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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 501-600

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ギターの国から2002.遺言さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 501-600

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PROCOL HARUM - Grand Hotel ★★ (2004-10-19 08:15:00)

純粋にいい曲が並んだ名作です。
フランスのリッツ・ホテルを舞台に選んだだけあって、一曲目の「Grand Hotel」の華麗な雰囲気には圧倒されてしまいます。こんなに情景描写の上手い曲はなかなか探してもないゾ。目を閉じて曲に浸ってみると、本当に自分が豪華な5つ星ホテルの赤絨毯の上を、綺麗な女性をエスコートしながら歩いている姿が目に浮かんできます。まぁ、現実には絶対あり得ませんが(笑)。
他の曲も基本的には明るい曲で、中には全く趣の異なったものもありますが、大方は非常にコンセプトを大事にしています。「Bringing From The Bacon」は後のライヴでも披露されている曲ですが、ノリが良くて僕は非常に気に入ってます。
全編を通してゲイリー・ブルッカーの渋い歌声が満喫でき、オーケストラ・アレンジも最高です。ちゃんと前作でのエドモントン響との共演が生かされてます。
とにかくPROCOL HARUMが好きな方は必聴です!!!。
ちなみにタキシードで身を固めたメンバーの写真の中にハリー・ポッターみたいな人がいますが気にしないで下さい(笑)。


FIREHOUSE - Good Acoustics ★★ (2004-10-18 21:21:00)

「FIREHOUSEのアコースティック・アルバム?。ええんかなぁ~?。」
大学の先輩に「これはいいぞ。」と言われてこれを借りた時にそう思いました。でも家に帰って聴いてみたら先輩の言葉は嘘じゃなかったことが分かりました。まず1曲目の「You Are My Religion」の爽やかさでそんな疑いの気持ちは吹き飛びました。この曲はこの時点での新曲ですが、こんな良い曲で始まるこのアルバムは僕のお気に入りの作品です。もうHRだとかそんなの関係なしで良い曲を良い演奏で楽しむ事が出来ます。
爽快感満点なので、晴れの日にポータブルプレーヤーに入れて外に出るには最高のアルバムです。ドライヴにも最適じゃないでしょうか。
純粋にアコースティックを堪能したい方には非常にお勧めできる作品です。


SAVATAGE - Edge of Thorns - Follow Me ★★ (2004-10-18 19:03:17)

この曲はイントロの「Labyrinths」と繋げて聴くことをお勧めします。
この優しい憂い、一体どうしたらこんなに奥深く、しかし感情剥き出しな表現が出来るのでしょうか。泣きじゃくるクリスのギターソロは凄い!!!。ほんと、天才だー!!!。後半ではリフですらその感情が表れています。
↑のわたるさんがこれを一番に挙げる理由も分かります。
この曲だけなら星2つですが「Labyrinths」と一緒になれば軽く星3つを超える傑作だと思います。


SAVATAGE - Streets: A Rock Opera - Jesus Saves ★★ (2004-10-18 18:55:02)

冒頭で話をしている金をせびるホームレスのおっさん(笑)のような人は外国に行くとよく見かけますね。
そしてそのおっさんの話が終わってすぐさま切り込んでくるギターリフのカッコよさ、何なんだこれは!?。カッコ良過ぎるぞ!!!。ザクザクとした切れ味があってメロディアス。クリス・オリヴァという人がSAVATAGEに残した最高峰のギターリフではないでしょうか。
中間部ではちょっとプログレッシヴに展開しますがこの部分もいいですね~。サビではライヴではおそらく大合唱ではないでしょうか。


SAVATAGE - Edge of Thorns - Edge of Thorns ★★★ (2004-10-18 18:41:14)

この曲がこんなポイントだとは・・・(泣)。
SAVATAGEはそんなに人気がないのかなぁ?。
確かに最近は表舞台で活動してないし、どっちかと言えばTRANS-SIBERIAN ORCHESTRAの方に力が行っちゃってるのかもしれないけど、それにしてもこの時期のアルバム『GUTTAR BALLET』~『EDGE OF THORNS』はどれもマスターピースだと思う。
その中でもこの曲は「Guttar Ballet」と同等な位置で語られてもおかしくないと思うけどなぁ。クリスのテクニカルでへヴィーなギターにザックの語り部的歌唱力、そして曲展開のドラマ性はこのバンドが何たるかを如実に表していると思います。
スピードだけじゃない、精神的・思想的「ヘヴィ・メタル」を体現している数少ないバンドの最高傑作の一つです!!!。


IRON MAIDEN - Somewhere in Time - Wasted Years ★★ (2004-10-16 22:18:30)

エイドリアンのお株が一気に上がった渾身の一曲ですね。
ちょっとホロッとさせる旋律がありますね。ギターソロもメロディアスでいい!!!。
また、シングルの『OUT OF THE SILENT PLANET』に収録されているブルース&エイドリアン復帰時のライヴバージョンがめちゃくちゃカッコいいです!!!。何がカッコいいかって曲が始まる前のブルースのMC。「Do not spend your time, Milano. Worrying about those WASTED BEERS!!!」なんて言ってます。
ほんと、この人のMCって「仕掛け」やら「裏」があって面白い。


BON JOVI - Keep the Faith - Starting All Over Again ★★ (2004-10-16 19:18:54)

ボーナストラックとは思えない程キャッチーで良い曲。
僕もこのサビメロ、大好きです!!!。
しかもリッチーのソロもかなりいいじゃ~ないですか。


BON JOVI - These Days - These Days ★★★ (2004-10-16 19:07:13)

哀愁の「This Ain't A Love Song」がフェイドアウトしたと思ったらこの泣きの「These Days」のイントロ。この畳み掛け!!!。哀メロ好きには堪らんでしょう。しかもまだ後ろに「Lie To Me」が控えてますから・・・。
この曲はほんといいですよね~。これだけ沢山の方の支持を受ける理由も、やっぱり曲が良いから。一度聴いたら絶対リピートして何回も聴きたくなるはず。自分の人生に当てはめて考えることの出来る歌詞もBON JOVI節が効いていていい!!!。
これは間違いなくBON JOVIの楽曲の中でも最高傑作の一つだと思います。


BON JOVI - These Days - This Ain't a Love Song ★★★ (2004-10-16 18:55:21)

「Always」とはまた違った雰囲気のバラードで個人的に大好きな曲です。しっとりとしていて、でも情熱的。バックに流れるストリングスもしっかり雰囲気作りに貢献していますね。
しかし歌詞の意味を考えるとやはり「これはラヴ・ソングとは呼べない」ですね(笑)。


BON JOVI - Keep the Faith - Dry County ★★★ (2004-10-16 18:41:09)

僕がこの曲を初めて聴いたのは、実は『LIVE FROM LONDON』に収録されているアウトロに使われていたこの曲のギターソロ部分が最初でした。あまりにもドラマティックなギターソロで、しかも情熱的だったので感動したのです。ライヴ後の花火の映像ととてもマッチしていて印象的でした。
その後遅れて『KEEP THE FAITH』を購入しました。そして遂に曲の全てを聴いたとき、ほんと、鳥肌立ちましたよ、美しすぎて!!!。イントロの入り方からして既に綺麗ですよね。蜃気楼を思わせるような荒涼とした雰囲気が伝わってきます。
ジョンの熱唱も凄い。でもやっぱりこの曲はリッチーのソロ!!!。これに尽きる。そして感動のエンディングへ・・・。
スンバラシイ!!!
(PVもいいよ~♪)


TOTO - Fahrenheit - Don't Stop Me Now ★★ (2004-10-16 00:22:06)

いいですね~。この雰囲気!!!。
オヤGさんがこの曲を聴きながら首都高を走りたかった気持ち、分かります。出来るなら僕もやってみたい。決して農道では聴かないように!!!(笑)。
ロマンティックな一夜になるでしょうねぇ。


TOTO - Hydra - 99 ★★ (2004-10-16 00:16:48)

場末の酒場を想像させるような冷たい哀愁を持つ名バラード。
たった一人の恋人を愛し続ける強い気持ちが歌詞にも表れています。
しかし「99」って何?(笑)。


TOTO - Mindfields - Melanie ★★ (2004-10-15 23:56:31)

都会的で聴きごたえのあるバラードです。
近年では最高の出来のバラードではないでしょうか。
女性の名前の付いたTOTOの楽曲にはある意味マジックがありますね。


TOTO - Tambu - I Will Remember ★★ (2004-10-15 23:42:04)

スケールの大きなバラードですね。
ルークの渋い歌声が聴けます。
どことなしにBON JOVIの『THESE DAYS』っぽく、しっとりとした雰囲気があります。
いい!!!。


TOTO - Past to Present 1977-1990 - Love Has the Power (2004-10-15 23:10:39)

TOTOにしてはかなりR&Bやダンスホール的な感覚が味わえる一曲。
こういう楽曲をやらせてもちゃんと一流のものを作り上げるのが凄い。
バイロン氏のヴォーカルもこういう曲には合っていると思います。


TOTO - XX (1977-1997) - Goin' Home ★★ (2004-10-15 22:42:53)

軽快で非常にポップな曲です。
メロディーもとてもキャッチーで聴いてるととてもウキウキします。車で聴くにはもってこいのドライヴィング・チューンですね♪。


SAVATAGE - Handful of Rain - Chance ★★★ (2004-10-15 00:47:07)

「ドラマティック」という言葉が最も似合うSAVATAGE屈指の名曲ではないでしょうか。
ザックの役者っぽいパフォーマンスも恐ろしいぐらい表現力があって曲に説得力を与えています。
そして最後はザックがいっぱい♪(笑)。わーい!!!


