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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6201-6300

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6201-6300

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ALI PROJECT - Aristocracy - Un Tableau Blanc~絵画旅行~ ★★ (2005-12-07 18:43:38)

タイトルの意味は「白い絵画」。
「病める薔薇」とは対照的に、高貴さや気高さといったものはありつつも親しみやすい曲調。どこかあったかいような感じ。特にAメロでフルートがちょっと歌メロをなぞるようなところが凄く好き。


ALI PROJECT - Aristocracy - Sacrifice ★★★ (2005-12-07 18:39:31)

破壊衝動をそのまま芸術へと昇華したかのような曲。
ファルセットを交えた妖しすぎる歌メロ、響き渡る魔女の哄笑、壊れたようなピアノのフレーズなど全てのベクトルが狂気へ向いているかのよう。「月蝕グランギニョル」からポップ性を除いて、狂性を高めていったらこうなりそう。まぁある意味キャッチーですけどね。


ALI PROJECT - Aristocracy - 病める薔薇 ★★★ (2005-12-07 18:35:22)

サビこそバラード的な泣きメロで一聴で良いと思ったものの、そこ以外の難解なメロディやリズムトラックにノイズを配したりといった人を寄せ付けない雰囲気のアレンジに始めは近寄り難い印象を受けましたが、何度も聴くうちに「これは凄い名曲なのでは…」と自分の中で評価が変わっていきました。
取っ付きづらさはちょっとあるかもしれませんが、かなり浸れる楽曲です。


ムック - 鵬翼 ★★ (2005-12-02 16:50:00)

今年発売された、通算5枚目となるフルアルバム。
雑誌のインタビューなどで「常温の音楽」への傾倒を口にしていた事や、パイロットシングルの
作風からも分かるように、今までのような絶望感や寂寥感に満ちたディプレッシブさが減り、
その代わりにちょっとした切なさや感情の機微などを歌う、メランコリックさが際立つ作風の
アルバムに仕上がっています。しかしそれでいて達瑯さんの感情過多なヴォーカリゼーションや
音作りにこだわったドラマティックで妥協の無いアレンジなどムックの長所や特性は
しっかりと引き継がれていて、なかなかの名盤といえる作品だと思います。
「是空」の時は前を向こうとし過ぎで視野狭窄に陥っていた印象を受けましたが、
今作の「つばさ」などは本当の意味で前を向いた曲と言えるのではないでしょうか。
ヴォーカル面では作風の変化のせいか達瑯さんが珍しくファルセットを多用してます。
あまり上手いとは言えない(ファルセットになると声量がいきなり下がる)けれど、
使い所がとても上手く、これが作品の情感を更に強める要素の一つになっていますね。
特に「赤線」のラスト手前での僅かに擦れたそれは、歌詞とも相まって泣きそうになってしまうんですよね…
また、抑鬱された世界の中にあってもそれを否定せずに受け入れ、前に進んで行こうとする
力強さが感じられる「輝く世界」や、リストカットにより自殺した人たちへの鎮魂歌とも
とれる「赤線」など、今までのようなディープな主題を取り扱った楽曲もしっかり存在するのが
やはり嬉しい所。特に「赤線」はテーマ的に説教臭くなりがちな所をそうはならず、
ただ絶望を振り撒くだけではなく、温かさも感じさせるという離れ業を簡単にやってのけ
やはり優れたバンドであることを再び証明したように思います。もう信者です(笑)
ただ唯一の欠点は今までの作品と比べて音質が悪い所。
シングル曲のミックスでさえマスターボリュームが低くなってるように感じるんですが…。
ちなみに初回盤はDVD付きとボーナスCD付きの2種類が発売されています。
私は流石に両方は買えませんでしたが(信者失格?)、「遮断」はムックでも有数のカッコイイ
リフを持ったかなりの名曲ですし、「最終列車」のフォークアレンジも原曲のメロディが
素晴らしいだけに物凄くハマってます。個人的には両方買えないならボーナスCD付きがお勧めです。


ムック - 鵬翼 - 昔子供だった人達へ ★★ (2005-11-28 12:50:25)

ロマンスのような一時の感情の昂ぶりではなく、本当の意味での普遍性を持った名曲ではないでしょうか。学生の私としては(といってもこの曲のような無邪気な時期はとうに過ぎてますが)、これを聴くと今をもっと大切にしなくちゃいけないな、って死ぬほど思います。
歌詞だけ読んだら絶対明るめの「溺れる魚」系フォークだろうなぁ、と思ってたら、意外にもがっつりしたバンドサウンドでした。


ムック - 鵬翼 - 遮断 ★★★ (2005-11-28 12:45:05)

これも限定盤ボーナスディスクに収録。
叩きつけるような激しさを持った曲で、イントロや歌のバッキングに使われている、もはや「邪悪」と表現してもいいくらいダークなメロディのリフにうっとりしていると、サビは音が広がりなかなかにメロディアスな展開に。こんなドラマティックでかっこいい曲が初回盤だけなんて勿体無さ過ぎ。「モンスター」あたりと並べて本編に入れちゃえば良かったのにな。


ムック - 鵬翼 - こもれび ★★ (2005-11-28 12:40:56)

ムックにしては、何の衒いもないロックチューン。
でも感情表現に長けたヴォーカルや、相変わらずかっこいいアレンジセンスなど彼ららしさはしっかり残っていて、それが耳に心地良く仕上がっています。
「雨のオーケストラ」の後にこの曲が続く構成だからなのか、作詞者は違うのにもかかわらず何故かこの曲が「雨~」のアンサーソングに思えてしまいます。この2曲の流れはとても綺麗。


ムック - 鵬翼 - サル ★★★ (2005-11-26 23:01:51)

今作のテーマは「常温の音楽」らしいですが、やっぱりこういうムック印(笑)の悲壮感漂う、シニカルな曲には惹き付けられてしまいます。
サビのヴォーカルに対して合いの手的に入るギターのフレーズがとてもかっこいい。歌詞の切れ味は流石ミヤ氏といった具合で、「順応するしか脳がねえ 悲しいサルの群れ」等という皮肉な表現は相変わらず上手いです。


ムック - 鵬翼 - 優しい記憶 ★★ (2005-11-26 22:56:22)

どこか「未完の絵画」を思わせるバラード。
でも「未完」のような悲壮感や絶望感といったものはここではなりを潜め、この曲にはほろりとくるような切なさといったものを感じます。歌詞も「ストーブ」「花火」といった生活感を帯びた単語が上手く使われていて、感情移入してしまうんですよね…。


ムック - 鵬翼 - モンスター ★★ (2005-11-26 22:52:20)

音も詞も、まるで厭世の権化であるかのようなへヴィーな曲。
でも個人的には、「死して塊」なんかもそうなんですが、ここまで厭世的だとどうも作為性を感じてしまう部分がなきにしもあらず。曲自体はかなりかっこいいんですけどね。特に音色からしてぶっ壊れた感じのするギターソロは必聴です。


ムック - 鵬翼 - つばさ ★★★ (2005-11-26 22:49:46)

