8th。モダン・・・か? 新VoにCurtis Skeltonを迎えた第1弾。Edward Harris Roth(Key)はゲスト扱い。 インタビューでクリス自ら語っていたように、いろんなアーティストからの影響が窺える。 友達に今作を貸してその感想を尋ねたところ、その第一声がこれ。 「2曲めのイントロさあ、もろにSLIPKN○Tじゃない?笑ったよ~。」・・・。確かにな。 クリスのギター・プレイに関しても、激速なフレーズが全然ないとは言えないが、鳴りを顰めているのは確か。 これを進化とみるか、それとも舵取りを誤ったとみるかは次作のCDを聴いてみるまで分からないが。 カーティスのVoに関しては、初めて聴いたときはほんとに衝撃を受けました(悪い意味で)。 私が持っている固定観念ではIMPELLITTERIのヴォーカル=ROB ROCKのイメージが強く、なんか違うな、と。 ただ、毎日聴いていたら(声質に)慣れてきたのか、結構かっこいいなと考えが変わってきましたね。 HELL-BITESさんも仰っていますが、私も次作に期待。ちなみに私はPEDAL TO THE METAL>GRIN AND BEAR ITです。 The Writings On The Wall、Dance With The Devil、Judgement Dayが好き。
6th。 参加ミュージシャンはDominic Miller(Gt)、Kenny Kirkland(Key)、Vinnie Colaivta(Dr)、Kathryn Tickell(Northumbrian small pipes & Fiddle)。 彼の音楽は本当に音が暖かい感じがするし、安らいだ気分にさせてくれますね。 じっくり聴きこむのも良し、軽い感じで聴き流すのも良し、寝ながら聴くのも良し。 私は勉強中にこのアルバムをよく聴いていました。 みなさんも、HM/HRにどっぷり浸かった身体のガス抜きに、STINGのこの名盤でも聴いてみてはいかがでしょうか。 I Was Brought To My Senses、La Belle Dame Sans Regrets、Valparaisoが好きです。
97年リリースの3rd。 Micheal Romeoの名前は知っていたので、とりあえず買ってみたけど、やられました。 VoのRussell Allenの声がかっこよく、めちゃめちゃ好みだったもんで。 もちろん、マイケル・ロメオのソロも思っていた通りの素晴らしさであったし、ギター・リフが硬派で漢っぽいなーって印象を受けました。 上の方々も仰られていますが、①②③、⑧⑨と名曲が固まっているために中盤が少しダレ気味という意見もありますけど、そんなことないんじゃないかなー。 これは非常にレヴェルの高い楽曲ばかりである証拠だと言えるのではないでしょうか。 タイトル曲のThe Divine Wings of Tragedyは名曲だとは思いますが、もう少し練れば更によくなったかもしれないと思います。 時間的に長いってのは別にいいのですが、多少まとまり感に欠ける気がします。 Of Sins And Shadows、The Eyes of Medusa、Candlelight Fantasiaが好きです。
1st。 メンバーはTommy Heart(Vo)、Helge Engelke(Gt)、Andy Malecek(Gt)、Ule W.Ritgen(Ba)C.C Behrens(Dr)。 デビュー・アルバムから既にこの完成度の高さ。すごい! 私もこのアルバムに出会えてよかったです。本当に。 Hang On、Out On The Run、The Eyes of Rockが好きです。
WHITE ZOMBIEのRob Zombieのソロ1作め。 メンバーは、Riggs(Gt)、Blasko(Ba)、John Tempesto(Dr)。あとCharles ClousorがSynth Programerとして参加している。 ジャケをみて、なんとなく怖そうな雰囲気だなぁって思っていたのだが、聴いてみるとそんなことはなかった(笑)。 シンセなど、楽器陣の演奏をも効果音としてうまく用いている楽曲の演出もいい。 あんまりこういうジャンルは聴かないんですが、これはかっこいいと思いましたね。 Call of The Zombie~Superbeast、Return of The Phantom Strangerがかっこよかったです。
