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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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RENAISSANCE - BBC Sessions ★★ (2005-02-12 17:10:00)

70年代('75年~'78年) にルネッサンスがBBCに残したライヴ音源集2枚組。
収録曲は次の通り。
①Prologue
②Vultures Fly High
③Midas Man
④Day Of The Dreamer
⑤Touching Once
⑥Song Of Scheherazade
⑦Can You Hear Me
⑧Ocean Gypsy
⑨Carpet Of The Sun
⑩Mother Russia
⑪Running Hard
⑫Ashes Are Burning
想像してたよりも音が良いです。ごく稀に体育祭で放送係がミスったようなハウリングがあるけど、70年代BBCの実況録音でここまでの質なら満足です。
そして更に良い意味で期待を裏切ってくれたのが演奏の上手さ!。えっ?こんなに上手かったっけ!?。カーネギー盤のライヴではなんとなくもたつき感があったのですが、ここではとても溌剌とした元気の良い演奏です。それはオケ無しのバンドだけによる演奏なのでまとまりが出たとも考えられますが、とにかく気持ちの良い演奏を展開しています。
アンサンブルも秀逸。決めるところはピシッと決める。走るところは走る。聞かせるところは聞かせます。緩まない、外れない、しっかりキープ!・・・まるで現代の進化したカツラか入れ歯安定剤のようです(笑)。
個人的なプレイも素晴らしいですね。アニーさんは言うまでもなく、ジョン・タウトのキーボードは音が多彩すぎて、ホントに一人でやってんの!?と思うほど。オケなしでもここまで出来るんやね~。大したおっさんやわ。
楽曲的には、「Vultures Fly High」は原曲でも疾走してるんですが、ここでは更に突っ走ってます(笑)。テレンス・サリヴァンのハイハットさばきが気持ち良いです。「Day Of The Dreamer」はとても爽快な演奏で、このバンドの技術の高さを知ることが出来ました。YES級のアンサンブルの妙を展開しています。「Running Hard」も素晴らしく、ここでもサリヴァンが光ってますね。でも「Scheherazade」はさすがに薄さを感じました。
最後の「Ashes Are Burning」は18分と結構短め(?)ですが、ちゃんと中間部のジャムパートがあり、まとまった演奏を聴かせてくれます。「アニー天使の舞パート(勝手に命名・笑)」ではいつも通り突き抜けるような美声が聞けます。ホント、綺麗な声だな~(陶酔)。
総合的には素晴らしいとしか言い様がありません。
全盛期の名演を収録した好ライヴ・アルバムです。


PFM - COOK - ALTA LOMA FIVE TILL NINE ★★★ (2005-02-11 17:12:36)

副題として「Including PFM's arrangement of Rossini's “WILLIAM TELL OVERTURE"」とあります。
これはこのライヴ盤で初めて世に出た曲で、どうやらアメリカのツアー中に作られた模様。
もう途轍もなく凄いですわ。こんな大作をツアー中に書き上げて、しかもライヴでのこの演奏!。ホントこの人たちは天才集団なんだな~と思います。各人のプレイはもちろんのこと、このバンドはアンサンブルが絶妙、且つ正確の極み。ピシッと決まる!。あなたにピッタリのお部屋お探しします、ってなもんですわ・・・(違うな)。
ゆったりしたジャジーな前半から、徐々に徐々に楽器と音数が殖えて行き、頂点に達して一旦穏やかになったと思いつつ、今度はスピードを上げて爆走しヴァイオリン・ソロへ・・・。そして待ってましたのウィリアム・テル序曲!!!。
ドガ~ン!。バタッ。悶絶死(笑)。


SOFT MACHINE - Six ★★ (2005-02-11 14:06:00)

アナログ時代には2枚組みで、ライヴ・サイドとスタジオ・サイドに別れたアルバム。
そしてこのアルバムからエルトン・ディーンが脱退してカール・ジェンキンスが加わっています。しかし、このおっさんが結構やりよるんですわ。この人がSOFT MACHINEに新しい風を吹き込んだ感じがします。
ライヴの方は一応形はちゃんとしているものの、即興演奏的なスリリングさが前面に出ていて聴き応えありです。絶妙なタイミングで観客が拍手するのがいいですね~。
スタジオの方は、これはちゃんと作り込まれた感じで、構成もしっかりしています。このあたりの反復フレーズを多用した作曲づくりが、ジェンキンス加入の効果として表れているでしょう。結果としてジャズやロックだけでは語れない、宇宙空間的な音に仕上がっていると思います。
即座に傑作だとは言えませんが、聞き込めば聞き込むほど本質が分かってくるようなアルバムです。いろいろな意味で「面白い」。


SOFT MACHINE - Fifth - Drop ★★ (2005-02-10 23:34:00)

邦題「雨滴れ」。
って、これで「あまだれ」と読むのかな~?。あめしたたれ?・・・分からん!。当て字か。
とりあえずこの曲はイントロからとにかく湿ってます(笑)。
もう肌がベタベタしそうです。鍾乳洞にでも入ってしまった感があります。
そして浮遊します。意識も彷徨い出します。
では皆さん、未知なる世界へいってらっしゃいませ。
帰って来れなくなっても知りません。


JEFF BECK ★★ (2005-02-10 23:02:00)

そうだ~早く来い~!(笑)。
みなさんも早く予約しないと、限定盤だからすぐになくなりまっせ~!!。
(第1弾は既に生産分完売したらしい・・・凄っ!)


GENESIS - Selling England by the Pound - Firth of Fifth ★★★ (2005-02-10 00:39:53)

確かに。結構というかかなりKANSAS似。といってもこっちが先なんですけどね(笑)。
そしてそのKANSASパートの後のメロトロン大活躍の部分は、「宮殿」~「めざめ」あたりのクリムゾンっぽいです。なんかレイクが歌い出しそう(笑)。
とにかく名曲だと思います。
イントロのピアノも「英国~!」って感じで大好きです。


SOFT MACHINE - Third - Out-Bloody-Rageous ★★★ (2005-02-09 23:38:31)

深い霧の奥からゆっくりと射し込む光明のようなイントロのオルガン。意識が飛んでいきそうな感覚が味わえる名作ではないでしょうか。
しかし中間部(ここがBloody?)の骨組みはしっかりしていて、ベース音の効いた素晴らしいアンサンブルが楽しめます。案外感覚的な疾走感もあると思います。曲の半ばぐらいからは浮遊するようなオルガンの上にサックスが乗っかって印象的な美しいメロディを奏でます。
そして再び幻惑のアウトロ。
こういう曲こそ、彼等の魅力ですね。素晴らしーい!。


PFM - CHOCOLATE KINGS - CHOCOLATE KINGS (2005-02-09 21:03:27)

なんとなーくフュージョン寄りの匂いがする曲。でもちゃんとロックしてます。臭くなくなった「Celebration」的な印象。
かなり疾走してますが、アンサンブルが乱れることなく、フックもあり、なかなか聴き応えのある曲だと思います。


KING CRIMSON - In the Wake of Poseidon - Cadence and Cascade ★★ (2005-02-09 20:55:12)

なんでこの曲だけゴードン・ハスケルなのだ!?。よりによってこの曲で・・・決して悪くはないんですが。
こういう曲こそレイクが歌うと味が出ると思うんだけど・・。でもゴードンも違う意味で良い味出してるっちゃ~出してるんかもしれんけどね。


KING CRIMSON - Lizard - Indoor Games (2005-02-09 20:47:50)

壊れかかったポンコツおもちゃの踊り、みたいな感覚が良い。
カッコ良さは微塵もないけど、こういう「変」な曲もクリムゾンがやるから面白い。歌詞も・・変。
いぇ~ぃ!。はっはっはっはっ・・・はっはっ・・。はいほ~!!!。


PFM - COOK - CELEBRATION ★★★ (2005-02-09 01:45:39)

追加:
ちょっとゆっくりだけど、オリジナルもいいよ。


BON JOVI - These Days - Diamond Ring (2005-02-09 00:52:04)

