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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1001-1052

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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1001-1052
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URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Come Away Melinda ★★ (2004-05-29 18:07:38)

なんとも言えない暗さと哀愁。
でも大好きです。
雨模様のロンドンの街角でたたずみ、店先の屋根の下でうつむきながら、コートの襟を立ててタバコをふかす男、
をこの曲を聴くと連想します。
でもよく聴いてみるとどうやら、父親と娘の問答形式になっていますね。左チャンネルが娘さん、右が親父さんですね。それでその内容がなんかゾッとしますね。どうやら戦争後に娘のメリンダが昔の家族の写真を見つけ、お父さんにこの写真の中の人たちは誰と尋ねていますね。
うわ~悲しい歌やなぁ、と思いながら聴いてて終盤で「その人は戦前にいたお前のお母さんだよ。」というフレーズが出てきたときには涙、というよりむしろ背筋が凍った。
娘役とお父さん役の両方を声色を変えながら演じきるバイロン氏に感服!!!
悲しいけれどこの曲が大好きです。この哀愁と悲劇の物語、堪りません。


URIAH HEEP - Look at Yourself ★★ (2004-09-11 05:54:00)

このアルバムに収録されている「July Morning」を初めて聴いたのは、数年前7月のHMシンジケートのクラシック・ロックのコーナーでした。当時僕は番組が午前4時に始まる地域に住んでいたので、その日も4時まで起きて番組を聴いていました。
そして番組も終わりかけた頃に酒井さんが「ユーライア・ヒープで、ジュライ・モーニング」と曲紹介をしてこの曲が始まりました。
もう感動の10分間でした。しかもアパートの窓から見えるまだ薄暗い朝の空を眺めることが出来たので、より一層この曲の魔力のような雰囲気に魅了されてしまいました。
その後すぐにこのアルバムを買い求めに行ったのを覚えています。
しかもどうやらアルバムジャケットの鏡を再現した紙ジャケが出ていることが調べてみるとわかったので、レコード屋を何軒か廻り、やっと見つけた時はとても嬉しかったです。
そして聴いてみると「July Morning」だけでなく、全曲の素晴らしさに度肝を抜かれました。しかもキーボードがギター並みにヘヴィなリフを刻んでいて、初めは本当にギターだと思ったくらいです。バイロン氏のヴォーカルも強烈でしたし、何よりこのアルバム全体の異様な雰囲気に圧倒されました。
このアルバムは何度聴いても新鮮な感覚をもたらしてくれます。
・・・曲紹介のとき酒井さんは「7月だからってこの曲はベタだな~。」なんて言ってましたが、そんなことありません。僕はあの放送があったからこんなに素晴らしい超名盤に出会えたのですから。


URIAH HEEP - Look at Yourself - July Morning ★★★ (2004-08-12 05:46:29)

この曲は文字通り朝に聴くと雰囲気バッチシですよ。
それも快晴で、まだ西側の空は多少暗いという微妙な時間帯。東の空ではもう入道雲の片側が赤く照らされているのに、西はまだ星が瞬いているのが見える。物静かで鳥のチュンチュンという鳴き声が聞こえて来る・・・
こんな時間って朝の時間帯の中でもほんの一瞬なんですよね。正にこの曲のラニングライムの10分ぐらい。10分の間に日の出の様相は大きく変化します。そこを見計らって聴きましょう。


URIAH HEEP - Look at Yourself - Love Machine (2005-01-19 23:46:08)

「モー娘。」のじゃないよ!。
この曲もヘンズレー氏のキーボード・リフが冴え渡る一曲。
ロックンロール調に疾走します。


URIAH HEEP - Salisbury ★★ (2004-09-09 21:36:00)

全曲すんばらしい名盤!!!。HEEPの作品の中でこれが一番好きです。ジャケットはよく分かりませんが・・・(笑)。
オープニングの「肉食鳥」からヘヴィですね。このうねりはこの時期のHRにしては異質だったんじゃないかと思います。そして僕がこのアルバムの中で一番好きな「公園」はとて~も静かな曲。バックで子供が遊んでいる声がします。
「黒衣の娘」もそのメランコリックな曲調がとても情緒に溢れていて、後のちょ~名曲「7月の朝」へ多大な影響を与えたと思います。
そして16分の大作のタイトル・トラックは息をつかせぬ展開で僕らを幻想の世界へ誘います。ちなみにソールズベリーというのはイングランド・ウィルトシャー州にあるソールズベリーという町の名前で、その北方にはソールズベリー平原があり、そこにはあの有名なストーンヘンジがあるそうです。
行ってみてぇ・・・。