01年発表。 新Voに井上貴史を迎えた第1弾。 NORIFUMI SHIMA with Concerto Moonということで、ソロ色の濃い作品。 半分以上の曲がインストということも、個人的には非常に嬉しい。 何故なら、CONCERTO MOONというバンドの名前よりも先にイングヴェイ繋がりで島紀史というギタリストを知り、そのギター・プレイに興味を覚えて聴いたアルバムだったからだ。 聴いてみると、インスト曲に関してはイングヴェイ以上にかっこいいかも!と思えるほどよかった。 でも、うにぶさんも仰っているけど、もう少し泣き入っていてもよかったかもね。 実は長いことインスト曲ばっかり聴いて歌モノは飛ばしていたのだが、偶々Over And Overを聴いてびっくり。やられました。 To Die For、Over And Over、Gate of Triumphは外せませんね。 Ambitions And Lies、Everlasting Nightmareもかっこいい。
90年リリースの2nd。ギター・インスト・アルバムの標準ともなった(らしい)作品。 メンバーの記載がアルバム中にはなかったため調べてみたんですが、ちょっと大勢すぎて(特にBacking Vocal)書く気になれません。すみません。 やはりスティーヴ・ヴァイで一番有名なアルバムといえば今作になるのでしょう。 ヴァイといえば「知性も兼ね備えた、『確信犯的変態系』凄腕ギタリスト」という位置づけを私は勝手にしちゃっている。 実際、ヴァイの楽曲は一聴すると普通っぽい曲も多いが、やっぱりよく聴くと一癖も二癖もある。 この強烈な個性ゆえに、STEVE VAIの音楽を苦手、または嫌いだと感じてしまう人もいるのは十分承知しているが、今作はHM/HRリスナーの一般教養として(?)、最低限聴いておいて欲しい。 ところで、The Audience Is Listeningで語りを担当しているNancy Fagenという英語の先生、この曲以外にもなんかゲスト参加してましたよね・・・、何だっけ? The Riddle、For The Love of God、Blue Powder、Love Secretsが好きです。
98年リリースの11th。 VoにGary Cheroneを迎えたものの、第3期VH最初で最後のアルバムとなってしまった。 今作については何と言ったらいいのか、非常にコメントしづらい。 ゲイリー・シェローンの歌唱力の高さはEXTREME時代に立証済みだし、楽曲に関してもバンドは非常に高い演奏力を示しているのだが・・・。 どうしても聴いていて違和感を感じてしまうんですよね。 ひとつだけ言えるのは、これはVH初体験アルバムとしてはすすめられないかな?ということ。 諸アルバムを経てから今作を聴くのが無難。できればEXTREMEも聴いておいたほうがいいかも。 否定的なコメントが続いてしまいましたが、決して嫌いなアルバムではありません。 好きな曲は、From Afar、Dirty Water Dog、Fire In The Hole、Ballot Or The Bullet。
99年リリース。ジャケがなんかお洒落。 メンバーはDave Carpenter(Acoustic Bass)、Gary Novak(Dr)。 ゲスト参加でWalt Fowler(Tr)が①と⑤で、Chad Wackerman(Dr)が⑥でプレイしている。 前作がジャズのカヴァーだったのに対して今作ではオリジナル曲をプレイしている。 ホールズワースを始めとする各プレイヤーがテンションの高い演奏を繰り広げていて聴き応え十二分。 1曲めの0274からボリューム奏法を駆使してホールズワースの世界へ誘われ、次曲the Sixteen Men of Tainでは美しいコードで魅了してくれます。 そしてハイライトが4曲めThe Drums Were Yellowで、ホールズワースの盟友で他界した名ドラマーTony Williamsに捧げられた曲らしい。 この曲の演奏では、凄まじい気迫というかオーラがスピーカーを通して聴くものに伝わってきそうなほど。 Gary NovakのTonyを意識しているというプレイも注目。 タイトル曲The Sixteen Men of Tain、The Drums Were Yellow、Texas、Downside Upが好き。