ハワイかどっかの海岸で、松明の明かりに照らされ、優しく打ちつける波音と一緒に聴きたい曲、というか一人で弾き語って見みたい曲。
渋い。こういうBON JOVIも大好き。


SOFT MACHINE - Seven - Day's Eye ★★ (2005-02-09 00:10:35)

ゆったりとした曲調の中でオルガンとサックスがソロを奏でます。入りと終盤のサックスは哀愁を醸し出していて印象的。
素直に、純粋にカッコいい。


SOFT MACHINE - Seven ★★ (2005-02-08 22:36:00)

第7作目。ヒゲがいなくなったと思ったら、今度はヒゲ&ハゲかいっ!。
大作がなくなりコンパクトな曲が多数収められています。でも切れ目がないからそれはあまり気にならないですね。
ラトリッジが4曲、ジェンキンスが7曲作曲していますが、両者とも互いを損ねることなくアルバムを構成しています。ジャズというよりフュージョン寄りの音になり、『THIRD』期のような攻撃性はほぼ皆無ですが、でも、これはこれでやっぱカッコいいんです。
特に新加入のロイ・バビントンのベースプレイがめっさカッコいい。このおっさん、イカすぜ!。反復フレーズが多いですが、自己主張もしっかりしてて渋い!。
ジェンキンス氏も良いプレイを聞かせてくれますね。特に「Day's Eye」の醸し出す哀愁には痺れましたぜぃ。地中海的な匂いを運んできてくれますね。ぶっちゃけ、ファドっぽいんですわ、この曲。く~!、たまらん!。一曲目の「Nettle Head」も変態変拍子が気持ちいいな~。
でもやっぱり初期のように嫌でも耳を惹きつけられるような展開が少ないのは否めないですね。さっと流れて終わってしまう部分は正直あります。
しかし、各人のプレイは秀逸です。特にベースですね。有無を言わせぬカッコよさです。「グルーヴ」あります。


PFM - CHOCOLATE KINGS ★★ (2005-02-07 21:02:00)

76年発表。
ジャケに星条旗が使われているので、嫌な予感がしましたが、やっぱり初期の叙情性・クサさは後退しています。しかしそれを補わんばかりに超変態テクが連発されます。いや~凄い。
そして今作から専任ヴォーカル(必要なのか?)のベルナルド・ランゼッティが加入しています。どうやらこの人はイタリア人ながらアメリカに住んでいたので、英語がネイティヴ並に上手いから採用されたらしい。でもこの人の声質がもろにピーガブ(又はフィル・コリンズ)なんですわ!。力んだ時には思わず耳を疑います。確かに英語は流暢なアメリカ英語だけど、やっぱあの変なイタリア人英語発音の方がPFMには合ってる気がします(でもたまに出ちゃうね、素が)。
楽曲は申し分ないと思います。前5曲ですが、密度が濃いです。勢いがある曲が多いし、全部で30分ちょいというのも聴きやすいです。これより前の作品を好む方にとっては少々とっつきにくさはあるかもしれませんが、聞き込んで展開が予測できるようになってくれば深みが増してくるような作品です。秀作。
ちなみにイタリア版はデブデブモンロー・ジャケで有名。僕はアホやからこのジャケ欲しさにイタリア盤も買った。中にはそのモンローのポスターも付いていて悶絶。ただしこちらはライナーがあまりにも私的でガックリ・・。
音は99年のビクターのK2スーパーコーティングと04年のBMGリマスターでは、聞き比べると若干後者の方が音の幅が広い。ほんと若干だけど。


SOFT MACHINE - Fifth ★★ (2005-02-07 18:36:00)

72年発表の5作目。今作もこの人たち、イッちゃってます。
前作までは多少残っていた初期のアバンギャルドさや暴虐性が、ここではかなり薄められ、ぐっとフリーインプロのジャズ・ロックに近くなってます。しかし決してそれが悪いわけではなく、これはこれで素晴らしい出来だと思います。
一曲一曲を取り出してみると、曲ごとに様々な仕掛けがしてあるのが分かります。
「雨滴れ」の超空間的な音や、「LBO」のドラムソロはアルバムに変化をもたらしていて、そしてそれが作品自体の整合性を作り出しています。
特にメタル耳には「LBO」でのジョン・マーシャルの強烈ドラムソロは燃えますね!。凄すぎ!。この1分30秒は嫌でも耳を傾けてしまいますね。
ほんで最後の「Bone」を聴いてて思ったんですが、彼等の音楽はジャズ寄りというのは勿論そうですが、混沌とした雰囲気を出すこの「Bone」のような曲は、むしろストラヴィンスキーやバルトークやプロコフィエフ的な現代音楽に近い感じがします。
この曲を聴くと「春の祭典」あたりを想像せずにはいられません。


BON JOVI - These Days - Hey God ★★ (2005-02-06 21:15:21)

ライヴではジョンがタンバリンを見事に使いながら歌います。
この叩き方がカッコいいんだ!、これが。普通の人があんな叩き方したらダサすぎるんだろうけど、ジョンがやるとあんなにカッコよく見えるんだから、凄いよな~。
曲的には硬派の渋いロックです。
最後のサビ前の「ハッ!」が好き。


BON JOVI - These Days - Something to Believe In ★★ (2005-02-06 21:02:44)

初聴ではあまり良いとは思わんけど、何度か聴くうちに良さが分かるという素晴らしい楽曲。
ギターのカッティングや中間部のベースの使い方は、同時期のTOTOのような楽曲の渋さを思わせる。なんかルカサーが歌ってそう(笑)。
こういう楽曲をもっと書いて欲しいな~。


BON JOVI - Bounce - Bounce ★★ (2005-02-06 20:49:57)

3分ちょっとしかない曲だけど、カッコ良さがいっぱい詰まってる。
バウンス・ツアーのオープニングには最適だったなぁ。


SOFT MACHINE - Third - Facelift ★★★ (2005-02-06 03:02:15)

マシーンの代表曲の一つ。
長~いインプロを抜けてメインテーマが全合奏されると、まず「うぉぉぉお!」って思いますね。というより「来るぞ、来るぞ・・・来たー!!!うおぉぉぉお!」という感じでしょうか。
その後もこのメインテーマ形を変えながら登場するたびに、なんだかスッキリします。地を這うようなベースの上で、金管とオルガンが縦横無尽に駆け巡って、おいおいいつまで続くんだよ~、と思わせておきながら、次第に、知らぬ間にこのメインテーマの旋律を誰かが奏で出して、その後みんなで奏でる。素晴らしい。
彼等独自の音のカオスと高揚感を詰め込んだ名曲です。


BON JOVI - Keep the Faith - I'll Sleep When I'm Dead ★★ (2005-02-05 00:51:39)

曲としてはそこまでではないけど、ライヴでの「オィエーッ!」の掛け合いが超楽しいので星二つ☆☆。
楽しいから、いいじゃないか。


IRON MAIDEN - The X Factor - Sign of the Cross ★★★ (2005-02-02 22:48:12)

こういう曲を聴くとメイデンは明らかに70年代前半のプログレッシヴ・ロック(というかGENESIS)をルーツに持っているんだな~と思います。それがメタルというフィルターを通してメイデンの個性となっているのでしょう。
この曲はブレイズ・バージョンもいいのですが、やっぱブルースが歌うと更にいいですね。


IRON MAIDEN - Dance of Death - No More Lies ★★ (2005-02-02 22:40:51)

とにかくこの曲もメロディの質もさることながら、前半曲展開がいいですね。全体的に疾走感があるのもいい!。


BON JOVI - Crush - Next 100 Years ★★ (2005-02-01 23:35:52)

かっちょえ~な~。
やっぱ後半の盛り上がりがあってこそ、ですね。
クラッシュ・ツアーのDVDではもうリッチーが弾きまくりでカッコ良過ぎです。アームを動かしながらシルクハットのひさしを上げるんですよね~。渋い!。ジョンまでギター弾いちゃって。
ノリノリだ~。


