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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7301-7400

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 7301-7400
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ムック - 鵬翼 - 遮断 ★★★ (2005-11-28 12:45:05)

これも限定盤ボーナスディスクに収録。
叩きつけるような激しさを持った曲で、イントロや歌のバッキングに使われている、もはや「邪悪」と表現してもいいくらいダークなメロディのリフにうっとりしていると、サビは音が広がりなかなかにメロディアスな展開に。こんなドラマティックでかっこいい曲が初回盤だけなんて勿体無さ過ぎ。「モンスター」あたりと並べて本編に入れちゃえば良かったのにな。


ムック - 鵬翼 - 昔子供だった人達へ ★★ (2005-11-28 12:50:25)

ロマンスのような一時の感情の昂ぶりではなく、本当の意味での普遍性を持った名曲ではないでしょうか。学生の私としては(といってもこの曲のような無邪気な時期はとうに過ぎてますが)、これを聴くと今をもっと大切にしなくちゃいけないな、って死ぬほど思います。
歌詞だけ読んだら絶対明るめの「溺れる魚」系フォークだろうなぁ、と思ってたら、意外にもがっつりしたバンドサウンドでした。


ムック - 鵬翼 - 赤線 ★★★ (2005-11-23 06:07:05)

詞も、メロディもムックらしい切れ味が堪能出来る曲。
普通なら「自殺はいけませんよ」的な、おざなりな詞になってしまいそうなんですが、この曲で歌われる詞は「さよならやっとやすらげたんだね/今はただ静かに眠って」…攻撃的な曲調(特にVo)ながら、なんて優しく、大きく、心に沁みるんでしょう。やっぱりそこらのバンドとはモノが違います。ただラストの一行は東京在住の私としては賛同しかねるかも(笑)
ちなみに途中の語りは、DAMで調べてきた所によると、「周りを見渡しても誰もいない。自分の世界ばかりが膨らんでゆく。理想の自分は想像の中でばかり幸せで、やがて区別なんて出来なくなって、今日もまた赤い線を引いた」みたいです。


ムック - 鵬翼 - 蜘蛛 ★★★ (2005-11-23 08:36:31)

アルバム中、一聴して最も印象に残ったのがこれ。
歌詞はメンバー間の絆についてのものでしょうか。そういう詞がついているだけあって、ギターの叙情メロディ、変則的なパートとファストパートが噛みあいドラマティックな展開を見せるリズム、歌うようにメロディを紡ぐベースと全てのパートが聴き所でとてもかっこいい。まぁムックはどの曲も全てのパートに妥協が無いんですけど、この曲は特に素晴らしいです。


ムック - 鵬翼 - 鳶 (2005-12-17 09:57:18)

ムックが今度はファンクに挑戦!?
この曲の最初の印象は「なんか刑事ドラマっぽいメロディ…」でした(笑)。ギターのジャカジャカしたフレーズがなかなかにかっこいいけど、メインリフはムックにしてはいまいちかも。


ムック - 鵬翼 - 優しい記憶 ★★ (2005-11-26 22:56:22)

どこか「未完の絵画」を思わせるバラード。
でも「未完」のような悲壮感や絶望感といったものはここではなりを潜め、この曲にはほろりとくるような切なさといったものを感じます。歌詞も「ストーブ」「花火」といった生活感を帯びた単語が上手く使われていて、感情移入してしまうんですよね…。


ムック - 流星 - 大嫌い2006 (2006-05-24 11:13:33)

シングル「負ヲ讃エル謳」収録曲のリメイク。
「家路」のリメイクが物凄く良かったので、これも期待してたんですが…良い所と悪い所がはっきり出たリメイクになったと思います。マッシブな音で単純にかっこよくなった分、曲に篭められた怨念が減った気が。「キライキライ…死んでくれ」の囁き声は残しておいて欲しかったな。


ムック - 流星 - 僕等の影 ★★ (2006-06-15 00:53:20)

当初はシングルの予定だった、ムック流へヴィフォーク。
アレンジ等凝りすぎたためか、結局はカップリングになったらしいです。でもそのせいかメロディ自体はキャッチー。しかし歌い方の悲痛さとは裏腹に、恋人との関係を経済に喩えたり上手い事言おうとしている辺りまだこの主人公は余裕ありげ。


ムック - 流星 - 流星 ★★ (2006-06-15 00:49:44)

最初聴いた印象では、「ガーベラ」のようなメロディの劇的さがあまり感じられず、地味な印象だったんですが聴くうちにその透明感のある音作りに惹き付けられていきました。特にサビ前の落ち着いた雰囲気のメロディが好き。


ムック - 路地裏 僕と君へ - 夢死 ★★ (2005-05-29 21:40:00)

「前へ」「名も無き夢」など同様、サビでは明るいメロディですが、この自暴自棄な歌詞とヘヴィな音像からは、全てを諦めて仕方なく笑っているかのようなイメージがあります。私的にはタイトル曲よりも好み。


メリー ★★ (2005-07-16 21:01:00)

今週の週刊少年ジャンプで、HUNTER×HUNTERの作者である富樫義博さんが
仕事中に聴いた音楽アーティストの一つにメリーを挙げていました。
メジャーデビューも決まって、もっと多くの人が聴いてくれると嬉しいです。


メリー ★★ (2005-09-07 19:45:00)

なるほど…そういう楽しみ方も面白いですね。
アルバムの方ばかり聴いていて、まだDVDは見てないのでそうしてみようかな…


メリー ★★ (2006-08-06 22:40:00)

ガラさんは最初はインタビューでも喋らないキャラを売りにしてて、でも
そのうち喋りたくなったのか「イタコ」と称して喋るようになり、
今では普通にインタビューに答えちゃってますね(笑)
多分、喋り声を明かさないのはその名残ではないかと思います。
ちなみに、このバンド「はいからさんが通る」のCDが出た当時に友人に
紹介され知ったんですが、今思えばその友人は慧眼だったなぁ…。
当時から新人とは思えないくらい曲が良かったですが、ここまで大きくなるとは。
しかもまだまだ大きくなるポテンシャルを秘めてますからね…。良いバンドです。


メリー - NUケミカルレトリック ★★ (2005-09-07 19:59:00)

2005年発表の3rdアルバム。メジャー流通の音源としては第一弾です。
シングルでなく、アルバムを一番最初にリリースするのが彼等らしいです。
私はメジャーだからというより、再録を中心としたベストアルバムを先日発売したばかりという
リリースのタームが短い事でアルバムの完成度が落ちる事の方が心配でしたが…
そういう心配は、彼等には失礼でしたね。全曲にフックのある、素晴らしいアルバムです。
しかし…メジャーに行っても、全然変わらないですね(笑)
確かにいちごだいふくさんの言うように、ほんの僅かだけポップになっていますが、本当に
「ほんの僅か」です。しかもそれは今までのファンを突き放すものではなく、新しいファンに
アピールするキャッチーさとして現れているように思います。
レトロ感溢れる哀愁メロディをこれでもかと込めながらもロックの魂のようなものが
感じられる曲調は、例えふっつ~なヴォーカルが乗ったとしても個性的であるのに、
そこに乗るのはスローナンバーでは情感、ヘヴィナンバーでは凄絶さとして機能するハスキーヴォイス…
この根幹の個性が変わらなければ、メジャーに行こうがどうしようがこれからも
支持していきたいバンドであることを再確認したアルバムでした。
まぁ、メジャーの力で「売れ線」の曲を作らされたら、どんな物ができるか聴きたいとも思いましたが(笑)
今までのファン、初聴きのファンの両方に高くお勧めしたいアルバムです。