1st。 GuitarがGeorge Bellasに交代、Bassに新しくPhilip Bynoeが参加。 トニー・マカパインの時もそうだったけど、又してもヴィタリの人脈でギタリストが選ばれている。別にいいけど(笑)。 ツライチさんも仰っているように、ジョージ・ベラスはこれでもか!と弾きまくっているので、「ジョージ・ベラス? 誰それ?」って人も、心配せずに聴いてみて欲しい。 やっぱり、フィリップ・バイノの加入はでかい。 轟くようなベース・サウンドがドラムとうまく噛み合って、バンド・サウンドが前作よりも確実に骨太になっているからだ。 特に、Shadow In The DarkとCity of The Deadを聴いてそう思った。 楽曲も粒揃いで、なかなかいいと思う。 Prelude For The Oracle~Circle of timeはたまらない。 Interlude以降の楽曲もいい感じです。
7th。 初ストラトだったこともありますが、このアルバムが一番好き。 タイトル曲のDestiny、Anthem of The Worldの2大作が、群を抜いて素晴らしい出来。 長けりゃいいってもんじゃないことくらい分かっているつもりですが、この2曲を聴いて本当に感動しました。 他にもNo Turning Back、Years Go By、Cold Winter Nightsなど佳曲は多いのですが、どうしても大作2曲の前では霞んでしまう。困ったものだ(笑)。 とりあえず名盤かと。
全曲インスト(Ya-Yo Gakkが微妙ですが)のミニアルバム。95年リリース。 BaがTony PimentalとScott Thunes、KeyがWill Riley、DrがChris Frazier。 190さんも仰るように、「ストレートなハード・ロック」を基調とした楽曲で構成されているアルバムですが、そこはヴァイ、Ya-Yo GakkやSan-San-Nana-Byoushiのような遊び心も忘れてはいません。 私自身がそうだったこともありますが、VAIをこれから聴いてみようと思っている人は今作から入るのがいいかもしれません。 37分ちょいと、演奏時間もそんなに長くないので一気に聴けちゃいますし、かっこいい曲ばっかりです。ほんと、オススメ。 強いて1曲だけ選ぶなら、Kill The Guy With The Ball~The God Eaters(殺戮の舞踏会)が好きです。
Guilty Gear XXという格闘ゲームのサウンド・トラック。 ゲームを知らない方からすれば、どうせゲーム音楽だろって印象を持たれるかもしれない。 ところが、ところがどっこい(笑)。まぎれもなくHM/HRサウンドだ。しかもかなりかっこいい。 メンバーは、Gtが岩尾徹、Baが松本慎二、Keyが盛山浩一、Drが梅澤康博の4氏。 ゲームの前作であるGuilty Gear Xに新キャラ4人が増えた今ゲームでは、当然その分曲も新たに加わっている。 ゲーム自体も、キャラや必殺技などにHM/HRと関連のある言葉が用いられていたりするので、元ネタを知っていると、思わずニヤリとしてしまうことも。 カイのHoly Orders(Just Be Or Be Dead)、チップのSuck A Sage、ザッパのGood Manners And Customsがオススメ。 ちなみに、全曲インストです。
1stソロ。名盤。 8曲中2曲を除いてインスト・ナンバーであるこのアルバムは、ギタリストとしてのイングヴェイ・マルムスティーンの素晴らしさを如実に顕す名盤だと言い切れる。 Jeff Scott SotoのVoが悪いという意味で言っているのではないので、その点は誤解のないように汲み取っていただきたいのだが、もしもアルバム「RISING FORCE」が全曲インストで構成されていたならば、ギター・インスト・アルバムの歴史的名盤であるJeff Beckの「BLOW BY BLOW」にも匹敵するような、更なる大変な評価を得ていたかもしれません。 そこまでは流石に褒めすぎかもしれないが、少なくとも「WIRED」には勝るとも劣らないくらいのできだと思います。 イングヴェイがライヴで演る定番曲も少なからず収録されているので、ファンならば絶対に避けて通ることのできないアルバムであると思います。 最近「THE SEVENTH SIGN」以降の曲から選りすぐったインスト・ベストがリリースされましたが、あれを買うくらいならば、今作を買うことを強くオススメします。
はじめて聴いたとき、Beware of The Devilで思わずガッツ・ポーズしてしまった。 今作からDrがGlen Sobelに代わっている。他は変更なし。 確かに中盤だれるとの印象はあるのだが、個人的には名曲揃いのアルバムだと思う。 最強のインストSpanish Fireは「誰が一番速いのか」を世に今一度問うという意味では、その存在意義があってよい。 Turn of The Century、カラオケでも歌えるSpeed Demon、Wasted Earthが好き。