卒業式に歌えそうな感じの優しいメロディと希望の見える歌詞を持った、今までは絶対にアルバムの締めにはしなかったであろうタイプの曲。でも、ラストのコーラスで盛り上げてからギターを重ねたエンディングパートへと移行していく展開でアルバムの世界を閉じる部分は、どこか切なくそれでいて暖かな気分になります。やっぱり締めに相応しい曲。
こういう曲を作るようになったって事は、「翼を下さい」と歌ってたムックが自分の「つばさ」に気付いた、って事なのかな。


ムック - 鵬翼 - 1R ★★ (2005-11-25 14:37:12)

読み方は「ワンルーム」かな?
「九日」以来となる女言葉の歌詞がポイントでしょうか。とても懐かしい感じのするメロディの曲です。この曲の、がならずに感情を込めた歌い方がとても沁みる。特にサビのラスト直前(「私を」のところ)の伸ばし方が最高に良いです。


ムック - 鵬翼 - 輝く世界 ★★ (2005-11-25 14:33:57)

今まで一曲目はインストでしたが、今回は歌入り。
でもいきなり激しくならず、ゆっくり離陸していく感じが良いですね。これがあるお蔭で「サル」「赤線」「最終列車」の流れが際立ってる。
タイトルとは真逆の歌詞の世界観も好き。「仕方がない」という単語を全く異なる文脈で使っていて、深いです…。


ALI PROJECT - Noblerot - Halation ★★★ (2005-11-25 14:27:03)

Aメロなどで聴かれるキュートな歌いまわしと、サビの魔女のような歌い方のギャップが面白い曲。サビは先住民の呪いが降りかかってきそうなコーラスまで入っててとても雰囲気でてます。
ただ、一回目のサビが終わった後の「ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ」て音はちょっと…なんか力が抜ける(笑)


ALI PROJECT - Aristocracy - 少女貴族 ★★★ (2005-11-25 14:21:46)

これ、そこらへんの過激をウリにしているバンドの曲よりもよっぽどロックしている曲なのではないでしょうか。過激さのベクトルにすらオリジナリティがあって非常にポリシーを感じられる曲。
でも、この歌詞が普通に共感できる自分は結構やばいかもしれない(笑)
「恥を知らぬ奴は葬れ」…かっこよすぎ。


ムック - 鵬翼 - 蜘蛛 ★★★ (2005-11-23 08:36:31)

アルバム中、一聴して最も印象に残ったのがこれ。
歌詞はメンバー間の絆についてのものでしょうか。そういう詞がついているだけあって、ギターの叙情メロディ、変則的なパートとファストパートが噛みあいドラマティックな展開を見せるリズム、歌うようにメロディを紡ぐベースと全てのパートが聴き所でとてもかっこいい。まぁムックはどの曲も全てのパートに妥協が無いんですけど、この曲は特に素晴らしいです。


ムック - 鵬翼 - 最終列車 -70's Ver.- ★★★ (2005-11-23 06:13:18)

限定盤ボーナスディスクに収録。タイトル通り最終列車フォーク版です。初めて聴いた時はあまりの哀愁漂いっぷりに笑いそうになってしまいました。やはりメロディ的にこういうアレンジはハマります。
この曲のヴォーカルをもっともらしく(笑)評すると、子音の装飾的な使い方が非常に上手い…って感じかな。発音のしかたすらかっこいいです。達瑯さんは個人的に神と崇めるヴォーカリストのうちの一人ですね。


ムック - 鵬翼 - 赤線 ★★★ (2005-11-23 06:07:05)

詞も、メロディもムックらしい切れ味が堪能出来る曲。
普通なら「自殺はいけませんよ」的な、おざなりな詞になってしまいそうなんですが、この曲で歌われる詞は「さよならやっとやすらげたんだね/今はただ静かに眠って」…攻撃的な曲調(特にVo)ながら、なんて優しく、大きく、心に沁みるんでしょう。やっぱりそこらのバンドとはモノが違います。ただラストの一行は東京在住の私としては賛同しかねるかも(笑)
ちなみに途中の語りは、DAMで調べてきた所によると、「周りを見渡しても誰もいない。自分の世界ばかりが膨らんでゆく。理想の自分は想像の中でばかり幸せで、やがて区別なんて出来なくなって、今日もまた赤い線を引いた」みたいです。


FUNERAL MIST - Salvation - Across the Qliphoth ★★ (2005-11-22 21:33:35)

この曲の、一瞬のブレイクにヴォーカルの邪悪なフレーズが挟まり、雪崩れ込む展開はかっこよすぎ。特に「Through the crust,penetrate」のところは一緒に叫びたくなります(笑)途中異様に潰れたうめき声も出てきてヤバい雰囲気。
しかし、FUNERAL MISTは歌詞の世界観も良い感じですね。神とユダが一つになった…とあったので、どうなるのかと思ったら最後はまとめて磔に。容赦無いなぁ。


FUNERAL MIST - Devilry - Realm of Shades ★★ (2005-11-22 21:32:21)

タイトル通り、「Realm Of Plagues」の原曲。
歌詞や展開はほぼ一緒ですが、Plaguesの方ではぅグおオォオォオ゛ォォォ!!!!みたいに叫んでた部分が笑い声になってたり、違う部分もあって聴く価値ありな1曲。Plaguesの方が好きだけど、ラストのうめき声はこっちの方がいいかも。


DARK FUNERAL ★★ (2005-11-17 20:02:00)

新作の日本盤「OPEN THE GATE」の再録が入るみたいですね。
あの曲ライブ盤聴いて一発で気に入ってしまったので、すごく楽しみです。


THE 3RD AND THE MORTAL - Memoirs - Fools Like Us ★★★ (2005-11-17 19:51:14)

殆どインストと言っても良い曲で、ジャジーなリズムにこういう妖しげな音が乗ると、癒されすぎて死にそう(笑)。冒頭部分に拍手っぽい音も入ってるし、アングラな劇場っぽい、暗いんだけどどこか上品な雰囲気。ジャズ・エイジのもぐり酒場でまどろんでるみたい。


THE 3RD AND THE MORTAL - Memoirs ★★★ (2005-11-17 19:47:00)

多数のセッションメンバーと共に制作した、2002年発表の4th。

「PROJECT BLUEBOOK」を先に聴いていたので、特に意外だとは思いませんでしたが、もうこの時点でほぼメタルから脱却し、心地良いリズムの繰り返し&キーボード等の幽玄な音色というスタイルに変わっています。どっちかというとMASSIVE ATTACKとか4th、5thの頃のULVER辺りに近いかもしれません。スクラッチの音なども入っていて今までとはかなり違う感じがしますが、やっぱり根底に流れるメランコリックさは今までの作品とどこか共通していて、ダークな物が好きであれば聴いていて癒されます。

ちなみにAnne-Maryは前作で脱退してしまったようです。
The 3rd And The Mortalというとゴシックメタルに女性ヴォーカルを導入した事で先駆者としての扱いを受けているバンドと聴きましたが、今回はナレーションが主とは言えなんと男性ヴォーカルも取り入れています。でも、この男声の語りがまた不可解な雰囲気をより強めていて、リスナーを世界に引き込む一因ともなっているようにも思います。女性のほうはおそらく「PROJECT BLUEBOOK」でも活躍したKirsti Hukeが担当してます。前任の二人と比べると、音に合わせたようなちょっとそっけない歌い方。でも、時々引き伸ばすようなくどめのビブラートをかける箇所などもあって上手いです。「PROJECT BLUEBOOK」でMCも聴けますが、彼女の喋りを聴くと声質が良い事が良く分かります。

