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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8501-8600

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 8501-8600
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落合祐里香 (長谷優里奈) - Wish - Unbalanced Days ★★★ (2010-11-12 19:14:55)

これがカップリングとは…なんという贅沢なシングルなんだ…
大企業のCMのタイアップが付いてもおかしくないくらい、メジャー感の
あるサビが強烈な印象を残しますが…オープニングのSEやエンディングの
せいで、曲そのもののポピュラリティの高さの割りに、深刻で薄暗い
ムードがありますね。本当に暗い部屋で膝抱えて独りラジカセ聴いてそうな感じ。

…個人的に気になるのは、Bメロのアレンジ。なんか、Final Fantasyの
オープニングみたいな音がバックで流れてるんですけど(笑)。


落合祐里香 (長谷優里奈) - Wish - Wish ★★★ (2010-11-12 19:14:00)

12ヶ月連続シングルの嚆矢となった曲らしいですね。
そのせいか、全く隙の無い、リキの入った名曲だと思う。

素晴らしいメロディと素晴らしい歌声、素晴らしいアレンジを
組み合わせたら、超名曲が出来るっていう当たり前の理論を
当たり前に実践してる感じ。特にメロディの運びが完璧。サビへの
繋ぎ部分なんて思わず「凄い曲だ…」とため息が漏れるほど。
王道ポップスっぽくも、エフェクトボイス使ったり、パーカッション
入れたり少し捻ったアレンジも良いですね。音楽番組とかで、
ミリオンヒットの曲と並んで流されても聴き劣りしないレベルの曲だと思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - ごういんぐマイウェイ(^-^)Ь - Brilliant Heart (2010-11-13 05:53:46)

やけにレトロな雰囲気のダンス系ポップスという感じの曲。
オーケストラヒットの使い方とか、80年代後半かって感じですね(笑)。


落合祐里香 (長谷優里奈) - ごういんぐマイウェイ(^-^)Ь - ごういんぐマイウェイ(^-^)Ь ★★★ (2010-11-13 05:53:08)

最初タイトル見た時は萌え系なのかと思った(笑)。
まあ、この人が萌え曲を歌うはずもなく、実際は溌溂としたポップな曲。
この曲に顕著ですが、落合さんのソロ曲って、どこかアニソン/ゲーソンとは
距離を置いた曲が多いような気がします。キャッチネスはアニソン以上だけど、
どっちかというと普遍的なポップスという感じ。儚さ+力強さ=芯の強さ、的な
歌唱も素晴らしく、ALIGHT*辺りが気に入った方なら必聴。

…あと、このサイトは曲タイトルやアーティスト名は大文字固定なので、
タイトルの顔文字のbをЬで代用してみましたが…なんか違和感あるかも(笑)。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 ★★★ (2010-11-19 18:04:16)

2007年発表の1st。
2曲の作詞でPRINCESS PRINCESSの中山加奈子さんが参加。

声優業をメインにしながらも、単独でライブを行ったり、12ヶ月連続で
セルフプロデュースの連作シングルをリリースしたりなど、音楽アーティスト・
シンガーとしても活動する落合さんですが、アーティストとしてもかなりプライドを
持って活動しているんではないでしょうか。安易にテンションや可愛らしさで
ごまかそうとせず、歌を、曲を丁寧に届けようとするような、そんなアルバムに
なっていると思います。

アニメ/ゲーム関係の活動が多い彼女ですが、アニソンやゲーソンというよりも
一昔前の、歌謡曲/ポップスの世界観だと思う。その世界観も、作曲及び編曲、
ほとんどの楽器を担当する鎌田雅人さんの貢献も大きいのではないでしょうか。
お洒落でリラックスできる曲、90年代ポップス風の曲、へヴィでゴシックな曲など、
全曲で全く違うカラーを打ち出しながらも、どの曲も落合さんの歌声・歌メロを
大切にしたものになっているのが素晴らしい。全体的にどこか一昔前のポップスの
雰囲気なんですが、そこも個人的には好み。

ただ、今作では作詞が外注なこともあってか、12連作シングルで見せたような
情念の篭った歌唱や、その歌唱がもたらす独特のカリスマ性・存在感などはやや薄め。
とは言っても、やはり儚げで芯のある声質は唯一無二だし、ムードに合わせた穏やかな
歌唱も聴いているとリラックス出来るし、やはり「シンガーのアルバム」として一級品だと思う。

アニメ/ゲーム関連で活躍する人ですが、音楽の方は萌え文化に染まっていない
(それでいて、わざとらしい「媚び」のない可愛らしさもある)し、歌唱も曲も
かなり良いので、一昔前のポップスが好きな方なら聴いて損はないかと。
水樹奈々さんや田村ゆかりさんと比べると知名度は低いですが、この歌声を
埋もれさせるのは余りにも惜しいと思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - Salty Chocolate ★★ (2010-11-19 18:05:40)

1stアルバムの実質的な一曲目が、アッパーな曲でなく、こういう
穏やかで雰囲気ある曲っていうのは良いですよね。アルバム全体の
ムードも統一感を帯びてくる感じ。サックスを使ったアレンジが
お洒落で、休日に読書してるときのBGMとしても良さそう。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - Who is Calling Me? (2010-11-19 18:09:21)

アルバム後半戦を告げるインスト。
RPGに使われそうな、壮大な曲調で、メロディもなかなかにクサくて
良い感じですが…少しアルバムの雰囲気から浮いている感じも。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - ゆり花日和のテーマ (2010-11-19 18:04:58)

とても可愛らしいタイトルですね(笑)。
穏やかにアルバムの始まりを彩ってくれるインスト曲です。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - シャンデリア☆ドリーム ★★ (2010-11-19 18:07:24)

この曲は「レトロ」まで行ってますね(笑)。
ギターの音色とか歌メロとか、70~80年代か、って感じだし。
歌詞もバブリーで、時代錯誤も甚だしい感じで面白いです。
ACID BLACK CHERRYがカバーしたら面白そうだと思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - パトス~最愛の激情~ (2010-11-19 18:10:13)

情念系のへヴィな曲。本人的には、これが一番好きそう(笑)。
Bメロ部分の、雷鳴のようなギターリフにオルガンが神秘的に絡む
パートなんて、ちょっとゴシックメタルっぽい。ただ、サビの高音が
唐突な感じで、少し素頓狂に聞こえるのが惜しい。
しかし、本人の歌詞とは大分違いますね。こっちの方が、良くも悪くも
虚構的で、軽い(=気軽に聴ける)感じがする。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - ポストウーマン ★★ (2010-11-19 18:11:36)

落合さんは情念系だと思ってましたが、こういう可愛らしく
哀愁のある感じも行けますね。ストーリー性のある歌詞に乗せて、
主人公が青空の下坂道で自転車漕いでるような、凄く絵が浮かんでくる曲。
イラスト付けてPVにしたら、凄く可愛らしいものが出来そう。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - 羽化-uka- (2010-11-19 18:12:31)

ラストを飾るピアノバラード。
抑揚をしっかり付けた、感情の篭った声からも、思い入れの強さが
伝わってきますね。ただ、個人的にピアノ伴奏のみのバラードは
少し苦手なので、評価はやや低め。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - 鏡の空 ★★★ (2010-11-19 18:08:42)

作曲家の鎌田さんは、本当に全盛期のJ-POP好きなんでしょうね。
トライバルなパーカッションの入った、少し民族テイストの曲調に、
歌謡的な陰りのある歌メロを乗せた作風は、いかにも織田哲郎さん辺りが
作りそうな感じだと思う。サビメロも織田哲郎さんのそれに負けないくらいキャッチー。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - 鳥になろうよ ★★ (2010-11-19 18:06:43)

穏やかなムードを引き継ぎつつ、テンションも上げていくポップな曲。
アルバムの中ではシングル向きの一曲だと思う。
アレンジが「レトロ」とまでは行かない、微妙な古めかしさで素敵(笑)。
90年代のポップスによくありそうな曲調。サビへの入りのフレーズなんか
懐かしい感じを覚えるほどで、本当に2007年の曲?って感じ。
近未来的ではなく、敢えて近過去的というのは少し珍しいような。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 羽-uka-化 - 薄ら氷 ★★★ (2010-11-19 18:11:00)

…中島みゆき?
という感想がまず出てくるような、悲壮な雰囲気の曲。
キーボードの音色とか、本当に悲壮感があって、そういう歌詞じゃ
ないのに失恋の曲にしか聞こえません(笑)。
でも、こういう恋に破れた女が、バーのカウンターでヤケ酒呑んでる
ようなベタな雰囲気のアレンジ、個人的には大好物ですね。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 空っぽのヒカリ - Babies' Breath ★★ (2010-11-19 18:19:20)

