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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 7001-7100

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Usher-to-the-ETHERさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 7001-7100

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ABORYM - Fire Walk With Us - Fire Walk With Us! ★★ (2004-10-24 21:30:50)

Attilaの呪詛ヴォーカルと機械を通したような声の掛け合いが面白いタイトルトラック。
後半のまるで暗黒の世界に流れる聖歌のようなメロディのギターシンセとAttilaの妙に音程感があるのが却って不気味なヴォーカルが組み合わさって出来る世界観は暗黒音楽好きには堪らないものがありますね。


ABORYM - Fire Walk With Us ★★ (2004-10-24 21:29:00)

イタリアのインダストリアル・ブラックメタルバンドの2001年発表の2nd。

前作ではAttilaはゲストとしての参加だったらしいですが、今回からは正式メンバーとして加入したみたいです。

音的にはMAYHEMの問題作「GRAND DECRALATION OF WAR」以上に実験的な音ですが、インダストリアル的な音で打ち込みを多用しながらも邪悪さが感じられる所がこのアルバムの良い所ですね。最も耳を惹かれた点はギターシンセを使っている所で、その妖しげな音色が荘厳なのか不気味なのか分からない独特のメロディと相まって、暗黒の世界を構築しています。正直に告白すると、自分はAttilaのネームヴァリューで買ってしまったんですが、もしAttilaがいなかったとしても興味深い音楽であることには変わらないです。

肝心のAttilaのヴォーカルですが、MAYHEM1stと比べると遥かに上手くなってます。ドスの効き具合が強くなり安定感が増しただけでなく、MAYHEM1stではやや線の細かった感のある(←でもそこが逆に不気味と言えなくもない・笑)高音の喚きの凄みも増してきて、ヴォーカリストとして更にスキルを上げたように思いました。個人的にはManiacと並んで最も好きなヴォーカリストの内の一人です。

余談ですが、このバンド、メイクやキャッチコピーがとてもB級っぽい(笑)。舌割れてる人がいるし実はこの星の生命体じゃないとか言ってるし…小倉優子がコリン星から来たなら、このバンドはボリム星から来た、といった所でしょうか(笑)。特にTHANKS TO OURSELF ONLYはちょっと笑ってしまった。それにしてもAttilaまであんなメイクになって…ヒールのプロレスラーみたいです(笑)


MAYHEM - Grand Declaration of War - A Grand Declaration of War ★★ (2004-10-23 22:09:07)

前作収録の「Symbols Of Bloodswords」のラストと酷似したメロディのリフを伴い、行進曲調のリズムで進んでゆく、コンセプトアルバムの幕開けに相応しい曲。
Maniacの歯切れの良いシャープなデス声が良い感じです。およそブラックメタルに相応しくないカッチリした音質も、この曲、そしてこのアルバムのコンセプトと良く合っていて決してマイナスにならない所が素晴らしいです。


DISSECTION - Live Legacy ★★★ (2004-10-22 20:24:00)

2003年発売のライブ盤。
97年のドイツでのライブの模様が収録されています。

全体的にテンションが非常に高く、特にヴォーカルは凄いです。
がなり系のヴォーカルスタイルはライブではかなりの肺活量が必要とされるはずですが、この人の場合アルバムよりも強力なデス声を聴かせてくれます。また、MC(といっても一曲ずつ区切られている為、タイトルコールや「THANK YOU VERY MUCH!!!」くらいしかないですが)のかっこよさは今まで私が聴いたライブ盤の中でもトップクラスです。あんな声でタイトルコールかまされた日にはもうテンションは上がりっぱなしですよ(笑)

ちなみに、私が持っているのは輸入盤なので日本盤についているかは分かりませんが、おそらく本人達が書いたであろう曲解説もついているので、資料的価値も高いといえますね。…ただ、全7(インスト含)曲ですぐ終わってしまうのと「BLACK HORIZONS」「NIGHT'S BLOOD」「HEAVEN'S DAMNATION」などの名曲群が入っていないのがちょっと痛いです。この3曲が入っていたら私的には名盤なんですが…う~ん、惜しいですね…


DISSECTION - Storm of the Light's Bane ★★★ (2004-10-22 20:24:00)

95年発売の2ndアルバムですが、1stとはかなり異なるサウンドを聴かせてくれますね。勿論ギターのメロディアスな疾走ブラックメタルという、根幹の部分は変わっていませんが、まずギターのディストーションが分厚くなったため、リフの寒々しさと禍々しさが更にアップして正にブリザード・スタイルといった感じの音を構築しています。

一方では歪みが厚くなったためにある意味でのキャッチーさは減り、1stよりも即効性は減退したように感じますが、その分収録曲の数が絞られ、もっと世界観が統一されたように思います。私的には最初は1stの方が好きだったけれど、聴きこむに従ってこっちがお気に入りになっていきました。

ちなみに輸入盤には通常盤のほか、「WHERE DEAD ANGELS LIE」のデモ音源、TORMENTORのカヴァー「ELIZABETH BATHORY」(←うめき気味に歌うJonが印象的)、SLAYERのカヴァー「ANTICHRIST」、「FEATHERS FELL」、「SON OF THE MOURNING」の5曲を追加しているデジパック盤(おそらく日本盤よりも安いです)が出ているので、そちらを探して購入する事をお勧めします。


GLAY - ONE LOVE - THINK ABOUT MY DAUGHTER ★★★ (2004-10-19 21:36:15)

父が娘を思う気持ちを歌った、GLAY王道とも言える爽やかに疾走する曲。アルバム「ONE LOVE」にはシングル向けの曲が多いと思いますが、その中でも最もシングルに適していそうな曲です。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Collapse Generation ★★★ (2004-10-19 21:35:56)

ツーバス踏みまくりでめちゃめちゃ疾走感がある中にSverdの電子ピアノが彩りを加える前後半と、スピードダウンしてGarmのオペラティックなヴォーカルとミステリアスなキーを中心に聴かせてくれる中盤から構成される曲。特に前半2分位殆ど(全く?)休みも無くツーバスを踏みまくるドラムは凄すぎ!流石Hellhammer…


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Ad Absurdum ★★ (2004-10-19 21:35:36)

タイトルは「不条理に」「極端に」って意味だったかな?
Garmのヴォーカルがまるで幽霊や奇術師を連想させるようないかがわしさを演出する曲。正に変幻自在のトリックスター・Gですね(笑)歌詞のタッチも異色。しかし前半のシアトリカルさとは裏腹に、後半のインストパートはかなり綺麗。


ARCTURUS - The Sham Mirrors - For to End Yet Again ★★★ (2004-10-19 21:35:17)

アルバムのラストを飾るのは、10分半にも及ぶ大作。
特に不思議の国に誘い込まれるようなイントロのキーと胸を締め付けるエレキピアノのソロは超必聴!!でも中盤で静謐なインストパートから突然メタル特有の重い音になるので最初聴いてた時は体がビクっとなってしまった(笑)


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Radical Cut ★★★ (2004-10-19 21:34:56)

シンフォニック・ブラックの超名曲。
VoにゲストとしてIhsahn様を迎えてます。正直Garmのデス声も聴きたかったけれど、Ihsahn様ならもう文句はありません。シンフォニック・ブラックが好きなら、いや「シンフォブラも聴く」くらいのメタラーでもこの曲は絶っっっ対に聴いて下さい!!