メリー - NUケミカルレトリック - SHAMBARA ★★★ (2005-09-07 14:23:34)

いきなりサビメロのようなテンションの高さのAメロから、メリーのかっこよさ全開で突っ走る曲。特にその部分はヴォーカルも勢いがありつつ丁寧で、極上のメロディを堪能出来る歌い方で良いです。サビ(?)はキーフレーズ連呼タイプなのに、メロディアスに仕上がっててセンスを感じさせます。
メリーの代表曲にするつもりで作った、とは伊達じゃないですね。


メリー - NUケミカルレトリック - アタシは捨て猫 ★★ (2005-09-08 18:48:26)

私的に好きな言葉遊びは「いつものようにふらっと来てよ/アタシの歌も少し♪♭♪」の部分。本当に僅かにフラット気味に歌ってるとか。その部分の低音は色気があって良いです。サビの早口もかなり好き。


メリー - NUケミカルレトリック - デジーノート ★★ (2005-09-08 18:52:45)

本人達は「うわっ、メジャーにいってやっぱり変わっちゃったのか…」とファンをビビらせたかったんでしょうけど、先にインタビューで意図を読んじゃったからな…(笑)
PLAYボタンを押していきなりのデジタルな音色で意表を衝きますが、すぐにいつものメリー節に。しかし、このオープニングのインストだけ聴いてもアルバムの完成度が高い事が良く分かりますね…。


メリー - NUケミカルレトリック - ニセモノ天国 ★★★ (2005-09-07 16:44:34)

個人的には「BABYLON」までのSADSのヘヴィ・チューンに対するリスペクトが感じられる曲なんですが…どうでしょう?勿論借り物でなく、彼等流に昇華された曲ですが。ヴォーカルの掛け合いが非常に爽快です。
しかし…「Shambara」で「♪Go to heaven」と歌った後にこんなタイトルの曲を持ってくるとは…「社会の窓から顔出し/親に代わってお仕置きだよ」の歌詞は笑ってしまった(笑)こんな歌詞なのに(だからこそ?)、歌い回しがやけにかっこよくて印象に残ります。


メリー - NUケミカルレトリック - リフレイン~土曜日の涙~ ★★★ (2005-09-07 16:35:29)

本人曰く、B'zを意識したバラードだそうですが…B'z!?
どう聴いてもメリーの曲にしか聴こえない(笑)まぁ、「♪このままの二人」の部分の歌い回しなどは、ほんの僅かに昔のB'zっぽくはありますが。


メリー - NUケミカルレトリック - 哀しみブルートレイン ★★★ (2005-09-07 16:48:26)

これも「溺愛の水槽」同様、シングル向けじゃないかと思います。
いかにもと言う感じの、メリーの王道っぽい曲調なのに今までのどの曲とも違う雰囲気がありますね。この曲を聴くと彼等からメロディが枯渇してしまうことはありえないとつくづく思います。


メリー - NUケミカルレトリック - 空っぽな歌 ★★ (2005-09-07 16:39:08)

この曲のアコギソロ、高音が良く映えてて「首吊りロンド」のソロと双璧を成すくらい良いです。最後の曲らしく、少しの愁いを湛えながらも前に進んでいくような曲調ですが、いきなりラウドになるパートもあって少しトリッキーな印象。


メリー - NUケミカルレトリック - 首吊りロンド ★★ (2005-09-07 14:32:37)

FOOL'S MATEの特典CDで先行試聴可能だった曲。
メジャーから彼等を知った人はこの曲の詞が初めに目に入る筈ですが…「ダイアウト 首吊りをしよう」って(笑)それにしても、この曲のギターソロの音色はレトロで最高です。


メリー - NUケミカルレトリック - 溺愛の水槽 ★★★ (2005-09-07 16:32:18)

個人的に、もし自分がこのアルバムからシングルを切るとしたらこれ。
ギターや歌はメロウなメロディ満載なのに、凄まじいテンションでがなり散らすロックなパートもあって非常にかっこいい曲です。
ストーカー的な愛情を歌った詞ですが、最後のくだりなどはファンに向けたものとして取ってもらって構わないとか。こんな良質なロックを聴かせてくれるなら、お望みどおりずっと見て(注目して)ますぜ(笑)


メリー - NUケミカルレトリック - 迷彩ノ紳士 ★★ (2005-09-07 14:29:03)

ある雑誌のレビューで「BALZACが嫉妬しそう」とコメントされていた通り、かっこいいパワーコーラスを含んだ曲。私の中では得意の哀愁メロディと、神から与えられたと言うほか無い(褒めすぎ?)、ガラさんの素晴らしいハスキーヴォイスのおかげでこっちにアドバンテージがあります。


メリー - NUケミカルレトリック - 薔薇と片隅のブルース ★★★ (2005-09-08 18:45:24)

メンバーの「インストだけでも聴ける物を作りたかった」との言葉通り、Aメロのツインギターのフレーズや音色など、とてもお洒落で歌が乗らなかったとしても鑑賞に耐え得る名曲。
ヴォーカルも語尾に癖を押し出したり、カクカク歌うパートがあったりして面白いです。特に前者は更に曲の哀感を深めていて良い感じ。


メリー - PEEP SHOW - BLUESCAT ★★ (2006-07-21 12:02:29)

ガラさんは歌のスキルを確実に上げてますね。この曲の早口やスキャットがばっちりはまっているのを聴くと特にそう思います。この曲のタイトルって「BLUES CAT」と「BLUE SCAT」のダブルミーニングになってるのかな?


メリー - PEEP SHOW - NAMELESS NIGHT~名もなき夜~ ★★★ (2006-08-15 20:52:49)

最初は歌謡ロックの「歌謡」部分に焦点を合わせたような哀愁メロディでしっとり聴かせてくれますが、サビに入ったとたんヴォーカルがシャウト気味になり、リズムも疾走開始!!
ところでこのサビ、メロディが昔のBeing系のヒット曲っぽいと思うのは…私だけかな(笑)


メリー - PEEP SHOW - PEEP SHOW ★★★ (2006-07-21 12:09:00)

妖しげなサーカス団のテーマソングのようなホーンとドラムロールの絡みがかっこいいインスト。インストでこれだけ聴かせるのってやっぱり凄いですよね。しかもヴォーカルは個性的…こういう曲を聴くと、彼らが実力派であることが良く分かります。


メリー - PEEP SHOW - キマッてる太陽 ★★★ (2006-07-21 11:59:16)

3分弱の中に、これ程の曲を詰め込んでくるとは…
間奏の楽器の絡みだとか、疾走を巧みに織り交ぜた構成だとか、メロディの良さそれ自体だとか聴き所を挙げていけばキリがない位の超名曲。っていうか全てが聴き所です。唯一気に入らなかったのはタイトルの付け方くらいかも(笑)


メリー - PEEP SHOW - レトロフューチャー ★★ (2006-08-15 20:56:19)

♪レットロフューチャ~
♪レットロフューチャ~
♪レットロフューチャ~
の連呼が耳に残る曲。でもサビは歌メロよりも主張の激しいギターの方がメロディが印象的だったり。「ダンスホールの片隅で フラフラフラダンス」って絵面を想像するとすっごい滑稽ですよね(笑)


メリー - PEEP SHOW - 高層ビルの上でラストダンス ★★★ (2006-07-21 12:06:17)