URIAH HEEP - Salisbury - Lady in Black ★★★ (2004-11-10 19:53:26)

イントロは時代劇っぽいですね(笑)。確かに昔の日本のフォークソングっぽくもあります。
それにしても物凄い哀愁です。ここまでの哀愁はなかなか出せないでしょう!。歌詞はほとんど「ア~ア~・・」の繰り返しですが、それだけにめっちゃ歌いたくなります。
最後でどんどんフェイド・アウトして行くと思いきや、また復活する展開も最高ナリ。


URIAH HEEP - Salisbury - Salisbury ★★★ (2004-11-10 20:09:06)

あ~このイントロ!。チャララ~って、あれにそっくりじゃないですか!。あの・・・あれあれ、何だっけ?。時代劇の・・・『必殺仕事人』ですっけ?。志村けんがコントでやってるやつです!!!(笑)。
この曲は16分もある大作です。HEEP流プログレという感じがします。クリムゾンみたいなジャム的な部分もあるし、確かにパープルっぽいところもあります。
全体的にブラスの音色が強調されていて、他の曲とは違う独特の雰囲気があります。長いのに飽きさせない展開で楽しませてくれます。ちなみにヴォーカルが入るまでに9分半あります(笑)。あ、歌あったんや・・・(全インストかと思ったよ)。
そういえば志村さんもHEEP好きだったなぁ・・・。


URIAH HEEP - Salisbury - The Park ★★ (2004-11-10 19:46:22)

静かです。非常に静かです。
中間部のコソコソやってるパートなんかは、よ~く聞くと鳥の鳴き声や子供の遊ぶ声が聞こえます。
でも全体を通してなんだか不気味な感じがするのは僕だけでしょうか。決して楽しい公園を想像出来る曲ではありません。


URIAH HEEP - The Magician's Birthday - Rain ★★ (2005-01-19 00:10:27)

すんばらしいっ!!!。良いバラードだな~。
邦題は「雨に寄せる叙情」。もうイメージはそのまんま。窓の向こうでしとしとと降る雨を想像させます。そして歌詞がこれ・・最高じゃないですか!。
単純な歌なのかもしれませんが、それだけにグッとくるものがあります。
バイロンさん、歌うまい!!!。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Abba Metal ★★ (2003-01-25 13:51:00)

個人的にはABBAの楽曲は演奏こそポップなものなれど、メロディーの質から言えばHMそのものだと思っていました。「Money,Money,Money」、「Eagle」などはその典型。そしてこのアルバムを聴いて自分のその考えが間違っていないことに気が付きました。まず一聴して感じたのは、
「うお~、メタルそのものだ~!」
ということ。ABBA特有の哀愁を帯びたメロディーがHMというフィルターを通してさらにその質に磨きをかけている。非常に面白いトリビュート・アルバムだと思いました。
でもこれを聴く前にやはり本家ABBAを聴いて欲しいですね。ABBAのアルバムはどれも素晴らしいですし、基本的にHMのようにアルバム単位で聴かないといけないというものでもないのでベスト盤がお勧めです(「ABBA GOLD」や「Definitive Collection」が選曲が良いです)。


VAN HALEN - 5150 - Dreams ★★★ (2004-07-24 01:26:01)

「青空」イメージの代表曲。
VAN HALENといえばやっぱり僕はこれです。
突き抜けるような青い大空に向かって、鳥のように下を見下ろしながら羽ばたいている気分にさせてくれます。
雲を切り、風を両翼に感じながら夢に向かって飛んでゆく。
いいですねぇ~。
人間の永遠の飛翔願望を夢と照らし合わせて表現した掛け替えのない名曲。


VAN HALEN - OU812 - When It's Love ★★★ (2004-10-31 00:13:04)

晩秋を感じさせるキーボードのイントロ、これが最高!!!。
そしてサビでのサミーの高音ヴォーカルと絶妙のコーラス。
個人的に高校生の時に鬼のような回数聴いたので、今でもこれを聴くと当時の色々な思い出が蘇ってきて切なくなる。


VAN HALEN - The Best of Both Worlds ★★ (2004-08-06 20:25:00)