メタルとは離れてしまったんですが、私個人としてはこの作品が一番心地良く聴けました。(まだ3rdは未聴ですが…)時間の流れを忘れてぼーっと聴き浸っていると癒されるので、ダークな物が大丈夫な方は憂鬱の処方箋として手元に置いておく事をお勧めします。


FUNERAL MIST - Salvation - In Manus Tuas ★★★ (2005-11-15 19:19:02)

タイトルは「汝の御手に」の意。私的には「Realm Of Plagues」とこれがアルバム・ペストヴォーカルパフォーマンス賞ですね。
特に血管が切れそうな声で繰り返される「Tibi soli peccavi/et malum coram te feci(唯一の貴方に罪を犯し、悪を貴方の前にて行いました)」は、内容だけ聴くと懺悔みたいなのに、明らかに懺悔を聴く神父を殺そうとするかのような殺意が篭もってるんですが…(笑)
ちなみに、12分くらいありますが後半はSEっぽいインストです。


ALI PROJECT - Noblerot - LABYRINTH (2005-11-12 09:38:12)

アルバム中、ある意味最も衝撃だったのがこの曲かも。
「愛と誠」や「赤と黒」などとは比べ物にならない程にポップ。ZARDあたりがカヴァーしても全く違和感なさそうな曲。さっきまで禁断の愛を歌い上げてたユニットとは、とても思えません(笑)


ALI PROJECT - Noblerot - Rose Moon ★★ (2005-11-12 09:35:04)

「奪いたい あなたを/微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから」…この詞はもう分かりすぎて嫌になるくらいに良く分かる…この人は文学性に優れた詞だけでなく、心の機微を描く力量にも素晴らしいものがありますね。歌詞を先に読んでたので、もうイントロだけで涙腺がヤバかった(笑)


ALI PROJECT - Noblerot - 堕落論 ★★ (2005-11-12 09:30:56)

とてもポップな曲ですが、「アイノコトバ」をわざわざカタカナ表記にした理由が分かった時ははっとさせられた…それにしても、この曲の歌声はほんとに夢見る乙女っぽいですね。


ALI PROJECT - Noblerot - 月光夜 ★★★ (2005-11-12 09:28:12)

サンプリングやキーボードの音は冷厳な雰囲気を醸し出していますが、歌やメロディのせいか同時に包み込むような、優しく暖かい雰囲気も感じさせる、深みのある名曲。歌詞も、読んでるだけで泣きそうになるくらいに良いです。


ALI PROJECT - Noblerot - LOST CHILD ★★ (2005-11-12 09:25:06)

最初は音作りの妙が理解出来ず「?」でしたが、サビ辺りで吸い込まれました。アコーディオンの音色なども入っているのに、全く牧歌的な感じがしなくて面白い曲です。最近のThe 3rd And The Mortalなんかが好きな人が聴いても結構ハマリそう。


ALI PROJECT - Noblerot - ナルシス・ノワール ★★★ (2005-11-10 22:47:51)

私の友人もそうなんですが、ゴスロリとや○い好きって何か因果関係があるんでしょうか(笑)。…まぁそんな感じの、倒錯した歌詞です。曲の方は、一応バラードに入るのでしょうが、悲劇的なメロディで一本の糸が張り詰めたような緊張感があって、一度聴いただけでで気に入ってしまいました。
詞の世界はかなり好みが分かれそうですが、メロディは全ての人の頭の中に響かせてみたい位良いです。素晴らしい。


ALI PROJECT - Dilettante ★★ (2005-11-10 22:38:00)

今年発表されたフルアルバム。
12月にはアルバム「神々の黄昏」の発売が控えているらしいですが…
こんな完成度の高いアルバムを発表した年にもう一枚とか良いんでしょうか(笑)?嬉しいけど。
しかし、このアーティストがつまらない曲を作るのって想像できないです。
前作にあたるのは「EROTIC & HERETIC」でしょうか?
まだ「E & H」、「Noblerot」しか持っていませんが、少しポップになったと思います。
ちょっと前に出た「禁じられた遊び」は結構売れたらしいので、その影響もあるのかも。
「夢魔の夜~」や「Schism」のような曲が入っていないのは少し淋しいですが、「愛と誠」
「昭和恋々幻燈館」のようなポップな曲も素晴らしいのでやっぱり良い作品です。
「人生美味礼賛」「北京LOVERS」のようなおどろおどろしい雰囲気の曲もありますが、
「夢魔の夜~」等と比べると、その怖さがより分かりやすい形で示されていると思います。
アリカさんの歌唱は…今回ちょっとアニメ声っぽいところが…。
素が上手いだけに、少しくどく感じてしまう所も。ただ、狂態と嬌態を行き来したり、
妖しく優雅に高音域で歌い上げたり、その表現力には少しの翳りも見えませんが。
調べてみると魔女の宅急便のヴォーカルアルバムに参加したり、童話を書いたりと多彩な
活動もしているようですし、日本の音楽業界がかしずくべき才媛であると思います。
まとめると、この作品もまた名盤といえるのではないでしょうか。
個人的にはやっぱり「E & H」(あっちは神盤だと思う)の方が好きなんですが、
「昭和恋々幻燈館」のような向こうでは味わえない曲もあるので買って損は無いです。
パチンコやお酒にお金を浪費する位なら、このアルバムを買い浸りなさい。命令です(笑)。


ALI PROJECT - 禁じられた遊び - 禁じられた遊び ★★★ (2005-11-08 18:21:59)

サビのメロディは一回聴いただけで大体頭に残ってしまうほど鮮烈なものですが、そこに乗るヴォーカルはひとフレーズごとに狂気を増していくかのよう。「あなたが憎らしい」の所なんて笑いながら人刺しそうなヤバさを感じてしまいます。
ちなみに、この曲も「聖少女領域」同様、深夜アニメ・ローゼンメイデンの主題歌で使われたようですが、大丈夫でしょうか?子供が間違ってテレビ付けた時こんな曲が流れたらビビるのでは(笑)深夜だし…。どういう映像と共に使われたのか、ちょっと見てみたかったな。


ALI PROJECT - 禁じられた遊び - あたしがアリスだった頃 ★★ (2005-11-08 18:16:33)

確かアリカさんは童話を書いて出版したこともあるんですよね…そんな彼女の感性が活かされた逸品でございます。歌詞の暗黒童話みたいな、意味深な雰囲気が凄く好き。この歌詞の下の、目が虚ろなアリカさんの写真が怖くも素敵です。


ALI PROJECT - Dilettante - ディレッタントの秘かな愉しみ ★★★ (2005-11-08 18:13:10)

サビのハイトーン、ファルセットながら何処までも上昇してゆくメロディが凄いですね…心をきりきりと締め付けられているかのような感じ。聴くだけなら良いけど、普通の人なら口ずさむだけで頭痛くなりそう(笑)


ALI PROJECT - Dilettante - 昭和恋々幻燈館 ★★★ (2005-11-08 18:09:20)

キュートだけど、どこかほろりとくる世界観を持った曲。
他の曲って可愛らしく歌ってても、明らかに裏に黒い笑いが見えそうな曲が多いですが、この曲は普通に可愛いです。特に「♪文学の香り」の歌い方は要注目(笑)こういう世界なら、私も昭和に生まれ変わってみたいかも。
それにしても、この曲のオルガンは本当に最高中の最高…