SAVATAGE - Handful of Rain - Taunting Cobras ★★ (2004-10-15 00:38:47)

ほとんどスラッシュです(笑)。
SAVATAGEにしてはかなりヘヴィで速い曲です。
特に派手な所はありませんが、畳みかけるような曲調がイカしてますね。


SAVATAGE - Edge of Thorns - He Carves His Stone ★★ (2004-10-15 00:35:40)

前半の感じでこんなもんか、と思ってしまうと痛い目に遭いますね。
クライマックスでは疾走し、珍しくザックの超ハイトーンヴォーカルも聴けます。


SAVATAGE - Edge of Thorns - All That I Bleed ★★★ (2004-10-15 00:25:57)

これは名曲でしょう。ね?
最初はピアノ一本だんだけど、2回目のサビ後からバンドサウンドが「ザッザッザッザッ!」と切り込んでくる所からがいいですねぇ。ちゃんとクリスの飛翔するようなソロもフィーチャーされていて、とても感動的な曲です。
そしてザックの熱唱がまた、いいんです!!!(by慈英)


LANA LANE - Curious Goods - Symphony of Angels ★★★ (2004-10-15 00:19:11)

あんまりポイントは入ってないけど僕この曲大好きです!!!。
特に中間部のキーボードのあたりが最高です。
エリックのキーボードはなんだか夢見心地で僕らを天空の世界に連れて行ってくれます。ギターソロもメロディアスだし。かなり哀愁が漂ってるのもLANA LANEならではです。
いいよ~♪(笑)


TWILIGHTNING - Plague-House Puppet Show - Riot Race ★★★ (2004-10-14 23:50:09)

個人的にこのアルバムのハイライト曲です。
ミッコのキーボードがめちゃくちゃいい味出してます。
そして後半の展開がもの凄い!!!。変拍子やら幻想的なキーボードやらで、そのまま昇天しそうな感覚になります。
そして曲調にクライマックス的雰囲気があるのもいいです!!!。


EAGLES - Desperado - Desperado ★★ (2004-10-14 23:24:56)

ならず者・・・か。僕にぴったりだ(笑)。
これはいいですねぇ。
実は僕、ベスト盤もってるくせにこの曲を聞き逃してました。
それで最近またそのベスト盤聴いてたら、なんかCMで聴いたことがある曲が・・・。
えぇ!?これEAGLESだったんや!!!。
不覚でした・・・。


EAGLES - One of These Nights - One of These Nights ★★★ (2004-10-14 05:39:58)

いいですねぇ。身に染みます。
特に演出的な展開もなく、ひたすら哀愁と憂いを湛えながら進んでいく曲調が最高です。「渋い」という言葉が良く似合います。
美味しゅうございます(笑)。


BLACKMORE'S NIGHT - Fires at Midnight - All Because of You ★★★ (2004-10-13 01:20:05)

これはBLACKMORE'S NIGHTが新境地を開拓した一曲ですね。
もうバロックでもクラシカルでもない、ただの高水準なポップソングです!!!。めちゃくちゃキャッチーで一緒に歌わずにはいられません。
BLACKMORE'S NIGHTらしくないところがまた魅力的♪。


TWILIGHTNING - Plague-House Puppet Show ★★ (2004-10-12 19:55:00)

2ndアルバム登場。
ギターが前作に比べてかなり骨太になっているので、1曲目のタイトル曲を聴いた時なんだか「ちゃんと歌ってるチルボド(笑)」という感じがしました。とてもパワフルで、サビでは一緒に歌いたくなります。
そして続く「Into Treason」ではイントロから来たーっ!!!80年代色満載!!!(笑)。こういう曲調はやはりこのバンドの魅力ですよねぇ。そしてまたこのアルバムでもヘイキ・男前・ポイヒアのヴォーカルが超うまカッコいいです。シャウトなんてSKID ROWのバズに近いものがあり、また「Painting The Blue Eyes」などのバラードでは色気バリバリの甘~い歌唱を聴かせてくれます。とても魅力的なヴォーカリストだと思います。
4曲目の「Victim Of Deceit」はアップテンポのスピードチューンですが、これがディスコ調で最高です。NIGHTWISHの「Wish I Had An Angel」が好きな人には堪らないんじゃないでしょうか。後半ではそこに疾走とソロが加わって展開的に非常に魅力のある曲になってます。
その後も彼ら独特の80年代テイスト抜群の楽曲が連発されます。「Diamonds Of Mankind」はサビメロがとても魅力的ですし、「Riot Race」はとてもプログレッシヴで浮遊するような曲展開が秀逸です。そして日本盤ボーナス・トラックの「Goddess Of Fortune」も「ありがとう。」と言いたくなるほどいい曲です。
全体的に見ると前作より臭みが消えてよりマッチョな印象を受けました。色々な部分で成長が見られてとても嬉しいです。キーボードもちゃんと活躍しているし、前作同様2本のギターの絡みはこのバンドの魅力を存分に伝えています。
いいアルバムだ~!!!。


BLACKMORE'S NIGHT - Under a Violet Moon - Wind in the Willows ★★ (2004-10-12 05:50:52)

超~かわい~ぃ♪、って思いました(笑)。
この曲を聴いている間だけは、この世の嫌なことも悩み事も全て忘れてしまいますね。というか、そんなことを考えさせる余地も無いほど平和な空気が心を満たしてくれます。
「旅の途中で出会った人たちと酒を酌み交わした」という歌詞もほのぼのとしていて気持ちがいいです。
すごく楽しい雰囲気だけに、終盤で男の人が歌う「So sadly I left them~」という歌詞が妙に悲しいです。
これが国歌になったらその国は千年は安泰だ(笑)。


BLACKMORE'S NIGHT - Ghost of a Rose - Dandelion Wine ★★★ (2004-10-12 05:33:37)

こっ、これは最高のバラードですっ!!!。皆さんも聴いて下さい!!!。僕は最近まで聞き逃してました。こんな良い曲がこのアルバムの最後に収録されていたとは・・・。
「ダンデライオン」とは西洋タンポポのことだそうですが、この曲のタイトルはそのタンポポで作ったワインのことだそうです。
それにしてもこの曲、卒業式なんかでかかったら号泣ものだろうな~。なんか「お別れ」や「思い出」といった雰囲気があるんですよねぇ。
名曲だーーー!!!。


BLACKMORE'S NIGHT - Ghost of a Rose - Loreley ★★ (2004-10-12 05:24:22)

前作に収録されている「Home Again」が大好きな小生にとってはこの曲もまたツボです。
この底抜けに明るい田舎臭さ!!!。ほんと皆で歌ったら楽しいだろうな~。
そしてこの笛の音がまたいいんだ~!!!。初詣みたいだよね。


BLACKMORE'S NIGHT - Ghost of a Rose - Cartouche ★★ (2004-10-12 05:19:34)

めちゃくちゃ好きです!!!。
なんとなく東欧的な旋律がいいですねぇ。
後半の盛り上がりも凄い。


KIRORO - Kiroroのうた(1) - Best Friend ★★ (2004-10-11 02:10:15)

僕はこの曲を聴くとやっぱり「ちゅらさん」を思い出してしまいます(笑)。頭の中は国仲涼子さんの笑顔でいっぱいになってしまいます。
もちろん曲もいいさ~。by おばぁ


BLACKMORE'S NIGHT ★★ (2004-10-10 23:48:00)

B!誌に拠ると、どうやらドイツの城でDVD収録を行ったようですねぇ。
めっちゃくちゃ楽しみです!!!。
しかも変に日本やアメリカで収録してくれなくて良かった。やっぱりこのバンドのライヴは「城」だよな~。相当ロマンティックなものになってるに違いない!!!。
そしてもう一つの目玉は、リリースされたその日から、毎日好きな日に、好きな時間に、動くキャンディス姫に会えるようになるということですよねぇ。男子諸兄ならお分かりでしょう、この気持ち!!!。最高だぜ~ぃ!!!。
って、これもう変態発言やなぁ・・・(笑)。


EMERSON, LAKE & PALMER - Welcome Back My Friends ★★ (2004-10-10 21:44:00)

冒頭の「レディース・アンド・ジェントルメン~」のイントロダクションから興奮してしまいます。そして来たーっ!!!、キース・エマーソンの空襲警報!!!。「Hoedown」の始まりだー。はえーはえー(笑)。
「Jerusalem」や「Toccata」が聴けるのもいいです。
そして30分の大作が2つも!!!。とくに「Tarkus」の勢いは凄いですねぇ。
全編聴いた後はサーカスを見たような爽快感と満足で心がいっぱいになります。
ライヴの名盤の一つです。


JOURNEY - Arrival - All the Way ★★ (2004-10-10 05:20:39)

「Loved By You」が大好きな僕にとってこの曲は「Loved~」の存在を薄くしてしまうので厄介な存在なんですが、でもこの曲もいいな~!!!。
あ~、やっぱりこの曲も最高だわ。
この時点でこれだけのヴォーカルを聞かせてくれるオウジェリーは凄い!!!。


JIMI JAMISON'S SURVIVOR - Empires - Empires ★★★ (2004-10-10 05:14:46)

この曲大好きですー!!!。
めちゃくちゃロマンティックですよね。映画みたいで。
この都会的で、高層ビルから見える夜景を想像させる曲調。聴いてるだけで恋しちゃいそうな気持ちになります。しかもデュエットですからねぇ・・・。
僕にとってはかなりの名曲です!!!。


JIMI JAMISON'S SURVIVOR - Empires - I'm Always Here ★★ (2004-10-10 05:09:05)

こういう感じの曲はアメリカのドラマの主題歌には持って来いですね。爽快さが堪りません!!!。
でも聞いてて何故かあの『フルハウス』を思い出しました(笑)。ジェシーおいたんが歌いそうですね。


JIMI JAMISON'S SURVIVOR - Empires - First Day of Love ★★ (2004-10-10 05:05:24)

本家SURVIVORからは想像できないほどへヴィですが、ジミのヴォーカルはこういう曲でも光るな~と思いました。力強さの中にも、なんだか男の弱い部分が見え隠れするヴォーカルですね。
サビの爽快さは凄い!!!。


SURVIVOR - When Seconds Count - How Much Love ★★★ (2004-10-10 05:01:16)

めちゃくちゃいいよ~、この曲。
ジミ・ジェイミソンの歌がほんとに上手ですね!!!。
Bメロの爽快さと盛り上がりはハンパじゃないです。
突き抜けるような真っ青な空を想像させる名曲!!!。


HEART - Brigade - All I Wanna Do Is Make Love to You ★★★ (2004-10-10 04:40:22)

ちょっとエッチな歌詞がいいですねぇ~。
出来ればこの歌はナンシーに歌って欲しかった!!!(皆さん意味分かりますよね?笑)
まぁそんな冗談はさておき、この曲は当時のアメリカンロックの豪華さと彼女らならではの女心を歌った名曲です。
そしてちょっぴり悲しい結末が泣けます。


HEART - Heart - These Dreams ★★★ (2004-10-10 04:34:02)

こういう曲を歌わせたらナンシーの右に出るものはいませんね。
夢見るような女性のピュアな気持ちが全面に出た名曲だと思います。
夜、星を見ながら聞くと雰囲気バッチリです!!!。


PRETTY MAIDS - Sin-Decade - Please Don't Leave Me ★★★ (2004-10-10 04:27:22)

