この曲を聴け!
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6701-6800

MyPage

Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77
モバイル向きページ 
Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 6701-6800

0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77


犬神サーカス団 - スケ番ロック - サーカスの人魚 ★★ (2005-04-10 18:35:46)

今までこういうストーリー性のある曲は明さんのペンによる物が多かった気がしますが、今回は凶子さんが作詞を担当。バンド名に相応しい歌詞の内容です。
凶子さんの歌が、悲しみを必死に押し殺しながらストーリーを語っているように感じられ、非常に切ない楽曲です。


犬神サーカス団 - スケ番ロック - 口裂け女伝説 ★★★ (2005-04-10 18:35:31)

こういうオカルトめいたテーマの曲は今までの犬神にもありましたが、この曲は「ポマード ポマード ポマード」「闇のドクター」とポップなフレーズが登場しやっぱり今までとは何かが違います(笑)
凶子さん曰く、情次2号さんの曲は歌うのが難しいそうですが、確かにうろ覚えでは絶対に口ずさめそうにないメロディですね。


犬神サーカス団 - スケ番ロック - 太陽を待っている ★★★ (2005-04-10 18:35:16)

間奏のヴォーカルとギターの掛け合いが印象的な、シャッフルの曲。ちょっと「くだらない話」を連想させる曲調でもあります。
私は邦楽を聴く際、まず始めに歌詞を読む習慣があるんですが、この曲はもうその時点であまりの切なさに溜息が出てしまいました。この曲を聴くと、大人達がみんな明さんみたいによく考えている人ばかりなら、今の子供達も絶望せずに済むのに…とまで思ってしまいます。


犬神サーカス団 - スケ番ロック ★★ (2005-04-10 18:34:00)

2005年発表の7thフル。メジャーでは初となるアルバム・リリースです(ベスト盤は除く)
まずこのタイトルを見たときは「冗談でしょ?」と思ったほど驚いたんですが、
内容のほうも今までの犬神とは一線を画す物になったと思います。
今までのアルバムはおどろおどろしい語りの曲があったり、明さんを筆頭に他のメンバーが
ヴォーカルをとる曲があったりしたんですが、今回はそのような曲はなりを潜め、
その代わりに13曲の全てに印象に残るメロディが散りばめられています。
インパクトのある詞を持った2曲で始まり、中盤から後半にかけて実験的な曲が続いた後、
ヘヴィーな曲、疾走系の曲と来てバラードで締めくくる展開も、堅実で良いですね。
音質もヴォーカルが小さ目になった一方、ギターがかなり前面に押し出されたため
おどろおどろしさの代わりに、へヴィさはかなり増したように思います。
それから歌詞も今回はかなり変化してますね…
今までのオカルトやグロ、人間の醜い部分をエンターテイメントとして昇華するという
歌詞も無くなった訳ではないんですが、今回は尾崎豊さんや星新一さんの英霊が
降りてきたんじゃないかと思わせるような(笑)曲もあって、詞のバラエティは更に広がってます。
特に「衝撃デビュウ!!」で始まる「最新型アンドロイド」のSF的ストーリーは面白いので必聴。
まとめると、メジャー第一のアルバムとしては申し分の無い出来だと思います。
一見さんを引き込むパワーを持ちながらも、今までのファンも満足させるであろう超名盤です。


B'Z - THE CIRCLE - Fever ★★★ (2005-04-09 20:28:43)

テレビ出演でも演奏していたり、シングルのカップリングにも入っていたりする本人達もプッシュしている曲。B'zのアルバムで一枚のシングルから2曲入るのは異例ですが、アルバムの流れに良く合っていて、この曲を入れたのは正解だと思います。
個人的に好きな箇所はコーラスワークとShaneのドラムが曲をさらに躍動的にしているサビ前。この部分、ほんとかっこよすぎ…


B'Z - THE CIRCLE - BLACK AND WHITE ★★★ (2005-04-09 11:51:41)

イントロとアウトロの螺旋階段を転げ落ちるようなメロディを描くシャウトが、物事を割り切れず苦しみつづける主人公の魂からの嗚咽を表現しているようで聴く度に空恐ろしい気分になります。「最後」ではなく、「最期」というフレーズを用いているのが、また示唆的なんですよね…
この一曲だけドラマーが違う事もあってか、異色の空気感のある曲です。


B'Z - THE CIRCLE - 白い火花 ★★★ (2005-04-09 10:22:38)

「全開でGO 全開でGO」というサビが印象的な曲。
このフレーズのみを抜き出して聴くとちょっと野暮ったく聴こえてしまうんですが、全体の歌詞の内容を踏まえた上で聴くと鬼気迫る物すら感じます。最近の稲葉さん、どうしちゃったんでしょうか…


B'Z - THE CIRCLE - X ★★★ (2005-04-08 23:29:35)

一曲目のエスニック風味を引きずりつつも、へヴィに仕上げた曲。
それにしても、なんて力強い歌詞なんでしょう…死んだらもっと良い来世があるかもしれないと時々思い耽ってしまう私の目には、「来世はない」と言い切り力強く生きるこの歌詞の主人公はあまりに眩しく映ります。


B'Z - THE CIRCLE - パルス ★★★ (2005-04-08 23:24:14)

B'zがメロコアを意識して作った曲!?
こういう曲をやっても、「BABY MOON」のようなアダルトな曲をやっても、「ながい愛」のようなへヴィな曲をやってもバンドのアイデンティティが滲み出てしまうのはB'zぐらいなもんじゃないでしょうか…素晴らしい才能だと思います。


犬神サーカス団 - スケ番ロック - 平成デモクラシー ★★★ (2005-04-07 20:07:57)

「ええじゃないか」音頭を踊りたくなるような非常にポップな曲に、「♪昨日隣のおじさんが 首をくくって死にました」とダークなフレーズを妙に楽しげな調子で歌うヴォーカルが載った、犬神らしい社会風刺的な曲。
この曲では珍しく情次2号さんが歌詞を担当してますが、このブラックさは流石犬神一族です(笑)


ULVER - Kveldssanger - Honsjeldfbilde ★★★ (2005-04-07 20:07:24)

タイトルは「山頂」という意味らしいです。
郷愁を呼び起こすようなメロディが印象的な、アコギの演奏のみによるインスト。ULVERは音楽性の振り幅の激しさが取り沙汰される事が多いですが、メロディの良さも一級品だと思います。


ULVER - Kveldssanger - Ord (2005-04-07 20:07:10)

僅か16秒で終わってしまう、ヴォーカルオンリーの曲。
最初聴いた時はその短さに戸惑ったものです。


ムック - ココロノナイマチ - 月の砂丘 (2005-04-05 14:31:48)

西部の乾いた荒野を連想させる、寂しげなメロディのバラード。
それに対してギターソロのメロディは暖かみがあって、一筋の光が差し込んできた感じを曲に与えていると思います。
個人的にこの曲の間奏を聴くと、何故かOPETHが聴きたくなります。


BEHEMOTH - Conjuration - Christians to the Lions ★★★ (2005-04-05 14:26:38)

ライブヴァージョンです。
頭の「クリスチャンズ・トゥ・ザ・ライオンズ!!!!」のまるで古代ギリシャのグラディエーターのような勇ましいタイトルコールだけで、私の前頭葉は好き・嫌いの判断を停止し音に身を任せる事を決定した(笑)