ALI PROJECT - Dilettante - 人生美味礼讃 (2005-11-08 18:05:40)

この曲のAメロ、やけに可愛らしいような…なんかアリカさんが不二家のペコちゃんの表情でナイフとフォークを持って愉快な振り付けしながら歌ってる姿が浮かんでくる(笑)
しかしBメロからは緊張感を増し、ラストのサビのアカペラ部分なんて迫力ありすぎで怖くなる程。ユニークな曲です。


ALI PROJECT - Dilettante - 愛と誠 ★★ (2005-11-07 17:20:35)

シングルになりそうな路線の曲ですが、実際のシングル曲と比べるとちょっと毒は控えめで聴きやすいかもしれません。応援歌らしくメロディが勇壮でテンポも良いので、体育祭で流しても大丈夫…じゃないかな、やっぱ。


ALI PROJECT - Dilettante - 鎮魂頌 ★★★ (2005-11-07 17:17:07)

タイトルこそ「鎮魂頌」ですが、この曲のサビは、魂が鎮まるどころか「魂が震える歌」だと思います。このメロディにこの歌声で、あにドラマティックにならざらんや、といった感じ。ピアノも単なるバッキングでなく、印象に残るメロディを歌の合間に入れてきて良い雰囲気。


ALI PROJECT - Dilettante - 北京LOVERS ★★★ (2005-11-07 17:12:52)

タイトルからは、中国で起こったちょっとロマンティックな悲恋、みたいなライトなものを想像してましたが…全然違いました。
最初は可愛く歌ってるなぁ、と思っていたら、いきなりドスの聴いた声になりそのままサビへ突入!!勇壮な男声コーラスを従え嬌声と威厳のある声を行ったり来たりするヴォーカルはかなり悪魔的。肌が粟立つような感覚を覚える程にかっこいいです。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - White Noise Monster ★★ (2005-11-04 22:07:08)

このイントロの一筋縄では行かないというか、いかにも何か出てきそうな感じの一癖ある雰囲気、良いですね~。途中ドラムのフィルからキャッチーになるかと思わせといてそうでもない展開もやっぱり癖があって好き。
でも、みんなで「フォー!!」とか言ってるんですけど…今回のARCTURUSは何だか楽しそう。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - Hufsa ★★★ (2005-11-04 22:06:51)

1st以来と思われる、久しぶりの母国語チューン。
Simenのヴォーカルも他の曲より心持ち低めで、威厳がある感じなので特にこの曲でのパフォーマンスは気に入っています。ラストのギターソロはアルバムの締めに相応しいかっこよさ。


ALI PROJECT - コッペリアの柩 - Apres Le Noir ★★ (2005-11-04 16:02:19)

アコギとピアノをメインに、管楽器を少し加えただけのシンプルな演奏をバックに歌い上げるバラード。サビ部分の、語尾は殆ど吐息の様になってしまう、呼気を多く含む繊細な歌い方は名唱の域に入っていると思います。


ALI PROJECT - Aristocracy - コッペリアの柩 ★★ (2005-11-04 15:59:12)

打ち込みの機械的な音色が、何故か私の中ではストリングスやヴォーカルの高貴な響きと融け合わず、確かにキャッチーなのになんだか妙な雰囲気を感じてしまいます。
私の持っているシングルのジャケはアニメタッチの女性がこちらに向けて銃を構えているという物なんですが、それからは全く想像の付かない音。


ARCTURUS ★★ (2005-11-04 00:34:00)

>sisさん
なるほど~。3rdではドラムの音が大きすぎると感じる方もいるんですね。
私は3rdの音質は凄く好きなんですが、1stではsisさんと同じ様に思いました。
あのアルバムはキーを1、3倍、ドラムを0、7倍くらいにしたら丁度良さそうです。
しかし、MDにJ-POPと一緒に入れてるんですが、ARCTURUSの所だけ音量を
上げなくてはいけないのが悲しい…メタルなのに~。
しかし、確かに1曲だけ選ぶのが難しいアルバムですよね。
私なら「EVACUATION CODE DECIPHERED」かなぁ。一月後には変わってるかも。
それと、今回は曲名が覚えにくいかも(苦笑)
いまだに歌詞カード見ないと曲名が分からない…


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - Shipwrecked Frontier Pioneer (2005-11-04 00:28:10)

何かこの曲は他の曲と比べて一段と音圧が無い気が…しかもラストに遭難した宇宙船からの最後の通信が途絶えたみたいなノイズが入ってるし。意図的なのかなぁ…ぶっちゃけ無い方が良いかも。曲そのものはULVER1stの3曲目に匹敵するピアノソロが聴けて良い感じなので惜し過ぎる…。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - Deamon Painter ★★ (2005-11-04 00:23:52)

緩やかに展開していく曲調のせいか、この曲を聴くと上下左右の概念が消失した宇宙空間をあてもなく彷徨ってるみたいな感じになります。こういう音空間の中で聴くと、荘厳なはずのチャーチオルガンもまるで自分に照射される宇宙線のように思えてくるから面白いです。


Moi dix Mois - Nocturnal Opera - Vizard (2005-11-01 23:34:38)

「Wail on desolate gale」って…まんまDISSECTIONの「SOULREAPER」と同じ歌詞じゃないですか(笑)一応、ohがonに代わってますが…全然曲調は違うのですけど、なんかルーツが垣間見れて微笑ましいです。あとはデス声がもっと悲痛さを出せれば良かったな。


浜崎 あゆみ - MY STORY - Game (original mix) ★★★ (2005-11-01 23:29:48)

4th以降の彼女の曲はあまり聴いていませんでしたが、この間妹が聴いているのを横から聴いて「今でもちゃんとかっこいい曲やってるんだなぁ」と思いました。メロディ・アレンジともにかっこいいです。


ULVER - Silence Teaches You How to Sing Ep ★★ (2005-11-01 23:13:00)

「SILENCING THE SINGING」と対を成すEP。2001年発表作品。
あちらは3000枚限定だったのに対し、こちらは2000枚限定。

「SINENCING THE SINGING」はミニマルな曲が3曲入っているというスタイルのEPでしたが、こちらは様々に音像を変化させていく、24分もの大作が一曲のみ収録されています。最初は幽霊の出る廃墟にレコーダーを置いて夜中にそれを稼動させ、録音したようなノイズで始まり、音飛びのようなノイズがリズムを刻む中ピアノが淋しげに鳴り響いたり、Garmのヴォーカルが亡霊の如く妖しく仄めいたりといった展開を見せます。基本的にノイズ中心の音楽ですね。

でも、ノイズ系なんて聴けないと思ってましたが、そんな私にさえ24分間聴かせてしまう音作りのセンスはやはり素晴らしいです。そして、ラストはまるで父が娘を寝かしつけるかのような、穏やかなGarmのヴォーカルで幕を閉じます。何て優しく、包容力のある声なんでしょうか…ほんと、ホッとします…

ちなみに、この作品と「SILENCING THE SINGING」の2枚をコンパイルし一つに纏めた「TEACHING IN SILENCE」というアルバムも発表されているので、買い逃した方もご安心下さい。


ALI PROJECT - 月蝕グランギニョル - 未來のイヴ ★★★ (2005-10-31 16:50:45)