THREE DOG NIGHT - Naturally - Joy to the World ★★ (2005-02-01 17:52:07)

最近ドラマ「ランチの女王」で使われてましたね。
とてもキャッチーで気持ちの良い曲です。


RENAISSANCE - In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001 - Moonlight Shadow ★★★ (2005-01-31 02:07:55)

これはアニーのソロ・アルバム『MOONLIGHT SHADOW』に入っていたもので、元は御大マイク・オールドフィールドの曲。
とてもメロディーの綺麗な曲で、でもちょっとホロッとさせる旋律があります。ポップですけど良い曲はやっぱり良い。アニーは楽勝で歌ってますね。


RENAISSANCE - Live at Carnegie Hall - Prologue ★★★ (2005-01-31 00:21:40)

このライヴ盤のトップで演奏されるこの曲は、オリジナルより勢いが増してていい!。聴いた感じ、この曲ではオケはまだ入ってないみたいですが、それでここまでの音の広がりを出せるのは凄い!!!。
とくにジョン・タウトのピアノには余裕があってのびのびと弾いている感じがします。アニーさんのヴォーカルも、スタジオでは本気出してないの?と思うぐらい力強い。


KING CRIMSON - Discipline - Frame by Frame ★★ (2005-01-30 22:14:05)

いきなりの超高速反復フレーズに驚く。
歌メロもしっかりしてるし、キメの部分なんかもバシッ!と決まってていい。
かなり好き。


CREAM - Wheels of Fire ★★ (2005-01-29 22:21:00)

どうやら再結成されるようですが・・・。
このアルバムは間違いなく彼等の最高傑作でしょう。
スタジオ・サイドはとてもいい曲が並んでいます。「White Room」は名曲。個人的には「時は過ぎて」「政治家」なんかの変な感覚が好き。
ライヴ・サイドもこれは圧巻。この4曲に関しては、これ聴いちゃったらもうオリジナルは聴けなくなるほど。
聴いといて損はない、いや、聴かねば損をする。


KING CRIMSON - THRAK ★★ (2005-01-29 22:05:00)

80年代も終わって90年代半ば、やっと帰ってきたクリムゾンのアルバム。
「RED」期のヘヴィさを強調しながらも、ディシプリン期で見せたコンパクトで機械的なナンバーが並びます。よって70年代のあの雰囲気、音、叙情を期待すると肩透かしを喰らうかもしれません。
しかし、これはやっぱりクリムゾンそのもの。彼等にしか出来ない音楽なのです。
また、メタル・クリムゾンとも言いますが、我々がメタルといって想像するあのメタル音とは、これまた異質。感覚的なメタルサウンドと言ってもいいかもしれません。
「Vrooom」、「Dinasaur」、「Vrooom Vrooom」~「Vrooom Vrooom:Coda」などの秀逸な曲があります。
秀作。


RENAISSANCE - Live at the Royal Albert Hall - Ashes Are Burning ★★★ (2005-01-25 21:16:07)

このライヴ・バージョンは28分に及び、この曲のライヴの中では一番長いバージョンです。
注目のジャム・パートはまずタウトが無難なピアノ・ソロを披露、そしてサリヴァンのドラム・ソロへバトンタッチ。他では聴けないこのソロは地味ではありますが、サリヴァンが素晴らしいドラマーであることを証明しているように思えます。次はアニーさんのペルシャ風スキャット。これがエキゾチックで聴き応えあり。部屋に居ながらにして異国情緒を味わえるような独特の雰囲気です。最後はキャンプのファズベース。この人は「遊び」が大好きなようですが、ここでも面白い音色と旋律を聴かせてくれます。
その後のクライマックスも上出来。アニーさんのスキャットも半端じゃなく、高音に行けば行くほどヴァイオリンのように響きます。この声はホント、至宝の声だと思えます。
原曲に加え、4つの公式ライヴ・バージョンを聴きましたが、原曲を除いて一番良かったのはカーネギー版のライヴでしょうか。長さも適当でジャムもまとまってるし、クライマックスの観客の拍手があるのが感動的でした。BBC版も無論良いですが、他と比べるとちょっとこじんまりしてるかなぁ。このアルバート版はカーネギーの次ぐらいに良いでしょう。2001年版は年代もメンバーも違うので響きが多少異なるので、他とは比較しないでおきます。


WISHBONE ASH - Argus - Leaf and Stream ★★★ (2005-01-24 21:17:33)

「木の葉と小川」。
水墨画のような音楽と呼ばれたアルバムの、正に水墨画のような曲。聴いてると本当に魂だけが昔へタイムスリップしてしまいそうです。
別に派手な曲でもないんですが、淡々とした曲調の中に物凄い量の哀愁が詰まっております。
歌詞を読みながら涙せよ!。


TWILIGHTNING - Delirium Veil - Delirium Veil ★★★ (2005-01-24 21:02:11)

いや~、これはいい曲だよ~!!。
一見ただの疾走系に見えるけど、結構フックもあるし変拍子もあるし。そして何よりメロディがいい!。歌が上手い!。
後ろのキーボードがいい仕事をしています。


SOFT MACHINE - Third - Slightly All the Time ★★ (2005-01-24 00:29:27)

前半は児玉清が「アタック・チャ~ンス!」とドスを効かせて言いながら、拳を握ってそうな感じですが(分かり辛!)、しかしサックスの音が美しい一曲です。ベースは安定しながらも拍子を変えてうねります。
そして後半部のメロディは、あのCARAVANの有名な「狩りへ行こう」で復活します。このでのSOFT MACHINEの演奏はCARAVANよりも多少シュールでこじんまりとしていますが、なかなか聴き応えのある演奏だと思います。


The Jimi Hendrix Experience - Are You Experienced - Third Stone From the Sun ★★★ (2005-01-23 22:16:25)

渋カッコいいっすわ!。
このギターのメロディはいろいろなギタリストがギターソロでやってますね。


JEFF BECK - Wired - Blue Wind ★★ (2005-01-23 19:32:38)

凄すぎる!。
結構疾走感もあるし、何より各プレイヤーのソロの応酬が凄まじいです。
無敵。


SOFT MACHINE - Third - Moon in June ★★★ (2005-01-23 00:24:41)

このアルバムで一番聴きやすい曲。一応これでも歌モノなので(笑)。
ワイアットの歌は上手いのか下手なのか分からないけど、なんとなくカンタベリー系ということで、キャラヴァンっぽい歌声を聞かせます。
「6月の月」という表題は意図して付けたものかは分かりませんが、実際に「6月の月」ということを頭に置いてこの曲を聴いていると、結構瞑想できます。
後半のインスト・パートは聞いてて興奮します。


BECK, BOGERT & APPICE - Live in Japan ★★ (2005-01-23 00:00:00)

今回の紙ジャケ再発で初めてこのライヴ盤を聴きました。
もうどこがどうとか説明不要ですね。全てが圧倒的です。
「Jeff's Boogie」なんてあり得んカッコよさっすわ~。
当日、生でこれを聴いた人は度肝を抜かれたことでしょう。
強烈だ~!。


YES - The Yes Album - Clap ★★ (2005-01-22 22:29:38)

とあるサイトでこの曲のタブ譜を見つけたのでコピってみたが・・・むずすぎるぞっ!!!。
もう主旋律の下で行ったり来たりするベース音が鬼。これをギター一本でやっちゃうんだもんな~。ハウ、すげ~!。
(因みに「Mood For A Day」もあったのでコピッてみたが、こっちは意外に簡単だった)


JEFF BECK - Cosa Nostra Beck-ola ★★ (2005-01-22 18:28:00)