改めて聞くとやっぱりいい曲多いな~と再確認しました。
新曲も入った2枚組みベスト、登場!!!。
まあ前回のベストはなんだったんだ?とは思いますが、遂に本当にベスト選曲になった気がします。新曲も全て新作に期待できる出来で大満足。
リマスターの効果も十分に堪能できるし、個人的には「5150」「OU812」期の曲がいい音で聴けるようになったのは感激しました。「Not Enough」が収録されたのも嬉しいです。
しかもジャケットが堪りませんね。エディのギターのあの柄です。
これで新しいファンがもっと増えてくれたらいいなぁ~と思います。


WISHBONE ASH - Argus ★★ (2002-11-15 16:37:00)

湿り気!湿り気!湿り気!湿り気!
湿り気!湿り気!湿り気!湿り気!!!
素晴らしい名盤です。
こんなに美しいギターの絡みが出来るのは彼らしかいないでしょう。
ぜひ一度この叙情を体験してください。
正に大人の寂寥です!!


WISHBONE ASH - Argus - Leaf and Stream ★★★ (2005-01-24 21:17:33)

「木の葉と小川」。
水墨画のような音楽と呼ばれたアルバムの、正に水墨画のような曲。聴いてると本当に魂だけが昔へタイムスリップしてしまいそうです。
別に派手な曲でもないんですが、淡々とした曲調の中に物凄い量の哀愁が詰まっております。
歌詞を読みながら涙せよ!。


WISHBONE ASH - Argus - Throw Down the Sword ★★★ (2002-11-15 16:40:44)

邦題「剣を棄てろ」。
全編にわたって泣きをぶちかます超名曲。
涙の川に流されてしまいそうになるのを堪えるのが大変・・・


WISHBONE ASH - Live Dates ★★ (2004-08-14 00:19:00)

一般的に1st~4thが全盛期とされる彼らの、正にその瞬間を捉えたライヴ・アルバム。
選曲もベストですし、演奏自体も熱い!!!。初っ端から「ARGUS」収録曲3連発というのもワクワクします。そして「剣を棄てろ」では泣きそうになってしまいました。
とりつかれたように泣きじゃくるアンディ・パウエルとテッド・ターナーのイヤラしい程のギターの絡みつきを堪能して下さい。


WISHBONE ASH - Wishbone Ash - Phoenix ★★ (2004-12-14 01:07:53)

2本のギターのイヤラシイ程の絡み付き!。美しいと同時にセクシーさまで感じさせる一曲です。一音一音にブリティッシュの香りを感じずにはいられません。
「Child In Time」ですか・・・確かに(笑)。


X JAPAN - BLUE BLOOD - X ★★★ (2002-11-23 20:21:35)

彼らの言わずと知れた代表曲。
ライヴでは全く違った構成で演奏される。
HIDEの「飛べ飛べ飛べ~・・・・・!」が聞けるのもライヴならでは。
特に「Last Live」のバージョンはもの凄い。
TOSHIの渾身の「最後の叫び」や、HIDEのドラム、そしてここではYOSHIKIの「飛べ飛べ・・・!」が聞ける。
最後のHIDEとPATAの流麗なハーモニーは美しすぎて言葉に出来ない・・・


X JAPAN - DAHLIA - Tears ★★★ (2003-02-08 20:44:07)

Yoshikiの薄いガラスのように繊細な感情が表れた名曲。いや!違う、神曲!
もうこんな曲書くほど美しく純粋な心を持った人は日本の音楽界には出てこないのではないか。たとえ時代がどう変化しようと、たとえ自分自身を見失ったとしても、せめてこの曲を聴いて素直に「素晴らしい」と思える感情を絶対忘れたくない。


X JAPAN - Jealousy - Silent Jealousy ★★★ (2002-11-18 12:57:19)

言うことなし!
【完璧】です。
全編にわたってドラマティックに、縦横無尽に展開するメロディー。
途中のYoshikiの語りもその後ろのベースラインもかっこいい!
ツインギターの入り、そして感動のクライマックス・・・
もう一度言います・・・完璧です!