「解剖学的」とかいて「アナトミック」ですか…「月蝕~」の「死と生」を「タナトスとエロス」と読ませたり、やはり言葉の使い方のセンスは非凡です。
曲の方は、いきなりAメロの途中からベースラインも歌メロも妖しくなる部分からテンション上がります。サビでもファルセットまで行かないきゃいきゃいした声質を交ぜてアクセントを付けるヴォーカリゼーションで、他の有象無象を寄せ付けない素晴らしい歌い手である事をまたしても証明。…ほんとカップリングとは思えないかっこよさです。このシングルは買うべき。


ALI PROJECT - 月蝕グランギニョル - 月蝕グランギニョル ★★★ (2005-10-31 16:43:03)

タイトルにもなっている「グランギニョル」はモンマルトルの猟奇専門の劇場との事ですが、メロディはフランスの他に微妙に中国混じってるような…?
カラオケファン的に言わせて貰えば(笑)、こういうアップダウンが激しく譜割りの細かいメロってばっちり決まると気持ち良いんですよね~。きっと歌ってるときは楽しかったに違いない。


ALI PROJECT - 聖少女領域 - S嬢の秘めやかな悔恨 ★★ (2005-10-30 09:47:38)

この小説的なタイトルセンス、素晴らしいですね。
弦楽カルテットを従えて優雅に、ゆったりと展開する曲で、タイトル曲が即効性の毒だとしたらこちらは遅効性の毒。一気に世界に引き込んでいくというより、何回か聴くうちに世界に取り込まれてしまう感じの曲です。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - schism ★★★ (2005-10-29 18:10:54)

幽玄かつ官能的なイメージの曲。
語義が矛盾してるかもしれませんが、理性が利いてるのに狂ってしまっているような感覚を覚えます。雰囲気に身を任せてもいいけど、バックの音にどんな音色が使われているか細かく聴くのもなかなか楽しいかも。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Arabesque Romanesque ★★★ (2005-10-29 16:24:30)

クラシカルなインストですが、大抵のクラシック曲よりもコンパクトで聴きやすいのに、ダイレクトに心に響くかのような音…あまりに没入して聴いてたので、最初は2分くらいの曲だと思ってました。
ハイソな感じのドラマで、舞踏会のシーンか何かに使ったら映えそうだと思います。これを聴けば、歯医者へと通う自転車でも舞踏会へ急ぐ貴族になった気分で移動できるかも?


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Nostalgia ★★★ (2005-10-29 16:15:40)

これを目覚ましにかけたら、一日を優雅な気分で過ごせそう…いや、むしろ2度寝しちゃうかも。しかしアルバムのラストだというのに、二度と日常に戻りたくなくなるくらいに魅惑的で、心地良い世界観。ある意味、危険な曲といえますね(笑)


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 時の森のソワレ ★★★ (2005-10-29 16:12:20)

糸車を回して紡ぎあげるかのような歌メロと、印象的なメロディを耽美な音色で奏でるシンセが絡むサビはありえないくらいに叙情的。挿入されるアコギソロも素晴らしすぎ。これは文句の付け所のない超名曲でしょう。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - Lolita in the garret ★★ (2005-10-29 16:06:23)

タイトルは「屋根裏のロリータ」と結構きてる感じですが、そういう世界観から隔絶した人…例えば大工のおっさんとかが聴いたとしても、きっとメロメロになってしまうくらいに美しい曲です。ゆったり流れる川をぼーっと眺めながら聴きたい感じ。
それにしても、「どこにいても あなたの視線でなぞってるの」という部分は、自分にも思い当たる節がありすぎで苦笑が漏れてくる(笑)その前の「地下鉄 美術館」はmetro de le musee(メトロ・ド・ル・ミュゼ)と歌ってますね。流して聴いてたら何かと思った。


D'espairsRay - Born - Quarter Void ★★★ (2005-10-29 01:39:34)

構成の良さとヴォーカルのヒステリックさがとてもかっこいい曲。
シャウト部分もかなりの物ですが、メロディアスなサビでさえヒステリックさをキープしてる歌いっぷりが特に好き。「Hardship over」の部分、そうは聞こえないんですが(笑)


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 遊月恋歌 ★★★ (2005-10-29 01:29:23)

かなりの高音を優雅に、さらっと歌い上げるサビのヴォーカルが素晴らしい曲。まるで白鳥が人間に化身して最期の歌を歌ってるかのよう。この声でこのメロディを歌われると、あまりの綺麗さについ溜息が漏れてしまいます。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 夢魔の夜、あなたを迎える者がある ★★★ (2005-10-29 01:24:59)

「夢魔に堕ちよ」「夢魔に耽よ」のスポークンパートから妖しげなサンプリング(多分)が入り、キーボードとストリングスで盛り上げていくパートは非常にスリリングでゾクゾクします。これ、ゴシックメタラーにはかなりツボなんじゃないでしょうか。ラストの駆け上がるようなメロディでも抜群の歌唱力を見せ付けてくれます。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 赤と黒(Album Version) ★★★ (2005-10-29 01:18:51)

アルバム初聴き時、この曲だけで3回は鳥肌立った…
曲調的には「聖少女領域」同様、ダンサブルでシンフォニックなものですが、向こうよりもちょっとすっきりしてる感じ。サビは低めの声で歌ってますが、かなり色気のある声でほんと痺れます。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 熱帯性植物園 ★★ (2005-10-29 01:15:01)

確かにこのタイトルセンスは素晴らしい物があります。
曲や詞も元から良いんですが、このタイトルによって更に想像が掻き立てられ、思い入れも深くなってしまう感じ。それにしても、「ルビーの蛇」って…数ある寓意的表現の中でも、ここまで上手いのはなかなか無いかと思います。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - EROTIC & HERETIC ★★★ (2005-10-29 01:12:04)

某disk hell風にレビューするなら…
ヴォーカル録り中に録音ブースを覗いたら、ナイフを投げつけられそのまま失明させられてしまうかのような危うげなヴォーカルが見事です。GREAT!!オススメ!!って感じかな?とにかくヴォーカルのシアトリカルさが光る曲。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - Hibernation Sickness Complete ★★ (2005-10-28 22:09:26)

Sverdのピアノソロからすぐに入ってくるSimenの深みのある歌声に、安心された方も多いのではないでしょうか。特に「closer」のところのファルセットへの流し方がすっごく綺麗。しかしARCTURUSの曲ってハモりがいいですよね。是非魅了されちゃってください。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies - Evacuation Code Deciphered ★★★ (2005-10-28 22:08:08)

「チャンネルを変えてくれ、俺はまた退屈している」と面白い出だしの歌詞ですが、それにより表現される歌メロはかなり流麗。チェンバロ風のキーボードも良いです…が、何故か途中みんなで笑うパートがあってなかなか面白い。特にSimenだと思いますが、「オーホホ、オーホッホ」とか高笑いしててめっちゃ受ける(笑)


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC - 戦争と平和 ★★★ (2005-10-28 21:48:51)

ブラックのトレモロリフフェチな私としては、この曲の細かく音程がアップダウンするサビの歌メロには抗い難い魅力を感じます。その複雑なメロでも表現力を失わないヴォーカルの力量もさすが。しかもアレンジもとてもドラマティックとくれば…リピート必至の超名曲です。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC ★★ (2005-10-28 16:39:00)

