日本人って叙情性の濃いメロディを好むせいか、暗さとキャッチーさを両立させたメロディを書かせたらピカイチな、ゴシック向きな民族だと思ってたんですが、この曲を聴いて更にそれを確信しました。ゴシック好きならば「♪Dream of white hell…」のクワイアが響き渡る個所には恍惚必至。どうして日本のメタルバンドはこういう曲をもっと書かないんだろう…。
どこかで聞いた事があると思ったら…ARCTURUSのDVD「SHIPWRECKED IN OSLO」の「Season of Mist」のレーベルロゴ表示時にこの曲のイントロが使われてますね。 曲自体はクリーントーンのギターの美しいメロディを伴って進行していくもので、ヘヴィではないですが…この泣き声、ヴォーカルの人でしょうか?しかも微妙に可愛い声のような(笑)。ちょっと面白いかも。
「Genocide Operation, Wiping out the Worthless」 まるで彼らによって「無価値」だと判断された人々が、列をなして処刑場に向かわされているかのような陰鬱なメロディ。CLANDESTINE BLAZEの曲の中でも最も暗い曲ではないかと思います。この雰囲気は酔えますね…。