耐性の無いリスナーでも否応無しに引き込む美しさがあるのは流石です。
特に「桜の花は狂い咲き」「パラソルのある風景」は本当に絶品。
出た時期が時期だけに、音質こそ良くないですが、曲の良さから言ったら以降の名盤群に
引けを取らないと思います。個人的には90年より以前に出た全てのアーティストのアルバムの
中でトップ3に入るほど好きです。それにしても、この頃からアリカさんは上手いですね…
これから約17年も経ってるし、あの表現力は一朝一夕のものではやはりないんですね。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - アンジェ・ノワールの祭戯 ★★★ (2006-01-18 22:00:12)

「神々の黄昏」ヴァージョンを先に聴いていたので、メロディが良いことは予め知っていましたが、あからさまに妖しげな雰囲気のアレンジがなされているこちらも良いですね。特に「♪今宵は~」の前のシンセのメロは、ダークなのに口ずさみたくなります。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - パラソルのある風景 ★★★ (2006-01-18 22:04:20)

「完全犯罪成立」
歌詞を読んだ時点で、これは絶対私好みの曲だ!!と確信してましたが、案の定名曲の極みみたいな曲でした。耳当たりこそ可愛らしいのに、もしかしたらアルバム随一かもしれない壊れた世界観、ほんと大好きです。もし色々なアーティストの好きな歌詞の曲を10曲ほど集めたベストを編集するとしたら、これは絶対入ります。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - マリーゴールド・ガーデン ★★★ (2006-10-16 00:29:30)

マリーゴールド=聖母マリアと黄金、つまり清廉潔白の象徴で2重の意味で「無垢」を表す花でありながら、花言葉は「悲しみ」や「絶望」…。そう考えると、このアレンジも俄然意味を持って聞こえてくるような気がします。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - 鏡面界 im Juni ★★★ (2006-02-25 11:00:19)

私的なイメージでは「鏡の城」と「六月の暖かい雨」。
この二つのイメージってどうも混ざりあわなそうなんですが、曲を聴いているとそれらが自然と融合していくように感じられるから不思議。夢の中にいるみたい。


ALI PROJECT - 幻想庭園 - 幻想庭園 ★★★ (2006-10-16 23:27:11)

凄い…こんな短い曲なのに、メロディに起承転結があってドラマ性すら感じるほど。