とにかくヘヴィさに圧倒される。今から36年前ということを考えると、これは凄い。
そして今は完全な音楽セレブとなってしまったロッド・スチュワートが、こんなにワイルドでロックな歌唱を聞かせてくれていることに驚いた(最近のロッドしか知らないもので・・・)。
ニッキー・ホプキンスのピアノもめちゃくちゃ曲に合っていると思うし、トニー・ニューマンのドラムは聴いていてとても気持ちが良い。第2期のコージーみたいな直線的なドラムではなく、ドタバタ感があってとても大好きです。
では最後に一句。
名盤だ! 聴いて損なし、お釣り来る


JEFF BECK - Cosa Nostra Beck-ola - Spanish Boots ★★ (2005-01-22 18:17:09)

かなりヘヴィな曲。
ヴォーカルと交互に繰り出されるワイルドなジェフのギターがカッコいい。
労働階級の苦労話的な歌詞もいい!。ロッドの声が歌詞の内容に合ってる。


KING CRIMSON - Earthbound - Groon ★★ (2005-01-22 01:41:29)

伝説のアルバムに収録されているジャズ・ロック的楽曲。
全楽器が怒涛のように畳み掛けます。途中では誰かメンバーが叫んでいるようにも聞こえるんですが、これはハウリングか何かの音でしょうか?(音自体が最悪なだけに・・・)。
そして後半のイアン・ウォーレスのドラムソロは是非聴いて頂きたい!。ドラムソロにこんな仕掛けをするのは凄いなぁ。
ある意味こいつら天才なのかもしれない(笑)。


MIKE OLDFIELD - Crises - Moonlight Shadow ★★★ (2005-01-21 23:48:35)

83年リリースのアルバムより。
ここではマギー・ライリーという女性が歌っています。とてもポップで一度聴いたら忘れられない曲ですね。
ちなみにこの曲は結構カバーされていて、有名どころではアニー・ハズラム、そしてアゼリン・デビソンや日本のKOKIAなどもカバーしています。
どのバージョンも曲がいいだけに素晴らしいです。
個人的にはKOKIAのが一番いいかな~。


SOFT MACHINE - Third ★★ (2005-01-21 20:48:00)

20分近くの大作が4曲。一般的に彼等の最高傑作と言われています。僕もそう思います。
メンバーはマイク・ラトリッジ(organ)、ヒュー・ホッパー(ba)、ロバート・ワイアット(dr)、エルトン・ディーン(sax)。最強の布陣である。
いかにも英国人解釈のジャズ・ロックであり、攻撃的でアバンギャルド。混沌とした雰囲気の向こうから、うっすらと主題的なテーマが聞こえて来、それに呼応するように全楽器が爆走し始めます。テンションの緩慢、それでいて一貫して保たれている緊張感。この絶妙のギリギリ具合がこのバンドの最大の魅力でしょう。
全曲素晴らしいのですが、特に「6月の月」はヴォーカル入りなので聴き易いです。ワイアットの作品ですが、まだここではそんなに音楽的確執が見られず、マシーンの音としてちゃんと機能していると思います。1曲目の「Facelift」は部分的に70年のフェアフィールドでのライヴ音源を使用しています(繋ぎ目も一目瞭然)が、こんなに凄い演奏を当時ライヴでやってたのかと思うと溜息が出ます。因みにこの元ネタのライヴ全編は後のライヴ盤『NOISETTE』で聴けます。2曲目の「Slightly All The Time」の後半でCARAVANの「狩りへ行こう」にも使用された「Backwards」が聴けます。4曲目「Out- Bloody--Rageous」も必聴。この曲こそ彼等の魅力が全て詰まった一曲ではないでしょうか。
カンタベリー独特のあのくぐもった感じと当時のイギリス音楽の革新的な勢いが見事に融合した奇跡的な作品。文句の付けようもない。


SOFT MACHINE - Fourth ★★ (2005-01-21 19:53:00)

71年発表の第4作目。
前作『THIRD』で発展させたジャズ・ロック路線を更に押し進めた内容。
かなりインプロが多いが、個人的には前作より聞きやすいと思う(というか前作は肉体的に疲れる)。ワイアットのドラムも前作よりかなり前に出ていて、サウンド面でも文句なし。
とりわけトップの「歯」は必聴!。怒涛のスピード感で畳み掛けます。
これ以後の本当にジャズバンドになってしまう作品と、『THIRD』のサイケ・ジャズ的な音のほぼ中間にある作品。ワイアットもここで脱退。
前半はKING CRIMSONの『EARTHBOUND』的なインプロ爆走を想像させます。


SOFT MACHINE - Fourth - Fletcher's Blemish ★★ (2005-01-21 19:42:52)

ディーン作の怒涛の即興曲。
どっかの山の雪崩か、どっかのビルの崩壊を思わせる爆発的な曲。とにかく勢いに飲まれてしまう。
雷のようなドラムもマジで凄い。


SOFT MACHINE - Fourth - Teeth ★★★ (2005-01-21 19:30:43)

邦題「歯」。これは素晴らしい。白熱の演奏が聴けます。
キメの部分もしっかりしている。各楽器のヤケクソ気味のプレイも最高だが、特にここでのワイアットのドラムは秀逸!。
各プレイヤーが一体となって疾走する様は圧巻!。


KING CRIMSON - Starless and Bible Black - The Great Deceiver ★★ (2005-01-20 21:02:57)

何度も聴いてるとかなりハマる。
ヘンテコな曲に見えるけど、イントロなんてかなりヘヴィでカッコいい。


URIAH HEEP - Look at Yourself - Love Machine (2005-01-19 23:46:08)

「モー娘。」のじゃないよ!。
この曲もヘンズレー氏のキーボード・リフが冴え渡る一曲。
ロックンロール調に疾走します。


URIAH HEEP - The Magician's Birthday - Rain ★★ (2005-01-19 00:10:27)

すんばらしいっ!!!。良いバラードだな~。
邦題は「雨に寄せる叙情」。もうイメージはそのまんま。窓の向こうでしとしとと降る雨を想像させます。そして歌詞がこれ・・最高じゃないですか!。
単純な歌なのかもしれませんが、それだけにグッとくるものがあります。
バイロンさん、歌うまい!!!。


YES - Tales From Topographic Oceans - The Remembering: High the Memory ★★ (2005-01-17 22:02:48)

水族館や深海の浮遊感を感じさせる曲。邦題は「追憶」。
とてもゆった~~~りした曲で、なんだか体が浮いていきそうです。全体を通して大きな起伏はないけど、この雰囲気だけで酔えます。


THE ALLMAN BROTHERS BAND - At Fillmore East - In Memory of Elizabeth Reed ★★★ (2005-01-17 00:14:36)

めっさカッコいい!!!。
二本のギターのシツコイまでの絡み。これは病みつきになりますね。そして音がなんとも・・・!!!(涙)。いい音出してますわ~。


LYNYRD SKYNYRD - Second Helping - Workin' for MCA ★★ (2005-01-16 23:39:09)

ノリノリでかっこいいぞ~!。
破壊力もありまっせ!。


BLACKMORE'S NIGHT - Shadow of the Moon - Memmingen ★★ (2005-01-16 15:59:30)

たった一分で泣かす小曲!!!。
何でこんなに短いの!?。5分でも10分でも聴いていたい曲です。
でも1分だからいいのかもしれません。QUEENの「Nevermore」みたいに。
すっと流れては、消えてゆく、この儚さ。


HIBRIA - Defying the Rules ★★ (2005-01-15 23:55:00)

デビューアルバムにしてはかなりの出来だと思います。技術的にも一定レベルは軽く超えていますし、ヴォーカルの人も声質・強靭さ・発音など全ての面で素晴らしいシンガーだと思います。
でもなんだか一度聴いてもう一回聴こうとは思いませんでした。スゲェ!と思わせる即効性はあるかもしれないですが、似た感じの直球メタルの連発は正直疲れました。やれば何でも出来そうなバンドなので、もっと幅広い楽曲に挑戦したら緩急が出て面白いアルバムになるんじゃないかと思います。B!ではSONATA ARCTICAのデビューと比較されていましたが、SONATAの方が僕はインパクトは強かったですね。あっちはオリジナリティーがデビュー盤から既に確立されていましたから。
メタルにカッコよさと男臭さを求める人には最高のアルバムかもしれませんが、哀愁やドラマティックさを求める人は肩透かしを喰らうと思います。個人的な嗜好の違いで好きになれませんでした。
みんなあんまり怒らないでね(絶賛されているだけに・・・)。
9曲目のVILLEGE PEOPLE(というよりPET SHOP BOYS)には笑った!(笑)。