犬神サーカス団 - スケ番ロック - 最新型アンドロイド ★★★ (2005-04-05 14:26:26)

人間の慰みモノとして作られたアンドロイドが、実はアダムとイブの創造主だったという実にシュールな歌詞が面白い曲。歌詞は面白いですが、曲の方は真っ当なかっこよさがあって、声にエフェクトを掛けている箇所ではノンビブラートの歌唱を使用したり、詞に引っ掛けてドヴォルザークを引用したりといったアレンジのセンスも良いです。


MAYHEM - Wolf's Lair Abyss - Symbols of Bloodswords ★★★ (2005-04-05 14:26:03)

最初は淡々と普通声と共にスローで入りますが、声が絶叫に変わると同時に一気に加速!!途中絶叫しすぎでマイクの音が割れてるような感じもあって最凶のディストーションヴォイスです。ラストの普通声が、感情を失った独裁者の演説にしか聴こえず、また怖いんですよね…。


メリー - モダンギャルド - 心切ループ ★★ (2005-04-03 17:26:01)

これで「うらぎりループ」と読みます。
サビに入っても沈んだままのヴォーカルが、「信じるのは自分だけ」と何の解決も無いままに閉じこもってしまう主人公の心情を良く表現しています。ただ曲順的に微妙に目立たなくなってしまってる気もしますが…


メリー - モダンギャルド - T.O.P ★★ (2005-04-03 17:21:30)

曲名のT.O.Pは「Tales Of People」の略。
この曲はガラさんのデス声が非常にかっこいいです。かっこよさで言ったらBehemothのNergalに匹敵するくらい。流石にちょっと肺活量が足りない感じはしますが、言い換えれば肺活量さえ身につけばデスメタルバンドでもやっていけそうな程恵まれた声質の持ち主である事が分かります。


メリー - モダンギャルド - 躊躇いシャッフル ★★★ (2005-04-03 17:17:42)

こういう早めのテンポのシャッフル、大好きです。
この曲の場合それだけでなく、キャッチーで哀感溢れるメロディ、イントロから繰り出される哀愁のギターフレーズ、そして個性的なヴォーカルと私の好みを擽る要素がこれでもかと詰まっているので、これは★3つを付けざるを得ません。許されるなら5つくらいは付けたい(笑)


ULVER - Silencing the Singing Ep - Speak Dead Speaker (2005-04-03 00:28:20)

この音からは「空がどんよりと曇った雨の日、風に煽られて揺れるブランコ」を想像してしまいました。聴いていると何か深い世界に落ちていくようです。


ULVER - Silencing the Singing Ep - Darling Didn't We Kill You? (2005-04-03 00:26:22)

メロディアスなバックと、ノイズの対比が面白いミニマルな曲。
ノイズは耳を覆い尽くすような激しいものではなく、細い線のようにひたすら「ジィーーー」と鳴っていますが、不思議と嫌な気分になりません。


メリー - モダンギャルド - 恋哀交差点 ★★★ (2005-04-03 00:21:52)

哀愁 ポップなメロディという、メリーの王道的な曲。
前後の曲がへヴィーなため、アルバム通して聴いた時にかなり映えて聴こえます。ガラさんのヴォーカルは、ビブラートというよりも震え声と言う方が適切な歌い方で、振られた女性の悲しみが良く表現出来ていると思います。私は結構女々しい人間なので、「二人のメモリー消したくないから 携帯メール 履歴全部残しているよ…」という歌詞にはめちゃめちゃ共感してしまいます(苦笑)。


メリー - モダンギャルド - ハライソ ★★ (2005-04-03 00:20:41)

歌メロを付けるのに非常に苦労した曲らしいですが、聴いてみて納得。
ヴォーカルがメロを追っている最中でも、バッキングという言葉が不適切なほどメロディアスに弾きまくってます。ラストの野太い声での怒号のようなヴォーカリゼーションも頼もしい。「出すぎた杭は打たれない」は名言ですね。


メリー - モダンギャルド - レスト イン ピース ★★★ (2005-04-03 00:19:47)

爽やかさの中にも一抹の悲哀を感じさせる曲に、「戦争を知らない子供たち」なりに戦争について考えた歌詞を託した名曲。作曲のテーマは同じコード進行でどこまでメロディに差異を付けられるか、らしいですがそんな縛りの中でもメリハリのついた曲展開が良いですね。「ちいちゃんのかげおくり」という作品を小学校の時に習って未だに印象に残ってるんですが、もしその作品がドラマやアニメになるなら、個人的にはこの曲を主題歌に推したいです。


メリー - 個性派ブレンド-黄昏編- - 愛国行進曲 ★★★ (2005-04-03 00:18:32)

サビが「天皇陛下に万歳」「天皇陛下に敬礼」のみで構成される、ある意味でとても危険な曲(笑)。ギターソロもまるで街宣車のスピーカーから流れてきそうなメロディで最高です。個人的にこういうブラックユーモアは大好きなんですが、これ大丈夫なんでしょうか…何故かJOYSOUNDには「チック・タック」などのポップな曲を差し置いて真っ先に配信されました…何故??


メリー - 現代ストイック - 路地裏哀歌 ★★★ (2005-04-03 00:16:44)

これで「ろじうらエレジー」と読みます。
今では超貴重品となったメリー初の音源である無料配布MDにも収録されていた曲で、彼ららしい哀愁のメロディが徹頭徹尾詰まった名曲です。


メリー - 現代ストイック - 頭がザクロ ★★ (2005-04-03 00:15:47)

健一さんの作る曲って、変わった曲が多いですね…
こんな躁的な明るいメロディに「暗くて目立ちもしない人生」みたいなダークな歌詞を乗せてしまうとは…ラストの「頭がザクロになりそうです」の前のヒステリックな高音シャウトは、清春さんへのオマージュだとか。


メリー - 現代ストイック - スカル (2005-04-03 00:14:39)

初回盤のアタリDISCにのみ収録されている曲。ライブバージョンでの収録ですが、スタジオ版があったとしたらどんな感じになるか全く分からないほどヤケクソな感じの曲。やっぱりハスキーヴォイスはこういう叫ぶ曲でも映えますね…。煽りまくっててかっこいいです。


メリー - 現代ストイック - ピンク色の青春 ★★★ (2005-04-03 00:13:50)

友人曰く、「この曲は内容とタイトルが合っていない!!」
…確かに(笑)。非常にシリアスな内容なのに、一体何処らへんが「ピンク色」なんでしょう。このアルバムがリリースされた時、丁度凄く落ち込んでて、「自分が死んでも何も変わらない」みたいな事を考えている時期だったので、めちゃめちゃ共感出来ましたね…ラストのヒリヒリとした感情を吐き出すかのようなシャウトは、ハスキーヴォイスの彼が歌うからこそ出来る芸当。声も才能のうちに入るんだなぁ、とひしひしと感じます。


メリー - 現代ストイック - VE-DORO ★★ (2005-04-03 00:12:51)

