SPAWNのサントラ自体がテクノ&ドラムンベ—スとロックアーティストの融合というコンセプトのアルバムだけあって、リズムにはかなりテクノの要素が感じられます。女声コーラスの「tu tu lu...」ってフレーズがキャッチーで、最新アルバム(11月現在)収録の名曲mOBSCENEをちょっと思い起こされます。マンソンのボーカルは妖艶なんだけど嫌味がなくていいです。
SODOMのカヴァー曲です。 本編で見られたようなプログレッシブなドラマ性はあまり見られませんが、同じボートストラックである「BLACK METAL」と同様分かりやすい狂気が垣間見れて、一発で曲の世界に引き込む曲です。「Bathe in sin...Sadistic soul...Break the crast...Sodomy and lust」の部分(いわゆる「サビ」ですね)のホラーチックで威厳のあるキーがカッコイイです。 でも初めて聴いた時は「ソドミーアン、ラぁァーースト」の超高音で伸ばしている所が可愛らしいと思ってしまった(すみません)。
「DUSK AND HER EMBRACE」収録の佳曲「FUNERAL IN CARPATHIA」の別バージョンです。オリジナル盤では歌詞世界に対してややブチキレ過ぎだとも思われるダニのボーカルはこのヴァージョンではストーリーを語り、世界観を広げる語り部のような歌い方をしています。女声コーラスのパートのメロディがロマンティックで格好良いです。