CARAVAN - In the Land of Grey and Pink - Nine Feet Underground: Nigel Blows a Tune / Love's a Friend / Make It 76 / Dance of the Seven Paper / Hankies / Hold Grandad by the Nose / Honest I Did! / Disassociation / 100% Proof ★★★ (2005-01-15 01:29:55)

23分にも及ぶ、全8部からなる大作です。「ナイジェル・ブロウズ」~「愛は友達」~「メイク・イット76」~「7枚の紙ハンカチの踊り」~「おじいちゃんの鼻をつまめ」~「オネスト・アイ・ディド!」~「分離」~「100%プルーフ」と分かれます。
とにかくメルヘンチックでポップな曲調が印象的です。リチャード・シンクレアの鍵盤の音色が多彩で、とても耳に残ります。ジャム的な部分もありますが、おおかた構成のしっかりとした楽曲です。全楽器が暴れまくる箇所もありますね。
素晴らしい!。


RENAISSANCE - Live at Carnegie Hall - Can You Understand ★★★ (2005-01-14 21:48:17)

ライヴ・バージョン。
この曲はもう本当に涙が出るほど好きな曲なんですが、このライヴではちょっとモタッてる感じがします。もうちょっと前半は疾走感が欲しかったところ。
でもアニーの歌は完璧だし、ラストのクライマックスは感動的!。ブラボー!!!。


IRON MAIDEN - Killers - Another Life ★★ (2005-01-14 00:27:53)

ハイハットが連打が恐ろしく速いんですけど・・・!。
この曲は疾走感があっていいです。
歌詞が使いまわしでも、いいじゃないか!(笑)。


RENAISSANCE - Da Capo - Writers Wronged (2005-01-13 23:59:58)

これも『CAMERA CAMERA』期の未発表曲です。
結構良い曲、かもしれない。サビの後半なんてホロッとする。でもこんな曲はABBAがやっていればいいのだ!。ダンフォードが作曲に関わっているとは思えないポップな曲です。


RENAISSANCE - Da Capo - Africa (2005-01-13 23:53:17)

このベスト・アルバムに未発表曲として収められている曲。『CAMERA CAMERA』期に作られたそうです。
はっきり言ってあり得ん!。イントロから涙(悪い意味です)!。なんだその、アラキワキワ~、ウワワッ、ホッ、ウワッ!ってのは!?。TOTOやエアロじゃあるまいし。歌が始まったらもうそのまんまABBA!・・・おいら悲しい(泣)。
未発表曲というのが唯一の救い。


RENAISSANCE - Illusion - Love Is All (2005-01-13 23:42:59)

ピアノが結構な哀愁を出しています。
これもなんとなくCARAVANっぽいかな。でもこの曲の雰囲気は好きです。ただ、単調であることは否めないので、もうひと展開欲しかったところ。


RENAISSANCE - Illusion - Love Goes On (2005-01-13 23:39:25)

軽く哀愁を匂わせるバラードです。
僕はこれを初めて聞いたとき、もろにCARAVANを想像しました(笑)。ジェーンが歌う部分が好きですね。


RENAISSANCE - Renaissance - Island (2005-01-13 23:32:53)

邦題「島」(そのまんまやんけ!)。
ジェーン・レルフが歌うメロウなバラードです。なんとなく曲調とジェーンの声質からFAIRPORT CONVENTIONを思わせます。
こういうフォーク・トラッドな色彩は第2期ルネッサンスの『PROLOGUE』に繋がった気がします。
後半のもろにクラシカルなピアノが聴きどころですね。


RENAISSANCE - Time-Line - The Entertainer (2005-01-13 23:26:49)

最後となったこのアルバムからの一曲。
正に80年代といった感じの軽さとリズム。普通に良い曲かもしれないが、なぜこれをルネッサンスがやる必要があったのか。
『シェヘラザード夜話』や『お伽噺』の頃の深み・神秘性はどこへやら。あのルネッサンスとはほど遠い楽曲。


RENAISSANCE - Camera Camera - Ukraine Ways (2005-01-13 21:55:44)

曲の入りや中間部で、なんとなくかつての黄金期を思わせますが、それ以外のメロディはポップ。
邦題は「ウクライナへの道」。歌詞を読んでみると結構意味深で、あれほどロシア音楽に傾倒していたマイケル・ダンフォードが「ブラジルのラヴ・ソングが聞こえる。ウクライナの暮らしはもうたくさん」と言う内容の曲を書いたことが、彼の中の音楽観の変化を物語ります。かなり憶測かもしれませんが・・・。
どうしようもなく音の悪いエレクトリック・ギターも聞こえます(笑)。


RENAISSANCE - Camera Camera - Bonjour Swansong (2005-01-13 21:48:06)

ルネッサンスが完全にポップになったアルバムから。
「北の輝き」のヒットも受けて、この曲もほぼ「北の輝き」風であります。能天気なメロディーは決して悪くはないのですが、これがルネッサンスだと思うと、なんだか変な気持ち。
アニーが歌っている為、かろうじてこれもルネッサンスなんだなぁ~と思わせる曲。


RENAISSANCE - Azure d'Or - The Flood at Lyons (2005-01-13 21:40:22)

邦題は「リヨンの洪水」。
バックのオーケストラ音になんとなく重厚さがない気がしますが、でも曲展開とメロディはなかなかのものではないでしょうか。曲自体にノリノリの部分と、両手を広げたように大らかな部分があるので結構緩急に富んでいると思います。


RENAISSANCE - Azure d'Or - Forever Changing (2005-01-13 21:33:03)

なかなかの佳曲。テレンス・サリヴァン作。
感覚はバックの演奏の関係でライトな感じもしますが、そこにあるメロディはルネッサンスそのもの。自然と時を歌った歌詞は純粋に共感できます。


RENAISSANCE - Renaissance - Kings & Queens ★★ (2005-01-13 21:27:27)

第1期ルネッサンスのデビューアルバムの1曲目。YARDBIRDSをクラシカル&フォークなバンドにしようとしたことで有名なキース・レルフと、ジム・マッカーティーの共作。クラシカルではあるが、やけにそれが怖くて不気味。サイケ色が強い感じはこの時代だからか。
特に心に残るメロディもないが、ただその雰囲気が印象的。この不気味さと新生ルネッサンスとは、音楽性として求めるものが違う気がする。
ほんとは星1.5くらいですが、おまけで2つ!。


RENAISSANCE - Scheherazade and Other Stories - The Vultures Fly High ★★ (2005-01-13 00:39:09)

ルネッサンスがこんな曲を・・・!?。これはハードロックじゃないか!。かなり疾走感あるしね。エレキでやったらこれはもっとカッコ良くなりそうだ。
3分しかない曲ですが、とにかくカッコいい曲です。ルネッサンスの曲で「カッコいい」というのはなんか変な感じですが、カッコいいんですわ、これ。
ちなみに邦題は「はげたかは飛ぶ」。う~ん・・・(笑)。


RENAISSANCE - Turn of the Cards - Things I Don't Understand ★★★ (2005-01-13 00:12:02)

邦題の「わたしには解からない」はいいのか悪いのか・・・。ま、いいか(笑)。
これも大作ですね。すりっぷのっとさんの仰る通り、後半からが聴き所だと思います。特に後半部のアニーの高音「La la la la~」は心が洗われるようです。もう妖精のようですね。
天国のお花畑が見えます
その中で子供たちが楽しそうに遊んでいます
色とりどりに咲き乱れる花たちが、僕に向かって微笑みかけてきます
僕も優しい気持ちで笑顔を送り返します
木々は緑々とし、力強く土に根を張っています
優しく頬を撫でるように、風が気持ちよく吹いています
青空に浮かぶ雲が平和に流れてゆきます
その向こうで太陽が燦々と輝いて、僕等が住む地上を照らしています
その光を受けて、僕等は生命を息吹を感じます・・・
ってな曲(笑)。