雰囲気の変わる間奏パートといい、耳に引っかかるリズム隊といい、
妙にアレンジが印象に残る一曲。サビが一回聴いて残るような、
キャッチーなものであるのも、その引っかかりを強くしてると思う。
サビだけ聴くとCM曲っぽいごくポップな曲ながら、全体を通して聴くと
少し変わった感じのする曲。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 空っぽのヒカリ - 空っぽのヒカリ ★★ (2010-11-19 18:18:41)

この曲は展開の盛り上げ方が上手いですよね。
Aメロで「シングルにしては地味?」と思いましたが、Bメロで
「おっ」となり、サビで「おおおー」となりました(笑)。
希求という言葉が頭をよぎるような、歌詞や歌唱のせいもあって、
その場の空気を張り詰めさせるような一曲だと思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 赤い鳥 - アマオト ★★★ (2010-11-12 18:37:29)

こっちは、割と「蒼い鳥」に世界観が近いような気がします。
まるで全盛期のムックが書いたような、余りにも叙情的なAメロ~Bメロで
期待させておいて、月9ドラマの主題歌に抜擢されてもおかしくない、
メジャー級のサビで聴かせる、極上のバラード。しかし、ヴォーカルの
何かを希求するような歌声や、間奏の少しプログレ入った雰囲気によって、
月9主題歌ではありえないような、ピリッとした世界観が演出されています。

コマーシャルな曲とは言えませんが、巷の売れ線の曲に全く劣らないくらい
ポピュラリティのある曲。マジでこのシングルと「WISH」は買うべき。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 赤い鳥 - 赤い鳥 ★★★ (2010-11-12 18:36:43)

落合さんのソロ名義では初めて聴いた曲。
タイトルが「蒼い鳥」に似てるから、興味を持って買ってみました(笑)。

タイトル的に「蒼い鳥」を意識してると思いきや、とんでもないですね。
イントロからPIERROTやマンソンを思わせる、へヴィで硬質なリフにびっくり。
音はハードロック並の迫力ですが、歌メロにHRのような明るさは無く、
ひたすらにシリアスで切ない感じ。それを振り絞るように、激情を持って歌う
ヴォーカルも素晴らしい。こういう曲でこそ、この人の声が持つ、
「独特のカリスマ」が発揮されると思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 天使と妖精 - Imitation ★★ (2010-11-19 18:15:44)

こっちはいつも通りの世界観ですね(笑)。
だって、アップテンポな曲調ながら、描かれた希望が「~したい」
っていう希望形ばかりだし、現実の描写は相変わらずシリアスだし。
世界観は幻想的ではないものの、現実をニヒルな目で見ている点では
初期ラルクに通じるものがあるかも。メロも初期ラルクっぽいし。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 天使と妖精 - 天使と妖精 ★★★ (2010-11-19 18:15:07)

ミディアムテンポの、穏やかでポップな曲。
歌唱も曲に合わせてか、いつもの、感情以上の「情念」を込めた、
切迫したものではなく、穏やかで包容力のあるもので、聴いていて
ホッとできますね。マジでこの人の表現力は、もっと評価されるべきだと思う。
1stアルバム(羽化)に入ってても違和感なさそうな感じの曲調。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 都会の金魚 - 都会の金魚 ★★★ (2010-11-13 05:54:56)

今にも壊れそうな、非常に繊細な雰囲気のあるハウス歌謡。
歌いだしから「生きてる途中で つまずいたよ」と来て、
「同情でもいい 愛じゃなくていいの」と生々しいフレーズも顔を出し、
聴いててリアルに切なくなります。歌声がその歌詞の世界に100%
シンクロしてるのがもう…。ガラス越しに世界を見ているような、
音を包むシンセや、狂気に傾きかけた後にガラス細工の美しさを
取り戻す間奏パートなど、アレンジも素晴らしいです。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 都会の金魚 - 白キ夢ノx'mas☆ ★★ (2010-11-13 05:55:42)

落合さんのソロの中では、珍しく弾けた一曲。
ガチャガチャした打ち込みのリズムで、聴いてると浮き浮きとした気分に。
ヴォーカルが萌え系だったら、電波曲としても成立しそうなテンション。
ヴォーカルはもちろん媚び系ではなく、萩原雪歩名義で明るめの曲を
歌ってるときに近い感じですね。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 透明な桜 - Aoi Tori (2010-11-19 18:17:32)

ローマ字表記は「蒼い鳥」との差別化のため?
曲調的には、なんとなく、エイベックス辺りが若い女性アーティストに
歌わせそうな感じなんですが、歌声はコマーシャルなアーティストでは
なかなか出せないような情念があるのが素晴らしい。ただ、アレンジも
歌メロも悪くないけど、もう一つインパクトが欲しい所。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 透明な桜 - 透明な桜 ★★★ (2010-11-19 18:16:55)

これは素晴らしい!
落合さんの「儚く強い」声質を最大限に生かした、副旋律や
ハモりを入れまくった、温かくて切ない雰囲気のバラード。
サビなんてメインボーカルを抜いたトラックを聴いても、
そういう曲なのかと思ってしまいそう。この曲、学校のクラスで
男女2パートずつくらいに分けて歌わせたいなぁ…絶対感動的なものになると思う。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 氷の花 - 氷の花 (2010-11-19 18:20:12)

12ヶ月連続シングルのラストを飾るバラード。
…だけど、正直この曲は微妙な気がする。この歌詞、この歌声だから
良いと思うけど、同じアレンジで、同じメロディを違うシンガーが
歌っても、名曲にはならないと思う。1年かけたプロジェクトの
オーラスにしては、曲自体が少し地味な印象。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 氷の花 - 蜉蝣 ★★ (2010-11-19 18:21:06)

12連シングルのラストのカップリングという事で、
リアルタイムで追ってきた人は、おそらくこのプロジェクトの
最後に聴く事になる曲のはずですが…そのポジションに、彼女の
ディスコグラフィでも最もダークな曲が来るとは…。
電子音はラジカルだし、囁くようなコーラスは怖いしで、ささくれ立った
雰囲気と言っても過言ではないと思う。やっぱりこの人、アーティストと
しての狂気みたいなものを持ってるんじゃないかなぁ。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 木綿のハンカチーフ - ひとりぼっちのマリア ★★★ (2010-11-13 05:47:42)

オリジナル曲の方も、「木綿~」とアレンジの方向性を合わせてますね。
お洒落なカフェで流れてそうな、ゆったりしたボサノバ調のアレンジで、
ゆったり癒されそうですが、歌唱はやはり切迫した雰囲気がある。
特にサビの高音とか素晴らしいです。こっちはウィスパー気味の歌声で、
「木綿~」との差別化が図られている感じですね。


落合祐里香 (長谷優里奈) - 木綿のハンカチーフ - 木綿のハンカチーフ ★★★ (2010-11-13 05:47:03)

大田裕美さんのカバー。
歌詞の世界観的に、オリジナル曲と共通したものがあるんですよね…。
心変わりとか、すれ違いとか、一般的なJ-POPなら敢えてテーマに
選ばなそうな恋愛の側面を、真っ向から見ている感じ。歌にも気持ちが
篭っている感じで、聴いてると詞の物語に引き込まれて、涙出そうになる…。


鈴木雅之 ★★ (2008-03-29 17:10:00)

小学校や幼稚園のころ、親がよく夜のドライブに連れて行ってくれたんですが、
その時によく鈴木雅之さんや鈴木聖美さん、RATS&STARの音楽などを掛けていて
子供心にも夜景と音楽のマッチは風情があると感じてました。
彼がいなかったら、今頃ポップスというだけで否定する偏屈メタラーになってたかも(笑)
RATS&STARとか今でもよく聴きます。「今夜はフィジカル」とか大好き。


鈴木雅之 - Martini Ⅱ - アダムな夜 ★★★ (2007-03-24 23:53:12)

幼少の頃から両親がカーステで彼の曲をガンガンに流してて、中でも叙情的で渋かっこいいのにキャッチーなメロディで私の心を惹いたのがこの曲。…多分メタル大好きになった今でも歌ものポップス好きなのって半分くらい彼の影響のせいだと思う。そういう意味で個人的に思い入れの深い曲。半端な男性ヴォーカルじゃ満足できなくなったのも多分彼のせい(笑)