この曲が一番人気があるというのはバンド側からすると厄介なんでしょうが、いいもんはいい!!!。
何でしょう、何なんでしょう、この哀愁・・・。
最高に極上な失恋ソングだと思います。マジで(笑)。
歌詞の一つ一つが身に染みます。こんなに心に訴えかけてくる歌詞はそうそう無いゾ!!!。
もし夏のひと夏の恋に失敗してしまった方が聴いたら大声を出して泣きじゃくるんじゃないだろうか。
最高だーーー!!!。


KIRORO - 長い間~キロロの森~ - 長い間 ★★★ (2004-10-10 04:19:22)

この曲もとても可愛くて大好きです。
女の子の気持ちってこういうものなのかな~っていつも思います。そう思うと自分の周りの女の子がとても可愛く見えます。
可憐で、少女のような歌詞を聞いていると、本当にほのぼのして心が落ち着きます。
そしてメタル耳で聞くと最後のコードが予定調和から外れていて、なんだか思わせぶりな雰囲気をかもし出しているのが印象的です。
日本における元祖「癒し系」(笑)のポップス曲ではないでしょうか。


KIRORO - 長い間~キロロの森~ - 未来へ ★★★ (2004-10-10 04:07:34)

KIROROと言ったらやっぱり僕はこれですね~。
ヴォーカルの玉城さんはこの曲を、「勝手に心の中で母親が死んだと思って書いた」と言っていますが、とても雰囲気が出てますね。凄い想像力だ!!!(笑)。
しかも個人的にはこの曲、僕が高校を卒業して初めて田舎から出て行くときにラジオやテレビで流れていたので、今聞いてもその時の不安や期待が思い出されて切なくなります。
出発の日、駅まで送ってくれて、見えなくなるまで手を振ってくれたお母ちゃんの姿が今でも忘れられません。
そのやさしさを 時には嫌がり 離れた 母へ素直になれず・・・・・・・。
ぅ、ぅ、うわーん!!!(泣)。もう星5つだー!!!


BOSTON - Walk On - Livin' for You ★★★ (2004-10-10 03:56:19)

来たー!!!。名バラード!!!。
イントロからもう甘い甘いお菓子のようですね~。
とにかく聴いている間だけはとても幸せになれます!!!。
個人的「彼女と愛を語る時に聴きたいバラード番付」前頭筆頭です。


FAIR WARNING - A Decade Of Fair Warning (Complete Best) ★★ (2004-10-10 03:46:00)

ベスト盤です(笑)。
FAIR WARNINGはオリジナル・アルバムで聴くのが一番だと思いますが、手っ取り早いのでこのベストは重宝すると思います。
ベスト盤で最も問題になるのが選曲と配列ですが、僕はなかなか良い出来だともいます。初期はレーベルが違うので収録曲数が少ないですが、よくやった!と言いたいです(欲を言えばもう一曲、「Don't Give up」あたりがあったら良かったニャ~)。
「Out On The Run」で始まるところなんてFAIR WARINGのライヴを意識したものとみられちょっぴりニヤリとしてしまいますし、続けざまに名曲「Save Me」が来るのもファンの期待に十分答えくれます!!!。そしてその「Save Me」の来日記念シングルに入っていた隠れた名曲「Come On」が選ばれているのも嬉しい(よくやった!!!パチパチ!)。
もちろん人気曲の「Still I Believe」「Angels Of Heaven」「Burning Heart」「Long Gone」なども収録されています。しかしもし、もしもの話だけど、最後が「Light In The Dark」で締められていたら僕は泣いていたでしょう(笑)。僕は個人的にあの曲がFAIR WARNINGの中で一番好きな曲なので・・・。
しかしこのバンドは急に解散してしまいましたねぇ。『4』の時にライヴに行こうか迷ったんだけど、結局お金が無いという理由で行かなかったことが今となってはとても悔やまれます!!。友達に借金してでも行けばよかった!!!。


HAREM SCAREM - The Very Best of Harem Scarem ★★ (2004-10-10 03:25:00)

1st~RUBBERの『ULTRA FEEL』までをカバーしたベスト盤です。
これが出る以前には『BEST OF...』というベスト盤がありましたが、おそらく廃盤だと思います。なのでこの作品は現在のHAREM SCAREMを手っ取り早く聴ける唯一の作品です。
収録曲もとても良いですし、何より年代順に並んでいるので彼らの音楽の変遷がよ~く分かります。甘く透明感のあるメロディで日本のファンを陶酔させた初期。ポップとロックの間を真っ直ぐに突き進んだ中期。そして分かりやすいメロディーを強調しながらも方向性を模索した後期。それぞれの時代に彼らの魅力があります(ってまだ現役なんだけどね・笑)。
全部聴いてみるとやっぱいい曲多いな~と改めて実感。「Hard To Love」や「Honestly」の爽快感と美しさはこのバンドじゃないと作り出せないものだと思いますし、「Change Comes Around」「Die Off Hard」「So Blind」なんかの豪快ロックも、パンクっぽくならずにちゃんとロックの範疇にあるのがいいですねぇ~。
RUBBER時代はあまり人気がありませんが、僕は「Stuck With You」が大好きです!!!。全国にある某カジュアルショップに行くといつもこの曲が流れていました(今でも流れてるのかな~)。この曲を聴きながら服を物色するのはとても楽しくて、調子に乗って予定より多い数のTシャツを買ってしまったこともありました(笑)。
そういえば僕は一度アヒルちゃんツアー(笑!)の時に彼らのライヴを見に行ったのですが、メチャクチャ楽しかったです。ハリーが「Honestly」をピアノで弾き語る前に、当時流行っていたBACKSTEET BOYSの曲を歌ってくれたのが好印象でした。しかもライヴの後にサイン会があって僕は1stのジャケットにメンバーにサインをしてもらいました。一言二言話すことが出来ましたが、こんな僕ととても親切に笑顔で握手をしてくれたのが今でも思い出として残っています。めっちゃフレンドリーな人たちでした。


MEGADETH - The World Needs a Hero - Dread and the Fugitive Mind ★★★ (2004-10-10 02:50:57)

「俺はソーシャル・ディジーズだ!!!」
なんて言ってしまうところがムステイン節炸裂で大好きです。さすが自虐暴権王!!!。
そして先日この曲をギターで耳コピってみたら意外に簡単だったので、最近暇なときはアホみたいにこの曲を弾いてストレスを発散しています。気持ちいいんだ~(笑)。


SONATA ARCTICA - Reckoning Night ★★ (2004-10-07 20:47:00)

まずブックレットを一枚めくったページに載っている浮浪者風の人を見て大爆笑してしまいました(笑)。足元に空き缶でも置いてあれば完璧ですね、これは。
と、まぁ冗談はさておき、期待のニュー・アルバム。手放しで絶賛出来る作品ではないですねぇ。賛否両論出てもおかしくないと思います。3rdの路線を継承しつつ、飽くまで無難に作られたアルバムのような気がします。新加入のヘンリクの仕事ぶりも、ここではまだ良し悪しを判断するには十分ではないと思います。次の作品では100%の力を発揮してくれることでしょう。
楽曲としてはさすがにソナタ独特の個性がひしひしと感じられます。何をやっても彼らの「色」が出るのはさすが!!!。こういうバンドは強いですね。
オープニングの「Misplaced」はスピードに乗った、これぞ北欧!と言った感じの曲で、聴く者を自分たちの世界へ引きずり込みます。その後も「Ain't Your Fairy Tale」や「My Selene」などのソナタ節満載の楽曲が続きますが、「My Land」や「Black Sheep」などのミドルテンポよりちょっと速いぐらいの楽曲にこのバンドの魅力を感じる僕にとっては「Don't Say A Word」は個人的ハイライトです。先行シングルになるだけあってとてもキャッチーで親しみやすい楽曲です。
やたらヘヴィな「Wild Fire」は彼らの新しい面を見れてとてもよかったです。もうちょっとアイデアの練ればかなりの名曲になり得たかもしれませんが、これはこれでヨシ!!!。
総合的には良いアルバムだと思います。しかし何度も通して聴いてみると何故か以前の作品に比べてソロ部分などのインストゥルメンタル・パートが自己主張が弱くて耳に残りませんでした。これはギターやキーボードがややこもって一歩奥に下がった音作りも影響しているかもしれませんが、インスト部分も大きな魅力の一つであるバンドなのでもっと楽器陣を華やかにして欲しかったです。なんだかず~っとトニーの歌ばかり聞こえている気がします。ライヴで聴いたらまた印象は違ってくるでしょうけど・・・。
とにかくファンは必聴&満足の作品でしょう。
しかし、バンドサンクスのクレジットに錚々たる北欧HMバンドに混じって「RATT」があるのは何故だろう?。どんな関係があるんだ!?・・・気になるニャ~(笑)。


THE KNACK - Get the Knack - My Sharona ★★ (2004-10-07 02:56:47)

このリフ、恐ろしくカッコいいですね。そして超へヴィーです。
後半のギターソロもイカしてます!!!。


CHICAGO - Chicago 18 - Will You Still Love Me? ★★ (2004-10-07 02:23:04)

そうですね。コーラス、とても美しいです。
この頃のアメリカの雰囲気をいっぱいに詰め込んだ一曲です。


TOTO - The Seventh One - Stop Loving You ★★★ (2004-10-06 22:51:59)

「キャッチー」という言葉の意味を知りたいなら、この曲を聴きなさいっ!!!(笑)。
TOTOの中でも最もポップフィールドに近い曲の一つですが、決して一度聴いて終わり、又は数年後にはもう聴けないという曲ではなく、いつ聴いても新しい発見があって新鮮です。よーくよーく聴いてみると、後ろのほうでかなりコソコソと見えない小細工をしているのが判ると思います。
そしてジョセフのヴォーカルもやっぱり恐ろしく上手いですね~。この人は何を歌わせてもハンパじゃなく最高の歌を聴かせてくれます。
TOTO入門はこの曲から入ってみても良いでしょう。


BON JOVI - These Days - Lie to Me ★★★ (2004-10-04 04:18:58)

