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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6401-6500

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6401-6500

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SILENCER - Death - Pierce Me - The Slow Kill in the Cold ★★ (2005-08-21 07:33:08)

バンドパートをアトモスフェリックなキーで前後を挟んだ、12分弱の長尺曲。
キーのイントロが終わり、バンドパートが重々しく入ってくると暫くして疾走しますが、そのメロディはかなり鬱。もはや「哀愁」の域を越えちゃってます。普段は良いけど、落ち込んでいる時とかは本気で聴かない方がいい気がする。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse - III ★★★ (2005-08-20 20:41:16)

後半は少し雰囲気重視になり過ぎている感じがありますが、メロディアスなリフとともに疾走する冒頭部分は「Kenose」におけるクライマックスといっても過言ではないほどかっこいいです。☆はいくつにしようか迷いましたが、前半のかっこよさは文章にし難い程なので3つで。
ちなみに歌詞の最後で犠牲者達の唱える言葉「Lamma Sabacthani」は「何故我を見捨て賜うのか」の意で、キリストが最期に唱えた言葉でもあるらしいです。その部分になるとリフが混沌性を増し、更に絶望的な雰囲気に。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse - II ★★★ (2005-08-20 20:41:00)

「Ⅰ」「Ⅲ」と違いSE的な部分は無いので、純粋に高品質ブラックメタルを11分も楽しむ事が出来る曲。ラストは、ちゃんとエンディングまであるのに何故かフェイドアウト。でもそれが「Ⅲ」の前半の印象をより強めてますね。
最初は、編曲が良いとはいえ前作ほどメロディアスではないので少し戸惑いましたが、聴けば聴くほど凄い曲に思えてきます。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse - I ★★★ (2005-08-20 20:40:44)

風雲急を告げるような不穏な音色のギターリフ、手数が多く素晴らしいフィルを連発するドラムなど、曲をパーツ毎に見ても凄いですがそれらを纏め上げて非常にドラマティックに仕上げる編曲能力が凄すぎです。
こんなに混沌としているのに、一聴しただけでよく練りこまれた音楽と言うのが伝わってくる曲。前半のオープニングは、長いし個人的には別トラックにして欲しかったです…まぁ本編直前のコーラスとブラスが聴き手に不安を植え付けるような部分はかなり好きですが…


蜉蝣 - 愚弄色 ★★ (2005-08-15 20:47:00)

2005年発表の3rd。
正直言うと「白い鴉」「黒髪のアイツ」の二枚同時発売シングルは、蜉蝣の今までの
リリースの中で最ももやもやが残ってしまい、そのため「絶望にサヨナラ」も買わずに
スルーしてしまい、アルバムも様子見してたんですが、思い切って買ってしまいました。
感想は…蜉蝣の今までのアルバムの中で一番良いです。「蜉蝣」「12 dizzy」辺りから
始まった路線がここにきて漸く結実したんじゃないかと思います。
曲の種類も増え、「裸眼」の儚げで繊細なイメージ、「妄想喰らう屍」のジャジーで
お洒落な雰囲気を聴いて、もはや「Dirや初期黒夢の良質なフォロワー」から脱却し、
独自の世界を展開しているように感じました。どこにこんな引出しをもってたんだって
感じです。もちろん「絶望にサヨナラ」「暁」などの疾走系の爽快な曲も入っていて、
アルバム全体の流れやバランスも良く考えられています。
ヴォーカルも上手くなり、感情表現が更に自然になった感じがします。
元から上手かった高音で苦しげに、切なく訴えかけるようなスタイルは残したまま、
低音の鼻にかかった感じを無くしてセクシーな声にしている辺り、個性をよく研究していると思います。
シャウトも相変わらずキレがあって良いですね。
昔のエログロな蜉蝣も良いけど、今の蜉蝣も躊躇わずに応援したくなった一枚です。


蜉蝣 - 叫び - 叫び ★★ (2005-08-15 04:28:56)

狂気的ではない日常的な苦しみを、苦しげながなり声に乗せてメロディアスに歌い上げるというスタイルはこの頃から確立されてきたのかな?配布音源に留めておくのは勿体無い良曲なので中古で見つけたら買うといいかも。カップリングの「鬼畜モラリズム」もアグレッシブで良いですし。


蜉蝣 - 叫び - 鬼畜モラリズム ★★ (2005-08-15 04:25:32)

過去のオムニバスに収録されていた曲のリメイク。
蜉蝣の曲の中でもシャウト度は最高クラスですね。もう叫びまくり(笑)。サビと思しき部分のメロディもがなり声で歌うのを想定して書かれたようなメロで、なかなかにかっこいいです。


蜉蝣 - 自家製フルコース - 静脈サラダ (2005-08-15 04:22:05)

それを通じて主人公が狂気に陥ったり、生や死について考えたり、蜉蝣のテーマの一つとして「人との不和」っていうのはやっぱりあるように思います。まぁこの曲はちょっとコミカルかつオーバーに描きすぎですけどね。


蜉蝣 - 愚弄色 - 循環奇形少女A ★★ (2005-08-15 04:18:26)

「説教38、5℃」なんかもそうですが、蜉蝣って、ヘヴィでもどこか優しさがある曲も出来るんですよね。説教臭さは確かにあるかもしれませんが、押し付けがましさはない諭すような歌詞がストレートに響きます。蜉蝣が今の若者に支持される訳が分かる気がする。


蜉蝣 - 愚弄色 - 淋しさと眠れ ★★ (2005-08-15 04:12:19)

前半と後半で音の高低差が激しいバラード。
高音部分の歌い上げが良いのは当然の事として、今回は低音も今までの臭みみたいなものが無くなって、とても色気のある声になっていると思います。この声で渦とか歌って欲しいなぁ…


蜉蝣 - 愚弄色 - 妄想喰らう屍 ★★★ (2005-08-15 04:08:37)

今回一番意外だった曲。いきなりブラスも入ったジャジーでお洒落なサウンドだったので、「蜉蝣がこんな曲を作るはずがない!!これはSEで本編はヘヴィになるんでしょ」と思ってたらそのまま進行していったのでかなり驚きました。
歌詞もセレブな生活を妄想する引き篭もりを歌ったものでとてもユニーク。取り敢えず文句の付け所がございません。この意外性溢れる一曲に、すっかり魅了されてしまいました。


蜉蝣 - 愚弄色 - 仏の性癖 ★★★ (2005-08-15 04:03:30)

打ち込みを多く取り入れ、ヘヴィさを演出する今までにはあまり無かったタイプの曲。ヘヴィネスに身を委ねるも良し、どんな音が入っているか細かく聴くも良しの面白い曲です。歌いだしの声、凄く良いなぁ…


蜉蝣 - 愚弄色 - 裸眼 ★★★ (2005-08-15 04:00:18)

「迷走本能」が絶望感に苛まれて感情剥き出しで叫んでいる曲だとしたら、こっちは叫び尽くした後虚脱状態になっているような感じ。こんな曲がオープニングにあったら、喪失感で後の曲が聴けなくなります(聴くけど)。サビのリフもいいけど、「注いだ…」のところのギターフレーズが素晴らしく繊細で気に入りました。