鈴木雅之 - シングル「ふたりでいいじゃない」 - ふたりでいいじゃない ★★ (2007-03-24 23:59:54)

この組み合わせを聞いた時は、一瞬「えぇ~!?」ってなりました(笑)
でも聴いてみると、思ったよりも合っているのが不思議。でもやっぱり、「ロンリー・チャップリン(大名曲!!)」の再来とまでは行かないかな…★3つの評価をするにはちょっと惜しいところのある曲。


六弦アリス ★★ (2007-04-29 19:06:00)

昨年末にデビューした期待の新星。
メタルレビューサイトで絶賛されてたので買ったんですが、大当たりでした。
音楽的には、一言で言うとシンフォニックロック、トラッド、メタルなどの要素を
取り入れたポップスという感じでしょうか。J-POPのフィールドでも、メロディの
センスは頭一つ…いや、頭三つくらい抜けてると思います。
殊にメロディセンスに関しては天才的とも言えるかもしれません。クサメロ好き必聴。
しかし、やっぱりポップス聴くにしてもメタラーが褒めているものを
買うと当たりを引く確率が高いように思いますね…。


六弦アリス - Alice in the Necrosis ★★ (2008-01-10 01:17:00)

2007年末発表の4thアルバム。
デビュー以来クオリティの高いアルバムをコンスタントにリリースし続けてきた彼等ですが、
一周年を記念するに相応しいアルバムを完成させました!
路線的には、これまで同様シンフォニックロックからの影響が強い歌モノという部分は
崩していませんが、今回はグロテスクなものに美を感じ孤独を好むという、ゴアメタラーと
良い友達になれそうな感性を持った(笑)少女の内面を描くというコンセプトのせいなのか、
中近東的なメロディや無機質なテクノビートが多く導入されSOUND HORIZONやZABADAK辺りとは
似ても似つかないような、禍々しさと耽美さ、キャッチーさが同居する作風になってますね。
前作、前々作ほどではないとはいえ、今回も何曲かでメタルを感じさせる部分がありますが…
六弦アリスの場合、単にリフが刻んでるから重低音が効いてるから早弾きソロがあるから
メタルっぽいみたいなレベルの低いメタリックさではなくて、ギターのメロディが歌メロ並に
印象的かつ鮮やかで、フレーズに妥協しないアレンジセンスにメタルっぽさがあると思います。
六弦A助さんってメタルバンドに在籍していた過去とかあるのでは…(憶測)。
あと、毎度の事ながらメロディは本当に素晴らしい。
一回聴いただけで虜にする即効性があるだけじゃなくて、その場面場面の感情に合ったメロが
出てくるのが凄い。…この人、「執着」だとか「親愛」だとかある感情を提示して、それを
即興でメロディだけで表現して下さい、みたいな課題があったとしたら、難なくこなして
しまうんじゃないでしょうか…。ヴォーカルもエモーショナルに感情を吐露したり、美しい
高音で歌い上げたりでメロディに込められた感情を増幅させてます。ああ、音楽って良いなぁ…(笑)
唯一文句を付けるとしたら歌詞かなぁ…せっかくダークなテーマがあるんだし、もっと深く
心の裡に切り込んでいって欲しかったかも。それこそ「痛絶」「葬ラ謳」のムックレベルで。
テーマは面白いけど、感動までは行かなかったかも…いや、音楽自体には心動かされまくりですが(笑)
はっきり言って名盤です、必聴…と言いたい所ですが、特に2nd以降の彼等の音源って
どれもクオリティが高くてどれを勧めていいか迷うんですよね…いっそ全部買いましょう(笑)


六弦アリス - Alice in the Necrosis - Alice in the Necrosis ★★★ (2008-01-10 01:55:37)

今作では「Innocent Black」と並ぶキラーチューン。
ツーバス疾走に刻みから広がっていくギターのフレーズといい、メタラーがガッツポーズしそうな曲調(笑)ヴォーカルのエモーショナルな歌声はどこか中性的でもあって、また新たな魅力を見せてくれます。本人もゴスロリとか好きみたいだから、こういう感情の入った歌が歌えるのかも?


六弦アリス - Alice in the Necrosis - Innocent Black ★★★ (2008-01-10 01:42:47)

六弦アリス特有の才気に満ち満ちた哀愁メロディがストレートに炸裂するキラーチューン。彼等を知らない人でもこれを聴いたら一発で落ちるのではないでしょうか。
私はこの曲を聴いているとヴォーカルの櫻井アンナさんが羨ましくなります(笑)。だってこんなにも素晴らしいメロディを歌えるんだもん。そう思うくらいメロディが良い。ああ、六弦アリスカラオケに入らないかなぁ…この劇的極まりないメロディを熱唱したい(笑)


六弦アリス - Alice in the Necrosis - Perfect 『EDEN』 ★★★ (2008-01-10 01:31:30)

中近東風のメロディと打ち込みによるパーカッシブなリズムで妖しさ、禍々しさを醸し出しつつも、やはりしっかりキャッチーさがあるところに並々ならぬセンスを感じます…。
この曲は歌詞も好きですね。「ソナタの理論」というのは、相手方を指す「其方」と音楽形式の「ソナタ」を掛けていて、後者は既存の価値観を象徴していると解釈してるんですが、どうでしょうか。


六弦アリス - Alice in the Necrosis - 空想イデア ★★★ (2008-01-10 01:50:48)

「Innocent Black」「Alice in the Necrosis」等の即効性抜群のキラーチューンも素晴らしいですが、個人的にはこれが一番好きかも。サビに入ると同時に視界を開くようなフレーズといい、その後のメタリックなフレーズといい、メタルに負けないくらいギターがかっこいい。
打ち込みらしいですが、これだけ心に来るフレーズを書かれたら、打ち込みは生音に劣るなんて口が裂けても言えなくなりますね。


六弦アリス - Alice in the Necrosis - 月ハ照ラセド、少女知ラズ ★★★ (2008-01-10 01:37:21)

ヴォーカルの痛切な高音が切なく美しく響くバラード。
六弦アリスってほんっとメロディが語ります。月の光しか差し込まない仄暗い部屋で、少女の心が悲鳴を上げている…みたいなシーンがパっと浮かんでくる。
あとこの曲、何気にギターソロが素晴らしい。途中からのクラシカルなメロディに涙腺刺激されまくり。ソロだけで一つのドラマがあるといっても過言ではないかも。


六弦アリス - エンジェルハイロウ ★★ (2007-08-17 23:47:00)

2007年発表の3rd。
今回は1500円…やっと価格が適正になりました(笑)。
収録時間は今までとそう変わりませんが、それでもこの内容なら格安と言えると思います。
音楽性は前作、前々作同様トラッドやシンフォニックロックからたっぷりと滋養を
吸い上げながらもポップさも兼ね備えたものですが、今回は「生」や「命」を題材とした
深遠なコンセプトがあるせいか、混声合唱団まで使用したスケールの大きなサウンドに。
勿論今まで通り、日本のポップス界でも最上級と言っても過言ではない泣きメロや、
フレーズの一つ一つにセンスを感じさせる卓越したアレンジも健在。
今回はコンセプトや作曲の面でもヴォーカリストの櫻井アンナさんが貢献しており、
ユニットとして更に強固なアーティストになったのではないでしょうか。
その彼女のヴォーカルですが、今まで以上に自信に溢れた魅力があるように思います。
でもアクセントの箇所を少しシャウト気味にしたりとか、語尾の吐き捨て方とか、少し
JANNE DA ARCを意識してる?その歌い方がロック系の曲調に合っており、かっこいいです。
また「祈り」では声質を生かした綺麗な歌声も披露。でも、彼女の素晴らしい所は表現力が
あるのは勿論、六弦アリスの音楽性と声質や歌い方がマッチしている事かもしれません。
クーラーも効き辛いような、クソ暑い夏の合間に発売されたこの作品。
相変わらずの迸るような才気に寒気を覚え、ちょっとは涼しくなった人もいるのでは(笑)
今作も、前作同様メジャークラスの作品…と言いたい所ですが、逆に失礼かもしれません。
最早六弦アリスの曲はメジャー以上の質なのが当り前みたいになってますから(笑)


六弦アリス - エンジェルハイロウ - Dear Mama ★★ (2007-08-19 18:54:40)

コンセプトの締めを担う、アコギバラード。
前曲のタイトルから想起される悲劇的結末とは裏腹の、暖かなメロディ。ちょっと短いと思わなくもないですが、この短くて素朴な作風がコンセプト全体を大らかで暖かに包み込んでると言えるかも。