ARCTURUS - The Sham Mirrors - Kinetic ★★★ (2004-10-19 21:34:37)

この曲、歌メロはJ-POP並に聴きやすいのに演奏はかなり複雑で、途中に2バス連打などを入れるなどアレンジ面は凝っていて良いです。
宇宙的な空間を演出するようなアレンジからは宇宙飛行士が地球の青を宇宙船の窓から眺め、郷愁に浸っているような情景が浮かんできてしまいました。一曲目から凄い曲を入れてきますね。


JANNE DA ARC ★★ (2004-10-15 16:48:00)

Janneの新曲のタイトル「Love is here」だそうで…
歌詞がクサくても、やたらポップでも、歌詞が繰り返しばかりで手抜きっぽくなければ私的にはオーケーです。…でもちょっと不安、かも。


稲葉浩志 - Peace of Mind - Tamayura ★★★ (2004-10-15 10:47:07)

この曲、自分的には稲葉さんの曲の中でベスト・メロディ賞です(笑)
本当に稲葉さんのソロはピアノのアレンジが良い曲が多いですね。サビが2つあるような構成(そのどちらのメロディも素晴らしい!!)も見事です。しかし、最初のAメロはリストカットを思わせるし、「TamayuraのLife」はぼかして言ってるけど「束の間の命」って意味だし…今回テーマがやけに重いような。まぁそこが良いんですけどね。軽い歌しか作れないフェイクバンドには見習わせたい一曲。


ARCTURUS - The Sham Mirrors ★★★ (2004-10-15 10:40:00)

UlverのTrickster G(Garm)とMayhemのHellhammer等のブラックメタル界の超大御所が参加したバンドの3rdアルバム。なんとEmperorのIhsahnまでゲスト参加!!このメンツを見ただけでも「買い」と思ってしまう人は大勢いる事でしょう(笑)

音の方ですが、こちらの期待を裏切らない、というより期待を遥かに上回る勢いで良かったです。まずヴォーカルですが、Ulverの1stを聴いた時からGarmの普通声は若いながらかなりの上手さだと思っていましたが、ここにきて更に表現力を増しています。Ihsahnを想起させるオペラティックな歌声のほかにも、奇術師をイメージさせるトリッキーなヴォーカルも披露してます…が、デス声は全く聴かれなくなってしまったのがかなり残念です(唯一デス声入りの「RADICAL CUT」もIhsahnがVoを担当)。

ドラムは、今まで私が聴いたHellhammerが関わったCDの中では、MayhemのGDOWと並んで最も音質の良い部類に入ります。海外のレビューを見ると、このドラムの音質を「Crystal clear」と評してたりしますが正にそんな感じですね。そして、このCDの宇宙的な世界観を端的に顕しているSverdの電子ピアノ、この硬質な音色は生ピアノのそれよりも良いと思わされました。

全体的に見るとブラック的な要素はそこまで強いわけではないですが、歌メロやピアノメロが美しくキャッチーなために取っ付きやすいにも関わらずアレンジは複雑で聴き応えがあり、文句無しに超名盤といえると思います。もし私が2002年のベストアルバム投票に参加していたら、迷わずこのアルバムをベスト・アルバム・オブ・ザ・イヤーとかに選んでいたと思います。っていうかこんな超名盤のレビューがまだ3つしか無いなんておかしいです。

という訳で、みなさん是非買って下さい(笑)


ULVER - Perdition City: Music to an Interior Film ★★ (2004-10-15 10:40:00)

2000年発表の5thアルバム。

このアルバムのコンセプトは「(おそらく架空の)インテリア・フィルムの為の音楽」という事で、殆ど環境音楽に近い感じですね。ジャジーなサックスやピアノまで入っていて、3rdでプリミティブブラックの良い所を抜き出したようなアルバムを作り上げたバンドとは思えない音楽性です。聴いているとそのインテリア・フィルムの映像が頭の中に流れ込んできそうです。

他のアルバムのように集中して聴かずとも良いと思える音楽で、寝る時や本を読んでいる時、部屋で無為な時間を過ごしてる時など時を選ばずかけられます。でもインダストリアル・ノイズっぽいのも入っているので、歯医者の待合室には向かないかも(笑)


SATYRICON - Nemesis Divina - Forhekset ★★★ (2004-10-15 10:39:45)

ラストで荘厳になるという点で「Du som~」と似ていますが、そこまでの展開ではこっちの方が好きです(反対にエンディングは向こうのほうが好き)。とりあえず、リフが勇壮な雰囲気を帯びてきたらその後にめちゃめちゃ良いメロディが来る合図ですので、心して聴いて下さい(笑)


SATYRICON - Nemesis Divina - Nemesis Divina ★★ (2004-10-15 10:39:21)

この曲の笑い声は本当に怖いですね…(笑)
個人的には中盤、戯曲的なメロディから一気にブラストで加速するパートがドラマティックで気に入っています。それとこの後のエンディングのインストは、悪くないけれどこの曲がこんなにも大仰に終わる(フェイドアウトと思わせておきながらインストがせり上がるように入り、そのインストもフェイドアウト…という凝ったエンディング)のだから別に必要無いと思ってしまいました。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Coffin Fodder ★★ (2004-10-15 10:38:57)

名盤「CRUELTY AND THE BEAST」収録の名曲「The Twisted Nails Of Faith」の中盤のフレーズを思い起こさせるような激しいドラミングが楽しめるかっこいい曲。ドラマーは正直言うと前任者(Nicholas)のほうが好きだったんですが、この曲を聴いてその考えは改めないといけないかも…と思ってしまいました。


CALI≠GARI - 第7実験室 - デジタブルニウニウ ★★ (2004-10-06 10:56:59)

よく分からないタイトルのテクノ・ポップ。デジタブルという単語を採用したのは「ベジタブル」はあるのに、「デジタブル」はありそうで無いような響きが気に入ったのだとか。
リズムやエフェクトボーカルのアレンジによって、ポップで可愛らしい曲になっています。


CALI≠GARI - グッド・バイ - まほらばぶる~ず ★★ (2004-10-06 10:56:37)

「第7実験室」収録曲のリメイク。
第7~の時は著作権により歌詞を改訂せざるを得なかったんですが、こっちでは元の歌詞のまま歌っています。歌われる内容は全て太宰治が川端康成に対して送った芥川賞の受賞を哀願する書簡からの引用で、「経済的にすくはれたなら」とか「私を見殺しにしないで」とか歌われるのを聴くと、あの大作家も必死だったんだなぁという事が分かって面白いです。
ただ、ヴォーカルが第7~の時より細くなっているのがネックでしょうか。


CALI≠GARI - 第7実験室 - ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛 ★★★ (2004-10-06 10:56:16)

ギターを前面に押し出したロックで、異彩を放つものが多いcali≠gariの曲の中では普通のロック好きやV系好きが取っ付きやすいであろう曲。特にイントロのカッティングリフのかっこよさは特筆ものです。
歌詞は…よく意味が分からない(笑)インタビューを読む限りではこの意味不明さは意図的な物らしいですが…


CALI≠GARI - 第2実験室改訂版 - オヤスミナサイ ★★★ (2004-10-06 10:55:52)

歌メロとアコースティックギターが爽やかな曲。ライナーを読むとこういう楽曲は「ネオ・アコースティック」というジャンルに分類されるらしいです。私は普段は結構ダークなものが好きなんですが、ここまで徹底して爽やかだといっそ心地良いです。