蜉蝣 - 愚弄色 - 朦朧エピローグ ★★★ (2005-08-15 03:55:28)

シャッフルのリズムに明るいメロディが乗り、ヘヴィでノリの良い曲ですがそこに乗る歌詞は死への憧憬を妙に前向きに綴ったもの。感情の針が狂気で振り切れて「笑い」の感情で止まってしまったかのような狂性を持つ曲。
ラストに「絶望にサヨナラ」でも「淋しさと眠れ」でもなくこの曲を持ってくるかって感じです。「絶望にサヨナラ」では「死への欲望にサヨナラ」って言ってたのに…好きだけどね。


蜉蝣 - 絶望にサヨナラ - 絶望にサヨナラ ★★★ (2005-08-14 21:07:51)

ほんとに、大佑さんは上手くなってますよね。
ファルセットやがなりなどを駆使したヴォーカルですが、それらが感情の流れの中で使われるため全く無理を感じさせないのが凄いです。曲調もキャッチーな哀メロと疾走というパターンですが今までの「縄」「恋唄」等と比べて、へヴィになってて爽快です。


ULVER - Blood Inside - It Is Not Sound ★★ (2005-08-12 09:43:45)

この曲、途中のメロディはバッハを引用しているらしいですね。
それだけの事はある良いメロディですが、そこにノイズを被せて独特の雰囲気を出す所が流石ULVER。心地良い音です。


ULVER - Blood Inside - The Truth ★★ (2005-08-12 09:40:55)

アルバムの中でも最も掴み所が無いと思う曲。
妙に郷愁を感じるキーとか、小悪魔みたいなコーラスとか…最初聴いた印象は「???」でしたが、聞き込むうちにこうでなければならないと思えてくるから不思議。


DODHEIMSGARD - 666 International - Carpet Bombing (2005-08-12 09:36:43)

何故「絨毯爆撃」というタイトルをこういう美しいピアノインストにつけるのだろう…


DODHEIMSGARD - 666 International - Magic ★★★ (2005-08-12 09:35:22)

アルバム中の3種のピアノインストの中では一番好き。
音色もメロディもどちらも魅力的です。曲間を繋ぐインストでも☆を三つつけたくなる出来です。


DODHEIMSGARD - 666 International - Shiva-Interfere ★★ (2005-08-12 09:32:55)

始まりはかなりかっこいいシンフォニック・ブラックですが、すぐにそれはフェイントだった事が分かります。こういう変な音作りって好きなんですけど、ヴォーカル…「♪the asphyx teaches」のところ、今までに聞いた中でも「嫌な声ベスト3」に入るくらいむかつく声です(笑)正直インストを聴きたいかも。


SILENCER ★★ (2005-08-12 09:28:00)

スウェーデン産、狂気のブラックメタルバンド。
噂通り、凄いヴォーカルです。カラオケで歌いたいかも(無理だけど・笑)


SILENCER - Death - Pierce Me - Feeble Are You - Sons of Sion ★★ (2005-08-12 09:27:13)

ピアノによるインスト。
鬱メロディながらも、かなり綺麗な曲。こういう曲が入っているとは思わなかったから、なんか得した気分。


SILENCER - Death - Pierce Me - I Shall Lead, You Shall Follow ★★★ (2005-08-12 09:25:07)

ドラマティックな印象を残すブラックメタルという感じの曲ですが、4分くらいするとフェイドアウトし、静寂パートへ。ここのヴォーカルが凄いです…よく小さい子とかが泣くときに、「ヒック、ヒック」としゃくりあげたりしますが、それに近い声まで出してます…演技でもマジでも、ここまで出来ればある意味凄いと思う(笑)


SILENCER - Death - Pierce Me - Sterile Nails and Thunderbowels ★★★ (2005-08-12 09:20:20)

これがウワサの曲の途中で咳き込む曲(笑)
ヴォーカルパフォーマンスはアルバム中でもベストかも。しかも咳き込んだ後に絶叫を響かせるんですが、なんか咳き込む前よりも狂気が増しているような気さえします。


SILENCER - Death - Pierce Me - Death - Pierce Me ★★★ (2005-08-12 09:16:55)

アコギによる叙情的静寂を裏声絶叫で突き破ってバンドパートに移行する導入部分、まさにアルバムのオープニングにふさわしい構成ですね。ただ、この構成を知ってしまうと、いつ絶叫が来るかわくわくしてしまい、叙情に浸ってるどころじゃなくなってしまうかも。


SILENCER - Death - Pierce Me ★★★ (2005-08-11 22:50:00)

多分2000年発表の1stと思われる作品。

このバンド、「カウント以上の泣き叫び系」「曲の途中で咳き込む」等、各所でそのヴォーカルの凄さが話題になっていましたが、確かに凄いヴォーカルです。スタイルは高音絶叫系に属するんでしょうが、絶叫と言うには弱々しいような、悲鳴と言うか泣き叫びと言うか、そんな感じの声です。

絶叫の箇所によっては声を歪まそうとすらせず、ただ感情に任せて「ヒィアァァァァ」みたいに叫んでるし、その後に明らかにヨレたような声で「あぁあぁ…」と呻いてみせたり、とにかく被虐的な印象を受ける声です。時々使う中音域でのデス声も、無理矢理声を歪ませたかのような痛々しさがあって、絶望感を醸し出しています。

声がヤバイヴォーカリストというと、「Wolf's Lair Abyss」のMAYHEMや、1stのMUTIILATIONなんかが思い浮かびますが、彼らはまだ声をかっこよく聴かそうという努力が感じられるのに対し、この人はほんとに感情のみで叫んでる感じです。サンクスリストに精神病院らしき名前や「Psychiatric Emergencyのスタッフ」とかがのっているんですが、演技じゃなくてマジだったりして…見た目もDEATH NOTEの死神みたいで凄い事になってるし。

ただ、ヴォーカルに対して曲の方は音質、構成ともにまともです。
キーボードを要所で使っているのが良いアクセントになっているし、リフの鬱メロ哀メロのセンスもなかなかのものなので、ヴォーカルが気に入れば音楽そのものも気に入ると思います。全6曲でうち一曲はインストですが、一曲一曲が長いのでヴォリュームもあります(約49分)。

それにしても、聴いていて疲れるアルバムですね…(笑)


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung ★★ (2005-08-09 22:08:00)

2005年発表の4thアルバム。
前作の発表は99年だから…約6年振りってこと!?
去年このバンドが沢山の作品を再発したのはこの為の伏線だったんでしょうか。

音楽的には前作同様、時折挟まれるお祭り的な民族音楽パートが楽しく、それでいて切ないブラックメタルなんですが、前作の不満が解消され、丸くなったという意味ではなく聴きやすくなったように感じます。音質も良いとは言えませんが、低音の「ガーー」が無くなった為、曲を集中して楽しむ事が出来るようになったと思います。

それに加え、ギターも平坦リフは多いですが、ところどころはっとするような叙情メロディのリフも弾いていて、聴き手を飽きさせるといったことは全くありません。疾走感があるパートが大幅に減り、大らかさや貫禄を感じさせるパートが増えた事や、一曲ごとにインストを挟んで進行していくアルバム構成も前作と異なるポイントですね。

ただ、歌入りの曲は6曲で、しかもそのうち3曲が「The Taste Of Victory」と被るのがネックになっているかもしれません。それと、歌詞を読むと「ヴァルハラ」「ラグナロク」の概念が取り入れてあったり、リスナーへのメッセージ(?)のような所に「ヴァルハラで会おう」みたいな事が書いてありましたが、NSから北欧神話に傾倒したんでしょうか…?詳しい方解説をお願いします(笑)

ちなみに、初回限定1000枚はA5ケース付きで、正直言ってかさばります(笑)
でも通常盤、店頭で見た限りではタイトルや曲名がウクライナ語ぽかったので、英詩のものが欲しい方は急いだ方がいいかも。(でも通常盤、歌詞どうなってるんだろ?)