最初この曲がアルバムに収録される事を知った時、「なんで愛国行進曲をさしおいてこの曲なんだ!?」とまで思ったんですが、アルバムをリピートして聴けば聴くほど好きになってしまいました。イントロから軍歌風リードとヘヴィリフが絡んでいたり、なんでこの曲を気に入らなかったんだろう…と不思議に思ってしまいます。


メリー - 現代ストイック - やさしさ・キッド (2005-04-03 00:11:56)

哀愁メロディでのメロコア。
ガラさんがめっちゃ地声で歌っていて変な味が出ています(笑)
この曲では歌詞中にKANを引用したり、一昔前の歌謡曲へのリスペクトが感じられるのがポイント。


メリー - 現代ストイック - ブルージー・ナイト ★★★ (2005-04-03 00:11:04)

ガラさんがブルースの女王になりきって歌ったと言う、シャッフルの曲。
特に「Ah ブルージー・ナイト」からの掠れ声&フェイクは絶品中の絶品です。ガラさんがハスキーな声を持って生まれた事を神に感謝したくなる程の曲。


メリー - 現代ストイック - 黄昏レストラン ★★★ (2005-04-03 00:10:13)

架空の昭和の喫茶店に聴き手をトリップさせるかのような曲。
こういう雰囲気のある曲でも、ちゃんとノリの良さがあるのがメリーの良い所ですね。歌詞中の人物ごとに声を使い分けながらも、全ての役柄に哀愁を感じさせるヴォーカルも見事。


メリー - 現代ストイック ★★ (2005-04-03 00:09:00)

2003年発売の1st。
このバンドは友達の紹介で知ったんですが、このアルバムを聴いたとき、新人バンドながら
そんじょそこらのベテランバンドを寄せ付けないほどの完成度の高さに驚きました。
やはりインディーズのバンドだからと言って敬遠すべきではないですね…
流石あの清春さんに見出されただけの事はあります。
音的には端的に述べるならば「昭和的な哀愁を感じさせるメロディを持ったロック」
となるんでしょうが、初めて聴いた時はそんな言葉では表せないほどの感動がありましたね…
一定の様式に囚われて同じ様な曲ばかりを並べる事にもなっていなければ、
特殊なことをしようとしすぎて自己満足に陥る事もない、ポピュラリティの高い名盤だと思います。
このバンド特有の武器は、やはりそのメロディとヴォーカルでしょう。
非常にハスキーで味のあるヴォーカルが、いかにも日本人好みな歌謡曲風のメロディを歌う…
これだけでも満足ですが、さらにこのバンドの場合、そこにかっこよくへヴィーなリフや
軍歌にも通じる哀愁を封じ込めたリフやソロも入ってくるので、これを好きになるなと言う方が無理です(笑)
まあ、このハスキーなヴォーカルは人によって好みが分かれそうなので、
全ての人にお勧めという訳には行きませんが…
ちなみに会場限定盤には「バイオレットハレンチ」のライブバージョン、初回限定盤はアタリ・ハズレ付きで、
アタリDISCには「スカル」のライブバージョンが収録されているので、レアCDショップなどで見かけたら買ってみてもいいかもしれません。


BEHEMOTH - Conjuration - Conjuration Ov Sleep Daemons ★★ (2005-04-03 00:05:23)

新曲なのに歌詞が載っていないのが、ちょっと気に入らないかも。
「ZOS KIA CULTUS」のセッションにてに生まれた曲らしいです。ラストの「Come on!」からブラストで盛り上げるだけ盛り上げてから終わる展開は聴いていてテンション上がりますね。


BEHEMOTH - Conjuration - Welcome to Hell (2005-04-03 00:04:15)

Venomカヴァー。
原曲は知りませんが、良い意味で暑苦しさのある曲ですね。
ましてやこのヴォーカルだからさらに暑苦しさ倍増(笑)


BEHEMOTH - Conjuration - Wish ★★★ (2005-04-03 00:02:18)

まさかのNine Inch Nailsカヴァー。
Wishはカラオケで歌ってみて、「あ、これデスヴォイスで歌っても似合いそうかも」と思っていたんですが、やっぱり同じ事を考える人っているんですね(笑)。グラミー賞を取っただけの事はあるかっこいいリフとNergalの無骨なヴォーカルが凄くマッチしています。中間部のナルシスティックな普通声もNergalなんでしょうか?


BEHEMOTH - Zos Kia Cultus: Here and Beyond - No Sympathy for Fools ★★ (2005-04-03 00:01:02)

Nergalの憎しみの叫び。まずタイトルからしてクールです。
この曲の歌詞はアルバムのコンセプトとは若干趣を異にするらしいですが、それでも入れたかったみたいですね…こんな曲を作らせるほどの怨嗟なんて、抱きたくも抱かれたくもないです(笑)


BEHEMOTH - Zos Kia Cultus: Here and Beyond - The Harlot ov the Saints ★★★ (2005-04-03 00:00:11)

この曲、ヴォーカルが凄すぎる。
「Ho Ophios」からのパートなんて一体何処から声が出てるんでしょう…この部分はもう人間の声に聞こえないほどなので必聴です。もはや魔獣です。


BEHEMOTH - Zos Kia Cultus: Here and Beyond - Blackest ov the Black ★★★ (2005-04-02 23:59:23)

「堕落した者達の叛逆の聖歌」と定義付けられる曲。
そのコンセプトに恥じぬ、禍々しさを湛えつつもメロディアスなリフがブラック好きな私の心を直撃でした。曲展開にメリハリも付いていて、アルバムの中で最も好きな楽曲です。


BEHEMOTH - Zos Kia Cultus: Here and Beyond - Horns ov Baphomet ★★ (2005-04-02 23:58:27)

ラジオのチャンネルを次々と変えてるようなSEから、重々しく本編へ。
スローパートで威厳をたっぷりと見せつけた後でブラストで暴走していくアレンジは、アルバムのつかみとして申し分のない展開ですね。ラストのアコギがかなり不気味。


BEHEMOTH - Conjuration ★★ (2005-04-02 23:57:00)

2003年発表の…シングル、かな? 取り敢えず値段はシングルでした。収録曲数の割にお得な価格設定ですが、一応5000枚限定らしいので購入はお早めに。収録内容は新曲とカヴァー曲からなる前半と、ライブを収録した後半に分かれています。

前半の内容は「この曲を聴け」の方で語るとして、後半のライブの感想を。…やっぱりこのヴォーカル、ライブでも凄いですね。むしろライブの方が声出てるんじゃないかってくらいです。タイトルコールの仕方など実に勇壮で、ギリシャ神話のヘラクレスを連想させます。たしかこの人、バンドのリーダーでリードギターの演奏も兼ねているはずですが…う~ん、とてもじゃないけど弾きながら歌ってるとは思えない…

ただちょっと不満なのは、後半2曲はなぜかタイトルコールの後に変な間がある事。なんか微妙に間抜けっぽく聴こえてしまう…(笑)。もちろんヴォーカル以外も壮絶で、聴いているとライブが終わって電車で帰る際、頭を振り過ぎたせいで吐きそうになってる自分まで浮かんできてしまいます…
って、妄想しすぎでしょうか(笑)


BEHEMOTH - Zos Kia Cultus: Here and Beyond ★★★ (2005-04-02 23:56:00)