CALI≠GARI - 第2実験室改訂版 - 夏の日 ★★★ (2004-10-06 10:55:28)

デモテープ「第2実験室」を新メンバーで再録するにあたり、新しく追加された曲。
曲調的には綺麗なメロディが堪能出来るポップな楽曲…と言いたい所ですが、流石桜井青氏、それだけでは終わりません。やはり歌詞が素晴らしいです。後半の主人公が蝉の抜け殻を握り潰し(今までの自分との訣別の比喩と思われる)、旅立ちを決意するくだりなどはホント勇気付けられます。


cali≠gari - グッド・バイ ★★ (2004-10-06 10:55:00)

活動休止に合わせて出されたベスト盤。新曲2曲入りで既存曲も一部録り直されていたりします。
奇形メルヘンな「君が咲く山」、泣けるバラード「冷たい雨」、アンビエントな感触の強い「空想カニバル」、テクノ色の強い「フラフラスキップ」など、その多彩な音楽性を一通り網羅しているので、cali≠gariの楽曲を初めて聴く人にはもってこいのアルバムだと思います。
…ですが、あまり同路線の曲は入れない方針が貫かれているためか、「ただいま。」や「『依存』という名の病気を治療する病院」などのスタンダード性を持った曲がイマイチ少ないのが少しネックです。


CALI≠GARI ★★ (2004-10-06 10:54:00)

昭和歌謡に始まりフォークやテクノ、ジャズなど様々な音楽性に手を出すごった煮音楽集団・cali≠gari。
村井研次郎さんのスラップ・ベースや桜井青さんの時に人間の感情を上手く描写し、時にグロさとポップさを両立させる作詞能力は一度聴いた者を虜にしてしまう力を持っています。
更に「嘔吐」「マグロ」「君が咲く山」などの一聴するとポップで能天気に思えるのに、実は良く歌詞を読むとグロい…という新しいジャンル「奇形メルヘン」を発明し、既存の音楽の模倣に留まらない深い才能を感じさせます。
それにしても、青さんはともかく、秀仁さんの詞って難しすぎると思いません?
「近代的コスメ唱歌」なんて分かり易い皮肉で面白いですが、曲によっては何の事を歌ってるのかさっぱり分からないものもあったり。


ULVER - Metamorphosis Ep - Of Wolves & Vibrancy ★★★ (2004-10-03 11:35:09)

いきなりなテクノに最初は「え…?」ってなって、あまり聴いていませんでしたが、暫くしてもう一度聴くとリズムがとても耳に気持ち良く作られている事に気付き、かなりのお気に入りに。
途中の効果音はやっぱり犬の鳴き声に聴こえます。


CRADLE OF FILTH ★★ (2004-10-03 11:34:00)

自分はヴィジュアル系大好きな人間ですが…(笑)
例えばムックなんかはKORNに影響を受けたと見られるヘヴィネスに昭和のフォーク的なメロディと日本語に拘った歌詞で先駆者に勝るとも劣らない音楽を提示してくれていますが、そういえばこのバンドのフォロワーって見ないですよね。Moi dix moisなんかはシンフォブラっぽい要素はあるけどやっぱりヴォーカルスタイルは全く違うし…
「歌謡曲」という歌を大切にした文化のある日本だからこそ、Dani Filthを超えるような×チガイヴォーカリストが輩出されてもおかしくないと思うんですけどね。
なんかCradleと直接関係無い話ですみません。でも「ヴィジュアル系」という見た目のジャンルだけでその音楽まで否定してしまう盲目な人に、「見た目はああだけど良い物もあるんだよ」って事を言いたかったので…


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Swansong for a Raven ★★★ (2004-10-03 11:31:57)

かなりの疾さの疾走パートに耽美的なピアノが絡まり、もう芸術作品としか言い様の無いほどに雰囲気のある楽曲。こういう風にキーボードを使ってくるとは…最初流して聴いてた時は「何だこの曲は!!」って感じでした。
ちなみにMidianに参加していたダグ・ブラドリーの不気味な語りをこの曲でも聴く事が出来ます。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Mother of Abominations ★★★ (2004-10-03 11:31:30)

呪文のようなイントロから一気にかつてないテンションの高さで畳み掛けて行くような曲。もちろんブルータルな部分でもリフは叙情的。
Dani自身は「IN THE NIGHTSIDE ECLIPSE」の頃のEMPERORを意識したらしいですが、この凄まじいテンションの高さはどっちかというと「ANTHEMS TO WELKIN AT DUSK」収録曲のそれと近いような感じを受けました。本編ラストを飾るに相応しい曲です。というかCradleのアルバムラストの曲っていつもいいなぁ…


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Nemesis ★★★ (2004-10-03 11:30:28)

全体的にメロウな感じのする楽曲。試聴コーナーで初めて聴いたんですが、開始から1分位経過した所で出てくる繊細なメロディのリフに心を奪われ、買うつもりも無かったのについレジへ持っていってしまいました(笑)宗教的狂熱の垣間見える「Black is my heart...I am Nemesis」のパートもかっこいい。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Nymphetamine (Fix) ★★★ (2004-10-03 11:29:55)

大作である「Nymphetamine(overdose)」を短く編集したもの。
キャッチーな部分は多く残されているので、サクっと聴きたい時はこっちをどうぞ。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine - Nymphetamine (Overdose) ★★★ (2004-10-03 11:29:17)

「QUEEN OF WINTER,THRONED」「BATHORY ARIA」以来となる超大作のタイトルトラック。
曲はかなり長いですが、曲中盤での女声コーラスなど意外にもキャッチーな部分があって取っ付きやすいです。ストリングスの耽美なメロディに合わせて歌われる「Nynphetamine,nymphetamine」がなんだか癖になりそうな感じ。


CRADLE OF FILTH - Nymphetamine ★★ (2004-10-03 11:28:00)

イギリスが誇るシンフォニック・ブラックバンドの通算6枚目となるフルアルバム。ライナーによると既に10年以上のキャリアがあるみたいですね。

今回、まず気が付くのはロードランナーに移籍し、新しいプロデューサーを立てた効果なのか何なのか、音質的に以前よりも迫力があるサウンドになっています。ギターでメロディを表現するブラックメタルバンドであるDISSECTIONやDARK FUNERALと比肩するほどのかっこいい荘厳かつ繊細なギターリフが多くなり、更にドラムの音がタイトになったため、音質の面では今までで最高のアルバムだと思います。

曲的には、前作「Danmation and a day」ではオーケストラ 合唱団との共演だったため、それがサウンドの中心になり壮大な雰囲気を出していましたが、今作ではキーボード中心のためストリングスの音以外にもピアノの音だったり、音色のバランスが良く取れていて耽美な雰囲気はよりアップしている印象です。

Daniのヴォーカルなんですが、確かに「Dusk...」の頃の超高音域での叫びは減ってますが、低~中音域のドスの効かせ具合や凄みという点では当時とは比べ物にならないほど進歩していると思います…が、ライナーに「呼吸器系の病気に罹患した」みたいに書いてあったので、ヴォーカルスタイルの変化はちょっと心配になってしまう…

あと、個人的に対訳は「Dusk...」をやった人か、「Damnation」をやった人が良かったな。「クソな態度」「あのファッカー」みたいないかにも過激な音楽って感じの訳は耽美なCradleには合わないと思う。