X JAPAN - The Last Live ★★ (2002-11-16 17:23:00)

文字通り最後のライヴ。
まずこのライヴは気合が違う!
そして最後の最後では涙が・・・・
私たちは自分たちの国の最高のバンドを失ってしまった。
本当に日本音楽史上最強のバンドでした。


X JAPAN - The Last Live ★★ (2002-12-21 19:53:00)

もう一言。
このライヴを見ていると本当に感動する場面が山ほどある。
しかし、その中でも最もYOSHIKIとTOSHIが幼い頃から本当に深い絆で結ばれていたということを再確認させる事実がオープニングチューンの「Rusty Nail」が終わったあとの少しの時間に集約されている。
「Rusty Nail」が終わりTOSHIがMCを語り始める。しかしその声はいつものMCとは違い少し物憂げな低い声だ。
「とうとう、ラストライヴの日をむかえました・・・・」
自分が先にXを脱退してしまったことでバンドが解散してしまうことを明らかにファンの人たちに詫びるように、ゆっくりと語るTOSHI。
「・・・みんなも、いろんな感情があると思うけど・・・・」
ここで突然それまでピアノの椅子に腰掛けて水を飲んでいたYOSHIKIがふっと立ち上がり、ドラムセットの方に向かって行く。そしてドラムに腰掛け、TOSHIのMCをさえぎるように思いっきり、力任せにドラムを叩くのだ。
僕はここにYOSHIKIのTOSHIに対する強いメッセージを感じ取ることが出来た。
「そんなにナーヴァスになるなよ いつものお前で行けばいいんだ」
YOSHIKIのドラムにはそんなメッセージが込められているような気がする。
その瞬間TOSHIもそのメッセージが伝わったのか、言おうとしていた言葉を止め、いつものようにシャウトがかった大声で観客に気合を入れ始めるのだ。
これほどファンを感動させ、記憶に残るライヴをやってくれたXというバンドはもう存在しない。しかし僕らは音楽をとおしてXが不滅であることを再確認することが出来る。素晴らしい、本当に素晴らしいバンドでした。


X JAPAN - X Singles - Sadistic Desire ★★★ (2002-11-13 00:37:53)

この曲の「LIVE LIVE LIVE」のライヴバージョンは更にカッコいい!
出だしのTOSHIの悲鳴のような
キャーキャキャキャキャキャッ!
が頭から離れない。
途中に入るHIDEの声も独特で好きです。


X JAPAN - 破滅に向かって (CD EDITION) 1992.1.7 TOKYO DOME LIVE - オルガスム ★★ (2002-11-13 00:43:29)

Xのライヴでの盛り上げ方は世界でもトップクラスである。
それはこの曲を聴けば全てが分かる。
「LIVE LIVE LIVE」のバージョンも同様。
TOSHIの悲鳴やHIDEのどすの効いた声。
気合入れて行けー!
悔い残すなよ~。
名言です。


YES - 90125 - Owner of a Lonely Heart (2004-08-31 05:58:06)

明らかにポップで、明らかに「狙ってる」感のある一曲。
ヒットはしたようですが、この時期のアメリカでのヒット曲と比べるとそこまで良い作品だとは思えません。
YES色はちょこちょこ出ていますが、やはり過去とあまりに違いがありすぎて耳が慣れるのには時間が掛かります。まぁ70年代とは別物として考えた方が良いでしょう。
ただし、ライヴで重宝する一曲であることは間違いなし。


YES - Close to the Edge ★★ (2003-02-13 07:47:00)

72年発表。5th。邦題「危機」。全3曲。
正に全盛期の勢いをそのまま汲み取った素晴らしい内容である。
まず20分を超えるタイトル曲で度肝を抜かれる。様々なリズム、ハーモニーも理論的には成立していないと思われるがそれでも自然に聞こえてさせてしまうのはYESの最大の魅力と言ってもいい。他の2曲もそれ以後ライヴで頻繁に演奏される佳曲である。
またこのアルバムはベスト盤などの編集盤などで聞くことはあまりお勧めしない。是非このアルバムで聴いて欲しい。なぜなら内ジャケのロジャー・ディーンのイラストが素晴らしいからだ。正にアルバムのユートピアの音を表現した絶妙のタッチ。このイラストは更にあなたのイマジネーションの大きな助けとなってくれるでしょう。
とにかくどっぷりと聴くも良し、気楽に聴くも良し。その音の洪水に身を委ねろ!
(因みに紙ジャケで復刻した緑の歌詞カード。ハッキリ言って解読不能です・笑)


YES - Close to the Edge - Close to the Edge: I. The Solid Time of Change / II. Total Mass Retain / III. I Get Up I Get Down / IV. Seasons of Man ★★★ (2004-08-15 03:27:16)

桃源郷へようこそ!!!。
これぞYESの想像する別世界。20分間その小川の流れのような音世界に身を委ねてみると、感覚が研ぎ澄まされ、野に咲く一輪の花も自分に向かって微笑みかけてくれるような優しい気持ちになることが出来ます。
「I GET UP, I GET DOWN」。人生はこの言葉通り、正に七転八起。
武陵桃源、高山流水、光彩陸離ナリ!!!。
仏の存在する場所が目の前に広がります・・・