こういう感じの渋さ満点のBON JOVIもいいですね~。
BON JOVIにはもう一度この路線に戻ってほしい(願)。
そういえばこの曲のPVもかなりイカしてた。
確かこのPVには「ストーリー・バージョン」「パフォーマンス・バージョン」「トップ40・バージョン」の3種類のPVが存在していました。僕の見たのは「ストーリー・バージョン」ですが、これがもう・・・。
話の内容は家出同然の若い少年と少女が、ひょんなことから道端で出会い、次第にお互いが惹かれあって、遂には二人で町を抜け出すという簡単なストーリーです。しかしその描き方がとても上手で、それと交互に現れるアットホームな雰囲気で演奏するメンバーの映像とは対照的に表現されていたのが印象的でした。
そしてそのPVの後半で再び少年と少女が出会い、道に座り込んでお互いの肩を突っつき合いをしていると、少年が間違って彼女のオッパイをギュッと握ってしまう場面があるのですが、これが・・・。当時高1のウブだった遺言少年は興奮したゾ!!!(笑)。萌えた、というやつですな。そして二人はそのまま道でS○Xに突入、という展開に僕は鼻血がブーでした。←アホ(笑)
というわけで話が変なところに行きましたが、これはとても良い曲です。とてもソフトで甘く、リッチーのギターの音がとっても渋いです。
皆さんも機会があればPVも見てみて下さい。


SYMPHONY X - The Divine Wings of Tragedy ★★ (2004-10-03 18:26:00)

SYMPHONY Xは『TWILIGHT IN OLYMPUS』→『V』→『これ』という順番に聴いて来ました。
『TWILIGHT IN OLYMPUS』を聴いた時はHMの世界に入りたての頃だったので、正直「はっ?」という感じで全く良さが分からず、すぐに売ってしまった記憶があります。確かにカッコいいとは思いましたが、メロディーの良さが分からす、複雑な構成の楽曲も、その時はただただ冗長に聴こえてしまいました。例えるなら相撲の世界に入りたての1年目の新人が、いきなり横綱と対戦させられて勝負にならない、というような状況でしょうか(きびし~)。
それから4年後ぐらいに『V』を聴きましたが、やはり年月が経つと新人だった若者も力をつけ、色々な技を覚え、ようやく幕内へ昇進し活躍できるようになりました。このアルバムのアレンジや技巧が決して意味の無いものではなく、その一つ一つが必要とされているものだと気付きました。
そしてこの『THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY』。ようやく僕の耳が彼らのやっていることに追いついた気がします。全ての曲が魅力的です。収録時間も結構長いですが、そんなことは微塵たりとも感じさせない構成や説得力、そしてドラマティック度はハンパじゃないです。確かにこのバンドの音は聴く者にかなりの音楽的経験を強いるのかもしれませんが、それが分かるようになるとどんどんその魅力に取り付かれて、思考のツボをマシンガンで滅多打ちにされるような快感を味わうことが出来ます。その中でもこの『THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY』は彼らの作品の中でも最高峰に位置する大傑作だと思います。「Of Sins And Shadows」「Out Of The Ashes」などのコンパクトな曲も、良くぞここまで詰め込んだと思わせる曲展開が楽しめますし、20分を超えるタイトル曲も文句なしに傑作でしょう。SYMPHONY Xここにアリといった面目躍如の一曲です!!!。そして・・・、そして最後の「Candlelight Fantasia」!!!。来た!。上の皆さんも仰るとおりこれは恐ろしい程美しいバラードです。死ぬときにかけて欲しいという方の気持ちもわかる気がします。マイケル・ピネーラのピアノの美しさと、地味に後ろの方で動き回るロメオのギターが素晴らしい!!!。もちろんラッセル氏のヴォーカル・パフォーマンスも極上です。
というわけで、必聴盤です。ジャケットのお姉さんも綺麗です。
因みに、あの頃売ってしまった『TWILIGHT IN OLYMPUS』も今は買い直しました(笑)。


REO SPEEDWAGON - Arch Allies: Live at Riverport ★★ (2004-10-03 00:12:00)

STYXとREO SPEEDWAGONが両ヘッドライナーで行ったライヴを収録したものです。
ディスク1にはSTYXが、ディスク2はREO SPEEDWAGONを収録。ちょっと変わった変則の作品ですが、こういう構成は本当にダブルヘッドライナーのツアーを見ているようで、とても楽しいです。内容の方も両方とも力のこもった演奏を聴かせてくれています。
両ディスクの最後の2曲は「Blue Collar Man」「Roll With The Changes」の共演バージョンが収録されていますが、これは別に両方のディスクに入れる必要はなかったんじゃないかな?。時間稼ぎのような気がしないでもない。
STYXの方は最近はライヴアルバムが沢山出ているので近況を知ることは容易でしたが、REO SPEEDWAGONの方は最近は何をしてるのか全く不明だったので、この作品はありがたいです。


STYX - Arch Allies: Live at Riverport ★★ (2004-10-03 00:11:00)

STYXとREO SPEEDWAGONが両ヘッドライナーで行ったライヴを収録したものです。
ディスク1にはSTYXが、ディスク2はREO SPEEDWAGONを収録。ちょっと変わった変則の作品ですが、こういう構成は本当にダブルヘッドライナーのツアーを見ているようで、とても楽しいです。内容の方も両方とも力のこもった演奏を聴かせてくれています。
両ディスクの最後の2曲は「Blue Collar Man」「Roll With The Changes」の共演バージョンが収録されていますが、これは別に両方のディスクに入れる必要はなかったんじゃないかな?。時間稼ぎのような気がしないでもない。
STYXの方は最近はライヴアルバムが沢山出ているので近況を知ることは容易でしたが、REO SPEEDWAGONの方は最近は何をしてるのか全く不明だったので、この作品はありがたいです。


TERRA NOVA - LIVIN' IT UP ★★ (2004-10-02 01:47:00)

これがデビュー作か!?と思うほど洗練された、TERRA NOVA至高の一品です。
最初から最後まで、この世の音という音が作り得る最高に美しいメロディーの全てを凝縮したようなアルバムです。
オープニングのタイトル曲は疾走感溢れるスピードチューン。ハードポップの雛形と言っても過言ではありません。そして「Interlude」に続く「Hey Babe」は極上の失恋ソング。同じく「Summernights」も彼女(or彼氏)と別れた直後の人が聞いたら泣き出してしまうであろう最高級のバラードです。
この「Hey Babe」と「Summernights」の2曲を聴いて何も感じない人がいたとしたら・・・もう言い切りましょう!!!・・・その人は完全に美的感覚を失っている!。そう、この2曲はこんな発言が暴言だとは思われないほどの説得力を持っているのである!!!。
その後も佳曲が満載で、一秒たりとも飽きさせない楽曲がひしめいています。
そして最後、来たー!!!。ハードポップの勇・TERRA NOVAがお届けする、最高に甘~いキラー・バラード「Love Of My Life」!!!。
愛する人へ込めた、この想い。生まれ持ったメロディーメイカー、フレッド・ヘンドリックスが力いっぱい歌います!。貴方の為、貴方だけの為に、彼はこの曲を、一生懸命に歌い上げます!!!。
・・・とにかく(笑)、メロディー好きなら聴いて損はない一枚だと思います。と言いますか、お釣りが来るほどの作品でしょう。
今聴いてもいっこうに色あせない輝きを持った楽曲のオンパレードです!!!。


JOURNEY - Raised on Radio - I'll Be Alright Without You (2004-10-01 21:51:33)

『RAISED ON RADIO』はかなりAORに傾いた作品でしたが、それでも全曲質の高いJOURNEY節が満載されていたと思います。
その中でもこの曲は大のお気に入りです。
スティーヴ・ペリーの渾身のヴォーカル・パフォーマンスが渋すぎます。しかも色気バリバリ!。むしろ色気を通り越してエロさを感じずにはいられません。


JOURNEY - Infinity - Wheel in the Sky ★★★ (2004-10-01 21:33:53)

この時代を感じさせる哀愁!!!。ほんと・・・堪らん!!!。
この曲もなんだか秋の木枯らしを想像させます。
夜の裏道を、コートの襟を立てて、タバコを吹かしながら歩いてゆく男のロマンスみたいなものが感じられます。
ライヴの常連であり、いつまで経っても色褪せない初期JOURNEY屈指の名曲だと思います。


JOURNEY - Evolution - Lovin', Touchin', Squeezin' ★★ (2004-10-01 21:25:54)

ほーーー!!!。この曲がこんなにポイント少ないとは・・・(泣)。
これはスティーヴ・ペリー会心の作品だと思います。
ライヴではお客さんは大合唱だし、それ以前にペリー船長の歌いっぷりが渋すぎます。
『ESCAPE』以降の透明感のあるJOURNEYも好きですが、このグレッル・ローリーがいた時期のJOURNEYも、土臭さが全開で大好きです。
この時期のJOURNEYの真髄は、ライヴ盤『CAPTURED』にここぞとばかりに封じ込まれているので、是非!!!。


MEGADETH - Peace Sells... But Who's Buying? - Wake Up Dead ★★★ (2004-10-01 01:22:28)

恐ろしいほど複雑なリフが、畳み掛けるように展開していく初期MEGADETHの傑作!!!。そしてその一つ一つのリフも、一度出て来るだけで繰り返しはなく、一度切れたらもう2度と出てこないという、リフの宝庫のような一曲です。そんじょそこらの凡百バンドが一生かかっても書けないようなリフの連発!!!。凄い!!!。
こんなに凄い曲を書くムステイン大佐には恐怖心さえ覚えてしまいます。
しかし、たかが起こされたぐらいで人を殺そうとするダイアナという女性の方がもっと怖い。(笑)


FOCUS - Hamburger Concerto ★★ (2004-09-30 00:01:00)

'74年発表の5作目です。
1曲目の「リュートとリコーダーの為の小品(音楽の歓び)」は題名どおり、笛とギター1本で奏でられる前奏曲みたいなものです。続く「Harem Scarem」は乗りの良いジャムのような一曲。ヤン・アッカーマンのギターが心地よいです。「ストラスブルグの鐘」はタイス・ヴァン・レアが子供の頃に見たストラスブルグという街の教会の鐘を思い出して書いたもの。途中、カーン、カーンという音色が聞こえます。
そして大作、そして表題曲の「Hamburger Concerto」はそれまでの大作とは異なり、明るい雰囲気で、決して即興的な演奏ではなく、作りこまれた交響曲のような作品です。こういうのをやらせてもやっぱりFOCUS節が出てるのはさすが!!!。
『MOVING WAVES』や『FOCUS 3』と並んで、このアルバムもFOCUSの傑作と言っても良いでしょう。全盛期最後の名盤です。


EDGUY - Mandrake - Fallen Angels ★★★ (2004-09-29 22:30:15)