シングルがあまりにも良かったので、一日もしない内にアルバムを買ってしまった(笑)
…私は余りにも素晴らしいと思えるアルバムに出会ったときって、音楽が自由に聴ける環境に
生まれて、音楽を好きになって、そのアーティストと出会えたことなどに心から感謝したくなる
人なんですが、正にこのアルバムは久しぶりにそんな感覚を覚えさせてくれる作品でした。
このアルバムは、「名盤」どころか「神盤」だと思います。
どうしてこれがJ-POPシーンで話題にならないのか不思議なんですが…宣伝の問題?
曲調はシアトリカルなものから、ダンサブルな打ち込みや泣きそうになるメロディで
聞かせるものまで、結構バラエティに富んでます。アルバム中ほどはミディアムテンポが
続きますが、弦楽カルテットやキーボードを多用した優美なアレンジ、音楽史に残る名曲群すら
凌駕するような美しい歌メロ、そして宝野アリカさんの歌声によって作り出される世界観には
私たちリスナーはただ息を呑み固まり、鳥肌を立て、溜息をつきじっと耳を傾ける以外には
成す術がなくなってしまいます。酔い痴れているうちに一曲が終わり、二曲が終わり…
いつのまにか50分が経過してました。
もし住んでいる所が四畳半のアパートだとしても、これをかければ深窓の令嬢か荊の館に住む
お姫様にでもなった気分になる事請け合いです(笑)勿論、そこまではまりこみたくない人が
俯瞰して聴いてもちゃんとかっこいい音楽なので、安心して聴いてください(笑)。
詞はちょっとマリスミゼルと世界観が似ているかも。でもこっちの方が凄いと思います。
こういうと失礼かもしれませんが、マリスはどうも文学があまり好きではない人が頑張って
書いたという印象なのですが、こっちは文学にどっぷり漬かった人が心の赴くままに
書いたという感じで、言葉の端々からセンスの良さを感じさせます。
耽美系のV系を目指す人も、これくらい頑張ってくれれば文句はないんですけどね…
そしてヴォーカルも当然ながら素晴らしいです。
基本的に芯が通っていながらも、声の種類が多いという私としては理想的なタイプ。
偶にアイドル以上に可愛らしい歌声も披露しますが、裏に黒い笑いが見えるというか、
いつ裏切られるか分からない的な緊張感があって逆にクールな印象を強めています。
その一方ではいかにも妖しげなシアトリカルな歌い回しや、触ったら崩れそうな風化した
花びらを思わせる繊細で情感を込めたファルセットも使いこなしていて、ほんと凄いです。
音楽を少しでも愛する心がある人は、「宝野アリカ」の名前を覚えていて損は無いと思います。
…アルバムを買って、聴いて、感動してそのままに筆を走らせてしまったのでちょっと
大袈裟っぽい文章になってしまったかもですが、この作品の素晴らしさはこれでもまだ
言い表し足りないていないくらいです。っていうか、興味があるけどまだ持っていない人は
私のレビューなんか読んでないで、さっさとCDショップでゲットしちゃってください(笑)
「BUY OR DIE!!」「ALI PROJECT RULES!!」という表現を引用したくなる程素晴らしいですから。


ARCTURUS - Sideshow Symphonies ★★ (2005-10-27 22:44:00)

2005年発表の5thアルバム。
Garmは抜けましたが、ARCTURUS健在を示した一枚ではないでしょうか。

まず新メンバーのSimenのヴォーカルですが、彼には「加入ありがとう!!」と言いたい(笑)。3rdでのGarmと歌い方と比べると心持ち高めな声質で、良い意味で芝居がかった感じで今のARCTURUSの音によくフィットしたスタイルの持ち主だと思います。もし彼でなく、妙に暑苦しい声の人が入ってたら…あぁ、考えたくない考えたくない(笑)。ちなみにデスヴォイスもこなしますが、こっちはまあまあといった感じ。

曲の方はsisさんの言う通り、2ndと3rdの中間的な路線ですね。
どっちかというと2ndの世界観に3rdの分かりやすさを加えた印象を受けました。相変わらず中心人物Sverdのキーは素晴らしいです。勿論エレピも良いんですが、時折使うチャーチオルガンのような音が荘厳でかなり雰囲気でてます。

ARCTURUSらしく、クオリティの高い作品を出してきたと思います…が、二つほど不満な点も。まず一つは音質が低下してしまった事。そういう作風かもですが、バスドラの硬質さが減りツーバスを連打してもあまり迫力が無くなり、全体の音圧もちょっと低下気味。もう一つは「変り種」の曲が無い事。変態ヴォーカルをフィーチャーした「The Chaos Path」シンフォブラの名曲「Radical Cut」、長いピアノソロを含む大作「For And Yet Again」等の過去のアルバムの曲と比べると、曲調が少し均一化されすぎではないかと思います。まぁそこらへんは次のアルバムへ期待、ですね。

あと、今回はアートワークがとても良いです。
Sverdはレ○ザーラモンHGに見えるし、Simenは妙にイイ笑顔だし、みんな宇宙飛行士みたいな格好ではしゃいでます(笑)なんか文化祭でコスプレしてはしゃぐ女子とダブるんですが(笑)。やっぱりこういう楽しみに国籍・年齢・職業・性別の違いは関係無いんですね~。


MUTIILATION - Vampires of Black Imperial Blood - Transylvania ★★★ (2005-10-27 17:41:02)

最初はメロディを奏でるギターの音色が蜂の羽音にしか聴こえず、あまり好きではなかったんですが、しばらく聴いて音質に慣れるとメロディが凄く良い事に気付きました。浸れます。


MUTIILATION - Vampires of Black Imperial Blood - The Rite of Darkness ★★★ (2005-10-27 17:40:47)

この曲のヴォーカル、どうも年老いて声帯が紙のようになってしまった魔女が普通に喋っているようにしか聞こえないんですけど(笑)。Attilaとは違うアプローチでの呪文系って感じです。こういう表現もあるのかと驚きました。


ALI PROJECT - 聖少女領域 - 聖少女領域 ★★★ (2005-10-27 17:33:14)

シンフォブラでもありえないような、もはや過剰といっても過言ではないほどの華美なキーボードの奔流の中を、早口で耽美なメロディを紡いでいくヴォーカルが駆け抜け、聴き手の心を歌詞の主人公(聖少女?)の心象風景のなかへと一陣の風の如く攫っていくかのような曲。
でもタイアップが深夜番組っていうのが惜しいです。このかっこよさは宵っ張りだけのものにしておくのは本当に勿体無い。ゴールデンで流して、もっと多くの人に聴かれて欲しいですが、やっぱりアングラ志向なのかな…?