YES - Close to the Edge - Siberian Khatru ★★★ (2004-08-03 04:06:04)

2003年のツアーで生のこの曲を聴いた。凄かった!!!
もちろん小澤征爾指揮、ボストン響の「火の鳥」で幕を開け、続けざまに、正に「YESSONGS」アルバムの再現のようにこの曲が始まったときには、もう・・・鳥肌立ちまくったよ!!!
ほんでもっと感動したのがこの曲の中間部で披露されるリック・ウェイクマンのソロ部分!。こ~れにはちょっとだけチビッた(恥)。それまで弱光であまり見えなかったリックにこの部分で全ての照明が集まり、彼を照らし出したときの凄さ!!!。
「うわっ、リック・ウェイクマンや!!!。リック・ウェイクマンがおる!。本物がおる!。」
なんだか旅行先の有名な観光スポットを訪れたときのような気分でした。今まで写真でしか見たことのなかったものがそこにある。金閣寺や東京タワーを始めて見たような、そんな感じ。
もうYESには戻らないと思っていたリックが久しぶりに帰ってきたときのライヴだったので、想像以上の衝撃でした。


YES - Fragile ★★ (2003-03-06 22:14:00)

72年発表。4作目。
前作でスティーヴ・ハウが加入しバンドの方向性がひとつにまとまり、そしてここでリック・ウェイクマンが加入し我々が創造するYESの音が確立された歴史的名盤。ジャケットにもロジャー・ディーンを起用し始めた転機となる作品だ。
全9曲のうち4曲はバンドとしての作品、残りの5曲はメンバーが個々にアイデアを形にしたソロ曲である。
バンドサイドの4曲はどれも必聴!文句なし。ソロのほうで良いのはスティーヴ・ハウの⑧Mood For A Dayで、あとはそれほどでもない。しかし長い曲の間にソロの作品が挟まれる形になっているのであまり耳障りではない。
とにかく!、①Roundaboutと⑨Heart of the Sunriseだけで買う価値あり!
DREAM THEATERファンは是非。彼らが登場する何十年も前にこんな音楽が存在していたのです。


YES - Fragile - Cans and Brahms (Extracts From Brahms' 4th Symphony in E minor, Third Movement) (2004-12-17 23:51:58)

ブラームスの交響曲第4番の第3楽章をリックがアレンジしたもの。前曲の「Roundabout」の華やかさから一転、可愛い小曲です。
原曲の全合奏と違いリックは鍵盤だけでアレンジしていますが、曲自体はそのまんまです。とは言ってもこの楽章すべてをカバーしているのではなく、あくまで冒頭部分だけです。
とっても可愛い曲ですね。


YES - Fragile - Heart of the Sunrise ★★★ (2003-02-11 03:25:27)

DTを先に聞いた僕にとってはこの曲は衝撃だった。はっきり言ってDTの曲です、と言われても納得してしまうであろう(音の古さはあしからず)。ステーヴ・ハウとリック・ウェイクマンがその惜しげもない技を披露する超絶インスト部分は必聴!


YES - Fragile - Mood for a Day ★★ (2004-12-18 00:03:18)

ハウがギター1本で奏でるほのぼのとしたインスト。
ギターをやっている人間から見るとこういう演奏にはとても憧れます。いつかマスターしたい一曲ですね。
ライヴ映像でこの曲を本当にハウが演奏しているのを見てすげ~っ!と思いました。素晴らしいっす。


YES - Fragile - Roundabout ★★★ (2003-02-11 03:20:50)

所謂プログレというものを聴き始めた頃には毎日のように聴いていました。決して難解なことはやってないけど、意外に乗れる曲調が心地よいです。


YES - Going for the One ★★ (2004-11-07 23:07:00)

タイトル曲のいきなりのロックンロールなギターに驚きますが、すぐにいつものYESに方向転換。あ~びっくりした。この曲は皆さんも仰るとおりサードアルバムの雰囲気がありますね。
「Turn Of The Century」は透き通るようなメロディーの美しい曲。「Parallels」はとってもキャッチーで、リックの教会オルガンの音色が印象的です。というかこのアルバムの爽やかさを演出しているのがエコーの掛かったアンダーソンの歌声とこの教会オルガンだと思います。
「Wonderous Stories」は可愛い曲♪。「We Have Heaven」の雰囲気に似てるかな?。
そして本作の目玉商品はラストの「Awaken」!!!。YES大作の究極の形だと思います。「悟りの境地」という邦題も伊達じゃない。ほんと神掛かった演奏・曲構成・アレンジで圧倒して来ます。
ヒプノシスのジャケは正直YESには似合っていないと思いますが、曲は恐ろしく充実していると思います。お勧めです。