EDGUYの曲の中ではこの曲が一番好きです。
駆け抜ける疾走感、突き抜けるような華やかさ。
いや~・・・堪らん!!!
しかも超個人的なんですが、この曲を聴くと昔旅行したカナダのトロントの町並みが目の前に思い浮かびます。その旅行中この曲ばかり聴いていたので・・・。
晴れの秋のトロントの爽やかさと、この曲の爽快感が見事にマッチして、僕の中ではかなり印象的にリンクしてしまったのでしょう。


TOTO - Kingdom of Desire ★★ (2004-09-26 22:09:00)

かなりルークの趣味が出たアルバムです。まず1曲目のギターの音からして前作とは違いすぎますね。やたらヘヴィ。ヴォーカルも殆どルークです。
楽曲的にも土臭いというか、甘さがかなり抑えられています。今までコーヒーに砂糖はスプーン一杯だったのに、急にブラックで飲んだような感覚がこのアルバムにはあります。しかしバラードではやっぱり彼ら独特の都会派メロディーは健在で、「2 Hearts」「The Other Side」ではやっぱりこれだよ!、と膝を叩いてしまいます。特に「The Other Side」は突然変異のかと思うほど砂糖タップリ!!!。この曲だけは3杯ぐらい入ってるな(笑)。
全部聴いてみるとやっぱりハードな曲に魅力がありませんね。しかもこの内容で一曲一曲が長く、全収録時間が70分近いとなると聴いてて疲れます。「Don't Chain My Heart」はいい曲ですが、他の曲もこのぐらいの長さにするか、または何曲か削っていれば冗長な印象は受けなかった気がします。


TOTO - Turn Back ★★ (2004-09-26 21:53:00)

前作『HYDRA』で深めの音楽を追及した彼らが、このアルバムでは正統派のポップ・ロックに焦点を当てています。ルークのギターがギンギンに唸り、ジェフのドラムスはとにかくタイトな演奏をしていると思います。
一般的には地味なアルバムとされているようですが、じっくり聴いてみるとやっぱり曲自体は良いですし、演奏のうまさが嫌が応にも窺えます。もう少し全体的に柔らかな音に仕上げたらもっとヒットしたような気がします。
殆どの曲が豪快なアメリカンロックである中で、「I Think I Could Stand You Forever」と「If It's The Last Night」は綺麗なバラードです。特に後者は中間部のギターソロが美しい曲です。
ライヴでの定番の「Gift With A Golden Gun」や「Goodbye Elenore」も収録されていますのでTOTOが好きな方は一聴をお勧めします。


TOTO - Hydra ★★ (2004-09-26 21:42:00)

ジャケットの雰囲気が見事に音に表れていると思います。
バカテク集団がその技術を、派手に見せるのではなく、あくまでポップという範疇で存分に発揮した力作だと思います。
特にトップのタイトル曲はそれが顕著で、7分半の中にちょくちょくテクを見せながらしかしとても自然に聞こえるという、殆ど神の域に達っしている代表曲です。「St. George And The Dragon」も日本でヒットしただけあってメロディアスで、そしてヒロイックな感覚に溢れています。そして続く「99」と「Lorraine」は悲しくも美しいバラードです。とても都会的で、聞いているだけで失恋した後に一人酒場にて焼け酒を喰らっている気持ちにさせてくれます(笑)。「All Us Boys」は一転楽しいロックンロール。そして「White Sister」はルークのギターが全面に押し出されたTOT流HMです!!!。
華やかさでは1stや4thには劣りますが、美しさや憂いといった面ではこの作品に軍配が上がります。玄人向けの細やかなアレンジが隠れているのもニクイ。


SONATA ARCTICA - Ecliptica ★★ (2004-09-26 07:17:00)

このアルバムがソナタの中では一番好きです。なぜなら「My Land」が収録されているから!!!。この曲だけでもう十分!!!。←ごめん、嘘。他の曲も好きです(笑)
このアルバムが発売された時はかなり衝撃でした。B!でもかなりの高得点をたたき出し、HMシンジケートでも、新人バンドにも関わらず曲がバンバンかかってました。酒井さんも広瀬さんも大絶賛していた気がします。
そして個人的な話ですが、日本での発売直前に僕はスペインに旅行していたんですが、バルセロナのレコード屋でSTRATOVARIUSのライヴの告知ポスターに、前座としてRHAPSODYと一緒にこのバンドの名前があったのにはビックリしました。「SONATA ARCTICAってそんなに凄いバンドなのか!?」と・・・。で、日本に帰って聴いてみたらやっぱり凄かった。そりゃSTRATOVARIUSと一緒にツアーするよな~、って納得しました。でも最初はSTRATOVARIUSの二番煎じに聴こえたのも事実です。しかし聴き込んでみるとこっちの方が遥かにメロディーもアレンジも楽曲の幅も、何から何まで優れていると思いました。歌詞もユニークだったし、何よりトニー・カッコのヴォーカルが気に入りました。
その後の2ndはちょっとポップになったし、3rdはちょっと方向性を模索していて良い曲が書けなかったような気がします。だからやっぱりこの何とも言えない冷たさと哀愁を湛えた1stが大好きなんです。そんなアルバムの中でも「My Land」は神々しく光り輝いています。
ボーナストラックの「Mary-Lou」もかなり好きです。メタルでこんな歌詞を見たのは初めてでした(笑)。


RENAISSANCE - In the Land of the Rising Sun: Live in Japan 2001 ★★ (2004-09-26 06:34:00)

正式なアルバム名は『LIVE IN JAPAN 2001-IN THE LAND OF THE RISING SUN』です。
文字通り、2001年に発表されたライヴ盤です。
再結成アルバム『TUSCANY』を発表し、そして満を持しての初来日公演を捉えた物です(その前には'91年にアニー・ハズラムのソロとしての来日はありましたが、ルネッサンスとしてはこれが初です)。
ショウはあの『燃ゆる灰』収録の「Carpet Of The Sun」で幕を開けます。70年代の全盛期のライヴに比べると、さすがにアニーのクリスタル・ヴォイスもやや色あせたかなと思いますが、でもこうしてアニーが歌ってくれているだけで大満足でしょう。ギターには「あの」天才マイケル・ダンフォードもいて、頼もしい限りです。
その後「Midas Man」「Northern Lights」「Mother Russia」「Trip To The Fair」などの過去の名曲、そして新作やアニーのソロ作品からの曲も含め13曲が本編で演奏されます。多少選曲に不満もありますが、とにかくその輝かしい、いや、神々しい天空の音色のような演奏を聞いているだけで、僕の魂は宙に彷徨い出します。恐ろしく神聖で、且つ触れれば壊れしまいそうなほど繊細な音世界が目の前に広がります。特にアニーのソロから「Moonlight Shadow」を演奏してくれたのはとても嬉しいです。
そしてアンコールではあの超名曲「Ashes Are Burning」が!!!。あぁ・・、なんと素晴らしい。儚くも情熱的、憂えども希望。ほんとに、なんて人間に勇気を与える曲なんでしょうか。恐怖感を覚えるほど光彩陸離としていて、僕みたいな若輩者がこの曲を語ることが恐れ多く思ってしまう旋律の嵐です。本当にこの曲はいつ何時聞いても、この世の物とは思えない大傑作です。
総合的にカーネギー・ホールでのライヴと比べると選曲にもアルバム自体の勢いも違いますが、ここでのライヴの円熟したルネッサンスも、依然としてそのカリスマ性は失ってはいないですし、むしろ深みが増したような気がします。
この作品を聞くのは他のオリジナルアルバムを聴いてからの方が良いと思いますが、その後なら十分楽しめる内容だと思います。


IRON MAIDEN - Powerslave - The Duellists (2004-09-25 02:26:17)

いい曲だ!!!・・・(笑)。


IRON MAIDEN - A Real Dead One ★★ (2004-09-25 02:06:00)

初期の曲中心のライヴ音源ですが、貴重なのは「Prowler」「Transylvania」「Remember Tomorrow」「Where Eagles Dare」だけでしょう。
他の曲は『LIVE AT DONINGTON』を聴いたほうが良いです。音質も臨場感もドニントンの勝ち。
でも「Where Eagles Dare」はスピード感が増していていい。


IRON MAIDEN - Piece of Mind ★★ (2004-09-25 01:48:00)

一曲目の「Where Eagles Dare」はニコのドラムから始まる激しい曲ですが、僕はあまり好きではありません。しかもよく解説には「ニコの加入によりドラムの激しさが増してタイトになった」なんてよく書いてありますが、僕はクライヴ・バーの方がもっと荒々しく、且つきちんと叩いていた気がします。でもこのワンバスに拘るニコのドラムがあったからこそ後期のドラマティック&メロウ路線が成功したと思います。
「イカルスの飛翔」はアメリカでもヒットしたという人気曲。昔ギリシャのイカロスは、蝋でかためた鳥の羽、両手に持って、飛び立った~・・・なんていう歌を小学生の時に歌いましたが、正にあの世界観です。
「邪悪の予言者」も最後まで一気に疾走するカッコいい曲。最近では若手のEDGUYがこの曲を、殆どパクリに近い形で真似した曲を作っています。メイデンの影響力は凄いんだな~と思います。
そして「明日なき戦い」はおそらくこのアルバムの中で一番有名な曲でしょう。ライヴでは必ずステージにバックドロップとして、あの破れた英国旗を持つエディーが現われます。僕はこのエディーの絵がアルバムジャケットになってもよかったんじゃないかな~なんて思いますが、どうなんでしょう。同じく英国旗を振るブルースもカッコいいですね。
最後の「惑星征服」も聴き応え十分です。
なんだかんだ言ってもいいアルバムです。
しかし『頭脳改革』というのはこれまた凄い邦題つけやがったなぁ・・・。


IRON MAIDEN - Powerslave ★★ (2004-09-25 01:14:00)