この曲のギターの残響音、たそがれ刑事純情派(注・そんなドラマは無い)のエンディングで刑事達が夕日に向かってダッシュする時のBGMって感じ(笑)。涙声で呟くようなBメロも今まであまりなかった歌い方で、更に曲の哀愁を強めていますね。


メリー - PEEP SHOW - 窓から逃げたラブソング ★★★ (2006-08-15 20:48:38)

メリーの歌詞って結構雰囲気やネタで聞かせ切ってしまうものが多いと思いますが、この曲は歌詞がリアルな失恋。意外とガラさんの実体験だったりして(笑)
疾走しまくってますが、これでもアルバム随一の「歌モノ」曲です。それでこのアルバムがどういう路線かが想像出来るでしょう。


メリー - さかしまエンドロール -PHANTOM OF THE GALLERY- ★★ (2005-05-14 10:05:00)

CDとDVDを貼り合わせた、デュアルディスクにて販売された作品。
ですが、「再生できない」などの苦情があったためか、現在流通しているものは
普通にCDとDVDの組合せで販売されているものみたいです。
「CDパート」
以前は「エログロ」を自らのアイデンティティとして確立していたバンドとは思えないほど、
ポップで親しみやすい作品。「そして、遠い夢のまた夢」「想ひでサンセット」なんて
GLAYを歌謡ロックの王座から引き落とす程の哀愁漂う、ヴォーカルを前に出した曲ですし、
攻撃的な「窓」も、V系やメタルに耐性の無い音楽ファンの神経を逆撫でしないレベルのハードさ。
もちろんメリーの専売特許であるガラさんの哀愁ハスキーヴォイス、センスの感じられる
ギター&歌のメロディは健在なので、これがメジャーへの橋渡しになればいいと思います。
「DVDパート」
ライブ&ドキュメント&「ジャパニーズモダニスト」PVを収録。
ライブは以前のように鼻血を吹くまで逆さ吊りになって歌ったりだとか、墨汁を飲んだりとか
視覚的に過激な要素はあまり重視せずに、実にロックバンドらしい演奏重視のライブを
聴かせてくれます。特に「ピンク色の青春」のラストや、「愛国行進曲」でのシャウトは
気魄すら感じます。ただ、音がいまいち良くないのが欠点ですね…
ドキュメントはPVの撮影風景などを収録していますが、無人島でロケハンする彼等は
なんとなく修学旅行に来た学生みたいで見ていて微笑ましいです(笑)


メリー - さかしまエンドロール -PHANTOM OF THE GALLERY- - そして、遠い夢のまた夢 ★★ (2005-05-13 21:54:17)

こ、これは…「あいのり」「未来日記」のような恋愛バラエティのエンディングテーマのタイアップが付いても違和感がなさそうな程のポップなバラードですね…メリーってやっぱりこういう曲も出来る辺り、器用なバンドなんだと思います。


メリー - さかしまエンドロール -PHANTOM OF THE GALLERY- - 想ひでサンセット ★★ (2005-09-08 19:01:37)

…メリーの得意とする、哀愁メロディをフィーチャーしたミディアム・チューン。もうこれでファンの方にはどういう曲か伝わると思います(笑)ちなみに、インディーズ・ベストではデュエットになってますが…やっぱりガラさんの声に惚れてる私としては、こちらのヴァージョンを推奨。


メリー - さかしまエンドロール -PHANTOM OF THE GALLERY- - 窓 ★★★ (2005-05-13 21:50:18)

イントロからノリの良さと哀愁を兼ね備えた、一発でメリーの、それも健一さんの曲だと分かるリフに殺られます(笑)ガラさんのハスキーヴォイスもこの高音域だと更に掠れ具合が絶好調で、それが疾走に乗ると聴いていて爽快です。


メリー - さよなら雨(レイン) - さよなら雨(レイン) ★★★ (2006-05-24 11:07:05)

「黄昏レストラン」や「チック・タック」にも通じる、いかにもメリーの哀愁あるキャッチーなメロディが堪能出来る曲。歌謡的なメロディでありながら、手数の多いドラムできっちりロックしているところがらしいですね。
この曲を聴いて、メリーって個人的に最も好きなタイプの歌メロを書くバンドだと確信。その点では私的フェイバリットバンドのムックをも凌いでいるかも。


メリー - さよなら雨(レイン) - スロ→ダイブ ★★★ (2006-05-24 11:02:49)

シングル初回盤ボーナストラック。
エンジンを掛けるように入ってくるトレモロリフが素晴らしすぎ…最後はそのリフにメロディアスな歌が乗って更にかっこよくなってます。っていうかこんな名曲が初回盤のみだなんて…バチが当たっても知りませんよ(笑)


メリー - さよなら雨(レイン) - センチメンタル・ニューポップ ★★ (2006-07-21 12:16:47)

なるほど、ちょいメタおやじ(笑)。
こういう曲って普通ヴォーカルが音圧の間をすり抜けるようなミックスにすると思うんですが、この曲は音圧とヴォーカルをぶつけているような感じですね。そのせいで歌謡曲的取っ付きやすさはちょっと下がってる感じですが、荒々しくてかっこいいです。


メリー - はいからさんが通り過ぎた跡… - ジャパニーズモダニスト ★★★ (2006-07-21 12:19:08)

「モダニスト」だからモダンなサウンド?メリーの中でもヘヴィロック的な重いリフが際立っている曲だと思います。しかしサビのメロディはこれでもかっていうくらいに哀愁。このリスナーを決して突き放さないバランス感覚こそ、メリーと言えるのかもしれませんね。


メリー - はいからさんが通る。 - チック・タック ★★ (2006-07-21 12:21:52)

メリーの哀愁/歌謡サイドを突き詰めたような曲。
口笛なんかも入ったりして哀愁たっぷり。数回に渡ってレコーディングし直され、ラスト部分のメロディが少し変わったりしていることからもメンバー的にもお気に入りなんでしょうね。メリー初期の名曲。


メリー - はいからさんが通る。 - バイオレットハレンチ ★★★ (2006-07-21 12:27:34)

これは非V系ファンの友人すら一発聴きでかっこいいと言ってました。
それくらい普遍性のあるかっこよさのある曲ではないでしょうか。しかし一枚目のCDでこれだけの曲を作るとは…。何回か録り直されてますが、「通る」の方が「通り過ぎた跡…」よりも音が荒っぽくて好き。「個性派ブレンド」にはいってるテイクが1番バランス的には良いような気がしますが。


メリー - モダンギャルド ★★ (2005-05-14 10:17:00)

2004年発表の2nd。
「現代ストイック」が新人バンドにあるまじき完成度の高さだったので、この作品は
どうなることかと思っていましたが、全くの杞憂でした。
曲の尺が短いもの、アップテンポなものが多くなり、通して聴きやすくなっていますが、
印象に残るメロディの多さでは前作以上です。
特に前作でいう「黄昏レストラン」にあたるであろうメリーの王道的な「恋哀交差点」
タイトル通りシャッフルのリズムとギターフレーズがお洒落な「躊躇いシャッフル」、
戦争を知らない世代として敢えて戦争を歌う「レスト・イン・ピース」等は絶品。
前作の「頭がザクロ」「ドラマティック・チルドレン」のような不条理かつ不穏な曲は
今回は入っていませんが、アルバム全体が「哀愁」により統一されており、なおかつ全曲に
印象深いメロディがあるという完成度の高い名盤なので、興味がある方は是非買ってください(笑)


メリー - モダンギャルド - T.O.P ★★ (2005-04-03 17:21:30)