YES - Going for the One - Awaken ★★★ (2005-01-03 01:20:02)

イントロもそこそこに序盤から孤高の世界が壮大に繰り広げられます。中間部ではリックのチャーチ・オルガンがこの曲独特の雰囲気を作り上げながら神秘性を醸し出します。後半は何だかアルプスの山々を両手を広げて飛んでいるような感覚になります。
その神秘性はクラシックで例えるならマーラーの交響曲に非常に似ている気がします。第1番「巨人」や第3番あたりの最終楽章の壮大な世界観がこの曲の印象に重なります。金管やハープを多用したオーケストレーションがそう思わせるのでしょうか。
'03年のツアーでもこの曲が演奏されたのですが、ある意味この時のハイライト曲でした。「Close To The Edge」を差し置いてこの曲が演奏されたので、最初は「何!?」と思いましたが、演奏を聴いていくうちにこの曲の凄さに完全に圧倒されてしまいました。とにかくその雰囲気が素晴らしかったです。僕はアンダーソンの背中に仏の姿を見ました(笑)。


YES - In a Word: Yes (1969– ) ★★ (2003-03-06 22:00:00)

ボリュームだけで大満足!
僕のように「生まれたときにはYESの全盛期はとっくに過ぎていた」という人にはお勧めのBOX。また全盛期しか知らないという人にもデビューから今までのYESが詰まったこの作品はうってつけであろう。
そしてなんといっても音がいい。RHINOのよるリマスターによりクリアな音でYESの桃源郷の世界を堪能できる。以前に過去の個々の作品が紙ジャケ再発されたときにもリマスターされ、良い音だと思ったが、個人的に今となってはこちらの方が好き。紙ジャケのほうはちょっと耳を突く感じがしたので。
5曲の未発表曲はお世辞にも良いとは言えないがこれはこれで「おまけ」みたいなものとして捉えれば良いだろう。
(このボックスの匂い・・・大好き)


YES - Relayer ★★ (2004-11-03 23:21:00)

確かに『海洋地形学の物語』の20分第の曲4連発に比べたら聴き易くなりました(笑)。
今作のメインでもある「Getes of Delirium」はややこしい部分もありますが、ちゃんとキャッチーで歌える楽曲ですし、インスト・パートの戦場にいるようなバトルは圧巻です。今作だけで脱退してしまうパトリック・モラーツもとても良い仕事をしていると思います。
「Sound Chaser」は、こいつら何やってんだ!?って思います。もう笑いが出ますね。物凄い演奏能力です。複雑で摩訶不思議な楽曲なんですが、意外に親しみ易かったりします。終曲「To Be Over」はお疲れ様でした、と言わんばかりにゆたっりとした曲で癒されます(はぁ~疲れた)。
とにかくYESのアルバムでは必聴盤だと思います。
ジャケットはあんまり華やかではないですが、これもロジャー・ディーン節の効いた奥行きとSF的な世界が描かれていて好きです。
聴けば聴くほど深みが出る一枚(というか一回聴いて分かったら凄いと思う・笑)。


YES - Relayer - Sound Chaser ★★ (2004-12-26 20:00:44)

笑いが止まりません!!!凄すぎて(笑)。
もうこの人たち頭おかしいんじゃないか!?と思ってしまいます。こんな曲を作る自体凄いけど、それ以前にこれを作れる能力があるのがもっと凄い!。
全員のプレイが驚異的なんですが、特にアラン・ホワイトのドラムは鬼。どういう風に曲を把握しているんだろう?。
突然のチャチャチャーチャチャには大爆笑!!!(失礼)。


YES - Relayer - To Be Over (2004-12-26 20:08:30)

「お客様、今日はお疲れになったでしょう。ごゆっくり温泉にでも浸かって旅の疲れを癒して下さいまし。」
的な終曲です。
前2曲の凄まじさから完全に開放され、ゆった~りとした空間が目の前に広がります。確かにこのアルバムの中では最もYESらしい一曲ですね。


YES - Tales From Topographic Oceans ★★ (2005-01-11 17:28:00)