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung - Hailed Be the Heroes ★★★ (2005-08-09 21:44:50)

ノイジーだけどメロディアスなギターリフが耳を劈いた後、それが平坦なものへ変わる瞬間に笛のメロディが入ってくるモチーフ、何回聴いてもかっこいいです。民族パートも多く、アルバムで一番のお気に入りです。


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung - SORROW OF NATIVE LANDS ★★★ (2005-08-09 21:43:55)

笛によるメロディが凄く切ない、ワルツ的な小品。
…なんでウクライナ出身でもないのに、こんなに懐かしい気分になるんだろう…。インストですが凄く心に来るメロディの名曲です。


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung - WELTANSCHAUUNG ★★★ (2005-08-09 21:43:08)

この曲は半分デス声になったような声で歌う部分が非常に味があって好きです。ドスも効いてるし、もちろん不気味ではあるんですが、それ以上におっさんっぽい(褒めてます)イガラっぽさが凄い良い味になってます。曲自体も最初から民族パートで攻めてきたり、タイトルトラックだけあって力入ってると思います。
ちなみにタイトルはドイツ語でworld view=世界観、の意味らしいです。


NOKTURNAL MORTUM - Weltanschauung - I FEEL THE BREATH OF RAGNAROK ★★ (2005-08-09 21:41:39)

ラグナロクって確か北欧の終末思想の事ですよね…詞にも「我等はラグナロクを待ちながら生きる」とありますが、こんなに楽しくしてていいんでしょうか(笑)。4分位からはお祭り的なノリですよ…戦争に向けてお祭りで士気を上げているのかも?


B'Z - SURVIVE - Calling ★★★ (2005-08-08 21:39:49)

勿論音源でも素晴らしい曲ですが、ライブになるとラストはシャウトで熱唱しててめっちゃ熱いです!!単なる恋愛じゃなくて、もっと深い人間同士の情愛を歌った歌詞も、偽善くささが無くていいです。


ILDJARN - Det Frysende Nordariket - Nattens Ledestjerne ★★★ (2005-08-07 18:31:46)

「NORSE」のパートに属する音源。
妙に躍動感に溢れているスチスチドラムがなんだか心地良くて良いですね。しかもこのドラムがツーバス連打とかするシーンもあって、プリブラながら燃えるものがあります。


ILDJARN - Det Frysende Nordariket - Kronet ★★★ (2005-08-07 18:30:58)

「ILDJARN」のパートに属する音源。
ベースリフとドラムのリズムのみと言う音数の少ない状態がしばらく続いた後、IHSAHNの素晴らしい絶叫と共に不穏なリフが入ってきます。ある意味劇的(笑)


ILDJARN - Det Frysende Nordariket - Ild ★★ (2005-08-07 18:29:50)

「ILDJARN」のパートに属する音源。
リフは単純ですが、このメロディは多くのブラックメタラーを病み付きにさせていることでしょう(笑)。IHSAHNの叫びももはや吐きそうになってます…ほんとにPECCATUMで前衛的ながら美しい曲を多数作っている人とは思えません。天才と狂人は紙一重といいますが、IHSAHNって両方の要素がある気がする。


ILDJARN - Det Frysende Nordariket ★★ (2005-08-07 18:28:00)

おそらく95年発表の、音源集的なCD。
内容は、93年に発表されたEP「NORSE」、同年に発表された2ndデモの「ILDJARN」、94年発表の3rdデモ「MINNESJORD」を一つにまとめてコンパイルしたもの。

音の方は、もう曲と言うより「リフ・ノイズ・絶叫・リズムのコレクション」といった感じ(笑)。ドラムのリズムに単純でノイジーなギター&ベースのリフを乗せ、そこに絶叫を被せたものが25曲も入っています。当然、音質は劣悪なんですが、音質が一定ではないのが面白いです。

ギターリフがノイズまみれながらも、ユニゾンするベースリフがその輪郭を浮き彫りにしていたり、案外ギターの音質がクリアでメロディがそのまま楽しめたり、どんよりと押し潰すようなノイズで聴き手の脳を攻撃するような物もあったり…ドラムは割とクリアに録られていて、疾走感を殺さないようになっていることや、録音が一番新しい筈の「MINNESJORD」のパートが一番音が酷かったりする事からも、このノイズは意図的な物であるように思えます。

個人的に最も気に入った点は以下の二つ。
まず一つ目は「NORSE」のドラムの音質。何かスチスチいってて妙に心地良いです。
もう一つはIHSAHNの絶叫。「NORSE」はNIDHOGG、「ILDJARN」はIHSAHN、「MINNESJORD」はILDJARN本人がヴォーカルを取っていて、三人とも絶叫スタイルで良い声していますが私的には彼の声が一番好きです。EMPERORの1st以前の音源同様高音でテンションに任せた感じで絶叫していますが、ところどころ彼の声の方が他の全ての音圧を上回っていると思わせるくらいの素晴らしい発狂絶叫振りで、聴いててスッキリします(笑)

私はILDJARNを聴くのはこれが初めてなんですが、意外にもノイズが心地良く、しかも曲そのものもかっこいいのでびっくりしました。まぁ人によっては「こんな曲に2千円も出せるか!!」とか思いそうなので流石に万人に勧めるのは憚られますが、ちょっとでも気になっている人は是非を言わず買った方がいいです。後悔はしない…と思います(笑)


陰陽座 - 臥龍點睛 ★★ (2005-08-07 18:27:00)