曲名のT.O.Pは「Tales Of People」の略。
この曲はガラさんのデス声が非常にかっこいいです。かっこよさで言ったらBehemothのNergalに匹敵するくらい。流石にちょっと肺活量が足りない感じはしますが、言い換えれば肺活量さえ身につけばデスメタルバンドでもやっていけそうな程恵まれた声質の持ち主である事が分かります。


メリー - モダンギャルド - ハライソ ★★ (2005-04-03 00:20:41)

歌メロを付けるのに非常に苦労した曲らしいですが、聴いてみて納得。
ヴォーカルがメロを追っている最中でも、バッキングという言葉が不適切なほどメロディアスに弾きまくってます。ラストの野太い声での怒号のようなヴォーカリゼーションも頼もしい。「出すぎた杭は打たれない」は名言ですね。


メリー - モダンギャルド - レスト イン ピース ★★★ (2005-04-03 00:19:47)

爽やかさの中にも一抹の悲哀を感じさせる曲に、「戦争を知らない子供たち」なりに戦争について考えた歌詞を託した名曲。作曲のテーマは同じコード進行でどこまでメロディに差異を付けられるか、らしいですがそんな縛りの中でもメリハリのついた曲展開が良いですね。「ちいちゃんのかげおくり」という作品を小学校の時に習って未だに印象に残ってるんですが、もしその作品がドラマやアニメになるなら、個人的にはこの曲を主題歌に推したいです。


メリー - モダンギャルド - 心切ループ ★★ (2005-04-03 17:26:01)

これで「うらぎりループ」と読みます。
サビに入っても沈んだままのヴォーカルが、「信じるのは自分だけ」と何の解決も無いままに閉じこもってしまう主人公の心情を良く表現しています。ただ曲順的に微妙に目立たなくなってしまってる気もしますが…


メリー - モダンギャルド - 恋哀交差点 ★★★ (2005-04-03 00:21:52)

哀愁 ポップなメロディという、メリーの王道的な曲。
前後の曲がへヴィーなため、アルバム通して聴いた時にかなり映えて聴こえます。ガラさんのヴォーカルは、ビブラートというよりも震え声と言う方が適切な歌い方で、振られた女性の悲しみが良く表現出来ていると思います。私は結構女々しい人間なので、「二人のメモリー消したくないから 携帯メール 履歴全部残しているよ…」という歌詞にはめちゃめちゃ共感してしまいます(苦笑)。


メリー - モダンギャルド - 躊躇いシャッフル ★★★ (2005-04-03 17:17:42)

こういう早めのテンポのシャッフル、大好きです。
この曲の場合それだけでなく、キャッチーで哀感溢れるメロディ、イントロから繰り出される哀愁のギターフレーズ、そして個性的なヴォーカルと私の好みを擽る要素がこれでもかと詰まっているので、これは★3つを付けざるを得ません。許されるなら5つくらいは付けたい(笑)


メリー - 現代ストイック ★★ (2005-04-03 00:09:00)

2003年発売の1st。
このバンドは友達の紹介で知ったんですが、このアルバムを聴いたとき、新人バンドながら
そんじょそこらのベテランバンドを寄せ付けないほどの完成度の高さに驚きました。
やはりインディーズのバンドだからと言って敬遠すべきではないですね…
流石あの清春さんに見出されただけの事はあります。
音的には端的に述べるならば「昭和的な哀愁を感じさせるメロディを持ったロック」
となるんでしょうが、初めて聴いた時はそんな言葉では表せないほどの感動がありましたね…
一定の様式に囚われて同じ様な曲ばかりを並べる事にもなっていなければ、
特殊なことをしようとしすぎて自己満足に陥る事もない、ポピュラリティの高い名盤だと思います。
このバンド特有の武器は、やはりそのメロディとヴォーカルでしょう。
非常にハスキーで味のあるヴォーカルが、いかにも日本人好みな歌謡曲風のメロディを歌う…
これだけでも満足ですが、さらにこのバンドの場合、そこにかっこよくへヴィーなリフや
軍歌にも通じる哀愁を封じ込めたリフやソロも入ってくるので、これを好きになるなと言う方が無理です(笑)
まあ、このハスキーなヴォーカルは人によって好みが分かれそうなので、
全ての人にお勧めという訳には行きませんが…
ちなみに会場限定盤には「バイオレットハレンチ」のライブバージョン、初回限定盤はアタリ・ハズレ付きで、
アタリDISCには「スカル」のライブバージョンが収録されているので、レアCDショップなどで見かけたら買ってみてもいいかもしれません。


メリー - 現代ストイック - VE-DORO ★★ (2005-04-03 00:12:51)

最初この曲がアルバムに収録される事を知った時、「なんで愛国行進曲をさしおいてこの曲なんだ!?」とまで思ったんですが、アルバムをリピートして聴けば聴くほど好きになってしまいました。イントロから軍歌風リードとヘヴィリフが絡んでいたり、なんでこの曲を気に入らなかったんだろう…と不思議に思ってしまいます。


メリー - 現代ストイック - やさしさ・キッド (2005-04-03 00:11:56)

哀愁メロディでのメロコア。
ガラさんがめっちゃ地声で歌っていて変な味が出ています(笑)
この曲では歌詞中にKANを引用したり、一昔前の歌謡曲へのリスペクトが感じられるのがポイント。


メリー - 現代ストイック - スカル (2005-04-03 00:14:39)

初回盤のアタリDISCにのみ収録されている曲。ライブバージョンでの収録ですが、スタジオ版があったとしたらどんな感じになるか全く分からないほどヤケクソな感じの曲。やっぱりハスキーヴォイスはこういう叫ぶ曲でも映えますね…。煽りまくっててかっこいいです。


メリー - 現代ストイック - ピンク色の青春 ★★★ (2005-04-03 00:13:50)

友人曰く、「この曲は内容とタイトルが合っていない!!」
…確かに(笑)。非常にシリアスな内容なのに、一体何処らへんが「ピンク色」なんでしょう。このアルバムがリリースされた時、丁度凄く落ち込んでて、「自分が死んでも何も変わらない」みたいな事を考えている時期だったので、めちゃめちゃ共感出来ましたね…ラストのヒリヒリとした感情を吐き出すかのようなシャウトは、ハスキーヴォイスの彼が歌うからこそ出来る芸当。声も才能のうちに入るんだなぁ、とひしひしと感じます。


メリー - 現代ストイック - ブルージー・ナイト ★★★ (2005-04-03 00:11:04)

ガラさんがブルースの女王になりきって歌ったと言う、シャッフルの曲。
特に「Ah ブルージー・ナイト」からの掠れ声&フェイクは絶品中の絶品です。ガラさんがハスキーな声を持って生まれた事を神に感謝したくなる程の曲。


メリー - 現代ストイック - 黄昏レストラン ★★★ (2005-04-03 00:10:13)

架空の昭和の喫茶店に聴き手をトリップさせるかのような曲。
こういう雰囲気のある曲でも、ちゃんとノリの良さがあるのがメリーの良い所ですね。歌詞中の人物ごとに声を使い分けながらも、全ての役柄に哀愁を感じさせるヴォーカルも見事。


メリー - 現代ストイック - 頭がザクロ ★★ (2005-04-03 00:15:47)

健一さんの作る曲って、変わった曲が多いですね…
こんな躁的な明るいメロディに「暗くて目立ちもしない人生」みたいなダークな歌詞を乗せてしまうとは…ラストの「頭がザクロになりそうです」の前のヒステリックな高音シャウトは、清春さんへのオマージュだとか。