六弦アリス - エンジェルハイロウ - エンジェルハイロウ ★★★ (2007-08-17 23:54:45)

混声合唱団やチェンバロを使用した、華美なサウンドでありながら、サビメロは実に歌謡的で聞き入れやすい曲。V系を引き合いに出すと、MOI DIX MOISとJANNE DA ARCとメリーを六弦アリスと言う名の錬金釜にぶち込んで、底なしの才気で煮込み練成したような問答無用のキラーチューン。
…正直、これだけで3000円出しても良い位の出来です。いや、CDは1500円ですけど(笑)


六弦アリス - エンジェルハイロウ - 覚めないゆめ、無力な僕ラ ★★★ (2007-08-17 16:18:51)

前作のオープニング曲とは異なり、どキャッチーではないですが示唆に富んだ曲調で、特にサビ部分の哀愁リフのセンスにはハッとさせられます。よくメタル風とかいってポップスに刻みリフと早弾きだけ入れたような曲がありますが、そういうのとは一線を画すセンスの良さ。
ヴォーカル的には「♪…どうして僕ラ、無力だろう」の歌い方が好き。ほんとに無力さを噛み締めているような感じ。


六弦アリス - エンジェルハイロウ - 祈り~二人静か~ ★★★ (2007-08-19 18:57:16)

トラッドよりのメロディが綺麗なバラード。
この曲はヴォーカルの櫻井さんの声が凄く綺麗で良いですね。前曲のかっこいい歌いまわしと比べるとまるで別人です。彼女が書いたと言うメロディも綺麗。


六弦アリス - エンジェルハイロウ - 君がいなくなる日 ★★★ (2007-08-19 19:01:30)

Voの櫻井さんの作曲による、ストレートな疾走チューン。
ブログでもクサメロ宣言と思しき発言があって期待していたんですが、それを裏切らないドラマティックなメロディが聴ける楽曲。単純にかっこいいですね。


六弦アリス - ファンタジア ★★ (2007-05-01 19:41:00)

2006年末に発表された、恐るべき完成度を誇るデビュー作。
音楽性は「語れ」の所でも書いた通りシンフォニックロック+トラッドといった感じで、
今作は「ルナティック・ラヴ」とは違いメタル要素は希薄(6曲目にメロスピ的な疾走が
あるくらい)ですが、その分民族色が濃く、SOUND HORIZONと初期ZABADAKの中間の路線と
言う事が出来るかもしれません。コンセプトアルバムですが、SHと違い語りは無いため、
その分取っ付きやすいと言えると思います。
このアルバムで最も優れているのは、やはりその群を抜いたメロディセンスでしょうね。
なんか主旋律に関しては印象に残らないメロディを探す方が難しいというくらい、
琴線に触れるメロディが多いです。ほぼ打ち込みで制作されたらしいですが、音質に
チープさは無く(強いて言えば一部Voの処理が聞き辛い所があるくらい)、完成度は高いです。
ヴォーカルは女性で、こういう幻想的なコンセプトの語り手として相応しい、柔らかな
声質の持ち主。「樹海のヒカリ」での神秘的な表現力、「約束」のサビでのメロを
しっかり活かした優しい歌い回しなどは特に彼女のヴォーカルが光るポイント。
かっこよさを前面に出した曲では、所々力みが感じられる所もありましたが、次回作の
「ルナティック・ラヴ」ではしっかり克服してるし問題無いかと。オフィを見ると、
今のところバンドに所属しているわけではないらしいですが、声質的に一聴して彼女だと
分かる個性があると思うので、出来ればこれからの作品にも参加して欲しいところ。
とにかくデビュー作とは思えない良作で、メジャーアーティストを脅かす完成度だと思います。
マキシマムザホルモン言う所の「ロック番狂わせ」を起こせるアーティストでしょう。
ちなみに値段は10曲入り750円。ありえない…。


六弦アリス - ファンタジア - 樹海のヒカリ ★★★ (2007-04-29 19:57:28)

個人的に「約束」と並んで大好きな曲。
ドイツ語にも通じる造語の響きと、ケルト的なメロディが織り成す美しく神秘的な世界観。ヴォーカルの表現力で神秘性が増してます。この人の声、こういう曲に凄くマッチしてますね。


六弦アリス - ファンタジア - 約束 ★★★ (2007-04-29 19:15:51)

クサメロ好き悶絶即死確定キラーチューン。
どこかジブリ映画辺りの音楽を思わせる、牧歌的かつ超絶キャッチーなメロディがマンドリンで、女性ヴォーカルで繰り返される…!!ここまで来ると、普遍的な要素を備えているといっても過言ではないように思います。


六弦アリス - ファンタジア - 妖精と少年 ★★★ (2007-05-01 12:08:51)

タイトル通りのファンタジックさで、プログレにも通じるドラマティックな展開を持った曲。SOUND HORIZON辺りともセンス的には共通する物があるかもしれません。途中の民族色強いメロディで盛り上がる箇所が特に好き。アルバムを聴き終えた後にもう一度聴くと、違う表情が見えてくる歌詞の世界観も良いですね。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ ★★ (2007-04-30 09:37:00)

2007年発表の2nd。
前作では新人とは思えない完成度と、卓抜したメロディセンスで聴き手を驚かせた
六弦アリスが、待望の二枚目のアルバムをリリースしました!
音楽性は前作同様、プログレ(っていうかシンフォニックロック)から強く影響を受けた
サウンドですが、今回はトラッドの要素が減り、代わりにメタル要素がやや強くなった感じです。
民族的な要素を強く取り入れればメロディがクサくなるのはある程度必然だと思いますが、
今作のメロディの良さが民族要素がより濃かった前作にも全く劣らない素晴らしさという事を
考えると、六弦アリスは真にメロディに対して卓越したセンスを持っているということが
出来るのではないでしょうか。今まではSOUND HORIZON辺りが最もキャッチーなメロディを
書くアーティストだと思っていましたが、強烈なライバルが現れたと見ていいでしょう。
また、ヴォーカルもかなり上手くなっていると思います。
前作に収録されている曲の中で、今作の作風を示唆するものは「始まりの雨。」だと
思いますが、「始まりの雨。」と今作のタイトル曲を聴き比べてみると、かっこいい曲に
おいての表現力が段違いに上がっている事が良く分かります。歌いまわしの中に、
コンセプトの、少年の「間違った確信」から生まれる冷酷さや狂気が表現されているのでは
ないでしょうか。…しかし、SOUND HORIZONの「ARK」といい、片霧烈火の「南天の木」と
いい、この界隈ではネクロフィリア的なものが流行ってるんでしょうか?
ダークな物大好きなので大歓迎ですが。
上で引き合いに出したSOUND HORIZONは最早万単位で売り上げるアーティストになって
しまいましたが、これを聴く限り六弦アリスも将来そうなってもおかしくないだけの
才能があるように思います。最も、本人のブログのコメントを見る限り、売れることに
そう興味が無さそうなのでこれからどうなっていくのかは分かりませんが…。
少なくとも、この作品を以って「六弦アリスのCDを買えば、素晴らしい音楽を聴く事が
出来る」という「ブランド」を確立したと見て間違いはないかと思います。
ちなみに、今作も前作同様、価格は750円。
…こんな素晴らしいものをこんな安く買っていいんでしょうか…。
なんか申し訳無い気分(笑)。欲なさすぎです。純粋に音楽を作るのが好きなんでしょうね。
こういうアーティストがレーベルの介入を受けず、自主制作で作品をリリース出来る場が
ちゃんと存在する日本の音楽シーンって素晴らしいと思います。日本万歳。J-POP万歳。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ - キミが笑えるように ★★ (2007-05-01 12:05:00)

明るく、ポップで取っ付きやすさではアルバムの中でも最上だと思う曲…ですが、逆にその明るさが、少年の自分が正しいと確信しているが故の狂気を感じさせます。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ - サクラの丘 ★★★ (2007-04-30 09:10:43)

最初のピアノの旋律で心を掴まれ、次にキーが入ってきたときにはもう心を支配されていました(笑)。サビメロは儚さ、メロウさ、暖かさなどが感じられますが、コンセプトのせいかその裏に「空虚さ」のような感情も含まれているような気がします。歌詞以上に「語る」メロディ。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ - ルナティック・ラヴ ★★★ (2007-04-30 09:07:17)