2002年発表の6th(間違ってたらごめんなさい)

Nileほどあからさまではないにしろ、中近東風味のメロディをフィーチャーしたブルータル・デスメタルです。手数が多い割に重量感がありすぎなドラム、これまた重々しい刻みを聴かせるリフによって凄まじく重いアルバムになっています。所々でアコギが入りますが、メロディアスさや哀愁よりも不気味さを演出する結果になっているのが面白いですね。

このアルバムで凄いのはなんと言ってもヴォーカル。
「咆哮系」にカテゴライズされそうな叫び声ですが、声がデカイ上に声量も凄く、更にちょっとハスキーな味わいもあって、素晴らしい声の持ち主だと思います。かなり語弊があると思うんですが、exARCH ENEMYのJohan Liivaがマッチョになったらこんな声を出しそうな気がします(笑)。この無骨な声、ホントに好き者にとってはたまらない物があります。ヴォーカルの音量が大きいミックスも、この声を最大限に生かしています。

このサイトではBehemothはあまり人気がないみたいなんですが、NileやMarduk、Morbid Angelあたりが大丈夫な人ならいけると思いますよ。特に声フェチの方には強くお勧めします…って、こんな事書いて良いんでしょうか(笑)勿論それ以外の方にもお勧めです。


ムック - ココロノナイマチ - ココロノナイマチ ★★★ (2005-04-02 10:40:03)

「朽木の灯」リリース後、新たな一歩を踏み出すシングル。
なんとなくバラードを予想していたんですが、意外にもキャッチーな、疾走感ある曲でした。…それにしても、この曲を聴くと「朽木の灯」で何かが吹っ切れたように思います。今までではありえないほど取っ付きやすい音ながら、相変わらず心に沁みるメロディと歌詞…。バンドもあのアルバムで得たものは大きかったのかもしれませんね。


ULVER - Silencing the Singing Ep - Not Saved ★★ (2005-04-01 22:02:48)

まるでクリスマスの日に、独りで雪に埋もれて倒れているかのような錯覚に陥るようなインスト。鐘の音らしき音がまるでそんな自分への天国からのお迎えのように思えます(笑)他の曲と同じく、反復式に演奏される曲なので聴き手を選ぶでしょうが、このEPの3曲の中では一番良い曲だと思います。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film - We Are the Dead (2005-04-01 22:02:33)

これは…いわゆる怪談というやつでは…


ULVER - Kveldssanger - A cappella (Sielens Sang) ★★ (2005-04-01 22:02:16)

タイトル通りの事をやってる曲です。
あぁ、Garmの声でアカペラ合唱が聴けるとは…至福です(笑)
ちなみに、サブタイトルの「Sielens sang」とは「魂の歌」という意味だとか。


ULVER - Silencing the Singing Ep ★★ (2005-04-01 22:01:00)

5thアルバム「Perdition City」の後にリリースされたEP。
全3曲で約30分と、大作主義の作品です。ちなみに全曲インスト。

ULVERのEPって個人的に少し取っ付きづらい印象があるんですが、この作品も購入して暫く経たないと良さが分からなかったですね…内容は「Perdition City」のエレクトロニックな世界観を推し進めたような音楽で、更に抽象的なアレンジとなっています。

「Perdition City」と最も違うところは、全ての曲が反復的に演奏される所で、「曲を楽しむ」というより「音を楽しむ」と言う感じの音楽です。こういった電子回路に生ずるノイズを利用した電子音楽は、「グリッチ」と呼ばれるそうです。作風や表現形態こそ違えど、BURZUMの3rd辺りとどこか近いフィーリングを感じました。

考え事をする時など、まったりしたい時にお勧めのCDです。


ARCTURUS - Disguised Master - Painting My Horror (g.wolf Levitation Mix) (2005-03-30 21:55:46)

キーのフレーズが効果音と合わさり、更にホラーの世界に。
途中言葉が左耳から入って右耳から流れ出ていくような感じを覚える、不思議で面白いアレンジがなされている部分もあって、聴いて損は無い一曲です。


ARCTURUS - Disguised Master - Master of Disguise (phantom Fx W/gangstafications by S.c.n) ★★ (2005-03-30 21:54:50)

なんとあのMaster of disguiseがHIP-HOPに…!!
ボードレールの詞にインスパイアされたと思しきこの詞がラップ調で歌われるのにまず違和感。途中挿入されるギターの早弾きにまた違和感。でもその違和感が上手く重なって、一つの世界を構築してしまってるのが凄いです。普段私は聴かないような音楽ですが、こういうのもたまには良いですね。


ARCTURUS - Disguised Master - Du Nordavind (1998 Re-recording) ★★ (2005-03-30 21:53:28)

1stアルバム収録曲のリメイク。
かなり特殊な雰囲気を持つこのアルバムに収録されていると、良くも悪くも浮いて聴こえますね(笑)より幻想的なアレンジで、やはり途中のピアノソロには聞き惚れてしまいます。


ARCTURUS - Disguised Master - Ad Astra (ensemble Version) ★★ (2005-03-30 21:52:18)

Ad astraをストリングスでアレンジしたヴァージョン。
原曲のメロディが良いので、こういうアレンジは映えますね。


ARCTURUS - Disguised Master - Deception Genesis (2005-03-30 21:51:24)

今作唯一の新曲(一曲目はイントロ的な曲)。
2nd収録曲の路線を押し進めていった感じの曲で、さらに抽象的な音像になっています。聴き所はやっぱりHellhammerの控えめなツーバスとメロディアスな歌メロをフィーチャーしたサビ部分でしょうか。


OPETH - Damnation ★★ (2005-03-29 21:25:00)

今までの作風の、「静」のパートに的を絞ったような7thアルバム。
私はこの作品からOPETHに入ったんですが、珍しいパターンかも(笑)。
何せ一切デスヴォイス無しですからね…
色々なレヴューを読んでみると、この作品は「メロトロンを使用した、メランコリックで
知的な雰囲気のアルバム」と評されることが多いようです。
「メロトロン?何それ…?」と思ったのでちょっと調べてみると、鍵盤楽器の一つで、
その鍵盤を押すたびに内蔵されているテープに録音されている音が再生されるもので
その性質上、取り扱いや保存が難しく、レア度が高い…という楽器らしいです。
私はこのアルバムにまるで黒白フィルムによる映画をみているような、そんなレトロな雰囲気を
感じたんですが、それもこの楽器の音色から受ける印象が大きいかもしれません。
美しいメロディと雰囲気たっぷりのアルバムですが、少し怖い印象もあります。
何と言うか、全体的に凄く悲壮感、というより喪失感が漂っているんですよね…
私はすんなりと受け入れられましたが、もしかしたら思ってるより人を選ぶのかもしれません。
私もPOSさん、カズチンさんの仰るよう一人で聴き浸るのがお勧めです。
特に、雨の日の休日で外に出るのが億劫なときとか、最高だと思いますよ(笑)
物憂げな雰囲気の日には最適なアルバムです。


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 陽炎 ★★★ (2005-03-29 21:24:53)

美しいメロディを持つバラードはこれまでの犬神の曲にも「青蛾の群」「路上」などがありましたが、今回は一味違います。この曲は歌詞までが美しくまとまっていて、罷り間違っても「膣の様に温かく」とか「路上に散らばる内臓を」なんて表現は出て来ません(笑)。V系やHR/HMに耐性が無い人に是非聴かせてみたい楽曲。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Wolf and Hatred ★★★ (2005-03-28 20:16:23)

アルバムや歌詞カードにタイトルの表記は無いですが、3曲目です。
禍々しいブラックリフを聴かせてくれる曲なのだと思いきや、いきなりギターがギュルルッと鳴って超叙情的なリフへ変貌。この曲調で、この音質で、リフだけでここまでドラマ性を感じさせる曲を作るGarmって一体何者!?