メリー - 現代ストイック - 路地裏哀歌 ★★★ (2005-04-03 00:16:44)

これで「ろじうらエレジー」と読みます。
今では超貴重品となったメリー初の音源である無料配布MDにも収録されていた曲で、彼ららしい哀愁のメロディが徹頭徹尾詰まった名曲です。


メリー - 個性派ブレンド クラシック~OLDIES TRACKS~ - R-246 ★★★ (2005-06-26 11:09:00)

メリー的尾崎豊リスペクト!?
サビのメロディの泣かせ具合がほんと素晴らしい。ガラさんの声質を最大限に生かした哀愁のメロディです。テンポも心地良く、大好きな曲。


メリー - 個性派ブレンド クラシック~OLDIES TRACKS~ - ニヒリスティック (2005-09-08 19:03:55)

この曲、リフやサビは非常にかっこいいですが…コーラスとトーキングスタイルはなんだか調子っぱずれな印象が(笑)。特に「空っぽな夢」の部分、どうしても顔がにやけてしまう…


メリー - 個性派ブレンド クラシック~OLDIES TRACKS~ - ビニ本2丁目八千代館 ★★★ (2005-06-26 11:04:44)

今回一番化けたと思う曲。
特にギターソロの音色&メロディ、ラストのサビの錯乱しながら歌っているような声の使い方が良い感じ。ちなみに、ミニアルバム「はいからさんが通る」では歌詞が手書きですが、「自慰行為」というフレーズの「慰」という字の所に注釈が付いていて、「字がむずかしいからてきとう…」とか書いてあるので必見です(笑)


メリー - 個性派ブレンド クラシック~OLDIES TRACKS~ - 愛国行進曲 ★★ (2005-06-24 21:23:56)

ぐあぁっ…「確固たる軍事力の無い経済大国は無意味」「解決策は徴兵制どの復活」などのキレた主張をする演説が削除された上に、ヴォーカルに過剰なエフェクトが…。なんでこんなアレンジにしてしまったんでしょう…これでも充分かっこいいし聴く価値大有りなんですけど、前の方が良かった。


メリー - 個性派ブレンド クラシック~OLDIES TRACKS~ - 愛国弐~マスラオ~ ★★★ (2005-09-07 20:06:06)

「愛国行進曲」と比べると、コミカルな面はかなり薄くなってますが、ロックの普遍的なかっこよさが加わった感じの曲ですね。
やっぱりどうしても褒めたくなってしまうんですが、これもヴォーカルが最高。こんな迫力ある擦れ声で歌えるなんて…聴いてて惚れ惚れしますもん(笑)


メリー - 個性派ブレンド-黄昏編- - 愛国行進曲 ★★★ (2005-04-03 00:18:32)

サビが「天皇陛下に万歳」「天皇陛下に敬礼」のみで構成される、ある意味でとても危険な曲(笑)。ギターソロもまるで街宣車のスピーカーから流れてきそうなメロディで最高です。個人的にこういうブラックユーモアは大好きなんですが、これ大丈夫なんでしょうか…何故かJOYSOUNDには「チック・タック」などのポップな曲を差し置いて真っ先に配信されました…何故??


メリー - 林檎と嘘 - 林檎と嘘 ★★★ (2006-07-21 12:14:15)

特撮の三柴理さんがハモンドとピアノで参加した曲。
彼の曲への貢献振りも素晴らしいんですが、歌詞もまた面白いですね。こういう回文調って他にやる人少ないのでは。メロディの数が多めで、最初はキャッチーに聴こえなかったんですが、曲の展開を覚えてから聴くとそうでもないです。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜 ★★★ (2011-06-01 18:12:31)

これ大好きです。
つんく氏が歌詞とメロディで描いた世界観と、アレンジが凄く合ってる。如何にも打ち込み然としたクールな音ですが、聴き手と楽しさを自然と共有できるような、滑稽味みたいなものもあるのが素晴らしい。細かいリズムの組み方とかが全部ツボに嵌まってて、歌詞の通り一緒に踊りたくなりますもん。まあ、私はメタルファンなんで、動くのは主に首から上ですが(笑)。オペラティックに歌い上げてみせたり、サビのラストで見得を切るようなメリハリの付いたヴォーカルも素晴らしい。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - あの日に戻りたい ★★ (2011-06-01 18:06:49)

「部屋とTシャツと私」とか、昔の歌謡曲とかって何気ないフレーズにゾクッとさせられることがあるんですが、この曲はそういう曲だと思う。「晴れだよというのに傘をさす私」というフレーズから浮かぶ絵が、シリアスでなんか怖い。高橋さんと新垣さんが歌ってますが、そういうシリアスさを表現できるくらい巧いですよね。モーニング娘は世間で言われるほど歌唱力低くないと思うけどなぁ…。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - しょうがない 夢追い人 ★★★ (2011-06-01 18:09:29)

この曲は、モーニング娘と言うよりも、シャ乱Qでやりそうな世界観ですよね。実は作詞も作曲も違うんですが、「上・京・物・語」とシチュエーションが似てる。ベッタベタな哀愁の篭った歌謡メロも、この世界観に合ってて、聴いてて絵が浮かぶ感じ。つんく氏のヴォーカルで歌っても間違いなく合うと思うし、もしまたセルフカヴァーやるなら是非この曲は歌って欲しいですね。
ちなみにカラオケとかで上手く歌うコツはサビメロの語尾をしゃくらないで、真っ直ぐに歌うことだとか。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - なんちゃって恋愛 ★★★ (2011-06-01 18:05:52)

個人的には「抱いてHOLD ON ME!」の第二章ってイメージの曲。
「愛想笑い」と「ねぇ笑って」からして被る(笑)。ただ、焼きなおしと言うわけではなく、むしろ歌謡曲らしいメロディのベタさは強化されてます。Aメロの時点でクサメロ始まってます(笑)。アレンジが自然で普通に聴けちゃいますが、何気にサビや間奏などで聴けるストリングスのフレーズが超が付くほどドラマティック。聴いてて、これがプロの技だな…と思わされました。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 雨の降らない星では愛せないだろう? (中国語 version) ★★★ (2011-06-01 18:04:57)

個人的には9thに入ってる日本語版より好き。
言葉が分からない分、より純粋にメロディの良さが伝わってくるんですよね。日本語の方は、なんか24時間テレビとかで流れてそうな曲に聴こえてしまって…。ちなみに友人にK-POP(少女時代の曲)と偽って聞かせてみたら普通に信じてました。アホですね(笑)。それにしてもスタンダードで、良いメロディだと思います。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 気まぐれプリンセス ★★★ (2011-05-06 06:09:10)

モーニング娘に興味を持ったのが、久住さんのソロの「バラライカ」を人のカラオケで聴いたからなんですが、これは「バラライカ」の世界観を本隊の方でやった感じの、ロシア民謡テイストの濃い曲ですね。キュートでキッチュなA~Bメロと、クールでどこか官能的なかっこいいサビの対比が印象的。コミックソングの雰囲気がある「バラライカ」よりも、愛想の良さは残しつつシリアスな感じ。この曲も個人的にはかなり衝撃で、知った日は30回は聴きましたね…。