CHILDREN OF BODOMなどメロデスが巷でかなりの好評価を得ている昨今、それと比べるとどうもこのバンドは作品の質よりも過小評価されている気がしてならないんですが…ギターリフも良いですし、ヴォーカルも凄いですし、叙情性も際立ってますし、是非買ってください(笑)


CALI≠GARI - 第6実験室 - ただいま。 ★★★ (2004-10-02 09:36:00)

cali≠gariのバラードは聴いていると泣きそうになる程胸に来るものが多いですが、この曲はその中でも最も「泣ける」曲だと思います。
歌詞は端的に言うと失恋を歌っていますが、無理矢理前向きになろうとする主人公が痛々しくて共感してしまいます。特に家に帰っても「おかえり」を言ってくれる人がいないから自分で自分に言ってあげる所とか、苛立ちの余り壊してしまった目覚し時計を飾っておく所とか、これで泣かなきゃ何で泣く!!ってくらい心を震わすものがあります。


CALI≠GARI - 8 - 虜ローラー ★★ (2004-10-02 09:35:00)

テクノ好きの石井秀仁さんらしい、凝りに凝ったリズムを持つ曲。
cali≠gariの曲の中でも空間的要素の強い曲で、コーラスの使い方やリズムに耳を傾けると段々気分が良くなっていきそうです。


CALI≠GARI - 再教育・左 - 「依存」という名の病気を治療する病院 ★★★ (2004-10-02 09:33:42)

この曲はタイトルからして私のツボを突いています(笑)
昭和風のメロディに内省的な歌詞を載せて疾走、という音楽性は他のV系でも見受けられるパターンかと思いますが、cali≠gariの曲はシリアスさや描写の上手さでは他の有象無象を全く寄せ付けないレベルの高さです。それが最も良く分かるのがこの曲でしょう。是非「♪君は『依存』という名の病気を治療する病院で~」からのパートを聴き、そして泣いてください!!


CALI≠GARI - 第2実験室改訂版 - 嘔吐 ★★ (2004-10-02 09:32:28)

村井研次郎さんのベースは音楽好きの間では高く評価されているようですが、それが最も良く分かる曲。イントロからかっこいいスラップを使ったベースリフで聴かせてくれます。
カニバリスティックな歌詞も過激で良い感じ。


cali≠gari - 第2実験室 改訂予告版 - 腐った魚 (2004-10-02 09:04:50)

雑誌の付録としてついて来たCDに収録された曲で、「第2実験室 改訂版」収録曲の別ヴァージョン。
フォークからの影響が感じられるバラードで、アルバム版ではわざとこもった音質にすることで水槽の中にいるような空間を演出していましたが、こっちは素直なアレンジになっています。


稲葉浩志 - Peace of Mind ★★ (2004-10-01 20:06:00)

3rdですが、今回は前作「志庵」にあったようなB'zに見受けられるようなキャッチーで大仰なメロディは減り、
アコースティックギターをかき鳴らすようなフォーク系の曲が多くなってます。
今作の聴き所はもはや作詞の神が降りているとしか思えないようなラスト2曲だと思います。
13曲目「透明人間」の終盤、子宮の中への回想のようなパートを歌った後で吐き出されるフレーズ
「そしてもうどこかへ行きたい」は何を意味するのでしょう…
考えれば考えるほど、胸が苦しくなってしまいます。
そしてその曲の次に命の重みについて歌う「あの命この命」が来て
アルバムの幕を閉じるという構成はもう見事としか言いようが無いです。
この2曲を聴いて何も思わない人は一生ヌルい恋愛ポップスでも聴いてなさい(笑)
…というのは言い過ぎかと思いますが、それ程素晴らしいという事です。
聴け!!そして泣け!!みたいな(笑)


CALI≠GARI - 第6実験室 - ママが僕をすててパパが僕をおかした日 ★★★ (2004-10-01 14:25:14)

タイトルだけを見るとどうも色物っぽい感じがしますが、実はかなりシリアスな内容の歌詞の曲。特に冒頭の主人公が公園で平穏に暮らす家族を見かけ羨んでいる描写や、どんなに辛い事が起きても青空を見上げて耐えていこうとする心情の描写は、胸を打つ物があります。
曲のほうも薄くディストーションを掛けたカッティングを使用したギターリフとハモンド系のオルガンの音が程よく混ざり合っていて、かっこいいけど聴きやすい仕上がりになっていると思います。


CALI≠GARI - ブルーフィルム - ブルーフィルム ★★ (2004-10-01 14:23:28)

まるで青春映画のエンディング・テーマかのような、爽やかなメロディで疾走していく曲。ハイハットの刻みがフィルムリールの音の様に聴こえるのは狙っているのでしょうか。ベスト盤には1stプレスのテイクが使用されていますが、個人的には2ndプレスで取り直したヴァージョンのほうがヴォーカルが前に出たミックスで気に入っています。


CALI≠GARI - 8 - パイロットフィッシュ ★★★ (2004-10-01 14:22:27)

ドワ~ンと歪んだ低音が閉鎖的な空間を演出する曲。
こういう空間を利用した曲というのは得てして歌メロが弱くなりがちですが、この曲では「およげ!たいやきくん」を思わせる哀愁あるメロディを聴く事が出来ます。タイトルの「パイロットフィッシュ」とは水槽の水質調整のために先に水槽に入れられる魚の事。


CALI≠GARI - 再教育・左 - 冷たい雨 ★★★ (2004-09-29 21:44:33)

桜井青さん曰く「最高傑作」のバラード。
救いを求めている主人公が最終的に前向きになるという内容の曲は、結局の所他人に縋っているだけの無内容なものが多いですが、この曲はそういう所に陥ってない所がすごいです。「僕が僕をやめる事、それが一番いけないことだよ」なんてシンプルで胸に刺さるフレーズなのでしょうか。正に作詞家としての青さんの面目躍如って感じですね。


CALI≠GARI - 再教育・左 - 誘蛾灯 ★★★ (2004-09-29 21:44:14)

「もしも愛する人が非合法なクスリに手を出さないと生きていけない程の状態になってしまっても、変わらず愛していけるのか…」という重い問いかけが胸を打つ曲。
前半(というかAメロ)はアングラな感じですが、サビのメロディは美しく、アコギによるソロは泣きそうになります。しかしこのサビは一度鼻歌やりだすと止まらなくなってしまう(笑)


CALI≠GARI - 再教育・右 - 僕は子宮 ★★★ (2004-09-29 21:43:58)

ジャジーなピアノが活躍する、お洒落な感じの曲。
この曲だけかなりこもった音質(特にヴォーカルは音が割れ気味)ですが、それが逆に何かに包まれるかのような雰囲気を曲に与えているのが面白い。


CALI≠GARI - 再教育・右 - 禁色 ★★ (2004-09-29 21:42:46)

cali≠gari流のタンゴ。
オルガン風のレトロな音色と石井秀仁さんの無駄にセクシーな(笑)ヴォーカルが聴き所。ムックの「イタイ手紙」という曲はこの曲とそっくりなイントロを持っていますが、オマージュでしょうか。


CALI≠GARI - ブルーフィルム - 真空回廊 ★★ (2004-09-29 21:42:26)