どこか「LUNATIC GATE」「DNA」の頃のJANNE DA ARCにも通じる雰囲気が感じられる、メタル度の高いタイトルトラック。かっこよさに重きを置いた音ですが、歌メロは言うに及ばず、リフのスリリングなメロディも素晴らしい。この人、どんなタイプのメロディを書いてもセンスが滲み出てきてしまうんでしょうね…
メタル風アレンジと言っても、流石にメタルと比べるとギターの音が弱い気もしますが、「殺し」とも言えるメロディが非常に優れているため、音楽としての魅力において全く劣るものではありません。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ - 革命セレナード ★★★ (2007-04-29 19:10:00)

この手にしては7分と長めの演奏時間を誇る曲。
その演奏時間いっぱいにプログレッシブかつ超ドラマティックな展開、メロウかつ華やか極まりないメロディが詰まっていて、全く長く感じません。歌詞も「キミだけを守りたいのに、ナニシテルノ?」と決意表明の中に脈絡無く問いかけが入ってくる辺り、錯乱や狂気を感じさせセンス良いです。
ほんとにまだデビューして半年も経ってないバンドなんでしょうか。この時点で天下獲れそうなクオリティなんですが…特にメロディがヤバい。


六弦アリス - ファンタジア~2nd Sign~ルナティック・ラヴ - 少年の右眼にはナイフ ★★★ (2007-04-29 19:13:05)

一分強しかないインスト曲。
ですが、このブラームスの「ハンガリア舞曲」を思わせるメロディが素晴らしすぎ。主旋律で言ったらハンガリア舞曲でも最も有名で最もクサい(笑)5番を凌ぐぐらい良いメロディかもしれません。マジで天才的なメロディセンスです。


六弦アリス - 原宿ロリヰタキネマ - キネマロリヰタ ★★★ (2014-01-29 21:31:51)

これ、以前は六弦アリスに「ルナティック・ラヴ」「Alice~」辺りの、やや鬱屈した感じの泣きメロばかりを求めていたせいか、リアルタイムで聴いた時は然程ピンと来なかったんですが…今改めて聴いてみるととんでもない名曲ですね。開放感や力強さを感じさせつつも、「泣き」をしっかり湛えた絶品歌メロと、ヘヴィなリフを伴う疾走の融合はストレートにかっこいい。前向きだけどダークさ・ヘヴィさも残してくれているのが凄く良いです。間違いなくキラーチューン。


六弦アリス - 独裁者ノススメ - 痛ロリヰタ哲学 ★★★ (2014-01-29 21:29:01)

これ、最初タイトルだけ見た時はいわゆる「イタい」人が主人公の歌詞なのかと思いましたが(笑)、実際に歌詞を読んでみるとそんな事はなく、むしろ真っ当で気高さすら感じられる世界観なのでちょっと驚きました。そしてその気高さを完璧に表現しきったメロディを伴いつつ疾走する楽曲それ自体も素晴らしく、正に孤高とでも言うべき存在感を感じさせてくれます。主義主張が世間と迎合しない故に鬱屈するような弱さはここにはなく、胸を張って我が道を貫くような力強さを感じさせてくれる曲です。


六弦アリス - 独裁者ノススメ - 独裁的な舌 ★★★ (2014-01-29 21:30:03)

六弦アリスって、「ルナティック・ラヴ」の頃からJanne Da Arcからの影響をちょくちょく感じさせる曲を作ってきましたが、ここまであからさまなパロディ曲は初めてじゃないでしょうか。リズムの変化のさせ方とか、ギターフレーズの感触とかが明らかに「ROMANCE」へのオマージュ。そして安易な引用ではない、オリジナルかつネタ元に勝るとも劣らない歌メロの良さはやはり六弦アリスらしく、見事。


六弦アリス - 緋のローレライ code;Я ★★ (2008-08-23 01:23:00)

2008年に「緋のローレライ code ; Я」と同時発売されたアルバム。
製品番号からしてこっちが5thで、「Я」が6thだと思います。
六弦アリスの音楽の特徴といえば、単にメタリックなリフやリズムを取り入れるだけでなく、
一流のメタルと同じくらい、フレーズの一つ一つに妥協がない…というものがあると思うん
ですが、今作では音質のヘヴィさもメタル並になり、そうした美点が更に際立つようになった
と思います。今までの六弦アリスの作品の中でも最もメタリックな作品ではないでしょうか。
もちろん、他のどのジャンルを探しても、こんなにキャッチーで、美しくて、クサくて
かっこいいものはないんじゃないかと思わせるような歌メロも健在。
ヴォーカルも枚数を重ねる毎にパワーアップしてますが、今作では美しいソプラノまで
使って歌唱力の高さを見せ付けてくれます。…そういう声楽的な歌い方にしろ、ポップス寄りの
歌い方にしろ、上手くなってるだけじゃなくて自信と確信に満ちてきているという印象も。
ただ今作はシアトリカルな雰囲気や狂気の表現のためか、鼻にかかった歌い方を
多用してますが、個人的には2nd辺りの歌い方のほうがストレートで好きだったかも。
…「ルナティック・ラヴ」「Alice in the Nercosis」など、六弦アリスの描く世界観って、
いわゆる「普通の人」とは違う感性を持った人が周囲との軋轢に苦しむ、というのが根底に
あるものが多いと思うんですが、今作もそうした路線ですね。ただ、前述の作品と結末が
似通っている(主人公が最終的に人を殺す)ので、そろそろテーマは維持しつつ、違った結末の
物語も演って欲しい所。ショッキングなテーマでも繰り返すと刺激が薄れてくると思うし。
同時発売の「code ; Я」もほぼ同じ路線ですが、どっちか一枚だけ買うならばボリュームが
あり、「月影カーニバル」という分かりやすいキラーのあるこっちでしょうか。
でも「Я」のトリッキーな曲も捨てがたいし、二枚同時購入がベストでしょう。漫画も付くし。
ちなみに今回は店で二枚買うと3000円で、二枚合わせても長さは60分に満たないので、
同人としては高い…というか、普通にメジャー価格(笑)。しかし、衝撃的な安さこそ
なくなったものの、値段以上の物を提供してくれていると思わせる質の高さは変わらず。
このジャンルが嫌いでない限り、買って損という事は絶対にないかと思います。


六弦アリス - 緋のローレライ code;Я - 『ЯOMANCE』 ★★★ (2008-08-23 16:11:55)

この曲のヴォーカル、幼な声に近い歌唱ではあるんですが、浮かんでくるのは麻薬の酩酊状態や、カルト宗教の洗脳を受けた人と同じ、イってしまった目をした少女。少女=無垢な狂気、というのは手垢のついたモチーフですが、これは更にもう一段上を行ってると思います。


六弦アリス - 緋のローレライ code;Я - 月影カーニバル ★★★ (2008-08-23 16:06:37)

ありえないわ、これ…。
打ち込みとは思えない…というより、生音使ってるバンドと比べてもヘヴィな音と、ソプラノヴォーカルを伴って疾走するサビはNIGHTWISHやWITHIN TEMPTATIONを思わせるんですが、歌メロはそうしたバンドでは勝負にならない程琴線に触れる。サビ以外のアレンジもキーボードが謎めいたメロディを奏でていたりして、鮮やかでスケールが大きくかつコクもある。この人たち、音源を買うたびに感動と驚きを与えてくれるなぁ…。


六弦アリス - 不思議の国の音哲樂 まやかし篇 - 怪奇探偵社 【偶数】 ★★★ (2014-01-28 00:16:54)

クサメタルの文脈から六弦アリスを追ってきた人ならば、もう「はみ出し者は許さない」の台詞と共に繰り出される、派手なストリングスメロを伴った疾走パートでガッツポーズでしょう(笑)。皮肉の効いた歌詞の世界観を反映した、いつもより平坦気味ながら流麗さも残したヴォーカルも流石の表現力。「怪奇探偵社【偶数】」の台詞の言い方も凄く好き。というか良い声過ぎる(笑)。展開はキャッチーだけど世界観がシアトリカルな名曲。


六弦アリス - 不思議の国の音哲樂 まやかし篇 - 試着室 ★★★ (2014-01-28 00:20:15)

クサメロに於いてはシーンでも…いや他のシーンを合わせてもトップクラスの六弦アリスですが、この曲の頭サビを持って「クサさ瞬間最大風速」を更新してしまったのではないでしょうか(笑)。歌のメロディそれだけで、聴き手を黙らせてしまう程の説得力。変に排他的だったり後ろ向きだったりではなく、主義主張・ポリシーをしっかり反映させつつも、前向きな歌詞も凄く素敵。聴いた瞬間名曲確定、聴き終わって超名曲かそれ以上だと思い知らされるような楽曲。