最初と最後の2曲づつが人気があって、中間の4曲はあまり評価されていませんが、僕は『FEAR OF THE DARK』後半の捨て曲の連発に比べれば全く問題ないと思います。「誇り高き決闘」なんてかなりいい曲じゃないか!!!(現時点で2ポイントですが・・・)。
特に「撃墜王の孤独」は名曲中の名曲!!!。ライヴではやったりやらなかったりです。一度生で聴きたいな~。しかもこのアルバム通り、一曲目で。更にチャーチルの演説が付いていたら文句なしの悶絶でしょう。「悪夢の最終兵器」もライヴではよく演奏される名曲。ノリがいいから本当にライヴでは盛り上がります。このリフが聴こえてきただけで皆大喜びだもんね。
そして極めつけはトリを務める大作「暗黒の航海」。これは恐ろしいほどの一大叙事詩。メイデン風幻想交響詩と言ってもいいかもしれません。とにかく臨場感タップリで、語りも挟み、暗闇の嵐の中を悪魔に呪われながら漕ぎ続ける乗り合い船の苦難が見事に描き出されています。しかも歌詞を追っていくと自分も物語の中の登場人物になったような気がしてくるのだから凄い!!!。メイデンの大作ここに極まれり。ライヴ盤『LIVE AFTER DEATH』に収録のこの曲も見事ですが、僕はこのオリジナルの方が好きです。この曲だけは観客の声は入って欲しくない!!!。
そしてもっと素晴らしいのがこのジャケット!!!。人間一人の大きさを考えるとこのエディはもの凄くデカイ。裏ジャケもリンクしていて、見ているだけで楽しめます。
人気があるのはそれだけの理由があってこそ。聴けばその理由がわかります。


IRON MAIDEN - Live at Donington ★★ (2004-09-24 22:05:00)

ブルースが脱退する前のドニントンでのライヴです。
音は『A REAL LIVE DEAD ONE』よりは良いですが、それでもちょっとこもり気味です。しかしその臨場感は『A REAL LIVE DEAD ONE』の比ではありません。セットリストも殆ど同じなのでこっちを聴いたほうが良いと思います。
そして現時点では入手が困難かもしれませんがビデオ映像の方ももの凄いです。むしろ映像で見た方が何百倍もの興奮を味わえると思います。人、人、人。ヨーロッパ中のメタルファンが一同に集まり大合唱するこのドニントンは、その日世界で一番幸せな場所だったに違いありません(笑)。DVD再発してくれないかな~。しかし、このブルースの風貌ははっきり言って、汚らしいです(笑)。物乞いっぽくて・・・。
「Heaven Can Wait」のギターソロ明けで、ブルースが気を付けの姿勢で歌うところはいつも笑えます。指先までピシーッとズボンの線に沿ってます!!!(笑)。


IRON MAIDEN - Seventh Son of a Seventh Son ★★ (2004-09-24 21:40:00)

全8曲、全ての楽曲がハイレベルな傑作です。これを最高傑作に上げる方も少なくありません。
前作同様、全編にわたってシンセ・ギターが導入されていますが、それもこのコンセプト・アルバムの雰囲気作りに一役買っています。
アコギとブルースのヴォーカルで意外にも静かに始まる「Moonchild」は、今までのアルバムのオープニングとは違い、物語を語るような切り口で聴く者を引き込みます。やけにポップな「Can I Play With Madness」も実はしっかりメイデンの要素が組み込まれていて、やっぱりどんな曲をやってもメイデン印になってしまうことを確認するにはもってこいの一曲です。
そして「The Evil That Men Do」はメイデン屈指の大傑作!!!。中期メイデンはこの曲を生み出しました。後に「Fear Of The Dark」という名曲も作り出しますが、この曲の完成度はそれをも上回ると思います。とにかく終始哀愁を湛えて疾走していく様は圧巻!!!。ライヴでも常連の最高峰の一曲です。
また、忘れてはならないのがラストを飾る「Only The Good Die Young」。これもメランコリックに疾走する曲ですが、その憂いたるや「The Evil That Men Do」に匹敵すると思います。ライヴであまり演奏されない(というか皆無?)為、影の薄い存在に甘んじていますが、メイデンの曲の中でも、いつか生で聴きたい曲の内の一つです。絶対盛り上がるよな~・・・。
というわけでこれは中期の傑作です。
しかしこのアルバムで実験し過ぎたと思ったのか、次のアルバムでは非常に生々しい路線の音になります。それまで持っていたダイナミックなHMは一時休止されます。


IRON MAIDEN - The Number of the Beast ★★ (2004-09-24 21:13:00)

ほとんど全曲が人気曲または名曲である上に、アルバムの流れも完璧な3rdアルバム。まだ初期の荒々しさも残っているし、後に開花するドラマティックな楽曲構成も取り込まれています。一般的にも名盤とされていますが、僕も全く文句はありません。とにかく質の高い、そしてメイデンのメイデンたる要素がいっぱいに詰まった傑作です。
楽曲的にはトップの「侵略者」で掴みは完璧ですし、「吸血鬼伝説」などのメロウ路線や、「魔力の刻印」や「誇り高き戦い」などの疾走する曲も危険な空気いっぱいです。そして、アルバムの殿である「審判の日」!!!。これは超名曲。ライヴでも必ず演奏される大作です。
とにかくHMを語る時には避けては通れないアルバムです。
そしてもしお金に余裕があるならば、『EDDIE'S ARCHIVE』に収録されている'82年の「READING FESTIVAL」と「ハマースミス・オデオン」でのライヴを聴いて頂きたいです。アルバムよりも荒々しく、特にブルースのヴォーカルはさすがに若いだけあってもの凄いことになってます!!!。現在のブルースではちょっとキツイであろう超高音シャウトがバシバシ決まります!!!。この頃からブルースのMCは群を抜いてカッコいいし、何より演奏の勢いに圧倒されます。


TOTO - Toto IV ★★ (2004-09-23 23:32:00)

さすがに売れに売れたアルバムだけにいい曲も沢山あります。
彼ら特有のAOR風味と豪華な産業ロックの空気が混ざり合った作品です。しかし、これがハードロックかというと、ちょっと違う。STEELY DANをもっと大衆的にしたというか、とにかく都会派の大人向け。TOTOのハードロック路線は次作から始まる。
「Rosanna」と「Africa」は特に人気も高く完成度の高い作品だと思います。でも個人的には「Africa」はライヴで聴いた方が綺麗に聴こえます。「I Won't Hold You Back」は名バラード。ライヴでは大合唱です。「It's A Feeling」なんかはもろにSTEELY DANだな~。「Afraid Of Love」はルークが歌う、彼のHR趣味が出た一曲です。
全曲聴いてみると意外に、良い曲とそうでもない曲がはっきりしているので、アルバムの整合感には欠けます。でも最初の曲と最後の曲があればそれでいいのかもしれません。


IRON MAIDEN - No Prayer for the Dying ★★ (2004-09-23 20:29:00)

メイデンの作品の中ではあまり人気の無いアルバムですね。評価もいまいち・・・。
とは言っても死にたくなる程の捨て曲があるわけでもありません。捨て曲なら次作『FEAR OF THE DARK』の方が多い気がします。結論はこれっ!というアルバムの顔になるような人気曲または名曲が存在しないこと。そして全体的な楽曲の完成度も高くないということでしょうか。
まず掴みの「Tailgunner」が弱い。だからといってこの代わりになるようなパンチのある楽曲を探しても見当たらない。やっぱり「Tailgunner」が妥当なんだろうが弱いな~。
でもそれから最後までは比較的いい曲が続きます。タイトル曲もなかなかだし、「悪魔か?神か?」もキャッチーでいい。英国でのヒット曲「Bring Your Daughter...To The Slaughter」もライヴ栄えする曲だし、ラストの「Mother Russia」も情景描写の妙が見て取れます。
でもやっぱり他の作品と比べると楽曲もジャケットも地味な感じは否めません。
ブルースの歌唱もこの頃になると意外に雑さが目立ってきてます。
しかし全体的な楽曲のレベルはそこそこあるので一聴をお勧めします。


IRON MAIDEN - Fear of the Dark ★★ (2004-09-23 20:08:00)

いい曲と駄曲があまりにもはっきりしているため、評判の悪い前作よりも更に焦点が定まっていない感のあるアルバムですが、タイトル曲などの掛け値なしの名曲も存在します。
初っ端の「Be Quick Or Be Dead」から6曲目の「Wasting Love」までは完璧です。しかしここからだ、ここからの中盤がいけない!!!。あまり捨て曲を書かないメイデンですが、「終わりなき逃亡」から「Weekend Warrior」までは、はっきり言いましょう、面白くないです。「Judas Be My Guide」は多少救われる気がしますが、取り立てて言う程の曲でもないと思います。でもこの駄曲連発を乗り越えれば感動のタイトル曲が待っているから、苦しくても乗り切ろう(笑)。
良い曲は非常に良いです。「Afreid To Shoot Strangers」は壮大なメロディーが駆け巡るとても感動的な曲ですし、終始暗さと哀愁を湛えて突き進む「Childhood's End」も、目立たないですが良い曲です。前述のタイトル曲も素晴らしいですが、ライヴ・バージョンに慣れた耳にはちょっと物足りない感じもします。『ROCK IN RIO』でのこの曲のもの凄い演奏を聴けばそれも納得でしょう。
このアルバムは前作『NO PRAYER FOR THE DYING』の延長線上の作品ですが、名曲とされる曲が多いだけに前作より評価は良いようです。でももう一度両アルバムを聴きなおしてみると甲乙つけがたいですね。全体の楽曲が一定レベルな前作、個々の楽曲の完成度の差が激しいこのアルバムか。・・・でも両方良いことには変わりないです。
そしてこのアルバムはニコのドラムの音がいいですね~。理想のスネアの音です。


THE POLICE - Live! ★★ (2004-09-23 02:04:00)

僕もベストアルバムを買うならこっちを買った方が良いと思います。
だってオリジナルと全然違うんだもん!!!。スピードが。音圧もこっちの方が図太い。「孤独のメッセージ」なんてぶっち切りですもんね。選曲的にも文句なしです。ただ、ディスク1とディスク2では収録したライヴ年代が違うので、多少両ディスクで選曲がダブります。しかし!、演奏の日時が違えば演奏も違うのがポリスのライヴ。1979年の方は非常にハチャメチャに荒々しく、逆に1983年はアンサンブルを大切にしながらも一音一音を大切にしている感じがします。
ポリスのオリジナルを聞いていまいちピンと来なかった方はこっちを聞いてみてください。全く印象が違いますよ。


EMERSON, LAKE & PALMER - Tarkus ★★ (2004-09-23 00:13:00)

とにかくタイトル曲の「Tarkus」が凄い。ある意味変態です・・・良い意味で(笑)。
後半の小佳曲連発もいいですね。
バッハをアレンジした「The Only Way」なんかもかなり幻想的で大好きです。
最後の「Are You Ready Eddy?」は本当にバカ(笑)。メンバーの楽しそうな顔が目に浮かびます。キースはこの曲を絶対適当に弾いている!!!。でもその適当がハンパじゃない。
とにかくタイトル曲の20分だけで元は取れるでしょう。
『恐怖の頭脳改革』と照らし合わせても甲乙つけがたい名盤だと思います。
ジャケットも本気なのか冗談なのか分からないところが・・・カッコいい!!!。