たおやかなピアノをメインとした、3拍子の楽曲。
音響面での「美しさ」はcali≠gariの曲の中でも上位に食い込む曲だと思います。サビでたおやかさを打ち消さずに視界が広がる展開も見事。


cali≠gari - 第6実験室 - 近代的コスメ唱歌 ★★ (2004-09-29 21:20:59)

「付け焼き刃のゴシック」「中二の単語でつまずいたならシャウト」と上っ面だけのヴィジュアル系を痛烈に風刺した歌詞が小気味良い楽曲。
自らもヴィジュアル系のフィールドに居ながらにしてこんな詞を書いてしまうセンスに脱帽。


CALI≠GARI - 第7実験室 - マグロ ★★ (2004-09-29 21:17:07)

祭囃子のようなリズム メロディと「♪ぐーるぐるーぐる」というポップな語感の歌詞が印象深い曲。
曲の表層だけをなぞると明るい曲に思えますが、本当は電車による自殺を歌った曲で、「マグロ」は飛散する肉片を赤身魚の刺身に例えたもの。このセンスがいかにも彼等らしくて好きです。ギターソロの能天気なメロディも良いですね。


CALI≠GARI - 再教育・右 - リンチ ★★★ (2004-09-29 21:10:54)

「追伸・僕は死にました」の一言からメロディアスに疾走する楽曲。
作曲者の桜井青さんが「日本語特有の陰惨さを表現したかった」と語る通り、テーマはかなりヘヴィ。周りに流されて相手をいじめてしまい、その相手が自殺、自分もその後を追おうとするが死ねずに日が暮れる…という内容で、最後のがなり気味で歌っている所等は聴いていて泣きそうになります。いじめていた同級生が悲しいふりをして葬列に加わる事を皮肉った「用意された葬列 ミナゴロシニシヨウ」という一行も強烈。


CALI≠GARI - 再教育・左 - 君が咲く山 ★★★ (2004-09-29 21:05:07)

鼓笛隊を大胆に取り入れた音が新鮮な曲。
歌詞はピクニックに来た子供の目から見た風景の様にも思えますが、実は死体愛好についての曲です…!!歌詞の「野良犬くんと小鳥さんと仲良し小良し」という部分は殺した相手の死体に野犬やカラスが群がるということなのでしょう。


NOKTURNAL MORTUM - To the Gates of Blasphemous Fire - Bestial Summoning ★★★ (2004-09-29 20:59:35)

一曲目から超名曲レベルの曲を惜しげもなく繰り出してきます。
イントロの時点で荘厳で印象的なメロディが出てきて、いきなり心を掴まれてしまいました。何故か最初のほうはヴォーカルが聴き取り辛いですが、それを差し引いてもこの雰囲気には飲み込まれます。


NOKTURNAL MORTUM - Nechrist - Nechrist:the Dance of Swords ★★ (2004-09-29 20:59:11)

笛によるメロディが縁日を連想させるタイトルトラック(笑)
文化祭で金魚掬いなどをやる時に流してみたら面白そうかも。「祭り」という単語で血が騒ぐ人は必聴。


NOKTURNAL MORTUM - Nechrist ★★ (2004-09-29 20:58:00)

99年発表の3rdアルバム。

本当に才能のあるアーティストは同じようなアルバムは作らない、みたいなジンクス(?)がありますが、シンフォニック・ブラックの超名盤だった2ndと比べるとかなり異なる音になっていますね。個人的には良い所と悪い所がはっきり分かれたように思います。

まず良い所は民族音楽的なメロディや楽器が増え、バンドとしてのオリジナリティが上がった事。曲によっては神社の縁日みたいに聴こえたりしますが(笑)、未開の民族による呪術を連想させる所もあり、笛による泣きメロありと聴いてて面白い展開をする曲が多いです。またヴォーカルもヤケクソ感が増し、より感情表現が上手くなった気がします。民族音楽パートに入ると巻き舌や「せいや!!」「ヘイにゃんにゃん」などめっちゃ印象的な掛け声を使っていて、最初聴いた時は唖然となってしまいました。

悪い所は…今作はシンフォニックな要素がないパートもかなり取り入れられていますが、ギターの音質がガビガビしていてフレーズの魅力を損ないがちなため、そういったパートがパッと聴く分にはちょっと凡庸に聞こえてしまうことでしょうか。音質に慣れて、良く聴けば充分かっこよく、脳内補正できれば超がつくほどのドラマ性を堪能出来はしますが。

民族音楽とブラックの融合を期待している人には間違いなく勧める事が出来ますが…シンフォニックブラックの名盤を期待している人は、まず2ndを買ってから購入を検討する事を勧めます。ちなみに2004年に再発された盤では、数曲がウクライナ語による物と差し替えられ、タイトルもそれに合わせて変更されているので購入の際はご注意を。


稲葉浩志 - Peace of Mind - 透明人間 ★★★ (2004-09-26 18:56:38)

人と関わりを持つ事が出来ない自分を透明人間に準えた曲。
…この詞の孤独感、寂寥感はただ事じゃありません。最初試聴機にて聴いた時は鳥肌が立って、ちょっと泣きそうになってしまいました。こんな詞を書けるなんて稲葉さんは天才・鬼才の領域に入っていると思います。


PIERROT - ID ATTACK - HILL -幻覚の雪- ★★★ (2004-09-24 07:29:29)

こんな疾走 哀愁系のメロディ持った曲をシングルにするとは珍しい(笑)
ストリングス系の音色のギターシンセの醸し出す空気感や、迫力あるコーラスワークも特筆モノです。カップリングにこの曲のストリングス オルゴールのインストバージョンが収録されていますが、そちらもPIERROTらしからぬ泣きメロが思う存分堪能出来るのでお勧めです。


PIERROT - DICTATORS CIRCUS -A deformed BUD- - PURPLE SKY ★★★ (2004-09-24 07:29:11)

口ずさみやすいキャッチーなリフを持つポップな楽曲で、普通ならこっちをシングルのA面に出しそうな物ですが…そこはPIERROTです(笑)
歌詞はMAD SKYにて火の手が上がる空の赤とクリア・スカイにて晴れ渡る空の青の中間といった所でしょうか。主人公の立場はどっちかというとMAD SKY寄りかもしれません。


PIERROT - DICTATORS CIRCUS -A deformed BUD- - 真っ赤な花 ★★ (2004-09-24 07:28:53)

何故か自分の周りの非ピエラーにも人気が高い曲。やはりこの曲の持つ暖かいメロディが心に来るのでしょうか。
サビで「♪真っ赤な」というフレーズがファルセット→普通声→がなり気味の声、と力強さを増して行く所がかっこいいです。


PIERROT - HEAVEN 〜THE CUSTOMIZED LANDSCAPE〜 - 壊れていくこの世界で ★★ (2004-09-24 07:28:34)

編曲に佐久間正英さんが関わっただけあって、非常に聞き入れやすいバラード。
「クリア・スカイ」が戦争中の曲だとしたら、これは戦争が終わった後の荒廃した大地を見つめている印象です。何気にドラムの音の位置にギミックがあります。


NOKTURNAL MORTUM - Nechrist - The Funeral Wind Born in Oriana ★★★ (2004-09-24 07:28:14)