あと、この曲のダンスショットのPVも見たんですが、動きが怖いくらいに揃ってて、「こういうかっこよさもありかも」と思いました。モーニング娘って勝手な印象では垢抜けないイメージがあったんですけど、改めて見ると凄く洗練されててプロフェッショナルな感じ。私はメタルにどっぷりなんで、もう別世界のものとして見てますが、小学生の頃とかに見てたら影響されてダンス始めたりしてたかも(笑)。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 元気ピカッピカッ! ★★ (2011-06-01 18:11:49)

リズムトラックがサイダーの、気泡が弾ける感じを連想させて、凄く清涼感のある曲ですよね。歌メロとベースラインの絡みも、色とりどりのキャンディーを思わせるようなカラフルさで、総じて凄くポップな印象。個人的に、可愛らしさの演出が行き過ぎてなくて、自然なポップ性があるところが好みです。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 女が目立って なぜイケナイ ★★★ (2011-06-01 18:10:24)

タイトな生ドラムと、アコギのキメを多用した演奏が非常に気持ち良い曲。合いの手的に入るシンセやギターのフレーズ、歯切れの良い歌メロとも相俟って聴いていて爽快。しかしこれだけ質の高い楽曲を作って、メタラーがつんく関連を評価しないのは不思議。このドラムとかほんと「ロック」の言葉通りの、揺さぶられる感じしますもん。間奏のエピックなヴァイオリンソロもかっこいいし。
…ただ、この歌詞を端正な顔立ちのメンバーが揃ったモーニング娘が歌うと、めっちゃ嫌味に聞こえるんですけど(笑)。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 大きい瞳 ★★★ (2011-06-01 18:07:51)

なんとなく、エイベックス(のポップサイド)っぽいイメージの曲。「♪抱きしめて」「♪初めてね」の後のフィルインなんて初期の浜崎あゆみさんの曲でよく聴いた感じですし。上記のフレーズに絡むギターとベースのユニゾンが非常にかっこよく、個人的にテンション上がるポイント。アレンジに大味さが無いのが素晴らしい。こんなトランシーな曲なのに、ギターソロ(何気にツインリード)のメロがかっこいいのが日本人的ですよね。まあ短いし音量も大きくはないですけど。


モーニング娘。 - ⑩ MY ME - 涙ッチ ★★ (2011-06-01 18:10:58)

イントロ~ABメロまでではメロウな楽曲と思わせておきながら、サビでちょっとガールズパンクっぽいノリで弾ける起伏の付いた曲。でもダンス☆マンアレンジ全盛の時と比べると弾け方に、良くも悪くも節度がある感じですね。ストリングス系のシンセが入ったりしてやっぱりメロウだし。純粋に曲が良いと思う。あと何気にサビのドラム、打ち込みだけど下手な生音より全然迫力ありますね。


モーニング娘。 - ⑬カラフルキャラクター - One・Two・Three (2012-07-05 13:13:30)

なんと50枚目となるシングルで、売り上げや評価もかなり良かったようですが…個人的には微妙な感じ。だって歌メロにクサい箇所が全くないんだもん(笑)。まあ、インストだけでも心地良く聴けるトラックと、そこに過不足無く歌をはめてキャッチーに仕立てた、曲自体の質が高い事に疑う余地はないんですが、ギターが入ってない時点でメタル脳なリスナーには辛い(笑)。


モーニング娘。 - ⑬カラフルキャラクター - The 摩天楼ショー ★★★ (2012-07-05 13:12:48)

「この地球の~」と、(Berryz工房の)「シャイニングパワー」を足したようなアレンジの楽曲。ダンサブルなベースラインと多幸感をもたらすような華やかなブラスが耳を引く曲で、音だけ聴いててもメンバーがクールに踊る様が浮かんできそう。こういうファンク要素強い曲って何気にギターがかっこよかったりしますよね。この曲のカッティングの音色とかかなり好きです。つんく氏は自分の歌を入れたデモをメンバーに渡す事でも有名ですが、特にフェイク部分などメンバーの歌唱を通じて彼の歌声が浮かんでくるようで、聴いてて楽しいです(笑)


モーニング娘。 - ⑬カラフルキャラクター - 恋愛ハンター ★★★ (2012-04-11 22:28:50)

これはもうフラゲ日に速攻で買いに行きました(笑)名曲だ!
今までの曲で言うなら、「I'm Lucky girl」のソリッドで洗練されたノリの良さと、「愛して愛して後一分」の歌謡曲的な哀愁感を掛け合わせて、シングル曲らしいキャッチネスをブーストした感じの楽曲で、ここ4枚くらいのアルバムの音楽性に共感している人なら、すぐにでも気に入ってしまうであろう曲。サビのリズムと歌メロが同期するところは聴いてても歌ってても気持ち良く、カラオケファン的にもポイント高いです(笑)
ただ歌詞が微妙ですね…新メンバーへの心構えを説いてたり、不特定の誰かにエールを送ってたりというのは分かるんですが、そこに「地球の怒り」みたいなやけに壮大なフレーズが入ってきて超浮いてる。つんく氏は独特の言語センスを持ってるとは思うけど、ポピュラーミュージックの作詞家としてはどうも秋元康氏の方に分があるような…。


モーニング娘。 - 12,スマート ★★★ (2011-10-14 23:54:35)

2011年発表の12th。

長きに渡ってリーダーを務めてきた高橋さんが抜けたり(このアルバムには参加)、新規で若い…というより幼いメンバーが多く加入したり、前作からかなりメンバー構成に動きがあったモーニング娘。ですが、ここに来て過去最高のクオリティのアルバムを作ったのではないでしょうか。「大きい瞳」「Moonlight Night」などの名曲が収録された10thと同じくらい楽曲が充実してて、アルバムを通じてどこか仄暗い哀愁が感じられた11thと同じくらい統一されたムードのある作品だと思います。

特に楽曲の充実振りは本当に素晴らしいと思う。
バラエティに富んでいるというだけでなく、どの曲もその曲の持つ方向性で「やりきっている」という印象があるくらい、完成度の高さがあるんですよね。1曲ごとの感想は曲レビューの方に回しますが、どの曲もシングルになっておかしくないくらいキャッチーかつ、濃いものばかり。聴いててなんか爽快ですもん、この最強のカードばかりを手札に集めて、それを惜しげもなく切ってくようなアルバム構成。

また、今作では3曲において、キャリアの長いメンバー1名+新規加入メンバー1~2名というメンバー構成で歌唱をしてますが、これはクオリティを安定させると同時に、新しいメンバーにも愛着を持ってもらうような効果があって、かなり成功してると思う。9thでのソロ曲と比べると、光井さんの歌が驚くほど上手くなってたり、古参メンバーの成長を楽しめるのもいいですね。新メンバーでは鈴木さんの張りのある声が、将来性を感じさせてくれてると思う。

つんく氏は、(ちゃんと作品を聴いてない)世間からは全盛期と比べて才能が枯れたと思われてそうですが、時流が味方していないだけで、むしろ今が全盛期なんじゃないでしょうか。メンバー構成も大きく変わったし、もう少しガチャガチャしたものを予想してましたが、ここまでガッチリ完成されたアルバムを出してくるとは…取り合えずポップス好きなら確実に楽しめる作品です。ほんと素晴らしい!