SORTSIND ★★ (2005-10-23 21:05:00)

デンマーク産ブラックメタルバンド。
本来ならこんなマニアックなバンドを追加していいのか…と悩みましたが、
全音源CD再発記念と言う事で、どうかお目こぼしを(笑)


SORTSIND - Vanvid - Vandrer Blandt Dodninge ★★★ (2005-10-23 21:01:08)

これを試聴して、「1000枚限定でも絶対に買わなければ…」と決意。
ザラザラしたノイズで真っ白になった頭の中に、叙情メロディと邪悪ヴォーカルのアンサンブルを力づくで流し込まれるのは、ブラック好きにとって物凄い快感であると思います。


SORTSIND - Vanvid - Graven Ved Slottet ★★★ (2005-10-23 20:59:53)

この曲、音質がかなりしょぼくてまるでファミコンの内臓音源みたいなんですが(笑)、その音質でめっちゃ叙情的なメロディを奏でられると何故か浸ってしまう…。メタル聞き始めの頃は悪い音質が武器になるなんて思いもしませんでしたが、この曲を聴けば一発で分かると思います…多分。


SORTSIND - Vanvid ★★★ (2005-10-23 20:58:00)

2005年発売のバンドの全音源集。CDは1000枚限定だそうです。

このバンドはヴォーカルと曲調の病みぶりが評判で、しかも作品が入手困難と言う事で一体どんな声で歌い、どんな曲をやっているのか気になっていたんですが、実際聴いてみるとやっぱり期待を裏切らず凄かったです。

まずヴォーカルですが、これはかなりヤバいです…
頭のネジが幾つも外れているんじゃないかと思うような喚き振りで、時には怯えたような泣き声(?)のような物まで…まるで録音ブースの中でナイフで自分の体を刺して、痛みに泣き叫びながらヴォーカル録りに臨んでるんじゃないかと思わせる程。それでなくても録音中に白目剥いたり唾液を垂らしたりは普通にやってそう(笑)

そして肝心の曲も話題になるだけの事はあると思います。
リフのメロディがほんとに良すぎる…曲によってはDARKTHRONEの4thあたりにも肉薄する(もしかしたら超えてるかも…)叙情性と邪悪さを湛えたメロディを聴かせてくれます。きっとブラックメタラーなら、一度聴けば魅了されてしまう事と思います。

音質は曲によって違い、ILDJARNのようにノイズがバリバリいってるのもあれば、かなりチープなのもあり。でも大体の曲はメロディの良さを殺しているという事はないと思うので、無くなる前に安心して買っちゃって下さい。しかし、このヴォーカルがバリバリいうノイズの中で必死に悲鳴を上げているところを聴くと、まるで電気椅子で今まさに処刑されんとしている男の映像が脳裡に浮かんできたりして、非常にエグいですね(笑)

1000枚限定と言う事で慌てて買いましたが、それだけの価値はあると思います。興味がある方は是非確保しておきましょう。


RURUTIA ★★ (2005-10-21 20:18:00)

(多重投稿修正)


ムック - 最終列車 - 茜空 ★★★ (2005-10-20 14:15:36)

作曲者のSATOちさん曰く、ラテンにインスパイアされて作った曲だとか。…全くラテンじゃないんですけど(笑)。
ミヤさんの前向きな歌詞、達瑯さんのファルセットなど今までのムックにはあまり無かった要素が盛り込まれてます。「前向きな振り」にならないのは、そこに作詞者の確かな意志が感じられるからかも。歌メロも、最初は「最終列車」のそれが良すぎた為、地味な印象を受けましたが2回、3回と聴くうちに段々と心に染み渡ってきました。


ムック - 最終列車 - 最終列車 ★★★ (2005-10-20 14:08:44)

これは超名曲だと思います。
かぐや姫やさだまさしなどの曲で、「名曲」として世に残っているものと比較しても遜色無い叙情メロディが、バンドサウンドで疾走してます。ギターソロの音色も良く、高田延彦じゃないけど「鳥肌立った」。達瑯さんの歌もしゃくりや慟哭は控えめながら、強い決意や意志を感じさせる情感をたっぷり込めた歌唱で聴き手を惹きつけます。私は一聴でもう虜になってました。


RURUTIA - Promised Land - 月千一夜 ★★★ (2005-10-16 12:05:35)

重厚なコーラスとストリングスが大仰な世界観を確立しているというのに、何故かリズムは途中からバスドラ4つ打ちを中心にしたものに。っていうかトランス??こういう曲はあまり聴いた事が無いので、新鮮でした。
確か初出は「トロイメライ」のC/Wだったと思いますが、個人的にはタイトル曲より好き。


RURUTIA - Promised Land - ハレルヤ ★★★ (2005-10-16 12:01:13)

メロディ・歌詞・アレンジのどれを取っても破滅的なほどに凄絶。
イントロだけで名曲確定、歌が入って超名曲を確信しました。前作も一曲目の「パヴァーヌ」が特に素晴らしかったですが、これはその上を行くかも…しかしこれだけの曲が作れるのだから、Coccoと同じかそれ以上に評価されていいアーティストだと思います。こんな曲がもう一曲くらいアルバムにあれば良かったな。


RURUTIA - Promised Land - メリー ★★ (2005-10-16 11:57:09)

ルルティアってこういう世界観も出来るんだ、と驚きました。
ファンシーというか、乙女ちっくというか、恋する二人には憂鬱な雨だれの音さえスキップしたくなるような楽しげなリズムに聴こえる…的な曲です。雨だれを思わせるピアノと、キーボードの音色がとても良いですね。


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass - Dreamscapes ★★★ (2005-10-15 16:23:17)

曲の前後をインストで挟み、雰囲気作りもばっちり。
こういう曲を聴くと、やっぱりゴシックだなぁ…って思いますね。泣きのリフも健在です。ラストのチャーチオルガンが荘厳さを見せつつも怖い。


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass - Persistent and Fleeting ★★ (2005-10-15 16:22:14)

ATROXの曲にも通じる、妖しいヴォーカルラインが特徴の曲。
Edvardsen姉妹恐るべしって感じです(笑)。Ann-Mariの声は、どこかアフリカ辺りの民族音楽のイメージに近いです。


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass - Crystal Orchids ★★★ (2005-10-15 16:21:16)

まるでAnn-Mariの歌がレトロなフォルムの蓄音機から流れてくるような、モノクロームな世界観を持った曲。声の調子もMagma等とは違って儚く優しげ。前作とは違った意味で癒されます(癒される、っていうのはちょっと語弊があるかも)。


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass - Magma ★★ (2005-10-15 16:19:38)

いきなり前作のファンから賛否ありそうな曲。
頽廃を呼ぶようなトロンボーンは鳴ってるし、歌も優しさよりもむしろ威圧感すら感じるような低音だし。最初は結構戸惑いました(特にヴォーカルに)が、私的にはこっちのほうが好きかも。


THE 3RD AND THE MORTAL - Painting on Glass ★★ (2005-10-15 16:18:00)

96年発表の2ndアルバム。
前作と比較すると、音像は結構変わってます。
キーボードやノイズ、サンプリング、また曲によってはメロトロンやトロンボーンなどを
使うようになり、音色が増えた事で華やかな感じに…なるはずもなく(笑)、むしろそれらの
使い方のせいで前作以上に鬱々とした雰囲気を醸し出しています。
まるで海外の路地裏のホテルの「眠ったら二度と目覚めないベッド」の上で、
色の無い夢を見ているような頽廃的な空気感があります。
とはいっても今のところの最新作「Project Bluebook」を聴く限り、現在はほとんど
トリップホップやインプロに傾いているようですが、このアルバムはちゃんと泣きのリフも
出てくるし、ドラムも生を使ってるようなのでメタラーでも結構受け入れやすいんじゃないでしょうか。
そして音楽性の変化のせいか、ヴォーカルも交代しました。
今作でVoを担当するAnn-Mariは、高音での優しげな歌唱においては流石にKariの方が
上だと思いますが、その分声の種類が多いです。威圧的な声も民族音楽にありそうな
妙な音程の揺らがせ方もこなしちゃいます。流石ATROXの変態ヴォーカリスト、
Monikaの姉だけの事はありますね(笑)。ただMonikaよりはまだ聴きやすいというか、
リスナーフレンドリーな気はします。私的にはKariと同じくらい良いヴォーカリストだと思います。
このアーティストの名盤は一般的に1stとされているようですが、個人的にはこの作品も
名盤に推したい所。アルバムを通じての頽廃的な雰囲気が凄く良いです。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Den saakaldte ★★★ (2005-10-14 23:39:55)