某雑誌で「お●らの音にしか思えない」と言われていた(笑)不思議な音色の楽器の音で始まる、荘厳なシンフォニックブラック。
…と思わせておいて、途中の民族音楽風メロディが挿入されるパートでは巻き舌や「ヒャッホーーゥ」という掛け声などが入っていて、かなりトリッキーな感じの曲です。この掛け声を聴いてストリートファイターZEROシリーズの「火引弾」を思い出しました(笑)


DISSECTION - The Somberlain - Heaven's Damnation ★★ (2004-09-24 07:27:53)

少し民族音楽の香りのする荘厳なメロディを持った楽曲。
このメロディが疾走と融合すると堪らないものがあります。最後に同じ主題をアコースティックギターで繰り返す所も切なくて良い感じ。ただドラムのアクセントの付け方が妙にノリが良く聴こえる所があったので、そこだけちょっと不満でした。


NOKTURNAL MORTUM - Nechrist - Perun's Celestial Silver ★★★ (2004-09-20 22:31:56)

2nd収録の名曲「Under the banners of horned knjaz」の主旋律と良く似たメロディの笛のフレーズから始まる曲。このフレーズとツーバスの絡みや中間の叙情的なキーボードなどが心に迫ってきます。
…ですが、曲中に挿入される「ヘイ、にゃんにゃんにゃん、ヘーイにゃんにゃん」のコーラスのインパクトが強すぎ(笑)


PIERROT - PRIVATE ENEMY - ENEMY ★★ (2004-09-19 19:49:38)

この曲、多分社会競争を批判した物だと思いますが…どうしても受験の曲に聴こえてしまう(笑)
「♪眠りに就くなら覚悟を決めな」→「受験勉強を放棄して居眠りするなら落ちる覚悟を決めな」
「♪死んだ自分を瞼に浮かべな 隣に君の敵が笑ってるだろう」→「受験に落ちた自分を想像してみろ そのぶん合格する奴が増えてライバル達は喜ぶだろう」
のように解釈してしまいます(笑)


PIERROT - ID ATTACK - MORNING JUNKY ★★★ (2004-09-19 19:48:51)

FREAKSと似た展開(サビ以外がヘヴィ、サビはキャッチー)を持つ曲ですが、2つのパートのギャップや破壊力はこちらの方が上かと思います。
歌詞がアルバムのテーマを象徴している気がします。


ULVER - Bergtatt: Et eeventyr i 5 capitler - Capitel V: Bergtatt - ind i Fjeldkamrene ★★★ (2004-09-19 19:48:31)

アルバムの最後を飾るタイトルトラック。
このアルバムの世界観に則った静と動がはっきりと分かれた楽曲で、全体的にメロディアスです。曲が終わった後いい感じのアコギパートが出てくるので、終わったと思ってもCDを止めないように!!


PIERROT - DICTATORS CIRCUS -A deformed BUD- - 蜘蛛の意図 ★★★ (2004-09-19 19:48:11)

よくライブではラストに演奏される、ファンにはお馴染みの楽曲。
メロディや歌詞も印象に残り、アルバムにもこういった曲が欲しかったと思いました。


NOKTURNAL MORTUM - To the Gates of Blasphemous Fire - Cheremosh (2004-09-19 05:36:31)

小鳥の囀り、小川のせせらぎの音をSEとして使ったインスト。
雄大な自然を想起させるメロディで、自然讃美のドキュメンタリー番組のオープニングに使ったら凄くハマりそうな曲です。


NOKTURNAL MORTUM - To the Gates of Blasphemous Fire - On the Moonlight Path ★★★ (2004-09-19 05:36:03)

途中2回ほど挿入されるグランドピアノ系の音色のキーボードのメロディが最高の楽曲。曲のタイトル通り、月灯りに照らし出された小道を思わせます。ドラムもこのパートに差し掛かるとリズミカルに盛り上げていて、華麗な雰囲気をより演出しています。


NOKTURNAL MORTUM ★★ (2004-09-19 05:36:00)

このバンドはウクライナ出身という事ですが、ウクライナってロシアの横の…バルト3国でしたっけ(違ったらスミマセン…)?
まだ2ndを聴いただけですが、このバンドメロディがEMPERORクラスに良くないですか!?CHILDREN OF BODOMがサイトで人気トップになる程にメロデスが台頭してる昨今、もっと人気が出ても良いと思うんですが…


NOKTURNAL MORTUM - To the Gates of Blasphemous Fire ★★★ (2004-09-19 05:35:00)

ウクライナ出身バンドの97年発表作品で、2ndフルアルバム。
…これは超名盤じゃあないでしょうか!?

邪悪さ、荘厳さ、ブルータリティとシンフォニックブラックに不可欠な物が全て揃っていて、更にそこに民族音楽調のメロディが入ってくるといった個性を発揮していて、何とも素晴らしい音楽性だと思います。特に⑤を聴いた時などは感動すら覚える程良いメロディが出てきて、本当にブラック聴いてて良かったなぁ…とか思ってしまいました。個人的にこのアルバムはEMPERORの1stにも匹敵するほど大好きです。

音質はややごちゃごちゃしていて荒めですが、音圧があってかなり迫力があります。このバンドはキーボード奏者が二人いるらしく、荒い音質をシンフォニックに包み込んでます。この雰囲気は本当に良いです。ヴォーカルは何をそんなに必死になっているんだ!?と思うほどに必死に絶叫していて、時々演説みたいな声や低音で吠える声も入れてきて凄く上手いです。最初聴こえにくい所もありましたが、曲が進むとちゃんと歌詞も聴き取れる位の聴こえ易さになってました。

ドラムはブラストもツーバスもかなり早く、民族音楽的なメロディが顔を出すパートではパーカッシブに盛り上げてくれます。ギターも結構叙情的なメロディを弾いている所もありますが、やはりメインはキーボードみたいです。メタルと言うとギター中心の音楽と言うイメージがあるので、こういう音質は結構新鮮で良かったです。

とにかくお勧めのアルバムなので、是非聴いてみて下さい!!
シンフォニックな音楽が好きなら絶対に損はしないと思います!!


NOKTURNAL MORTUM - To the Gates of Blasphemous Fire - Под Знаменами Рогатого Князя: Under the Banners of the Horned Knjaz ★★★ (2004-09-19 05:03:52)

この曲、一分を過ぎた辺りで出てくるキーボードによるメロディが最高に良く、聴いていると骨抜きにされてしまいそうです。
結構キャッチーで耳触りの良いメロディですが、浮いた感じが全く無く、邪悪な中に融け込んでいて本当に良い曲だと思いました。


DISSECTION - The Somberlain - Mistress of the Bleeding Sorrow ★★★ (2004-09-19 05:03:30)

イントロの時点でリフや短いギターソロが荘厳で、超名曲決定って感じの曲。
この曲は本人達曰く、人生の意味を見つけようという儚い望みが失われていく様子を歌った曲で、歌詞を読みながらリフに耳を傾けると凹みます(笑)アルバムのラスト(一応この後インストとボーナストラックがありますが)にこんな重い曲を持ってくるとは…でも人の心を動かす力のある曲だと思います。


DISSECTION - The Somberlain - Black Horizons ★★ (2004-09-19 05:03:10)

アコースティックギターを聴かせるパートがあったり、オープニングにしてはかなり長い曲だと思いますが、それを考えても「♪I am the almighty」からのテンションが上がるメロディは一曲目に相応しいと思います。
でも…やはり前半に長い曲が固まりすぎかと。


