そうです。この曲と"LOST AND FOUND"は最もPRIESTらしい曲と言われるバラード。80年代の彼等を思い起こさせる懐かしさを感じます。こういう曲があるからこそPRIESTは安泰なのですよ! モダンな音の中にホッと安心させられる音の存在はたまらないですね。 RIPPERは風邪気味ですか?鼻声みたいじゃないですか?
'01年12月15日、福岡公演の2枚組ブートレク。 ファンの間では、昨年の来日公演の中で最高の出来と大評判の"貴重盤"です。とにかく音がいいんですよ!普通のライブ盤とあまり変わらないと思います。福岡公演が"貴重"だという理由の一つに、他ではやらなかった曲「RUNNING WILD」と(まさかの)「TURBO LOVER」をやってくれたことですね。「TURBO LOVER」のイントロが流れたときは、一体何が起こったのかわからず、しばらくしてみんな狂喜乱舞!!ホント参りました! そしてこのライブにおいてアクシデントが起こったという点でも"貴重"だと言えます。まず、「TOUCH OF EVIL」で初めて(生まれて初めてですよ!!)グレンのギターの弦が切れたこと。よってギターソロはヨレヨレ状態です(汗)。それから「TURBO LOVER」でのリッパーのオンチぶり(笑)。ハイトーンからロートーンに瞬時に切り替えができなかったんでしょうか、声がうわずっていて超恥ずかしいです(ウググ)。しかし演奏はお見事です! こういった"おちゃめ"なところはありますが、リッパーはパーフェクトな歌いっぷりです。スタジオ盤より上手いというのはタダモノではないですよ。今まで聴かせたことのないハイトーンを惜しみなく聴かせてくれています。次のアルバムが楽しみになりますねー。こんなに才能のあるヴォーカリストだと。 ニューアルバムからは「ONE ON ONE」「FEED ON ME」「HELL IS HOME」をやってくれていますが、いずれもライブで聴くといいですねー。ライブ向きです。中でも「HELL IS HOME」はマジでカッコイイ!疾走曲よりこういったミドルテンポの方が好きかもしれないなぁ。 機会があったら是非とも聴いていただきたい超名盤です。
結成30周年記念完全生産限定BOXセット(CD4枚組 DVD)。 デビュー作「ROCKA ROLLA」から最新作「DEMOLITION」までのヒット曲、代表曲全65曲収録。Disc1から古い順に入っているのでわかり易く、音楽性の変化を楽しむことが出来ます。Disc4ではロブに続きRipperのヴォーカルが・・・。一枚のCDの中で2人の共演、“共演"と言うのも変ですが、何かグッと来るものがあり感無量です。 今から全アルバムを揃えるのはお金がかかります。このBOXセットを買えば一石二鳥。JP完全制覇と言っても過言ではありません。新しいファンも古いファンも来年の来日公演に備え聴きまくり、予習・復習をしたいですね。 ボーナスのDVDは'82年アメリカ、メンフィスでの「SCREAMING FOR VENGEANCE」ツアーのライブを収録。'84年発表のビデオ「JUDAS PRIEST LIVE」に未発表映像を2曲プラスしての初DVD化。“SCREAMING FOR VENGEANCE"はアルバムタイトル曲で人気曲であるにもかかわらず、このツアー以降はライブではやっていないので貴重なライブ音源ではないかと思います。 ご期待に添いロブ様ムチ持参です。アンコールの“HELL BENT FOR LEATHER"ではバイクを押し倒し、狂ったようにバーシバシムチ振るって暴れまくっております。一見の価値ありです(笑)。 以下DVDセットリスト 1.The Hellion/Electric Eye 2.Riding On The Wind 3.Heading Out To The Highway 4.Metal Gods 5.Bloodstone 6.Breaking The Law 7.Sinner 8.Desert Plains 9.The Ripper 10.Diamonds And Rust 11.Devil's Child 12.Screaming For Vengeance 13.You've Got Another Thing Comin' 14.Victim Of Changes 15.Living After Midnight 16.The Green Manalishi(With The Two Pronged Crown) 17.Hell Bent For Leather
`疾走曲がない'`スピードと関係なく曲自体が糞'`Priest終わったな'等、ヘコまずにはいられないくらいの酷評。正直不安でたまりませんでしたが、その不安が一気に吹っ飛ぶくらいの衝撃!聞き込みなんて全く必要なく一発でKOです(スルメ盤だと思っていたので意外で嬉しい悲鳴を上げています)。映画音楽やプログレ好きにはたまらないドラマティックな内容で、とにかく細部の音にまで気を配り綿密に作られています。まず曲がいい!メロディアスでキャッチーな曲の連続、最初から最後まで息をつかせる暇を与えてくれない作品は久々です。もうスピードがどうのこうのとか、こういうメタルオペラを鋼鉄神Priestがやるべきではないなどとグダグダ言う次元ではないでしょう。お世辞抜きで脱帽、恐れ入りました。 噂で聞いたのですが、“PriestのアルバムというよりSavatageそのもの"とは本当だろうか?どちらにしろ、今までのPriestのアルバムとは異質です。いろんな所で言われているように`Screaming for Vengeance'や`Painkiller'好きの人にはかったるくて耐えられないかもしれません。しかしその音は往年のPriestそのもので、あ、このフレーズは・・・うんうんと頷く場面が少なからずあったはず。それは誰も否定できません。 最後にコンセプトアルバムという好き・嫌いがはっきりと分かれる実験的な作品にチャレンジした彼等に拍手を送ります。そしてそれは決して無駄ではなかったと個人的に思っています。今年後半これ以上の作品は出てこないでしょう。いや~クドイようだけど、歌メロやギターリフがめちゃめちゃいいんですよ。アレンジとか全部。悶絶死しそうです。いや~いいわ~~。
リマスター盤ボーナストラック未発表曲。 ギターソロにしても目立つほどテクニカルなことはしていないにもかかわらず、カッコイイと思わせる何かがこの曲にはあります。特に中盤のソロのバックで淡々と刻むリフには哀愁を感じずにはいられません。キーボードの使用にも注目ですね。「BEFORE THE DAWN」「BEYOND~」に匹敵するほどの名曲だと思います。 公式に発表して欲しかった。
'97年発表のベスト盤。全18曲収録。 PRIESTのアルバムを一枚も持っていないという方で、ベスト盤を買いたいけれど、METAL WORKS2枚組は少々しんどいという方にはおすすめです。 初期の名作「BETTER BY YOU,BETTER THAN ME」が入っています。例の裁判沙汰になったお騒がせ曲です。ベスト盤に入れるとは驚きかつ貴重ですよ。 「THE HELLION/ELECTRIC EYE」「FREEWHEEL BURNING」「RAM IT DOWN」「PAINKILLER」「TURBO LOVER」と主な曲はしっかり入っています。超お買い得。