EUROPE - Rock the Night: The Very Best of Europe ★★ (2004-09-22 19:28:00)

本日CD屋で貯まったポイントを目いっぱいに使って購入しました。(笑)
改めてこうしてヨーロッパを聴いてみて、いい曲多いな~と再確認しました。「The Final Countdown」なんてベタですがやっぱりいい曲なんですよね~。
ライヴや未発表などの貴重音源も収録されている点でもポイント高いですし、全曲音が良くなっていて、そういう意味でも楽しめました。ただしブックレットはちゃちいです。しかし日本初回盤には写真集が付いていて◎。往年のイケメン集団の美顔が拝めます。特にジョン・ノーラムの真っ赤なほっぺはまる子みたいで超かわいー!!!。イアン・ホーグランドも良く見るとABBAのアグネタみたいで綺麗な顔立ちだな~と思います。
未発表のアウトテイクである「Here Comes The Night」は『New Jersey』時代のBON JOVIを思わせるいい曲です。
名曲「Seven Doors Hotel」はシングルのB面バージョンですが、オリジナルに慣れた耳をお持ちの方はハッとするでしょう。多少テンポが遅めでギターソロもジョーイの歌メロもかなり違います。しかもサビの前で「Singin'!!」なんていう言葉も入ることから、おそらくライヴ用のバージョンなのでしょう。僕はやっぱりスピード感のあるオリジナルの方が好きですが、こっちも一聴の価値はアリだと思います。
日本盤のみ「Ninja」と「On The Loose」のライヴが追加されていますが、「Ninja」の前にジョーイが、にんじゃー!!!と叫ぶのはかなり笑えます。
しかしこうして全部聴いてみるとジョン・ノーラム時代とキー・マルセロ時代の音は全然違いますね~。まるで違うバンドのようにも聴こえます。でも初期のあのクラシカルな透明感は現在の北欧メタルの雛形になったのは間違いない事実ですし、後期のアメリカン路線も歌のうまいジョーイが歌えば何でも絵になると思いました。
というわけでいい曲いっぱいのベスト・アルバムです。
2枚組みで2600円というのも非常に有難いです。←ポイント使って殆どタダで買った奴が言うな!!!(笑)。


SINERGY - To Hell and Back - Midnight Madness ★★ (2004-09-22 00:56:44)

このアルバムの中ではこの曲が一番好きです。
あまりにも正統派過ぎて、かな~り普通に聴こえてしまうかもしれませんが、リフはカッコいいしソロもかなりテクニカル。
メタルの基本に忠実に沿って作りました、という感覚の一曲。


LANA LANE - Garden of the Moon - Under the Olive Tree ★★★ (2004-09-22 00:48:32)

はぁ・・・何ていい曲なんでしょうか。
もうイントロから来てますね。お伽の世界に迷い込んだかのような錯覚さえ感じてしまいます。本当にオリーブの木の下に吹き付ける秋風の叙情を感じます。
かと思えば初冬の都会の風景が似合うような曲でもあります。
サビの歌詞が毎回違うのもいい!!!。
これは万人が認める名曲だと思います。


HEART - Rock the House Live! ★★ (2004-09-22 00:34:00)

'90年はマサチューセッツで行われたライヴ録音盤です。
収録曲はやはり『BRIGADE』からの曲が多いですが、「How Can I Refuse」「Love Alive」「Barracuda」などの古めの曲も聴けます。また、この頃HEARTはバラードバンドと言われていたのがアンは嫌だったらしく、このライヴ盤ではロック色の強い楽曲が多く収録されています。
収録曲中一番カッコいいと思ったのは「If Looks Could Kill」で、これが速い速いっ!!!。オリジナルのミドルテンポが完全にスピードチューンに変わっています。そしてアンのヴォーカルもオリジナルを尊重することなくアドリブの連発で、これがカッコいい!!!。
そして締めはやっぱり「Barracuda」。この曲はいつ聴いても鼻血ブーですね。一瞬演奏がストップしてアンが「ば~らくーだっ!!!」というところでいつも、悪女の誘惑の矢に打たれた気がします(笑)。なんかキャバクラの女の子的感覚がこの曲にはありますね。キャバクラ・・・バラクーダ、そういえば語感も似てるっ(笑)。
現在は恐らくこのアルバムは廃盤だと思いますが、ファンは一聴の価値はあると思います。


HEART - Brigade ★★ (2004-09-22 00:12:00)

上の方々も仰るとおり、捨て曲が一つも無い傑作です。
産業ロックの透明感と分かりやすさ、アメリカンロックのエンターテイメント性、そして彼女らの70年代英ロックへの憧れをちょっとだけ含ませた、壮大で可憐な音に酔いしれます。
いきなり「Wild Child」の豪快なハード・ロックで聴く者を惹きつけ、続けざまにヒット曲「All I Wanna Do Is Make Love To You」でたたみ込んで、駄目押しに超甘甘バラード「Secret」でトドメを刺します!!!。もうこの3曲だけで元は取れます(笑)。
続く「Tall, Dark Handsome Stranger」「I Didn't Want To Need You」はBON JOVIのような軽快爽快な曲。しかしクオリティは依然として高し。
そして個人的には「Fall From Grace」~「Stranded」の4曲も聴きものです。特に「Stranded」の星空の中をゆりかごに揺られながら浮遊するような夢見心地の感覚は堪りません。
そして12曲目の「I Want Your World To Turn」の哀愁!!!。このナンシーのヴォーカル!!!。この切ない歌声!!!。「There's The Girl」でもそうでしたが、彼女の声は本当に魅力的です。特に派手なところもないこの曲ですが、終始憂いを漂わせながら悲哀的な歌詞を歌い上げる美声と相まって、僕の中ではかなりランクの高い曲です。
全体的なレベルから言えば3部作の中でも一番高いと思います。
いいメロディーがいっぱい詰まった、これぞアメリカン・ロックの魅力的一枚。


EMERSON, LAKE & PALMER - Live at the Royal Albert Hall ★★ (2004-09-21 23:49:00)

何より音が良いので、過去の名曲が蘇った感じがします。
全体的にゆっくりめの演奏も貫禄と余裕が感じられて、より豪華やエンターテイメント性を重視している印象があります。グレッグ・レイクのヴォーカルもイカしたジェントルマンのようで微笑ましいです。「Still...You Turn Me On」~「Lucky Man」なんて本当に渋すぎ!!!。
勢いという点ではさすがに『WELCOME BACK』時の若さには勝てないと思いますが、それだけにここでは深みのある楽曲がチョイスされているのが好印象です。


IRON MAIDEN - Killers ★★ (2004-09-21 01:00:00)

もし僕が誰かに「メイデンのアルバムの中で一番好きなアルバムはどれ?」と尋ねられたら、「3日待ってくれ!」と言って家に帰り、全アルバムをもう一度聴き返した後に「KILLERS。」と答えると思います。
はぁ・・・何なんでしょう。特に凄い曲はないんですよね、このアルバム。でもアルバムを全体を通してうねるような勢いがあるんです。AEROSMITHで言えば『闇夜のヘビイ・ロック』『ロックス』に当たるでしょうか。とにかく、その勢いが止まらない。
まだメイデンが若々しく、ハチャメチャで、スティーヴも大作を書き始める前で、毒々しさが漂っています。そして過激な胡散臭さ。
ジャケも最高ですよね。正に危険な不気味さが出てます。エディーの佇まいも「人を殺すところ」ではなく、「人を殺した直後」というのがいいですね。後方では今宵も娼婦シャーロットが見知らぬ男にその汚い体をあずける様子も窺えます。
メイデンには曲単位で言うと好きな曲は他のアルバムに沢山存在するのですが、アルバム一枚の統一感、コンセプト、個人的思い入れから判断すると、やっぱりこれだにゃ~。


ANGRA - Reaching Horizons - Don't Despair (2004-09-20 00:37:14)

デビュー前のデモ音源集『REACHING HORIZONS』に収録されていて、その後1stに収録されなかった唯一の曲です。
これがなかなかいい!!!。
正統派のHMですが、マトス先生のヴォーカルが凄いです。凄すぎます!!!。
何故これが1stに入らなかったのか不思議です。少なくとも「Streets Of Tomorrow」よりは良いと思いますけど・・・。
因みにこのアルバムには「Wuthering Heights」のスピード・バージョンなどアレンジ違いの興味深い楽曲が沢山収録されていました。「Make Believe」「Angels Cry」も収録されていますが、これは「Lisbon」のシングルに入っていたのと同じです。


ANGRA - Live Acoustic at Fnac ★★ (2004-09-20 00:09:00)

1998年発表の来日記念盤。フランスのFnacで録音された3曲入りミニ・アルバムです。
「Fnac」というのはヨーロッパの大都市によくある百貨店のような大型店の名前で、日本で言えば東急ハンズみたいなものでしょうか。これはおそらくその店内にあるレコードショップで開催されたイベントの録音だと思います。
3曲というのは「Angels Cry」「Chega de Saudade」「Never Understand」のアコースティック・バージョンです。よくANGRAがプロモーション来日でアコースティックで演奏することがありますが、要はアレです。
しかし、これが素晴らしい!!!。ほんとに。
司会の人がアングラの登場を促した後、メンバーが登場。マトス先生が挨拶します。「僕はフランス語はうまく話せません」と流暢にフランス語で言ってるように聴こえます(汗)。そして「Angels Cry」が始まります。エレクトリック・ギターとは完全に色の違うアレンジで、全く異なった楽曲のように聴こえます。先生は歌わないときにはピアニカ(!?)を演奏し、絶妙のアドリブを決めます!!!。曲の後半はほとんどフォークダンスになってます(笑)。
「Chega de Saudade」はナラ・レオンの名曲ですが、ほとんど原曲そのままのアレンジで演奏します。ボサ・ノヴァ・ギターの音色が新鮮で、改めて彼らがブラジル出身であることを再確認してしまいます。そしてここでの先生の歌唱は絶品!!!。うまいっ!!!。
「Never Understand」でもやはり先生の歌のうまさが際立ちます。エドゥではこういう風には歌えないだろうな~・・・。
この作品はANGRAというバンドの違った一面を垣間見れる素晴らしい作品です。
ANGRAはこうして裸にしても素晴らしい演奏が出来るということ証明した一枚でしょう。とにかく、先生の歌唱力が素晴らしいので皆さんも見つけたらGETしてみて下さい。
一聴をお勧めします。