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden - Hymn I: Of Wolf and Fear ★★ (2005-03-28 20:12:57)

一曲目から全く容赦がないですね…
まるで悪の秘密結社から改造手術を受けている時に頭に流れてそうな(笑)ノイズの嵐に襲われます。唯一アコギ入りの曲ですが、このパートが非常に美しくお勧め。


中島みゆき - 中島みゆきライブ! Live at Sony Pictures Studios in L.A. ★★ (2005-03-25 10:44:00)

2005年発表のライブ盤。サブタイトルは「Live at Sony Pictures Studios in LA」
収録曲は7曲と値段の割にやや少なめに思えますが、ランニングタイムは実は45分弱と
意外にもヴォリュームがあります。まぁ、夜会のテーマソング「二隻の舟」や最近のライブでも
演奏されているらしい「ローリング」がないのはちょっと惜しい気もしますが…
サブタイトルにもある通り、スタジオでのライブを収録したものらしく、観客の歓声も無く、
またライブ盤とは思えないほどのクリアな音質なので、みゆき嬢のライブでの歌声に
遺憾なく酔い痴れる事が出来るアルバムとなっています。
以下、曲ごとの感想を。
「この空を飛べたら」
二度に渡るセルフカヴァー、同名の小説の出版と本人の思い入れの強そうな曲。
今回は地上の星や銀龍を差し置いての一曲目を獲得した事からも、重要な曲である事が分かります。
「地上の星」
言わずと知れた超名曲。スタジオ版と比較すると、しゃくりあげが少なくやや穏やかな
歌唱ですが、その分一層の決意のようなものが感じられる歌声です。
「土用波」
今回のライブ盤で一番良くなっていると思う曲。
がなりの入った歌唱が、この曲の世界観に更なる渋みを与えている様に思います。
余談ですが、カラオケでこの曲を歌うときは「根こ~そぎ~の土用波~ぃヤァ」の「ぃヤァ」
までしっかり発音しましょう(笑)。個人的にこの歌い方大好きです。
「銀の龍の背に乗って」
サビの瀬尾さんと思しきコーラス、渋すぎる…(笑)
ラストを少しメロを変えて歌う所がありますが、よりドラマティックになって良い感じです。
「この世に二人だけ」
これもアルバムの冒頭を飾ったり、ライブ盤「歌暦」、リメイク盤「いまのきもち」に収録
されていたり思い入れの強そうな曲。そんな曲だけあってライブでの歌声はやはり格別。
でもここまで情景描写が上手いと、「実話!?」と勘繰りたくなってしまいます(笑)
「夜行」
「心守歌」の中では一番シングル向けっぽい曲。
力強い曲調が、ライブならではのこれまた力強い歌唱と良く合っています。
個人的にオリジナルヴァージョンよりもこっちの方が良いと思います。
「歌姫」
遂に歌姫がトリを飾りました!!
この曲は最初はBGMとして聴いていても、最後には曲の世界に入り込んで聴いてしまいます。
このライブ盤の締めを飾るに相応しい、堂々とした歌声です。


KEEP OF KALESSIN ★★ (2005-03-22 18:13:00)

Obsidian.Cの率いるブラックメタルバンド。
AttilaはMAYHEMにも加入したようですが、このバンドの活動はどうするんでしょう…
ABORYMもあるし、流石に3つも掛け持つのは大変そうです。


KEEP OF KALESSIN - Originators of the Northern Darkness-tribute to Mayhem - Buried by Time and Dust ★★ (2005-03-22 18:12:25)

MAYHEMのカヴァーです。
私は基本的にデスヴォイスにエフェクト掛けるのは好きではないんですが、この曲の場合はそれが不気味さを助長する結果になっているのでOKです。最後に轟音でノイズが入りますが、これは単品で聴くと正直いらないと思うんですが、このトリビュートアルバムの流れで聴くと次のLife eternal(GORGOROTH)の暴虐性がより際立って聴こえます。


KEEP OF KALESSIN - Reclaim - Reclaim ★★★ (2005-03-22 18:10:47)

アルバムのタイトルトラック。
演奏時間は8分弱とこのアルバムの中でも最も長く、展開も一番複雑なものとなっています。途中少しだけ普通声もありますが、読経を思わせるような低く、それでいて厳かに吐き出されるこの声は流石Attilaといった所でしょうか…


KEEP OF KALESSIN - Reclaim - Obliterator ★★★ (2005-03-22 18:09:48)

97年発売のアルバム「Through times of war」収録曲のリメイク。
豪速ドラムと呪詛ヴォーカルの炸裂するストレートなブラックと言う事で、このバンドが以前カヴァーした事もあるMAYHEMの名曲「Buried by time and dust」を思わせます。勿論あの頃よりもヴォーカルはパワーアップしていて、特に血を吐きそうながなり声は必聴です。


KEEP OF KALESSIN - Reclaim - Come Damnation ★★★ (2005-03-22 18:08:52)

イントロから最高のテンションで畳み掛ける曲。
異常なほどに暴虐なギターリフと、キャッチーなフレーズのサビを持ったブラックメタル…だと思っていたら、中盤でシンセがメインになり冷ややかな幻想の世界を演出、そのメロディをギターに引き継がせて疾駆していきます。この展開がめちゃめちゃドラマティックで、ブラック好きな人なら絶対にグッと来る事間違い無しの超名曲です!!


KEEP OF KALESSIN - Reclaim - Ⅸ ★★★ (2005-03-22 18:07:50)

インスト~二人の男の会話を経て、このミニアルバム本編に突入。
この曲を聴くと、Frostがただの豪速ブラストを売りにするドラマーでは無い事がとても良く分かります。曲の冒頭からツーバスを踏みながらのリズミカルなドラミングで聴き手を一気に引き込んでいきます。ギターソロがかっこいいのもポイントです。


KEEP OF KALESSIN - Reclaim ★★★ (2005-03-22 18:06:00)

2003年発表の、5曲(うち一曲はインスト)入りミニアルバム。
ミニアルバムって収録曲数の割に値段が高く、この作品もその例に漏れず、やっぱり割高感があるんですが、そんな事は些細に感じられる素晴らしい内容です。

というのも、参加メンバーが凄く豪華で、MAYHEMやABORYMで邪悪な呪詛でリスナーを恐れさせたヴォーカリストであるAttila、SATYRICONや1349に所属し、ブラック界でもトップクラスの腕前を持つといわれるFrostが参加しています。
…このメンバーを見て、その作品に期待するなという方が無理ですね(笑)。