六弦アリス - 不思議の国の音哲樂 まやかし篇 - 夢のつづき ★★★ (2014-01-28 00:18:41)

このアルバム、例えばシアトリカルで凝った演出の「イデア座の仮面舞踏会」とか、有無を言わさぬキラーチューン「試着室」とか、リードトラックと呼べそうな楽曲は他にありそうなんですが、個人的に一番好きなのはこの曲かもしれません。優しい、包容感のある泣きメロが、イントロでも提示されてたストリングスメロと絡み合いつつ軽快に疾走するサビは、涙腺崩壊という言葉でも生温いです。もはや全身を涙腺にして聴くレベル(笑)。心が洗われる、とはこういう事を言うのでしょう。


六弦アリス - 不思議の国の音哲樂 夢語り篇 -先見- - クロノ・イリュージョン ★★ (2014-01-28 00:13:16)

ごめんなさい、これヴォーカルが入ってきた瞬間吹きました(笑)。SOUND HORIZONが大好きというのは音からも伝わってくるんですけど、Revo氏のヴォーカルのヘボい部分まで完全にコピーしたスタイルなのが面白過ぎる(笑)。ただ男性ヴォーカルが聴けるのは冒頭のみで、以降はいつもの六弦アリスのハイクオリティでシンフォでシアトリカルな幻想音楽ですのでご安心を。個人的には中盤からのちょっと落ち着いたメロディの部分が凄く好きですね。


六弦アリス - 不思議の国の音哲樂 夢語り篇 -先見- - 被検体一号 エドワード ★★★ (2014-01-28 00:13:56)

ジャジーで軽快なリズムに、華やかなブラスやストリングスが乗り絢爛キャッチーに進行していく楽曲ですが、この曲は歌詞の世界観にゾクッと来ましたね…。サビの歌い方なんかは、聴きようによっては多幸感に満ちてるとも自棄になってるとも取れるように聴こえるんですが、この表現力の高さも歌詞の皮肉さに説得力を持たせているように思います。


六弦アリス - 夢想演舞 妖之理 - 花夢月 (2014-01-29 21:25:36)

これは「災禍の瞳」とは逆に、メロディの弄り方がいまひとつに感じた曲ですが…聞き込むうちに原曲とは違う味が出てきて、これはこれで悪くないと思うように。ただ、味が出るほど聴いても原曲のメロディを超えたとは全く思わないですけど…。


六弦アリス - 夢想演舞 妖之理 - 災禍の瞳 ★★★ (2014-01-29 21:28:00)

イントロからどんなおどろおどろしい曲が始まるのかと思いましたが、意外にもサビはどキャッチー。…東方アレンジって、原曲のメロディを弄るのは良いんですけど、原曲よりキャッチネスが減退する事が多くて、なら弄るなよ…と思うことが多々あるんですが、この曲のメロディの弄り方は本当に上手いと思う。完全に六弦アリスのものにしているというか、特に原曲を知らない人でも一発で掴む力があるというか。


六弦アリス - 夢想演舞 妖之理 - 反魂蝶 ★★★ (2014-01-29 21:26:23)

まあ、原曲が原曲だけに、六弦アリスのアレンジ能力で疾走するメタルにしたら、悪い曲が出来るわけがないですね(笑)。サビでの今までにないような、自棄っぱちさすら感じさせる歌唱が非常に印象的。ただ、個人的にはパンキッシュな勢いを出す歌唱なら、コブシ的にメロディを捏ねるよりも、もっとエッジ系の声の作り方で歌って欲しかったかも。Middleislandの紫さんとか、豚乙女のランコさんがロック系の曲でやってるような感じで。


六弦アリス - 夢想演舞 妖之理 - 未来永劫仏恥斬 ★★ (2014-01-29 21:27:03)

「…は?」って思いました(笑)。東方の妖怪の跋扈する幻想的世界観も、六弦アリスが本来持っているゴシックでダークな世界観もどっかに吹っ飛んでしまってるんですが(笑)。まあ面白いし、アルバム随一のヘヴィな音作りは単純にかっこいい。ただ、最初聴いた時は訳分からなくなりましたけど。


六弦アリス - 迷イノ森、夢十夜。-人トシテ- - 時効なき逃亡者 ★★★ (2014-01-28 00:10:06)

この曲、凄く良いですね。生音にも負けない迫力で疾走する、メタリックでシンフォニックな楽曲…まあ早い話彼等の王道であり、彼等のファンが彼等に期待しているであろう楽曲そのものなんですが(笑)、このサビの素晴らしさは…。どキャッチーでクッサクサなんですけど、ヒロイックさとは真逆の陰りのある泣きメロに心臓を捕まれました。余りにもメロディが良過ぎて一瞬息が出来なくなりましたもん(笑)。


六弦アリス - 迷イノ森、夢十夜。-人トシテ- - 背徳日和 ★★★ (2014-01-28 00:11:17)

この曲、六弦アリスの中でも最も「痛い」歌詞なんじゃないかと思います(変な意味じゃなく)。特にラストの、「新しい命が私の代わりに泣いてくれるでしょう」という一節が凄く好き。詞的に綺麗に纏まってるけど、結局何も解決してなくて、主人公の人生が続いてくんだと思うとなんか目頭が熱くなる…。楽曲自体は六弦アリスの王道とも言える、シンフォでクッサクサで耽美な疾走曲ですが、初期Bestでは正直クドさを感じた息漏れの多いファルセットやタメを効かせた歌唱が、ここでは艶かしく楽曲を彩っているのが素晴らしい。ヴォーカルの表現力の成長に合わせた楽曲を作っているということなのかもしれませんね。


六弦アリス - 迷イノ森、夢十夜。-凛トシテ- - ムーンライト症候群 ★★ (2014-01-28 00:06:33)

どこかメルヘンチックな印象のメロディですが、ストリングスメロなどからはぞくぞくするような耽美さも感じられる、シアトリカルな楽曲。ぶっちゃけ「約束」の新録版では「う~ん…」と思った、息漏れの多いファルセットで一曲通して歌うスタイルのヴォーカルも、この曲には凄く上手く嵌まっている感じがします。壊れてしまいそうな儚さが出ているというか。


六合 - 宵闇の残光 ★★ (2009-07-24 19:21:00)

2008年発表の1st。
アートワークや曲名、「プログレや民族音楽などを独自に昇華した」という触れ込みなどからは、
なんとなく五人一首や捜血鬼辺りに近い音楽性なのかな…と、勝手に予想していましたが、
意外にも普遍的なロックの要素が強い作風ですね。確かに、メロデスにも通じるがっつりメタリックな
リフもあるし、プログレ的な幽玄な音使い、民族音楽の影響を感じさせるトライバルなリズムも
取り入れたりしてるんですが、歌メロを前に出した音像、明確なサビを持つ曲構成、しゃくりあげや
ファルセットを多用するナルシスティックなヴォーカルなど、V系に近い部分もかなり多いと思います。
陰陽座とも五人一首とも違う方向性で「和」の世界を描いてるのは確かなんですが、メタル要素、
プログレ要素、民俗音楽要素、V系要素どれも上手く消化されすぎてしまっていて、際立った部分に
欠ける感じもするんですよね。個人的には、もっと歌メロのフックを重視してV系に近いキャッチーな
作風になるか、逆に音像の抽象性を上げて一流のプログレメタルを目指すか、どっちにしろインパクトの
ある方向に進んで欲しい所。音の質は高いと思いますが、一聴で聴き手を引き込むパワーがあると尚良いと思います。


六合 - 宵闇の残光 - 招霊 ★★★ (2009-07-24 19:27:03)

実はこのオープニングがアルバム中一番好きなパート。
作りこまれた音を聴きながら、ゆっくりと「六合」の世界に取り込まれていくのが分かる…この深遠さが全編にもキープされてればもっと良かったなぁ…。


和金 ★★★ (2015-04-09 23:51:06)

言わずと知れた、金魚すくいの主役ともいえる魚ですね。
成長するに従って、小赤→姉金と呼称の変わる、ある意味出世魚でもあります。単価が安かったり、珍しくなかったりで軽視されがちですが、しっかり育てた時の魅力は金魚の中でも抜群なのではないでしょうか。魚らしい迫力が出てきてかっこよくなります。


蜉麟 - Who Ring ★★ (2010-02-23 01:54:00)