ACCESS - Delicate Planet - 夢を見たいから (West Side mix) ★★★ (2004-09-19 17:36:33)

確か「平成教育委員会」のエンディング・テーマだった気がする。ACCESS唯一の日本語題名の名曲です。
Bメロのメロディーは彼らの楽曲の中でも最高峰のメロディーだと思います。


ACCESS - AcessⅡ - Naked Desire ★★★ (2004-09-19 17:33:07)

爽快なメロディーが全編にわたって繰り広げられる一曲。
夏の海を想起させる歌詞も気持ちいいです。
サビの高揚感はACCESSの楽曲の中でも随一。
中間部のクラシカルなキーボードソロも聴きどころ。


STYX - Return to Paradise - Dear John ★★★ (2004-09-19 08:08:24)

ほんとに、涙なしでは聴けません。
ライヴの後に収録されているというのもミソ。
3分の短い楽曲ですが、美しすぎるメロディーがいっぱいに詰まっています。是非聴いてください。


PROCOL HARUM - Shine on Brightly ★★ (2004-09-19 00:54:00)

あの『青い影』にも劣っていない、むしろあれより優れていると思われる彼らのセカンドアルバムです。
とにかく全ての曲でゲイリー・ブルッカー節全開で、気軽に聞いていても楽しめるし、聞き込んでみても新しい発見があってよい。「Quite Rightly So」「Shine On Brightly」「月の光」は名曲だと思います。
そして!!!・・・そして、最後の「In Held 'Twas In I」は17分半の大作。これが凄いんだ~。確かにこれだけで元が取れると思いますよ。


IRON MAIDEN - Somewhere in Time - The Loneliness of the Long Distance Runner ★★ (2004-09-18 15:32:11)

イギリス、ノッティンガム生まれの作家、アラン・リシトーが1959年に発表した『The Lonliness Of A Long Distance Runner』(邦題・長距離走者の孤独)という短編集に収められている表題作が元。新潮文庫より。
この短編を読んでみましたが、メイデンの曲もだいたい小説の内容を尊重している様です。話はクロスカントリー競技会で優勝目前にしながらも走るのを止め、感化院長などの期待に見事に反抗を示した非行少年スミスの話です。
社会が築いたさまざまな規制への反発と、偽善的な権威者に対するアナーキーな憤りを、青春の生命の躍動感と照らし合わせて描き出した傑作です。
このような社会を風刺したような作風は作者自身の貧しい生い立ちが大いに影響していると僕は思います。彼の作品の中に出てくる主人公はその社会に対する憤りを、現在の階級からの脱却や既成の体制の破壊をもって晴らすのではなく、法律と道徳が創り上げた境界ギリギリの線を危うく歩き続け、最後には完全なる不道徳行為に全生命を掛けることで巨大な権威にぶつけています。
メイデンの曲の中ではその権力にプロテストするような歌詞は出てきませんが、少なからずこうして走ることへの疑問やその意味への問いかけを表現しているように思われます。
ただ、一人孤独に走る続けるランナーの強靭さ溢れる躍動感はメイデンも小説もとてもうまく表現出来ていると思います。
少なくとも『モルグ街の殺人事件』よりは原本に忠実だと思いました。


MEGADETH - Killing Is My Business... and Business Is Good! ★★ (2004-09-18 13:09:00)

「デイヴ・ムステイン、悪魔に魂を売る」の巻!!!。
ジャケットから何から全てが狂気に包まれてます。
その世の中を敵に回したような音からは廃墟となった町をライフルをぶっ放しながら走り回る、機械化した大量殺戮マシーンを想像させます。危険すぎてFBIもお手上げで、ただその惨劇を見守るしかありません。殺しが奴の仕事なのですから。
ヘッドホンで聴く方は十分注意してください。銃弾の如きリフの嵐で我が耳を吹き飛ばされます(笑)。
以前のCDでは音が非常に悪く聴いてられませんでしたが、現行のリマスターでは音質が格段にアップしているので安心して聴けます。「These Boots」が新たに加えられたのも嬉しいですね。「Mechanix」はあの天敵メタリカの「The Four Horsemen」のスピードUPバージョンとなっています。個人的にはメガデスの方が好きよ。
以後の名作群と並べても一点の遜色も無いデビューアルバムです!!!。


MEGADETH - Rude Awakening ★★ (2004-09-18 05:47:00)

正にメガデス・ベスト選曲で送るライヴアルバム!!!。ベスト盤『CAPITOL PUNISHMENT』を買うならこっちを買った方がいいです。しかも出来たら映像で。CDもDVDも演奏曲目は一緒です。
解説にも書いてあるのですが、意外にショウは淡々と、MCも少なめに進んでいきます。しかし演奏にはかなりのテンションがあって、素人でもその技術の高さが伺えると思います。この時点で新加入のアル・ピトレリ氏のギターも違和感なく名曲の数々を奏でていきます。前任者マーティーのソロを強調しつつも、チョコチョコっと職人臭さを入り混ぜるのはさすが。
しかし、やはり深深と、怱々と、始まりから表情一つ変えずに演奏するメンバーがなにやら不気味に思えてきます・・・
しかし!!!、ショウの終盤、「Sweating Billets」あたりから遂にデイヴ・ムステインがその化けの皮を剥がし始めます!!!。恐ろしや・・・!!!。どこにも当てつけることの出来ない怒りと狂気が彼の全身から漂い始めます。マスクを取ったその下には完全に悪に魂を売った機械人間の陰が見え隠れします。
いや~、いいですね~。風情があって(笑)。ムステイン氏はこうじゃなくっちゃ!!!。
そしてスタジオ版よりも何倍も速いレッド・ゾーンぶっちぎりの「Holy Wars」でテロ・メタル集団(笑)の大量殺人ショウは大団円を迎えます。わーい!。パチパチ!!!。
楽曲的には「She-Wolf」などのアレンジもライヴならではのもので楽しめますし、「A Tout Le Monde」の観客のミナサンサヨナラ合唱も臨場感抜群。「Hangar 18」のソロの掛け合いも手に汗握ること間違いなしですし、「狂乱のシンフォニー」は完全にライヴ仕様です。しかし・・・「Peace Sells」はやけにト~ロトロ~(笑)。
というわけで鼻血ブー間違いなしの超ド級のライヴアルバムです。
さあ、みなさん、狂気の牙に背中を掻きむしられて下さい。
明日の朝にはあなたはステレオの前で死体となって発見されるでしょう・・・


TOTO - Isolation ★★ (2004-09-18 00:59:00)

「いいッ!!!」と膝を叩きたくなる傑作。2回半、叩きましょう!。
ファーギーのヴォーカルもこの時期のTOTOの音楽性に非常にマッチしていると思います。時代を反映するようなダンサブルな楽曲が並びます。しかも何故か全曲エキゾチックな感覚で溢れています。「Angel Don't Cry」は名曲とされていますが、個人的にはそこまでの曲ではないと思います。それが名曲なら「Endless」と「Isolation」は超名曲になってしまいます(笑)。特に「Endless」の中華風アレンジは個人的にツボにはまりまくりです。すっごい奥まで届いてます。←すいません(笑)。
「Carmen」「Stranger In Town」「Holyanna」も純粋にいい曲です。
「深み」という点では多少他のアルバムに比べると劣るかもしれませんが、メロディー面から言えば一級品です。
お勧め!!!。


TOTO - Toto ★★ (2004-09-18 00:34:00)

メンバーにグラサンではなく「めがね」君がいるだけでニヤッとしていまいます。
よく勉強しすぎて目が悪くなってしまったという少年は沢山いますが、この人たちは既に日が暮れているのにも気づかず、暗い部屋の中で目を細めて楽譜を見続けたため目が悪くなった、という感じですね。
そんな超人セッションマンが集まったTOTOのデビューアルバムです。
現在でもライヴで演奏される曲がちらほらあります。それにしてもこの彼ら独特の都会派感覚はとても好きです。そして何よりセクシーですから。「セクシーッ!!!」って大声で言いたくなります。
「子供の凱歌」「Georgy Porgy」「Hold The Line」は彼らの代表曲であり傑作と言ってもよいと思います。地味だけど終曲「Angela」も個人的には泣かせ曲として高品質だと思います。僕はなんだかんだ言ってもTOTOの音楽の源はペイチ氏だと思っているので、キーボード主体で作られている曲はとてもいいものが揃っていると思います。
TOTOを全く知らない方がもしこれを聞いたなら、どうなんでしょう・・・評価は半々かな~。好きな人は好き、そうでない人は一回聴いて終わりになるかもしれません。『Ⅳ』の方が多少これよりは大衆的で、こっちは玄人狙いな感覚があるので現代耳には馴染まない可能性があるかもしれません。
それなら先に『ISOLATION』『FAHRENHEIT』『THE SEVENTH ONE』など中期の完全AOR路線の馴染みやすいアルバムで耳慣らしをしてから時代を遡って来た方が良いかもしれません。


NIGHTWISH - Once - Dead Gardens (2004-09-14 20:00:01)

NIGHTWISHにしてはかなりシンプルな曲です。殆どが同じリフですから。
次の曲が同系統の「Romanticide」というのもこの曲の印象を弱くしている気がする。だってあっちが強烈すぎるもん!!!。


MEGADETH - Risk - Breadline ★★ (2004-09-14 19:49:08)

最近この曲が結構いい曲だということに気がついた!!!。
上の方の仰るとおり、ジャンルやメガデスであること(笑)などを忘れて聴いてみたら、とても魅力的であることが分かる。
さらに最近『RISK』がとても良いアルバムだということも分かってきた!!!。


ACCESS - Live Ones ★★ (2004-09-14 19:12:00)

'93年から'94年のツアー音源を集めたライヴアルバムです。
オープニングの「Naked Desire」からとにかくカッコいい!!!。スタジオ盤よりもギターの音も多く聴けるし、ドラムもちゃんと叩いている様子なので臨場感抜群。貴水さんのコーラスは被せてあるけど、生声はスタジオ版以上にパワフルに歌えているような気がします。
やっぱりこの人の声はいつ聴いてもいい声してるな~と思います。男でも惚れるというのでしょうか。しかもルックスもいいからな~。(恋)
3部作も順番に収録されていますし、「夢を見たいから」「Moonshine Dance」などの代表曲も押さえてあって、正にベスト選曲。
『LIVE ZEROS』と合わせればaccessの醍醐味を味わえると思います。