内容ですが、これはミニとしてはMAHEMのWolf's Lair Abyssにも匹敵する超名盤だと思います。まずリーダーであるObsidian.Cのギターですが、②のソロや③のリフ、曲展開などを聴いてみると、彼がこの濃ゆいメンバーの埋もれるどころか、リーダーとしての威厳を見せつけることのできる素晴らしいギタリストであることが分かります。

Attilaのヴォーカルですが、この作品を聴いて私は彼を過小評価していたかもしれない…と思わされました。彼がヴォーカリストとして取り上げられる時、話題になるのは主に呪詛のような呻き声のスタイルだったりしがちなんですが、今作ではそれに加えて異様に凄みのある、ドスの効いたがなりまで聴かせてくれます。
Attilaは私の思っているより、遥かに引き出しの多いヴォーカリストなのかもしれません。

Frostのドラミングは、流石に北欧でも腕利きと言われるだけあって、速さ、曲を彩るフレーズなどどこを取っても極上です。HellhammerやTrymと並び称されるドラマーだと思います。
…と、この3人の個性がぶつかり合ってさらなる高みに達している曲が4つも入っているのだから、これは多少高くても買う価値は大有りです。

ミニだからと言って敬遠するにはあまりにも勿体無い作品です。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film - The Future Sound of Music (2005-03-17 21:58:26)

近未来的な、掴み所の無い曲想。後半は結構ノイジーです。
この曲のリズムセクションには、なんとEMPERORの元メンバーであるFaustが関わっているようですね。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film - Porn Piece or the Scars of Cold Kisses ★★★ (2005-03-17 21:57:04)

前後半で2分構成になっている曲。
特に後半は絶品で、Garmの色気たっぷりのヴォーカルがかなりフィーチャーされていて、つい聞き惚れてしまいます。以前から上手いヴォーカルとは思ってましたが、このアルバムを通じて一皮剥けたのではないでしょうか。


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film - Lost in Moments ★★★ (2005-03-17 21:56:01)

蕩けそうなメロディのサックスとGarmのアンビエントなヴォーカルが、聴き手を夜景の見える高層ビルのひと部屋の中へとトリップさせるかのようなお洒落な楽曲。タイトル通り、この瞬間に耽溺してしまいたくなるような曲ですね。


BURZUM - Burzum - My Journey to the Stars ★★★ (2005-03-17 03:46:50)

BURZUMの中ではストレートなブラック。
勿論彼の作品らしい陰鬱なメロディも登場するんですが、疾走パートでは神秘性すら感じさせるメロディまで出てくる超名曲です。タイトルに触発されてのベタな感想かもしれませんが、夜中に聴いてると魂が恒星間飛行できそうです(笑)


BURZUM - Hliðskjálf - Tuistos Herz ★★ (2005-03-17 03:46:35)

タイトルの意味は「Tuistoの心」らしいですね。Tuistoって誰だろう…?
キーが作り出す宇宙の中に美しいメロディが流れるこの作品は、荒れ狂うギターノイズの中に寒々しいメロディを盛り込んだブラックメタルとどこか通じるものがあるように思います。


犬神サーカス団 - 地獄の子守唄 - 青蛾の群 ★★ (2005-03-15 17:20:02)

濃い曲が続いた後に登場する、3拍子のバラード。
曲順的にちょっと目立たなくなってしまっているのが惜しいですね…ですが最後のサビメロは絶品なので、遠慮なく頂いておきましょう。


MAYHEM - A Tribute to Mayhem Originators of the Northern Darkness ★★★ (2005-03-15 17:20:00)

MAYHEMのカヴァーアルバムですが…参加アーティストが目茶目茶豪華です。MAYHEMが好きなら購入する価値は絶対にあると思います。収録曲はEuronymous在籍時のものが多く、中には例のDead自殺ジャケのブートに収録された「Ghoul」なんてマニアックな選曲をするバンドもいたりします(笑)

個人的にはWolf's~以降も大好きなので、Blasphemerのペンによる曲のカヴァーが「Into thy labyrinth」一曲のみというのは少し寂しい感じがしますが…また、このアルバムではAttilaのスタイルを踏襲しているカヴァーが多く、ある意味呪詛ヴォーカル物真似大会とも言えるかもしれません(笑)全曲が良いトリビュートという稀有なアルバムですが、以下の曲が特にお勧めです。

Funeral Fog(EMPEROR)
カヴァーするアーティスト、されるアーティストの組合せでもう名曲確定です。原曲の雰囲気を壊さず、コーラスや普通声を入れるアレンジも素晴らしいのですが、なんといってもゲストにAttilaが参加しているのがポイントですね。原曲よりも声に厚みが出てるし、悪魔笑いしてるしもう最高のカヴァーです!!

Carnage(BEHEMOTH)
枯れたような、妙に味わいのあるデス声でのCarnage。
GODさんも仰っていますが、後半のメドレーには私も見事にやられてしまいました…特にFreezing Moonのソロと疾走が融合する所なんてもう、余りにもツボを突き過ぎです。

De Mysteriis Dom Sathanas(LIMBONIC ART)
原曲よりもメロディを前面に押し出したアレンジです。
あの狂気の普通声はどう表現されるのかと思ってましたが、本人のような不安定さこそ感じられないものの、邪悪さは微塵も衰えていないの凄いです。呪文部分の迫力はちょっと足りなく感じるものの、原曲と同じ位好きかもしれません。

Life Eternal(GORGOROTH)
今作品中、何気にイチオシのカヴァー。
テンポを上げたり部分的にカットしたりで、5分足らずの演奏時間になっています。相変わらずの泥臭い邪悪音質でのブラストは充分すぎるほど迫力があります。ヴォーカルもAttilaが提示した唱法に縛られない絶叫で、実に気持ちが良いですね。このテンポだとスローパートが軽快にも聴こえてしまう(笑)

ただ、ちょっとこれは頂けないというものも…
VADERのFreezing Moonですが、やっぱり有名なバンドだけあって演奏は圧倒的だし、バスドラの響きも好きですし、ソロを改変したりスローパートにキーを入れたりという独自の解釈も抵抗無く受け入れられますが、いかんせんヴォーカルが…呪詛やデス声でなく、「呟き」なんですよね…正直迫力に欠けまくりです。
いっそのこと、Maniacの歌うライブ版を参考にすれば良かったのに、と思ってしまいました。


ULVER - Nattens madrigal: Aatte hymne til ulven i manden ★★ (2005-03-15 17:20:00)

曲タイトルの表記されていない今作ですが、海外のレビューサイトによると、
曲のタイトルは以下の様になっているそうです。

#1 Wolf and fear
#2 Wolf and devil
#3 Wolf and hatred
#4 Wolf and man
#5 Wolf and moon
#6 Wolf and passion
#7 Wolf and destiny
#8 Wolf and night

MD等に入れる場合は曲タイトルが分かると便利ですね(笑)
まぁ、この音源を雑踏の中で聴いたら全くメロディが聴こえなさそうですが…


犬神サーカス団 - 地獄の子守唄 - 路上 ★★ (2005-03-15 17:19:48)

曲調的には「青蛾の群」と少し被ってしまいますが、良いバラードです。
でも歌いだしが「♪路上に散らばる内臓を~」って…何も知らない人に歌詞を読ませたら絶対バラードとは思わないでしょう(笑)