2009年発表の1stミニ(イントロ含む6曲入り)。
これまた、ジャパメタ/歌謡メタル界に有望なバンドが出てきましたね。
最近ジャパメタ追っかけるのが楽しくてしょうがないです(笑)。
某HR/HM系CDショップの販促では、X JAPAN辺りのバンドが引き合いに出されて
推薦されていましたが…確かに、歌メロの印象度の高さや叙情性に共通点は見出せるんですが、
どっちかというと演奏にはメタルの疾走感やクサさ以上に、ハードロックのグルーヴ感が
感じられる路線ですね。「Kill the Lie」は本格的にHR/HM化したJanne Da Arcのようだし、
「Queen」はTUBEが時々演るガチガチのハードロックナンバーっぽい雰囲気ですし。
ラストの「In the World」は、SKYWINGSにも通じるクサメタルで、この路線もかなり良い感じ。
歌メロの流れに合わせて、演奏も展開していくポップス的な展開からは、歌謡メタルに
カテゴライズ出来そうですが…私はこの手のメタルって、他によっぽど秀でている部分でも
ない限り、歌メロがつまらなかったら、もう聴けないんですが、このバンドはそこは凄く
しっかりしてますね。どの曲にも若いバンドらしい瑞々しい、キャッチーな歌メロが聴けて大満足。
ヴォーカルもメタリックなハイトーンやV系的な見栄の切り方など、癖の強い歌唱はしない
普通にロックな歌い方で凄く聴きやすい。灰汁の強さはないですが、色気はちゃんとあるのが
良いんですよね。
個人的には、聴いていると中高生の頃、自分だけの特別なバンドを求めて、V系バンドの作品を
買い漁ってた時期がありましたが、ふとその時のことを思い出すような作品でした。
…そういう衝動を満足させられる一枚になっているのでは、と思います。
ヴォーカルが篭もり気味でリズムが前に出すぎ、ギターノイズがジージー耳障りなど、特に
音質面などで改善すべき点はまだ多いのかもしれませんが、将来大化けの可能性を秘めて
いるのではないでしょうか。まあ、言うだけならタダなので、言っておきます(笑)。


蜉麟 - Who Ring - Eternal Passage ★★ (2010-02-23 01:57:24)

なんとなく、更に大サビへと繋がっていきそうなサビメロだと思ったんですが…それを引き取るのが、歌メロではなく、メタリックなリフであるのがポイントでしょうか。この流れ、かっこいいですよね。


蜉麟 - Who Ring - Kill the Lie ★★★ (2010-02-23 01:56:25)

どことなくインディーズ時代のJanne Da Arcを思い出す曲。
…というか、「ICE」と被るんですよね(笑)。こっちの方がよりメタリックですが。ヴォーカルの声も、yasuさんに似てるような…特にハモりで高いパート入れてるときの声が似てる。


蜉蝣 ★★ (2004-12-10 09:01:00)

「発狂系」ともカテゴライズされる、劇的な曲展開と激しさがウリのバンド。
ヴォーカルは独特で駄目な人はとことん駄目だとは思いますが、「迷走本能」の頭のシャウトなんてBURZUNクラスだと思います。
また、ギター担当のユアナさんはメタルが好きらしく、音の随所でそれを感じさせてくれます。ヴィジュアル系に抵抗が無く、メタルやヘヴィロックが好きで、独特のヴォーカルが大丈夫な人にお勧め。


蜉蝣 ★★ (2004-12-14 16:25:00)

>Z400FXさん
おぉっ、蜉蝣好きメタラーがここにも!!
まだまだV系のフィールドの外から見たらマイナーなバンドだと思うので、知っている人がいて嬉しいです。
最近の進化のベクトルは専らヘヴィーな音像を武器に攻め立てる方向みたいですね。
今の蜉蝣もいいけど、「発狂~」の馬鹿馬鹿しさもちょっと恋しい今日この頃…


蜉蝣 ★★ (2005-01-18 17:54:00)

>フールさん
真偽の程は不明ですが、京さんが大佑さんにシャウトの仕方を教えたという噂もああるそうです。
私も大佑さんのシャウトは凄いと思います。「R指定」は以前のものと比べると段違いにカッコ良くなってますね。
>Z400FXさん
2枚同時発売のシングルですね、「白い鴉」だけ聴きました。
正直言って微妙ですね…確かにメロディアスだし歌詞もシリアスになっているんですが、「発狂逆立ち~」くらいの時にあったウィットがどうも薄れてきているようで…カップリングのライブヴァージョンも選曲がいまいち…落首で一番好きじゃない曲が入ってたし(苦笑)。「黒髪のアイツ」は買おうかどうか迷ってます。
…ちょっと辛口過ぎかもしれませんね(汗)。でも、もっと良い曲を作れるバンドだと思うので、つい言いたくなってしまいます。
ライブでもCDと同等かそれ以上のシャウトですか…
私はブラック好きなのでEMPEROR、MAYHEM、DARK FUNERAL辺りのライブ盤は持ってますが、どのバンドも音源以上にカッコイイヴォーカルを聴かせてくれますよ。
V系ではやっぱりDir en greyが頭一つ抜き出てる感じです。
DVDを見ると「明日無き幸福~」なんかでは歌詞をはしょり気味だったりするのが少しマイナスでした(大好きな曲なので軽くショック…)が、「Hydra」のシャウトは上記のブラックバンドにも比肩しようかという壮絶さがあって、このバンドはやっぱり本物だと思い知らされました。ハイトーンとシャウトによって構成される「朔-saku-」も何の危なげも無く歌いきった所からも、京さんの実力の程をまざまざと見せ付けられてしまった感じです。

蜉蝣のシャウトで個人的に鳥肌物だと思うのは、「添い寝ペッサリー」の「DEAD DUCK」の部分ですね。「白い鴉」収録のライブヴァージョンを聴くと分かりやすいですが、「DEAD」が絶叫で、「DUCK」が咆哮というなかなかに器用な事をやっております(笑)もっとも、ライブではこのコーラスは同期で流しているようですが…。
他にも、「迷走本能」の冒頭の絶望シャウトや、「ⅩⅡ DIZZY」の「ディストラクション」の絶叫も凄いと思います。…結構マニアックな意見かも(笑)


蜉蝣 ★★ (2005-02-03 17:23:00)

>Z400FXさん
正直、私も「朔-saku-」はライブでは無理だろう…とか思ってました。
GAUZEの頃のライブDVDを見た時も取り立てて凄いとは思いませんでしたし…
ほんと、一体どれだけの努力をしてきたんでしょうね。
まあ、京さんってそういうものをあまり表に出さなそうですが(笑)
ともかく、ここまで成長するアーティストも珍しいと思います。
…私もDirを語り過ぎかもしれませんね(笑)

ところで、蜉蝣についてですが、「黒髪のアイツ」も先日購入しました。
収録のライブ音源を聞いての感想ですが、「痺れ心」などのシャウト系の曲では、
持ち前の叫びを轟かせてくれていますが、「恋唄」などの基礎歌唱力が要求される
曲では、高音に安定感が無かったりちょっと不安になってしまいます。
加えて、Dirの影響か歌詞の端折りが多いのもちょっと問題ですね…
でも、私はやっぱり彼等の独特のセンスは好きですし、Dirやムックの様に
いつか、徐々にでも、大化けしてくれることを願っています。


蜉蝣 ★★ (2005-05-13 21:33:00)

>いちごだいふくさん
確かに、大佑さんのヴォーカルはある意味正統派と言えるかもしれませんね(笑)
シャウトはかなり激しく出せますし、ファルセットでもあまり声量が減らない所が良いです。
サウンドも、特に「火炙り」「水浸し」まではV系のお手本になりそうなサウンドだと思います。
歌詞は…独特のセンスを発揮する所では発揮し尽くして、真剣な所は徹底して
真剣になって欲しいかな…今は両方が入り混じってしまっている気がします。
…まぁ、単なる一ファンの希望ですけど。


蜉蝣 ★★ (2005-12-17 17:32:00)

(遅レスですが)そうですね!
BIOLOGICAL~も音こそ悪いもののリフなど結構かっこいい所がありますし。
「ⅩⅡ DIZZY」「落首」辺りから更にアンサンブルが良くなってきたと思います。


蜉蝣 ★★ (2005-12-31 17:45:00)

そば入りほうじ茶さんは蜉蝣のコピーもやってるんですか…羨ましいです。
私も一回だけバンドを組んだ事があるんですけど、V系は却下されました(苦笑)
ちなみに、どこのパートだか訊いてもいいですか?私はヴォーカルでした。
なので「このリフかっこいい!!」とか思っても、技術は全く語れません…(笑)