モーニング娘。 - 12,スマート - Give me 愛 ★★★ (2011-10-14 23:59:07)

まずアルバムど頭のこの曲でガツンと来ましたね…いや、ありえないでしょ、これでシングル切らないとか。先行シングルが4枚になってもこれはシングルにして欲しかった。

路線はOnly you等同様の、哀愁メロ+ダンサブルな路線で王道という感じですが、これまでのこの路線のどの曲よりも好きかもしれません。聴いてるだけで体が動く、グリグリしたシンセベースや、ガラス細工的な繊細さを醸し出すピアノの音色は聴いてるだけで幸せ。哀愁とキャッチネスが最高のマッチングを見せる歌メロも心底素晴らしいと思う。このレベルの歌メロをコンスタントに書いてるつんく氏は、正直ちょっと異常だと思う。


モーニング娘。 - 12,スマート - My Way~女子校花道~ ★★★ (2011-10-19 20:59:12)

とにかくドラムがやったらかっこいい曲。
「女が目立ってなぜイケナイ」もそうでしたが、何故かモーニング娘の生ドラム使用曲ってやたらかっこよく仕上がってるんですよね。並のロックバンドよりよっぽどグルーヴィ。メンバーが主役のグループでも、こういうところにも全く妥協せず、全力を尽くしているのが聴いてて伝わってくるところが良いですよね。


モーニング娘。 - 12,スマート - OK YEAH! ★★★ (2011-10-19 20:59:43)

最近のつんく氏の曲では、スマイレージの「有頂天LOVE」を思わせるような、ユーロビートっぽい曲調。ただ有頂天~は可愛らしさ・元気の良さを重視してたのに対し、こっちはもっと洗練されてる感じ。クールな中に、隠し味っぽく中近東風のメロディが出てくる歌メロも好み。
あと私的には、最初のサビの「乙女は輝く」のほんの少しのタメ具合が凄く好き。インタビューを読むと、つんく氏はリズムに対してかなり拘りを持っているようですが、古参メンバーは特にその指導が行き届いてる感じがします。


モーニング娘。 - 12,スマート - Only you ★★★ (2011-06-14 22:31:19)

さっき買って帰ってからもう20回以上は聴いてます、この曲。
シングル曲では「リゾナントブルー」辺りを髣髴とさせる、ダンサブルな曲調で、最初は3連のリズムからサビで視界が開ける展開が印象的な曲…という感じでしたが、良く聴くと作り込みがヤバいですよね、この曲。サビ等で歌メロの合いの手的に挿入されるシンフォなストリングス、ノイジーで場面を引き締めるシンセなど、各フレーズの一つ一つに凄くパワーがある感じで、オケだけ聴くと色んな音が入りまくりで若干カオスに感じるほど。なのに歌入りテイクを聴くと、全体として洗練されたポップスに聴こえるのはマジで凄いと思う。
飛び道具的な要素は全くなく、むしろサビメロなんかはスタンダード性すら感じるほどですが、それなのにサービス精神旺盛なのが素晴らしい。真面目に、海外のポップスでここまでスタンダードな曲調かつサービス精神に溢れたアレンジ演ってるアーティストっていないのでは。取り合えず早くカラオケに行きたい(笑)。


モーニング娘。 - 12,スマート - この愛を重ねて ★★ (2011-10-19 21:00:14)

アルバムの中ではリラックスして聴ける感じの曲ですが、こういうリズムのループが強い曲で、しっかりその心地よさを活かしつつ、まったり聴かせられるのは上手いと思う。ただクサメロ好きからすると少しメロは地味目かも…こういう曲に派手なメロディが乗るのも変ですが。


モーニング娘。 - 12,スマート - この地球の平和を本気で願ってるんだよ! ★★★ (2011-09-17 19:19:01)

ポップス分かってる人が作ったファンク歌謡って感じの曲調。具体的には、サザンの桑田さんが作りそうなアレンジなんですよね。…具体的にイメージし過ぎて、桑田さんが歌い踊る姿が浮かんで困ります(笑)。スラップを多用したベースと、ダンサブルなリズムの絡みは聴いてると飛び跳ねたくなるし、そこに絡む歌メロも凄く洗練されてる感じ。ただ、全体的な雰囲気として、何か楽しい事の締めに流れる曲のような、一抹の寂しさみたいなものも漂ってるんですよね。
曲の方はいいんですけど、タイトルは正直野暮ったい気がする。いかにも復興支援ムードに合わせたような感じがあるというか、つんく氏もヤキが回ったかな…って感じで。


モーニング娘。 - 12,スマート - まじですかスカ! ★★ (2011-05-06 06:38:10)

現時点での最新曲。Wiki見たら、この曲から新しいメンバーが4人入ったとか。だからか、スカ調のアッパーな曲で、元気のよさ、賑やかさを重視してる感じ。でも表面的にはアイドルっぽいのに、ところどころV系っぽさが隠れてるように感じる。イントロがGLAYっぽくて、サビへの移行部分が黒夢っぽい…気がする。J-ROCKの人が作ったスカポップって感じです。
あと、ネット上でメンバーがこの曲をクレヨンしんちゃんの物真似で歌うのを聴いてしまったんですが…聴くたびにそっちが再生されて困ります(笑)。


モーニング娘。 - 12,スマート - シルバーの腕時計 ★★★ (2011-10-14 23:58:22)

これは前作の「愛の炎」に近い世界観かな?
男女ラップも入る、クールなリズムトラックとは裏腹に、ピアノやストリングス、歌メロはこれでもかというくらい哀愁の深いもの。この2要素を、ここまで上手く融和させられてる曲ってなかなか無いと思う。
技術のひけらかしではなく、聴き手を引き込む上手さがある田中さんの歌声も素晴らしい。鞘師さんも声の幼さはあるものの、裏声も含めて凄く安定してる印象。何気にラップが第三者視点になってる歌詞も面白いと思う。


モーニング娘。 - 12,スマート - 乙女のタイミング ★★★ (2011-10-14 23:56:46)

メロディといいメンバーの声質といい、なんとも可愛らしい印象のある曲。サビメロで合いの手的に入るキーボードが、その可愛らしさをグッと高めてます。あとこの曲は光井さんのヴォーカルが、可愛らしいだけでなく優しさや心地よさもあって、聴いていてうっとりとなってしまいます。良く通る声質の鈴木さん、アイドル然とした声の生田さんの声も、まだまだ先がありそうな感じでいいと思う。
個人的には、アニメソング(萌えソング?)の可愛らしさってどうも演出過剰で辟易しがちなんですが、こういう自然でほっこりするような可愛らしさの曲はかなり好きですね。


モーニング娘。 - 12,スマート - 怪傑ポジティブA ★★★ (2011-10-19 20:58:28)

ブラスやハモンドの音がどこか夜を行くヒーローを連想させる、ちょっとお洒落でキャッチーな楽曲。歌メロはAメロからアイドルらしい愛想のよさ全開、どこを切り取っても極上のキャッチネスで実に素晴らしい!個人的には「カバンの中グッチャグチャ」の歌い方が、年季入ってる感じで好きです。ほんとにsuicaとか簡単には見つからなそうな、絵が浮かぶような歌いっぷりです(笑)。


モーニング娘。 - 12,スマート - 好きだな君が ★★ (2011-10-14 23:57:38)

分かりやすい4つ打ちとエフェクトヴォーカルということで、どうしてもPerfumeを連想してしまう曲。聴いていると現実感が薄れていきそうな、どこかサイケデリックなムードのある曲でもあります。でも個性の強い声質のメンバーと組まされ、エフェクト処理全開の曲振られた譜久村さんは微妙に割りを食ってる気が。しかし歌詞はどういう意味なんでしょうか…「見た目は可愛くないのに」「大きい体してるのに」…どうも大型犬のイメージしか出てこないなぁ…。


モーニング娘。 - 12,スマート - 彼と一緒にお店がしたい! ★★★ (2011-09-23 20:00:35)