RENAISSANCE - Turn of the Cards - I Think of You (2005-01-13 00:01:51)

邦題は「君を想う」。
ルネッサンスにしては普通の唄(うた)。ほのぼのとした雰囲気は、他の彼等の楽曲からは考えられないほど落ち付いた印象があります。しかしメロディはさすがに高品質ですし、聴いててとても平和な雰囲気になりますね。


NIGHTWISH ★★ (2005-01-12 22:48:00)

今度のANGRAとの来日公演は、B!によると両バンド共、演奏時間から何から全て同じ条件らしいですね。こりゃぁ素晴らし~い!。
そしてヨーロッパのツアーのセットリストが載っていますが、3rd~5thからの曲が万遍なくピックアップされていますね。でも2ndからはナシ!?。日本では結構2ndの人気が高いから、一曲ぐらいやった方が良いとは思いますが・・・。でも意外と初来日ということもあって全アルバムから取り上げてくれる可能性も大ですね。
ま、とにかく楽しみでしょうがありましぇ~ん!!。


RENAISSANCE - Turn of the Cards - Cold is Being (2005-01-12 21:42:34)

原曲はアルビノーニのアダージョですね。勿論原曲には歌詞はありません。サッチャーさんが付けたのでしょう。その昔には映画『審判』に用いられて有名になったそうです。
またこの曲はかのイングヴェイも「Icarus' Dream Suite Opus 4」なんかでやってますね。
ルネッサンスではオルガン一本でアニーが歌います。なにか近づきがたい雰囲気がありますね。そしてなんとなくアニーの歌い方がハードロック調のような気がします(ほんと微妙に、ですけど・・・)。


RENAISSANCE - Turn of the Cards ★★ (2005-01-12 21:31:00)

『プロローグ』『燃ゆる灰』と来て、遂にルネッサンスがその孤高のオリジナリティーと貫禄を見せつけ始めた作品だと思います。
華麗に疾走する「孤独の旅路」で幕を開け、「君を想う」で優しく語りかけます。こういう正に小曲といった感じの楽曲がルネッサンスの魅力の一つなんですよね~。特に派手でもなく、華もないけど、これがあるから後にある大作などがグンと引き立つんです。
続く「わたしには解からない」は大作。サビがまんまBLIND GUARDIANの「Punishment Divine」かと思いました(笑)。まあそんなことはどうでも良くて、これもルネッサンス面目躍如と言いましょうか、とにかく彼等のアンサンブルの魅力が、まんまるに太った旬の寒ブリのように引き締まって詰まっています。
「黒い炎」も純粋にメロディが素晴らしですねぇ。至る所に「らしさ」が見えます。「冷たい世界」はなんといいますか、静謐すぎて思わず背筋がピンとなるような神聖さがあります。こういう曲と「君を想う」のような曲の対比も面白いですよね~。
そして最後の「母なるロシア」、これは超名曲!。歌詞にもあるように冷戦時代のロシアを歌ったものです。曲自体からロシアの寒さや雪景色が感じられます。ダンフォード&サッチャー、恐るべし!。
間違いなく名盤でしょう!。もう醸し出す雰囲気が他を圧倒しています。
ファンは必聴。その重厚なサウンドの前にひれ伏しちゃって下さい(笑)。


RENAISSANCE - Scheherazade and Other Stories ★★ (2005-01-12 20:24:00)

1975年発表の通算6作目。邦題は『シェエラザード夜話』。全4曲。
ここに来て遂にルネッサンスの芸術が最高潮に達したと思われます。音楽的な要素はもちろんのこと、作品が醸し出す威厳、重み、貫禄。そうしたものがこのアルバムからひしひしと感じられます。
アルバムのトップを飾るのはとてもメルヘンチックな「Trip To The Fair」。のみの市に出かけた少女が、そこで起こるさまざまな出来事に巻き込まれていく様子が描かれています。ウキウキするような曲でありながら、清楚な感じも受けるという非常に絶妙な緊張感を持った曲です。
続く「The Vultures Fly High(邦題:はげたかは飛ぶ)」は打って代わってかなりハードで疾走している曲。『運命のカード』収録の「孤独の旅路」のような曲調ですが、こちらはそれよりも曲が短く、そしてルネッサンスには珍しくハードロック調です。哀愁は相変わらずですが、ルネッサンスのこういう楽曲もなかなかいいものです。
そして3曲目、旧A面の終わりは超名曲の「Ocean Gypsy」。ルネッサンスといったらこの曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。BLACKMORE'S NIGHTがカバーしたことでも知られています。7分と意外に長い曲ですが、歌メロの美しさはもちろん、中間部のインストのアレンジも秀逸で、少しも無駄のない完璧な楽曲に仕上がっていると思います。この曲は必聴!!!。
そして最後は旧B面をフルに使ったという25分の大作「Song Of Scheherazade(邦題:シェエラザード夜話)」!!!。あのアラビアン・ナイト、千夜一夜物語を題材にした作品です。話は、「Ⅰ.ファンファーレ」~「Ⅱ.密通」~「Ⅲ.スルタンの命令」~「Ⅳ.愛のテーマ」~「Ⅴ.若い王子と王女」~「Ⅵ.祭りの支度」~「Ⅶ.スルタンのフーガ」~「Ⅷ.祝祭」~「Ⅸ.フィナーレ」、という全9部に分かれます。もうこの邦題を見るだけでワクワクしてきますね!。
そしてこの曲、凄すぎて言葉になりません!!!。ルネッサンス芸術ここに極まれり!といった感じでしょうか。場面展開からコンセプト、オーケストラアレンジ、各楽器のパフォーマンス、アニーの歌声・・・。全てが高次元で結晶となって僕等の前に押し寄せます。ほんと凄い!!!。そこら辺の下手なクラシック聴くよりも何百倍もの価値があります。そしてこの曲はアルバムのジャケットともリンクしているので、この不思議なジャケを眺めながら聴いていると、本当に音楽の中に全意識が吸い取られていきます。素晴らしい!!!。これが、これこそが音楽だ!!!。
全体の完成度からすると、これはルネッサンスの最高傑作と言っても良いのではないでしょうか。
とにかくルネッサンスが好きな方はマストな作品です。そしてこれはクラシック好きな方にも聴いていただきたいです。ほとんどクラシックなんですが、でもロックなのです!。
いや~、いいもん聴いた。音楽が好きで良かった!!!。生きてて良かった!!!。
ありがとうルネッサンス!!!。あなた方の創造した音楽は永遠に不滅です!!!!!!。


KING CRIMSON - Earthbound ★★ (2005-01-11 22:44:00)

リマスターしてこの音か!?。正直、この音に慣れるまでに5分ぐらい掛かりました。初めて聴いたときはもう雑音にしか聞こえませんでしたよ!(笑)。しかもこれ、耳が痛くなるようなノイズが凄いんすよね。ジ~!ジ~!って言いっぱなし。
しかしだ!。上の方々も仰るように、パフォーマンスが凄すぎます!!。特に「21世紀の精神異常者」の凄まじさ。もうアホですね。しかも本当に頭の悪いアホ(笑)。この演奏を聴く限り知性は感じられません。やりたい放題。初めて聴く人がこれを聞いたらマジで雑音にしか聞こえないんだろうけど、一度でもちゃんとしたスタジオ版を聞いたことがあるひとなら、ぶったまげると思います。正に暴れん坊将軍ですから!!!。
結局、この作品が悪い作品かと言われれば答えはNO!。音は悪いがプレイは素晴らしい。多分この時期が一番ジャズ・ロック度が高いんでしょうね。
その他、「Peoria」「Earthbound」「Groon」はオリジナルアルバムには収録されていません。どれもジャム的な楽曲。