う~ん、とにかくこの作品を堪能するには体力と持久力が必要だ。
20分以上の曲が4曲。そこらへんの交響曲よりも長い。ブルックナーかマーラーの交響曲に匹敵する(笑)。一気に聴くには、別々の4曲をして考えずに、第1楽章~第4楽章と考えた方が楽かもしれません。
内容はどれも素晴らしいと思います。歌詞がかな~り思想的なので、ややとっつきにくさ・冗長さはありますが、それでも神々しい曲の雰囲気だけで圧倒されてしまいます。
一曲目の「神の啓示」では呪文のようなジョンのヴォーカルで始まり、リックの印象的な主題提示によって曲が展開していきます。本当にこれは長調の交響曲の第1楽章のよう。展開部ではそれこそどんどん場面が変わっていってよいのですが、個人的にはちょっと冗長。もう少しバトルが欲しかった。
続く「追憶」はゆったりとした優しい楽曲。深海に潜っていくような感覚があります。浦島太郎が亀の背中に乗って竜宮城に行ったときってこんな感じだったんだろうか。とても神秘的ですね。気流の隙間の奥の別次元のから語りかけてくるような曲です。
「古代文明」は比較的ゆったりとした曲。中間部~後半のハウのアコースティック・ギターやバラードが美しい曲です。ちょっと日本的なメロディが好感触です。
最後の「儀式」は前半部はスリリングに展開。中間部はスローにギターやヴォーカルを聴かせます。「危機」の有名なフレーズがちょっとだけ聴けますね。後半部はこれぞYES!!!と言わんばかりのアンサンブルの妙が堪能できる仕掛けとなっております。変拍子・不協和音・怒涛の速弾き・突然の演奏停止・奇怪なドラムソロ・おどろおどろしいメロトロン・・・。はい、もう何でも好きにしてください(笑)。大作のフィナーレにふさわしいコーダです。皆さん長旅お疲れ様でした!。
しかし『こわれもの』や『危機』に比べるとキーボードの派手さは薄れていますね。もちろんキーボードの音はありますが、なんだかコードをホワ~ンホワ~ンって弾いてるだけのようで、クラシカルなピロピロ(笑)が少ないですね。これではリックが辞めたくなるのも分かる気がします。
そしてリックはこの時のツアーで、ステージ上にてチキンカレー(詳しくはビンダルー・カレー。激辛らしい)を食べるという暴挙に出ます。果たして彼はYESを脱退するのでした。でも一作置いてまた復帰(笑)。
あ、ジャケもこれまた素晴らしいですね~。こんな状況、現実には有り得ませんが。
『海洋地形学の物語』という邦題も、直訳だけど好き!。


YES - Tales From Topographic Oceans - The Remembering: High the Memory ★★ (2005-01-17 22:02:48)

水族館や深海の浮遊感を感じさせる曲。邦題は「追憶」。
とてもゆった~~~りした曲で、なんだか体が浮いていきそうです。全体を通して大きな起伏はないけど、この雰囲気だけで酔えます。


YES - The Yes Album ★★ (2004-11-23 23:49:00)

まだキーボードがトニー・ケイなのでリック加入後のようなクラシカルで派手な印象はありませんが、これはこれでとても良いメロディーがいっぱい詰まった傑作ですね。ハウ&クリス色が強いアルバムだと思います。
全曲好きなんですが、やっぱり「これ!」というのを挙げるならば「The Clap」でしょうか。これは明らかにライヴ録音なのですが、ハウ爺、物凄いことやっちゃってます!!!。ギター一本でよくここまで出来るな~と思ってしまいます。僕も趣味でギターをやりますが、こういう風に弾けたらいいな~と思う代表的な曲ですね、これは。
とりあえず、良いアルバムですよ。
まとまりがあって大好きです!。


YES - The Yes Album - Clap ★★ (2005-01-22 22:29:38)

とあるサイトでこの曲のタブ譜を見つけたのでコピってみたが・・・むずすぎるぞっ!!!。
もう主旋律の下で行ったり来たりするベース音が鬼。これをギター一本でやっちゃうんだもんな~。ハウ、すげ~!。
(因みに「Mood For A Day」もあったのでコピッてみたが、こっちは意外に簡単だった)


YES - Yes - Every Little Thing (2004-12-18 00:13:35)

原曲はビートルズ(笑)。YES色が強すぎて似ても似つかないことになっちゃってます。でも歌メロはちゃんとしています。
ビートルズをここまでプログレッシヴにしてしまうとは、やっぱりYESは凄いバンドだなぁ。