MAYHEM - Mediolanum Capta Est - Necrolust ★★★ (2005-03-11 17:41:52)

このライブ版のこの曲では、途中から明らかにギターの音質が変わるのですが、これって意図的なものなんでしょうか?まぁ、この凄まじいノイズを撒き散らすようなギターの音色がかっこいいのでどっちにしてもプラスに作用しているのは間違いないですね。


MAYHEM - Live in Leipzig - Deathcrush ★★ (2005-03-11 17:41:28)

ドラムの音質こそしょぼいものの、リフやヴォーカルは完璧です。
ちなみに「ェダズヴィエエォォォ!」は「Death is real」と言っているみたいですが、声が歪みすぎててMCというよりも、完全に怒号にしか聴こえない(笑)


MAYHEM - Live in Leipzig - Pagan Fears ★★★ (2005-03-11 17:41:06)

私もこのヴァージョンの方が好きですね。
Deadのヴォーカルの素晴らしさは言わずもがなですが、ギターの音色が音質のせいで凄い事になっています。特にイントロのリフの狂性は明らかにこちらの方が上の様に思います。


MAYHEM - A Tribute to the Black Emperors - Necrolust (2005-03-11 17:40:44)

Deadの狂性たっぷりのわめき声に圧倒される曲。
結構早口で頑張ってます(笑)。音質は聴けないほど悪くはないんですが、他の曲と比べるとヴォーカルの音量が小さめなのが実に惜しいです。ここさえ直してもらえれば名曲になると思うんだけどな…


MAYHEM - A Tribute to the Black Emperors - The Freezing Moon ★★★ (2005-03-11 17:39:39)

FREEZING MOONのDeadヴォーカルのスタジオ版。
Fenriz監修のオムニバスや色々なスプリットにも入っているようなので、耳にした人も多いかもしれません。音質は劣悪で、疾走パートなど何を弾いているのか分からない程ですが、そのせいでDeadのヴォーカルが地獄から響く声の様に聞こえるのでOKです(笑)


OPETH - Damnation - Ending Credits ★★★ (2005-03-08 22:28:17)

インストだし、タイトルからしてアルバムのエンディング・テーマっぽいんですが、もしかしたらこの曲が一番好きかもしれません。何しろギターによるメロディが良すぎます。3分半ですが、もっと聴いていたい感じ。


OPETH - Deliverance - A Fair Judgement ★★★ (2005-03-08 22:27:58)

前作で言う「HARVEST」に当たるであろう、ヘヴィさよりも叙情性に重きをおいた曲。私的なお気に入りポイントは音楽が片方のチャンネルのみになり、アコギの演奏を聴かせてくれる箇所。あそこのメロディは神懸かってると思います。
前作のライナーを読むと、Mikaelはブルースを演奏したりメタルに留まらない音楽への造詣の深さがあるようですね。そんな彼だからこそ出てきたメロディなのではないかと思います。


OPETH - Deliverance - Master’s Apprentices ★★ (2005-03-08 22:27:07)

ライナーでは「MORBID ANGELに通じる物がある」と紹介されていた曲。
確かに前半のツーバスを連打したり、禍々しい暗黒リフを聴かせるヘヴィなパートは通じる物があるかもしれません。後半の叙情パートをデスヴォイスが無理矢理ぶった切るようなパートがかっこよ過ぎる…その後の展開も素晴らしいです。


OPETH - Blackwater Park ★★ (2005-02-28 18:37:00)

こういう音楽はプログレッシブ・デスメタルというカテゴリーに属するんでしょうか?
一曲10分とかの長さの曲が普通に存在するにもかかわらず、冗長さが無いために、
一枚通して聴いた時の充実感、疲労感(笑)はかなりの物になるアルバム。
もう彼等の曲って「Song」「Tune」じゃなく、「Opus」って感じです。
この作品、ギターリフのメロディが凄く印象的ですよね。
へヴィさの中に悲哀のメロディを編み込んでくるリフは、「喪失の渦」という言葉を
連想させられました。ただ、プログレに全く免疫が無い私としては、⑥のような
リフのメロディには新鮮さと共に戸惑いも同時に感じてしまったりした部分も。
そしてそれ以上に凄いのがヴォーカル。
クリーントーンとデスヴォイスの咆哮の使い分けの上手さも然ることながら、
そのデスヴォイスの質が非常に高いように思います。
クドさは全く感じさせないのにもかかわらず、しっかりと威厳・声量共に申し分の無い
デスヴォイスを聴かせてくれます。この人の場合、デスヴォイスなのに何故か
聞き惚れてしまうんですよね…今まで聴いた「咆哮系」デスの中では一番好き。
デスヴォイスの事ばかり書きましたが、クリーントーンも勿論素晴らしいですよ。
ともかく、まだ彼等のアルバムは3枚しか聴いた事の無い私が言うのもなんなんですが、
美醜・静と動のバランスが良いので、初めて聴く人にはお勧めです。
大作ばかりではなく、③のようなコンパクトで聴きやすい曲も入ってますし。


OPETH - Deliverance ★★ (2005-02-28 18:36:00)

前作「BLACKWATER PARK」と比較して、ややアグレッシブな方向に傾いた作品。
同じモノクロの世界を演出する音像でも、白を基調とした世界観を聴き手の脳裡に
喚起させる「DAMNATION」に対し、こっちは黒を基調とした暗黒の世界を描き出しています。
正にジャケに偽りなし!!って感じですね(笑)
音楽性自体はアグレッシブさを除いてはそこまで変化した印象は無いんですが、
あのヴォーカル、恐ろしい事に更に進歩しちゃってますね…
前作の、低~中音域での威厳のある咆哮に加えて、今回は中~高音域でのわざと汚く
濁したようなわめきも使ってますが、それが曲の良いアクセントになっています。
これを聴いて、ますますこのヴォーカルが好きになりました。
それと、このバンドのドラマーはジャズを通ってるんでしょうか?
③のハイハット(かな?)の鳴らし方なんて実にお洒落でかっこいいですし。
でもちゃんとヘヴィなパートでは力強い…素晴らしいです。
非疾走・長尺曲(今回はほんとに長いです…10分以下の曲は一曲のみ)・デスヴォイス
…以上のどれも受け入れられるという方は聴いてみてはどうでしょう?
ジャケットのセンスも非常に優れているので、ジャケ買いもありの方向で(笑)


中島みゆき - 心守歌 - 夜行 ★★★ (2005-02-24 15:55:22)

「瞬きもせず」「地上の星」などにも共通している、弱者と見られがちな人に対しても慈しみの眼差しを注ぐかのような曲。
サビでメジャーに転調し、力強いメロディを堂々とした貫禄すら感じさせる絶唱で歌い上げる部分では勇気付けられると同時に、頼もしさすら感じてしまいます。
私的にはこの曲が「地上の星」と「銀の龍の背に乗って」の橋渡しをする重要な曲だと睨んでいるんですが、どうでしょう…?