YES - Tales From Topographic Oceans ★★ (2005-01-11 17:28:00)

う~ん、とにかくこの作品を堪能するには体力と持久力が必要だ。
20分以上の曲が4曲。そこらへんの交響曲よりも長い。ブルックナーかマーラーの交響曲に匹敵する(笑)。一気に聴くには、別々の4曲をして考えずに、第1楽章~第4楽章と考えた方が楽かもしれません。
内容はどれも素晴らしいと思います。歌詞がかな~り思想的なので、ややとっつきにくさ・冗長さはありますが、それでも神々しい曲の雰囲気だけで圧倒されてしまいます。
一曲目の「神の啓示」では呪文のようなジョンのヴォーカルで始まり、リックの印象的な主題提示によって曲が展開していきます。本当にこれは長調の交響曲の第1楽章のよう。展開部ではそれこそどんどん場面が変わっていってよいのですが、個人的にはちょっと冗長。もう少しバトルが欲しかった。
続く「追憶」はゆったりとした優しい楽曲。深海に潜っていくような感覚があります。浦島太郎が亀の背中に乗って竜宮城に行ったときってこんな感じだったんだろうか。とても神秘的ですね。気流の隙間の奥の別次元のから語りかけてくるような曲です。
「古代文明」は比較的ゆったりとした曲。中間部~後半のハウのアコースティック・ギターやバラードが美しい曲です。ちょっと日本的なメロディが好感触です。
最後の「儀式」は前半部はスリリングに展開。中間部はスローにギターやヴォーカルを聴かせます。「危機」の有名なフレーズがちょっとだけ聴けますね。後半部はこれぞYES!!!と言わんばかりのアンサンブルの妙が堪能できる仕掛けとなっております。変拍子・不協和音・怒涛の速弾き・突然の演奏停止・奇怪なドラムソロ・おどろおどろしいメロトロン・・・。はい、もう何でも好きにしてください(笑)。大作のフィナーレにふさわしいコーダです。皆さん長旅お疲れ様でした!。
しかし『こわれもの』や『危機』に比べるとキーボードの派手さは薄れていますね。もちろんキーボードの音はありますが、なんだかコードをホワ~ンホワ~ンって弾いてるだけのようで、クラシカルなピロピロ(笑)が少ないですね。これではリックが辞めたくなるのも分かる気がします。
そしてリックはこの時のツアーで、ステージ上にてチキンカレー(詳しくはビンダルー・カレー。激辛らしい)を食べるという暴挙に出ます。果たして彼はYESを脱退するのでした。でも一作置いてまた復帰(笑)。
あ、ジャケもこれまた素晴らしいですね~。こんな状況、現実には有り得ませんが。
『海洋地形学の物語』という邦題も、直訳だけど好き!。


RENAISSANCE - Live at Carnegie Hall - Ashes Are Burning ★★★ (2005-01-11 01:10:17)

このバージョンも凄い。
このライヴ・バージョンは原曲よりも若干速めの演奏になっています(めちゃくちゃ速いところもアリ)。しかし速いくせに演奏時間が2倍になっとるのはどういうこっちゃー!?。そのわけは中間部に挿入されるジャム的なインプロのせい(笑)。ここではキーボード・ベース・ドラムの即興が聴かれます。ジョン・キャンプのベースがかなり前に出ていて、ゴリゴリ感が倍増しています。
そういえばこのジョン・キャンプという人、フェイバリット・アーティストはYESだとか。言われて見れば確かにクリス・スクワイアの影響を受けているとしか思えませんね、このベースは(笑)。
そして僕が仏を感じたのはインプロ明けの静かになるパートで、アニーが歌う場面。「Ashes are burning the way~!」の歌声の伸び・張り。神です!。女神様です!。天からのお声です!!!。そしてその直後の「ア~ァァァァア!」のアドリブ。僕は本当にあの世に召されてしまうかと思いました。魂が体から抜けていきそうになりました。何ですか!この声は!?。伝家の宝刀・クリスタルヴォイス炸裂!!!。ホント、世界で一番美しい声の持ち主じゃないでしょうか。アニー MY LOVE(笑)。
この演奏を聴いていると無性にルネッサンスの演奏している姿が見たくなってきます。おそらく公式な映像作品は今まで発表されていませんから。この時の映像なんて残っていないんだろうか。少しぐらい素材はあっても良いだろうに。出してくれないのかなぁ~(笑)。


IRON MAIDEN - Eddie’s Archive - Cross-Eyed Mary ★★ (2005-01-11 00:10:26)

JETHRO TULLの名作『AQUALUNG』収録の代表曲カバーです。正直、原曲よりカッコいいと思いました。さすがにフルートはないけどね(笑)。とにかくブルースの歌いっぷりがメタルメタルしてていいです。演奏的にも原曲の軽さがなくなって超ヘヴィになっております。
こういう上手いカバーというのは嬉しいですね。メイデン色がもろに出ています。


IRON MAIDEN - Killers - Drifter ★★ (2005-01-10 23:57:52)

ポリス好きのディアノだけに、このライヴバージョンでも「いよ~いよいよいよ!」をやっちゃってます(笑)。声ももうちょいカスレさせればスティングっぽくならないこともない。


IRON MAIDEN - Iron Maiden - Burning Ambition (2005-01-10 23:50:09)

これはファーストに収録されなくて良かった。ちょっとMAIDENのイメージとは違う曲です。初期のあのおどろおどろしさは何処へやら、かなりポップな曲です。


IRON MAIDEN - Eddie’s Archive - Invasion (2005-01-10 23:46:40)

あの有名な『THE SOUNDHOUSE TAPES』にも入っており、その後「Woman In Uniform」のシングルに再録バージョンが収録されたかな~り初期の曲。疾走する曲調がなんとも言えない。こういう曲を聴くとメイデンが多少なりとも70年代後半のパンクの血を引いていることが如実に分かる。
最後のディアノの絶叫は凄い。


IRON MAIDEN - Eddie’s Archive - Communication Breakdown ★★ (2005-01-10 23:26:55)

元々はシングル「Bring Your Daughter To The Slaughter」に収録されていたもの。原曲は言うまでもなくLED ZEPPELIN。原曲のスカスカ感は微塵もなく、メイデン流のヘヴィな仕上がりになっています。
ちょいとブルースは苦しそうですな(笑)。


IRON MAIDEN - Run to the Hills(cd 1) ★★ (2005-01-10 23:18:00)

↑の補足として、「Children Of The Damned」と「Total Eclipse」は1982年3月20日、ロンドンはハマースミスでの音源です。後の『EDDIE'S ARCHIVE』でこの時のライヴの完全版が収録されるわけです。
「Total Eclipse」のライヴはかなり貴重ではないでしょうか。元々は「Run To The Hills」のB面曲扱いだったわけで、そのライヴとなるとかなり貴重です。


IRON MAIDEN - Run to the Hills(cd 2) ★★ (2005-01-10 23:10:00)

↑の補足として、「22 Acacia Avenue」と「The Prisoner」は1982年8月28日のレディング・フェスティバル出演時の演奏です。後にこの時のライヴの完全版が『EDDIE'S ARCHIVE』に収録されます。
「Run To The Hills」のアニメーションは正直面白くないな~。


IRON MAIDEN - Out of the Silent Planet ★★ (2005-01-10 23:02:00)

確かにタイトル曲のエディットはあんまり意味がないですね。
しかしライヴの2曲は素晴らしいです!。ブルースのMCやチャーチルの演説は文句なしのカッコよさ!。この2曲を聴くために買っても損はありません。


DREAM THEATER - Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory - Act II: Scene Nine: Finally Free ★★★ (2005-01-09 22:09:36)

この曲があるからこのアルバムは名盤となり得たと思います。
とにかく最後にふさわしい雰囲気を持った曲ですね。後半の長いドラムソロもドラマティック度を増幅させています。
そして最後のSE。人が歩く音がこれほど怖く思えたことはありません(笑)。