やっぱり賛否両論出ているみたいですね。
私にとっては好きなところと嫌いな所がはっきり分かれてしまうアルバムでした。
好きなところ…
・まずは楽曲の充実振り。
陰陽座の王道としてある「メロディアスでスピードのある力強い曲」というカテゴリでは
最高峰に位置しそうな「蛟龍の巫女」を始めとして、淡く揺らめくような印象を残す
名曲「不知火」、熱いサビを持った「龍の雲を得るが如し」、激しい「鬼ころし」など、
アルバムを構成するピースは今までの作品に負けず良いと思います。
・コンセプチュアルな世界観。
義経三部作だけでもお腹一杯になりそうなのに、その他でも「靂」で雷が落ち、「龍の~」で
龍が目覚め、「蛟龍」でストーリーが展開していく…というコンセプトまで
盛り込まれているから、もう腹12分目の大満足です(笑)
・ヴォーカル。
瞬火さんは相変わらず…というより、前よりセクシーになってるし、黒猫さんは「蛟龍」で
非常に力強い声を聴かせてくれるし…私はこういう歌メロ重視の音楽を気に入るかどうかは
ヴォーカルの声質でかなり左右されてしまいますが、陰陽座はやっぱり良いですね。
次こそ瞬火さんが低音で歌い上げる「星の宿り」「夢虫」系のバラードが聴きたいです。
嫌いなところ…
・音質。
なんか前より軽くなってる気がします。「不知火」「月花」のような繊細な曲には完璧に
フィットしていると思いますが、「靂」「鬼ころし」「蛟龍」のような力強さが
要求される曲までこういう音質にしているのはかなり疑問。インタビューで最高傑作を
標榜するからには曲によって音質を大幅に変えるくらいの工夫は欲しかったです。
・アルバムの構成。
「靂」はみなさんの意見を見ると、昔のメタルっぽい曲調らしいですが、私は昔のメタルって
正直好きじゃないので、最初はあまりピンと来ませんでした。今でこそ好きになってきましたが…
「我が屍を越えてゆけ」もあまりピンと来なかったです。なんか曲はポップなのに歌が変に
くどすぎるような…失礼ですが、今までは歌はくどいくらいなのがクール、みたいに
思っていましたが、この曲はちょっと何かがずれてる感じがします。
最初と最後の曲が私にとってあまり魅力的では無かったことと、アルバム中4曲も
既聴の曲があったことなどから、アルバムの第一印象は微妙なものになってしまいました。

色々ときつい事を書きましたが、何回も聴いているうちに段々と魅力が分かってきました。
特に陰陽座としては新機軸と思われる「不知火」は、陰陽座の全ての曲の中で5本の指に入ります。


TUBE - N・A・T・S・U - N・A・T・S・U ★★ (2005-08-07 09:48:14)

このアルバムは「90'S DOOR」「THE SURFIN' IN THE WIND」など、シングルとして出せそうな良質のメロディを持ったものが多いですが、その中でも際立って良い曲。


TUBE - 渚のカセット Vol.3 - Day in Vacation ★★★ (2005-08-07 09:46:09)

楽しかった夏休みの思い出が駆け抜けていくかのような、一抹の寂しさを伴うメロディが絶品な曲。「渚」の中でも最もキャッチーな曲です。伊藤一義さんって綺麗な声していますよね。


TUBE - N・A・T・S・U - あー夏休み ★★★ (2005-08-07 09:42:01)

おそらく、春畑さん作曲の中では最も有名な曲の一つ。
メロディの良さ、小粋なギターフレーズの良さは然ることながら、前田さんの歌いっぷりには惚れ惚れします。「鈴虫も鳴くよ」のところは鳥肌が立ちそうなほど哀愁が篭もっていて良い感じです。


TUBE - TUBE - Miracle Game ★★ (2005-08-06 20:49:46)

TUBEなのに、リズムがトランスっぽいような…(汗)
違和感無くハマっている…とは言い難い(笑)ですが、凄くかっこ良く仕上がっていると思います。


TUBE - TUBE - ジラされて熱帯 ★★★ (2005-08-06 20:47:37)

「シーズン・イン・ザ・サン」や「BOYS ON THE BEACH」のような爽やかな曲も良いですが、こういう湿度高そうな熱気のある曲は年季が出てきたことでさらに深みを増してきているように思います。特に「♪ベッタリ甘い…」からはイヤらしく絡みつくようなメロディで一発で印象に残りますね。ピアノやブラスのアレンジもお洒落で最高。


キリト - Hameln - PLOT ★★★ (2005-08-06 01:58:24)

インタビューなどで、ソロにはPIERROTとそう変わらない曲もあると言っていましたが、この曲はまさにそうですね。このトリッキーなのにキャッチーなメロディラインといい、判りやすいリフといい、PIERROTファンは必聴です。もちろんそれ以外の人も(笑)


キリト - Hameln - 誰もいない丘 (2005-08-06 01:54:19)

キリトさんの引き出しの中の「叙情サイド」を突き詰めたかのような曲。
「丘」を歌う曲にハズレなしとはいいますが、サビなんてもう演歌並みの哀感が漂ってます(笑)。ベースの音色も、とても繊細で気に入りました。


キリト - Hameln - Hameln ★★ (2005-08-06 01:51:19)

ソロ1stアルバムの一曲目に相応しく、サビメロには新たな一歩を踏み出すような力強さがありますね。メロディだけなら、なんとなく大作RPGのオープニングにも使われそうなイメージがあります。そのサビを境として確信を得たかのように前を向こうとする歌詞にも注目です。


キリト - Hameln - Awaking bud ★★★ (2005-08-06 01:47:21)

ノイジーだけどメロディアスなギター、重さを演出するギター、そこに絡んでいくキーの3つのリフで聴かせる導入部分からして、キリトさん流の構築感が現れている曲。
この曲の歌詞は「DOOR」とリンクしていて、「DOOR」でドアを開けた先の事を歌っているらしいですが…そう考えると、やっぱり毒の効いた詞だと思います。


キリト - Hameln - INTER CUTTER ★★★ (2005-08-06 01:42:57)

強烈なインターネット嫌悪の曲。
まぁ私自身もネットはよくやる方かと思いますが、増長している人に対しての嫌悪感にはかなり同意できる部分がありますね。サビでファルセットを使うアレンジといいBメロのメロディラインといい、小馬鹿にした感じが良く出ていると思います。


天野月(天野月子) - 聲 - 萌 ★★★ (2005-07-31 05:30:57)

サビでの極彩色の色調を感じさせるリフのメロディがかっこいい、とてもポップな曲…なんですけど、やっぱり歌詞が凄いです。2次元など空想の人物に愛情を注ぐ事を「萌え」と言うのは当然知ってましたが、それを歌にする人がいるなんて…(笑)
でも、これってそういう人を応援しているのか、小馬鹿にしているのか、それとも単に客観的に見ているのか…まぁどれでも面白い事に変わりはないです。「赤い彗星」(ガンダムでしたっけ?)と「ドンファン」が同居する歌詞、是非とも一読すべきです。


天野月(天野月子) - A Moon Child in the Sky - 聲 ★★★ (2005-07-31 05:24:43)

またもや「零」とタイアップで発表されたシングル作。
曲調も2回キーワードを繰り返すキャッチーなサビやストリングスを用いたアレンジ、シリアスで悲壮感溢れる情感と、「蝶」のそれと似ていながらも全く2番煎じ的な物を感じさせない所が凄いです。歌詞は死別を歌っているのかな?でも最後に忘却の悲しさにも言及してたり、やっぱり単なる悲しい歌では終わらない深さがありますね。ラストの「あなたの聲が雑踏になる」という表現が好き。