中島みゆき - 心守歌 - 囁く雨 ★★★ (2005-02-24 15:49:37)

聴く者を一発で虜にしてしまう、歌謡曲にも通じるキャッチーさのある「中島メロディ」炸裂な曲。アルバムからもしもシングルカットするならば、これか「夜行」あたりが候補になるんじゃないかと思います。
でも、冒頭のSEは「囁く雨」どころか土砂降りです(笑)


中島みゆき - 歌暦 - 悪女 ★★★ (2005-02-24 15:43:35)

シングル・アルバムのヴァージョンとも違うアレンジで収められたライブ版。アルバムほどひねくれていないので、これが一番バランスのとれたアレンジかと思います。


中島みゆき - 歌暦 - 狼になりたい ★★ (2005-02-24 15:40:11)

ベスト盤「大吟醸」にも収録されている曲ですが、個人的にはこっちのライブ盤収録の方を推奨します。アレンジも歌唱もこっちの方がグッと来ます。
特に2コーラス目のAメロの思いっ切り歌詞中の登場人物になりきって喋っているようなヴォーカルが良いですね。


中島みゆき - 臨月 - 友情 ★★★ (2005-02-24 15:35:47)

冗談抜きに中島みゆきの曲って、リスナーの人生観さえ変えてしまうようなパワーを秘めていると思うんですが、これもそんな可能性を秘めた一曲。ありきたりな友情讃歌ではなく、事実を客観的かつ冷ややかに見つめた歌詞が突き刺さります。
「救われない魂は傷ついた自分のことじゃなく
救われない魂は傷つけ返そうとしている自分だ」
聴き手に聞き流す事を決して許さないヘヴィな、でもそれを望む人の心にはしっかりと応える歌詞においてロックしている曲だと思います。


中島みゆき - 回帰熱 - 春なのに ★★★ (2005-02-24 15:28:17)

現在学生の私には、この歌詞の世界観は分かりすぎるくらいに分かります(笑)ほんと、春って出会いと希望の季節じゃなくて別れと喪失の季節ですよね…。これは感情移入なしには聴けません。卒業前とかに聴かないほうがいいかも?


MAYHEM - A Tribute to the Black Emperors ★★ (2005-02-23 01:08:00)

MORBIDとのスプリット・アルバム。
MORBIDもMAYHEMも、Deadがヴォーカルを務めています。
MAYHEMの音源は「The Freezing Moon」「Necrolust」「Funeral Fog」「Carnage」の4曲で、
そのうち「Funeral Fog」はライブ音源で「LIVE IN LEIPZIG」に収録されているものと同じです。
この曲もスタジオ版が聴きたかったな…。
Deadのヴォーカルですが、やっぱり良いですね。
AttilaやManiacのような強烈な個性は無いがなり系スタイルなのに凄く狂気を感じる声です。
特に「The Freezing Moon」のスローパートでのデス声は絶品です。
ただ、全体的にヴォーカルの録音レベルが小さめなので、純粋にDeadのヴォーカルを
堪能出来るアイテムとしては「LIVE IN LEIPZIG」の方が上かもしれません。
音質の方ですが、「LIVE IN LEIPZIG」に輪をかけて邪悪です(笑)
「The Freezing Moon」の疾走パートなんて何弾いてるのか分かりません(笑)
総括的に見ると、やっぱり初めてMAYHEMに触れる人には勧められない、ファン向けCDでしょうか…
とりあえず、「LIVE IN LEIPZIG」を聴いて、「この人のヴォーカルがもっと聴きたい!!」
って思った人には自信を持ってお勧め出来る作品じゃないかと思います。


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 女囚のブルース ★★ (2005-02-21 18:40:09)

曲中の語り、なんか妙なリアリティを感じるんですが、こういう話って実際にあったんでしょうか?そう思わせてしまう凶子さんの演技力も見事です。サビのこぶしも決まってますね。


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 瓶づめの胎児 ★★ (2005-02-21 18:39:49)

イントロのリフといい全体的な雰囲気といい、「地獄の子守歌」収録の「黒髪」によく似ている感じのする曲。哀愁では「黒髪」、不気味さではこっちの方が上だと思います。
♪高く反響(こだま)する 魔訶般若波羅蜜多心経~


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 血まみれ内臓ロックンロール ★★★ (2005-02-21 18:39:33)

おもむろに「ロックンロール」と語りを入れて始まる、タイトル通りのダークかつルーズな雰囲気のロックンロール。
歌いだしから「堕胎 間男 心臓病 凶悪殺人 夜尿症」とダークな単語を並べる歌詞がイヌガミズム炸裂って感じですね(笑)その部分では演奏にブレイクを入れてヴォーカルを強調するのもグッドです。


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 皆殺しのララバイ ★★★ (2005-02-21 18:39:19)

リズミカルでノリのいいパートから、軽やかに疾走する二段変則的なリズムが面白い曲。ラストはスキャットと疾走がマッチしてて非常にカッコ良く仕上がっています。この哀愁なんだか暗黒なんだか分からないメロディラインはこの頃の犬神の個性ですよね。
でも、こんなカッコイイリフがあったら全然ララバイ(子守唄)じゃないですよね(笑)むしろ聴くと燃えます。


犬神サーカス団 - 暗黒残酷劇場 - 進化による退廃のススメ ★★★ (2005-02-21 18:39:05)

犬神の語り系の曲ではトップクラスにかっこいいと思います。
特にサビ部分で軽くブラストしながらの「殺せ!殺せ!殺せ!!」は凶悪。


天野月(天野月子) - Meg Lion - 人形 ★★★ (2005-02-18 20:49:51)

アルバム内で最もロックを感じる曲。
つかささんも仰っていますが、サビ部分の突き刺すようなヴォーカルがとてもかっこいいです。


天野月(天野月子) - Meg Lion - 日曜日 ★★★ (2005-02-18 20:47:27)

ストリングスによる軽快なメロディが、聴き手の心を弾ませてくれる曲。
サビが2段構えというか、壮大なメロディからキャッチーに疾走する、という展開が練られている感じで好きです。曲途中で入るSE、最初はバスのブレーキ音を模したものとは気付かず、普通に雑音だと思ってました(汗)


中島みゆき - はじめまして - 春までなんぼ ★★★ (2005-02-18 20:32:04)

これに★を三つ付けるかどうかとても悩んだんですが…「うらみ・ます」や「エレーン」にも匹敵するような非常に暗くシリアスな曲です。
「真面目にやってりゃいつかは芽が出る?」「諦めなければ必ず芽が出る?」と問い掛けたあと「春来い早く 生きてるうちに」とまるで生きる気力を失ったような生気のない声で呟く所では、思わず鳥肌が立ってしまいました。間違いなく聴き手を選ぶ曲ですが、上記の2曲が気に入った方ならこの曲の救いようの無い程のシリアスさも受け入れられるかと思います。


中島みゆき - 歌でしか言えない - トーキョー迷子 ★★★ (2005-02-18 20:20:56)

なんかこの曲を聴くと、高校に上がってから昔の友人と再会した折、その友人がガングロになってて遠目では誰だか分からなかった事を思い出します(笑)
…そんな話はさておき、リスナーに歌詞の物語を疑似体験させてくれる歌詞がシングルらしいとてもポップなメロディに乗った名曲です。卒業式とかで告白出来ずに進学もしくは就職してしまったけど、まだその人の事が忘れられない…っていう状況にある人なんかはグっとくると思います。