CAMEL - Moonmadness - Song Within a Song ★★★ (2005-01-09 21:38:03)

儚いです。切に儚いです。
非常にゆったりとした曲ですが、決して聴き逃せない旋律がいっぱいですね。
「永遠のしらべ」という邦題にも負けないほどの名曲!。


IRON MAIDEN - Killers - Wrathchild ★★ (2005-01-09 19:50:04)

この曲の見せ場の一つは中間部でのヴォーカルのシャウトである。ライヴではやっぱりブルースのシャウトは物凄い。
中でも一番凄いと思うシャウトは『EDDIE'S ARCHIVE』に収録のハマースミスでの音源である。明らかに凄い。誰が聞いても凄いと思うだろう。ドンヨリと垂れ込めたような黒く厚い雲でさえ突き破って行きそうなこの時のシャウトは、ブルースが若い時、いかに凄いヴォーカリストであったかを物語るものである(勿論今も凄いけどね)。
とにかく、この曲、いや、この時期のブルースのライヴでの歌唱を是非皆さんに聴いて頂きたいです。そりゃもう椅子から転げ落ちますよ!。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son - Moonchild ★★ (2005-01-09 19:00:40)

コンセプト・アルバムだけに一曲目であるこの曲でのブルースの歌唱は、それまでの歌い方と違い、かなり語り口調になっているのが分かります。
中間部での曲展開も秀逸で、疾走感もあってよろし!。
こういう曲を聴くと、やっぱメタルっていいな~と思ってしまいます。


JEFF BECK - Cosa Nostra Beck-ola - Girl from Mill Valley (2005-01-09 00:49:29)

しずか~なインストです。ゆっくり空中を浮遊するような感覚がいいですね。ギターはほとんどナシといっても良いですが、絶妙なタイミングで挟み込まれる「ウキャ!」が際立っています(笑)。


JEFF BECK - Cosa Nostra Beck-ola - All Shook up ★★ (2005-01-09 00:44:03)

ロッド・スチュワートがこんな歌を聴かせてくれていたなんて!。しかもこの時代でこのヘヴィさは尋常じゃないですね。
かなり基本に忠実なブルーズ・ロックですが、各プレイヤーの熱気が伝わるような演奏がとても心地よいです。


PFM - PER UN AMICO - IL BANCHETTO ★★ (2005-01-09 00:29:54)

「晩餐会の三人の客」 歌と演奏:PFM
王の晩餐会に呼ばれた詩人、暗殺者、ローマ教皇の三人が、王宮の外の哀れな民を見て、なぜ人間は皆同じように幸せになれないのだろうと嘆き悲しむ歌です。
序盤の華やかな雰囲気から一転、憂鬱なジャズっぽい展開を見せます。特別派手な演奏はありませんが、歌メロがとても耳に残ります。


FOREIGNER - Mr. Moonlight - White Lie (2005-01-07 22:41:50)

ハードポップの典型のような楽曲。
爽快感抜群。良い曲だね。


IRON MAIDEN - The History of Iron Maiden, Part 1: The Early Days ★★ (2005-01-07 21:11:00)

偉大なるアイアン・メイデンの歴史を辿る、今後数年掛かって完成されるファン垂涎の映像集の第1弾。デヴュー前から『頭脳改革』までの時期を捉えています。
このDVD、内容はインタヴュー、貴重映像、ビデオクリップ、ディスコ(フィルモ)グラフィー、そして目玉のライヴ映像などから構成されています。インタヴューは現在のメンバーはもちろん、創成期のメンバーまでもが登場していてビックリしました。『魔力の刻印』のDVDと多少重なるところもありますが、沢山の裏話が語られていてファンにはとても貴重です。
そしてこの作品のメインとなるライヴ映像は本当にどれも涙もの!!!。ディアノ時代のレインボー・シアターでのライヴも素晴らしかったですが、やっぱりブルース加入後のハマースミス・オデオンのライヴはちびる程素晴らしいです!。「モルグ街の殺人」のイントロが終わってメンバーがステージに飛び出して来る所!。すげぇすげぇ!、何ちゅーカッコよさや!!!。あり得んぞ!!!。この頃のメイデンはこんなにカッコよかったんですね!。素晴らし過ぎます。そしてこの時点で新曲(笑)の「審判の日」で失神!。このテイクは『ROCK IN RIO』を完全に越えてます!。恐ろしいほどカッコいい!。必見!!!。
実は僕は『EDDIE'S ARCHIVE』でこの音源を聴いて既に悶絶していた者なんですが、映像が加わると更に凄いことが分かりました。ブルースはアルバムでの歌唱より遥かに素晴らしく、既にカリスマ性が体中から大いに感じられます。そしてこの頃のメイデンの独特のスピード感を支えるクライヴのドラムが凄まじいです。この人のドラムを見て、ニコはクライヴには敵わないと確信しました(ニコ・ファンの方すいません)。音、安定性、叩きっぷり、全てに於いてクライヴに惚れてしまいました。「吸血鬼伝説」での超高速ハイハットも見れたしね!。
ジャケもカッコいいし、今後これが何年かに渡って続いていくと思うと楽しみでしょうがない!。東芝さんの不良品事件も許しちゃいそう(笑)。
とにかく、この時期波に乗って最高潮にいるバンドの凄さを実感しました。あ~メイデンが好きで良かった!!!。ありがとう!。


EMERSON, LAKE & PALMER - Tarkus - Tarkus ★★★ (2005-01-07 20:35:00)

言わずと知れた超名曲!!!。20分間、聴き手を飽きさせない展開の連続です。
内ジャケのタルカス戦車の戦いの絵を見ながら聴くと、効果倍増です。タルカス君、大砲撃ちまくってます(笑)。なんかちゃっちい絵なんですが、憎めない味があって良いですね。
「悪の経典#9」と一緒に語られることの多い曲ですが、僕はどちらも甲乙付けることは出来ません。どっちも本当に物凄い曲ですから。


PFM - PHOTOS OF GHOSTS - MR.9 'TILL 5 ★★ (2005-01-06 23:57:27)

ははは、もう凄すぎて何が何だかわかんねぇ!!!。
次に何が来るのか全く予想できない展開、突然の演奏ストップ、極めつけの日本昔ばなし!(笑)。マジで何をどうしたらこんな展開が想像できるのでしょうか。こんな曲を作って、そして演奏しようという思考が出来るその頭の中を見てみたいです。
予定調和的な音楽に慣れている方が聞いたらびっくりするでしょうね。本当に2秒先も読めない展開ですから!。
しかし9時から5時程度の仕事ぐらいでヒィヒィ言ってるのが、なんともイタリア人らしい(笑)。残業なんてないんだろうなぁ~、イタリアには。しかもイタリアも長~いシエスタはあるし。いいなぁ。この人もなんだかんだ言いながらちゃんと5時に帰ってるもんね。羨ましい。


PFM - THE WORLD BECAME THE WORLD - IN MY FACE ON STRAIGHT ★★ (2005-01-06 23:42:46)

彼等の演奏能力の凄まじさを物語る一曲!。
このバンドのアンサンブルは本当に凄いと思う。特にフランツ・ディ・チョッチョ(可愛~い名前)のドラムは半端じゃないと思います。
中間部でのギターやエンディングのキーボードなど、聴き所満載。一曲6分半の中にこんだけ沢山の要素を詰め込む、いや詰め込むことの出来る能力に完敗ですわ。


PFM - THE WORLD BECAME THE WORLD - FOUR HOLES IN THE GROUND ★★ (2005-01-06 23:29:00)

こういうメロディってイタリア人だから出せるんだよな~、と改めて思う曲です。これは英国の人には無理でしょ!。
悪く言えば能天気で明るいメロディですが、PFMはちゃんと引き締めた演奏をしており、決して「遊び」には聞こえないところが凄いと思います。
ドラマティックな展開も見事!!!。