名盤の誉れ高い4th。ちなみに近所のツタヤではIMPELLITTERIはこれしか置いてない(怒)。 上のみなさんも仰るように、似通った曲(特にイントロが激似)の多さも気にならなくはないが、買って損するほどのものじゃないでしょう。 私はこのアルバムがIMPELLITTERI初体験だったんですが、Faster Forgive Themで仰け反りましたよ。 Rat Raceは、今のところインペリテリで最高傑作だと思ってます。 他にも、Kingdom of Light、KeyのEdward Harris Rothとの超絶速弾きインスト17th Century Chicken pickin'、You Are The Fireは身も悶えるほどのかっこよさ。 ほんと、レンタルでもいいから1回聴いてみて。
かなり質の高いIMPELLITTERIの5th。 ①から⑦までは、名曲揃いで嬉しい。 各曲毎の配置にも配慮が行き届いているので、バランスがよい。 なぜかベストには収録されなかった名バラードOn And Onは一聴の価値あり。 もう1曲のバラードParadiseは、まあまあかな。 タイトル曲Eye of The HurricaneとMaster of Disguiseが好き。
クラシック・ピアニストとしての一面を覗かせた2nd。 新しくBassにJohn Onder、GuitarにGeorge Bellasが参加。 ジョージ・ベラスとヴィタリ・クープリの壮絶な速弾きバトルが繰り広げられる疾走曲②、⑦、⑨は本当に凄い! 前作ではモーツァルトのExcerpt From Sonata In A Minorのみのクラシック曲が、今回はショパン、ベートーヴェン、バッハと4曲も弾いちゃってます。 私的には、8曲めのChopin Etude #12 In C Minor Opus.25がかっこいいなぁって思います。 クラシックとヘヴィ・メタルの両方が好きな方は聴いてみては?
工場長さんの仰る通り。②、③、⑦、⑫だけしか聴きこまずに「このアルバムは、う~ん。」みたいなことを思っている方は、もっと聴きこんだほうがよい。 確かに、今までのHELLOWEENの音楽路線とは外れて、ヘヴィでダークな曲調の曲が多いことは否めないし、傑出した曲が無いのもかなり痛いのであるが・・・。 ローランドとウリが在籍した最後のアルバムでもあるし、ハロウィン・ファンならば必携の1枚でしょう。 個人的には、The Departed、We Damn The Night、The Madness of The Crowdsがオススメです。
実験的な試みもみられる。 Deliberately Limited Preliminary Prelude Period In Z~Pushは、今までのハロウィンとは違った感じだが、はまる人ははまるでしょう。私はこれではまりました(笑)。 上の方々もオススメされているFalling Higher、Revelation、Midnight Sunは私も超名曲、というか超大好きな曲です。 A Handful of PainやBack On The Groundもいい感じ。聴きこんでみて欲しいです。
個人的に大好きなアルバムで、HELLOWEENの中では一番よく聴いている。 後半の曲は、ややだれ気味の感もあるが、聴きこめば良さが分かるので、問題ない。 10曲めのMission Motherlandまでは、捨て曲なしであるといっても過言ではないかも。 PowerやKings Will Be KingsはTREASURE BESTにも収録されていたので、新しいファンの方にもなじみがあるだろう。 特にオススメしたいのが、Steel Tormentor、If I Knew、そしてあまり評判のよくないタイトル曲のThe Time of The Oathである。 特に、If I Knewは隠れた名曲であるように思うのだが・・・。
アンディ・デリス加入第一弾。 Sole Survivorで勢いよく幕があがり、Where The Rain Growsでやられること必至。 The Game Is Onは、ちょっと変化球気味の楽しい曲ですね。私は大好きですよ。 他にも、In The Middle of A Heartbeat、ローランドのインスト曲であるGrapowski's Malmsuite 1001は聴いて欲しい。