NEPTUNE TOWERS - Caravans to Empire Algol - Caravans to Empire Algol ★★★ (2005-07-22 10:27:38)

これは凄いです…イントロから続く宗教的な管楽器のような音色は有機的な響きなのに、3分くらいで登場する主旋律は音色もメロディも無機質…それらが違和感無く混ざり合って、怪奇な世界を作り出しています。最初はイントロのその音ばかりが印象に残り、いまいちかとも思いましたが聞き込むにつれて良い曲に思えてきました。
分かるまで何度でも聴いて欲しい名曲。


AURA NOIR - The Merciless ★★ (2005-07-22 10:27:00)

2004年発表の、おそらく3rd。04年はMAYHEMがChimeraを出した年ですね…Blasphemer、頑張るなぁ…。FenrizやNattefrostらも参加。

音楽性の方は、「BLACK THRASH SUPREME」を標榜しているだけあって、白塗りのブラックメタラーが演奏しているというよりも、楽器屋にたむろしてる刺青、長髪のちょっと危ない感じの兄ちゃん達がやっていそうなイメージがあるメタルです。「カモン!!」とか煽る所も結構あって、メタルの熱さが良く伝わってきます。

でも、それに加えてブラックゆかりの邪悪さは忘れていないので、スラッシュメタルに造詣の深くない私にも一発で良さが分かるような出来です。ギターの音がやや小さく、ヴォーカルとドラムの音が前に出ていながらドラムの音が軽いというプロダクションも、音楽性のアングラ感に拍車をかけている感じで好きですね。

個人的にはBlasphemerがこういう音楽をやっているというのが、ちょっと意外な感じでした。また、このバンドが変わっているのはその編成。Blasphemerがリードギターというのは固定ですが、曲によってApollyonがリズムギター、ヴォーカル、ベース、Aggressorがドラムを担当する物と、Aggressorがリズムギター、ヴォーカル、ベース、Apollyonがドラムを担当する物の二つに分かれます。

二人ともヴォーカルスタイルはがなり系ですが、特に素晴らしいのはApollyonの方。もう惚れ惚れするとしか言い様の無い擦れっぷりで、声を伸ばしている部分なんて絶望感すら感じるほどの枯れ方…ほんと、ソソるような良い声出します(笑)。

ちなみに、後から直されるかもしれませんが、歌詞カードに乱丁があるので注意。「BLACK METAL JAW」と「BLACK DELUGE NIGHT」の歌詞が入れ替わっています。


MUTIILATION ★★ (2005-07-22 10:27:00)

確かに…(笑)
私も登録されていたのを知った時、ちょっと驚きました。
でも4thを聴く限り、DARKTHRONEが行ける人なら、結構聴けてしまうのでは…
まぁDARKTHRONE自体が一般受けを拒否したような音楽性ですが(笑)


AURA NOIR ★★ (2005-07-20 16:40:00)

ノルウェーのブラック/スラッシュメタルバンド。
MAYHEMやDARKTHRONEのメンバーも関わっていて、結構豪華(?)
先日メンバーの一人のAggressorが負傷してしまい(確かどこかから
転落したらしいです)、一時は半身不随の可能性もありましたが、最近は
起きられるようになったとか…でも、まだデリケートな状態らしいです。
ほんと、無事を祈ってます…


AURA NOIR - The Merciless - Funeral Thrash ★★★ (2005-07-20 16:39:53)

THRASH/DEATH/HELL/HAIL!
上の歌詞の通りの曲です(笑)。妙な余韻を残すようなリフの音色が不気味でいいなぁ…Nattefrostがゲストヴォーカルで参加してますが、Apollyonにも負けない擦れ方の高めのブラック声で良い仕事してます。


AURA NOIR - The Merciless - Hell's Fire ★★★ (2005-07-20 16:38:39)

今の所(05年7月現在)、オフィシャルでも試聴可能な曲。
彼らの音楽性「ブラック・スラッシュ」を体現するようなザクザクしたリフが良いです。ラストの疾走&擦れ声の組み合わせ方も劇的で印象が深い曲。とりあえずダウンロードして、気に入ったらCDショップへ行くべし。


AURA NOIR - The Merciless - Condor ★★★ (2005-07-20 16:37:27)

擦れ切った声で「カモォォォォォン!!!」とか言われると、こっちとしては燃えない訳には参りません。ほんとに素晴らしい擦れ方してます。ブラック的な邪悪なリフも登場し、かっこいい曲だと思います。


AURA NOIR - The Merciless - Upon the Dark Throne ★★ (2005-07-20 16:35:01)

こんなタイトルの曲にFenrizが参加するなんて、なんか面白いですね(笑)
そのFenrizがVoを担当する部分(So pure the race…)から、いかれたギターソロへと移行する展開と、イントロなどで聴かれるApollyonの2連続シャウトが特に好きです。


MAYHEM - Chimera - Rape Humanity With Pride ★★ (2005-07-18 21:03:17)

「In the lies…」と並んで、最もドラムの演奏が難しいらしい曲。個性が強い2曲に囲まれていたため、最初はそれほど印象に残らなかったんですが、聴きこんでいったらやっぱりこれも名曲だと思うようになりました。


MUTIILATION - Majestas Leprosus - If Those Walls Could Speak ★★ (2005-07-18 20:59:39)

この曲のヴォーカル、Attila系の呻き声で特に「the aura so dark」の部分がかなり苦しげで良いです。ラストの人の声かシンセか良く分からない音色も不気味さを助長。


MUTIILATION - Majestas Leprosus - Beyond the Decay of Time and Flies ★★★ (2005-07-18 20:58:32)

イントロの2回の絶叫から聴き手を虜にしてしまう曲。
「…I'd like」からヴォーカルの音を小さくしておいて油断させ、「Sometimes…」で超強烈ながなり声を聴かせる展開には痺れました。何回か聴くうちに、ヴォーカルの音が小さくなるとわくわくしてしまうようになってしまいます。


MUTIILATION - Majestas Leprosus - Majestas Leprosus ★★ (2005-07-18 20:57:26)

最初は不気味なベースが厭な印象を残しながらもスローに展開しますが、ほどなくして疾走。曲の展開が変わるさい、音圧が低くなる箇所がありますが、その部分の「はいはい、リズムとればいいんでしょ?」って感じの投げ遣りなハイハットが何故か良い味になってます。


MUTIILATION - Majestas Leprosus - Destroy Your Life for Satan ★★ (2005-07-18 20:56:24)

まぁ、タイトルからして中身は大体想像がつくでしょう(笑)
呪われそうなリフで重々しく聞かせる前半から、メロディの禍々しさはそのままに疾走していく曲ですが、最もかっこいいのはラスト。ドラムでアクセントを付けながらエフェクトヴォイスと呻き声でタイトルを連呼してます。しかもいつの間にかアクセントは消えてるは好き勝手に呻いてるっぽくなってくるし最高(笑)


MUTIILATION - Majestas Leprosus - Tormenting My Nights ★★ (2005-07-18 20:55:22)