一応「この地球の~」と両A面シングルという建前ではあるものの、アルバムに入るのが確定している上に、「この地球の~」のシングルはアルバム未収録の新曲が入ったカップリング違いのバージョン(当然この曲は未収録)もリリースされているという、地味に不遇な扱いを喰らってる曲。

ですが、確かにカップリングには勿体無い良い曲だと思います。タイトル通り、カラフルでポップな可愛らしい楽曲ですが、アレンジによる可愛らしさの演出がプロフェッショナル。特にパーカッシブに曲に彩りを与えるピアノの響きが個人的に好き。メロディも明るく弾けた曲調ながら、サビは泣きが効いていて良い感じ。何気にソロを含むギターパートに印象深いフレーズが多いんですが、個人的にはダラダラと刻むだけのリフ入れて「メタリック(笑)」みたいにするよりは、こういうポイントで使うアレンジの方がポップスとしては断然かっこいいと思う。


モーニング娘。 - 4th 「いきまっしょい!」 - そうだ! We're ALIVE ★★★ (2011-05-03 20:26:51)

完璧、とは、こういう事をいうのではないでしょうか。
ギミック満載ながら作りこみがガチなダンス☆マン氏の編曲、1つ間違えばネタ曲になりそうなほどフックを持ちながら、サビではしっかり泣きメロがくるつんく氏の作曲、そして普通に歌うだけでも常人では息が続かないパートも踊りながらしっかりこなすメンバー…全てが調和して、上手く行ってる感じです。正にパーフェクトハーモニー(言いたいだけ)。特に間奏にトラッドっぽいメロを加えたり、サビでもベースが動きまくるアレンジが最高に素晴らしい!レベル高過ぎ!!メタラーならベースライン聴いてるだけで幸せ。


モーニング娘。 - 7.5 冬冬モーニング娘。ミニ! - キラキラ冬のシャイニーg ★★★ (2011-05-23 22:32:16)

めっちゃ正統派のアイドルポップスって感じの曲。
タイトル通りの煌びやかなメロディもほんと素晴らしいですが、アレンジもまた負けないくらい素晴らしい。特に「常に100パーセント」「人と同じじゃダメ」の、歌メロにベースとシンバルの絡みが合いの手的に入る箇所なんて、歌い手もテンション上がるだろうなーって思いますもん。サビ前やメロ間の繋ぎ部分など、各パートのキーのフレーズも想像力に満ちてて、このアレンジャーのセンスはそんじょそこらのシンフォメタルバンドにはまず負けないと思わされます。


モーニング娘。 - 7.5 冬冬モーニング娘。ミニ! - コタツの歌~jyuken Story~ ★★★ (2011-05-23 22:33:18)

このアルバム、内輪っぽい曲が多い感じなんですけど、この曲とシャイニーGはほんと素晴らしいと思いますね。この曲、まずアコーディオンを使った、民族要素強めのポップスって時点でツボなんですが、寒々しいメロディ→コタツ→受験、とつながる発想力が面白いですよね(笑)。つんく氏のアイデアの無尽蔵さには驚かされます。よくこれだけ思い浮かぶもんですよね。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 ★★★ (2011-05-23 22:34:15)

2010年発表の11th。
…これはつんく氏入魂のアルバムなんじゃないでしょうか。

モーニング娘というと、ASAYANなどのバラエティ出演やLOVEマシーンのヒットでの、割とパーティっぽい盛り上がる曲を演ってるイメージが強い(私もそう思ってた)と思うんですが、このアルバムは当時の面影が殆ど無いですね。「女と男のララバイゲーム」「Fantasyが始まる」「愛の炎」なんてゴシック顔負けの耽美さですし、「ブラボー!」「I’m Lucky Girl」等のアッパーな曲もパーティっぽくない、洗練されたポップスになってる感じ。

全体としてアーティストとしてのつんく氏の感性が現れている感じで、良くも悪くも即効性は下がってるかもしれません。ただ、その代わり美しかったり穏やかだったり、表面的にキャッチーなだけでなく、聴くごとに沁みてくるメロディが増えた感じがあります。アレンジ面でも騒げるものではなく、心地よく曲の世界観を聴かせる事に重きを置いてる感じで、特に電子音の使い方や、生音との混ぜ方が素晴らしい。

1曲1曲が個性的な割に、全体として纏まりがよく聴いていて心地のよいアルバム。即効性を求めるなら「LOVEマシーン」~「そうだ! We’re Alive」くらいの頃の作品がお勧めですが、メタラーにはこっちの方がお勧め。特に耽美系・歌謡系のメロディに食指の働くクサメタラー、電子音に慣れ親しんでるゴスメタラーはなにか感じるものがあるのではないでしょうか。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 - 1から10まで愛してほしい ★★ (2011-05-23 22:40:14)

ブラスが曲を盛り上げる、アルバムの中でも普遍的なポップスですが…なんかこの頃のモーニング娘の曲ってアイドルソングと言うより、アーティスト志向の強いポップスグループの曲っていう感じなんですよね。なぜかサザンの桑田さんが歌ってそうな曲だと思いましたし(笑)。ワウギターが曲のポップネスを引き立てていて、耳に心地よくってとても聴きやすい楽曲です。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 - Fantasyが始まる ★★★ (2011-05-23 22:37:03)

こういうタイプの曲がリードトラックになっているのが、アルバムの作風そのものを象徴してますよね。ALI PROJECTのエンターテイメント性をブーストして、つんく的解釈を加えた感じというか、どこかゴシックで人形偏愛嗜好的なムードの漂う楽曲。歌メロも「Dune」~「Heavenly」期のラルクっぽい耽美さがあって素晴らしい。個人的にメカニカルなシンセの音色って好きじゃないんですが、この曲はリズムと相俟ってピグマリオンな世界観を演出している辺り、凄くセンスがいいと思う。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 - I'm Lucky girl ★★★ (2011-05-23 22:39:12)

この曲は某動画サイトでライブ映像が視聴できたんですが、すごくかっこよかったですね。Aメロでセンターの二人がそれぞれドスの効いた声、キレの良いシャウトで客を煽ってて超かっこよかった。アイドルって可愛らしさを振りまくイメージですけど、そのパフォーマンスは客席を圧倒するような迫力に満ちてましたね。音源だと、その煽りが無いのが残念ですけど…カラオケとかで一回なりきって叫んでみたいです(笑)。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 - ブラボー! ★★ (2011-05-23 22:36:24)

アルバムの中では盛り上げ系の楽曲ですが、昔の盛り上げ系と比べると明らかに毛色が異なってますよね。イントロのハモンドとかに顕著ですが、パーティっぽさが無くなってロック色が強くなってる感じ。個人的にはBメロのエンジンを吹かして、これから盛り上げるぞっていうリズムパターンが好き。ここ聴いてるとテンション上がります。


モーニング娘。 - Fantasy! 拾壱 - 愛しく苦しいこの夜に ★★★ (2011-05-23 22:40:55)

なんか、凄くゲームのオープニングっぽい曲だと思ったんですけど…特にそういう事実はないみたいです(笑)。聴いてると、最初の「♪息をひとつ飲んだ」のロングトーンと同時に、ゲームのタイトルが表示される場面が思い浮かぶんですけど(笑)。歌詞といいメロディといい、日常な非日常を追体験させてくれるようなムードのある曲。「鳥の詩」とか、ああいう系統のアニメソングが好きな方ならツボに嵌まるのではないでしょうか。