蜉蝣 - ⅩⅡ Dizzy - ⅩⅡ Dizzy ★★★ (2005-09-05 10:07:54)

1st以降初のシングルですが、1stの頃よりも音像が洗練されてきている感じがします。
この曲で凄いのはやっぱりヴォーカル。シャウト満載だし、あの高さでがなるのは結構喉に負担かかりそうですが、かなり気持ちよさげに叫び散らしてます。


蜉蝣 - ⅩⅡ Dizzy - 朽ちた赤心 ★★ (2004-12-10 13:26:42)

サビでは哀愁漂うメロディを聴かせ、かと思えば平坦なリフで疾走するパートもあったりとお得(?)な曲。この平坦リフ、単体ではイマイチですが疾走と合わさるとえらくカッコ良く聴こえます。
ただサビが2回とも同じ歌詞って言うのがちょっと…手抜きっぽいていうか、あまり感情移入できない原因になってる気がする。


蜉蝣 - ⅩⅡ Dizzy - 添い寝ペッサリー ★★ (2005-08-26 03:56:06)

Bメロのリフや軽快なドラムのフレーズにロックを感じる曲。
「DEAD DUCK」のコーラスも2種のシャウトを瞬時に使い分けていてかっこいいです。添い寝しているだけなのに相手が避妊具を付けたという、そんな寒い女いるのかよ(苦笑)的な出来事からインスパイアされた歌詞もまあまあ面白いですが、「足がグラグラ Graduation」の駄洒落は親父ギャグだと思う…


蜉蝣 - Biological Slicer ★★ (2005-05-16 05:22:00)

蜉蝣が初めて世の中に出したCD音源で、4曲入りのEP。
この作品では歌が上擦り気味で、ダークに歌おうとはしているけど声質と全く合っていなかったり
まだまだな感じはしますが、やはり独特なセンスはこの頃から既に萌芽の兆しが見えます。
後に再録される事になる「R指定」「リストカッター」のシャウトや、へヴィさの中に
メロディを盛り込む曲展開、「最期の検査」での「死んだ僕の所へ早く来て…」という、
死による別離を美化する事を拒否する様な身も蓋も無い心情吐露等にその才能の片鱗が見え隠れする作品。
…なんですが、やっぱりチープな感じは否めないので、一番最初に買うアイテムとしては
「発狂逆立ち~」以降の音源をお勧めします。ある程度蜉蝣のCDを集めた上で買うといいかも。


蜉蝣 - Biological Slicer - 最期の検査 (2004-12-10 12:58:58)

心臓病で死にゆく主人公が恋人に宛てた歌。
…普通のバンドがこういうテーマに取り組むと、えてして「感動しろ感動しろ感動しろ」みたいな感動の押し売り的な曲になりがちですが、そこは蜉蝣、一味違います。「♪死んだ僕の所へ早く来て」って…(笑)やっぱりこのバンド、センスあるなあ。
この曲、リフはカッコいいですが音質のせいでちょっとうるさく聴こえてしまうのが惜しいです。あとヴォーカルは正直言ってかなり下手です(笑)まあデビューCDだし仕方ない所もありますが。


蜉蝣 - 火炙りの数え唄 - リストカッター ★★★ (2004-12-10 12:59:18)

「Biological slicer」収録曲のリメイク。
蜉蝣を代表する激しい曲ですが、以前の物と比べると断然歌に個性が出、なおかつ上手くなってるのに驚きます。それにしても衝撃的なタイトルですよね…私が蜉蝣を知ったのはこの曲タイトルを見て「一体どんな曲なんだろう」と興味を持ったのがきっかけでした。その興味を裏切らないだけの力のある曲だと思います。


蜉蝣 - 火炙りの数え唄 - 鬱 ★★★ (2004-12-10 13:26:02)

蜉蝣のなかでは1、2を争うくらい好き。
メロディとシャウトのバランスが良く、諦念、絶望、自己嫌悪といった感情を吐き散らしながら歌うヴォーカル、そしてシリアスな歌詞は鬼気迫るものすら感じさせます。ラストで安易な結末を用意せず「誰も気付いてくれないのですか 僕が独りで泣いてることを」と叫び、リスナーにも絶望を強いる…んですが、こういう人の感情を動かす曲を作れるのは素直に凄いと思います。


蜉蝣 - 過去形真実 - 説教38、5℃ ★★★ (2004-12-10 12:58:10)

シャウトスタイルでメロディをなぞる、テンション高めなヴォーカルが畳み掛ける曲調と相まってめちゃめちゃカッコイイ曲。
これも詞が秀逸で、「腐り切った僕は変わることが出来なくてまだ死んだ目をしているけれど」と自分を悲観ながらも「信じてる事が一つだけあるんだ、苦しみも痛みもいつかは終わる時が来るってコト」と必死で前向きになろうとしてる姿が痛いほど伝わってきます。タイトルは「詞が説教っぽく、熱を込めて語ってたら体温まで上がってしまった」っていう意味らしい…やっぱり変なセンスを持ったバンドです(笑)


蜉蝣 - 革命-voice of Rebirth- - 妄想地下室 ★★ (2004-12-10 22:04:21)

現在の所オムニバスにしか収録されていない、ある意味レアな曲。
ヤバ気なタイトルとは裏腹に、ポップでフックのあるメロディを持った良い曲だと思います。この頃からヴォーカルに個性が出てきた感じですね。


蜉蝣 - 叫び - 鬼畜モラリズム ★★ (2005-08-15 04:25:32)

過去のオムニバスに収録されていた曲のリメイク。
蜉蝣の曲の中でもシャウト度は最高クラスですね。もう叫びまくり(笑)。サビと思しき部分のメロディもがなり声で歌うのを想定して書かれたようなメロで、なかなかにかっこいいです。


蜉蝣 - 叫び - 叫び ★★ (2005-08-15 04:28:56)

狂気的ではない日常的な苦しみを、苦しげながなり声に乗せてメロディアスに歌い上げるというスタイルはこの頃から確立されてきたのかな?配布音源に留めておくのは勿体無い良曲なので中古で見つけたら買うといいかも。カップリングの「鬼畜モラリズム」もアグレッシブで良いですし。


蜉蝣 - 愚弄色 ★★ (2005-08-15 20:47:00)

2005年発表の3rd。
正直言うと「白い鴉」「黒髪のアイツ」の二枚同時発売シングルは、蜉蝣の今までの
リリースの中で最ももやもやが残ってしまい、そのため「絶望にサヨナラ」も買わずに
スルーしてしまい、アルバムも様子見してたんですが、思い切って買ってしまいました。
感想は…蜉蝣の今までのアルバムの中で一番良いです。「蜉蝣」「12 dizzy」辺りから
始まった路線がここにきて漸く結実したんじゃないかと思います。
曲の種類も増え、「裸眼」の儚げで繊細なイメージ、「妄想喰らう屍」のジャジーで
お洒落な雰囲気を聴いて、もはや「Dirや初期黒夢の良質なフォロワー」から脱却し、
独自の世界を展開しているように感じました。どこにこんな引出しをもってたんだって
感じです。もちろん「絶望にサヨナラ」「暁」などの疾走系の爽快な曲も入っていて、
アルバム全体の流れやバランスも良く考えられています。
ヴォーカルも上手くなり、感情表現が更に自然になった感じがします。
元から上手かった高音で苦しげに、切なく訴えかけるようなスタイルは残したまま、
低音の鼻にかかった感じを無くしてセクシーな声にしている辺り、個性をよく研究していると思います。
シャウトも相変わらずキレがあって良いですね。
昔のエログロな蜉蝣も良いけど、今の蜉蝣も躊躇わずに応援したくなった一枚です。


蜉蝣 - 愚弄色 - 循環奇形少女A ★★ (2005-08-15 04:18:26)

「説教38、5℃」なんかもそうですが、蜉蝣って、ヘヴィでもどこか優しさがある曲も出来るんですよね。説教臭さは確かにあるかもしれませんが、押し付けがましさはない諭すような歌詞がストレートに響きます。蜉蝣が今の若者に支持される訳が分かる気がする。


蜉蝣 - 愚弄色 - 仏の性癖 ★★★ (2005-08-15 04:03:30)

打ち込みを多く取り入れ、ヘヴィさを演出する今までにはあまり無かったタイプの曲。ヘヴィネスに身を委ねるも良し、どんな音が入っているか細かく聴くも良しの面白い曲です。歌いだしの声、凄く良いなぁ…