「ヘェェェェル!!!」の押し潰し絶叫と、切ないメロディのリフが交錯するサビ部分がかっこいい曲。サビ前にバスドラをトトトトト…と鳴らすところなど、リスナーに展開を印象付ける工夫もなされていて良い感じです。


ATROX - Terrestrials - Mare's Nest ★★★ (2005-07-18 20:53:16)

「あなたの眼にタマネギを切ってやろうかしら。涙を溢れさせなさい。」


ATROX - Terrestrials - Look Further ★★ (2005-07-18 20:52:21)

子供が泣いているようなVoや表記不能な歌詞など、ヴォーカルのヤバさはアルバム内でもかなり際立ってます。ただ音飛びエフェクトは本気で邪魔。後半折角の哀愁リフとか台無しになってる気がするんですが…良い曲なのになぁ。


ATROX - Terrestrials - Lay ★★ (2005-07-18 20:51:23)

いきなり変則的なリズムと音程揺らしまくりなヴォーカルのフレーズで、門前払いされるか世界にはまり込めるかが決まってしまいそうな曲。でも最初と最後以外はあまりエキセントリックでなく、「canned laughter」の部分なんてかなり綺麗なので、案外イケてしまうかも。


QUEEN - News of the World - We Will Rock You ★★ (2005-07-18 20:50:03)

洋楽の訳詞の批評本で読んだんですが、これの対訳で「あんたはケチな老人さ」とか「あんたは頑固なヒヨっ子さ」みたいになってるってホントですか?訳は持ってないので分かりませんが、だとしたら訳者は超失礼…


ULVER - Blood Inside - For the Love of God ★★★ (2005-07-16 20:51:41)

この曲、最初は地味だと思っていましたが、聞き込んで曲の全体像が見えてくるとかなり荘厳な曲に思えてきました。決してショッキングな配色を使わず、淡い色で破滅を描く宗教画のようです。キャッチーさはそれほどある訳ではありませんが何度でも聴いて、この感覚を味わって欲しい名曲。
ちなみにエピグラフとして引用されているブレイクの詞「アメリカ」の「My Thirteen Angel」という部分、当時13州だったアメリカを象徴し、それを鼓舞しているとも解釈されているらしいですね。そしてこの曲のタイトル「神の愛のために」、サビの歌詞「光よりも速く、闇よりも深く落ちていく」などのフレーズからして、ULVERが彼等なりにアメリカに向けた曲とも解釈できそう。ただ、明らかに鼓舞しているという訳ではなさそうですが。


筋肉少女帯 - 筋少の大車輪 - 元祖 高木ブー伝説 (2005-07-16 20:51:18)

一見お笑い的な歌詞ですが、ユーモアとペーソスが同居している曲。
これは高木ブーさんに失礼なんじゃ…と思いましたが、本人はネタにされて逆に喜びそうかも?


MUTIILATION - Majestas Leprosus ★★★ (2005-07-16 20:51:00)

2003年発表の4th。

私が持ってるのは04年に発売された2ndプレスで、1stプレスとはアートワーク等が異なるようです。このバンド、「カルトブラック」などと呼ばれていたため、恐る恐る購入したんですが、結構聴けてしまいますね(自分が麻痺してるだけかもしれませんが)。

曲自体は疾走と愁いを含む暗黒トレモロリフという、ブラックの良い所を詰め込んだパートの占める割合が高いプリミティブ・ブラックといった感じです。メロディは全体的にメロウで、しかも起伏があるため意外にもドラマティックな印象も。

音質は曲がぷちっと終わったり、プリブラ的なチープな物ではありますが各パートの分離はそこそこで、ベースの音も聴こえます。ただ右チャンネルの方で巨大な羽虫の羽音のようなえぐいノイズが鳴ってますが…まぁULVERの3rdやBURZUMの4thの音質を楽しんでしまうような人には、むしろ心地良く響くのではないかと思います。ヴォーカルもMAYHEMの故Dead氏に似た苦しげながなり声でかなり邪悪です。時折押し潰すように絶叫するのも迫力があって好き。


筋肉少女帯 - UFOと恋人 - 暴いておやりよドルバッキー (2005-07-16 20:50:55)

とてもキャッチーな曲ですね。
「ドルバッキー」はあるオカルト本に写真が載っていた「宇宙生物エルバッキー(どう見てもネコ)」から取っているとか。


WURDULAK - Ceremony in Flames - Gospels of Depravity ★★ (2005-07-15 21:24:49)

ラストを飾るのは、唯一Maniac作詞の曲。
取り敢えず「DIE DIE DIE」で悶絶すれば間違いはない!!!


WURDULAK - Ceremony in Flames - Containment of Inferno ★★★ (2005-07-15 21:24:01)

Faustが歌詞を提供していますが、この2人のヴォーカルで、歌詞カードを見ずに歌詞を理解するのは至難の業(笑)。アングラな雰囲気たっぷりのブラックなのに、途中のリフはメタル特有の「熱さ」が感じられてかっこいいです。


WURDULAK - Ceremony in Flames - Ceremony in Flames ★★★ (2005-07-15 21:22:58)

タイトルトラック。
意外にも上品に始まるのかと思いきや、いきなり聴き手も歌い手も頭が真っ白になりそうな凄まじいシャウトが鼓膜を劈きます。しかしヴォーカル2人は楽しそうですね(笑)特にコーラスの方は。


WURDULAK - Ceremony in Flames ★★★ (2005-07-15 21:22:00)

NECROPHAGIAのKilljoy、exMAYHEMのManiacら錚々たるメンバーによるプロジェクトの1st。

この作品、二人のヴォーカルの力量によってスゴイ事になっちゃってます。二人ともスタイル、声共に似ていて、高音絶叫タイプの叫びなんですが、まるで叫びすぎで喉から出血し、その血液で喉を潤しているかのような凄まじい声です。普通ツインヴォーカルってメロディとデスヴォイスをそれぞれ担当したり、違う声域をそれぞれ受け持ったりするんですが、このバンドの場合それをブルータリティと邪悪さの為だけに使ってしまった感じですね…この二人のヴォーカルワークのせいで、一人の
犠牲者を考えうる最も非道な方法で、笑いながら責め苛み、嬲り殺しているかのような残酷な風景が脳裡にありありと浮かんでくるかのようです。

曲の方はブラックメタルですが、あまり荘厳さはなくアングラな雰囲気で、二人の声のグロさをより際立たせる結果となっています。個人的にManiacはブラックで最も好きなヴォーカリストで、彼の声が聴きたくて買いましたが期待以上でした。KilljoyもManiacに負けず良い仕事してるので、ヤバイヴォーカルが聴きたいなら買いです。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - SOMEBODY PUT SOMETHING IN MY DRINK ★★★ (2005-07-13 18:03:20)

ドリンクに薬を混ぜるようなSEの後のサビが、凄くノリが良くて聴いていて楽しい曲です。ヴォーカルも「IN MY DRINK...ィヤォ!!」とか言ってて楽しげ。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll - Lil' Bloodred Ridin' Hood ★★★ (2005-07-13 18:03:00)

個人的には、アルバム一の名曲。
Dissectionの「Unhallowed」を連想させるようなリフが良いです。このバンドってメロデスかブラックかで議論される事もあるようですが、こういうところがブラックっぽいのかな?