YES - Yes - Survival ★★ (2004-12-18 00:17:34)

ファーストの中でもかなり好きな曲です。
オルガンのいきなりの印象的な旋律が耳から離れません。その後は浮遊するような(夢見るような)雰囲気で曲は進んで行きます。↑のイヌさんも仰る通り不思議な魅力がありますね。


YES - Yessongs ★★ (2003-02-07 13:48:00)

73年発表。
「サード・アルバム」「こわれもの」「危機」の時期の楽曲を収録したライヴ盤。
この頃のYESを知るにはもってこいのライヴ盤です。選曲もベスト。
ライヴでもほとんどスタジオの演奏を忠実に再現しようという意気込みが伝わってきますが、うなぎさんも言うとおりドラマーが代わっている事でスピードやタイト感に若干の変化がある。
YESのオリジナル意外にもキーボードソロではリック・ウェイクマンのソロアルバム「ヘンリー8世と6人の妻」からの抜粋が収録されている。これが秀逸の出来!。僕はこの曲のスタジオバージョンは知らないものの、彼の技術を全てさらけ出したようなこの小曲インストには鳥肌が立った。プログレというものにはDTから入った僕ですが、ジョーダン・ルーデスが出てくる何年も昔にこんなに凄い人がいたなんて、今まで知らなかった僕が歯がゆくなってしまいました。正に空間と時空を操る錬金術師リック・ウェイクマン!。あなたは化け物です。
ちなみに98年の紙ジャケ化ではアナログ盤オリジナル仕様の特殊見開きジャケットを初再現、写真入りのブックレットも縮小して封入。そしてCDまでアナログ時代の3枚に戻している(その分値段が多少高くなっているのがちょっと・・・)。


YNGWIE MALMSTEEN - Anthology 1994-1999 - Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight) ★★ (2004-12-29 18:58:24)

こりゃカッコいいわ!!!。
この曲を選ぶあたりにイングヴェイのセンスの良さを感じます。
原曲よりもカッコいいんじゃないでしょうか。
アグネタの歌を見事に歌いこなすマーク・ボールズにも拍手。


ZENO - Listen to the Light - Love in Your Eyes ★★★ (2004-10-25 18:48:18)

もう言う事なしです。限りなく完璧に近いです。
ギターのリフが決して長く続かないのがいいですね。「ギュルルルゥゥゥ!」といっては止まり、「ギューン!」といってはまた止まる。そのため相乗効果でバックのキーボードも引き立ちます。素晴らしい緩急の付け方だと思います。
もちろんメロディの良さがこの曲の一番の特徴ですね。


ZENO - Listen to the Light - Meet Me at the Rainbow ★★★ (2004-10-25 18:41:33)

ラジオで初めて聴いたとき、戦慄が走りました。
「こりゃスゲェや!」って思いました。
そしてアルバムが発売されて速攻買いに行ったらこれまた物凄かった。確かにこれは最強のキラーチューンですね。
「Do you remember?」というところのカッコよさ。いい!。最高!!!。


中島みゆき - 恋文 - 銀の龍の背に乗って ★★ (2004-12-17 22:50:11)

「お父さん。僕、コトー先生みたいなお医者さんになりたいんだ。」
『Dr.コトー診療所』は小さな島の診療所と島民の生活を描いた素晴らしいドラマでした。そのエンディングで流れたこの曲は、とても力強く魂を揺さぶられるような曲調と歌詞が印象的でした。
普遍的な音と中島みゆきさんの魅力が溶け合った素晴らしい曲だと思います。


尾崎 豊 - 十七歳の地図 - I LOVE YOU ★★★ (2004-12-19 21:59:38)

名曲ですね!。『北の国から'87初恋』でもこの曲が効果的に使われていました。
中学卒業を間近に控えた夏、純はれいちゃんに出会います。そして二人で雨宿りした納屋で尾崎豊の話で盛り上がります。
その後れいちゃんは何も言わず札幌へ・・・。純が再び納屋に行くと、そこにはれいちゃんからのクリスマスプレゼントとしてこのカセットが置いてあるのです。
遂に純君が富良野を出て行くときにトラックの中で聴くこの曲。感動です!。そして五郎からの泥の付いたピン札・・・
「ピン札に泥が付いてる。俺は受け取れん。お前の一生の宝にしろ。」by古尾谷雅人
泣きです!!!。大泣きっす!!!。
・・・最高だーーーっ!!!。