PIERROT - CELLULOID - HUMAN GATE ★★ (2004-09-19 05:02:51)

歌詞もメロディも前向きな印象を受ける曲。
ここまでの活動の中では一番明るい楽曲だと思います。PIERROTのこういう曲ってなんとなく浮遊感、透明感があって好きです。


PIERROT - PRIVATE ENEMY - AGITATOR (2004-09-19 05:02:33)

ヴィジュアル系でシャッフルのリズムをやると昔の歌謡曲的なメロディの楽曲が出来やすいような気がしますが、この曲は機械的な感じでその手の曲達とは一味違う感じですね。むしろ個人的には歌メロを重視したMarilyn Mansonというイメージがあります。


PIERROT - パンドラの匣 - メギドの丘 ★★ (2004-09-19 05:02:12)

「メギド」というと、黙示録の中のハルマゲドンの地でしょうか(実は読んだ事無いんですが)。珍しく宗教に影響されたような詞ですね。私もこの曲はパウダースノウに通じるものがあると思います。歌詞がクリスマスソングっぽい所から、季節も「冬」で共通しているようですし。


PIERROT - PRIVATE ENEMY ★★ (2004-09-18 12:59:00)

メジャー2枚目となるアルバム。
この作品はPIERROTの中でも最も癖の強いアルバムと言えるかもしれません。
今までの幻想的な雰囲気はやや抑えられ、何となく機械的な妖しさが加わった感じがします。
またメロディの方も前作より耳に残るものでありながら一筋縄ではいかない、
個性的な物が増えて良くなったように思います。攻撃性も上がっていて、特に「FOLLOWER」や
「FREAKS」辺りは前作ではまず聴かれなかったようなアグレッションの高さがあり、
私はこのアルバムでPIERROTにはまりました。
歌詞的には、前作の「Newborn baby」で生まれた突然変異体が主人公の物語でしょうか。
「THE FIRST CRY~」「CREATURE」は誕生の曲で、「ENEMY」で社会競争に巻き込まれ、
「MASS GAME」で社会の歯車になり、「不謹慎な恋」「WALTZ」辺りで狂気が芽ばえ、
「ATENA」辺りで輪廻した恋人と再会するが既に主人公は狂気に捕われていて、「神経~」で
その関係は破局を迎え、「THE LAST CRY~」で独りで生きていく決心をする(To be continued)という感じでしょうか。
でもストーリー的にどう位置付けられるのか解釈できない曲も有るんですよね…
「ゲルニカ」「FREAKS」なんかが特に。これは全作品に言える事ですが、
キリトさんの詞は多面的に描かれていて、単なる一本道のストーリーでは無いのかもしれませんね。


PIERROT - FINALE ★★ (2004-09-18 12:58:00)

メジャー初となるフルアルバム。
ここからPIERROTのコンセプチュアルな世界観が幕を開けるようです。
このアルバムが他のアルバムと違う点は、バラードが多い事でしょう。
PIERROTはバラードが少な目なバンドだと思いますが、このアルバムでは
「ECO=SYSTEM」「SACRED」「ラストレター」と少し多めになっています。
ただ、この作品はシングル曲やファンの大合唱が起きる「Child」や前述のバラードを除くと、
やや全体的にメロディが弱目な印象があります。シングルのカップリング「蜘蛛の意図」
「MOTHER scene2」「Labyrinth」は印象的なメロディの宝庫と言っても過言で無いだけに…う~ん…。
歌詞的には「FINALE」で創造主が主人公と主人公の恋人を創造し、「ICAROSS」までが
その2人が織り成すストーリーで、「ラストレター」で戦争が起き主人公が死亡、
「クリア・スカイ」は死んだ主人公がその戦争を俯瞰してる物語、「Child」で輪廻の後の
再会を願いながら眠りにつく…これで終わりだと思わせながら「Newborn baby」で輪廻は
失敗し、主人公は突然変異体となってしまう…というストーリーでしょうか。
なんだか「To be continued...」という文字が出てきそうな終わり方ですね(笑)


PIERROT - DICTATORS CIRCUS −奇術的旋律− ★★ (2004-09-18 12:29:00)

PIERROT初のベストアルバム
…ですが、収録曲が全曲インディーズ時代の楽曲の再録ヴァージョンというのが
彼等らしいひねくれ方ですね(笑)。初回盤はメイキングDVDとボーナストラックに
オムニバスに提供された「『トウメイ』故『人間』也」(これも勿論再録)を収録。
インディーズの音源と比較すると音質が良くなり、特に「パンドラの匣」の収録曲が高音質で
楽しめるのは嬉しいです。また、「自殺の理由」「鬼と桜」や「青い空の下…」などでは顕著ですが、
楽曲にアレンジが施され、幻想的な曲は更に深い世界観に、攻撃的な曲は更にフィジカルになった印象を受けました。
インディーズのころの楽曲ということで妖しげな曲が多いですが、メロディの立った曲が
多いですし「トリカゴ」「SEPIA」「HUMAN GATE」など取っ付きやすい楽曲もちゃんと
入っているので、PIERROTを知らない人でも十分楽しめる内容かと思います。


PIERROT - HEAVEN 〜THE CUSTOMIZED LANDSCAPE〜 ★★ (2004-09-18 12:29:00)

PIERROTのメジャーでは3枚目となるアルバム。
どうやら「FINALE」にて始まったコンセプチュアルな世界観はこの作品にて一旦終わるみたいですね。
楽曲的には、まず耳につくのがディストーションギターの音が分厚くなったり、
インダストリアルノイズを効果的に取り入れたりと前作からかなりの進歩が伺えます。
「AUTOMATION AIR」ではなんとドラムンベースが…PIERROTでこんな音が聴けるとは思いませんでした。
全体的に見て曲から独特の妖しさが薄くなり、明るいメロディを持った楽曲が増えた事で
より広くアピールする作品になったと思いますが、古くからのファンの中にはこの変化に
戸惑ってしまった人もいたようです(個人的に「BELIEVER」辺りは今までと違った妖しさが有って、それはそれで良いと思う)。
歌詞的には「BIRTHDAY」でこの物語の主人公が新たな命を祝福できるようになって
完結したようですが、その後のボーナストラックの「SUPER STRING THEORY」は物語全体を
包括してのエンディングテーマといった所でしょうか。
ちなみにボーナストラックは2曲入っていて、前述のSSTの他にも
「HEAVEN」を巻き戻す事で「PARADOX」という曲を聴く事が出来ます。


PIERROT - PRIVATE ENEMY - 不謹慎な恋 ★★ (2004-09-16 18:54:06)

ストーカー的な愛情を歌った、PIERROT流のタンゴ。
このリズムが案外、彼等の音楽性と合ってます。サビのオクターブ下のユニゾンがダークさを表現してて良いです。


PIERROT - ID ATTACK - ネオグロテスク ★★ (2004-09-16 18:53:47)

攻撃的な曲ですが、以前と違い妖しさが消えてより肉体的になったような感じのする曲です。それにしても…「ブチギレそうな」とか「ヤバ過ぎる」とか、「なっちゃおうぜ」とか一体キリトさんに何があったのか!?と思うほどのはっちゃけ振りです(笑)


PIERROT - ID ATTACK - GOD BLESS xmexxxx (2004-09-16 18:53:25)