PANTERA - Vulgar Display of Power - Fucking Hostile ★★★ (2005-07-13 18:01:53)

アグレッシブでヘヴィなのに、サビが分かりやすくていい!!
へヴィなものが好きならば、一回聴いただけで良さが分かる曲だと思います。


PANTERA - Vulgar Display of Power ★★ (2005-07-13 18:01:00)

やっぱりPhil Anselmoが格闘家っぽいって思う人いるんですね(笑)
歌詞カードの写真なんて汗までかいてて睨みつけててかっこいい。PRIDEとかにいそう…
そしてそのPhil Anselmoのヴォーカルなんですが、かっこいいですね。
怒号の中に時折入ってくる高音絶叫みたいな声が凄くアクセントになってます。
しかも、普通に歌ったり、ナレーション的な語りをする時の声は色気たっぷり。
流石、ManiacやらKilljoyやらメタル界でもヤバイ人たちとつるんでるだけあります。
この声、硬質かつヘヴィーなメタルサウンドに完璧にあってますね。
ここまで有名なバンドになるとレンタルショップにも置いてあると思うので、いきなり
買うのはちょっと…って人でも、借りてでも聴くべき作品です。
出たのは92年だそうですが、今聴いてもかっこいいと思える音を出してます。


陰陽座 - 臥龍點睛 - 龍の雲を得る如し ★★ (2005-07-12 21:56:53)

Aメロの隙間のあるアレンジで「あれっ?」ってなりましたが、強さを感じさせながらも心に来る切ないメロディのサビでノックアウト(笑)「靂」で龍が目覚め、この曲で龍が天に昇り、「蛟龍の巫女」でその後のストーリーが語られる…というコンセプトらしいですね。


陰陽座 - 臥龍點睛 - 鬼ころし (2005-07-12 21:52:10)

鬼を滅ぼしたところで、人が残り、結局世は鬼で満ちる。人を憎まず罪を憎めば、結局は鬼が残りこの世は朽ちてしまう…これって必要悪がテーマでしょうか?曲はかっこいいけど、シャウトが舞頚より切れてないのが残念…こういう歌い方なのかもしれないけど。


陰陽座 - 臥龍點睛 - 彷徨える (2005-07-12 21:46:05)

瞬火さん曰く「なんの衒いもないキャッチーなハードロック」。
歌詞の元になった話、面白いですよね…木を切ったらなんか出てきて、食べたら犬の味って…犬の味知ってる自体、日本人から見ると凄いんですけど(笑)まぁいろんな文化がありますからね…


陰陽座 - 臥龍點睛 - 月花 ★★ (2005-07-12 21:42:58)

この曲のテーマは「馬子と月見草の恋愛」だそうですが、なんか瞬火さんのヴォーカル、ただの馬子にしては色気ありすぎません(笑)?貴族的な優雅ささえ感じるんですけど…特にサビの「散る一片」の部分が…。


DARKTHRONE - Panzerfaust ★★ (2005-07-12 21:39:00)

三部作と並んでファンの支持が高い、5thアルバム。
今作からMoonfogに移籍、更にZephyrousが脱退したせいか結構前作と変わってますね。
相変わらず確信的に音質を落としているブラックですが、大きく変わったと思うのは以下の二点。
まず、ヴォーカルの歌い方が変化したと思います。
前作では感情を排して、冷酷さを感じさせる鋭いがなり声ですが、今作ではまるで絶望に
取り憑かれたまま何かを訴えかけているような感じで、声の鋭さはそのままに更に
感情が篭もって来たように思います。
もう一つは、これが賛否の原因になっているようですが、テンポやリフに多様性が出て、
曲のタイプが増えた事。特にトレモロリフだけでなく、刻むタイプのリフも使い出して
厚みが出てきたように思います。ただ、刻みを使用している曲では、ややチープさが
減ってしまったのは少し残念かもしれません。あのチープさ、凄く良かったので…
ともかく、3部作と比べると好みが分かれるみたいですが、私は好きです。
スローな曲は重い雰囲気を醸し出すリフと鋭利ながなり声を聴いているとぽ~っとなって
(ある意味)幸せな気分に浸れますし、「EN VIND AV SORG」「HANS SISTE VINTER」といった
トレモロ&疾走といった王道チューンはヴォーカルがパワーアップしたせいで、より
かっこよくなっているので、3部作でないという理由で敬遠するには余りにも勿体無い作品です。


キリト ★★ (2005-07-12 21:21:00)

あ、もう登録されているとは…
まだアルバムも出ていないのに、ちょっと気が早くないですか(笑)
ともかく、登録して下さった方ありがとうございます。


キリト - Door - 再生の朝 ★★ (2005-07-12 21:19:43)

「愛する人のカケラと知らず口に含む子供たち」という一節が、聴き手に衝撃を与える一曲。イントロのフレーズが「SEPIA」の頃の雰囲気があると思ってたら、アイジさん加入前の最初期の曲だそうで…
キャッチーさはあまりないけれど、妙に印象深く残る歌メロもあの頃のPIERROTの雰囲気がありますね。


キリト - Door - Door ★★ (2005-07-12 21:16:11)

キリトさんのソロ第一弾。
インタビューでも「歌を聴かせる物を作りたい」と言っていただけあって、「ANSWER」並にエモーショナルなヴォーカルが聞ける、メロディアスな逸品。特に最初のフレーズでファルセットになるところが良いです。中間のギターソロ、音色がPIERROTっぽくて好き。


DARKTHRONE - Panzerfaust - The Hordes of Nebulah ★★ (2005-07-10 10:46:47)

呪術的な、妖しいリフを伴い進行する、スローで重々しい曲。
曲の途中ではいるギターソロがなかなか良く、個人的には結構好き。


DARKTHRONE - Panzerfaust - Snø og granskog (Utferd) (2005-07-10 10:46:10)

Fenrizのソロ「NEPTUNE TOWERS」を髣髴とさせるダークなインストに乗せて、何かを喋っているエンディング曲。他の曲の様に肉体的な激しさが全く無い分、かなり不気味になっています。人によっては再生を中止したくなるくらいかも(笑)


DARKTHRONE - Panzerfaust - Triumphant Gleam ★★ (2005-07-10 10:45:57)

前作には無かったタイプの刻み系リフを持つ、疾走パートとスローパートを両方備えた緩急のついた楽曲。リフには今までのような叙情性はあまり感じられませんが、こういうのもノリが良くて好きです。


DARKTHRONE - Panzerfaust - Quintessence (2005-07-10 10:45:40)

曲の方はスローで重々しいブラックですが、BURZUMのカウントが歌詞を提供しているというので見てみると…「孤独な夜を過ごす五万人の女達…おぉ、私は彼女達全てを存分に満たしてやった」…あの、カウントさん!?まぁカウントさんは男前ですからねー(笑)


DEATHSPELL OMEGA - Si monvmentvm reqvires, circvmspice - Sola Fide II ★★★ (2005-07-10 10:44:55)