4曲目にしてようやくブラック声の登場!!しわがれてます…
しかし、Carlはドラム上手いですね。一朝一夕じゃ覚えられなそうな複雑なリズムでもちゃんと聴かせるフレーズだし、ファストパートでも金物でのアクセントの付け方がかっこいいし。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - Carrier of Wounds ★★★ (2005-10-14 23:38:55)

しわがれブラック声パート、ミディアムながらハイハット(だと思う)のフレーズが風雲急を告げるというか、何かが起こりそうな感じでかっこいいです。実際に程なくしてファストパートに移行しますし、ドラマティックな曲だと思います。


VED BUENS ENDE - Written in Waters - I Sang for the Swans ★★ (2005-10-14 23:38:02)

イントロがかなり長いですが、このバンドの曲はインストだけでもかなり聴けそうなので別に良いです。そこに結構分かりやすくも、妖しい歌メロが乗ってますます妙な雰囲気に。


サザンオールスターズ - キラーストリート - BOHBO No.5 ★★ (2005-10-11 11:28:33)

太い発声で「ハッスル」「マッスル」言うサビが、ダサくもかっこいい曲。特にラスト近くは盛り上がります。
でも「燃えろよボイン」は明らかにおっさんのセンスだなぁ(笑)これも開き直りなのかも。


サザンオールスターズ - キラーストリート - 神の島遥か国 ★★ (2005-10-11 11:26:34)

私は「島唄」などの沖縄音楽とポップスの融合って何故か苦手なんですが、この曲は民族音楽方向に強く傾いたBメロのおかげか結構好き。
もしBメロがなかったら…(想像中)…やっぱりこの曲の肝はBメロだと思います。


サザンオールスターズ - キラーストリート - リボンの騎士 ★★ (2005-10-11 11:22:34)

曲自体はアダルティーで良い雰囲気ですが、歌詞はアダルトと言うよりおじさんの願望っぽいかも。しかもエロ(笑)インタビューで「開き直った」的な事を言ってましたが、こう開き直るとは…
桑田さん自身は、原さんのニュートラルな歌声のおかげでエロさが軽減されていると言ってましたが、個人的には何故か声質のせいでちょっと怖く感じてしまう。


サザンオールスターズ - キラーストリート - 愛と死の輪舞(ロンド) ★★★ (2005-10-10 23:18:57)

アルバムを一通り聴いてみて、真っ先に感性に響いてきたのがこの曲。
PARADISEもそうですが、退廃的な雰囲気の曲をサザンがやると、丁度良いポップさが加わって名曲が出来上がるっぽい。間奏、かっこいいなぁ…


サザンオールスターズ - キラーストリート - 雨上がりにもう一度キスをして ★★★ (2005-10-10 23:15:38)

「涙の海で抱かれたい」カップリング曲。
アルバム収録に当たって初めて聴きましたが、表題曲より…というよりキラーストリート収録のどのシングル曲より好き。いかにもサザンって感じのポップな曲ですが、メロディの切なさが群を抜いてます。


RURUTIA - Water Forest - シャイン ★★ (2005-10-10 21:10:26)

笛やリズムが民族音楽っぽい雰囲気で良いです。
欲を言えば、笛とヴォーカルの絡みが欲しかったかな。


RURUTIA - Water Forest - 朱雀の空 ★★★ (2005-10-10 21:09:37)

シングル曲ゆえか、サビはかなり覚えやすく良いメロディです。
でもやっぱり何処か孤高の雰囲気と言うか、触れてはならないような空気感がある曲ですね。ルルティアの声やノイジーなギターが所々で入ってくるアレンジがそう思わせるのかも。


RURUTIA - Water Forest - パヴァーヌ ★★★ (2005-10-10 21:08:43)

頭の中に豪奢な饗宴が開かれている様子が、モノクロのスローモーションの映像で再生され、何か虚飾の虚しさを訴えかけてくるような感覚を覚える曲。
「香しい~」からのサビと思しき部分のメロは絶品中の絶品ですが、普通ならもう一度くらい繰り返しそうな所を2回で済ませているのも、より曲全体のバランスが取れたアレンジで良いと思います。


RURUTIA - Water Forest ★★ (2005-10-10 21:07:00)

2003年発表の2ndアルバム。
アルバムタイトルからして、とても神秘的な雰囲気が漂ってます。
主役となるルルティアのヴォーカルですが、かなり独特な歌い方です。
まるで吐息のような声で囁くように歌う箇所が多いんですが、ジャケなどから連想する
妖艶さよりも、どこかイノセントさを感じさせる不思議な声です。
それに時々喉から搾り出すような倍音で情念を更に加えていて、例えて言うならまどろみの中で
荊を振り払いながら歌っている感じ。
失礼かもしれませんが、最初こういう声で歌うとは思ってもいなかった事もあって、
その表現力と存在感に少し怖さを感じてしまいました。
まぁ、2曲くらい聴くうちに「この人の声、いいなぁ…」に変わっていきましたが(笑)
曲の方は基本的にミディアム・スローテンポな曲に、Coccoや鬼束ちひろなどを思わせる
観念的、抽象的でありながら情念を感じさせる詞を美しいメロディで乗せるというもの。
アップテンポでポップな曲なんてありませんが、媚びず好きな音楽をやっている感じで良いです。
ただ、生粋のJ-POPファンは少し受け入れ難いかも…
むしろゴシックメタラーに受ける音なんじゃないかと思います。
時々ギターの音圧が結構ある箇所があるとはいえ、メタルな感じはしませんが、
「ゴシック・メタル」ならぬ「ゴシック・ポップス」みたいなジャンルがあったとしたら
(ほんとにあったりして…)、そこにカテゴライズされそうな感じ。
案外V系ファンにも受けるかもしれません。


MAYHEM - Mediolanum Capta Est - Silvester Anfang/deathcrush ★★★ (2005-10-09 17:24:35)

「Deathcrash」の所のロールは凄すぎ。
これを形容するとしたら、「驟雨の如く打ち付ける」もしくは「馬鹿」(笑)。まるで台風の時、あまりに凄まじい突風で雨粒が凶器のように叩きつけてるみたい。Maniacのヴォーカルもいきなりあの最高の喚き声で応戦してます。


MAYHEM - Mediolanum Capta Est - Carnage ★★ (2005-10-09 17:23:25)

これはMAYHEMの中でもキャッチーな曲だと思います。
イントロのドラムパターンもとても印象的だし、リフも分かりやすくて良い。最近のテクニカルなMAYHEMも良いけど、この頃の分かりやすい狂気に溢れる曲も好き。