「ラストレター」「クリア・スカイ」ではかなりオブラートに包んだ表現の戦争批判でしたが、これはかなり直接的です。
タイトルの「xmexxxx」は「America」の事だとインタビューで言ってましたが、流石にそのままではマズいのでしょうか(笑)


PIERROT - PRIVATE ENEMY - Waltz ★★ (2004-09-16 18:53:03)

この曲、タイトルの割にリズムが全然ワルツじゃないんですが…(笑)
このタイトルは音の塊を縫うような感覚のヴォーカルがまるでワルツを踊っているような軽やかさがある、という事でこのタイトルになったとか。歌詞は前曲と少しリンクする場面もありますね。


PIERROT - PRIVATE ENEMY - ATENA ★★★ (2004-09-16 18:52:41)

何かを祝福するように終始鳴り響いている鐘の音を模したギターが心地良い曲。
アルバム内では突き抜けたような明るさを持つ曲ですが、実はこの主人公は狂人で、何かに取り憑かれているかのような躁状態を現しているとか。


PIERROT - ID ATTACK - a pill ★★ (2004-09-16 18:52:24)

打ち込みっぽいリズムが新鮮な曲。ドラッギーな世界観を持つアルバムの幕開けとして相応しい楽曲だと思います。
個人的な聴き所は一回目及び最後のサビ後のギターシンセのメロ。メロ自体なかなかですが、何よりも音色がツボに入りました。


PIERROT - ID ATTACK - 革命の黒い翼 ★★★ (2004-09-16 18:51:56)

これはアルバムの目玉曲でしょう!!
イントロから力強いベースリフとドラムにやられます。Bメロからテンションが上がりアグレッシブさを増して行くヴォーカルもかっこよく、HEAVENのポップ性にがっかりしてしまった古参ファンで、この曲を聴いてファン上がるのを見送った人も多いのではないでしょうか。


PIERROT - Screen - screen1 トリカゴ ★★★ (2004-09-16 11:10:54)

この曲、サビのメロディに静と動があってそこだけを抜き出してみても素晴らしい楽曲だと思います。このメロディ、キリトさんの声と良くマッチしてて本当に良いです。
カラオケで歌うと、「♪安らぎに溺れあう~」の入りが異様に難しいですが、符割りは一体どうなってるんでしょう…


PIERROT - FREEZE - パラノイア ★★ (2004-09-16 11:06:52)

やたらとかっこいいギターリフと、それにユニゾンするようなBメロの歌が素晴らしい曲。
この歌詞はリストカッターに向けて作ったものらしいですが、そういう人たちの事を理解出来ないと言いながらも「目覚めたならその苦しみを引き受けよう」というメッセージが込められている所にキリトさん流の優しさが現れていると思います。


PIERROT - CELLULOID - Adolf ★★ (2004-09-16 11:03:23)

これも「MASS GAME」と並んで振付けで有名な曲。
会場一杯に集まったファンがいっせいに同じ動きをする様は圧巻です(笑)


PIERROT - CELLULOID - 鬼と桜 ★★★ (2004-09-16 11:02:02)

ギターシンセの魅力を最大限に引き出した、日本的なメロディを持つ曲。
歌メロは確かに少し弱い印象を受けますが、それを考慮してもこの幻想的な雰囲気には惹きつけられる物があります。「DICTATORS CIRCUS」収録の新録バージョンでは更にイントロにアレンジが施され、よりドラマティックになっています。


PIERROT - HEAVEN 〜THE CUSTOMIZED LANDSCAPE〜 - HEAVEN ★★ (2004-09-16 11:01:44)

インダストリアルノイズとギターのアルペジオの絡みから始まる、明るいメロディを持ったミディアムテンポの楽曲。
イントロのディストーションギターの分厚い耳触りからして前作よりもサウンド面で進歩していることを実感させられます。このギターの音色、心地良くて大好きです。


PIERROT - DICTATORS CIRCUS -A variant BUD- - クリア・スカイ ★★★ (2004-09-16 11:01:18)

メジャー初の音源となった、いかにも一般受けしそうなポップな曲。
「MAD SKY」が戦争を起こす側、「ラストレター」がその犠牲となった者達の物語であったのに対し、この歌詞はそれを俯瞰しているような印象があります。こういう歌詞の繋がりを読み解くのもPIERROTの楽曲の醍醐味と言えると思います。音的にはアウトロなどで聴こえるギターのフレーズが好き。
アルバム版はアレンジされ、歌詞も付け加えられていますが純粋にポップ感のあるこちらの方が良い出来だと思います。


PIERROT - パンドラの匣 - ドラキュラ ★★ (2004-09-16 11:00:53)

まず直球なタイトルにびっくりな曲(笑)
イントロのギターのメロディが何気に耽美でありながら泣きメロで、楽曲の雰囲気を上手く表現していると思います。個人的にサビよりBメロが好き。


PIERROT - DICTATORS CIRCUS -A deformed BUD- - *自主規制(HAKEN KREUZ) ★★ (2004-09-16 11:00:36)

原題は「HAKEN KRUEZ」。インディーズのこの曲の音源にプレミアがついているのを見かねて「神経~」のカップリングとして再録したとか。
「Adolf」同様、独裁者の心情を描いた曲でファンの間でも根強い人気を誇る曲です。


PIERROT - ID ATTACK - 薔薇色の世界 (2004-09-16 11:00:15)

この曲、最初聴いた時メロディの明るさと乗りやすいリズム、パワーコーラスに流行りの青春パンクかと思ったんですが、全然違いましたね(笑)ちゃんとPIERROT流の曲になってますが、最初は本当に驚きました…


PIERROT - パンドラの匣 - SEPIA ★★ (2004-09-16 10:59:54)

オムニバスにも収録された、インディーズ時代の代表曲。
メロディが美しく疾走するという他のバンドでは王道っぽい曲ですが、PIERROTがやるのは珍しい気がします。メロディの種類が多いけれど、そのどれもが良く、これをオムニバスに入れたのは正解だと思います。


PIERROT - CELLULOID - 脳内モルヒネ ★★★ (2004-09-16 10:59:29)

「トリカゴ」「SEPIA」と並ぶ、PIERROTのインディーズ時代を象徴するかのような曲。
イントロから繰り出されるギターシンセの不気味なメロディの雰囲気を変なアクセントのついたドラムが助長していて、何とも言えない空気感を出しています。けれどサビはポップで、このギャップのある世界観は癖になります。歌詞的には自殺を歌ったものだと思いますが、この曲の様に医学的な反応の観点から見た物は珍しいのでは?


PIERROT ★★ (2004-09-15 22:33:00)

Dirのところで要望があり、私も語りたいと思ったので登録しました。
MANSONから直々のオファーを受けて共演した実績もあるし、非ならOKですよね。
歌い方やサウンドに癖があって最初は抵抗があるかもしれませんが、ハマれば抜け出せなくなること間違い無しです。


PIERROT - HEAVEN 〜THE CUSTOMIZED LANDSCAPE〜 - AUTOMATION AIR ★★ (2004-09-15 22:30:22)

いきなりなドラムン・ベースに驚くであろう曲。
インダストリアルノイズの「ガー」っていう音や、風情のあるベースのフレーズが耳に心地良いです。因みに歌詞の空白部分は「記憶が危うくて、大事な言葉がぽろぽろ抜け落ちてしまう感じ」だとか。