「SOLA FIDE Ⅰ」よりも更に長く、よりドラマティック。
1分30秒くらいの所など、度々登場するタームの長めなメロディの荘厳リフが素晴らしく良いです。ラスト近くの「SOLA FIDE...」からの呪殺声がかなり怖い。ちなみに、「Sola Fide Sola Deo Infernani Gloria」は、「信仰のみに、地獄の神のみに栄光あれ」という意味みたいです。


BON JOVI - Slippery When Wet - Livin' on a Prayer ★★ (2005-07-10 10:44:41)

何故か私の周りの洋楽ファンの人たちは、ほとんどがこの曲をカラオケのレパートリーに入れています。それぐらい有名な曲。
声質が良く歌も上手いので、ハイトーンやってもヘロヘロにならないヴォーカルが力強くて良いです。


NEPTUNE TOWERS - Caravans to Empire Algol ★★ (2005-07-08 17:58:00)

Fenrizのソロプロジェクト第一弾。
「Avengarde Astral Alien Synth」のキーワードが示す通り、シンセによるインスト作品。ドラムやヴォーカルは一切無し、大作2曲のみ収録というスタイルのCDです。

音的には、イントロから続く、まるでアジアのマイナー宗教の信徒が熱くじめじめした場所で祈りを捧げる時に流れていそうな管楽器的な音色が特に印象的。そこから色々に展開していきます。最初はプロジェクト名からの連想で、もっと近未来的な音を出しているかと思いましたが人間の宗教的な営み、それも(あくまでイメージですが)キリスト教的な雰囲気でなく、アジア的な雰囲気だったので、音だけ聴くとたとえブラックメタラーやDARKTHRONEのファンだったとしても、これを北欧の人が作ったとは思わないと思います。

瞑想、とは言わないまでも深く考え事をするときにピッタリのアルバムです。なんか突拍子もないアイデアが浮かんできたりして…(笑)スタイル的に人を選ぶCDですが、Fenrizの才能の一片に触れたい人にお勧めです。因みに、歌詞が載るべき所にはFenrizの声明(?)のようなものが載っていますが、それによると「NEPTUNE TOWERSは全ての有機生命体の消滅をサポートする」…ネガティヴィティもここまでくるともう何も言えないですね(笑)


ATROX - Terrestrials ★★ (2005-07-08 17:55:00)

2002年発表の3rdアルバム。
簡単に説明すると「プログレ的な要素も含んだ、美しいメロディをフィーチャーした
ゴシックメタル」と定義できそうな音楽性なんですが、ヴォーカルがほんと素晴らしいです。
The 3rd and the mortalのヴォーカリストの妹であるMonikaという人物がヴォーカルを
取っているんですが、一体どうやって歌ってるんだろう…と訝りたくなるほどに、
声の種類が多く、それを複雑怪奇に組み合わせて異様な世界観を演出しています。
前評判で「呪術的」「狂気に憑かれたケイト・ブッシュ」「無邪気さと邪悪さの両立」等、
凄く惹かれるような感想を目の当たりにしてきたんですが、ほんとに期待を裏切りません。
もちろん「狂気」といってもただ叫んだり闇雲に悲鳴を上げたりするのではなく、
演歌の「コブシ」だけを抜き出したように複雑にピッチを揺らしてみたり、猫が
警告音を発しているかのような囁き声を出したり、元の声は綺麗なのに素晴らしい
壊れっぷりです(笑)。これ、譜面とかあるんでしょうか…
曲はほぼ6分以上で、やや長めですがヴォーカルに酔い痴れているうちに終わってしまいます。
もちろん曲自体もまあまあ良いんですけど、ラスト2曲にノイズがサンプリングされているのは
はっきり言って結構うざったいです。曲を台無しにしてる気が…
それと、Monika本人の手によるアートワークも秀逸です。
鶴とタツノオトシゴが合体したような奇妙な生物やら、一つの眼窩に二つの眼球を持った
人間、メンバーの顔(のイラスト)に落書きするトカゲの王様など素晴らしい感性です(笑)
でも、絵なんだし自分の顔をもう少し美形に描いても…(笑)
ともかく、このヴォーカルは自分が今まで聴いた女性ヴォーカリストの中では5本、
いや3本の指に入るかって言うくらいに凄いです。
こんないいヴォーカリストに巡り会えるのなら2千円ちょっとの出費は惜しくないですね。
でも、どうやら去年Monikaは脱退してしまったらしいのでかなり残念…


JUDAS PRIEST - Painkiller - Painkiller ★★★ (2005-07-08 17:51:22)

K-1の武蔵選手も大好きだという曲。
私は正統派は何枚か借りて、あまり合わないかと思ってましたがこの曲はホントかっこいいです。瀧本選手じゃないけど、「すみません、正統派なめてました」って思いました。特にドラムの音質凄く良いです。


DARKTHRONE - Panzerfaust - En vind av sorg ★★★ (2005-07-08 17:45:53)

タイトルの意味は「悲しみの風」。
これは凄いです。前作の名曲「Transilvanian Hunger」並の荘厳な泣きリフを備えた超名曲ですが、ヴォーカルがパワーアップしてる分こっちの方が上かも…途中で出てくるダークなリフもかっこいいし、心からお勧めの一曲。


DARKTHRONE - Panzerfaust - Hans siste vinter ★★★ (2005-07-08 17:45:38)

曲全体を荘厳トレモロリフで覆った、初期DARKTHRONEの王道的な展開を見せる曲。スローな曲も今作では増えましたが、こういう曲の切れ味は更に鋭くなっている様に思います。


DEATHSPELL OMEGA - Kénôse ★★ (2005-07-08 17:44:00)

2005年発表の、3曲入りミニアルバム。
前作「Si Monumentum~」から続く「3部作」の第2部的な役割を持つ作品
…ではなく、「付記」的な作品になるそうです。タイトルは作中で非常な危険を
孕んだ論理として言及される、キリストの神性放棄(Kenosis)から来てるのかな?
曲の方は、3曲と言っても全部で36分と言う大作主義で、前作同様SE的な部分が
長いものの、やはり物凄い完成度です。実は私はフルアルバムだと思って買ったんですが、
それでもここまで完成度が高いと、全く後悔は無いですね。
音は前作よりも厚くなっていて、特に破滅的なメロディと共に疾走するパートでは
トゥルーブラックの邪悪さと、ブルータルブラックの暴虐性を両方備えているように思います。
特にイントロのSE的な部分が終わり、一気にブラックパートに雪崩れ込んで行く部分は
ほんとかっこいいです。そしてそれから約30分、ブラック好きには至福の時間が始まります(笑)。
しかし、この作品が「付記」なんて、三部作に凄い期待を抱いてしまいますね…


SOURCE OF TIDE - Blueprints - Blueprint... ★★ (2005-06-29 00:07:11)

最後から2番目と言うあまり美味しくない位置にあるタイトルトラック(笑)
低音のデスヴォイスと重々しいギターリフでドゥーミーな雰囲気ですが、ギターソロの掛け合いから「Revolt Future!」のようなピアノが登場…ほんと、先が読めない…